JP2024013065A - 電気接続箱、及び、電気接続箱とバッテリとの取付構造 - Google Patents

電気接続箱、及び、電気接続箱とバッテリとの取付構造 Download PDF

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Abstract

Figure 2024013065000001
【課題】設置に要するスペースを小さくすることが可能な電気接続箱、及び、電気接続箱とバッテリとの取付構造を提供すること。
【解決手段】電気接続箱1は、電子部品14を収容可能なハウジング10と、ハウジング10の内部に保持され且つ電子部品14に電気的に接続される内部バスバ20と、内部バスバ20に通電可能に固定され且つハウジング10から外部に延びる外部バスバ30と、を備える。外部バスバ30は、取付対象2へ外部バスバ30を通電可能に固定するための固定部位34を有する。内部バスバ20及び外部バスバ30は、板状の形状を有し、内部バスバ20の板厚よりも、外部バスバ30の板厚が厚い。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気接続箱、及び、電気接続箱とバッテリとの取付構造に関する。
従来から、自動車にワイヤハーネス(即ち、電気接続箱やサブハーネス等)を配索するにあたり、自動車の車体フレーム等に電気接続箱が固定される場合がある。例えば、従来の電気接続箱の一つでは、電気接続箱の外壁から延出するように固定用のアーム部が設けられ、このアーム部と車体フレームとがボルトで締結されるようになっている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2022-014260号公報
ところで、上述したような電気接続箱をバッテリに電気的に接続する際、一般に、バッテリの極柱に取り付けられたバッテリ端子と、電気接続箱に内蔵されたバスバと、が端子付き電線で接続される。ところが、電気接続箱の配置によっては(例えば、電気接続箱とバッテリとが近接配置される場合には)、バッテリ端子から延びる電線を、電気接続箱のバスバに向けて屈曲させながらバスバに接続することになる。特に、大電流に対応した太い電線を用いる場合、電線を小さな曲率半径で屈曲させることが難しいため、電線を長くして大きな曲率半径で屈曲させることになる。換言すると、このように長い電線を取り回すためのスペースを、バッテリや電気接続箱の周辺に確保する必要がある。一方、バッテリや電気接続箱の設置に要するスペースは、一般に、出来る限り小さいことが望ましい。
本発明の目的の一つは、設置に要するスペースを小さくすることが可能な電気接続箱、及び、電気接続箱とバッテリとの取付構造を提供することにある。
前述した目的を発揮するために、本発明に係る電気接続箱、及び、電気接続箱とバッテリとの取付構造は、下記を特徴としている。
電子部品を収容可能なハウジングと、前記ハウジングの内部に保持され且つ前記電子部品に電気的に接続される内部バスバと、前記内部バスバに通電可能に固定され且つ前記ハウジングから外部に延びる外部バスバと、を備える電気接続箱であって、
前記外部バスバは、
当該電気接続箱を取り付けることになる取付対象に設けられる端子部へ当該外部バスバを通電可能に固定するための固定部位を有し、前記取付対象に取り付けられた当該電気接続箱の重量を当該外部バスバ及び前記端子部によって支えるように構成される、
電気接続箱であること。
電気接続箱をバッテリに取り付けるための取付構造であって、
前記電気接続箱は、
電子部品を収容可能なハウジングと、前記ハウジングの内部に保持され且つ前記電子部品に電気的に接続される内部バスバと、前記内部バスバに通電可能に固定され且つ前記ハウジングから外部に延びる外部バスバと、を有し、
前記バッテリは、柱状の端子部を有し、
前記外部バスバは、前記端子部を挿通可能な貫通孔を有し、
前記端子部を前記貫通孔に挿通させて前記端子部と前記外部バスバとを締結することにより、前記端子部へ前記外部バスバを通電可能に固定し、且つ、前記バッテリに取り付けられた前記電気接続箱の重量を前記外部バスバ及び前記端子部によって支える、
電気接続箱とバッテリとの取付構造であること。
本発明に係る電気接続箱、及び、電気接続箱とバッテリとの取付構造によれば、ハウジングの内部に保持され且つ電子部品に電気的に接続される内部バスバと、ハウジングから外部に延びる外部バスバと、が通電可能に固定される。更に、外部バスバが、取付対象(例えば、バッテリ)に設けられる端子部(例えば、バッテリ端子)へ外部バスバを通電可能に固定するための固定部位(例えば、貫通孔)を有する。そのため、電気接続箱の外部バスバを、取付対象の端子部に直接的に固定し且つ導通接続させることができる。よって、上述した従来の例のような、導通接続のための電線が不要となる。更に、外部バスバが、端子部から電気接続箱への通電の働きに加え、取付対象に取り付けられた電気接続箱の重量を支える働きも兼ねることになるため、上述した従来の電気接続箱が有するような固定アームの数を減らす又は固定アームを無くすことができる。なお、外部バスバは、単独で電気接続箱の重量を支えても良いし、ハウジングに設けられた他の固定アーム等と協働して電気接続箱の重量を支えてもよい。これらにより、電気接続箱の設置に要するスペースを小さくすることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。 図2は、図1に示す電気接続箱の分解斜視図である。 図3は、図2に示すハウジング本体の内部に保持されている内部バスバに外部バスバを締結固定する際の手順を説明するための斜視図である。 図4は、内部バスバに外部バスバが締結固定された状態における、図3のA-A断面に相当する断面図である。 図5は、図1に示す電気接続箱から延びる外部バスバとバッテリの極柱に設けられたバッテリ端子とが締結固定されることで、電気接続箱がバッテリと近接配置されてバッテリに固定された状態を示す側面図である。 図6は、変形例に係る電気接続箱の図1に対応する図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、図1に示す本発明の実施形態に係る電気接続箱1について説明する。電気接続箱1は、典型的には、車両に搭載され、リレー等の電子部品を収容するリレーボックスである。
図1及び図2に示すように、電気接続箱1のハウジング10は、ハウジング本体11と、ハウジング本体11の下面を覆うようにハウジング本体11に組み付けられる下部ハウジングカバー12と、ハウジング本体11の側面を覆うようにハウジング本体11に組み付けられる上部ハウジングカバー13と、で構成される。ハウジング10を構成する上記3つの部品は全て、樹脂成形体である。
以下、説明の便宜上、図1~図6に示すように、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。電気接続箱1の車両搭載時において、「上下方向」は、車両の上下方向に対応している。
ハウジング本体11は、図2及び図3に示すように、左右方向に長い略直方体状の形状を有しており、リレーやヒューズ等を含む複数種類の電子部品14を収容している。下部ハウジングカバー12は、図2に示すように、ハウジング本体11に対応して左右方向に長い略矩形枠状の形状を有しており、下端が塞がれ上端は開口している。下部ハウジングカバー12の上端開口縁の周方向の複数箇所(本例では、5箇所)にはそれぞれ、上方に突出する係止片15が形成されている。上部ハウジングカバー13は、図2に示すように、ハウジング本体11に対応して左右方向に長い略矩形枠状の形状を有しており、上下端共に開口している。上部ハウジングカバー13の外周側面の下端部の周方向の複数箇所(本例では、5箇所)にはそれぞれ、下部ハウジングカバー12の複数の係止片15に対応して、上下に貫通する係止孔を有する被係止部16が形成されている。
ハウジング本体11の内部には、図3に示すように、内部バスバ20が保持されている。金属製の内部バスバ20は、板状の形状を有しており、ハウジング本体11の内部にてハウジング本体11に収容されている電子部品14に電気的に接続されている。内部バスバ20は、その大部分がハウジング本体11に覆われている一方で、その一部である締結部21が、前方に向けて外部に露出している。内部バスバ20の締結部21は、上下方向且つ左右方向に延びる平板状の部分である。締結部21には、前後方向(締結部21の板厚方向)に貫通する貫通孔22が形成されている。
内部バスバ20の締結部21には、図3及び図4に示すように、外部バスバ30が締結固定される。金属製の板状の外部バスバ30は、上下方向に延びる平板状の締結部31と、締結部31の上端から屈曲して前方に延びる平板状の固定部32と、を一体に有し、左右方向からみてL字状の形状を有している。締結部31には、前後方向(締結部31の板厚方向)に貫通する貫通孔33が形成され、固定部32には、上下方向(固定部32の板厚方向)に貫通する貫通孔34が形成されている。外部バスバ30の板厚は、内部バスバ20の板厚より大きい(図4参照)。
外部バスバ30は、図3から理解できるように、貫通孔33と貫通孔22とが前後方向に連通するように締結部31が内部バスバ20の締結部21の前側に重ねて配置された状態で、前側から貫通孔33及び貫通孔22にこの順に挿通された金属製のボルト41を、締結部21の後側にてハウジング本体11に保持されている金属製のナット42(図4参照)に捻じ込んで締め付けることで、内部バスバ20に締結固定される(図2参照)。即ち、内部バスバ20、外部バスバ30、及び、ハウジング本体11の一部が、ボルト41及びナット42によって共締めされている。これにより、外部バスバ30が内部バスバ20と導通接続されることで、外部バスバ30が、内部バスバ20を介して電子部品14に電気的に接続される。図2に示すように、内部バスバ20に締結固定された外部バスバ30の固定部32は、ハウジング本体11から前方へ向けて外部に延びている。
電気接続箱1の組み付けは、電子部品14が収容され且つ外部バスバ30が固定されたハウジング本体11に対して、下部ハウジングカバー12を下方からハウジング本体11の下面を覆うように組み付け、且つ、上部ハウジングカバー13を上方からハウジング本体11の外周側面を覆うように組み付け、且つ、下部ハウジングカバー12の複数の係止片15と上部ハウジングカバー13の複数の被係止部16とをそれぞれ係合させることで、完了する(図1参照)。電気接続箱1の組付完了状態では、複数の係止片15と複数の被係止部16との係合により、下部ハウジングカバー12と上部ハウジングカバー13とが上下方向に分離することが防止される。
電気接続箱1の組付完了状態では、図1に示すように、外部バスバ30の固定部32が、電気接続箱1から前方に向けて外部に延びている。このように電気接続箱1から外部に延びる外部バスバ30の固定部32は、導電性の取付対象と外部バスバ30とを導通接続するために使用される。
例えば、図5に示す例では、車両に搭載されたバッテリ2の極柱(バッテリポスト)2aに導通接続された金属製のバッテリ端子3に設けられた柱状の出力端子3aが、電気接続箱1から延びる外部バスバ30の固定部32の貫通孔34に挿通されて、金属製のナット4を用いて出力端子3aと外部バスバ30とが締結固定されている。これにより、電気接続箱1が、バッテリ2の後側に近接配置されてバッテリ2に固定されている。
このように、電気接続箱1の外部バスバ30が、バッテリ2に導通接続されたバッテリ端子3に直接的に固定され且つ導通接続されている。よって、上述した従来の例のような、導通接続のための電線が不要となる。更に、外部バスバ30が、電気接続箱1をバッテリ端子3(即ち、バッテリ2)に固定する働きも兼ねることになるため、上述した従来の電気接続箱が有するような固定アームの数を減らす又は固定アームを無くすことができる。更に、内部バスバ20の板厚よりも、外部バスバ30の板厚が厚い。これにより、外部バスバ30で電気接続箱1をバッテリ端子3(即ち、バッテリ2)に固定するにあたり、電気接続箱1や電気接続箱1に繋がる電線等の重量を、外部バスバ30が適正に支えることができる。
<作用・効果>
以上より、本実施形態に係る電気接続箱1及びその取付構造によれば、ハウジング10の内部に保持され且つ電子部品14に電気的に接続される内部バスバ20と、ハウジング10から外部に延びる外部バスバ30と、が通電可能に固定される。更に、外部バスバ30が、取付対象(例えば、バッテリ2)に設けられる端子部(例えば、バッテリ端子3)へ外部バスバ30を通電可能に固定するための固定部位(例えば、固定部32の貫通孔34)を有する。そのため、電気接続箱1の外部バスバ30を、取付対象の端子部に直接的に固定し且つ導通接続させることができる。よって、上述した従来の例のような、導通接続のための電線が不要となる。更に、外部バスバ30が、端子部3から電気接続箱1への通電の働きに加え、取付対象に取り付けられた電気接続箱1の重量を支える働きも兼ねることになるため、上述した従来の電気接続箱が有するような固定アームの数を減らす又は固定アームを無くすことができる。これらにより、電気接続箱1の設置に要するスペースを小さくすることができる。
更に、内部バスバ20及び外部バスバ30は、板状の形状を有し、内部バスバ20の板厚よりも、外部バスバ30の板厚が厚い。これにより、外部バスバ30で電気接続箱1を取付対象に固定するにあたり、電気接続箱1や電気接続箱1に繋がる電線等の重量を、外部バスバ30が適正に支えることができる。
更に、外部バスバ30は、内部バスバ20、外部バスバ30、及び、ハウジング10の一部がボルト41及びナット42によって共締めされることにより、内部バスバ20に通電可能に固定される。これにより、より強固に外部バスバ30をハウジング10に固定することがで、外部バスバ30によって電気接続箱1の重量をより適正に支えることができる。
<他の形態>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記実施形態では、外部バスバ30の固定部32が、電気接続箱1から前方に向けて外部に延びている(図1参照)。これに対し、図6に示すように、外部バスバ30の固定部32が、電気接続箱1から上方に向けて外部に延びていてもよい。これにより、図1に示す上記実施形態と比べて、バッテリ2に対する電気接続箱1の固定姿勢(固定位置及び固定向き)を異ならせることができる。
上記実施形態では、電気接続箱1が、複数の電子部品14を収容するリレーボックスであるが、電気接続箱1が、リレーボックス以外の機能を有する構造体であってもよい。
ここで、上述した本発明に係る電気接続箱、及び、電気接続箱とバッテリとの取付構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
電子部品(14)を収容可能なハウジング(10)と、前記ハウジング(10)の内部に保持され且つ前記電子部品(14)に電気的に接続される内部バスバ(20)と、前記内部バスバ(20)に通電可能に固定され且つ前記ハウジング(10)から外部に延びる外部バスバ(30)と、を備える電気接続箱(1)であって、
前記外部バスバ(30)は、
当該電気接続箱(1)を取り付けることになる取付対象(2)に設けられる端子部(3)へ当該外部バスバ(30)を通電可能に固定するための固定部位(34)を有し、前記取付対象(2)に取り付けられた当該電気接続箱(1)の重量を当該外部バスバ(30)及び前記端子部(3)によって支えるように構成される、
電気接続箱(1)。
上記[1]の構成の電気接続箱によれば、ハウジングの内部に保持され且つ電子部品に電気的に接続される内部バスバと、ハウジングから外部に延びる外部バスバと、が通電可能に固定される。更に、外部バスバが、取付対象(例えば、バッテリ)に設けられる端子部(例えば、バッテリ端子)へ外部バスバを通電可能に固定するための固定部位(例えば、貫通孔)を有する。そのため、電気接続箱の外部バスバを、取付対象の端子部に直接的に固定し且つ導通接続させることができる。よって、上述した従来の例のような、導通接続のための電線が不要となる。更に、外部バスバが、端子部から電気接続箱への通電の働きに加え、取付対象に取り付けられた電気接続箱の重量を支える働きも兼ねることになるため、上述した従来の電気接続箱が有するような固定アームの数を減らす又は固定アームを無くすことができる。なお、外部バスバは、単独で電気接続箱の重量を支えても良いし、ハウジングに設けられた他の固定アーム等と協働して電気接続箱の重量を支えてもよい。これらにより、電気接続箱の設置に要するスペースを小さくすることができる。
[2]
上記[1]に記載の電気接続箱(1)において、
前記内部バスバ(20)及び前記外部バスバ(30)は、板状の形状を有し、
前記内部バスバ(20)の板厚よりも、前記外部バスバ(30)の板厚が厚い、
電気接続箱(1)。
上記[2]の構成の電気接続箱によれば、内部バスバ及び外部バスバは、板状の形状を有し、内部バスバの板厚よりも、外部バスバの板厚が厚い。これにより、電気接続箱の重量を、外部バスバが更に適正に支えることができる。
[3]
上記[1]に記載の電気接続箱(1)において、
前記外部バスバ(30)は、
前記内部バスバ(20)、当該外部バスバ(30)、及び、前記ハウジング(10)の一部が締結部品(41,42)によって共締めされることにより、前記内部バスバ(20)に通電可能に固定される、
電気接続箱(1)。
上記[3]の構成の電気接続箱によれば、内部バスバに外部バスバを固定するとき、ハウジングの一部も共締めすることで、より強固に外部バスバをハウジングに固定することができる。よって、外部バスバによって電気接続箱の重量を更に適正に支えることができる。
[4]
電気接続箱(1)をバッテリ(2)に取り付けるための取付構造であって、
前記電気接続箱(1)は、
電子部品(14)を収容可能なハウジング(10)と、前記ハウジング(10)の内部に保持され且つ前記電子部品(14)に電気的に接続される内部バスバ(20)と、前記内部バスバ(20)に通電可能に固定され且つ前記ハウジング(10)から外部に延びる外部バスバ(30)と、を有し、
前記バッテリ(2)は、柱状の端子部(3a)を有し、
前記外部バスバ(30)は、前記端子部(3a)を挿通可能な貫通孔(34)を有し、
端子部(3a)を前記貫通孔(34)に挿通させて前記端子部(3a)と前記外部バスバ(30)とを締結することにより、前記端子部(3a)へ前記外部バスバ(30)を通電可能に固定し、且つ、前記バッテリ(2)に取り付けられた前記電気接続箱(1)の重量を前記外部バスバ(30)及び前記端子部(3a)によって支える、
電気接続箱(1)とバッテリ(2)との取付構造。
上記[4]の構成の電気接続箱とバッテリとの取付構造によれば、ハウジングの内部に保持され且つ電子部品に電気的に接続される内部バスバと、ハウジングから外部に延びる外部バスバと、が通電可能に固定される。更に、外部バスバが、バッテリに設けられる端子部(例えば、バッテリ端子)へ外部バスバを通電可能に固定するための貫通孔を有する。そのため、電気接続箱の外部バスバを、バッテリの端子部に直接的に固定し且つ導通接続させることができる。よって、上述した従来の例のような、導通接続のための電線が不要となる。更に、外部バスバが、端子部から電気接続箱への通電の働きに加え、バッテリに取り付けられた電気接続箱の重量を支える働きも兼ねることになるため、上述した従来の電気接続箱が有するような固定アームの数を減らす又は固定アームを無くすことができる。なお、外部バスバは、単独で電気接続箱の重量を支えても良いし、ハウジングに設けられた他の固定アーム等と協働して電気接続箱の重量を支えてもよい。これらにより、電気接続箱の設置に要するスペースを小さくすることができる。
1 電気接続箱
2 バッテリ(取付対象)
3 バッテリ端子(端子部)
3a 出力端子(端子部)
10 ハウジング
14 電子部品
20 内部バスバ
30 外部バスバ
34 貫通孔(固定部位)

Claims (4)

  1. 電子部品を収容可能なハウジングと、前記ハウジングの内部に保持され且つ前記電子部品に電気的に接続される内部バスバと、前記内部バスバに通電可能に固定され且つ前記ハウジングから外部に延びる外部バスバと、を備える電気接続箱であって、
    前記外部バスバは、
    当該電気接続箱を取り付けることになる取付対象に設けられる端子部へ当該外部バスバを通電可能に固定するための固定部位を有し、前記取付対象に取り付けられた当該電気接続箱の重量を当該外部バスバ及び前記端子部によって支えるように構成される、
    電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    前記内部バスバ及び前記外部バスバは、板状の形状を有し、
    前記内部バスバの板厚よりも、前記外部バスバの板厚が厚い、
    電気接続箱。
  3. 請求項1に記載の電気接続箱において、
    前記外部バスバは、
    前記内部バスバ、当該外部バスバ、及び、前記ハウジングの一部が締結部品によって共締めされることにより、前記内部バスバに通電可能に固定される、
    電気接続箱。
  4. 電気接続箱をバッテリに取り付けるための取付構造であって、
    前記電気接続箱は、
    電子部品を収容可能なハウジングと、前記ハウジングの内部に保持され且つ前記電子部品に電気的に接続される内部バスバと、前記内部バスバに通電可能に固定され且つ前記ハウジングから外部に延びる外部バスバと、を有し、
    前記バッテリは、柱状の端子部を有し、
    前記外部バスバは、前記端子部を挿通可能な貫通孔を有し、
    前記端子部を前記貫通孔に挿通させて前記端子部と前記外部バスバとを締結することにより、前記端子部へ前記外部バスバを通電可能に固定し、且つ、前記バッテリに取り付けられた前記電気接続箱の重量を前記外部バスバ及び前記端子部によって支える、
    電気接続箱とバッテリとの取付構造。
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