JP2014139075A - ステアリングコラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステアリングコラムを構成するコラム用部材であるアウタコラム10bを、軽合金製の本体部分18と、鉄系合金製の円筒状部材19とを軸方向に結合して形成する。本体部分18と円筒状部材19との結合部で、円筒状部材19の内径側に、金属製のリング22を内嵌固定する。リング22の内径は、本体部分18のうち、円筒状部材19との結合部から軸方向に外れた部分の内径以上であり、円筒状部材19の内径以下である。
【選択図】図1
Description
図1〜図5は、本発明の実施の形態の第1例を示している。なお、本例を含めて、本発明のステアリングコラムの特徴は、ステアリングコラムを構成するコラム用部材である、アウタコラム10bの後半部(図1〜図5の右側)の厚さを薄くしても、強度の確保を図ることができる構造を工業的に実現する点にある。その他の部分の構造および作用は、従来のステアリングコラムおよびその製造方法と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略もしくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
図7は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、アウタコラム10dを構成する円筒状部材19bの前端部外周面の周方向の1箇所または複数箇所(図示の例では4箇所)に、凹部32を設けている。そして、本体部分18bの後端部内周面のうち、凹部32と整合する位置に凸部33を設けて、凹部32と凸部33との係合により、本体部分18bと円筒状部材19bとの軸方向および周方向の結合強度を確保している。その他の部分の構成および作用は、実施の形態の第1例と同様である。
図8〜図10は、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合、本体部分18と円筒状部材19との結合部で、円筒状部材19の内周面にリング22aを隙間嵌により内嵌している。リング22aの外径D22は、図8〜図10に誇張して示すように、円筒状部材19の前端部の内径R19よりもわずかに小さくし(D22<R19)、リング22aの外周面と円筒状部材19の前端部の内周面との間に、円筒状の微小隙間を設けている。この微小隙間の径方向に関する厚さ寸法「(R19−D22)/2」は、円筒状部材19の前端部にリング22を挿入する際に、圧入する必要がなく、隙間嵌で挿入できる程度に、できる限り小さくして、金型23に軽合金の溶湯を送り込む作業の際に、微小隙間にこの溶湯が入り込むことがないか、入り込んでも少量に止まるようにしている。
図11および図12は、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合、本体部分18cの外径と円筒状部材19cの外径を同じ大きさとして、円筒状部材19cの前端部を本体部分18cの後端部に外嵌して、アウタコラム10eを構成するようにしている。このため、リング22bの後端部に、径方向外方に突出する鍔部34を設け、鍔部34の外周面を、円筒状部材19cの前端部の内径部分に内嵌固定している。そして、リング22cの中間部から前端部に設けられた小径部35と、円筒状部材19cの前端部とで本体部分18cの後端部を挟持して、本体部分18cと円筒状部材19cとを軸方向に結合している。この結果、本例の場合には、円筒状部材19cの内径を、本体部分18cの内径よりも大きくでき、円筒状部材19cの内径側に、キーロックカラー13(図28参照)を設けるための隙間を確保しやすくできる。本例では、円筒部材19の円周面に、形成した凹溝20aと、本体部分18の外周面に形成した突条21aとを係合させているため、本体部分18と円筒部材19の軸方向強度を確保することができる。その他の部分の構成および作用は、実施の形態の第1例と同様である。
図13および図14は、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例は、実施の形態の第4例の変形例である。すなわち、リング22cの後端部に、径方向外方に突出する状態で設けた鍔部34aの外周面を、円筒状部材19cの前端部の内径部分に隙間嵌で内嵌固定している。そして、鍔部34aの外周面と円筒状部材19cの内周面との間に微小隙間を設けている。これにより、リング22cを円筒状部材19cの前端部に、圧入することなく挿入できる。その他の構成および作用は、実施の形態の第4例と同様である。
図15〜図17は、本発明の実施の形態の第6例を示している。本例の場合、本体部分18dと円筒状部材19dとの結合部で、金属製のリング22dの中間部から後端部にかけて設けられた円筒部36を内嵌固定している。また、リング22dの前端部に径方向外方に突出した状態で、外向フランジ状の鍔部37を設け、鍔部37の後側面(図15〜図17の右側面)を、円筒状部材19dの前端面(図15〜図17の左端面)に当接させている。
図18〜図20は、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例は、実施の形態の第6例の変形例である。すなわち、リング22eの円筒部36aの外径を、図18〜図20に誇張して示すように、円筒状部材19dの前端部の内径よりもわずかに小さくして、円筒部36aの外周面と円筒状部材19dの前端部の内周面との間に、微小隙間を設けている。このため、実施の形態の第3例と同様の効果を得ることができる。その他の構成および作用は、実施の形態の第6例と同様である。
図21〜図23は、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例の場合には、円筒状部材19eの前端部外周面のうちで、周方向の1箇所または複数箇所(図示の例では4箇所)に、それぞれが円筒状部材19eの前端面(図21および図22の左端面)に開口し、軸方向に長い、凹溝38を設けている。そして、凹溝38に、本体部分18eの後端部の内周面に設けた、突条39を係合させた状態で、本体部分18eと円筒状部材19eとを軸方向に結合している。
図24は、本発明の実施の形態の第9例を示している。本例の場合には、図24に多数本の直線で示すように、円筒状部材19fの先端部外周面にローレット加工により微小な凹溝を多数形成し、凹凸部40を設けている。そして、金型23(図5参照)に軽合金の溶湯を送り込んで、本体部分を形成する際に、凹凸部40に溶湯の一部を送り込むことにより、本体部分の先端部内周面に微小な突条を多数形成する。なお、ローレット加工により設ける凹凸部40は、平目ローレットと綾目ローレットとのどちらでもよい。凹凸部40を綾目ローレット目とした場合には、微小凹溝と微小突条との係合により、周方向に加えて軸方向についても、結合強度を確保できる。その他の部分の構成および作用は、実施の形態の第1例と同様である。
図25および図26は、本発明の実施の形態の第10例を示している。本例は、本発明のステアリング装置の1例である。このステアリング装置は、テレスコピック機構を備えた衝撃吸収式ステアリング装置となっている。このステアリング装置では、アウタコラム10fの前端部にインナコラム41の後端部を、アウタコラム10fとインナコラム41とが互いに軸方向に変位するのを可能な状態で内嵌している。インナコラム41の前端部には、電動式パワーステアリング装置を構成する減速機などを収納するためのハウジング42を結合固定している。このようなステアリングコラム2bは、アウタコラム10fを支持した後側ブラケット43と、ハウジング42の前端部左右両側に設けられた前側ブラケット44とを、車体に対し結合固定することにより、車体に対して支持されている。本例の場合、ステアリングコラム2bを構成するアウタコラム10fに、本発明の実施の形態の第1例〜第9例のいずれかのコラム用部材を含むステアリングコラムが用いられている。
2、2a、2b ステアリングコラム
3、3a ステアリングシャフト
4 ステアリングホイール
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7 ステアリングギヤユニット
8 入力軸
9 タイロッド
10、10a〜10f アウタコラム
11 アウタチューブ
12 ステアリングロック装置
13 ロックユニット
14 係合凹部
15 キーロックカラー
16 ロックピン
17、17a ロック用透孔
18、18a〜18e 本体部分
19、19a〜19f 円筒状部材
20、21a 凹溝
21、21a 突条
22、22a〜22e リング
23 金型
24 外側面
25 挿入孔
26 段差部
27 段差部
28 中子
29 先端部
30 基端部
31 段差面
32 凹部
33 凸部
34、34a 鍔部
35 小径部
36、36a 円筒部
37 鍔部
38 凹溝
39 突条
40 凹凸部
41 インナコラム
42 ハウジング
43 後側ブラケット
44 前側ブラケット
図1〜図5は、本発明の実施の形態の第1例を示している。なお、本例を含めて、本発明のステアリングコラムの特徴は、ステアリングコラムを構成するコラム用部材である、アウタコラム10bの後半部(図1〜図5の右側)の厚さを薄くしても、強度の確保を図ることができる構造を工業的に実現する点にある。その他の部分の構造および作用は、従来のステアリングコラムと同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略もしくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
図7は、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、アウタコラム10dを構成する円筒状部材19bの前端部外周面の周方向の1箇所または複数箇所(図示の例では4箇所)に、凹部32を設けている。そして、本体部分18bの後端部内周面のうち、凹部32と整合する位置に凸部33を設けて、凹部32と凸部33との係合により、本体部分18bと円筒状部材19bとの軸方向および周方向の結合強度を確保している。その他の部分の構成および作用は、実施の形態の第1例と同様である。
図8〜図10は、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合、本体部分18と円筒状部材19との結合部で、円筒状部材19の内周面にリング22aを隙間嵌により内嵌している。リング22aの外径D22は、図8〜図10に誇張して示すように、円筒状部材19の前端部の内径R19よりもわずかに小さくし(D22<R19)、リング22aの外周面と円筒状部材19の前端部の内周面との間に、円筒状の微小隙間を設けている。この微小隙間の径方向に関する厚さ寸法「(R19−D22)/2」は、円筒状部材19の前端部にリング22を挿入する際に、圧入する必要がなく、隙間嵌で挿入できる程度に、できる限り小さくして、金型23に軽合金の溶湯を送り込む作業の際に、微小隙間にこの溶湯が入り込むことがないか、入り込んでも少量に止まるようにしている。
図11および図12は、本発明に関する参考例の第1例を示している。本参考例の場合、本体部分18cの外径と円筒状部材19cの外径を同じ大きさとして、円筒状部材19cの前端部を本体部分18cの後端部に外嵌して、アウタコラム10eを構成するようにしている。このため、リング22cの後端部に、径方向外方に突出する鍔部34を設け、鍔部34の外周面を、円筒状部材19cの前端部の内径部分に内嵌固定している。そして、リング22cの中間部から前端部に設けられた小径部35と、円筒状部材19cの前端部とで本体部分18cの後端部を挟持して、本体部分18cと円筒状部材19cとを軸方向に結合固定している。この結果、本参考例の場合には、円筒状部材19cの内径を、本体部分18cの内径よりも大きくでき、円筒状部材19cの内径側に、キーロックカラー13(図28参照)を設けるための隙間を確保しやすくできる。本参考例では、円筒部材19cの内周面に形成した凹溝20aと、本体部分18cの外周面に形成した突条21aとを係合させているため、本体部分18cと円筒状部材19cとの軸方向強度を確保することができる。その他の部分の構成および作用は、実施の形態の第1例と同様である。
図13および図14は、本発明に関する参考例の第2例を示している。本参考例は、参考例の第1例の変形例である。すなわち、リング22dの後端部に、径方向外方に突出する状態で設けた鍔部34aの外周面を、円筒状部材19cの前端部の内径部分に隙間嵌で内嵌固定している。そして、鍔部34aの外周面と円筒状部材19cの内周面との間に微小隙間を設けている。これにより、リング22dを円筒状部材19cの前端部に、圧入することなく挿入できる。その他の構成および作用は、参考例の第1例と同様である。
図15〜図17は、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合、本体部分18dと円筒状部材19dとの結合部で、金属製のリング22eの中間部から後端部にかけて設けられた円筒部36を内嵌固定している。また、リング22eの前端部に径方向外方に突出した状態で、外向フランジ状の鍔部37を設け、鍔部37の後側面(図15〜図17の右側面)を、円筒状部材19dの前端面(図15〜図17の左端面)に当接させている。
図18〜図20は、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例は、実施の形態の第4例の変形例である。すなわち、リング22fの円筒部36aの外径を、図18〜図20に誇張して示すように、円筒状部材19dの前端部の内径よりもわずかに小さくして、円筒部36aの外周面と円筒状部材19dの前端部の内周面との間に、微小隙間を設けている。このため、実施の形態の第3例と同様の効果を得ることができる。その他の構成および作用は、実施の形態の第4例と同様である。
図21〜図23は、本発明の実施の形態の第6例を示している。本例の場合には、円筒状部材19eの前端部外周面のうちで、周方向の1箇所または複数箇所(図示の例では4箇所)に、それぞれが円筒状部材19eの前端面(図21および図22の左端面)に開口し、軸方向に長い、凹溝38を設けている。そして、凹溝38に、本体部分18eの後端部の内周面に設けた、突条39を係合させた状態で、本体部分18eと円筒状部材19eとを軸方向に結合固定している。
図24は、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合には、図24に多数本の直線で示すように、円筒状部材19fの先端部外周面にローレット加工により微小な凹溝を多数形成し、凹凸部40を設けている。そして、金型23(図5参照)に軽合金の溶湯を送り込んで、本体部分を形成する際に、凹凸部40に溶湯の一部を送り込むことにより、本体部分の先端部内周面に微小な突条を多数形成する。なお、ローレット加工により設ける凹凸部40は、平目ローレットと綾目ローレットとのどちらでもよい。凹凸部40を綾目ローレット目とした場合には、微小凹溝と微小突条との係合により、周方向に加えて軸方向についても、結合強度を確保できる。その他の部分の構成および作用は、実施の形態の第1例と同様である。
図25および図26は、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例は、ステアリング装置の1例である。このステアリング装置は、テレスコピック機構を備えた衝撃吸収式ステアリング装置となっている。このステアリング装置では、アウタコラム10fの前端部にインナコラム41の後端部を、アウタコラム10fとインナコラム41とが互いに軸方向に変位するのを可能な状態で内嵌している。インナコラム41の前端部には、電動式パワーステアリング装置を構成する減速機などを収納するためのハウジング42を結合固定している。このようなステアリングコラム2bは、アウタコラム10fを支持した後側ブラケット43と、ハウジング42の前端部左右両側に設けられた前側ブラケット44とを、車体に対し結合固定することにより、車体に対して支持されている。本例の場合、ステアリングコラム2bを構成するアウタコラム10fに、本発明の実施の形態の第1例〜第7例のいずれかのコラム用部材を含むステアリングコラムが用いられている。
2、2a、2b ステアリングコラム
3、3a ステアリングシャフト
4 ステアリングホイール
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7 ステアリングギヤユニット
8 入力軸
9 タイロッド
10、10a〜10f アウタコラム
11 アウタチューブ
12 ステアリングロック装置
13 ロックユニット
14 係合凹部
15 キーロックカラー
16 ロックピン
17、17a ロック用透孔
18、18a〜18e 本体部分
19、19a〜19f 円筒状部材
20、21a 凹溝
21、21a 突条
22、22a〜22f リング
23 金型
24 外側面
25 挿入孔
26 段差部
27 段差部
28 中子
29 先端部
30 基端部
31 段差面
32 凹部
33 凸部
34、34a 鍔部
35 小径部
36、36a 円筒部
37 鍔部
38 凹溝
39 突条
40 凹凸部
41 インナコラム
42 ハウジング
43 後側ブラケット
44 前側ブラケット
Claims (15)
- 全体が円筒状のステアリングコラムであって、このステアリングコラムを構成するコラム用部材が、
軽合金製の本体部分と、
前記本体部分の一方側端部にその他方側端部が嵌合することにより、軸方向に結合されている鉄系合金製の円筒状部材と、
前記本体部分と前記円筒状部材との結合部の内径側に内嵌固定される金属製のリングと、
を備える、ステアリングコラム。 - 前記リングの内径は、前記本体部分のうち前記結合部から軸方向に外れた部分の内径以上であり、前記円筒状部材の内径以下である、請求項1に記載のステアリングコラム。
- 前記リングが軽合金製である、請求項1に記載のステアリングコラム。
- 前記本体部分の一方側端部に前記円筒状部材の他方側端部が内嵌され、前記リングが、前記本体部分と前記円筒状部材との結合部の内周面に内嵌固定されている、請求項1に記載のステアリングコラム。
- 前記本体部分の一方側端部に前記円筒状部材の他方側端部が外嵌され、前記リングが、前記本体部分と前記円筒状部材との結合部の内周面に内嵌固定されている、請求項1に記載のステアリングコラム。
- 前記リングの外径が、前記本体部分と前記円筒状部材との結合部の内径よりも小さく、前記リングが、前記本体部分と前記円筒状部材との結合部の内径側に、前記リングの外周面と前記円筒状部材の前記他方側端部の内周面との間に隙間を設けた状態で内嵌固定されている、請求項1に記載のステアリングコラム。
- 前記リングは、前記本体部分の一方側端縁が前記リングの軸方向中間部の径方向外方に位置するように、軸方向に位置決めされている、請求項4に記載のステアリングコラム。
- 前記リングの他方側端部に、径方向外方に突出する外向フランジ状の鍔部が設けられており、この鍔部の一端側側面が、前記円筒状部材の他端側端面に当接している、請求項4に記載のステアリングコラム。
- 前記円筒状部材の軸方向中間部の1箇所位置に、ステアリングロック装置を構成するロック用透孔が設けられている、請求項1に記載のステアリングコラム。
- 請求項1に記載のステアリングコラムの製造方法であって、
前記円筒状部材の他方側端部に前記リングを内嵌し、
前記円筒状部材の他方側端部を、金型の一方側端面に開口する挿入孔に挿通し、この円筒状部材の他方側端部をこの金型内に突出させ、
前記リングに中子の一方側端部を挿通し、
前記金型に軽合金の溶湯を送り込み、前記本体部分を成形する、
工程により、前記コラム用部材を得る、ステアリングコラムの製造方法。 - 前記リングの内径が、前記本体部分の内径よりも小さく、前記円筒状部材の内径が、前記本体部分のうち前記結合部から軸方向に外れた部分の内径よりも大きくなるように、前記本体部分を成形するとともに、前記本体部分の成形後に、前記リングの内径側部分に切削加工を施して、このリングの内径を、前記本体部分のうち前記結合部から軸方向に外れた部分の内径以上で、前記円筒状部材の内径以下とする工程をさらに備える、請求項10に記載のステアリングコラムの製造方法。
- 前記リングの外径を、前記円筒状部材のうち、前記本体部分と前記円筒状部材との結合部となる前記他方側端部の内径よりも小さくし、前記リングを、このリングの外周面と前記円筒状部材の前記他方側端部の内周面との間に隙間を設けた状態で、前記円筒状部材の他方側端部に内嵌固定する、請求項10に記載のステアリングコラムの製造方法。
- 前記金型として、一方側端部寄り部分の内径側に段差部を有する金型を用い、前記円筒状部材の他方側端部を前記金型内に突出させた状態で、この金型の段差部を前記リングの軸方向中間部の径方向外方に位置させるとともに、前記溶湯の一部を前記段差部に向けて送り込むことにより、前記本体部分の端縁を形成する、請求項10に記載のステアリングコラムの製造方法。
- 前記リングとして、他方側端部に、径方向外方に突出する外向フランジ状の鍔部が設けられたリングを用い、この鍔部の一端側側面を、前記円筒状部材の他端側側面に当接させるとともに、このリングの他方側端部を前記金型内に突出させる、請求項10に記載のステアリングコラムの製造方法。
- 車体に支持されるステアリングコラムと、このステアリングコラムの内径側に回転可能に支持されたステアリングシャフトと、これらステアリングコラムとステアリングシャフトとの間に設けられ、作動時にこのステアリングシャフトがこのステアリングコラム内で回転することを実質的に阻止するステアリングロック装置とを備え、前記ステアリングコラムが請求項9に記載のステアリングコラムである、ステアリング装置。
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2011162687 | 2011-07-26 | ||
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JP2011180449 | 2011-08-22 | ||
JP2011180449 | 2011-08-22 | ||
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012540223A Division JP5609982B2 (ja) | 2011-07-26 | 2012-07-23 | ステアリングコラムの製造方法 |
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Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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