JP2014144691A - 車両用シートのケーブル類保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル類を確実に保持することができて、保持部からのケーブル類の外れを防止することができ、組み付け工数を削減でき、部品点数を少なくすることができる車両用シートのケーブル類保持構造を提供する。
【解決手段】シートバックとシートクッション2とにわたって配索され、シートの可動機構部20を覆うカバー11の内部にケーブル類30が挿通され、ケーブル類30を保持する保持部27がカバー11の内部に設けられ、シートのフレーム側に設けられた被係合部50に係合する係合部51が保持部27の保持壁52に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、
シートバックとシートクッションとにわたって配索される車両用シートのケーブル類の保持構造に関する。
従来、ケーブル類を保持する保持部は、シートのリクライニング機構を覆うカバーの外面にフック状に設けられていた(特許文献1参照)。また、シートのフレーム側に対するカバーの取り付け部を前記保持部とは別に設けてあった。そして、クリップやタッピングなどでカバーをシートのフレーム側に取り付けてあった。
実開昭63−140243号公報
上記従来の構造によれば、ケーブル類の保持部は前記カバーの外面にフック状に設けられていたために、例えばカバーが変形した場合等にケーブル類が保持部から外れることがあった。
また、シートのフレーム側に対するカバーの取り付け部を前記保持部とは別に設けてあったため、組み付けの際にはケーブル類をカバーの保持部に保持させてから、カバーの取り付け部をシートのフレーム側に取り付ける必要があった。その結果、組み付け工数が増えていた。
そして、カバーはクリップやタッピングなどでシートのフレーム側に取り付けてあったために、部品点数が多くなっていた。
本発明の目的は、ケーブル類を保持部で確実に保持することができて、保持部からのケーブル類の外れを防止することができ、組み付け工数を削減でき、部品点数を少なくすることができる車両用シートのケーブル類保持構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
シートバックとシートクッションとにわたって配索されるケーブル類の保持構造であって、
シートの可動機構部を覆うカバーの内部に前記ケーブル類が挿通され、
前記ケーブル類を保持する保持部が前記カバーの内部に設けられ、
前記シートのフレーム側に設けられた被係合部に係合する係合部が前記保持部の保持壁に設けられている点にある。(請求項1)
この構成によれば、シートの可動機構部を覆うカバーの内部にケーブル類が挿通され、カバーの内部に設けられた保持部でケーブル類を保持するから、カバーでケーブル類を保護することができて、保持部からのケーブル類の外れを確実に防止することができる。
また、シートのフレーム側に設けられた被係合部に係合する係合部が保持部の保持壁に設けられているから、シートのフレーム側に対するカバーの固定強度の強い個所でケーブル類を保持することができる。その結果、ケーブル類を保持部で強固に保持することができて、保持部からのケーブル類の外れをより確実に防止することができる。
さらに、カバーの係合部をシートのフレーム側の被係合部に係合させるから、カバーを前記フレーム側に固定するのに、クリップなど他の固定部材を使用する必要がなくなる。これにより、部品点数を削減できるとともに、カバー内の省スペース化を図ることができて、カバーを小型化することができる。
そして、カバーの保持部にケーブル類を保持させながらカバーを前記フレーム側に組み付けることができ、組み付け工数を削減することができる。(請求項1)
本発明において、
前記係合部は前記保持壁の外面に突設された係合爪から成ると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記係合部は前記保持壁の外面(保持部の保持空間とは反対側の面)に突設された係合爪から成るから、係合爪が、シートのフレーム側の被係合部から外れようとした場合、保持壁がケーブル類を強く保持する方向(保持空間側)に変形する。従って、保持壁がケーブル類から反力を受けて、係合爪が保持部から外れるのを防止することができる。
また、前記係合爪を被係合部に係合してカバーをシートのフレーム側に固定した状態では、係合爪が固定される為、カバーが前記フレーム側に固定されている間は、ケーブル類をしっかりと保持し続けることができる。(請求項2)
本発明において、
前記保持壁は前記カバーの裏面から突出し、
前記被係合部は前記フレーム側の被係合片の一端部に設けられ、
前記保持壁の根元側の外面に、前記被係合片の一端部の端面が近接して対向していると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
ケーブル類に保持壁の外面の外方側に向かう力が加わった場合、保持壁の根元が前記被係合片の一端部の端面に受け止められて、保持壁の移動が阻止される。その結果、ケーブル類が保持部から外れにくくすることができる。また、保持壁の外面の外方側へのケーブル類の動きも規制することができる。(請求項3)
本発明において、
前記カバーは、上壁と、前記上壁の一側部から下方に延びる側壁とを備え、
前記保持壁は前記上壁の裏面から下方に突出して、前記保持壁と側壁との間に前記ケーブル類が挿通され、
前記側壁と、ケーブル類挿通方向の前記保持壁の端部とにわたって補強リブが架設されていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
保持壁を補強リブで補強することができる。その結果、前記上壁の裏面から下方への保持壁の突出長さが長い構造であっても成形不良を回避できて、保持壁の成形性を向上させることができる。また、保持壁を補強することで、ケーブル類が保持部からより外れにくくすることができる(請求項4)
本発明において、
前記保持壁の下端部は前記側壁側に凸状に屈曲し、
屈曲した前記保持壁の下端部が前記ケーブル類を下方から受け止めると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
屈曲した前記保持壁の下端部が前記ケーブル類を下方から受け止めるから、保持部の下方へのケーブル類の外れを防止できて、保持部でケーブル類をより確実に保持することができる。(請求項5)
本発明において、
前記カバーにケーブル類挿通孔が形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
ケーブル類をケーブル類挿通孔に挿通させた後に前記保持部にケーブル類を保持させることで、組み付け作業時にカバーの所在が不明になることを防止することができる。(請求項6)
本発明によれば、
ケーブル類を保持部で確実に保持することができて、保持部からのケーブル類の外れを防止することができ、組み付け工数を削減でき、部品点数を少なくすることができる車両用シートのケーブル類保持構造を提供することができた。
車両用シート(リアシート)の斜視図 (a)は図1のB部の拡大斜視図、(b)は図2(a)のC−C断面図 車両用シートのケーブル類保持構造の分解斜視図 上下逆にした保持部の斜視図 第1の別実施形態を示す図であり、図2(a)のC−C断面に対応する断面図 第2の別実施形態を示す図であり、図2(a)のC−C断面に対応する断面図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1に自動車のリアシート1(車両用シートに相当)を示してある。このリアシート1は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の背中を支持するシートバック3とを備えている。また、シートバック3の上端部に、乗員の頭部を支持するヘッドレスト4が連結されている。そして、図2(a),図2(b)にも示すように、シートバック3とシートクッション2とにわたってケーブル30が配索されている。
図2(a),図2(b),図3に示すように、シートクッション2の後端部とシートバック3の下端部の間にリクライニング機構20(可動機構部に相当)が設けられ、シートバック3が、シート幅方向に沿うヒンジ軸芯O周りに揺動自在に構成されている。
[リクラベースブラケット13の構造]
図3に示すように、前記リクライニング機構20は、リクラベースブラケット13を介してシートクッション2のフレーム21(シートのフレームに相当,図2(b)参照)に固定されている。リクラベースブラケット13のブラケット本体13Aは、上半部が幅広のL字形の側板状に形成されている。ブラケット本体13Aの上半部は、上側ほどシート後方側Rrに位置するように傾斜している。
そして、ブラケット本体13Aの上半部のシート前方側Frの端部からシート幅方向内側W1にフランジ状のブラケット前壁13Mが張り出し、シート後方側Rrの端部からシート幅方向内側W1にブラケット後壁13Kが張り出している。ブラケット本体13Aの上半部はリクライニング機構20に、ヒンジ軸芯O周りに回動可能に固定されている。
また、ブラケット本体13Aの下半部の上端部からシート幅方向内側W1にフランジ状のブラケット上壁13J(被係合片に相当)が張り出している。ブラケット上壁13Jとブラケット前壁13Mは滑らかに連なっている。(図3参照)ブラケット本体13Aの下半部はシートクッション2のフレーム21に固定されている(図2(b)参照)。
[リクラカバー10の構造]
図3に示すように、リクライニング機構20は、リクラベースブラケット13ごとリクラカバー10で覆われている。このリクラカバー10は、シート幅方向外側W2のリクラアウターカバー12と、シート幅方向内側W1のリクラインナーカバー11とから成る。
[リクラアウターカバー12の構造]
リクラアウターカバー12は、リクラベースブラケット13に対応した形状に構成されている。すなわち、リクラアウターカバー本体12Aは、上半部が幅広のL字形の側板状に形成されている。リクラアウターカバー本体12Aの上半部は、上側ほどシート後方側Rrに位置するように傾斜している。
リクラアウターカバー本体12Aの上半部の周縁は円弧状に形成されている。そして、リクラアウターカバー本体12Aの上半部のシート前方側Frの端部からシート幅方向内側W1にフランジ状のリクラアウターカバー前壁12Mが張り出し、シート後方側Rrの端部からシート幅方向内側W1にリクラアウターカバー後壁12Kが張り出している。さらに、リクラアウターカバー本体12Aの上半部の上端部からシート幅方向内側W1にフランジ状のリクラアウターカバー第1上壁12J1が張り出している。
また、リクラアウターカバー本体12Aの下半部の上端部からシート幅方向内側W1にフランジ状のリクラアウターカバー第2上壁12J2が張り出している。リクラアウターカバー第2上壁12J2とリクラアウターカバー前壁12Mとリクラアウターカバー第1上壁12J1とリクラアウターカバー後壁12Kとは、隣接するもの同士が滑らかに連なっている。
リクラアウターカバー本体12Aの下半部には、シート幅方向内側W1に突出する係合突起40が形成されている。
[リクラインナーカバー11の構造]
図2(b),図3に示すように、リクラインナーカバー11は、シート前後方向に延びるリクラインナーカバー上壁11Jと、リクラインナーカバー上壁11Jのシート幅方向内側W1の一側部から下方に延びるリクラインナーカバー側壁11Sとを備えている。そして、リクラインナーカバー上壁11Jのシート幅方向外側W2の端部からフランジ11Fが下方に延びている。
リクラインナーカバー側壁11Sの後半部は、前半部よりも高さ寸法が長く設定され、リクラインナーカバー上壁11Jの前半部と後半部は滑らかに連なっている。リクラインナーカバー上壁11Jの後半部とリクラインナーカバー側壁11Sの後半部とで形成されるコーナー部には、ケーブル30を挿通させるケーブル挿通孔11H(ケーブル類挿通孔に相当)が形成されている。(図3参照)
そして、リクラアウターカバー12が、リクラベースブラケット13をシート幅方向外側W2と上方から覆うようにリクラベースブラケット13に前記係合突起40で取り付けられている。また、リクラインナーカバー11が、リクラベースブラケット13をシート幅方向内側W1と上方から覆うようにリクラベースブラケット13に取り付けられている。その取り付け構造については後述する。
図2(b)に示すように、リクラアウターカバー第2上壁12J2のシート幅方向内側W1の端部と、リクラインナーカバー上壁11Jのシート幅方向外側W2の端部とは突き合わされている。リクラインナーカバー上壁11Jのフランジ11Fの下端部はブラケット上壁13Jに上方から当接している。
次に、前記ケーブル30の保持構造(車両用シートのケーブル類保持構造)について説明する。
[ケーブル30の保持構造]
図2(b)に示すように、ケーブル30を保持する保持部27がリクラインナーカバー11の内部に設けられている。前記保持部27は、リクラインナーカバー上壁11Jの裏面から下方に突出する保持壁52と、この保持壁52に対向するリクラインナーカバー側壁11Sとから成る。
保持壁52の下端部53は略V字形の凸状にリクラインナーカバー側壁11S側に屈曲し、リクラインナーカバー側壁11Sの下端部と上下方向で略同一位置に位置している。前記ケーブル30は、保持壁52とリクラインナーカバー側壁11Sとの間に挿通されるとともに、屈曲した保持壁52の下端部53に下方から受け止められる。つまり、前記保持壁52とリクラインナーカバー側壁11Sと保持壁52の屈曲した下端部53とで保持部27の保持空間Sが形成されている。
屈曲した前記保持壁52の下端部53が前記ケーブル30を下方から受け止めるから、保持部27の下方へのケーブル30の外れを防止できて、保持部27でケーブル30をより確実に保持することができる。
前記ケーブル30はリクラインナーカバー11のケーブル挿通孔11Hに挿通されて、リクラインナーカバー11の内部に挿通され、前記保持部27に挿通保持されている。ケーブル30をケーブル挿通孔11Hに挿通させた後に前記保持部27にケーブル30を保持させることで、組み付け作業時にカバーの所在が不明になることを防止することができる。
前記保持壁52とリクラインナーカバー側壁11Sとの間の保持空間Sにケーブル30を挿通させる場合、ケーブル30を前記保持空間Sの下方でシート前後方向に沿わせる。その状態でケーブル30を上方に移動させる。ケーブル30は、屈曲した保持壁52の下端部53の下側の一片53A(一片53Aは、下側ほどシート幅方向外側W2に位置するように傾斜している)にガイドされ、前記一片53Aとリクラインナーカバー側壁11Sとを弾性力に抗して押し広げて前記保持空間Sに挿入される。これにより、ケーブル30が保持空間Sに挿通された状態になる。このようにしてケーブル30を保持空間Sに挿通させるから、ケーブル30の挿通作業を容易に行うことができる。
図2(b),図4に示すように、前記ブラケット上壁13Jのシート幅方向内側W1の一端部に被係合部50が設けられ、この被係合部50に係合する係合爪51(係合部に相当)が保持部27の保持壁52の外面52Mに突設されている。符号52Nは保持壁52の内面である。シート前後方向の係合爪51の長さは、保持壁52の全幅にわたる長さに設定されている。従って、被係合部50に対する係合爪51の係合状態を安定させることができる。
前記保持壁52の係合爪51よりも根元側の外面52Mに、ブラケット上壁13Jの一端部の端面13J1が、シート幅方向外側W2から近接して対向している。
これにより、ケーブル30に保持壁52の外面52Mの外方側に向かう力が加わった場合、保持壁52の根元がブラケット上壁13Jの一端部の端面13J1に受け止められて、保持壁52の移動が阻止される。その結果、ケーブル30が保持部27から外れにくくすることができる。また、保持壁52の外面52Mの外方側へのケーブル30の動きも規制することができる。
図4に示すように、リクラインナーカバー側壁11Sと、ケーブル挿通方向でシート前方側Frの保持壁52の端部とにわたって三角形状の補強リブ60が架設されている。
これにより、保持壁52を補強リブ60で補強することができる。従って、リクラインナーカバー上壁11Jの裏面から下方への保持壁52の突出長さが長い構造であっても成形不良を回避できて、保持壁52の成形性を向上させることができる。また、保持壁52を補強することで、ケーブル30が保持部27からより外れにくくすることができる。
本発明の構成によれば、
(1) 前記リクラインナーカバー11の内部にケーブル30が挿通され、リクラインナーカバー11の内部に設けられた保持部27でケーブル30を保持するから、リクラインナーカバー11でケーブル30を保護することができて、組付時にケーブル30が保持部27から外れにくくすることができ、ケーブルの所在が不明にならない。
また、前記被係合部50に係合する係合爪51が保持部27の保持壁52に設けられているから、リクラベースブラケット13に対するリクラインナーカバー11の固定強度の強い個所でケーブル30を保持することができる。その結果、ケーブル30を保持部27で強固に保持することができて、ケーブル30が保持部27からより外れにくくすることができる。
さらに、前記係合爪51を前記被係合部50に係合させるから、リクラインナーカバー11をリクラベースブラケット13に固定するのに、クリップなど他の固定部材を使用する必要がなくなる。これにより、部品点数を削減できるとともに、リクラインナーカバー11内の省スペース化を図ることができて、リクラインナーカバー11を小型化することができる。
そして、リクラインナーカバー11の保持部27にケーブル30を保持させながらリクラインナーカバー11をリクラベースブラケット13に組み付けることができ、組み付け工数を削減することができる。
(2) 前記係合爪51が前記被係合部50から外れようとした場合、保持壁52がケーブル30を強く保持する方向(保持空間S側)に変形する。従って、保持壁52がケーブル30から反力を受けて、係合爪51が被係合部50から外れるのを防止することができる。
また、前記係合爪51を被係合部50に係合してリクラインナーカバー11をリクラベースブラケット13に固定した状態では、係合爪51が固定される為、リクラインナーカバー11がリクラベースブラケット13に固定されている間は、ケーブル30をしっかりと保持し続けることができる。
[別実施形態]
(1) 前記ケーブル30以外の索状体であっても本発明を適用することができ、これらの索状体をケーブル類と総称する。
(2) 図5に示すように、前記保持壁52の上端部が前記リクラインナーカバー上壁11Jと分離し、保持壁52の下端部53がリクラインナーカバー側壁11Sに固定されていてもよい。前記保持壁52の下端部53はリクラインナーカバー側壁11S側にL字状に屈曲し、このL字状の下端部でケーブル30を受け止める。
(3) 図6に示すように、前記保持部27が箱型に形成されていてもよい。前記保持壁52の下端部53はリクラインナーカバー側壁11S側にL字状に屈曲し、このL字状の下端部でケーブル30を受け止める。
これにより、ケーブル30が保持部27から外れることがなる。また、係合爪51の強度が高くなり、係合爪51が被係合部50から外れにくくなる。
2 シートクッション
3 シートバック
11 カバー(リクラインナーカバー)
11H ケーブル類挿通孔(ケーブル類挿通孔)
11J 上壁(リクラインナーカバー上壁)
11S 側壁(リクラインナーカバー側壁)
13J 被係合片(ブラケット上壁)
13J1 被係合片の一端部の端面
20 可動機構部(リクライニング機構)
21 シートのフレーム(シートクッションのフレーム)
27 保持部
30 ケーブル類(ケーブル)
50 被係合部
51 係合爪(係合部)
52 保持壁
52M 保持壁の外面
53 保持壁の下端部
60 補強リブ

Claims (6)

  1. シートバックとシートクッションとにわたって配索されるケーブル類の保持構造であって、
    シートの可動機構部を覆うカバーの内部に前記ケーブル類が挿通され、
    前記ケーブル類を保持する保持部が前記カバーの内部に設けられ、
    前記シートのフレーム側に設けられた被係合部に係合する係合部が前記保持部の保持壁に設けられている車両用シートのケーブル類保持構造。
  2. 前記係合部は前記保持壁の外面に突設された係合爪から成る請求項1記載の車両用シートのケーブル類保持構造。
  3. 前記保持壁は前記カバーの裏面から突出し、
    前記被係合部は前記フレーム側の被係合片の一端部に設けられ、
    前記保持壁の根元側の外面に、前記被係合片の一端部の端面が近接して対向している請求項2記載の車両用シートのケーブル類保持構造。
  4. 前記カバーは、上壁と、前記上壁の一側部から下方に延びる側壁とを備え、
    前記保持壁は前記上壁の裏面から下方に突出して、前記保持壁と側壁との間に前記ケーブル類が挿通され、
    前記側壁と、ケーブル類挿通方向の前記保持壁の端部とにわたって補強リブが架設されている請求項2又は3記載の車両用シートのケーブル類保持構造。
  5. 前記保持壁の下端部は前記側壁側に凸状に屈曲し、
    屈曲した前記保持壁の下端部が前記ケーブル類を下方から受け止める請求項4記載の車両用シートのケーブル類保持構造。
  6. 前記カバーにケーブル類挿通孔が形成されている請求項1〜5のいずれか一つに記載の車両用シートのケーブル類保持構造。
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