JP2008275838A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なループを形成しながらシートを搬送することができ、画像品位の低下を防ぐことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】転写部1Dと定着部14の間に下方に湾曲したシート搬送路13を設け、このシート搬送路13にシートSのループを検出する第1〜第3ループ検出部41〜43を設ける。そして、第1〜第3ループ検出部41〜43からの信号に基づいてシートSが定着部14に達するまでにシートSがシート搬送路13に沿ってループを形成するようシート搬送速度を制御する。この後、シートSが定着部14に達したとき、第2ループ検出部42がシートのループを検出し、第1及び第3ループ検出部41,43の少なくとも一方がシートのループを検出している場合には、転写部1Dと定着部14の間との間のシート搬送速度差を小さくし、シートのループを縮小させるよう制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にトナー像が転写されたシートを転写部と定着部との間でループを形成しながら搬送するものに関する。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置においては、像担持体上に形成されたトナー像を転写部にてシートに転写した後、シートを定着ローラを備えた定着部に導くことにより、シートを加熱し、トナー像をシート上に定着させようにしている。また、画像形成装置としては、シートの両面に画像を形成するものがあり、このような画像形成装置においては、第1面に画像が形成されたシートを反転させ、シートの第2面にトナー像を転写定着することにより、シートの両面に画像を形成するようにしている。
ところで、このような従来の画像形成装置において、シートの長さによっては、シートの先端が定着部に進入したとき、後端部がまだ転写部を通過していない場合がある。通常、定着部のシート搬送速度と、転写部のシート搬送速度はほぼ等しく設定されているが、定着部に具備される定着ローラの熱膨張や固体差、あるいは経年変化により、定着部と転写部のシート搬送速度の間に差が生じる場合がある。
ここで、定着部のシート搬送速度が転写部のシート搬送速度を上回る場合には、未定着トナー像を担持しているシートが定着部と転写部との間で定着部側に引っ張られるという現象が発生し、画像劣化を招く恐れがある。
そこで、このようなシートが引っ張られるという現象の発生を防ぐため、定着部と転写部との間にシート搬送速度差を設けることにより、転写部と定着部との間を搬送されるシートにループを形成し、シートを撓ませるようにしている。ここで、このように転写部と定着部との間でシートにループを形成するための構成としては、例えば定着部と転写部との間に配された搬送ガイドにシートのループを検出するループ検出センサを設けるようにした画像形成装置がある(特許文献1参照)。
そして、このような画像形成装置においては、ループ検出センサの検出結果に応じて定着ローラの駆動モータであるステッピングモータの制御クロック周期を制御することにより、一定量のループを形成するようにしている。例えば、ループ検出センサがシートのループを検出すると、一定時間ステッピングモータの制御クロック周期を短くして駆動モータの速度を速めることにより、シート搬送速度を下げてシートのループを低減させる。この後、ループ量が減少したところで、駆動モータの速度を元の速度に戻すことにより一定量のループを形成するようにしている。
また、同様にループ検出センサを備えると共に、ループ検出センサの検出結果に応じて定着部の加圧ローラを駆動するモータの速度を段階的に切り換えてシートのループ量を一定とするようにした画像形成装置もある(特許文献2参照)。
さらに、転写部からシートを定着部に向けて搬送する搬送ガイドを、定着部に向けて、その搬送面を上向きに傾斜配置し、シートに下向きに凸のループを形成するようにした画像形成装置がある(特許文献3参照)。そして、このような構成の画像形成装置においても、ループ量検出センサによりループ量を検出し、加圧ローラを駆動するモータの速度を段階的に切り換えることによってループ量を一定にするようにし、微妙な速度制御を可能にしている。
一方で、ループ状態を正確に維持するため、センサを2つ使用するようにした画像形成装置がある(特許文献4参照)。このような画像形成装置においては、図12に示すように上流側のセンサ141を、上流側のセンサ141と転写部106及び定着部114を結ぶ線L1との距離が、下流側のセンサ143と線L1との距離よりも長くなるように配置するようにしている。
そして、上流側のセンサ141がループを検出した際の定着部114のシート搬送速度を、下流のセンサ143がループを検出した際のシート搬送速度よりも早くするよう制御することにより、ループを搬送ガイド113に沿わせるようにしている。
特開平10−97154号公報 特開平07−18130号公報 特開2000−344385号公報 特開2006−53299号公報
ところで、このような従来の画像形成装置において、ループ量検出センサが1つの場合、常に所定量のループを確保しながらシートの引っ張りを無くし、且つループの増大による画像擦れを防ぎつつ搬送を行うといった微妙な制御が難しかった。そして、このような微妙な制御を行うことができない場合には、例えば定着部のギアが磨耗し、定着部の振動が大きくなると、シートを介して転写部に振動が伝播し、画質に悪影響を及ぼすようになる。
一方、シートの両面に画像を形成する際、シートの1面目に対する画像形成時において、シートにカールや波うちが発生する場合がある。このようにカールや波うちが発生すると、2面目にトナー像が転写された後、シートが定着部の定着ニップに入る際、カールや波うちにより、シートが定着ニップに入るのが遅れる場合がある。また、静電的にシートが持ち上がる場合があり、この場合にもシートが定着ニップに入るのが遅れるようになる。
そして、このように定着ニップに入るのが遅れると、その遅れ分だけ転写部によるシートの搬送量が増え、これに伴ってシートが上方に大きく撓み、定着部の入り口付近や、転写部排出付近で、シートが持ち上がるようになる。
ここで、図12に示すように2つのセンサ141,143を用いた場合、シートSが持ち上がると、これを検出したセンサ141,143の出力に応じて定着部114のシート搬送速度を速めることにより、撓みを無くすようにしている。ところが、既述したようにシートが転写・定着間で引っ張られた場合、これをセンサが検出すると、センサからの出力に応じてシート搬送速度を下げてループを形成するようにしている。
これにより、カールや波うちによりシートが持ち上がった場合でも、センサからの出力に応じてシートが引っ張られた状態と判断した場合には、シート搬送速度を速めなければならないにもかかわらず、シート搬送速度を遅くする制御が行われる。逆に、シートが引っ張られた場合でも、シートが持ち上がったと判断した場合には、シート搬送速度を遅くする必要があるにも拘らず、定着部のシート搬送速度を速める制御が行われる。
そして、このような速度制御が行われると、シートが引っ張られたり、シートに上方に大きな撓みが生じ、例えば図12に示すようにシートSが上部ガイド115に当接し、定着前の転写トナー像が乱れてしまう。
つまり、従来の画像形成装置においては、このようなシートが持ち上がった状態、或はシートが引っ張られた状況の識別が困難であり、このため定着前の転写トナー像が乱れ、画像品位が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、適切なループを形成しながらシートを搬送することができ、画像品位の低下を防ぐことのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成部で形成されたトナー像をシートに転写する転写部と、前記転写部により転写されたトナー像をシートに定着させる定着部と、前記転写部と前記定着部の間に設けられ、前記転写部によりトナー像が転写されたシートを前記定着部に搬送するシート搬送路とを備えた画像形成装置において、前記シート搬送路の前記転写部と前記定着部の間の中央部よりも定着部側に設けられ、搬送されるシートのループを検出する第1ループ検出部と、前記シート搬送路の前記中央部よりも転写部側に設けられ、シートのループを検出する第3ループ検出部と、前記第1ループ検出部と前記第3ループ検出部との間に設けられ、搬送されるシートのループを検出する第2ループ検出部と、前記第1ループ検出部、前記第2ループ検出部及び前記第3ループ検出部からの信号に基づいて前記定着部と前記転写部との間のシート搬送速度差を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第2ループ検出部と、前記第1ループ検出部及び前記第3ループ検出部の少なくとも一方がシートのループを検出している場合には、前記シート搬送速度差を小さくするよう制御することを特徴とするものである。
本発明のように、シートのループを検出する3つのループ検出部からの信号に基づいて転写部と定着部との間のシート搬送速度差を制御することにより、適切なループを形成しながらシートを搬送することができ、画像品位の低下を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、1はレーザビームプリンタ、1Aはレーザビームプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)である。このレーザビームプリンタ1は、画像形成部1Bと、画像形成部1BにシートSを給送する給送部1Cと、シートSにトナー画像を転写する転写部1Dと、転写部1Dにて転写されたトナー画像をシートSに定着させる定着部14等を備えている。
ここで、画像形成部1Bは、感光ドラム6A、不図示の帯電ローラ、現像スリーブ、トナー容器等を備えたプロセスカートリッジ6と、感光ドラム6Aの表面を露光して感光ドラム上に静電潜像を形成するレーザスキャナ5とを備えたものである。なお、レーザスキャナ5は、不図示のレーザ発光部と、回転するポリゴンミラー5aと、折り返しミラー5b等を備えている。
また、給送部1CはシートSを積載する給紙トレイ8と、給紙トレイ上のシートSを1枚ずつ給送する半月状の給送ローラ9とを備えている。
転写部1Dは、感光ドラム6Aと、感光ドラム6Aに圧接して転写ニップを形成すると共に、この転写ニップをシートSが通過する際、感光ドラム6A上のトナー画像をシートSに転写する転写ローラ7により構成されている。また、定着部14は、加圧ローラ14aと、シートを加熱する定着ローラ14bとを備えている。なお、4は、レーザビームプリンタ1の画像形成動作を制御するビデオコントローラボードである。
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ1における画像形成動作について説明する。
パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の外部情報機器から画像情報が入力されると、送信された情報に基づいてビデオコントローラボード4が画像信号を作成する。そして、このビデオコントローラボード4で作成された画像信号に応じてレーザスキャナ5のレーザ発光部からレーザ光Lが発光され、このレーザ光Lがポリゴンミラー5a及び折り返しミラー5bを経て時計方向に回転している感光ドラム6A上に照射される。これにより、不図示の帯電ローラによって所定の極性、所定の電位に一様に帯電されている感光ドラム6Aに静電潜像が形成される。
次に、不図示の現像スリーブの回転に伴い適度の帯電を受けたトナーが感光ドラム6A上に供給されて静電潜像に付着することにより、静電潜像は現像され、トナー画像として可視化される。
一方、このようなトナー像形成動作に並行して給紙トレイ8に積載収納されているシートSのうち最上位のシートから1枚ずつ順次、半月状の給送ローラ9により給送パス10Aへ送り出される。この後、このシートは搬送ローラ対11,36によって回転停止中のレジストローラ対12に搬送される。
レジストローラ対12に到達したシートSは、シート先端がレジストローラ対12のニップに突き当たり、この後、シートSは所定のループを形成するまで搬送され、斜行補正がなされる。
次に、このようにレジストローラ12により斜行補正がなされた後、シートSは所定のタイミングで転写部1Dに搬送される。そして、この転写部1Dにて感光ドラム上に形成されたトナー像が転写ローラ7によりシートS上の所定位置に転写される。
次に、このようにトナー画像が転写されたシートSは、搬送ガイド13上を通って定着部14に搬送され、この定着部14において、未定着トナー像が加熱・加圧されてシート表面に定着される。なお、このようにしてトナー像が定着された後のシートSは、印字面を下向きに積載(フェイスダウン積載)する場合には、この後、搬送面16とそれに対向する揺動ガイド26によって作られる共用搬送路P1に搬送される。
そして、不図示の駆動源を備えた排紙ローラ60と、それと圧接して従動する従動コロ62とにより構成される排紙ローラ対61によりプリンタ本体1Aの上部に設けられたフェイスダウン排紙トレイ17上へ排紙される。
また、画像形成面(印字面)を上向きに積載(フェイスアップ積載)する場合は、プリンタ本体1Aに開閉可能に設けられたフェイスアップ排紙トレイユニット21を開いて、積載トレイを形成し、シートSを積載する。
ここで、本レーザビームプリンタ1は、両面画像形成機能を有しており、両面画像形成モードが設定された場合には、シートSを共用搬送路P1内に搬送し、先端部分をフェイスダウン排紙トレイ17上へ排紙する。そして、この後、シート後端がフォトインタラプタと連動してシートの有無を検出する検出レバー28を通過したことを検出すると、この検出タイミングに基づきシート後端が、共用ローラ18とコロ15とのニップを通過するタイミングを認識する。
そして、このように認識されたシート後端通過タイミングに基づき、排紙ローラ対61を逆回転させ、シートSを反転させる。このとき、共用ローラ18が反時計周りに回転しつづけているため、シート後端は、共用ローラ18と従動ローラ129とのニップに誘導され、そのまま共用ローラ18と従動ローラ129とにより挟持され、反転搬送路P2を経て再搬送路P3に搬送される。
そして、この再搬送路P3に設けられた斜送ローラ対30,31及び再給紙ローラ対34を通って再び搬送ローラ対36へと搬送される。この後は、第1面に対する画像形成と同様にして裏面(第2面)に対する画像形成がなされる。なお、このように裏面に対する画像形成がなされた後、排紙ローラ60を正回転させることにより、両面に画像が形成されたシートSを、排紙ローラ対61によりフェイスダウン排紙トレイ17上に排紙する。
ところで、定着ローラ14bの熱膨張によるシート搬送速度ムラや、定着ローラ14bを含め、それ以降のローラに駆動を伝達しているギアの噛合い精度のばらつきにより、ギアの噛み合い時に定着ローラ14bが振動する場合がある。そして、このシート搬送速度ムラや、定着ローラ14bの振動は、特に定着ローラ14bと転写ローラ7間でシートがつっぱった状態のとき、シートSを介して転写ローラ7に伝達され、これにより転写画像が乱れてしまう。
このため、転写部1Dと定着部14との間では、シートSに適度な撓み(ループ)を形成し、転写ローラ7に定着ローラ以降の影響を伝達させないようにしている。なお、本実施の形態では、画像品位の低下等を防ぐため、転写部1Dと定着部14との間に配設された湾曲したシート搬送路を構成する搬送ガイド13を下側に凸となるよう下方に湾曲させるようにしている。
また、転写ローラ7と感光ドラム6Aとの接線方向を搬送ガイド13に沿う方向となるように図1において左側に下がる方向とし、加圧ローラ14aと定着ローラ14bとの接線方向を搬送ガイド13に沿う方向となるように右側が下がる方向としている。
さらに、静電的に搬送ガイド13側へシートを引き付けるように、搬送ガイド13の一部に非接触となるように後述する図3に示すモールドの搬送リブ13bの間に板金ガイドを備え、電荷を落とすようにしている。これにより、シートSを搬送ガイド13に沿った形で搬送することができ、シートに適度のループを発生させることができる。
しかし、このように構成した場合でも、例えばシートの第2面目に画像を形成する際、1面目に画像を形成する際に、シートにカールやウエーブ等が発生する場合があり、この場合、搬送ガイド13に沿ってシートSを搬送することができない。そして、このような場合には、シートSが搬送ガイド13に沿った形で搬送されている場合と同じシート搬送速度制御を行っても、シートに適度のループを発生させることができない。
なお、ループ量が大きすぎると、既述した図12に示すように、定着処理をしていないトナー像転写面が上部ガイド115に当接し、定着前の転写トナー像が乱れるようになる。そして、このように転写トナー像が乱れると、画像品位が低下する。また、プリンタ本体内部にトナーが飛散して内部が汚れ、次のシートが汚れてしまうようになる。
そこで、本実施の形態においては、シートが搬送ガイド13に沿って搬送されている場合と、搬送ガイド13に沿って搬送されていない場合とに分けてシート搬送速度の制御を行うようにしている。
そして、このようなシートの搬送状態に応じたシート搬送速度制御が可能となるよう図1に示すように、搬送ガイド13(湾曲搬送路)に第1〜第3ループ検出センサ41〜43を設けるようにしている。
図2は、第1〜第3ループ検出センサ41〜43のうち、搬送ガイド13の中央部に位置している第2ループ検出センサ42の構成を示す斜視図、図3はその分解斜視図である。なお、搬送ガイド13の定着部側に位置している第1ループ検出センサ41及び搬送ガイド13の転写部側に位置している第3ループ検出センサ43も同様の構成である。
ここで、第1ループ検出部である第1ループ検出センサ41及び第3ループ検出部である第3ループ検出センサ43は、それぞれシートのループを検出するためのものである。また、第2ループ検出部である第2ループ検出センサ42は、シートのループを検出すると共にシートが搬送ガイド13から所定の距離、即ち第2ループ検出センサ42による検知が可能な距離を保って搬送されているかを検出するためのものである。
図2及び図3において、42aはセンサレバー、52はフォトインタラプタ、73はフォトインタラプタ52が取り付けられると共に、センサレバー42aを回動自在に保持するホルダである。なお、例えば、後述する図4において、41a,43aは第1及び第3ループ検出センサ41,43のセンサレバー、51、53はフォトインタラプタである。
フォトインタラプタ52は、光を照射する照射部70と、照射部70と所定幅の隙間を設けて配置され、照射部70から照射された光71を受ける受光部72とを備えている。
センサレバー42aは、搬送ガイド13から上方に突出すると共に搬送されてくるシートと当接して回動するものであり、シートと接触するレバー部65と、フォトインタラプタ52の光71を遮断するフラグ部67とを備えている。また、シートと接触していないときにはフラグ部67の位置を規定する突き当て部66と、軸部69を備えている。
そして、このセンサレバー42aは、ホルダ73の上面に対向して設けられた軸保持部74,76により、軸部69を介して回動可能に保持されている。なお、センサレバー42aをホルダ73に取り付ける際は、バネ68を軸部69に通し、このバネ68の一端をホルダ75のバネ保持部74aに、他端をレバー65の根元部に引っ掛けるようにして軸部69を軸保持部74,76に取り付ける。
そして、このように取り付けることにより、センサレバー42aにはバネ68により回転モーメントが発生し、この結果、センサレバー42aの回転止めとなる突き当て部66がホルダ73の突き当て面77に突き当たる。これにより、センサレバー42aのレバー65の位置が規定されると共に、フラグ部67の位置がフォトインタラプタ52の光71を遮る位置に規定される。
この後、このように構成された第2ループ検出センサ42は、センサレバー42aのレバー65を搬送ガイド13に形成された開口部13aから搬送ガイド13の上方に突出した状態で設置される。ここで、このようにセンサレバー42aを搬送ガイド13上方に突出させることにより、センサレバー42aは、シートのトナー像転写面と反対側の面に当接するようになるので、転写されたトナー像に影響を与えることなくシートのループを検出することができる。
なお、センサレバー42aは、図2に示すようにシートと接触していない状態のとき、フラグ部67が光71を遮っており、このとき第2ループ検出センサ42はOFFとなり、シート無し、即ちシートがループを形成していないことを検出する。
また、シートが搬送され、レバー65がバネ力に逆らって倒されると、フラグ部67が軸部69を中心に回動する。これにより、光71が透過し、このように光71が透過すると、第2ループ検出センサ42はONとなり、シート有りを、即ちシートがループを形成していることを検出する。
次に、このような第1〜第3ループ検出センサ41〜43によるループ検出結果に基づく制御部であるビデオコントローラボード4によるシート搬送速度制御について説明する。
なお、本実施の形態において、転写ローラ7、感光ドラム6A、定着部14(の定着ローラ14b)は、それぞれ別の駆動源により駆動されている。そして、ビデオコントローラボード4は、定着ローラ14bを駆動する不図示のモータの回転周期を変更することにより、定着部14(の定着ローラ14b)のシート搬送速度を変更可能としている。この結果、定着部14と転写部1Dとの間のシート搬送速度差が変更可能となる。
また、図4に示すように第1〜第3ループ検出センサ41〜43は、転写ローラ7と感光ドラム6Aとの接点と、加圧ローラ14aと定着ローラ14bとの接点とを結ぶ直線N1との距離が異なるように配置されている。
即ち、第3ループ検出センサ43と直線N1との距離をA1、第2ループ検出センサ42と直線N1との距離をA2、第1ループ検出センサ41と直線N1との距離をA3とすると、A1<A2,A3<A2となるように配置されている。つまり、シート搬送路を構成する搬送ガイド13は、シートを略水平に搬送するように配置されると共に、第2ループ検出センサ42のシート検知位置は、第1ループ検出センサ41及び第3ループ検出センサ43のシート検知位置に比べて低く設定されている。
まず、ビデオコントローラボード4は、定着部14にシートが達した際、即ち定着部14によるシート搬送開始時に、搬送ガイド13に沿って備えられた第1〜第3ループ検出センサ41〜43によりシートSの状態を検出する。
ここで、第1〜第3ループ検出センサ41〜43が全てシートSを検出している場合は、シートSは搬送ガイド13に沿ってループを形成しながら搬送されていると判断する。このようにシートSがループを形成しながら搬送されていると判断すると、次に第2ループ検出センサ42のセンサフラグ42aがフォトインタランプタ52を交互にON/OFFするようにシート搬送速度の増減速制御を行う。
そして、このようにシート搬送速度制御により、第2ループ検出センサ42は交互にシートのループの検出及び非検出を繰り返すことによりON/OFFするようになる。これにより、シートは転写部〜定着部間で引っ張り合いを発生することなくを搬送ガイド13から所定位置を保ちながら搬送される。この結果、定着部14で発生する振動や、速度変動の影響を転写部1Dに与えることなくトナー像の転写が可能となり、バンディング等の画像の乱れを防止することができる。なお、以下、このような制御を定常制御という。
また、第1及び第3ループ検出センサ41,43の少なくとも一方がシートを検出していない場合には、シートSが適切なループを形成することなく搬送されていると判断する。この場合は、まずシートSを搬送ガイド13に沿わせる制御、即ちシートSが搬送ガイド13に沿ってループを形成する制御を行う。そして、この後、定常制御を行う。
次に、このようなシート搬送速度の制御を更に詳細に説明する。
通常、転写部1Dと定着部14と間のシート搬送速度は、定着ローラ14bのシート搬送速度F1、転写ローラ7のシート搬送速度をT1とすると、シート先端が定着ニップに到達するまでは、F1<T1となるようにしている。そして、このときの転写部1Dと定着部14との間のシート搬送速度差により、転写部1Dと定着部14との間でシートSが下方に撓むようになる。
このとき、図4に示すように第1〜第3ループ検出センサ41〜43の各センサレバー41a〜43aは実線で示した位置にある。即ち、この状態のとき、第1〜第3ループ検出センサ41〜43の全てがシート有りを検出し、ON状態となっている。
ここで、このように第1〜第3ループ検出センサ41〜43の全てがON状態となっているとき、搬送ガイド13に沿ってループを形成しながらシートが搬送されていると判断する。なお、この状態は、定着ローラ14bがある程度温まってローラ径が安定し、またシートSは、カールや波うちがない状態で搬送される最も標準的な状態を示している。
そして、このようにシートSが搬送ガイド13に沿ってループを形成しながら搬送されていると判断すると、次にビデオコントローラボード4は、定着ローラ14bのシート搬送速度F2を、以下のように制御する。
F2=F1+d1
即ち、それまでの定着ローラ14bのシート搬送速度F1をd1だけ加速することにより、定着ローラ14bのシート搬送速度F2とし、定着部14と転写部1Dとの間のシート搬送速度差を小さくしてシートSのループを縮小させる。そして、このようにループを縮小させると、やがて第1〜第3ループ検出センサ41〜43のうちいずれかがOFFとなる。
例えば、図5に示すようにシートがS2に示す状態となり、この場合、中央の第2ループ検出センサ42がOFFとなる。なお、シートの状態や、カールの状態等によっては、第1ループ検出センサセンサ41又は第3ループ検出センサセンサ43もOFFとなる。
そして、このように第1〜第3ループ検出センサ41〜43のうちのいずれか一方がOFFとなると、再び定着ローラ14bのシート搬送速度をd1だけ減速し、定着ローラ14bのシート搬送速度を元のF1に戻す。そして、シートSが図5に示すS1の状態になるまで、このシート搬送速度F1、言い換えればシート搬送速度差でシートSを搬送する。これを繰り返すことで、一定のループを確保しながらシートSを搬送することができる。
一方、例えば図6の(a)に示すように、シートSの先端部Saがカールしている場合、先端部Saが定着部14にニップされると、シートの先端部Saが上方に撓むようになる。さらに、先端部Saがカールしている場合、これに加え、定着部14に入る際に遅れが生じるため、さらにシートSの撓みが増加し、図6の(b)に示すようにシートSの定着部側部分が一定以上に大きく上方に撓むようになる。この結果、例えば図6の(b)に示すように、第1ループ検出センサ41は、ON状態とはならずにOFF状態となる。
また、先端部にカールがなくても、定着ローラ14bが冷えた状態等でローラ径が小さくシート搬送速度が低い場合、定着ローラ14bのシート搬送速度が転写ローラ7のシート搬送速度より遅いため、シートSの撓みが増える。この場合、図7に示すように転写ローラ側にループができ、このとき、第3ループ検出センサ43がOFFとなる。
そして、このように定着ローラ14bによるシートSの搬送が開始されたとき、第2ループ検出センサ42がONで、第1又は第3ループ検出センサ41,43の少なくとも一方がOFF状態となっている場合がある。言い換えれば、第1ループ検出センサ41と、第2及び第3ループ検出センサ42,43の少なくとも一方がONとなる場合がある。この場合は、まず第1〜第3ループ検出センサ41〜43がONとなるようにする。このため、定着ローラ14bのシート搬送速度F3を、下記のようにする。
F3=F1+d2
即ち、それまでの定着ローラ14bのシート搬送速度F1をd2だけ加速して定着ローラ14bのシート搬送速度F3とすることにより、シート搬送速度差を小さくし、まずシートSのループを縮小させる。そして、このようにループを縮小させることにより、それまでOFF状態となっていた第1ループ検出センサ41又は第3ループ検出センサ43がON状態となる。
そして、このように第1又は第3ループ検出センサ41,43がON状態となることにより、即ち第1及び第3ループ検出センサ41,43が両方ON状態となることにより、第1〜第3ループ検出センサ41〜43がONとなる。なお、このように第1〜第3ループ検出センサ41〜43がONとなった後、シート搬送速度(差)を加速前の速度(差)に戻し、既述した定常制御を行う。
一方、定着部14がシートSを引っ張り過ぎた場合、シートSが転写部と定着部との間で引っ張り気味になり、また静電気やカールによりシートSが搬送ガイド側に撓んだ状態で搬送される場合があり、この場合には第2ループ検出センサ42がOFFとなる。
このとき、第1〜第3ループ検出センサ41〜43がONとなるように定着ローラ14bのシート搬送速度F4を、下記のようにする。
F4=F1−d3
即ち、それまでの定着ローラ14bのシート搬送速度F1をd3だけ減速して定着ローラ14bのシート搬送速度F4とすることにより、シート搬送速度差を大きくしてシートSの突っ張り状態を解消し、シートSを搬送ガイド13に沿わせるようにする。そして、このようにシートSの突っ張り状態を解消することにより、それまでOFF状態となっていた第2ループ検出センサ42がON状態となる。
なお、このように第2ループ検出センサ42がON状態となることにより、第1〜第3ループ検出センサ41〜43がONとなり、このように第1〜第3ループ検出センサ41〜43がONとなった後、既述した定常制御を行う。
このように、本実施の形態においては、第1及び第3ループ検出センサ41,43により、転写部〜定着部間において、一定以上の撓みがあるか否かを検出するようにしている。これにより、例えば両面画像形成時における2面目に対する画像形成の際、1面目の画像形成の際にカールや、波うちの影響でシートが定着ニップに入るのが遅れた場合でも、シートに大きな撓みが発生するのを防ぐことができる。
この結果、大きく撓んだシートのトナー像転写面が後述する図9に示す上部ガイド33に接触してトナー像が乱れたり、トナー飛び散ったりするのを防止することができると共に、プリンタ本体内部を汚すことなくシートを搬送することができる。
また、第2ループ検出センサ42の信号に基づいてシートが搬送ガイド13から所定位置のところでシートを搬送するように制御することで、転写部〜定着部間でのシートの引っ張り合いの発生を防止することができる。これにより、定着部で発生する振動や、速度変動の影響を転写部に与えることなくトナー像の転写が可能となるため、バンディング等の画像の乱れを防止することができる。
このように、シートのループを検出する3つの第1〜第3ループ検出センサ41〜43からの信号に基づいて転写部〜定着部間のシート搬送速度差を制御することにより、適切なループを形成しながらシートを搬送することができる。これにより、適切なループを形成しながらシートを搬送することができ、画像品位の低下を防ぐことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図9は、本実施の形態に係る画像形成装置の転写部と定着部との間の構成を示す図である。なお、図9において、既述した図4と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図9において、41Aは搬送ガイド13の定着部側に位置している第1ループ検出センサ、43Aは搬送ガイド13の転写部側に位置している第3ループ検出センサである。
ここで、本実施の形態において、第1及び第3ループ検出センサ41A,43Aは、図10の(a)に示すようにセンサレバー41a,43aはホルダ73の下面に設けられた軸保持部74,76により、軸部69を介してホルダ73に回動可能に保持されている。さらに、このセンサレバー41a,43aは、ホルダ73を介して搬送ガイド13の上方に配された上部ガイド33に搬送ガイド13側に突出するように保持されている。
つまり、本実施の形態において、第1及び第3ループ検出センサ41A,43Aは、センサレバー41a,43aがシートSのトナー像転写面に当接することにより、シートのループを検出するようにしている。
ここで、このようにトナー像転写面に当接しても転写トナー像を乱すことがないよう、センサレバー41a,43aのシートとの当接部である下端部には、図10の(b)に示すようにシートと点接触しながら回転する拍車54,55が取り付けられている。そして、このようにセンサレバー41a,43aの先端に、シートと点接触する拍車54,55を取り付けることにより、転写されたトナー像への影響を最小限に抑えつつ、シートの一定以上のループを確実に検出することができる。
なお、本実施の形態においても、既述した第1の実施の形態と同様に、定着ローラ14bによるシート搬送開始時におけるシートSの状態を、第1〜第3ループ検出センサ41A,42,43Aにより検出するようにしている。そして、この第1〜第3ループ検出センサ41A,42,43AのON/OFFに応じて定着ローラ14bのシート搬送速度を制御することにより、搬送ガイド13に沿ってループを形成しながらシートを搬送するようにしている。
図9は、搬送ガイド13に沿ってループを形成しているシートSの搬送を開始したときの状態を示す図であり、このとき第1及び第3ループ検出センサ41A,43Aはシートを検出していない。このような状態のときは、既述した第1の実施の形態1と同様に、定常制御を行う。
また、図11は、シートSが一定以上に大きく上方に撓むようになった状態を示す図であり、S1は定着ローラ前で大きく上方に撓んだシートを示し、S2は転写ローラ直後で大きく上方に撓んだシートを示している。
ここで、定着ローラ前で大きく上方に撓んだとき、シートS1に第1ループ検出センサ41Aのセンサレバー先端の拍車54が接触し、第1ループ検出センサ41AがONとなり、これによりシートS1のループを検出する。
そして、このように第1ループ検出センサ41AがシートS1のループを検出した場合は、定着ローラ14bのシート搬送速度を減少させることで撓みを減らし、第1ループ検出センサ41AがOFFとなるまで、シートを減速状態で搬送する。この後、定常制御を行うことにより、適切なループを保ちながらシートの搬送を行う。
また、転写ローラ直後で大きく上方に撓んだとき、シートS2に第3ループ検出センサ43Aのセンサレバー先端の拍車55が接触し、これにより第3ループ検出センサ43AがONとなり、シートのループを検出する。
そして、このように第3ループ検出センサ43AがシートS2のループを検出した場合も、定着ローラ14bのシート搬送速度を減少させることで撓みを減らし、第3ループ検出センサ43AがOFFとなるまで、シートを減速状態で搬送する。この後、定常制御を行うことにより適切なループを保ちながらシートの搬送を行う。
なお、初期に引っ張りもしくは、浮き上がり気味でシートが搬送ガイド13に沿わない状態でシートの搬送を開始した場合、第2ループ検出センサ42はOFFとなる。この場合には、第2ループ検出センサ42がONとなるように定着ローラ14bのシート搬送速度F4を減速し、この後、定常制御を行い、適切なループを保ちながらシートの搬送を行う。
なお、これまでの説明において、ビデオコントローラボード4は第1〜第3ループセンサからの信号に基づいて定着ローラ14bのシート搬送速度を制御してシート搬送速度差を制御する場合について述べてきたが、本発明はこれに限らない。例えば、ビデオコントローラボード4は転写ローラ7のシート搬送速度を制御してシート搬送速度差を制御するようにしても良い。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 上記レーザビームプリンタの転写部と定着部との間に設けられた3つループ検出センサの構成を説明する斜視図。 上記ループ検出センサの分解斜視図。 上記転写部と定着部との間にシートが搬送される際、シートに形成されたループに応じた3つのループ検出センサの状態を示す第1の図。 上記転写部と定着部との間にシートが搬送される際、シートに形成されたループに応じた3つのループ検出センサの状態を示す第2の図。 上記転写部と定着部との間にシートが搬送される際、シートに形成されたループに応じた3つのループ検出センサの状態を示す第3の図。 上記転写部と定着部との間にシートが搬送される際、シートに形成されたループに応じた3つのループ検出センサの状態を示す第4の図。 上記転写部と定着部との間にシートが搬送される際、シートに形成されたループに応じた3つのループ検出センサの状態を示す第5の図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の転写部と定着部との間の構成を示す図。 上記画像形成装置の転写部と定着部との間に設けられたループ検出センサの構成を説明する斜視図。 上記転写部と定着部との間にシートが搬送される際、シートに形成されたループに応じた3つのループ検出センサの状態を示す図。 従来の画像形成装置の転写部と定着部との間にシートが搬送される際の2つのループ検出センサの状態を示す図。
符号の説明
1 レーザビームプリンタ
1A レーザビームプリンタ本体
1B 画像形成部
1D 転写部
4 ビデオコントローラボード
7 転写ローラ
13 搬送ガイド
14 定着部
14b 定着ローラ
41,41A 第1ループ検出センサ
41a センサレバー
51 フォトインタラプタ
42 第2ループ検出センサ
42a センサレバー
52 フォトインタラプタ
43,43A 第3ループ検出センサ
43a センサレバー
53 フォトインタラプタ
54,55 拍車
S シート

Claims (7)

  1. 画像形成部で形成されたトナー像をシートに転写する転写部と、前記転写部により転写されたトナー像をシートに定着させる定着部と、前記転写部と前記定着部の間に設けられ、前記転写部によりトナー像が転写されたシートを前記定着部に搬送するシート搬送路とを備えた画像形成装置において、
    前記シート搬送路の前記転写部と前記定着部の間の中央部よりも定着部側に設けられ、搬送されるシートのループを検出する第1ループ検出部と、
    前記シート搬送路の前記中央部よりも転写部側に設けられ、シートのループを検出する第3ループ検出部と、
    前記第1ループ検出部と前記第3ループ検出部との間に設けられ、搬送されるシートのループを検出する第2ループ検出部と、
    前記第1ループ検出部、前記第2ループ検出部及び前記第3ループ検出部からの信号に基づいて前記定着部と前記転写部との間のシート搬送速度差を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第2ループ検出部と、前記第1ループ検出部及び前記第3ループ検出部の少なくとも一方がシートのループを検出している場合には、前記シート搬送速度差を小さくするよう制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、シートが前記定着部に達するまでにシートが前記シート搬送路に沿ってループを形成するよう前記シート搬送速度差を制御し、シートが前記定着部に達した後、前記第2ループ検出部がシートのループを検出し、かつ前記第1ループ検出部及び前記第3ループ検出部の少なくとも一方がシートのループを検出している場合には前記シート搬送速度差を小さくするよう制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記シート搬送速度差を小さくした後、少なくとも前記第2ループ検出部がシートのループを検出しなくなると、前記シート搬送速度差を元に戻すよう制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1ループ検出部、前記第2ループ検出部及び前記第3ループ検出部からの信号に基づいて前記シート搬送速度差を制御するよう前記定着部のシート搬送速度を制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記シート搬送路がシートを略水平に搬送するように配置され、前記第2ループ検出部のシート検知位置は、前記第1ループ検出部及び前記第3ループ検出部のシート検知位置に比べて低く設定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1ループ検出部、前記第2ループ検出部及び前記第3ループ検出部は、シートのトナー像転写面と反対側の面に当接するように配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1ループ検出部、前記第2ループ検出部及び前記第3ループ検出部は、シートのトナー像転写面の面に当接するように配置され、シートとの当接部には拍車を設けていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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