JP2014179373A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】素子のラッチアップ耐量を大きくしてRBSOAを広くし、かつオン電圧を小さくする。
【解決手段】p型ベース層4が半導体基板1の上面側に設けられている。n型エミッタ領域5が半導体基板1の凸部2に設けられている。p型コンタクト領域6が半導体基板1の凹部3に設けられている。ゲート電極9がn型エミッタ領域5及びp型ベース層4を貫通するゲートトレンチ7内に設けられている。ダミーゲート電極11がp型コンタクト領域6及びp型ベース層4を貫通するダミートレンチ8内に設けられている。エミッタ電極14がn型エミッタ領域5及びp型コンタクト領域6に接続されている。半導体基板1の下面側にp型コレクタ層15とコレクタ電極16が設けられている。ゲートトレンチ7とダミートレンチ8の深さ方向の長さは同じであり、ダミートレンチ8の下端部がゲートトレンチ7の下端部より下にある。
【選択図】図1

Description

本発明は、装置のラッチアップ耐量を大きくしてRBSOAを広くし、かつオン電圧を小さくすることができる半導体装置及びその製造方法に関する。
省エネの観点から、汎用インバータ・ACサーボ等の分野で三相モータの可変速制御を行なうためのパワーモジュール等に実装される半導体装置としてIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)が広く使用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−016252号公報
IGBTの主要特性であるスイッチング損失及び飽和電圧とSOA(Safe Operating Area:安全動作領域)とはトレードオフの関係にあるが、スイッチング損失及び飽和電圧が低く、SOAの広いIGBTが要求されている。
近年は、装置の小型化に伴う高電流密度(1200Vクラスにおいて150A/cm以上)での使用や150℃以上での動作の保証も要求されており、従来よりも、ますますSOAが広いIGBTが要求されている。SOAの一つであるRBSOA(Reverse Bias Safe Operating Area:逆バイアス安全動作領域)は、IGBTがオン状態で流れている主電流をオフ状態へ移行したときに遮断できる能力の高さを示す。遮断できる主電流が大きい、即ちRBSOAが広いことが望まれる。
IGBTのターンオフ動作に際して主電流をオフ状態へ移行した時に電流が遮断できずに装置が破壊に至る要因として、寄生pnpトランジスタと寄生npnで構成されるサイリスタがオンしてしまい、コレクタから流れる電流がゲート電圧とは無関係に流れ続け、ゲート電圧によってコレクタ電流が制御できなくなるラッチアップ現象がある。そして、装置が高温になると寄生npnトランジスタのpn接合部のビルトイン電圧が低下してしまうので、さらにラッチアップは発生しやすくなり、RBSOAは狭くなる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は装置のラッチアップ耐量を大きくしてRBSOAを広くし、かつオン電圧を小さくすることができる半導体装置及びその製造方法を得るものである。
本発明に係る半導体装置は、上面に凸部と凹部を有する半導体基板と、前記半導体基板の上面側に設けられたp型ベース層と、前記凸部において前記p型ベース層上に設けられたn型エミッタ領域と、前記凹部において前記p型ベース層上に設けられたp型コンタクト領域と、前記n型エミッタ領域及び前記p型ベース層を貫通するゲートトレンチと、前記p型コンタクト領域及び前記p型ベース層を貫通するダミートレンチと、前記ゲートトレンチ内に絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、前記ダミートレンチ内に絶縁膜を介して設けられたダミーゲート電極と、前記n型エミッタ領域及び前記p型コンタクト領域に接続されたエミッタ電極と、前記半導体基板の下面側に設けられたp型コレクタ層と、前記p型コレクタ層に接続されたコレクタ電極とを備え、前記ゲートトレンチと前記ダミートレンチの深さ方向の長さは同じであり、前記ダミートレンチの下端部が前記ゲートトレンチの下端部より下にあることを特徴とする。
本発明により、装置のラッチアップ耐量を大きくしてRBSOAを広くし、かつオン電圧を小さくすることができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 比較例に係る半導体装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置を示す断面図である。
本発明の実施の形態に係る半導体装置及びその製造方法について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示す断面図である。この半導体装置はnチャネルIGBTである。半導体基板1は上面に凸部2と凹部3を有し、ここではn型の単結晶シリコンからなる。p型ベース層4がn型の半導体基板1の上面側に設けられている。n型エミッタ領域5が凸部2においてp型ベース層4上に設けられている。p型コンタクト領域6が凹部3においてp型ベース層4上に設けられている。
ゲートトレンチ7がn型エミッタ領域5及びp型ベース層4を貫通する。ダミートレンチ8がp型コンタクト領域6及びp型ベース層4を貫通する。ゲート電極9がゲートトレンチ7内にゲート酸化膜10を介して設けられている。ダミーゲート電極11がダミートレンチ8内にゲート酸化膜10を介して設けられている。ゲート電極9及びダミーゲート電極11は何れもドープトポリシリコンからなる。
ゲート電極9及びダミーゲート電極11上にそれぞれ層間絶縁膜12,13が設けられている。アルミニウム(Al)等の金属膜からなるエミッタ電極14が、層間絶縁膜12,13を含む半導体基板1の上部を覆うように設けられ、n型エミッタ領域5及びp型コンタクト領域6と電気的に接続されている。
p型コレクタ層15が半導体基板1の下面側に設けられている。コレクタ電極16がp型コレクタ層15と電気的に接続されている。このコレクタ電極16は、パワーモジュール等の組み立てにおいて金属電極(リード)にハンダで接合される場合には、例えばp型コレクタ層15側からアルミニウム(Al)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、金(Au)等の金属膜による積層構造からなる。ゲートトレンチ7とダミートレンチ8の深さ方向の長さは同じであり、ダミートレンチ8の下端部がゲートトレンチ7の下端部より下にある。
型コンタクト領域6(凹部3)の上面とn型エミッタ領域5(凸部2)の上面の高さの差は0.3μm以上である。そして、p型コンタクト領域6の拡散深さは0.3〜2μm、n型エミッタ領域5の拡散深さは0.5μm以下である。従って、p型コンタクト領域6とp型ベース層4の接合部が、n型エミッタ領域5とp型ベース層4の接合部より0.1μm以上深いことになる。
型コンタクト領域6及びn型エミッタ領域5は、それぞれ不純物の表面濃度が1.0E+19/cm以上であり、エミッタ電極14とオーミック接触を形成している。ただし、p型コンタクト領域6の不純物濃度はn型エミッタ領域5より高い。ダミートレンチ8は複数並んで配置され、層間絶縁膜13がダミートレンチ8間において半導体基板1とエミッタ電極14を絶縁させる。ダミーゲート電極11はセル部の終端でエミッタ電極14に接続されている。
続いて、本実施の形態に係る半導体装置であるnチャネルIGBTの製造方法を説明する。図2〜図7は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。まず、写真製版技術及びイオン注入技術を用いて、図2に示すように、半導体基板1の上面側にp型ベース層4を選択的に形成する。次に、写真製版技術及びイオン注入技術を用いて、図3に示すように、p型ベース層4上にn型エミッタ領域5を選択的に形成する。
次に、図4に示すように、写真製版後にn型エミッタ領域5以外の領域において半導体基板1の上面をエッチングして凹部3を形成する。この際に同時に凸部2が形成されることとなる。次に、図5に示すように、写真製版技術及びイオン注入技術を用いて、凹部3においてp型ベース層4上にp型コンタクト領域6を形成する。
次に、図6に示すように、写真製版後に半導体基板1をドライエッチングすることで、n型エミッタ領域5及びp型ベース層4を貫通するゲートトレンチ7と、p型コンタクト領域6及びp型ベース層4を貫通するダミートレンチ8とを同時に形成する。次に、ゲートトレンチ7及びダミートレンチ8の内部(内壁)に熱酸化等によりゲート酸化膜10を形成し、これを介してドープドポリシリコンをCVD等で埋め込んで、それぞれゲート電極9及びダミーゲート電極11を形成する。
次に、図7に示すように、ゲート電極9及びダミーゲート電極11上にそれぞれ層間絶縁膜12,13を形成する。これらは、半導体基板1の上面にCVD等によりBPSG(Boron Phosphorus Silicon Glass)膜を層間絶縁膜として堆積し、写真製版後、このBPSG膜をエッチングすることにより形成される。その後、n型エミッタ領域5及びp型コンタクト領域6と電気的に接続されたエミッタ電極14を形成する。これらは、層間絶縁膜12,13が形成された半導体基板1の上面にスパッタ等によりアルミニウム等の金属膜を堆積し、写真製版後、この金属膜をエッチングすることにより形成される。半導体基板1の下面側にp型コレクタ層15を形成する。p型コレクタ層15に接続されたコレクタ電極16を形成する。
続いて、本実施の形態の動作及び効果を比較例と比較して説明する。図8は比較例に係る半導体装置を示す断面図である。この半導体装置は本実施の形態と同様にnチャネルIGBTである。比較例の基板上面は凹凸が無く平坦である。矢印はホール電流の経路を表している。
IGBTのオン状態では、電子電流はn型エミッタ領域5からp型ベース層4のゲートトレンチ7側壁に形成されたチャネルを抜けて裏面に流れる。裏面からのホール電流は、n型エミッタ領域5の直下のp型ベース層4を抜けてp型コンタクト領域6に流れる。
半導体基板1のn型(ドリフト)層、p型ベース層4、及びn型エミッタ領域5は寄生npnトランジスタを形成する。n型エミッタ領域5直下のp型ベース層4に流れるホール電流による電圧降下がn型エミッタ領域5とp型ベース層4とのビルトイン電圧(約0.7V)を超えると、寄生npnトランジスタがオンすることでラッチアップ動作する。ターンオフ時はIGBTのセル内部で過渡的な動作が起こることから、アンバランス動作が発生して一部のトランジスタに電流が集中する。この場合に比較例ではラッチアップ動作が発生して破壊に至りやすい。
そこで、本実施の形態では、凹部3にp型コンタクト領域6を設けてホール電流がp型ベース層4からp型コンタクト領域6まで抜ける経路を短くしている。これにより、p型ベース層4での電圧降下を小さくできるため、素子のラッチアップ耐量を大きくしてRBSOAを広くすることができる。この結果、アンバランス動作が発生して一部のセルに電流が集中してもラッチアップが発生しにくくなり、RBSOAを広くすることができる。
また、ゲートトレンチ7とダミートレンチ8の深さ方向の長さは同じであり、同時に形成することができる。そして、凸部2にゲートトレンチ7が設けられ、凹部3にダミートレンチ8が設けられているため、ダミートレンチ8の下端部がゲートトレンチ7の下端部より下にある。これにより、基板下面側からのホールが上面側に抜けにくくなって基板内部のキャリアの蓄積効果が高まるため、オン電圧を小さくすることができる。
また、本実施の形態では、p型コンタクト領域6とp型ベース層4の接合部が、n型エミッタ領域5とp型ベース層4の接合部より深い。これにより、n型エミッタ領域5の直下のp型ベース層4の抵抗を低減して、p型ベース層4での電圧降下を更に小さくできるため、更にラッチアップが発生しにくくなる。
また、本実施の形態では、p型コンタクト領域6の不純物濃度はn型エミッタ領域5より高い。従って、p型コンタクト領域6とn型エミッタ領域5が重なる領域でp型領域になるため、n型エミッタ領域5が縮小される。これにより、n型エミッタ領域5の直下のp型ベース層4の抵抗を低減して、p型ベース層4での電圧降下を更に小さくできるため、更にラッチアップが発生しにくくなる。
また、本実施の形態では、ダミートレンチ8間において半導体基板1の上面を層間絶縁膜13で覆って、半導体基板1とエミッタ電極14を層間絶縁膜13で絶縁させる。これにより、基板下面側からのホールが上面側に抜けにくくなって基板内部のキャリアの蓄積効果が高まるため、オン電圧を小さくすることができる。
また、本実施の形態では、ダミーゲート電極11をセル部の終端でエミッタ電極14に接続させている。これにより、ダミーゲート電極11の電位を安定させて、スイッチング時の発振等を抑えることができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る半導体装置を示す断面図である。コレクタ電流が定格電流を超えて飽和電流付近の高電流が流れる時はMOS部の電子電流が支配的になるため、n型エミッタ領域5にコレクタ電流の大部分が流れる。そこで、本実施の形態では、p型コンタクト領域6とエミッタ電極14との接合部をn型エミッタ領域5とエミッタ電極14との接合部から分離する層間絶縁膜17を設けている。これにより、p型コンタクト領域6の電位が上昇するため、ラッチアップを防止できる。この結果、素子のラッチアップ耐量を大きくしてRBSOAを広くすることができる。
なお、半導体基板1は、珪素によって形成されたものに限らず、珪素に比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体によって形成されたものでもよい。ワイドバンドギャップ半導体は、例えば、炭化珪素、窒化ガリウム系材料、又はダイヤモンドである。このようなワイドバンドギャップ半導体によって形成された素子は、耐電圧性や許容電流密度が高いため、小型化できる。この小型化された素子を用いることで、この素子を組み込んだ半導体モジュールも小型化できる。また、素子の耐熱性が高いため、ヒートシンクの放熱フィンを小型化でき、水冷部を空冷化できるので、半導体モジュールを更に小型化できる。また、素子の電力損失が低く高効率であるため、半導体モジュールを高効率化できる。
1 半導体基板、2 凸部、3 凹部、4 p型ベース層、5 n型エミッタ領域、6 p型コンタクト領域、7 ゲートトレンチ、8 ダミートレンチ、9 ゲート電極、10 ゲート酸化膜(絶縁膜)、13 層間絶縁膜(第1の層間絶縁膜)、14 エミッタ電極、15 p型コレクタ層、16 コレクタ電極、17 層間絶縁膜(第2の層間絶縁膜)

Claims (7)

  1. 上面に凸部と凹部を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の上面側に設けられたp型ベース層と、
    前記凸部において前記p型ベース層上に設けられたn型エミッタ領域と、
    前記凹部において前記p型ベース層上に設けられたp型コンタクト領域と、
    前記n型エミッタ領域及び前記p型ベース層を貫通するゲートトレンチと、
    前記p型コンタクト領域及び前記p型ベース層を貫通するダミートレンチと、
    前記ゲートトレンチ内に絶縁膜を介して設けられたゲート電極と、
    前記ダミートレンチ内に絶縁膜を介して設けられたダミーゲート電極と、
    前記n型エミッタ領域及び前記p型コンタクト領域に接続されたエミッタ電極と、
    前記半導体基板の下面側に設けられたp型コレクタ層と、
    前記p型コレクタ層に接続されたコレクタ電極とを備え、
    前記ゲートトレンチと前記ダミートレンチの深さ方向の長さは同じであり、前記ダミートレンチの下端部が前記ゲートトレンチの下端部より下にあることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記p型コンタクト領域と前記p型ベース層の接合部が、前記n型エミッタ領域と前記p型ベース層の接合部より深いことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記p型コンタクト領域の不純物濃度は前記n型エミッタ領域より高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 複数並んで配置された前記ダミートレンチ間において前記半導体基板と前記エミッタ電極を絶縁させる第1の層間絶縁膜を更に備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記ダミーゲート電極は前記エミッタ電極に接続されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記p型コンタクト領域と前記エミッタ電極との接合部を前記n型エミッタ領域と前記エミッタ電極との接合部から分離する第2の層間絶縁膜を更に備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の半導体装置。
  7. 半導体基板の上面側にp型ベース層を形成する工程と、
    前記p型ベース層上にn型エミッタ領域を形成する工程と、
    前記n型エミッタ領域以外の領域において前記半導体基板の上面をエッチングして凹部を形成する工程と、
    前記凹部において前記p型ベース層上にp型コンタクト領域を形成する工程と、
    前記n型エミッタ領域及び前記p型ベース層を貫通するゲートトレンチと、前記p型コンタクト領域及び前記p型ベース層を貫通するダミートレンチとを同時に形成する工程と、
    前記ゲートトレンチ内に絶縁膜を介してゲート電極を形成する工程と、
    前記ダミートレンチ内に絶縁膜を介してダミーゲート電極を形成する工程と、
    前記n型エミッタ領域及び前記p型コンタクト領域に接続されたエミッタ電極を形成する工程と、
    前記半導体基板の下面側にp型コレクタ層を形成する工程と、
    前記p型コレクタ層に接続されたコレクタ電極を形成する工程とを備え、
    前記ゲートトレンチと前記ダミートレンチの深さ方向の長さは同じであり、前記ダミートレンチの下端部が前記ゲートトレンチの下端部より下にあることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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