JP6472276B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置、特に複写機・レーザビームプリンタ・ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
画像形成装置は先行する記録材(以下、先行紙と呼ぶ)の後端と後続の記録材(以下、後続紙と呼ぶ)の先端との間隔(紙間距離)がある所定距離以上になるように給紙を行う。これは、シートセンサが先行紙の後端と後続紙の先端とを確実に検知できるようにするためである。特許文献1によれば、給紙部と画像形成部との間の搬送路で記録材を搬送しているときに給紙部の駆動源となるモータである給紙モータを一時的に加速させることで、紙間距離を調整することが提案されている。これによって給紙部における給紙時間がばらついても、紙間距離を所定距離に維持できるようになる。
ところで、画像形成装置の本体内の給紙カセットに加えて給紙オプションが追加されることがある。給紙オプションの駆動源としては給紙オプションに専用のモータを設けるか、特許文献2が示すように本体内の給紙モータを利用することが考えられる。後者では、搬送速度を本体と給紙オプションとで同期させることが可能となり、本体と給紙オプションとの間で記録材にバックテンション(引っ張り力)がかかりにくくなる利点がある。
特開2002−326741号公報 特開2007−261705号公報
しかし、給紙オプションに専用のモータを設けるとコストアップにつながってしまう。一方で、給紙オプションを本体の給紙モータで駆動すると、給紙モータのトルクが問題となりうる。一般に、モータは回転速度が速くなるにしたがって出力可能なトルクが低下する。そのため、紙間距離を短縮するために給紙モータを加速したときでも、給紙オプションを十分に駆動できるようなトルクを有した大型のモータが選択されなければならない。ここでは給紙オプションについて説明したが、本体に搭載される給紙部についても同様の問題が発生しうる。とりわけ、本体に複数の給紙カセットが設けられる場合には同様の問題が生じるだろう。
そこで、本発明は、給紙モータに要求されるトルクを削減し、給紙モータの小型化を実現することを目的とする。
本発明によれば、たとえば、
本体と、当該本体に記録材を給紙する給紙オプションとを有する画像形成装置であって、
前記本体に設けられ、トナー画像を記録材に形成する画像形成部と、
前記本体に設けられ、搬送路において前記画像形成部へ前記記録材を搬送する第1回転体と、
前記給紙オプションに設けられ、前記搬送路における前記記録材の搬送方向において前記第1回転体よりもさらに上流側に配置された第2回転体と、
前記本体に設けられ、前記画像形成部と前記第2回転体とを駆動する第1駆動手段と、
前記本体に設けられ、前記第1回転体を駆動する第2駆動手段と、
前記本体に設けられ、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記記録材が存在するときに、前記第1回転体と前記第2回転体とが前記記録材を引っ張り合うことで前記第1回転体を通じて前記第2駆動手段に対して発生するバックテンションが所定値以下となるように、前記第1駆動手段または前記第2駆動手段を制御するように構成されていることを特徴とする画像形成装置が提供される。
さらに、本発明によれば、
トナー画像を記録材に形成する画像形成部と、
搬送路において前記画像形成部へ前記記録材を搬送する第1回転体と、
前記搬送路における前記記録材の搬送方向において前記第1回転体よりもさらに上流側に配置された第2回転体と、
前記画像形成部と前記第2回転体とを駆動する第1駆動手段と、
前記第1回転体を駆動する第2駆動手段と、
前記第1駆動手段および前記第2駆動手段を制御する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記記録材が存在するときに、前記第1回転体と前記第2回転体とが前記記録材を引っ張り合うことで前記第1回転体を通じて前記第2駆動手段に対して発生するバックテンションが所定値以下となるように、前記第1駆動手段または前記第2駆動手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、バックテンションが削減されるため、給紙モータである第2駆動手段に要求されるトルクが削減され、給紙モータの小型化が実現される。
画像形成装置の一例を示す断面図 各ローラと各モータの関係を示す図 制御系のブロック図 たわみ発生の様子を示す図 搬送ローラの形状を示す図 給紙時の目標紙間距離を決定する処理を示すフローチャート 紙間距離の短縮量を決定する処理を示すフローチャート たわみ量と搬送速度との関係を示す図 加速制御を示すフローチャート たわみ量と搬送速度との関係を示す図 給紙時の目標紙間距離を決定する処理を示すフローチャート 紙間距離の短縮量を決定する処理を示すフローチャート たわみ量を調整する処理を示すフローチャート たわみ量と搬送速度との関係を示す図
[実施例1]
<画像形成装置>
図1は画像形成装置1の本体100と給紙オプション150を示す断面図である。図1において、感光ドラム122は静電潜像やトナー画像を担持する感光体(像担持体)である。感光ドラム122は時計方向に所定の搬送速度vpsで回転するよう駆動される。搬送速度vpsは画像形成の基準速度であり、プロセススピードと呼ばれることもある。帯電ローラ123は帯電電圧が印加され、感光ドラム122の周面を所定の極性でかつ所定の電位となるように一様に帯電させる。光学箱140は画像情報に応じて変調されたレーザ光を走査しながら出力する露光装置または光学走査装置である。光学箱140には、光源である半導体レーザやレーザ光を偏向する回転多面鏡が含まれている。反射ミラー141はレーザ光を感光ドラム122へ偏向する。レーザ光が照射されることにより画像情報に対応した静電潜像が感光ドラム122の周面に形成される。現像ローラ121は現像電圧が印加され、静電潜像をトナーにより現像し、トナー画像を形成する。カートリッジ120は、感光ドラム122、帯電ローラ123および現像ローラ121を収容しており、本体100から外されて、交換される。
画像形成装置1は複数の記録材を収納し、1枚ずつ搬送路へ給紙する給紙部として本体カセット145と給紙オプション150とを有している。給紙オプション150は第2の本体カセットであってもよい。なお、本体カセット145や給紙オプション150は給紙口と呼ばれることもある。記録材は、記録媒体、用紙、シート、転写材、転写紙と呼ばれることもある。本体給紙ローラ102は本体カセット145から記録材を給紙する回転体である。本体分離ローラ103は複数の記録材を1枚ずつ分離する回転体である。オプション給紙ローラ152は給紙オプション150から記録材を給紙する回転体である。オプション分離ローラ153は複数の記録材を1枚ずつ分離する回転体である。オプション搬送ローラ154は本体搬送ローラ104に記録材を搬送する。記録材は本体搬送ローラ104およびレジローラ106により搬送され、感光ドラム122と転写ローラ108とにより形成される転写部に到達する。転写ローラ108には転写を促進するための転写電圧が印加される。転写部は感光ドラム122に担持されているトナー画像を記録材に転写する。感光ドラム122および転写ローラ108の回転により、記録材は定着装置130へ送り込まれる。定着装置130は、サーミスタ131、ヒータ132、定着フィルム133および加圧ローラ134を有しトナー画像に熱と圧力を加えて記録材に定着させる。サーミスタ131はヒータ132の温度を検知するセンサである。FDローラ110は記録材をFDトレイ111に排出する。搬送路には記録材の有無を検知するためのシートセンサ155、105、107、109を有している。
なお、本体搬送ローラ104は、本体100に設けられ、搬送路において画像形成部へ記録材を搬送する第1回転体の一例である。オプション搬送ローラ154は、給紙オプション150に設けられ、搬送路における記録材の搬送方向において第1回転体よりもさらに上流側に配置された第2回転体の一例である。シートセンサ155、105、107、109は、搬送路に設けられ、記録材の先端と後端とを検知する検知手段の一例である。
<駆動力の伝達機構>
図2は画像形成装置1の各回転体と、これらを駆動する駆動源との関係を示している。画像形成装置1は駆動源として本体100に設けられた給紙モータ301とメインモータ302を使用する。そのため、給紙オプション150には駆動源が搭載されておらず、コストダウンを図れる。さらに、本実施例では、給紙モータ301に必要とされる性能を低下させることができるため、給紙モータ301のコストダウンと小型化も実現される。
給紙モータ301は、本体100に設けられ、第1回転体を駆動する第2駆動手段の一例である。給紙モータ301は、本体クラッチ310を介して本体給紙ローラ102、本体分離ローラ103を駆動するが、本体クラッチ310を介さずに本体搬送ローラ104およびレジローラ106を駆動する。つまり、給紙オプション150から記録材を給紙する場合、本体クラッチ310が給紙モータ301からの駆動力を切断するため、本体給紙ローラ102や本体分離ローラ103には駆動力が伝達されない。本体カセット145から記録材を給紙する場合、本体クラッチ310が給紙モータ301からの駆動力を本体給紙ローラ102や本体分離ローラ103に伝達される。
メインモータ302は、本体100に設けられ、画像形成部と第2回転体とを駆動する第1駆動手段の一例である。メインモータ302は、中間クラッチ311とオプションクラッチ312を介してオプション給紙ローラ152、オプション分離ローラ153を駆動する。メインモータ302は、中間クラッチ311を介してオプション搬送ローラ154を駆動する。給紙オプション150から記録材を給紙する場合、中間クラッチ311とオプションクラッチ312はいずれも駆動力を伝達する。一方で、給紙オプション150の下方に設けられた別の給紙オプション150から記録材を給紙するときは、中間クラッチ311が駆動力を伝達するが、オプションクラッチ312は駆動力を伝達しない。また、本体カセット145から記録材が給紙されるときは、中間クラッチ311が駆動力を伝達しない。メインモータ302は、どの給紙部から記録材が給紙されるかには依存せずに、感光ドラム122、現像ローラ121、定着フィルム133、加圧ローラ134、FDローラ110を駆動する。とりわけ、レジローラ106よりも下流の搬送路では記録材は一定の搬送速度vspで搬送される。つまり、記録材の搬送速度が可変とされる搬送区間は、感光ドラム122よりも上流の搬送区間である。
この上流の搬送区間において紙間距離が調整されたり、記録材のたわみ量が調整されたりする。
本実施例は給紙モータ301の回転速度を制御することで紙間距離を制御する。給紙モータ301は、たとえば、ステッピングモータである。感光ドラム122の搬送速度をvps[mm/s]とする。オプション搬送ローラ154の搬送速度をv1[mm/s]とする。本体搬送ローラ104の搬送速度であって、紙間距離を調整するための増速(加速)を実施しない定常状態での搬送速度をv2[mm/s]とする。この場合、感光ドラム122の搬送速度vpsは本体搬送ローラ104の搬送速度v2と等しいが、オプション搬送ローラ154の搬送速度v1よりは遅い。そのため、搬送路のうちオプション搬送ローラ154から本体搬送ローラ104までの搬送区間では記録材にたわみ(ループ)が形成される。
なお、トナー画像の転写を良好にするために、感光ドラム122などの画像形成部において記録材は一定の速度で搬送される必要がある。そのため、本実施例では、画像形成部の搬送速度vpsと本体搬送ローラ104の搬送速度v2は基本的に等しく設定される。なお、これらの搬送速度は回転体の周速度である。たわみを形成するための条件(たわみ条件)は搬送速度v2(≒搬送速度vps)が搬送速度v1未満となることである。本実施例では、メインモータ302によって画像形成部とオプション搬送ローラ154とが駆動されるため、メインモータ302の回転速度を調整することができない。これは、上述したように画像形成部の搬送速度がvpsに固定されるからである。たわみ条件を満たすために、本実施例では、メインモータ302からオプション搬送ローラ154に駆動力を伝達する複数のギアのギア比を予め設定することで、たわみ条件を達成している。
<コントローラ>
図3は制御系のブロック図である。コントローラ200は、本体100および給紙オプション150の全体を統括的に制御するマイクロプロセッサである。コントローラ200はプリント制御部201と搬送制御部202を有している。プリント制御部201は、記録材に画像を形成して定着させるために、高圧発生回路210、レーザ制御回路220およびヒータ132を制御する。高圧発生回路210は帯電電圧、現像電圧および転写電圧を生成する。レーザ制御回路220は光学箱140のレーザや回転多面鏡を制御する。ヒータ132はトナー像を適切な温度で定着させるためにサーミスタ131により検知された温度に基づいて制御される。
搬送制御部202は本体100に設けられ、第1駆動手段および第2駆動手段を制御する制御手段の一例である。搬送制御部202は搬送路に配置されたシートセンサ105、107、109および155からの検知信号に基づき、記録材の先端位置や後端位置を認識し、給紙モータ301、メインモータ302およびクラッチを制御する。シートセンサ105は本体カセット145からの給紙完了を判断したり、紙間を検知したりするために使用される。シートセンサ107は画像形成の開始タイミングを決定するために設けられている。シートセンサ109は紙詰まりを検知するために設けられている。シートセンサ155は給紙オプション150からの給紙完了を判断するために設けられている。搬送制御部202は本体クラッチ310をオンにすることで本体カセット145から記録材を給紙する。搬送制御部202は本体クラッチ310をオフにし、かつ、中間クラッチ311とオプションクラッチ312とをともにオンにすることで給紙オプション150から記録材を給紙する。なお、給紙オプション150内で必要に応じて記録材を待機させるために、搬送制御部202は中間クラッチ311をオフにしてもよい。
搬送制御部202は、本体カセット145および給紙オプション150から最速スループットで複数の記録材を連続給紙する場合、給紙モータ301の回転速度を一時的に増加させることで紙間距離を調整してもよい。最速スループットとは、画像形成装置1に設定可能なスループットのうちで最速のものをいう。スループットは、単位時間あたりに形成可能な画像の枚数である。
以下で説明するように、給紙モータ301の回転速度が一時的に増加することで本体搬送ローラ104の搬送速度が増加して先行紙と後続紙との紙間距離が短縮される。なお、ここで短縮される距離は記録材のたわみ量以下でなければならない。短縮される距離がたわみ量を超えると、本体搬送ローラ104とオプション搬送ローラ154とが記録材を引っ張り合ってしまい、これがバックテンションとなって給紙モータ301に作用してしまうからである。オプション搬送ローラ154による引っ張り力に打ち勝つためには、トルクの強い給紙モータ301が必要になる。そこで、本実施例では、給紙モータ301に要求されるトルク性能を低減するために、以下のようなたわみ制御を実行する。
<たわみ量の制御>
次にたわみ量の算出と制御方法について説明する。給紙モータ301が定常速(搬送速度v2)で駆動した状態のまま給紙オプション150から給紙した時点では、オプション搬送ローラ154の搬送速度v1は本体搬送ローラ104の搬送速度v2よりも速い。図4(A)は記録材SPの先端が本体搬送ローラ104に到達したことを示している。図4(B)は記録材SPの後端がオプション搬送ローラ154を抜けることを示している。図4(A)および図4(B)が示すように記録材Pの先端が本体搬送ローラ104に到達してから記録材SPの後端がオプション搬送ローラ154を抜けるまでの間にたわみが形成される。これは記録材SPの先端部分の搬送速度よりも後端部分の搬送速度が速いからである。たわみ量S[mm]は以下の式1により求められる。
S=( P − L1 ) * ( 1 − v2 / v1 )・・・式1
ここでL1はオプション搬送ローラ154から本体搬送ローラ104までの間の記録材SPの先端が通る搬送路の長さである。Pは搬送方向における記録材の長さである。
図5はオプション搬送ローラ154の一例を示している。図5が示すように、オプション搬送ローラ154は2本の軸部材161と4つのローラ部材162により構成されている。ローラ部材162の幅は記録材の幅よりも狭い。つまり、1枚の記録材は複数のローラ部材162によって部分的に挟持されながら搬送される。そのため、記録材の後端がオプション搬送ローラ154を抜ける際に記録材のこし(硬さ)に起因してしわが発生し、画像不良が発生するかもしれない。たわみ量Sが大きくなるにしたがってしわが発生しやすくなる。それ故、記録材の後端がオプション搬送ローラ154を抜ける際のたわみ量Sは一定の閾値M以下になるような搬送制御が必要となる。ここで閾値Mは予め実験によって求まる値であり、紙質(記録材の厚み、坪量、材質など)やオプション搬送ローラ154の形状(ローラ部材162の数や幅)等に依存する。記録材の長さPが長くなると、たわみ量Sは閾値Mを超えてしまうことも考えられる。この場合、たわみ量Sが閾値M以下となるように、搬送制御部202はΔ(Δ=S−M)だけたわみ量を削減する。
<給紙制御>
図6を用いて給紙間隔の制御について説明する。シートセンサ105などは先行紙の後端から後続紙の先端までの距離(紙間距離)がある一定距離以上でないと、紙間を検知することができない。たとえば、シートセンサ105が、記録材の先端によって倒され、後端が抜けると元の位置に復帰するフラグ部材を有していることがある。紙間距離が短すぎると、フラグ部材が十分に復帰する前に後続紙の先端によってフラグ部材が再び倒されてしまい、シートセンサが後続紙の先端を検知できなくなる。ここでは、シートセンサが紙間、つまり、後続紙の先端を検知可能な最小の紙間距離をLsns[mm]とする。後続紙の給紙が完了した時点での紙間距離は、先行紙と後続紙の給紙バラツキにより変動する。つまり、紙間距離は、目標紙間距離を中心として‐LPickMinusから+LPickPlusまでの範囲で変化する。LPickMinusやLPickPlusは目標紙間距離に対する最大の変動量を示している。なお、紙間距離は、搬送速度vpsに紙間時間を乗算したものである。つまり、紙間時間は目標紙間時間に対して‐TPickMinusから+TPickPlusまでの範囲で変化する。ここで、‐LPickMinusは‐TPickMinus*vpsであり、+LPickPlusは+TPickPlus*vpsである。このように紙間は紙間距離または紙間時間で表すことが可能であるが、説明の便宜上、以下では紙間距離を用いて説明する。Lsns、LPickMinus、LPickPlusは搬送機構のメカ的な構成やシートセンサのチャタリング除去時間に応じて予め決定される値である。
S601で搬送制御部202は給紙時の目標となる目標紙間距離Ltarget_feedを決定するために先行紙の有無を判定する。なお、目標紙間距離Ltarget_feedは給紙時の目標紙間であって、排紙時の目標紙間距離とは異なる。先行紙の有無は現在実行しているプリントジョブの情報に基づいて判断可能である。たとえば、10枚の画像形成するジョブにおいて、5枚目の記録材の給紙が完了していれば、次は6枚目の記録材が給紙されることがわかる。なお、シートセンサの検知結果に基づいて搬送制御部202が先行紙の有無を検知してもよい。このように搬送制御部202は、プリントジョブの情報やシートセンサの検知結果に基づき先行紙があると判定する。先行紙が無い場合は紙間調整を実施する必要が無いため搬送制御部202はS602に進む。先行紙が有る場合、搬送制御部202はS603に進む。
S602で搬送制御部202は、紙間距離を調整するための加速要求をOFFに設定する。搬送制御部202は、定着装置130や光学箱140、カートリッジ120の準備が整ったら、中間クラッチ311やオプションクラッチ312をオンにして給紙オプション150からの給紙動作を開始する。
S603で搬送制御部202は、排紙時の目標紙間距離が所定値以上かどうかを判定する。排紙時の目標紙間距離Ltarget_dischargeは、予め定められた目標スループットX、記録材の長さP、搬送速度(搬送速度vps)から決定される。
Ltarget_discharge = 60[sec] / ( 1[min] * X[枚/min] ) * vps [mm/sec] − P[mm] ・・・・式2
このように、搬送制御部202は排紙時の目標紙間距離Ltarget_dischargeが所定値Lsns + LPickMinus以上かどうかを判定する。排紙時の目標紙間距離Ltarget_dischargeが所定値Lsns + LPickMinus以上の場合、排紙時の実際の紙間距離は少なくともLsnsだけは確保可能である。これは、給紙時の目標紙間距離Ltarget_feedを排紙時の目標紙間距離Ltarget_dischargeと同等に設定しても紙間距離はLsns以上となることを意味する。つまり、給紙時における紙間距離のバラツキが最大(LPickMinus)となっても、排紙時の紙間距離はLsnsになり、シートセンサ109で後続紙の先端を検知できる。排紙時の目標紙間距離Ltarget_dischargeが所定値Lsns + LPickMinus以上の場合、搬送制御部202はS604に進む。なお、記録材SPの先端がレジローラ106に到達すると、
S604で搬送制御部202は給紙時の目標紙間距離Ltarget_feedに排紙時の目標紙間距離Ltarget_dischargeを設定する。また、この場合は、紙間調整を行わなくても最小紙間が確保される。そのため、搬送制御部202はS602に進み、加速要求をOFFに設定する。
一方、S603で排紙時の目標紙間距離が所定値未満である場合、スループット向上のために紙間距離の短縮が要求される。そこで、排紙時の目標紙間距離Ltarget_dischargeがLsns + LPickMinus以上でない場合、搬送制御部202はS605に進む。
S605で搬送制御部202はたわみ量Sに基づき記録材SPにしわが発生するかどうかを判定する。たとえば、搬送制御部202はたわみ量Sが閾値Mを超えていればしわが発生すると判定し、たわみ量Sが閾値Mを超えていなければしわが発生しないと判定する(しわ発生条件)。しわが発生するならば搬送制御部202はS606に進む。
S606で搬送制御部202は紙間距離を短縮してもしわが発生しないようなたわみ量となるように給紙時の目標紙間距離を決定する。たとえば、搬送制御部202は給紙時の目標紙間距離Ltarget_feedを以下のように設定する。
Ltarget_feed = Lsns + LPickMinus + ( S − M ) ・・・・式3
上述したように、S−Mは給紙モータ301を加速することによるたわみ量の短縮距離を示している。よって、たわみ量が短縮され、かつ、給紙時の紙間距離が最大限にばらついても、最終的な紙間距離は少なくともLsnsだけ確保され、かつ、しわもよらないことになる。
S607で搬送制御部202は加速要求をONに設定する。一方で、S605でたわみ量Sが閾値M以下であり、紙間距離を短縮しても理論上はしわが発生しない場合、搬送制御部202はS608に進む。S608で搬送制御部202は給紙時の目標紙間距離Ltarget_feedを所定値Lsns + LPickMinusに設定する。その後、S507で、搬送制御部202は、スループット向上のために紙間距離を短縮すべく、加速要求をONにする。
<加速制御>
図7を用いて加速制御について説明する。S700で搬送制御部202は記録材SPの先端をシートセンサ105で検知したかどうかを判定する。シートセンサ105が記録材SPの先端を検知すると、搬送制御部202はS701に進む。
S701で搬送制御部202は給紙時に設定した加速要求がONかどうかを判定する。加速要求がONの場合、S702に進む。S702で搬送制御部202は給紙モータ301の一時的な加速によって短縮される紙間距離(紙間の短縮距離)を決定する。たとえば、短縮距離(加速量)はシートセンサ105で測定した実際の紙間距離と排紙時の目標紙間距離との差分である。短縮距離は、しわが発生しない程度の短縮距離に設定される。つまり、たわみ量Sが少なくとも閾値M以下となるように短縮距離が設定される。つまり、給紙モータ301を加速制御することで、紙間距離はS−Mだけ短縮され、たわみ量Sが閾値Mへと削減される。その後、搬送制御部202はS706に進む。
S701で加速要求がOFFに設定されている場合、搬送制御部202はS703に進む。S703で搬送制御部202はプリントジョブに基づき給紙口が給紙オプション150に設定されているかどうかを判定する。プリントジョブにより給紙口が給紙オプション150に設定されている場合、搬送制御部202はS704に進む。S704で搬送制御部202はたわみ量Sに基づきしわが発生するかどうかを判定する。たとえば、搬送制御部202はたわみ量Sが閾値Mを超えているかどうかを判定する。しわが発生するのであれば、たわみ量を削減してしわを低減すべく、S705に進む。S705で搬送制御部202は給紙モータ301の加速による紙間の短縮距離を S−M に設定する。その後、搬送制御部202はS706に進む。
S703で給紙口が給紙オプション150でないと判定された場合や、S704でしわが発生しないと判定された場合、たわみ量Sの削減は不要であるため、給紙モータ301の加速を実行せずに、搬送制御部202は本フローチャートに係る処理を終了する。なお、しわが発生しないとは、まったくしわが発生しないという意味ではなく、画像不良を発生させない程度の軽微なしわが発生することも含まれる。
S706で搬送制御部202は加速タイミングが到来したかどうかを判定する。たとえば、搬送制御部202はシートセンサ107が先行紙の後端が抜けたことを検知したかどうかを判定する。シートセンサ107が先行紙の後端が抜けたことを検知していれば、給紙モータ301によって駆動されるレジローラ106も先行紙の後端が抜けている。つまり、給紙モータ301によって後続紙を加速可能な状態になる。このように後続紙の搬送速度を加速して、紙間距離を短縮可能なタイミングが到来すると、搬送制御部202はS707に進む。S707で搬送制御部202は加速制御を実行する。
<加速制御の例>
図8を用いて加速制御(S707)の一例について説明する。図8において左側の縦軸は記録材の搬送速度を示している。右側の縦軸はたわみ量を示している。横軸は時間である。時刻t1は後続紙の先端が本体搬送ローラ104に到達したタイミングである。これは、シートセンサ105が後続紙の先端を検知したタイミングとして搬送制御部202には認識される。時刻t2は加速を開始するタイミングである。時刻t2は時刻t1から所定時間が経過したタイミングである。時刻t3は加速を終了するタイミングである。時刻t3は時刻t2から所定時間が経過したタイミングである。時刻t2から時刻t3までの期間が加速期間(増速期間)であり、この期間の長さは紙間距離の短縮量(短縮距離)に応じて決定される。時刻t4は後続紙の後端がオプション搬送ローラ154を抜けるタイミングである。これは、後続紙の後端がシートセンサ155によって検知されるタイミングとして搬送制御部202には認識される。
ここでは、給紙モータ301の加速制御によって搬送速度はv1,v2[mm/sec]よりも速いv3[mm/sec]まで増速されるものとする。ここでv3は、画像形成装置1がサポートする最大長の記録材に基づき決定される。上述したように、加速制御の実施可能区間は、記録材の先端がシートセンサ105に到達したときから感光ドラム122に到達するまでの区間である。v3は、この区間における短縮距離がLPickMinus + (S−M)以上となるように予め決定される。
図8に示すように、Tacc[msec]は、搬送速度がv2からv3へと遷移するために必要となる加速時間である。また、Tdec[msec]は、搬送速度がv3からv2に減速するために必要となる時間である。Lacc、Ldec[mm]は加速・減速を実施する際に記録材が搬送される距離を示している。Qacc、Qdec[mm]はTaccとTdecに対応する紙間の短縮距離である。これらの値は予め給紙モータ301のスローアップ・スローダウンテーブルにより保持されている。スローアップ・スローダウンテーブルは搬送制御部202の記憶装置に記憶されている。
説明を簡明化するために、短縮距離QがQacc+Qdecより大きい場合を例に挙げる。加速制御で所望の短縮距離Qを得るためには速度v3に到達してからQ − Qacc − Qdec[mm]だけ短縮されればよい。よって、速度v3での搬送時間Tsteady[msec]は以下の式により求まる。
Tsteady[msec] = (Q − Qacc − Qdec)/(v3−v2) ・・・・式4
図9を用いて加速制御の具体的な処理について説明する。S901で搬送制御部202は給紙モータ301の加速を開始可能かどうかを判定する。たとえば、先行紙の後端がレジローラ106を抜けていれば、搬送制御部202は給紙モータ301の加速を開始可能と判定する。先行紙の後端がレジローラ106に挟持されている状態で加速制御を実施すると、レジローラ106と感光ドラム122との間の区間で先行紙にたわみが形成されてしまう。このたわみは転写不良等の画像不良の要因となりうる。よって、先行紙の後端がレジローラ106を抜けると、搬送制御部202は給紙モータ301の加速を開始可能と判定する。なお、先行紙の後端がレジローラ106を抜けたかどうかはシートセンサ107により検知可能である。加速開始可能と判定すると、搬送制御部202はS902に進む。
S902で搬送制御部202は、後続紙に所定のたわみ量が形成されたかどうかを判定する。これは、シートセンサ105により後続紙の先端が検知されたタイミングから所定時間が経過したかどうかで判定可能である(たわみ量=所定時間*(v1−v2))。シートセンサ105に後続紙の先端が到達してすぐに本体搬送ローラ104の搬送速度をv3に増速してしまうと、バックテンションが発生する。なぜなら、オプション搬送ローラ154と本体搬送ローラ104間でのたわみがすぐになくなってしまうからである。そのため、搬送制御部202は、加速制御を実施しても給紙モータ301にバックテンションがかからないようたわみ量が所定量確保されるまで待機する。この待ち時間は、給紙モータ301の速度がv2からv3に即時に加速完了すると仮定すると、次の式から求められる。
待ち時間 = S * (v3−v1)/{(v3−v2)*(v1−v2)} ・・・・式5
ここで(v1−v2)[mm/sec]は加速しない場合のたわみ量の増加速度を示している。(v3−v1)[mm/sec]は加速した場合のたわみ量の減少速度を示している。式5は、記録材の後端がオプション搬送ローラ154を抜けときのたわみ量が加速しない場合にSとなり、加速した場合に0となることを条件として導出される。S902で所定のたわみ量が形成されると、S903に進む。
S903で搬送制御部202は給紙モータ301の回転速度を増加させ、本体搬送ローラ104の搬送速度をv2からv3に増速する。S904で搬送制御部202は加速時間がTacc+Tsteady[msec]になったかどうかを判定する。加速時間がTacc+Tsteady[msec]になると、搬送制御部202はS905に進む。S905で搬送制御部202は搬送速度がv3からv2に減少するよう給紙モータ301の回転速度を減少させて、加速制御を終了する。
図10(A)はたわみ量の調整が不要なケースにおいて加速制御を実行したときの搬送速度とたわみ量の関係を示している。図10(B)はたわみ量の調整が必要なケースにおいて加速制御を実行したときの搬送速度とたわみ量の関係を示している。上述したように時刻t4においてたわみ量Sが閾値Mを超えてしまうことが予想されると、搬送制御部202は紙間距離の短縮量を調整する。これにより、しわの発生を招くようなたわみ量を削減することができる。また、図10(A)および図10(B)が示すように、時刻t2から時刻t3の加速期間において紙間距離が短縮されるため、たわみ量Sも削減される。しかし、加速期間の終始にわたってたわみ量Sが所定量β(例:0)未満にならないように紙間距離の短縮量が決定されている。そのため、給紙オプション150による給紙モータ301に対するバックテンションが所定値α以下となるように短縮量が決定されているため、給紙モータ301に要求されるトルク性能を低下させることができる。つまり、より安価で小型のモータを給紙モータ301として採用できるようになる。
[実施例2]
実施例1では本体搬送ローラ104の搬送速度とオプション搬送ローラ154の速度差(v2−v1)によって本体搬送ローラ104とオプション搬送ローラ154との間の搬送区間でたわみを形成していた。とりわけ、実施例1ではたわみ量が一定範囲内に収まるように紙間距離の短縮量が制御されることで、加速期間における給紙モータ301に対するバックテンションが削減されつつ、記録材にしわが発生しにくくなっている。実施例2では中間クラッチ311の制御によってたわみ量を一定範囲内に収める例について説明する。なお、実施例2において実施例1と共通または類似する部分については説明の簡明化のために省略する。
図11は給紙時の目標紙間距離を決定する処理を示すフローチャートである。実施例1では図6に示したS605ないしS608でたわみ量Sと閾値Mの関係に従って給紙時の目標紙間距離Ltarget_feedを切り替えている。上述したようにたわみ量Sを閾値M以下まで削減するためには給紙モータ301を加速してたわみ量を短縮する必要がある。たわみ量を削減すると、紙間距離も短縮されるため、実施例1では予め紙間距離の短縮量を考慮して目標紙間距離Ltarget_feedが決定されている。一方、実施例2ではS1101に示すようにたわみ量Sに依存することなく、所定値Lsns + LPickMinusが給紙時の目標紙間距離Ltarget_feedに設定される。
図12は紙間距離の短縮量を決定する処理を示すフローチャートである。実施例1では図7のS703〜S705が示すように、紙間調整のための加速が不要な場合であってもたわみ量Sが閾値Mを超える場合はその差分(S−M)だけたわみ量が削減されていた。一方、実施例2では図12に示すようにS701で紙間調整のための加速制御が不要と判定されると、搬送制御部202は加速制御をスキップする。
このように実施例2の搬送制御部202はたわみ量Sが閾値Mを超えることが予想されても給紙モータ301の加速によるたわみ量の削減を実施しない。その代わりに実施例2では図13に示すように搬送制御部202が中間クラッチ311を制御することでたわみ量を制御する。
S1301で搬送制御部202は記録材SPの後端が所定位置に到達したかどうかを判定する。所定位置は、搬送路においてオプション搬送ローラ154の位置よりも手前の位置であり、たとえば、オプション搬送ローラ154の位置から上流方向にL2[mm]離れた位置である。このL2は、中間クラッチ311をOFFにしても記録材SPにしわが発生しないような距離であり、予め実験またはシミュレーションなどにより決定される距離である。後端が所定位置に到達すると、搬送制御部202はS1302に進む。
S1302で搬送制御部202はたわみ量Sを求める。たわみ量は、中間クラッチ311をOffせずにそのまま記録材SPを搬送したと仮定した場合に、記録材SPの後端がオプション搬送ローラ154を抜けるまでに発生するであろうたわみ量Sである。たわみ量Sは上述した式1を用いて算出される。
S1303で搬送制御部202はたわみ量Sに基づきしわが発生しうるかどうかを判定する。上述したように、搬送制御部202はたわみ量Sが閾値Mより大きいかを判定することで、しわの発生を判定できる。たわみ量Sが閾値M以下となる場合は、たわみ量の調整を実施しなくてもたわみ量Sは閾値M以内に収まり、記録材SPにはしわが発生しない。よって、搬送制御部202は中間クラッチ311によるたわみ量調整を実施せずに、本フローチャートに係る処理を終了する。一方、たわみ量Sが閾値Mを超える場合はしわが発生しうる。そのため、搬送制御部202はS1304に進む。
S1304で中間クラッチ311を一旦Offにする。中間クラッチ311をOffにしている間は、メインモータ302からの駆動力がオプション搬送ローラ154に伝達されない。つまり、オプション搬送ローラ154は停止する。一方で、本体搬送ローラ104は給紙モータ301によって駆動されているため、たわみ量が削減される。
S1305で搬送制御部202は中間クラッチ311をOffにしてからの経過時間が所定時間以上になったかどうかを判定する。所定時間は、たわみ量Sが閾値Mまで削減されるのに必要となる時間である。したがってこの判定は、たわみ量Sが閾値Mまで削減されたかどうかを判定することと同じである。経過時間が所定時間以上になると、搬送制御部202はS1306に進む。S1306で搬送制御部202は中間クラッチ311をOnに切り替え、記録材SPの搬送を再開する。なお、S1305でたわみ量を削減するための所定の待ち時間Twaitは式6で決定される。
ここで、TOffMaxは中間クラッチ311をOffしてからオプション搬送ローラ154が停止するまで時間である。この時間はTOffMinないしTOffMaxの間でばらつくため、ここではTOffMaxを考慮する。TOnMinは中間クラッチ311をOnしてからオプション搬送ローラ154が駆動するまでの時間である。この時間はTOnMinないしTOnMaxの間でばらつくため、ここではTOnMinを考慮する。搬送速度としてv2を用いている。これは、S1304〜S1306では紙間調整のための加速が完了し、本体搬送ローラ104の搬送速度がv2に戻っているためである。なお、TOffMin、TOffMax、TOffMin、TOffMaxは中間クラッチ311の性能や駆動力の伝達にかかる時間から決定される値であるが、ここでは実験やシミュレーションから求められうる。
図14が示すようにたわみ量Sを閾値M以下に削減されているため、記録材SPのしわの発生が抑制される。また、たわみ量Sは0未満とならないように中間クラッチ311の停止時間(所定の待ち時間Twait)が制御されるため、給紙モータ301にかかるバックテンションが削減される。これにより、給紙モータ301に要求される最大トルクを削減し、安価で小型のモータを採用可能となっている。また、紙間調整のための加速を実施する場合であっても給紙オプション150用に専用のモータを追加する必要もない。
[まとめ]
実施例1、2によれば、搬送制御部202は、本体搬送ローラ104を通じて給紙モータ301に対して発生するバックテンションが所定値以下となるように、本体搬送ローラ104またはオプション搬送ローラ154を制御するように構成されている。なお、所定値は、給紙モータ301の必要トルクを増大させない程度の値であればよいが、たとえば0である。バックテンションを0にするにはたわみ量が0を超えていればよい。ただし、給紙モータ301に要求される最大トルクを削減し、安価で小型のモータを採用可能となるようなバックテンションは許容される。バックテンションは本体搬送ローラ104とオプション搬送ローラ154との間に記録材が存在するときに、本体搬送ローラ104とオプション搬送ローラ154とが記録材を引っ張り合うことで発生する。実施例1によれば、たわみ量Sが所定量β以上となるように紙間距離の短縮量が決定されて本体搬送ローラ104が制御されるため、バックテンションが軽減される。また、実施例2によれば、たわみ量Sが所定量β以上となるようにオプション搬送ローラ154の回転停止期間が制御されるため、バックテンションが軽減される。その結果、給紙モータ301に要求されるトルクが削減され、給紙モータ301の小型化を実現することができる。
つまり、搬送制御部202は、本体搬送ローラ104とオプション搬送ローラ154との間に記録材が存在するときに、本体搬送ローラ104よりもオプション搬送ローラ154の方が速い速度で回転するようにメインモータ302と給紙モータ301を制御する。その後、搬送制御部202は、オプション搬送ローラ154よりも本体搬送ローラ104の方が速い速度で回転するようにメインモータ302または給紙モータ301を制御する。
図8などを用いて説明したように、搬送制御部202は、本体搬送ローラ104とオプション搬送ローラ154との間に記録材が存在するときに記録材のたわみ量Sが第1閾値以下となり、かつ、第2閾値以上となるように本体搬送ローラ104またはオプション搬送ローラ154を制御する。ここで、第1閾値は記録材にしわが発生しないように決定された閾値Mである。第2閾値は本体搬送ローラ104とオプション搬送ローラ154とが記録材を引っ張り合うことで本体搬送ローラ104を通じて給紙モータ301に対して発生するバックテンションが所定値α以下となるように決定されたβである。これにより、バックテンションを削減しつつ、しわの発生も低減することが可能となる。
画像形成部は基準速度vspで記録材を搬送するように構成されている。本体搬送ローラ104は、搬送路において先行する記録材の後端と後続の記録材の先端までの紙間距離を短縮しない場合(加速要求OFF)、基準速度で後続の記録材を搬送する。一方で本体搬送ローラ104は、紙間距離を短縮する場合(加速要求ONまたはしわが発生しうる場合)は基準速度よりも速い第1速度v3で記録材を搬送する。オプション搬送ローラ154は、基準速度vspよりも速く、かつ、第1速度v3よりも遅い第2速度v1で搬送するように構成されている。式1を用いて説明したように、たわみ量Sは、本体搬送ローラ104における搬送速度v2と、オプション搬送ローラ154における搬送速度v1と、本体搬送ローラ104とオプション搬送ローラ154との間の搬送区間の距離L1と、記録材の搬送方向における長さPに基づいて求められてもよい。搬送制御部202は、本体搬送ローラ104を駆動する給紙モータ301を制御することで、記録材のたわみ量Sが第1閾値M以下となり、かつ、第2閾値β以上となるように本体搬送ローラ104を制御する。これにより、バックテンションを削減しつつ、しわの発生も低減することが可能となる。
S904に関して説明したように、搬送制御部202は、たわみ量Sが第1閾値Mを超えるかどうかを判定する。たわみ量Sが第1閾値Mを超える場合、搬送制御部202は、たわみ量Sが第1閾値M以下となるように、本体搬送ローラ104による記録材の搬送速度を増速する期間(加速時間)を決定する。このように、搬送速度をv3に固定しつつ時間を調整することで、たわみ量を制御することが可能となる。
中間クラッチ311は、メインモータ302からの駆動力をオプション搬送ローラ154に伝達させる状態と伝達させない状態とを切り替える切替手段の一例である。メインモータ302と中間クラッチ311とにより駆動手段が形成されていると観念されてもよい。実施例2に関して説明したように、搬送制御部202は、中間クラッチ311を通じてオプション搬送ローラ154に伝達される駆動力を制御する。これにより、記録材のたわみ量Sが第1閾値M以下となり、かつ、第2閾値β以上となるようにオプション搬送ローラ154を制御することが可能となる。このように、たわみ量Sの削減は中間クラッチ311によって実現されてもよい。
S1303に関して説明したように、搬送制御部202は、たわみ量Sが第1閾値Mを超えるかどうかを判定してもよい。S1304ないしS1306に関して説明したように、たわみ量Sが第1閾値Mを超える場合、搬送制御部202は、たわみ量Sが第1閾値M以下となるように、オプション搬送ローラ154の回転停止期間を決定してもよい。これにより、しわが軽減される。
図5を用いて説明したように、オプション搬送ローラ154は、軸部材161と、軸部材161に取り付けられた複数のローラ部材162とを有していてもよい。複数のローラ部材162は記録材の一部に接触して搬送するように構成されている。これにより複数のローラ部材162の材料を削減することができる。しかし、これはしわの発生を招くことがあるため、上述したたわみ量Sの調整が必要となる。
S604、S606、S608に関して説明したように、搬送制御部202は、排紙紙間距離が、シートセンサによって先行する記録材の後端と後続の記録材の先端とを検知可能な最小の紙間距離以上となるように給紙紙間距離を制御する。ここで排紙紙間距離は排紙部において先行する記録材の後端から後続の記録材の先端までの距離である。給紙紙間距離は給紙部における先行する記録材の後端から後続の記録材の先端までの距離である。これにより、シートセンサによる紙間の検知と、紙間距離を短縮してスループットを向上ることとを両立させることができる。S606に関して説明したように、搬送制御部202は、たわみ量Sが第1閾値Mを超える場合に、たわみ量Sと第1閾値Mとの差分を給紙紙間距離に加算してもよい。
本体100は、給紙モータ301からの駆動力により記録材を給紙する本体カセット145をさらに有していてもよい。S703に関して説明したように、搬送制御部202は、給紙オプション150から記録材を給紙するときはたわみ量Sが第1閾値M以下となるようにたわみ量Sを削減する。また、搬送制御部202は、本体100の本体カセット145から記録材を給紙するときはたわみ量Sの削減処理をスキップしてもよい。図2に示したように、本体100に設けられた第1の給紙カセットである本体カセット145から記録材を給紙するときは、オプション搬送ローラ154が関与しないため、オプション搬送ローラ154によるバックテンションやたわみ量が問題とならないからである。
実施例1、2では本体100に接続される給紙オプション150について説明したが、給紙オプション150は本体に内蔵された第2の給紙カセットであってもよい。本体に内蔵された第2の給紙カセットであっても、図2に示したような駆動力の伝達関係が成立する限り、バックテンションの問題やしわの問題が発生しうるからである。
100…画像形成装置の本体、104…本体搬送ローラ、105…シートセンサ、150…給紙オプション、154…オプション搬送ローラ、301…給紙モータ、302…メインモータ、311…中間クラッチ

Claims (13)

  1. 本体と、当該本体に記録材を給紙する給紙オプションとを有する画像形成装置であって、
    前記本体に設けられ、トナー画像を記録材に形成する画像形成部と、
    前記本体に設けられ、搬送路において前記画像形成部へ前記記録材を搬送する第1回転体と、
    前記給紙オプションに設けられ、前記搬送路における前記記録材の搬送方向において前記第1回転体よりもさらに上流側に配置された第2回転体と、
    前記本体に設けられ、前記画像形成部と前記第2回転体とを駆動する第1駆動手段と、
    前記本体に設けられ、前記第1回転体を駆動する第2駆動手段と、
    前記本体に設けられ、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記記録材が存在するときに、前記第1回転体と前記第2回転体とが前記記録材を引っ張り合うことで前記第1回転体を通じて前記第2駆動手段に対して発生するバックテンションが所定値以下となるように、前記第1駆動手段または前記第2駆動手段を制御するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記記録材が存在するときに当該記録材のたわみ量が第1閾値以下となり、かつ、第2閾値以上となるように前記第1駆動手段または前記第2駆動手段を制御するように構成されており、
    前記第1閾値は前記記録材にしわが発生しないように決定された閾値であり、
    前記第2閾値は前記第1回転体と前記第2回転体とが前記記録材を引っ張り合うことで前記第1回転体を通じて前記第2駆動手段に対して発生するバックテンションが所定値以下となるように決定された閾値であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成部は基準速度で前記記録材を搬送するように構成されており、
    前記第1回転体は、前記搬送路において先行する記録材の後端と後続の記録材の先端までの距離を短縮しない場合は前記基準速度で前記後続の記録材を搬送し、前記距離を短縮する場合は前記基準速度よりも速い第1速度で記録材を搬送するように構成されており、
    前記第2回転体は、前記基準速度よりも速く、かつ、前記第1速度よりも遅い第2速度で搬送するように構成されており、
    前記たわみ量は、前記第1回転体における搬送速度と、前記第2回転体における搬送速度と、前記第1回転体と前記第2回転体との間の搬送区間の距離と、前記記録材の搬送方向における長さに基づいて求められることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記記録材のたわみ量が前記第1閾値以下となり、かつ、前記第2閾値以上となるように前記第1回転体を駆動する前記第2駆動手段を制御することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記たわみ量が前記第1閾値を超えるかどうかを判定し、前記たわみ量が前記第1閾値を超える場合、前記たわみ量が前記第1閾値以下となるように、前記第1回転体による前記記録材の搬送速度を増速する期間を決定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1駆動手段は、前記第1駆動手段からの駆動力を前記第2回転体に伝達させる状態と伝達させない状態とを切り替える切替手段を含み、
    前記制御手段は、前記記録材のたわみ量が前記第1閾値以下となり、かつ、前記第2閾値以上となるように前記第1駆動手段の前記切替手段を制御することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記たわみ量が前記第1閾値を超えるかどうかを判定し、前記たわみ量が前記第1閾値を超える場合、前記たわみ量が前記第1閾値以下となるように、前記第2回転体の回転停止期間を決定することを特徴とする請求項2、3または6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2回転体は、軸部材と、当該軸部材に取り付けられた複数のローラ部材とを有し、
    前記複数のローラ部材は前記記録材の一部に接触して搬送するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記搬送路に設けられ、前記記録材の先端と後端とを検知する検知手段をさらに有し、
    前記制御手段は、排紙部において先行する記録材の後端から後続の記録材の先端までの距離である排紙紙間距離が、前記検知手段によって前記先行する記録材の後端と前記後続の記録材の先端とを検知可能な最小の紙間距離以上となるように、給紙部における前記先行する記録材の後端から前記後続の記録材の先端までの距離である給紙紙間距離を制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記本体に設けられ、前記第2駆動手段からの駆動力により記録材を給紙する給紙カセットをさらに有し、
    前記制御手段は、前記給紙オプションから記録材を給紙するときは前記たわみ量が前記第1閾値以下となるように当該たわみ量を削減し、前記本体の給紙カセットから記録材を給紙するときは当該たわみ量の削減をスキップすることを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. トナー画像を記録材に形成する画像形成部と、
    搬送路において前記画像形成部へ前記記録材を搬送する第1回転体と、
    前記搬送路における前記記録材の搬送方向において前記第1回転体よりもさらに上流側に配置された第2回転体と、
    前記画像形成部と前記第2回転体とを駆動する第1駆動手段と、
    前記第1回転体を駆動する第2駆動手段と、
    前記第1駆動手段および前記第2駆動手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記記録材が存在するときに、前記第1回転体と前記第2回転体とが前記記録材を引っ張り合うことで前記第1回転体を通じて前記第2駆動手段に対して発生するバックテンションが所定値以下となるように、前記第1駆動手段または前記第2駆動手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  12. 本体と、当該本体に記録材を給紙する給紙オプションとを有する画像形成装置であって、
    前記本体に設けられ、トナー画像を記録材に形成する画像形成部と、
    前記本体に設けられ、搬送路において前記画像形成部へ前記記録材を搬送する第1回転体と、
    前記給紙オプションに設けられ、前記搬送路における前記記録材の搬送方向において前記第1回転体よりもさらに上流側に配置された第2回転体と、
    前記本体に設けられ、前記画像形成部と前記第2回転体とを駆動する第1駆動手段と、
    前記本体に設けられ、前記第1回転体を駆動する第2駆動手段と、
    前記本体に設けられ、前記第1駆動手段および前記第2駆動手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記記録材が存在するときに、前記第1回転体よりも前記第2回転体の方が速い速度で回転するように前記第1駆動手段と前記第2駆動手段を制御した後、前記第2回転体よりも前記第1回転体の方が速い速度で回転するように前記第1駆動手段または前記第2駆動手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  13. トナー画像を記録材に形成する画像形成部と、
    搬送路において前記画像形成部へ前記記録材を搬送する第1回転体と、
    前記搬送路における前記記録材の搬送方向において前記第1回転体よりもさらに上流側に配置された第2回転体と、
    前記画像形成部と前記第2回転体とを駆動する第1駆動手段と、
    前記第1回転体を駆動する第2駆動手段と、
    前記第1駆動手段および前記第2駆動手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第1回転体と前記第2回転体との間に前記記録材が存在するときに、前記第1回転体よりも前記第2回転体の方が速い速度で回転するように前記第1駆動手段と前記第2駆動手段を制御した後、前記第2回転体よりも前記第1回転体の方が速い速度で回転するように前記第1駆動手段または前記第2駆動手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
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