JP2014036617A - 普通型コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】テンション回転体の製造コストの低減及び軽量化を図ることができる普通型コンバインを提供することを目的とする。
【解決手段】刈り取った作物を前方から後方に搬送するフィーダ6を備え、フィーダ6は、フィーダケース7と、フィーダケース7内の前端部側に設けられた前側ドラム16と、フィーダケース7内の後端部側に設けられた後側ドラム31と、前側ドラム16及び後側ドラム31に巻き付けられた左右一対のチェーン10と、前側ドラム16と後側ドラム31との間に設けられたテンションユニット11と、を備え、テンションユニット11は、フィーダケース7に支持された左右向きのテンション軸34と、テンション軸34上において、左右一対のチェーン10に対応した位置に設けられ、左右一対のチェーン10の夫々にテンションを付与する左右一対のテンションローラ35と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、普通型コンバインに関する。より詳細には、刈り取った作物を前方から後方に搬送するフィーダを備える普通型コンバインに関する。
従来の普通型コンバインにおいて、フィーダは、フィーダケース内の前端部側に設けられた前側回転体と、フィーダケース内の後端部側に設けられた後側回転体と、前側回転体及び後側回転体に巻き付けられた左右一対の無端回動体と、左右一対の無端回動体にテンションを付与する単一のテンション回転体と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−218392号公報
しかしながら、従来の普通型コンバインでは、左右一対の無端回動体に単一のテンション回転体でテンションを付与しているところ、テンション回転体において、左右一対の無端回動体に対応した位置以外の部分(一方の無端回動体と他方の無端回動体との間の部分)は、左右一対の無端回動体に直接的にテンションを付与するものではない。このように、左右一対の無端回動体に直接的にテンションを付与する観点からは必要でない位置にも、テンション回転体が設けられている結果、テンション回転体の製造コストや重量の増加を招いていた。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、テンション回転体の製造コストの低減及び軽量化を図ることができる普通型コンバインを提供することを目的とする。
本発明の特徴は、刈り取った作物を前方から後方に搬送するフィーダを備え、前記フィーダは、フィーダケースと、前記フィーダケース内の前端部側に設けられた前側回転体と、前記フィーダケース内の後端部側に設けられた後側回転体と、前記前側回転体及び前記後側回転体に巻き付けられた左右一対の無端回動体と、前記前側回転体と前記後側回転体との間に設けられたテンションユニットと、を備え、前記テンションユニットは、前記フィーダケースに支持された左右向きのテンション軸と、前記テンション軸上において、左右一対の前記無端回動体に対応した位置に設けられ、左右一対の前記無端回動体の夫々にテンションを付与する左右一対のテンション回転体と、を備えることにある。
本特徴構成によれば、左右一対の無端回動体に直接的にテンションを付与する観点から必要な位置にだけ、左右一対のテンション回転体が設けられているため、テンション回転体の製造コストの低減及び軽量化を図ることができる。
さらに、本発明は、前記テンションユニットは、前記テンション軸をテンション付与方向に付勢する付勢バネを備え、前記付勢バネは、前記フィーダケースの外部に備えられていると好適である。
本特徴構成によれば、フィーダケースの内部を搬送される作物が、付勢バネに絡み付くのを防止することができる。
さらに、本発明は、前記テンション回転体は、側面視において、前記無端回動体の内周側に配置され、前記付勢バネは、前記テンション軸を上方に付勢すると好適である。
本特徴構成によれば、テンション回転体が無端回動体の内周側から無端回動体の上側経路にテンションを付与するため、無端回動体の下側経路に沿って搬送される作物とテンション回転体とが干渉することがない。
さらに、本発明は、前記付勢バネは、前記テンション軸よりも上方に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、付勢バネが高い位置にあることにより、圃場の作物等と付勢バネとが干渉することがない。
さらに、本発明は、前記付勢バネは、前記テンション軸の左右両端の夫々に備えられていると好適である。
本特徴構成によれば、テンション軸が左右の付勢バネで左右のバランス良くテンション付与方向に付勢されるため、左右一対の無端回動体の夫々にテンションを確実に付与することができる。
さらに、本発明は、前記テンション回転体は、樹脂製であると好適である。
本特徴構成によれば、テンション回転体が安価で軽量な樹脂製であるため、テンション回転体の製造コストの低減及び軽量化を図ることができる。
さらに、本発明は、前記テンション回転体は、前記フィーダケースの前部側に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、無端回動体における前部側の部分に、テンションを付与することができる。
さらに、本発明は、前記無端回動体は、チェーンであると好適である。
本特徴構成によれば、無端回動体を簡易かつ安価に構成することができる。
さらに、本発明は、前記テンションユニットは、前記フィーダケースに揺動可能に支持されると共に遊端側に前記テンション軸が支持された左右一対のテンションアームを備え、前記テンション軸は、前記テンションアームに対して相対回転不能であり、前記テンション回転体は、前記テンション軸に対して相対回転可能であると好適である。
本特徴構成によれば、テンション軸の軸受箇所がテンション回転体との間にあることにより、テンション軸の軸受箇所がテンションアームとの間にある場合よりも、左右の軸受箇所同士の間隔が短い。したがって、テンション軸が左右に傾斜した際にテンション軸の軸受箇所に作用する力が小さいため、テンション軸の軸受箇所の耐久性が向上する。
さらに、本発明は、側面視において、前記テンションアームの揺動軸は、前記無端回動体の内周側に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、無端回動体の外周側を搬送される作物が、テンションアームの揺動軸に絡み付くのを防止することができる。
さらに、本発明は、前記テンションアームの揺動軸は、前記テンション軸よりも後方に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、テンションアームがテンション軸よりも後方にあるので、テンション回転体をフィーダケースの前寄りに配置することができる。これにより、テンション回転体の動き代を確保するためのスペースを、フィーダケースの前寄りに配置することができる。したがって、作物の入口部として一定の広さが確保されたフィーダケースの前部側に、テンション回転体を配置することができるため、スペースを有効活用してテンション回転体を配置することができる。また、テンション回転体の配置スペースをフィーダケースの後部側に設けなくて済むため、フィーダケースの後部側が無駄に大きくなることがない。
さらに、本発明は、前記テンションアームは、前記フィーダケースの内部に備えられていると好適である。
本特徴構成によれば、テンションアームがフィーダケースの内部に納まっているので、テンションアームが風雨に直接さらされないことから、テンションアームの耐久性が向上する。
さらに、本発明は、前記フィーダケースは、前記無端回動体の上側経路に面する天板と、前記無端回動体の下側経路に面する前記底板と、を備え、前記テンション回転体は、側面視において、前記無端回動体の内周側に配置され、前記上側経路にテンションを付与し、前記テンション回転体と前記天板との間隔は、前記下側経路と前記底板との間隔よりも大きいと好適である。
本特徴構成によれば、テンション回転体と天板との間隔が大きいため、テンション回転体が上方に移動しても天板に衝突し難い。
さらに、本発明は、側面視において、前記天板の前後中途部には、上方に突起する折曲部が形成されていると好適である。
本特徴構成によれば、折曲部があることにより、フィーダケースについて形状の最適化を図ることができる。例えば、フィーダケースについて作物の入口部が不必要に広くならないように形状の最適化を図ることができる。
さらに、本発明は、前記テンション回転体は、前記折曲部よりも前方に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、テンション回転体が折曲部よりも前方にあるので、テンション回転体をフィーダケースの前寄りに配置することができる。これにより、テンション回転体の動き代を確保するためのスペースを、フィーダケースの前寄りに配置することができる。したがって、作物の入口部として一定の広さが確保されたフィーダケースの前部側に、テンション回転体を配置することができるため、スペースを有効活用してテンション回転体を配置することができる。また、テンション回転体の配置スペースをフィーダケースの後部側に設けなくて済むため、フィーダケースの後部側が無駄に大きくなることがない。
さらに、本発明は、前記天板は、前記底板と平行な平行部と、前記フィーダケースの後端部側に近いほど前記底板との間隔が小さくなるように、前記底板に対して傾斜する傾斜部と、を備え、前記折曲部を挟んで、前側に前記平行部が配置され、後側に前記傾斜部が配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、平行部がフィーダケースの前端部側にあることにより、フィーダケースの作物の入口部について一定の広さを確保しつつも、不必要に広くなることがない。また、形状の単純な平行部により、フィーダケースについて形状の簡素化を図ることができる。
普通型コンバインを示す側面図。 フィーダを示す側面図。 フィーダを示す平面断面図。 フィーダを示す側面断面図。 フィーダの前部を示す側面図。 フィーダの前部を示す平面断面図。
以下、本発明を実施するための形態について図面に基づき説明する。
先ず、普通型コンバインの全体構成について、図1により説明する。
図1に示すように、普通型コンバインは、ホイール式の走行機体1を備えている。この走行機体1には、左右一対の前輪1F及び後輪1Rが備えられている。そして、走行機体1の前部上には、運転部2が設けられている。この運転部2の前側には、刈取部3が設けられている。そして、運転部2の後側には、脱穀装置4及び穀粒タンク5が、上下方向に並設されている。また、運転部2の下側には、刈取部3が刈り取った作物を前方から後方の脱穀装置4に搬送するフィーダ6が設けられている。
次に、フィーダ6について、図2から図6により説明する。
図2から図4に示すように、フィーダ6は、フィーダケース7と、前側回転体ユニット8と、後側回転体ユニット9と、左右一対の「無端回動体」としてのチェーン10と、テンションユニット11と、を備えている。
フィーダケース7は、天板12と、底板13と、左右一対の側板14と、を備えている。このうち天板12は、チェーン10の上側経路に面している。一方、底板13は、チェーン10の下側経路に面している。また、フィーダケース7の前端開口部は、刈取部3が刈り取った作物の入口部となっている。そして、フィーダケース7の後端開口部は、脱穀装置4に搬送する作物の出口部となっている。
天板12は、平行部12aと、傾斜部12bと、を備えている。このうち平行部12aは、底板13と平行である。一方、傾斜部12bは、底板13に対して傾斜している。具体的には、傾斜部12bは、フィーダケース7の後端部側に近いほど底板13との間隔が小さくなるように、底板13に対して傾斜している。そして、傾斜部12bの後部側には、蓋(図示省略)で開閉可能に覆われた窓12dが形成されている。また、側面視において、天板12の前後中途部には、上方に突起する折曲部12cが形成されている。そして、折曲部12cを挟んで、前側に平行部12aが配置され、後側に傾斜部12bが配置されている。
図5及び図6に示すように、前側回転体ユニット8は、前側回転軸15と、「前側回転体」としての前側ドラム16と、左右一対の前側付勢バネ17と、左右一対の前側ロッド18と、左右一対の前側アーム19と、を備えている。
前側回転軸15は、フィーダケース7の左右一対の側板14に形成された軸孔14aに挿通されている。この前側回転軸15は、左右一対の軸孔14aからフィーダケース7の外部に突出している。なお、詳しくは後述するように、前側回転軸15は、前後方向に位置調整可能に構成されている。
前側ドラム16は、フィーダケース7内の前端部側において、左右向きの前側回転軸15上に設けられている。この前側ドラム16の左右両端の夫々には、左右一対のチェーン10が巻き付けられている。なお、詳しくは後述するように、前側ドラム16は、上下方向に移動可能(上下可動式)に構成されている。そして、前側ドラム16の外周面には、チェーン10の搬送板21を支持する支持金具40が設けられている。
支持金具40は、前側ドラム16の外周面の左右中央部に設けられている。この支持金具40は、側面視において、前側ドラム16の外周面に沿う略円環形状に形成されている。これにより、搬送板21の左右中央部が支持金具40で支持されるため、作物の搬送に起因する搬送板21の変形を防止することができる。
前側付勢バネ17は、前側回転軸15を下方に付勢する。この左右一対の前側付勢バネ17は、フィーダケース7の外部において、前側回転軸15の左右両端の夫々に備えられている。そして、前側付勢バネ17は、前側ロッド18に外嵌されている。また、前側付勢バネ17の上下両端部は、上バネ受け22及びステー20に係止されている。
左右一対の前側ロッド18は、ステー20を介して前側回転軸15の左右両端の夫々に連結されている。この前側ロッド18は、フィーダケース7の側板14に固定された受け具23から上方に突出している。そして、前側ロッド18は、受け具23に形成された長孔23aに挿通されている。この長孔23aは、前後方向に長い長孔である。そして、前側ロッド18において受け具23よりも下側部分には、前側付勢バネ17が外嵌されている。また、前側ロッド18において受け具23よりも上側部分には、ダブルナット24が固定されている。
前側アーム19は、揺動軸19aを介して、フィーダケース7の側板14に揺動可能に支持されている。この前側アーム19は、フィーダケース7の内部に備えられている。そして、前側アーム19の遊端側には、ボス部19bが形成されている。この左右一対の前側アーム19のボス部19bには、前側回転軸15の左右両端が回転可能に支持されている。また、左右一対の前側アーム19の揺動軸19aは、フィーダケース7の左右一対の側板14に形成された長孔14bに挿通されている。この長孔14bは、前後方向に長い長孔である。
そして、前側アーム19の揺動軸19aは、長孔14bからフィーダケース7の外部に突出している。この前側アーム19の揺動軸19aの突出部には、ステー25を介して調整ロッド26が連結されている。この調整ロッド26は、フィーダケース7の側板14に固定された受け具27から後方に突出している。そして、調整ロッド26は、受け具27を挟む一対のナット28で、受け具27に固定されている。また、前側アーム19には、前側ドラム16に付着した付着物を除去するスクレーパー29が設けられている。
ここで、前側回転軸15の前後方向の位置を調整する方法について説明する。
先ず、一対のナット28を緩める(調整ロッド26に対する一対のナット28の位置を後方に移動させる)と、調整ロッド26が前方に移動する。そうすると、ステー25を介して、揺動軸19aと共に前側アーム19が前方に移動する結果、前側回転軸15が前方に移動する。なお、前側ロッド18が受け具23の長孔23aに挿通されているため、長孔23aの前後方向の範囲で、前側回転軸15を前後方向に移動させることができる。
これとは反対に、一対のナット28を締める(調整ロッド26に対する一対のナット28の位置を前方に移動させる)と、調整ロッド26が後方に移動する。そうすると、ステー25を介して、揺動軸19aと共に前側アーム19が後方に移動する結果、前側回転軸15が後方に移動する。
このように、前側回転軸15を前後方向に移動させることにより、前側ドラム16が前後方向に移動するため、チェーン10の張り具合を調整することができる。
ちなみに、調整ロッド26(調整ロッド26の前端部)とステー25(ステー25の後面)とは、溶接固定されているところ、この調整ロッド26とステー25との溶接部には、圧縮力が作用する。つまり、チェーン10の張力が前側ドラム16、前側回転軸15、前側アーム19、揺動軸19a及びステー25を介して、調整ロッド26とステー25との溶接部に伝達されることにより、調整ロッド26とステー25との溶接部に圧縮力が作用する。ところで、一般的に溶接は、圧縮よりも引張に弱い特性がある。したがって、調整ロッド26とステー25との溶接部に引張力が作用しないため、調整ロッド26とステー25との溶接固定が外れ難い。
図2から図4に示すように、後側回転体ユニット9は、後側回転軸30と、「後側回転体」としての後側ドラム31と、を備えている。
後側回転軸30は、フィーダケース7の左右一対のボス部14cに回転可能に支持されている。この左右一対のボス部14cは、フィーダケース7の左右一対の側板14に形成されている。そして、左右一対のボス部14cは、補強板32(例えば、上下合わせて四枚)を介して補強軸33と連結されている。また、後側回転軸30は、左側のボス部14cから左方に突出している。この後側回転軸30の突出部には、エンジン(図示省略)からの動力が入力される入力プーリ30aが設けられている。
後側ドラム31は、フィーダケース7内の後端部側において、左右向きの後側回転軸30上に設けられている。この後側ドラム31の左右両端の夫々には、左右一対のスプロケット31aが設けられている。このスプロケット31aには、チェーン10が巻き付けられている。
チェーン10は、前側ドラム16及び後側ドラム31(スプロケット31a)に巻き付けられている。この左右のチェーン10に亘って、作物を引っ掛けるための多数の搬送板21が設けられている。
図5及び図6に示すように、テンションユニット11は、前側ドラム16と後側ドラム31との間に設けられている。このテンションユニット11は、テンション軸34と、左右一対の「テンション回転体」としてのテンションローラ35と、左右一対の「付勢バネ」としてのテンション付勢バネ36と、左右一対のテンションロッド37と、左右一対のテンションアーム38と、を備えている。
テンション軸34は、フィーダケース7の左右一対の側板14に支持されている。このテンション軸34は、フィーダケース7の左右一対の側板14に形成された長孔14dに挿通されている。この長孔14dは、フィーダケース7の側板14においてテンションアーム38の揺動軸38aを中心とする円周上に形成されている。そして、テンション軸34は、左右一対の長孔14dからフィーダケース7の外部に突出している。
左右一対のテンションローラ35は、左右一対のチェーン10の上側搬送経路の夫々にテンションを付与する。このテンションローラ35は、樹脂製である。そして、左右一対のテンションローラ35は、左右向きのテンション軸34上において、左右一対のチェーン10に対応した位置に設けられている。つまり、この左右一対のテンションローラ35は、左右一対のチェーン10が通る箇所のみに配置されている。したがって、左右一対のチェーン10に直接的にテンションを付与する観点から必要な位置にだけ、左右一対のテンションローラ35が設けられているため、テンションローラ35の製造コストの低減及び軽量化を図ることができる。
また、テンションローラ35は、側面視において、チェーン10の内周側に配置されていると共に、フィーダケース7の前部側、具体的には、折曲部12cよりも前方に配置されている。そして、テンションローラ35と天板12との間隔D1は、チェーン10の下側経路と底板13との間隔D2よりも大きい。
テンション付勢バネ36は、テンション軸34をテンション付与方向(上方)に付勢する。この左右一対のテンション付勢バネ36は、フィーダケース7の外部において、テンション軸34の左右両端の夫々に備えられている。そして、テンション付勢バネ36は、テンションロッド37に外嵌されている。また、テンション付勢バネ36の上下両端部は、上バネ受け41及び下バネ受け42に係止されている。そして、テンション付勢バネ36は、テンション軸34よりも上方に配置されている。本実施形態では、テンション付勢バネ36は、テンションローラ35よりも上方に配置されている。なお、詳しくは後述するように、テンション付勢バネ36は、付勢力を調整可能に構成されている。
左右一対のテンションロッド37は、ステー39を介してテンション軸34の左右両端の夫々に連結されている。このテンションロッド37は、フィーダケース7の側板14に固定された受け具43から上方に突出している。そして、テンションロッド37において受け具43よりも上側部分には、テンション付勢バネ36が外嵌されている。そして、テンションロッド37においてテンション付勢バネ36よりも上側部分には、ダブルナット44が固定されている。
テンションアーム38は、揺動軸38aを介して、フィーダケース7の側板14に揺動可能に支持されている。このテンションアーム38は、フィーダケース7の内部に備えられている。そして、側面視において、テンションアーム38の揺動軸38aは、チェーン10の内周側に配置されていると共に、テンション軸34よりも後方に配置されている。
また、テンションアーム38の遊端側には、ボス部38bが形成されている。この左右一対のテンションアーム38のボス部38bには、テンション軸34の左右両端が固定されていると共に、左右一対のテンションローラ35が回転可能に支持されている。つまり、テンション軸34は、テンションアーム38に対して相対回転不能であり、かつ、テンションローラ35は、テンション軸34に対して相対回転可能である。
ここで、テンション付勢バネ36の付勢力(初期荷重)を調整する方法について説明する。
先ず、ダブルナット44を緩める(テンションロッド37に対するダブルナット44の位置を上方に移動させる)と、テンション付勢バネ36の長さ(初期長さ)が長くなるため、テンション付勢バネ36の付勢力(初期荷重)が小さくなる。
これとは反対に、ダブルナット44を締める(テンションロッド37に対するダブルナット44の位置を下方に移動させる)と、テンション付勢バネ36の長さ(初期長さ)が短くなるため、テンション付勢バネ36の付勢力(初期荷重)が大きくなる。
このように、テンション付勢バネ36の付勢力(初期荷重)を調整することにより、チェーン10に付与されるテンションローラ35のテンションを調整することができる。
次に、前側ドラム16及びテンションローラ35の挙動について、図5により説明する。
図5に示すように、搬送されている作物が、前側ドラム16と底板13との間に位置すると、前側回転軸15が前側付勢バネ17の付勢力に抗して上方に移動する。そうすると、前側アーム19が揺動軸19aを中心に上方に揺動する結果、前側ドラム16が上方に退避する。その後、搬送されている作物が、前側ドラム16と底板13との間から後方に移動すると、前側回転軸15が前側付勢バネ17の付勢力によって下方に移動する。そうすると、前側アーム19が揺動軸19aを中心に下方に揺動する結果、前側ドラム16が元の位置に復帰する。なお、ダブルナット24が、受け具23に係止することにより、前側アーム19の下方への揺動が制限される。したがって、前側ドラム16が上方に退避することにより、フィーダケース7内に大量の作物が搬入されたとしても、前側ドラム16とフィーダケース7の底板13との間で作物が詰まることがない。
そして、前側ドラム16が上方に退避したとしても、テンション軸34がテンション付勢バネ36の付勢力によって上方に移動すると、テンションアーム38が揺動軸38aを中心に上方に揺動する結果、テンションローラ35によってチェーン10にテンションが付与される。したがって、前側ドラム16が上方に退避したとしても、チェーン10が弛むことがない。
以下、本発明に係る別実施形態について説明する。
(1)上記実施形態においては、走行機体1は、ホイール式であるが、走行機体1は、クローラ式でもよい。
(2)上記実施形態においては、「無端回動体」は、チェーン10であるが、「無端回動体」は、ベルトでもよい。
(3)上記実施形態においては、テンションローラ35は、樹脂製であるが、テンションローラ35は、金属製でもよい。
(4)上記実施形態においては、支持金具40は、一つしか設けられていないが、支持金具40は、二つ以上設けられていてもよい。また、支持金具40の位置は、前側ドラム16の外周面の左右中央部であるが、支持金具40の位置は、これに限定されない。
本発明は、刈り取った作物を前方から後方に搬送するフィーダを備える普通型コンバインに利用可能である。
6 フィーダ
7 フィーダケース
10 チェーン(無端回動体)
11 テンションユニット
12 天板
12a 平行部
12b 傾斜部
12c 折曲部
13 底板
16 前側ドラム(前側回転体)
31 後側ドラム(後側回転体)
34 テンション軸
35 テンションローラ(テンション回転体)
36 テンション付勢バネ(付勢バネ)
38 テンションアーム
38a 揺動軸
D1 間隔
D2 間隔

Claims (16)

  1. 刈り取った作物を前方から後方に搬送するフィーダを備え、
    前記フィーダは、
    フィーダケースと、
    前記フィーダケース内の前端部側に設けられた前側回転体と、
    前記フィーダケース内の後端部側に設けられた後側回転体と、
    前記前側回転体及び前記後側回転体に巻き付けられた左右一対の無端回動体と、
    前記前側回転体と前記後側回転体との間に設けられたテンションユニットと、を備え、
    前記テンションユニットは、
    前記フィーダケースに支持された左右向きのテンション軸と、
    前記テンション軸上において、左右一対の前記無端回動体に対応した位置に設けられ、左右一対の前記無端回動体の夫々にテンションを付与する左右一対のテンション回転体と、を備える普通型コンバイン。
  2. 前記テンションユニットは、
    前記テンション軸をテンション付与方向に付勢する付勢バネを備え、
    前記付勢バネは、前記フィーダケースの外部に備えられている請求項1に記載の普通型コンバイン。
  3. 前記テンション回転体は、側面視において、前記無端回動体の内周側に配置され、
    前記付勢バネは、前記テンション軸を上方に付勢する請求項2に記載の普通型コンバイン。
  4. 前記付勢バネは、前記テンション軸よりも上方に配置されている請求項2又は請求項3に記載の普通型コンバイン。
  5. 前記付勢バネは、前記テンション軸の左右両端の夫々に備えられている請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の普通型コンバイン。
  6. 前記テンション回転体は、樹脂製である請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の普通型コンバイン。
  7. 前記テンション回転体は、前記フィーダケースの前部側に配置されている請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の普通型コンバイン。
  8. 前記無端回動体は、チェーンである請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載の普通型コンバイン。
  9. 前記テンションユニットは、
    前記フィーダケースに揺動可能に支持されると共に遊端側に前記テンション軸が支持された左右一対のテンションアームを備え、
    前記テンション軸は、前記テンションアームに対して相対回転不能であり、
    前記テンション回転体は、前記テンション軸に対して相対回転可能である請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の普通型コンバイン。
  10. 側面視において、前記テンションアームの揺動軸は、前記無端回動体の内周側に配置されている請求項9に記載の普通型コンバイン。
  11. 前記テンションアームの揺動軸は、前記テンション軸よりも後方に配置されている請求項9又は請求項10に記載の普通型コンバイン。
  12. 前記テンションアームは、前記フィーダケースの内部に備えられている請求項9から請求項11までのいずれか一項に記載の普通型コンバイン。
  13. 前記フィーダケースは、
    前記無端回動体の上側経路に面する天板と、
    前記無端回動体の下側経路に面する底板と、を備え、
    前記テンション回転体は、側面視において、前記無端回動体の内周側に配置され、前記上側経路にテンションを付与し、
    前記テンション回転体と前記天板との間隔は、前記下側経路と前記底板との間隔よりも大きい請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載の普通型コンバイン。
  14. 側面視において、前記天板の前後中途部には、上方に突起する折曲部が形成されている請求項13に記載の普通型コンバイン。
  15. 前記テンション回転体は、前記折曲部よりも前方に配置されている請求項14に記載の普通型コンバイン。
  16. 前記天板は、
    前記底板と平行な平行部と、
    前記フィーダケースの後端部側に近いほど前記底板との間隔が小さくなるように、前記底板に対して傾斜する傾斜部と、を備え、
    前記折曲部を挟んで、前側に前記平行部が配置され、後側に前記傾斜部が配置されている請求項14又は請求項15に記載の普通型コンバイン。
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