JP2014178673A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でシートの搬送姿勢を安定させることができる画像形成装置の提供。
【解決手段】シートPを転写ニップN1で搬送しつつシートに画像を転写する転写部22と、転写部から搬送されてくるシートを定着ニップN2で搬送しつつシートに画像を定着する定着部14と、転写部と定着部との間に配設され、シートの搬送をガイドするガイド面を有するシート搬送ガイド18と、シート搬送ガイドに配設され、シートを検知するシート検知部20と、転写ニップと前記定着ニップの両方で挟まれて搬送されるシートの搬送姿勢が所定の搬送姿勢を維持するように、シート検知部の出力に応じて転写部と定着部の少なくとも一方のシート搬送速度を制御する制御部100と、を有する画像形成装置において、シート搬送ガイドのガイド面は、転写部とシート検知部の間の領域に、最も深く窪んだ領域Hを有することを特徴とする。
【選択図】図1(a)

Description

本発明は、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、微小粉末からなる現像剤を静電的に制御吸着する電子写真技術を利用して、普通紙や樹脂コート紙等のシートに画像形成を行なえるようになっている。
具体的には、像担持体である感光ドラムや感光ベルト上の外周面(表面)に静電潜像を形成し、像担持体表面の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化する。シートは像担持体と転写部材とで形成される転写部の転写ニップで挟持搬送される。その搬送過程において、転写部材により像担持体表面のトナー画像をシート上に転写して担持させ、転写部から搬送されてくるシート先端を定着装置(定着器)の定着ニップで挟持搬送しつつシートに熱と圧力を印加してトナー画像をシート上に定着させる。
これら各工程を順次行うことによってシートに画像を形成している。
シート上に転写方式あるいは直接方式にて形成担持させた、目的の画像情報の未定着画像(トナー画像)をシート面に固着画像として加熱定着させる定着装置に関しては、熱ローラ方式(加熱ヒータローラ方式)や、フィルム方式の定着装置が実用化されている。
熱ローラ方式の定着装置は、定着ローラと加圧ローラとで定着ニップを形成し、定着ニップで未定着トナー画像を担持するシートを挟持搬送しつつ加熱してトナー画像をシート上に定着するようになっている。フィルム方式の定着装置の定着装置は、定着フィルムと加圧ローラとで定着ニップを形成し、定着ニップで未定着トナー画像を担持するシートを挟持搬送しつつ加熱してトナー画像をシート上に定着するようになっている。
上記の定着装置においては、トナー画像を加熱定着させるために所定の温度を維持するように制御される。しかしながら、定着ニップに導入(通紙)されるシートの厚みや、シートの搬送速度、複数枚シートを通紙した際のシート間隔、画像形成装置の稼働状態によって、定着装置の温度は変化する。温度変化により定着ローラ外径が変化するため、これに伴い定着ニップを通過するシートの搬送速度も変化する。
ここで、定着ニップのシート搬送速度が転写ニップのシート搬送速度よりも遅くなると、定着装置と転写部との間でシートに過大な湾曲(ループとも称する)が形成される。そして、このように過大な湾曲が形成されると、シート上の未定着トナー画像が定着装置と転写部との間に配設されているシート搬送ガイドに当接して擦れ、これにより画像不良や転写時の画像の乱れを引き起こす。
一方、定着ニップのシート搬送速度が転写ニップのシート搬送速度よりも速くなると、定着装置と転写部との間でシートが張った状態となる。そのため、シート上の画像が伸びてしまったり、シート後端が転写部を抜けた際の衝撃で未定着トナー画像の乱れを引き起こす場合もある。
そこで、上記問題を解決するための1つの方法として、特許文献1に開示されているように、転写部と定着装置の間でシートの搬送方向と直交するシート幅方向の中央にシートの湾曲量を検知する検知手段(以下湾曲センサとする)を設ける。そしてこの検知手段の出力信号に基づいて定着部や転写部のシート搬送速度制御を行うことによって、湾曲量を適正な状態に維持してシートを搬送させる方法がある。
また、上記のような画像形成装置においても解決できない課題の一つとして、シートの幅方向において湾曲量が異なる片湾曲搬送という現象がある。
シートの種類や特定の定着条件の影響によって、またシート幅方向に関するトナー画像の載り量の差、転写部の圧バランス差に伴い、シートの先端が定着ニップへ突入するタイミングに左右差が生じると、シートに片湾曲が発生する。片湾曲が発生するとシートの姿勢が乱れ、シートの幅方向中央部にのみ配置された湾曲センサでは、片湾曲の状態が正確に検知できない。そのため、湾曲量の適正な制御ができず、シートが搬送ガイドへの片側着地によって旋回搬送したり、シワの発生、湾曲解消時の衝撃によるトナー画像の飛び散り等が発生していた。
そこで、上記問題を解決するための方法として、特許文献2に開示されているように、転写部と定着装置間の搬送ガイド内でシートの幅方向に複数の湾曲センサを設ける。そして、シートに片湾曲が発生したとしても、複数の湾曲センサの内のいずれかによってシートの姿勢を検知することにより、この検知結果に応じて定着装置でのシート搬送速度を切り替えて湾曲量を制御する方法がある。
特許第4795110号明細書 特開2007−52112号公報
しかしながら、この対処方法では、センサが複数必要となりコストアップになる。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成でシートの搬送姿勢を安定させることができる画像形成装置を提供することにある。
上述の課題を解決するための本発明の構成は、シートを転写ニップで搬送しつつシートに画像を転写する転写部と、前記転写部から搬送されてくるシートを定着ニップで搬送しつつシートに画像を定着する定着部と、前記転写部と前記定着部との間に配設され、シートの搬送をガイドするガイド面を有するシート搬送ガイドと、前記シート搬送ガイドに配設され、シートを検知するシート検知部と、前記転写ニップと前記定着ニップの両方で挟まれて搬送されるシートの搬送姿勢が所定の搬送姿勢を維持するように、前記シート検知部の出力に応じて前記転写部と前記定着部の少なくとも一方のシート搬送速度を制御する制御部と、を有する画像形成装置において、前記シート搬送ガイドの前記ガイド面は、前記転写部と前記シート検知部の間の領域に、最も深く窪んだ領域を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成でシートの搬送姿勢を安定させることができる画像形成装置を提供できる。
実施例1に係る画像形成装置のシート搬送ガイドの図 実施例1に係る画像形成装置のシート搬送ガイドの図 図1に示すシート搬送ガイドの斜視図 図1に示すシート搬送ガイドの斜視図 図3中のB−B断面の概略図 図1に示すシート搬送ガイドのリブ形状の説明図 実施例2に係る画像形成装置のシート搬送ガイドを表わす図 画像形成装置の模式図 比較例のシート搬送ガイドの斜視図 比較例のシート搬送ガイドを通過するシート挙動説明図(その1) 比較例のシート搬送ガイドを通過するシート挙動説明図(その2) シートの片湾曲を説明する図 片湾曲が発生したシートとシート搬送ガイドとの接触の一例を表わす図 シートの片湾曲が助長された場合の説明図 片湾曲が発生したシートと接触しないようにしたシート搬送ガイドの図 シート搬送ガイドのガイド面の変更前後におけるシート先端挙動説明図 シート搬送ガイドのガイド面の変更前後における湾曲センサの挙動説明図 待機位置にある湾曲センサの斜視図 湾曲センサ(シート検知センサ)の構成を説明する図
以下、本発明を実施するための形態について、図を用いながら詳しく説明する。本発明の好適な実施形態は、本発明における最良の実施形態の一例ではあるものの、本発明は以下の実施例により限定されるものではなく、本発明の思想の範囲内において種々の構成を他の公知の構成に置き換えることは可能である。
[実施例1]
(1)画像形成装置例
画像形成装置は、搬送される、定型若しくは非定型の各種の普通紙、OHPシート等の記録材(以下、シートと記す)に適宜の画像形成プロセスにより画像を形成して画像形成物を出力する装置である。
図7は本実施例に係る画像形成装置の一例の正面側からの概略構成模式図である。
本実施例に示す画像形成装置は、シート搬送ガイドを有する一般的な画像形成装置であり、電子写真プロセス利用のレーサビームプリンタである。
本実施例の画像形成装置は、シート給送部Aと、画像形成部Bと、定着部14などを備えている。
画像形成部Bにおいて、8は画像形成装置の筐体を構成する画像形成装置本体(以下、装置本体と記す)Cに取り外し可能に装着されるプロセスカートリッジである。このプロセスカートリッジ8は、像担持体としてのドラム形状の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)9と、帯電器10と、現像器11、クリーナ12等を一体的にユニット化して構成されている。帯電器10は感光ドラム9を帯電するものである。現像器11は感光ドラム9上の潜像をトナーで現像するものである。クリーナ12は感光ドラム9上の残留トナーを除去し廃トナー室(不図示)に収容するものである。
感光ドラム9は矢印の方向に所定の周速度にて回転駆動される。帯電器10はこの回転する感光ドラム9の外周面(表面)を所定の極性・電位に一様に帯電する。露光装置としてのレーザスキャナユニット13からプリントすべき画像情報に対応してオン/オフ変調したレーザ光Lを出力して、上記の回転感光ドラム9の帯電処理面を主走査露光する。これにより回転感光ドラム9表面にプリントすべき画像情報に対応した静電潜像が書き込まれる。この静電潜像は現像器11によってトナーを用いてトナー画像として現像される。
一方、シート給送部Aにおいて、給紙トレイ1内のシート積載台に積載されたシートPは、給紙ローラ3の回転により最上位のシートから一枚ずつピックアップされ、搬送ローラ4、搬送コロ5によってレジスト部へと送られる。シートPはレジストローラ6とレジストコロ7からなるレジスト部で搬送方向を揃えられた後、感光ドラム9と転写ローラ2とで構成された転写部22に給送されていく。
転写部22では感光ドラム9表面と転写ローラ2の表面とで転写ニップN1が形成され、シートPは転写ニップN1で挟持搬送される。そしてそのシートPの搬送過程において転写ローラ2に印加される転写バイアスにより感光ドラム9表面のトナー画像がシートP上に転写される。トナー画像の転写を終えたシートPは、転写部22と定着部14との間に配設されたシート搬送ガイド18に概ね沿って定着部14の定着ニップN2に搬送される。
定着部14では筒状の定着ローラ(加熱回転体)30と加圧ローラ(加圧回転体)19とで定着ニップN2が形成され、転写部22から搬送されてくるシートPは定着ニップN2で挟持搬送される。そしてその搬送過程において定着ローラ30の内側に配設されているハロゲンランプ31で加熱された定着ローラ30の熱をシートPに印加してトナー画像を溶融し、定着ニップN2での圧力によりそのトナー画像はシートP上に定着される。
シートPが転写部22から定着部14に搬送されるとき、転写部と定着部との間においてシート搬送ガイド内に設けられている湾曲センサ(シート検知部)20はシートPの摺動に追従して倒れるようになっている。湾曲センサ20は、転写ニップN1と定着ニップN2によるシートPの搬送速度の差により生じるシートの湾曲状態(搬送姿勢)を検知するためのものである。
この湾曲センサ20は、図18に示すような構造となっており、フォトセンサPSと、シートが当接すると回動するフラグ部20Fを有する。フォトセンサPSは光を出射する出射部LEと受光する受光部LDを有し、出射部LEからの光が受光部LDに届く状態がセンサOFF状態(即ち後述する制御部100がシート無しを認識する状態)となっている。
フラグ部は、シートPが当接する当接部20bと、回動軸20aと、フォトセンサの受光部に光が入射するのを遮断する遮光部LBが設けられている。フラグ部は図16に示すようなバネ24でホームポジションに向って付勢されている。したがって、シートPがフラグ部20Fに突き当たる前は、フラグ部は図18(a)の姿勢(ホームポジション)を保っており、シートPが突き当たると図18(b)、図18(c)の姿勢に軸20aを中心に回動する。
シートとの接触がなくなると、図18(c)から図18(a)へとバネ24の付勢力により戻る。図18(b)及び(c)は、いずれも遮光部LBが受光部LDへの光の入射を遮っている状態であり、これらの状態がセンサONの状態(即ち制御部100がシート有りを認識している状態)である。図18(b)に示すフラグ部20Fの姿勢は、遮光部LBが光を遮断した直後の姿勢であり、センサONとなる境界の姿勢である。この姿勢から図18(c)の姿勢の間、センサはON状態となっている。
ここで、図1(a)、図1(b)を参照して、転写部22と定着部14のシート搬送速度の制御を行う制御系について説明する。フォトセンサからの出力信号はCPUとROMやRAMなどのメモリからなる搬送速度制御部(制御手段)100に取り込まれる。搬送速度制御部100はその出力信号に基づいて転写部駆動モータM1と定着部駆動モータM2の何れか一方、若しくは双方の回転速度を変化させる制御を行うことによって、転写部22と定着部14の少なくとも何れか一方のシート搬送速度を変化させる。
このようにシート搬送速度を変化させることにより、シートPが湾曲センサ20の制御点を維持するように搬送されていく。具体的には、定着部と転写部の両方に挟まれた状態のシートがセンサ20をONすると、シートが弛み過ぎの状態なので、シートの弛みを解消するように転写部22と定着部14の少なくとも何れか一方のシート搬送速度を変化させる。その後、センサ20がOFFすると、シートの弛みが少なすぎの状態なので、シートが弛むように転写部22と定着部14の少なくとも何れか一方のシート搬送速度を変化させる。このようなセンサONとOFFを繰り返す制御を行うので、図18(b)のフラグ20Fの姿勢が制御点(速度調整の境界)となる。
また、制御目標とするシートの搬送姿勢は図1(b)に示すPtargetであり、この搬送姿勢となっている時のフラグ部の姿勢が図18(b)に示す姿勢に相当する。
定着部14を通過したシートPは、中間排紙ローラ対15、排紙ローラ対16等によって装置本体C上部に設けられた排紙トレイ17に排紙される。
以上がシートPに片面印字を行う際の説明である。
シートPに両面印字を行う際は、定着部Cの記録材搬送方向下流側に設けられた搬送路切替機構(不図示)によってシートPは両面搬送路27に誘導される。そして両面搬送路27において、シートPに対しスイッチバック動作を行うことによってシートPは表裏が切り替わるように搬送され、再度レジスト部へと給紙される。
レジスト部へと給紙されたシートPはレジストローラ6とレジストコロ7により搬送方向を揃えられた後、転写部22に給送される。そして転写部22の転写ニップN1において感光ドラム9表面のトナー画像がシートPに転写された後、定着部14に給送される。そして定着部14の定着ニップN2において感光ドラム9表面のトナー画像がシートPに加熱定着される。
定着部14を通過したシートPは、中間排紙ローラ対15、排紙ローラ対16等によって装置本体C上部の排紙トレイ17に排紙される。
(2)比較例のシート搬送ガイド18の構成
ここで、シートPが転写部22を通過してから定着部14に入るまでのシートPをガイドする比較例のシート搬送ガイド18の構成を説明する。
図8は比較例のシート搬送ガイド18をシート搬送方向上流側で斜め上方から見た斜視図である。
シート搬送ガイド18は、シートPの搬送をガイドするガイド面18aを有し、このガイド面18aが転写部22から定着部14間を滑らかに繋ぐ曲面で構成されている。ガイド面18aの表面には、ガイド面18aのシート搬送方向に沿う複数のリブ28が並列に設けられ、この複数のリブ28形状によりシートP裏面との接触面が少なくなるようにしてある。
シート搬送ガイド18のシート搬送方向に対し直交する方向の中央部には、湾曲センサ(シート検知部)20が配されている。湾曲センサ20はバネ24によりガイド面18aから一定量突出させた所定の位置(ホームポジション)に待機するように設定されている。また湾曲センサ20はシートPの摺動に伴って回動可能である。
シート搬送ガイド18のシート搬送方向下流側には、シートP幅方向に渡って複数のコロ29が滑らかに回動可能に配されている。これらのコロ29は、定着部14内の入口ガイド21にシートPを滑らかに受け渡す機能を有することに加えて、シート搬送ガイド18とシートP裏面の摺擦によるリブ28の摩耗を低減させている。
次に、図9、図10を参照して、比較例のシート搬送ガイド18を通過するシートPの挙動について詳細に説明する。
図9は比較例のシート搬送ガイド18を通過するシートPの挙動を示す図である。図9において、転写部22と定着部14との間には、滑らかな曲面のガイド面18aを備えたシート搬送ガイド18と、定着ニップN2にシートPを誘いこむための入り口ガイド21が設けてある。また、シート搬送ガイド18のガイド面18a側の上方には、定着ニップN2へのシートPの搬送を規制するための搬送上ガイド23が設けてある。
図9に示すように、転写部22において転写された未定着トナー画像(不図示)を担持したシートPは、シート搬送ガイド18のガイド面18aに概ね沿って搬送される。シートPが更に搬送されると、シートPは湾曲センサ20、入口ガイド21を通過して定着ニップ19で挟持され、図10に示すような状態になる。このとき、湾曲センサ20はシートPの裏面(未定着トナー画像の担持面とは反対側の面)と接触している。そこで、搬送速度制御部100が湾曲センサの制御点を維持するように定着部14のシート搬送速度を調整し、転写ニップN1と転写ニップN2とでシートの姿勢を目標姿勢に維持しつつシートを搬送しようとする。
ところが、この際にシートPの片湾曲という現象が発生する場合がある。これは、シートPの種類や特定の定着条件の影響によって、またシートP幅方向のトナー画像の載り量の左右差、転写部22の圧バランス差に伴い、シートPの先端両角部が定着ニップN2へ突入するタイミングに左右差が生じた場合に発生する。
図11に片湾曲が発生しているシートPの状態の一例を示す。図11は図10におけるシート搬送ガイド18の上方側からのシートPの上面図である。図11ではシート先端の右側角部が先に定着ニップN2に突入した場合の状態を表わしており、シートPが斜めに捻じれるような様相を示す(片湾曲の状態)。
図12に片湾曲が発生したシートPとシート搬送ガイド18との接触の一例を示す。シートPに片湾曲が生じると、シートPの一部は、図10の状態のように本来ならばガイド面18aから浮いているはずなのに、シート搬送ガイド18のガイド面18aと接触する場合がある(図12のa部)。このときシートPと湾曲センサ20は離れてしまっている。
このような状態になると、湾曲センサ20の制御上、搬送速度制御部100は、定着部14がシートPを必要以上に引っ張っていると判断し、定着部14のシート搬送速度を遅くする。すると片湾曲の状態はさらにひどくなり、図13のようにシートPがガイド面18a上で更に屈曲し、シートPの未定着トナー画像担持面側が搬送上ガイド23と摺擦する(b部)などして画像不良が発生してしまう。図13はシートの片湾曲が助長された場合の説明図である。
このように、シートPの片湾曲が画像不良問題を起こすまでのプロセスは、
1)シートPの片湾曲部がシート搬送ガイド18のガイド面18aに接触する、
2)ガイド面18aへの接触によってシートPの姿勢が乱れ、シートPと湾曲センサ20が離れる、
3)湾曲センサ20がシートPの姿勢を誤検知し、片湾曲が一層助長される、
となっている。
図13に示すシートPはシートP幅方向の右側端部のプロファイルを示しており、実際のシートPはねじれているためシートP幅方向で一様ではない。いずれにせよ、片湾曲が発生した際のシートPとシート搬送ガイド18間との距離が最も近くなる箇所はシートPの幅方向両端部の左右いずれかであることが特徴的である。
このような片湾曲の発生は、シートPが大サイズになるほど顕著であり、画像形成装置の構成上の制約等の理由から、片湾曲の発生を防止することは困難な場合が多い。
(3)本実施例のシート搬送ガイド18の構成
そこで、本実施例では、シートPに片湾曲が発生したとしても、シートPがシート搬送ガイド18に接触しないようにした。具体的には、シートPとシート搬送ガイド18が接触してシートPと湾曲センサ20が離れることが無いように、シート搬送ガイド18のガイド面を低く設定した。
図14に片湾曲が発生したシートPと接触しないようにしたシート搬送ガイド18の図を示す。図14中には比較例の構成におけるシート搬送ガイド面18aも破線で重ねて表示させた。図14中に示される通り、片湾曲の生じたシート屈曲部(A部)は破線18aで示す比較例のガイド面よりも下側に位置するが、実線で示す変更後(本実施例)のガイド面18bには達していない。この状態では、シートPの姿勢に極度の乱れは無いため、湾曲センサ20はシートP裏面の摺動に追従している。これにより、定着部14のシート搬送速度制御は正しく行われて、片湾曲が助長されるようなことは無くなった。
以上のように、ガイド面を低くする程、片湾曲に対する許容度は大きくなるが、装置の大型化につながるため必要最小限にとどめることが好ましい。本実施例においては、ガイド面18bを、比較例のガイド面18aと比して最大箇所で5mm程度低く設定した。
一方、シート搬送ガイド18のガイド面を低くしたことにより、シート先端の搬送経路も変わってくる。図15にシート搬送ガイド18のガイド面の変更前後におけるシート先端の挙動を示す。変更前のシート先端の搬送経路が破線P1、変更後のシート先端の搬送経路が実線P2である。
図15中に示すように、転写部22を通過したシート先端の搬送経路は比較例のガイド面18aよりも下側を沿う挙動となる。このとき、シート先端は湾曲センサ20のシート搬送方向上流側の表面20bに当接する。20aは湾曲センサ20の回転支点となる支軸である。湾曲センサ20(フラグ部20F)はバネ(弾性部材)24によりシート搬送方向と対向する側に付勢されており、シートPはバネ24によるバネ力を押し返して湾曲センサ20をシート搬送方向側に回動させながら進行する。すなわち、変更前のガイド面18aと比してシートPが湾曲センサ20を通過するのに必要な力が増大することになる。
図16にシート搬送ガイド18のガイド面の変更前後における湾曲センサ20の挙動を示す。図17に待機位置にある湾曲センサ20の斜視図を示す。
図16に示すように、先行のシート後端P3が湾曲センサ20を通過したのちに、湾曲センサ20はバネ24のバネ力により待機位置(図16中、実線にて示す位置)まで戻る(図17参照)。この湾曲センサ20の戻り動作が完了する前に後続のシートP4のシート先端が湾曲センサ20の表面20bに衝突する場合があった。このような場合には後続のシートP4のシート先端に加わる衝撃は一層大きくなる。
これは、ガイド面18bを下げたことにより先行のシート後端P3の搬送位置も下がり、湾曲センサ20の回動量が大きくなったため、これに伴って湾曲センサ20が待機位置までの戻る時間も多くなったためである。つまり、図16中の湾曲センサ20のC1からC2へと回動軌跡が大きくなったためである。
このように、後続のシートP4のシート先端と湾曲センサ20の接触時の衝撃が増大すると、後続のシートP4上のシート先端部側の未定着トナー画像が飛び散ってしまう可能性もある。
そこで、本実施例においては、、シート先端がフラグ部20Fに接触する際の衝撃も抑える構成とした。図1(a)及び図1(b)に本実施例のシート搬送ガイド18を示す。図2に図1(a)に示すシート搬送ガイド18の斜視図を示す。
具体的には、図1(a)に示すように、シート搬送ガイド18の湾曲センサ20近傍のガイド面18cを、湾曲センサ20近傍以外のガイド面18bに対して凸形状とした。即ち、シート搬送方向において、シート検知部20が設けられた位置のガイド面は、シート搬送方向と直交する方向においてシート検知部20が設けられた第1領域18cが、第1領域よりもシート検知部から離れた第2領域18bよりも高くなっている。湾曲センサ20近傍のガイド面18cの高さ位置は比較例のガイド面18aの高さを維持した。この凸形状のガイド面18cは、シート幅方向両側に段部18c1を有している(図2及び4参照)。
ガイド面18cの形状を凸形状に形成したことにより、シート通過時の湾曲センサ20の倒れ角度は必要最小限に維持される。また、画像形成装置のプリント処理速度を高めるため、シートPの連続搬送間隔を極力狭くしても、湾曲センサ20の戻り動作が完了する前に後続のシートが湾曲センサ20に衝突することが無くなった。その結果として、後続のシートの先端部側の未定着トナー画像の飛び散りが抑えられた。
また、図2に示すように、湾曲センサ20のシートPとの摺動部(シートが摺動する位置)となる湾曲センサ20先端部には回動可能なコロ20dを配置した。これにより、シートPの搬送性が安定する。加えて、湾曲センサ20とシートPの摺擦を極力低減させていることにより、シートPが湾曲センサ20との摺動によって摩擦帯電が増大することも抑制され、シートP上の未定着トナー画像が放電して乱れることが無くなる。
図3は本実施例のシート搬送ガイド18の斜視図である。図3に示す通り、シートPの片湾曲発生時にシートPとの距離が最も少なくなるガイド面18bの両端部は、シートPに片湾曲が発生した際にシートPの幅方向端部との摺擦が無いように、湾曲センサ20近傍のガイド面18cよりも低くなっている。本実施例においては、湾曲センサ20近傍の凸形状のガイド面18cの寸法は湾曲センサ20のフラグを中心に約80mmとした(図3及び5参照)。図5において、20cはフラグの中心を示す。参考として、図3中のB−B断面の概略図を図4に示す。
図5はシート搬送ガイド18のリブ形状の説明図であって、シート搬送ガイド18のガイド面18b,18c側からの上面図である。
ガイド面18b上に設けられる複数のリブ28aの形状は、図5で表わされているようにシート幅方向中央を基準として線対称放射状とした。即ち、リブ28aは、シート搬送方向下流に向うに連れて外側に開く向きに延びている。これはシートPの幅方向端部とリブ28が摺擦してシートPの搬送性能に影響を与えないようにしたものである。例えば、定着処理後のシートPにはカールが生じる場合がある。このカールを有するシートPを両面プリントするために表裏反転し、再度転写部22から定着部14間を搬送する際は、シートPの幅方向端部の位置も少なからずバラつきが生じやすい。
本実施例のようにリブ28aをシート搬送方向に放射状とすることによって、シートPの幅方向端部がどの位置にあっても、シートPの幅方向端部とリブ28aの端面28a1とが摺擦し続ける状態が無くなる。そのため、シートPが引っ掛かって旋回したり、シートPの角折れが発生することを防止することができる。
但し、凸形状とした湾曲センサ20近傍のガイド面18c内においては、リブ28bの形状をシート搬送方向に平行でストレートの形状とした。凸形状のガイド面18cの寸法は画像形成装置で使用可能な定型の最小サイズのシートPの幅よりも小さくしている。シートPの幅方向端部との摺擦の懸念が無いガイド面18cの領域については、リブ28bの形状をシートPの搬送方向と平行とすることによって、次のような効果を得ている。即ち、シートPがシート搬送ガイド18を通過する際におけるシートPとリブ28bとの摺擦区間を最小限にし、シート先端が湾曲センサ20に対し進入する際のシートP幅方向の姿勢も安定させる効果を得ている。
以上のように、シート搬送ガイド18のガイド面18b,18cを上記のような構成とすることによって、シートPが湾曲センサ20から受ける衝撃は比較例と同等以上を確保することができた。また、シートPの片湾曲量が最も大きくなるシート搬送方向両端部と対応するガイド面18bを湾曲センサ20近傍のガイド面18cよりも低くしているため、シートPの片湾曲に対する許容度も維持できている。
ここで、図1に示すように、湾曲センサ20の位置は転写ニップN1のニップ線25と定着ニップN2のニップ線26の交点Xよりもシート搬送方向で下流となっている。換言すると、交点Xは転写ニップと湾曲センサ20の間にある。ここでいうニップ線とは、転写ニップN1、定着ニップN2それぞれのローラ中心間を結ぶ線分に垂直で、各ローラの接線となる線分を意味する。
これは、次の理由による。シートPの片湾曲発生箇所が上記ニップ線の概ね交点Xを起点として生じるため、交点の略下方をガイド面18bの最下点とすることが、片湾曲によるシートとシート搬送ガイド18の接触を防ぐ効果が最も高いためである。さらに、片湾曲の起点となるニップ線の交点Xよりも、シートPの挙動が比較的安定しているシート搬送方向下流側に湾曲センサ20を配することによって、シートの姿勢や湾曲量をより精度良く検知することができるためである。よって、シート搬送ガイドのガイド面は、転写部とシート検知部の間の領域に、最も深く窪んだ領域を有するのが好ましい。
図1(a)及び(b)に最も深く窪んだ領域Hを示す。また領域Hは、転写ニップのニップ線と定着ニップのニップ線の交点の略真下に設けるのがより好ましい。なお、図8に示した比較例の領域Hは、シート検知部よりもシート搬送方向下流側にある。
ところで、最も深く窪んだ領域Hは、図1(b)に示すシートの目標姿勢(所定の搬送姿勢)Ptargetからの距離(深さ)が最も大きいDmaxとなっている領域のことである。本例の装置においては、転写ニップから定着ニップまでのガイド面の長さ(ガイド面に沿う曲面の長さ)は170mmであるが、距離がDmaxである領域Hの長さは20〜50mmとするのが好ましい。またDmaxは10〜20mmとするのが好ましい。本例の装置は領域Hの長さ(シート搬送方向の長さ)を30mm、Dmaxを12mmに設定してある。
また、転写部22を通過したシートPについて、シート先端が直接湾曲センサ20に接触することなくガイド面18bに沿った後に湾曲センサ20を通過することにより、シートの先端部裏面と湾曲センサの接触時の衝撃を緩和させる効果も得られている。
以上の構成により、シートPに片湾曲が生じても、シートPとシート搬送ガイド18を接触させることなく湾曲センサ20によってシートPの姿勢を安定的に維持しつつ搬送することができる。シートPの先端部裏面と湾曲センサ20の接触時の衝撃を抑えることによって、シートP上の未定着トナー画像が乱れることも無くなった。湾曲センサ20をシートPの幅方向に複数設けることなく、シートPの片湾曲による搬送上ガイド23との擦れと、後続のシートの先端部側に発生する画像飛び散りの双方を解決することが可能となった。
[実施例2]
画像形成装置の他の例を説明する。
本実施例の画像形成装置は、シート搬送ガイド18のガイド面18cの形状が異なる点を除いて、実施例1の画像形成装置と同じ構成としてある。本実施例では、実施例1の画像形成装置と同じ構成についてはその構成の説明を援用する。
実施例1の画像形成装置においては、シート搬送ガイド18のガイド面18cの形状を図4に示すようにシート幅方向両側に段部18c1を有する凸形状としたが、本実施例においては図6に示すように全体的に滑らかな曲面となる凸形状とした。
図6は本実施例に係る画像形成装置のシート搬送ガイド18におけるガイド面18cの長手方向断面の概略を表わす図である。図6に示すガイド面18cの断面方向は図3のB−B断面と対応している。
本実施例のように、ガイド面18cをシート幅方向全体が滑らかな曲面となる凸形状にしても、シートPの幅方向両端部はシートの通常の搬送位置からは十分に距離を確保してある。そのため、シートPに片湾曲が発生した場合においても、シートPとシート搬送ガイド18が接触することを防止できている。
また、比較的片湾曲が発生しにくい小サイズのシートPを搬送する際には、シート先端が断面形状の滑らかなガイド面18cに沿って搬送されるため、シートの搬送安定性にも寄与している。
このように、画像形成装置で使用するシートサイズに応じて、適宜、シート搬送ガイド18のガイド面18cの断面形状のプロファイルを選定することが好ましい。
以上説明した通り、実施例1、実施例2の画像形成装置は、シートPに片湾曲が生じても、シートPとシート搬送ガイド18を接触させることなく、湾曲センサ20によってシートの姿勢を安定的に維持しつつ搬送することができる。また、コストアップを招くことなく簡素な構成を維持したまま、転写部22から定着部14にかけてのシートPの搬送姿勢を安定化でき、安定したシートPの搬送性能と高い画像品質を両立できる。
[他の実施例]
定着部14の定着ローラ30に代えて、定着フィルムや定着ベルトなどの加熱回転体を用いてもよい。この場合、加熱回転体を加熱する加熱体として、セラミックヒータや、磁束を発生するコイルを適宜用いることができる。
14:定着部、18:シート搬送ガイド、18b:第2領域、18c:第1領域、20:湾曲センサ、20b:湾曲センサの表面、20d:コロ、22:転写部、25:転写ニップのニップ線、26:定着ニップのニップ線、28a,28b:リブ、100:搬送速度制御部、H:最も深く窪んだ領域、N1:転写ニップ、N2:定着ニップ、P:シート

Claims (7)

  1. シートを転写ニップで搬送しつつシートに画像を転写する転写部と、
    前記転写部から搬送されてくるシートを定着ニップで搬送しつつシートに画像を定着する定着部と、
    前記転写部と前記定着部との間に配設され、シートの搬送をガイドするガイド面を有するシート搬送ガイドと、
    前記シート搬送ガイドに配設され、シートを検知するシート検知部と、
    前記転写ニップと前記定着ニップの両方で挟まれて搬送されるシートの搬送姿勢が所定の搬送姿勢を維持するように、前記シート検知部の出力に応じて前記転写部と前記定着部の少なくとも一方のシート搬送速度を制御する制御部と、
    を有する画像形成装置において、
    前記シート搬送ガイドの前記ガイド面は、前記転写部と前記シート検知部の間の領域に、最も深く窪んだ領域を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記最も窪んだ領域は、前記転写ニップのニップ線と前記定着ニップのニップ線の交点の略真下に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. シート搬送方向において前記シート検知部が設けられた位置の前記ガイド面は、前記シート搬送方向と直交する方向において前記シート検知部が設けられた第1領域が、前記第1領域よりも前記シート検知部から離れた第2領域よりも高くなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ガイド面には前記シート搬送方向に延びるリブが設けられており、前記第2領域に設けられたリブは、前記シート搬送方向下流に向うに連れて外側に開く向きに延びていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1領域に設けられたリブは、前記シート搬送方向と平行であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1領域の前記シート搬送方向と直交する方向の幅は、装置で使用可能な定型の最小サイズのシートの幅より小さいことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記シート検知部は、シートの当接により回動するシート当接部を有し、前記シート当接部の先端にはコロが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の画像形成装置。
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