JP6783137B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
走行機体の前方に設けられた刈取部と、
刈取茎稈を脱穀する脱穀装置と、が備えられ、
前記刈取部は、植立茎稈を回転リールによって刈取装置へ掻き込んで前記刈取装置によって刈取り、刈り取った茎稈を搬送装置によって前記脱穀装置に向けて搬送するよう構成されており、
駆動源からの動力を前記刈取部に伝達する伝達機構に、前記駆動源からの動力を前記回転リールの側と前記搬送装置の側とに分配する分配部と、前記分配部からの動力を前記回転リールに伝達するリール伝達部と、前記分配部からの動力を前記搬送装置に伝達する搬送伝達部とが備えられ、
前記分配部は、前記刈取部の左右方向に沿って延びる状態で前記刈取部の後方に設けられた分配伝動軸であり、
前記回転リールに、前記分配伝動軸よりも前側において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられて、前記回転リールを駆動する回転駆動軸が備えられ、
前記リール伝達部に、前記分配伝動軸と前記回転駆動軸との間において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられた第1中継伝動軸と、前記分配伝動軸と前記回転駆動軸との間において前記第1中継伝動軸と平行な状態で設けられた第2中継伝動軸と、前記分配伝動軸と前記第1中継伝動軸とにわたって設けられ、前記分配伝動軸の動力を前記第1中継伝動軸に伝達する第1伝動機構と、前記第1中継伝動軸に設けられ、前記第1中継伝動軸の動力を前記回転リールに向けて出力する入り状態と前記回転リールに向けての出力を絶つ切り状態とに切換え可能なリールクラッチと、前記第1中継伝動軸と前記第2中継伝動軸とにわたって設けられ、前記リールクラッチからの動力を変速して前記第2中継伝動軸から前記回転リールに向けて出力する変速機構と、前記第2中継伝動軸と前記回転駆動軸とにわたって設けられ、前記変速機構からの動力を前記回転駆動軸に伝達する第2伝動機構と、が備えられ、
前記変速機構は、前記第1伝動機構よりも機体横外側に設けられており、
前記第2伝動機構は、前記変速機構よりも機体横外側に設けられており、
前記搬送装置に、前記分配伝動軸の前方において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられて、前記搬送装置を駆動する回転支軸が備えられ、
前記搬送伝達部は、前記分配伝動軸のうちの前記第1伝動機構が連結する部位よりも機体横外側に位置する部位と前記回転支軸とにわたって設けられ、かつ、前記第2伝動機構よりも低い位置を通されており、
前記リールクラッチを切換え操作する操作具が備えられている。
前記変速機構は、ベルト無段型であり、前記リール伝達部に、前記刈取部の刈取部フレームに支持され、前記第1中継伝動軸の中間部を軸受を介して回転可能に支持する支持ケースが備えられ、前記リールクラッチは、前記第1中継伝動軸のうち、前記支持ケースから突出する一端側部位に設けられ、前記変速機構は、前記第1中継伝動軸のうち、前記支持ケースから突出する他端側部位に設けられていると好適である。
本構成によると、第1中継伝動軸がリールクラッチと変速機構との間で支持ケースに支持されるので、第1中継伝動軸のうちの支持ケースから一方に突出してリールクラッチを支持する一端側部位の突出長さ、及び、第1中継伝動軸のうちの支持ケースから他方に突出して変速機構を支持する他端側部位の突出長さを短くでき、リールクラッチの入力や変速機構のベルト張力などに起因する第1中継伝動軸の歪みや、第1中継伝動軸の支持ケースに対する傾きなどを起こし難くできる。
すなわち、作業走行を行なうと、刈取部6において、圃場の植立茎稈が回転リール10によってバリカン型の刈取装置11に掻き込まれ、掻き込まれた植立茎稈の株元が刈取装置11によって切断され、植立茎稈の刈取りが行われる。刈取穀稈が横搬送オーガ12(発明に係る搬送装置)によって横送りされてフィーダ7の前部に供給される。フィーダ7に供給された刈取茎稈の株元から穂先までがフィーダ7によって後方上方に搬送されて脱穀装置8に投入される。脱穀装置8において、投入された刈取茎稈が回動する扱胴8aによって扱き処理され、扱き処理によって得られた穀粒がワラ屑などの塵埃と選別された後、穀粒タンク9に供給されて貯留される。貯留された穀粒は、スクリューコンベアを利用した穀粒搬出装置13によって穀粒タンク9から取出すことができる。
この伝達構造においては、図3に示すように、エンジン4の出力軸4aの動力が上手伝達機構15によってミッション16の入力軸16aに伝達され、この入力軸16aの動力が正回転伝達機構17によってフィーダ駆動軸7aの一端側に伝達される。フィーダ駆動軸7aは、フィーダ7の後端部に回転可能に支持されており、フィーダ7におけるフィーダコンベアの駆動輪体7bを駆動する。ミッション16の出力軸16bの動力が逆回転伝達機構18によってフィーダ駆動軸7aの他端側に伝達される。フィーダ駆動軸7aの動力が刈取部用の伝達機構30によって回転リール10、横搬送オーガ12及び刈取装置11に伝達される。
図5,6,7に示すように、第1中継伝動軸36の入力側部位としての一端側部位36aにリールクラッチ40が設けられている。リールクラッチ40の入力スプロケット41と、分配部31の出力スプロケット31bとにわたって伝動チェーン43(第1伝動機構)が巻き回されている。第1中継伝動軸36の出力側部位としての他端側部位36bと、第2中継伝動軸37とにわたって変速機構42が設けられている。第2中継伝動軸37の出力スプロケット37aと、第3中継伝動軸38の入力スプロケット41とに伝動チェーン44aが巻き回されている。第3中継伝動軸38の出力スプロケット38bと、回転リール10の回転駆動軸10aとに伝動チェーン44が巻き回されている。
図5,6に示すように、第1中継伝動軸36は、軸芯P1が刈取部6の横幅方向に沿う状態の取付け姿勢で第1の支持ケース45(以下、第1支持ケース45と呼称する。)に回転可能に支持されている。第1中継伝動軸36の中間部と第1支持ケース45との間に一対の軸受46が介装されている。第1中継伝動軸36は、中間部において、第1支持ケース45に一対の軸受46を介して回転可能に支持されている。第1中継伝動軸36の両端側部が第1支持ケース45から刈取部6の横幅方向に突出している。図6に示すように、第1支持ケース45の取付座部45aが刈取部フレームのうちの刈取部上下方向の縦フレーム部6Aに連結ボルトによって連結されている。第1支持ケース45は、縦フレーム部6Aに固定されている。
図5,6に示すように、第2中継伝動軸37は、軸芯P2が刈取部6の横幅方向に沿う状態の取付け姿勢で第2の支持ケース55(以下、第2支持ケース55と呼称する。)に回転可能に支持されている。第1支持ケース45の取付座部45aよりも上方において、第2支持ケース55の取付座部55aが縦フレーム部6Aに連結ボルトによって連結されている。第2支持ケース55は、第1支持ケース45よりも上方で縦フレーム部6Aに固定されている。第2中継伝動軸37は、第1中継伝動軸36よりも上方に位置している。
左右の支持アーム66の基端側部と、刈取部フレームとにわたって昇降シリンダ67が連結されている。左右の支持アーム66が昇降シリンダ67の伸縮作動によって揺動調節され、回転リール10の高さ調節が行われる。
図11,12に示すように、駆動部11aは、駆動ケース75を備えている。駆動ケース75の横側部に入力プーリ76が回転可能に支持されている。駆動ケース75の前部に刈り刃駆動アーム77が揺動軸芯X回りに揺動駆動可能に支持されている。刈り刃駆動アーム77の先端部77aと、可動刈り刃11bの操作軸78とが2つの連動リンク79によって連動連結されている。2つの連動リンク79は、操作軸78の前端部と、後端部とに分散させて連結されている。
(1)上記した実施形態では、横搬送オーガ12を採用した例を示したが、ベルトコンベアなど搬送方式が各種異なる搬送装置を採用可能である。
6 刈取部
6A 刈取部フレーム(縦フレーム部)
8 脱穀装置
10 回転リール
10a 回転駆動軸
11 刈取装置
12 搬送装置(横搬送オーガ)
12a 回転支軸
30 伝達機構
31 分配部
33 リール伝達部
34 搬送伝達部(オーガ伝達部)
36 第1中継伝動軸
36a 一端側部位
36b 他端側部位
37 第2中継伝動軸
38 第2伝動機構(第3中継伝動軸)
40 ロールクラッチ
42 変速機構
43 第1伝動機構(伝動チェーン)
44 第2伝動機構(伝動チェーン)
44a 第2伝動機構(伝動チェーン)
45 支持ケース
46 軸受
50 操作具
52 支持部材
64 カバー
Claims (4)
- 走行機体の前方に設けられた刈取部と、
刈取茎稈を脱穀する脱穀装置と、が備えられ、
前記刈取部は、植立茎稈を回転リールによって刈取装置へ掻き込んで前記刈取装置によって刈取り、刈り取った茎稈を搬送装置によって前記脱穀装置に向けて搬送するよう構成されており、
駆動源からの動力を前記刈取部に伝達する伝達機構に、前記駆動源からの動力を前記回転リールの側と前記搬送装置の側とに分配する分配部と、前記分配部からの動力を前記回転リールに伝達するリール伝達部と、前記分配部からの動力を前記搬送装置に伝達する搬送伝達部とが備えられ、
前記分配部は、前記刈取部の左右方向に沿って延びる状態で前記刈取部の後方に設けられた分配伝動軸であり、
前記回転リールに、前記分配伝動軸よりも前側において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられて、前記回転リールを駆動する回転駆動軸が備えられ、
前記リール伝達部に、前記分配伝動軸と前記回転駆動軸との間において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられた第1中継伝動軸と、前記分配伝動軸と前記回転駆動軸との間において前記第1中継伝動軸と平行な状態で設けられた第2中継伝動軸と、前記分配伝動軸と前記第1中継伝動軸とにわたって設けられ、前記分配伝動軸の動力を前記第1中継伝動軸に伝達する第1伝動機構と、前記第1中継伝動軸に設けられ、前記第1中継伝動軸の動力を前記回転リールに向けて出力する入り状態と前記回転リールに向けての出力を絶つ切り状態とに切換え可能なリールクラッチと、前記第1中継伝動軸と前記第2中継伝動軸とにわたって設けられ、前記リールクラッチからの動力を変速して前記第2中継伝動軸から前記回転リールに向けて出力する変速機構と、前記第2中継伝動軸と前記回転駆動軸とにわたって設けられ、前記変速機構からの動力を前記回転駆動軸に伝達する第2伝動機構と、が備えられ、
前記変速機構は、前記第1伝動機構よりも機体横外側に設けられており、
前記第2伝動機構は、前記変速機構よりも機体横外側に設けられており、
前記搬送装置に、前記分配伝動軸の前方において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられて、前記搬送装置を駆動する回転支軸が備えられ、
前記搬送伝達部は、前記分配伝動軸のうちの前記第1伝動機構が連結する部位よりも機体横外側に位置する部位と前記回転支軸とにわたって設けられ、かつ、前記第2伝動機構よりも低い位置を通されており、
前記リールクラッチを切換え操作する操作具が備えられているコンバイン。 - 前記変速機構は、ベルト無段型であり、
前記リール伝達部に、前記刈取部の刈取部フレームに支持され、前記第1中継伝動軸の中間部を軸受を介して回転可能に支持する支持ケースが備えられ、
前記リールクラッチは、前記第1中継伝動軸のうち、前記支持ケースから突出する一端側部位に設けられ、
前記変速機構は、前記第1中継伝動軸のうち、前記支持ケースから突出する他端側部位に設けられている請求項1に記載のコンバイン。 - 前記支持ケースに支持され、前記リールクラッチ及び前記変速機構を覆うカバーが備えられている請求項2に記載のコンバイン。
- 前記支持ケースに支持され、前記操作具を支持する支持部材が備えられている請求項2又は3に記載のコンバイン。
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JP2018102253A JP2018102253A (ja) | 2018-07-05 |
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Family Applications (1)
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JP2016254143A Active JP6783137B2 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | コンバイン |
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JP (1) | JP6783137B2 (ja) |
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2016
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