JP6783137B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP6783137B2
JP6783137B2 JP2016254143A JP2016254143A JP6783137B2 JP 6783137 B2 JP6783137 B2 JP 6783137B2 JP 2016254143 A JP2016254143 A JP 2016254143A JP 2016254143 A JP2016254143 A JP 2016254143A JP 6783137 B2 JP6783137 B2 JP 6783137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission shaft
shaft
transmission
reel
distribution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016254143A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018102253A (ja
Inventor
乙宗 拓也
拓也 乙宗
瀬川 卓二
卓二 瀬川
雄大 中西
雄大 中西
木村 憲司
憲司 木村
元 田代
元 田代
憲生 井本
憲生 井本
朝倉 定夫
定夫 朝倉
智也 松林
松林  智也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2016254143A priority Critical patent/JP6783137B2/ja
Publication of JP2018102253A publication Critical patent/JP2018102253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6783137B2 publication Critical patent/JP6783137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

本発明は、コンバイン、詳しくは、走行機体の前方に設けられた刈取部と、刈取茎稈を脱穀する脱穀装置と、が備えられ、前記刈取部は、植立茎稈を回転リールによって刈取装置へ掻き込んで前記刈取装置によって刈取り、刈り取った茎稈を搬送装置によって前記脱穀装置に向けて搬送するよう構成されたコンバインに関する。
上記したコンバインにおいて、例えば、枕刈り作業のとき、回転リールを停止させつつ搬送装置を駆動すれば、回転リールを駆動したままにするのに比べ、動力ロスを回避しつつ、刈取穀稈を脱穀装置に向けて搬送させることができる。
回転リールを停止させつつ搬送装置を駆動することが可能であり、かつ、回転リールの変速駆動が可能であるコンバインとして、例えば特許文献1に示されるものがある。特許文献1に示されるコンバインでは、エンジンの動力がフィーダ駆動軸に伝達され、フィーダ駆動軸からチェーンを介して搬送装置としてのオーガに伝達されるよう構成されている。チェーンの駆動力が無段変速装置に入力され、無段変速装置の出力がリールクラッチとしてのクラッチを介して回転リールとしての掻込みリールに伝達されるよう構成されている。
特開2006−262871号公報
従来の技術を採用した場合、枕刈り作業のときなど、クラッチを切り状態にすることにより、搬送装置には動力が伝達されたままにして、回転リールへの動力伝達を絶つことができるが、回転リール用の変速機構には動力が入力されたままになり、変速機構を無駄に駆動する動力ロスを伴う。
本発明は、回転リールの変速駆動が可能でありながら、動力ロスを抑制しつつ回転リールを停止させた状態で搬送装置を駆動できるコンバインを提供することにある。
本発明によるコンバインは、
走行機体の前方に設けられた刈取部と、
刈取茎稈を脱穀する脱穀装置と、が備えられ、
前記刈取部は、植立茎稈を回転リールによって刈取装置へ掻き込んで前記刈取装置によって刈取り、刈り取った茎稈を搬送装置によって前記脱穀装置に向けて搬送するよう構成されており、
駆動源からの動力を前記刈取部に伝達する伝達機構に、前記駆動源からの動力を前記回転リールの側と前記搬送装置の側とに分配する分配部と、前記分配部からの動力を前記回転リールに伝達するリール伝達部と、前記分配部からの動力を前記搬送装置に伝達する搬送伝達部とが備えられ、
前記分配部は、前記刈取部の左右方向に沿って延びる状態で前記刈取部の後方に設けられた分配伝動軸であり、
前記回転リールに、前記分配伝動軸よりも前側において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられて、前記回転リールを駆動する回転駆動軸が備えられ、
前記リール伝達部に、前記分配伝動軸と前記回転駆動軸との間において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられた第1中継伝動軸と、前記分配伝動軸と前記回転駆動軸との間において前記第1中継伝動軸と平行な状態で設けられた第2中継伝動軸と、前記分配伝動軸と前記第1中継伝動軸とにわたって設けられ、前記分配伝動軸の動力を前記第1中継伝動軸に伝達する第1伝動機構と、前記第1中継伝動軸に設けられ、前記第1中継伝動軸の動力を前記回転リールに向けて出力する入り状態と前記回転リールに向けての出力を絶つ切り状態とに切換え可能なリールクラッチと、前記第1中継伝動軸と前記第2中継伝動軸とにわたって設けられ、前記リールクラッチからの動力を変速して前記第2中継伝動軸から前記回転リールに向けて出力する変速機構と、前記第2中継伝動軸と前記回転駆動軸とにわたって設けられ、前記変速機構からの動力を前記回転駆動軸に伝達する第2伝動機構と、が備えられ、
前記変速機構は、前記第1伝動機構よりも機体横外側に設けられており、
前記第2伝動機構は、前記変速機構よりも機体横外側に設けられており、
前記搬送装置に、前記分配伝動軸の前方において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられて、前記搬送装置を駆動する回転支軸が備えられ、
前記搬送伝達部は、前記分配伝動軸のうちの前記第1伝動機構が連結する部位よりも機体横外側に位置する部位と前記回転支軸とにわたって設けられ、かつ、前記第2伝動機構よりも低い位置を通されており、
前記リールクラッチを切換え操作する操作具が備えられている。
本構成によると、リールクラッチを入り状態に切り換えることにより、リールクラッチの出力が変速機構に入力され、変速機構の出力が回転リールへ伝達されるので、回転リールを変速機構によって変速駆動できる。
リールクラッチを切り状態に切り換えることにより、分配部よりも動力伝達方向下手側の部位で、回転リールへの動力伝達を絶つことができるので、搬送装置を駆動されたままにしながら、回転リールを止めることができる。変速機構がリールクラッチよりも動力伝達方向下手側に位置しているので、変速機構への入力を絶った状態で回転リールを止めることができる。
従って、回転リールを変速駆動できるものでありながら、回転リールを停止させて動力ロスを抑制しつつ搬送装置を駆動するとき、変速機構が無駄に駆動されず、この面からも動力ロスを抑制できる。
本発明において、
前記変速機構は、ベルト無段型であり、前記リール伝達部に、前記刈取部の刈取部フレームに支持され、前記第1中継伝動軸の中間部を軸受を介して回転可能に支持する支持ケースが備えられ、前記リールクラッチは、前記第1中継伝動軸のうち、前記支持ケースから突出する一端側部位に設けられ、前記変速機構は、前記第1中継伝動軸のうち、前記支持ケースから突出する他端側部位に設けられていると好適である。
リールクラッチのクラッチ部材のスライド移動を可能にする長さ、及び、変速機構のスライドプーリ部のスライド移動を可能する長さのために第1中継伝動軸の長さが長くなりがちなので、第1中継伝動軸が一端側のみで支持ケースに支持される場合、支持ケースから突出し、リールクラッチ及び変速機構を支持する第1中継伝動軸の端側部位の突出長さが長くなる。
本構成によると、第1中継伝動軸がリールクラッチと変速機構との間で支持ケースに支持されるので、第1中継伝動軸のうちの支持ケースから一方に突出してリールクラッチを支持する一端側部位の突出長さ、及び、第1中継伝動軸のうちの支持ケースから他方に突出して変速機構を支持する他端側部位の突出長さを短くでき、リールクラッチの入力や変速機構のベルト張力などに起因する第1中継伝動軸の歪みや、第1中継伝動軸の支持ケースに対する傾きなどを起こし難くできる。
従って、一つの支持ケースを備えるだけの簡素な支持構造で第1中継伝動軸を支持させながら、第1中継伝動軸の歪みや傾きを起こし難くてスムーズに動力伝達できる。
本発明において、前記支持ケースに支持され、前記リールクラッチ及び前記変速機構を覆うカバーが備えられていると好適である
本構成によると、支持ケースをカバーの支持部材に活用した簡素な支持構造でカバーを支持でき、リールクラッチ及び変速機構を安価にカバーできる。
本発明において、前記支持ケースに支持され、前記操作具を支持する支持部材が備えられていると好適である。
本構成によると、支持ケースを操作具の支持部材に活用した簡素な支持構造で操作具を支持できる。
コンバインの全体を示す右側面図である。 コンバインの全体を示す平面図である。 伝達構造を示す線図である。 刈取部の右側面図である。 リールクラッチ及び変速機構の断面図である。 リーククラッチ及び変速機構の後面図である。 リール伝達部の右側面図である。 カバーによるリールクラッチ及び変速機構のカバーを示す平面図である。 操作具の支持構造を示す平面図である。 昇降シリンダの連結構造を示す断面図である。 刈取装置の駆動構造を示す正面図である。 図11のXII−XII断面矢視図である。 図11のXIII−XIII断面矢視図である。
以下、本発明に係るコンバインの実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、コンバインの全体を示す右側面図である。図2は、コンバインの全体を示す平面図である。図1,2に示す[F]の方向を走行機体1の前側、[B]の方向を走行機体1の後側、[L]の方向を走行機体1の左側、[R]の方向を走行機体1の右側と定義する。
図1,2に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ走行装置2が装備された走行機体1を備えている。走行機体1の前部の右側部分に運転部3が形成されている。運転部3の下方に、エンジン4を有する原動部が形成されている。走行機体1の前部に刈取前処理装置5が連結されている。刈取前処理装置5は、走行機体1の前方に位置する刈取部6と、刈取部6の後部に前部が連結されたフィーダ7とを備えている。フィーダ7は、走行機体1から前方に上下揺動操作可能に延出されている。フィーダ7が揺動操作されることにより、刈取部6が下降作業状態と上昇非作業状態とに亘って昇降操作される。走行機体1の後部に脱穀装置8及び穀粒タンク9が設けられている。
このコンバインでは、刈取部6を下降作業状態に下降させた状態で走行機体1を走行させることにより、稲、麦などの作物の収穫作業を行なえる。
すなわち、作業走行を行なうと、刈取部6において、圃場の植立茎稈が回転リール10によってバリカン型の刈取装置11に掻き込まれ、掻き込まれた植立茎稈の株元が刈取装置11によって切断され、植立茎稈の刈取りが行われる。刈取穀稈が横搬送オーガ12(発明に係る搬送装置)によって横送りされてフィーダ7の前部に供給される。フィーダ7に供給された刈取茎稈の株元から穂先までがフィーダ7によって後方上方に搬送されて脱穀装置8に投入される。脱穀装置8において、投入された刈取茎稈が回動する扱胴8aによって扱き処理され、扱き処理によって得られた穀粒がワラ屑などの塵埃と選別された後、穀粒タンク9に供給されて貯留される。貯留された穀粒は、スクリューコンベアを利用した穀粒搬出装置13によって穀粒タンク9から取出すことができる。
刈取前処理装置5に動力を伝達する伝達構造について説明する。
この伝達構造においては、図3に示すように、エンジン4の出力軸4aの動力が上手伝達機構15によってミッション16の入力軸16aに伝達され、この入力軸16aの動力が正回転伝達機構17によってフィーダ駆動軸7aの一端側に伝達される。フィーダ駆動軸7aは、フィーダ7の後端部に回転可能に支持されており、フィーダ7におけるフィーダコンベアの駆動輪体7bを駆動する。ミッション16の出力軸16bの動力が逆回転伝達機構18によってフィーダ駆動軸7aの他端側に伝達される。フィーダ駆動軸7aの動力が刈取部用の伝達機構30によって回転リール10、横搬送オーガ12及び刈取装置11に伝達される。
上手伝達機構15おいては、エンジン4の出力軸4aの動力が唐箕伝達機構20aによって脱穀装置8の唐箕20に伝達され、唐箕20の動力がミッション伝達機構21によってミッション16の入力軸16aに伝達される。唐箕伝達機構20a及びミッション伝達機構21は、無端ベルトを利用して構成されている。
正回転伝達機構17においては、ミッション16の入力軸16aの動力がフィーダ7におけるフィーダコンベヤを正回転方向に駆動する動力としてフィーダ駆動軸7aに伝達される。正回転伝達機構17は、ベルトテンションクラッチによって構成され、入り状態と切り状態とに切り換え操作可能になっている。正回転伝達機構17を入り状態と切り状態とに切り換えることにより、フィーダ駆動軸7aへの正回転動力の伝達を入り状態と切り状態とに切換えることができる。
逆回転伝達機構18においては、ミッション16の出力軸16bの動力が無端ベルト22を介して扱胴駆動機構24の入力軸24aに伝達される。扱胴駆動機構24において、入力軸24aの正回転方向の動力がベベルギヤ機構によって逆回転方向の動力に変換して出力軸24bbから出力される。出力軸24bの逆回転方向の動力が逆回転伝達部25を介してフィーダ駆動軸7aに、フィーダコンベヤを逆回転方向に駆動する動力として伝達される。逆回転伝達部25は、ベルトテンションクラッチによって構成され、入り状態と切り状態とに切り換え可能になっている。逆回転伝達部25を入り状態と切り状態とに切換え操作することにより、フィーダ駆動軸7aへの逆回転動力の伝達を入り状態と切り状態とに切換えることができる。
刈取部用の伝達機構30においては、刈取部6の背後に刈取部6の横幅方向に沿って位置する刈取部入力軸が備えられ、この刈取部入力軸によって分配部31が構成されている。エンジン4から上手伝達機構15、正回転伝達機構17及び逆回転伝達機構18を介してフィーダ駆動軸7aに伝達された動力が、フィーダ駆動軸7aから上手伝達部32によって分配部31の入力部31aに伝達される。上手伝達部32は、無端回動チェーンによって構成されている。分配部31の入力部31aに伝達された動力が分配部31の出力側部によって回転リール10の側、横搬送オーガ12の側及び刈取装置11の側に分配される。回転リール10の側に分配された動力がリール伝達部33によって回転リール10の回転駆動軸10aに伝達される。横搬送オーガ12の側に分配された動力がオーガ伝達部34(本発明に係る搬送伝達部)によって横搬送オーガ12の回転支軸12aに伝達される。刈取装置11の側に分配された動力が刈取伝達部35によって刈取装置11の駆動部11aに伝達される。
図3,4,5,6に示すように、リール伝達部33には、第1の中継伝動軸36(以下、第1中継伝動軸36と呼称する。)、第2の中継伝動軸37(以下、第2中継伝動軸37と呼称する。)、第3の中継伝動軸38(以下、第3中継伝動軸38と呼称する。)が備えられている。
図5,6,7に示すように、第1中継伝動軸36の入力側部位としての一端側部位36aにリールクラッチ40が設けられている。リールクラッチ40の入力スプロケット41と、分配部31の出力スプロケット31bとにわたって伝動チェーン43(第1伝動機構)が巻き回されている。第1中継伝動軸36の出力側部位としての他端側部位36bと、第2中継伝動軸37とにわたって変速機構42が設けられている。第2中継伝動軸37の出力スプロケット37aと、第3中継伝動軸38の入力スプロケット41とに伝動チェーン44aが巻き回されている。第3中継伝動軸38の出力スプロケット38bと、回転リール10の回転駆動軸10aとに伝動チェーン44が巻き回されている。
リール伝達部33においては、分配部31によって回転リール10の側に分配される動力が伝動チェーン43を介してリールクラッチ40に入力され、リールクラッチ40から回転リール10に向けて出力される。リールクラッチ40から出力される動力が第1中継伝動軸36を介して変速機構42に入力され、変速機構42によって変速された動力が第2中継伝動軸37から伝動チェーン44a(第2伝動機構)、第3中継伝動軸38(第2伝動機構)、及び伝動チェーン44(第2伝動機構)を介して回転リール10に伝達される。
作業走行のとき、リールクラッチ40を入り状態に切り換えておくことにより、分配部31によって回転リール10の側へ分配される動力がリールクラッチ40及び変速機構42を介して回転リール10に伝達され、回転リール10を駆動することができる。また、変速機構42によって回転リール10を変速駆動できる。
枕刈り作業のときなど、リールクラッチ40を切り状態に切り換えることにより、分配部31から回転リール10への動力伝達が変速機構42よりも伝動上手側に位置するリールクラッチ40によって絶たれる。リールクラッチ40を切り状態に切り換えても、分配部31から横搬送オーガ12の側へ分配される動力がオーガ伝達部34によって横搬送オーガ12に伝達される。これにより、回転リール10を停止させつつ、かつ、変速機構42への動力伝達を絶ちつつ横搬送オーガ12を駆動できる。これにより、枕刈り作業のとき、刈取茎稈を横搬送オーガ12に投入すると、投入した刈取茎稈が横搬送オーガ12及びフィーダ7によって脱穀装置8に供給される。
リールクラッチ40について詳述する。
図5,6に示すように、第1中継伝動軸36は、軸芯P1が刈取部6の横幅方向に沿う状態の取付け姿勢で第1の支持ケース45(以下、第1支持ケース45と呼称する。)に回転可能に支持されている。第1中継伝動軸36の中間部と第1支持ケース45との間に一対の軸受46が介装されている。第1中継伝動軸36は、中間部において、第1支持ケース45に一対の軸受46を介して回転可能に支持されている。第1中継伝動軸36の両端側部が第1支持ケース45から刈取部6の横幅方向に突出している。図6に示すように、第1支持ケース45の取付座部45aが刈取部フレームのうちの刈取部上下方向の縦フレーム部6Aに連結ボルトによって連結されている。第1支持ケース45は、縦フレーム部6Aに固定されている。
図5,6に示すように、リールクラッチ40は、第1中継伝動軸36のうち、第1支持ケース45から刈取部6の横幅方向内側に突出している入力側部位としての一端側部位36aに設けられている。リールクラッチ40は、入力クラッチ部材40A、出力クラッチ部材40B、クラッチ部40Cを備えている。
入力クラッチ部材40Aは、第1中継伝動軸36に軸受47を介して相対回転可能に支持されている。入力クラッチ部材40Aには、入力スプロケット41が相対回転不能に備えられている。入力スプロケット41と、分配部31の出力スプロケット31bとにわたり、伝動チェーン43が巻き回されている。
出力クラッチ部材40Bは、第1中継伝動軸36にスプライン構造を介して支持されている。出力クラッチ部材40Bは、第1中継伝動軸36に対して相対回転不能であり、かつ、第1中継伝動軸36に対してスライド可能である。
クラッチ部40Cは、入力クラッチ部材40Aに相対回転不能に設けられた伝動爪部48と、出力クラッチ部材40Bに相対回転可能に設けられた受動爪部49とによって構成されている。クラッチ部40Cは、噛み合い式に構成されている。
図5,6に示すように、出力クラッチ部材40Bの端部に操作具50のフォーク部50aが係合されている。操作具50は、支軸51を介して支持部材52に揺動可能に支持されている。操作具50は、刈取部6の上下方向に沿う取付け姿勢で支持されている。操作具50の上端側部位に対応する箇所にホルダー53が設けられている。ホルダー53は、刈取部6の横フレーム部6Bに支持されている。
操作具50を入り位置に操作し、操作具50がホルダー53の係止部53b(図5参照)によって入り位置に保持されると、出力クラッチ部材60Bが入り付勢スプリング54によって入力クラッチ部材50Aに寄る側にスライド操作されてクラッチ部40Cが咬み合い状態になる。クラッチ部40Cが咬み合い状態になると、リールクラッチ40が入り状態になる。すると、リールクラッチ40においては、分配部31から伝動チェーン43を介して伝達でされる動力が入力クラッチ部材40Aに入力され、入力クラッチ部材40Aからクラッチ部40Cを介して出力クラッチ部材40Bに伝達され、出力クラッチ部材40Bから第1中継伝動軸36に出力される。
操作具50を切り位置に操作し、操作具50がホルダー53の係止部53a(図5参照)によって切り位置に保持されると、出力クラッチ部材40Bがフォーク部50aによって入力クラッチ部材40Aから離れる側に入り付勢スプリング54に抗してスライド操作されてクラッチ部40Cが咬み合い解除状態になる。クラッチ部40Cが噛み合い解除状態になると、リールクラッチ40が切り状態になる。すると、リールクラッチ40においては、分配部31から入力クラッチ部材40Aに入力した動力の出力クラッチ部材40Bへの伝達が絶たれ、第1中継伝動軸36への動力伝達が絶たれる。
リールクラッチ40は、一方向クラッチの機能を備えている。リールクラッチ40の入り状態において、回転リール10から逆回転方向の動力が伝達されることがあると、フォーク部50aと出力クラッチ部材40Bとが融通を有した状態で係合しており、伝動爪部48のカム作用によって出力クラッチ部材40Bが入り付勢スプリング54に抗して入力クラッチ部材40Aから離れる側にスライド操作されて、クラッチ部40Cが咬み合い解除状態になり、リールクラッチ40が切り状態になる。回転リール10からの逆回転動力の分配部31へ伝達がリールクラッチ40によって阻止される。
変速機構42について詳述する。
図5,6に示すように、第2中継伝動軸37は、軸芯P2が刈取部6の横幅方向に沿う状態の取付け姿勢で第2の支持ケース55(以下、第2支持ケース55と呼称する。)に回転可能に支持されている。第1支持ケース45の取付座部45aよりも上方において、第2支持ケース55の取付座部55aが縦フレーム部6Aに連結ボルトによって連結されている。第2支持ケース55は、第1支持ケース45よりも上方で縦フレーム部6Aに固定されている。第2中継伝動軸37は、第1中継伝動軸36よりも上方に位置している。
図5,6,7に示すように、変速機構42は、割り型の入力プーリ56、割り型の出力プーリ57、入力プーリ56と出力プーリ57とに巻き回された伝動ベルト58を備えている。変速機構42は、ベルト無段型に構成されている。
変速機構42においては、リールクラッチ40から第1中継伝動軸36に出力された動力が入力プーリ56に入力され、入力プーリ56と出力プーリ57との間で変速され、変速された動力が出力プーリ57から第2中継伝動軸37に出力される。
入力プーリ56は、第1中継伝動軸36のうち、第1支持ケース45から刈取部6の横幅方向外側に突出している出力側部位としての他端側部位36bに設けられている。出力プーリ57は、第2中継伝動軸37のうち、第2支持ケース55から刈取部6の横幅方向外側に突出している部位に設けられている。変速機構42は、第1中継伝動軸36の他端側部位36bに設けられている。変速機構42とリールクラッチ40とは、変速機構42とリールクラッチ40との間に第1支持ケース45が位置する状態で第1中継伝動軸36に設けられている。
図5,6,7に示すように、入力プーリ56及び出力プーリ57におけるスライドプーリ部56a,57aに変速操作部材59,60が相対回転可能に支持されている。入力プーリ56の変速操作部材59に操作ロッド61を介して変速モータ62が連動連結されている。変速モータ62は、電動モータによって構成されている。入力プーリ56の変速操作部材59と、出力プーリ57の変速操作部材60とは、連動ロッド59b及び連動スプリング59cを介して連動連結されている。
変速機構42においては、変速モータ62を駆動操作すると、操作ロッド61が変速モータ62の駆動力によって押し引き操作され、入力プーリ56の変速操作部材59が第1中継伝動軸36の軸芯P1回りに操作ロッド61によって揺動操作され、変速操作部材59が固定カム部材59aによるカム作用及び伝動ベルト58の張力によってスライド操作される。すると、スライドプーリ部56aが変速操作部材59によって固定プーリ部56bに対して近づく側及び離れる側にスライド操作され、入力プーリ56のベルト巻回径が変更される。
入力プーリ56の変速操作部材59が揺動操作されると、出力プーリ57の変速操作部材60が連動ロッド59b及び連動スプリング59cを介して変速操作部材59によって、第2中継伝動軸37の軸芯P2回りに揺動操作され、変速操作部材60が固定カム部材60aによるカム作用及び伝動ベルト58の張力によってスライド操作される。すると、スライドプーリ部57aが変速操作部材60によって固定プーリ部57bに対して近づく側及び離れる側にスライド操作され、出力プーリ57のベルト巻回径が入力プーリ56におけるベルト巻回径の変化方向と反対方向に変更される。
図6.8に示すように、リールクラッチ40、及び、変速機構42における入力側部の後方がカバー64によって覆われている。カバー64は、半透明の樹脂材によって構成されている。図6,8に示すように、カバー64は、第1カバー部64Aと、第2カバー部64Bと、取付け部64Cとを備えている。取付け部64Cは、第1カバー部64Aと第2カバー部64Bとの間に形成されている。取付け部64Cが第1支持ケース45の後部に連結ボルトによって連結されている。カバー64は、取付け部64Cで第1支持ケース45に支持されている。第1カバー部64Aによってリールクラッチ40の後方がカバーされている。第2カバー部64Bによって変速機構42の後方がカバーされている。
図6,8,9に示すように、操作具50の支持部材52は、カバー64に形成された支持部64Tに支持されている。支持部材52は、カバー64を介して第1支持ケース45に支持されている。操作具50は、フォーク部50aに形成された溝形の連結部50bで支軸51に支持されている。フォーク部50aは、連結部50bで操作具50に連結されている。支軸51にスプリング65が装着されている。操作具50は、ホルダー53に係合するようにスプリング65によって付勢されている。
図2,4に示すように、回転リール10の左右両横側を支持する支持アーム66は、刈取部フレームから第3中継伝動軸38の軸芯P3回りに上下揺動可能に延出されている。
左右の支持アーム66の基端側部と、刈取部フレームとにわたって昇降シリンダ67が連結されている。左右の支持アーム66が昇降シリンダ67の伸縮作動によって揺動調節され、回転リール10の高さ調節が行われる。
図10に示すように、昇降シリンダ67のシリンダロッド68の先端部に調節ネジ軸部69が形成されている。調節ネジ軸部69は、連結ボルトによって構成されている。連結ボルトの頭部に端部が溶接によって連結され、シリンダロッド68の先端部に外嵌され連結筒体70と、シリンダロッド68とが連結ピン71によって連結されていることにより、シリンダロッド68の先端部に調節ネジ軸部69が形成されている。調節ネジ軸部69に連結部材72が装着されている。連結部材72のピン穴72aと支持アーム66とにわたって連結ピン(図示せず)が装着されることにより、連結部材72が支持アーム66に連結され、シリンダロッド68が支持アーム66に連結されるよう構成されている。連結部材72と調節ネジ軸部69との相対回転操作を行うことにより、連結部材72のシリンダロッド68に対する連結位置を調節できる。
左右の昇降シリンダ67の伸縮長さが同じでも、回転リール10の左右側の取り付け高さが異なる場合、左右の昇降シリンダ67において、連結部材72のシリンダロッド68に対する連結位置を調節することにより、左右の支持アーム66の角度調節ができ、回転リール10の左右側の取り付け高さを同じになるように調節できる。
刈取装置11の駆動部11aについて詳述する。
図11,12に示すように、駆動部11aは、駆動ケース75を備えている。駆動ケース75の横側部に入力プーリ76が回転可能に支持されている。駆動ケース75の前部に刈り刃駆動アーム77が揺動軸芯X回りに揺動駆動可能に支持されている。刈り刃駆動アーム77の先端部77aと、可動刈り刃11bの操作軸78とが2つの連動リンク79によって連動連結されている。2つの連動リンク79は、操作軸78の前端部と、後端部とに分散させて連結されている。
分配部31からの動力が入力プーリ76によって駆動ケース75に入力され、入力された動力によって刈り刃駆動アーム77が揺動駆動される。刈り刃駆動アーム77によって連動リンク79介して操作軸78が押し引き操作され、可動刈り刃11bがバー型の固定刃11cに対して相対移動する。
図12,13に示すように、操作軸78は、ベアリングケース80にボールベアリング81を介して支持されている。ベアリングケース80は、支持部材82を介して可動刈り刃11bに支持されている。支持部材82は、可動刈り刃11bに沿う連結部82aと、連結部82aから立ち上がってベアリングケース80を支持するケース支持部82bとを備えている。連結部82aと可動刈り刃11bとが複数本のリベット83によって連結され、支持部材82が可動刈り刃11bに固定状態で支持されている。複数本のリベット83は、可動刈り刃11bの長手方向に沿う一直線状の一列に並んでいる。刈取部6の上下方向視において、ボールベアリング81のうちの回転軸芯に沿う方向での中心の部位に位置するボール81aと、リベット83の列とが重なっている。刈り刃駆動アーム77の動力が操作軸78に伝達され、操作軸78からボールベアリング81及びベアリングケース80、支持部材82及びリベット83を介して可動刈り刃11bに伝達されるので、ボールベアリング81のうちの回転軸芯に沿う方向での中心の部位とリベット83の列とが前後方向に位置ずれする場合、支持部材82からリベット83を介して可動刈り刃11bに伝達される刈り刃駆動力によってリベット83と支持部材82との間や、リベット83と可動刈り刃11bとの間にこじれを発生させる操作力が発生しがちになる。しかし、上記したように、ボールベアリング81の前記中心の部位とリベット83の列とが重なっていて、リベット83と支持部材82との間や、リベット83と可動刈り刃11bとの間にこじれが発生しにくいので、リベット83に掛かる負荷が低減される。
〔別実施形態〕
(1)上記した実施形態では、横搬送オーガ12を採用した例を示したが、ベルトコンベアなど搬送方式が各種異なる搬送装置を採用可能である。
(2)上記した実施形態では、ベルト無段式の変速機構42を採用した例を示したが、ギヤ式など、有段階式の変速機構を採用可能である。
(3)上記した実施形態では、エンジン4のみを駆動源とした例を示したが、エンジンと電動モータとを組わせたもの、あるいは電動モータのみを駆動源としても可能である。
本発明は、クローラ走行装置に限らず、車輪、車輪とミニクローラ走行装置とを組わせた走行装置を備えるコンバインに適用できる。
1 走行機体
6 刈取部
6A 刈取部フレーム(縦フレーム部)
8 脱穀装置
10 回転リール
10a 回転駆動軸
11 刈取装置
12 搬送装置(横搬送オーガ)
12a 回転支軸
30 伝達機構
31 分配部
33 リール伝達部
34 搬送伝達部(オーガ伝達部)
36 第1中継伝動軸
36a 一端側部位
36b 他端側部位
37 第2中継伝動軸
38 第2伝動機構(第3中継伝動軸)
40 ロールクラッチ
42 変速機構
43 第1伝動機構(伝動チェーン)
44 第2伝動機構(伝動チェーン)
44a 第2伝動機構(伝動チェーン)
45 支持ケース
46 軸受
50 操作具
52 支持部材
64 カバー

Claims (4)

  1. 走行機体の前方に設けられた刈取部と、
    刈取茎稈を脱穀する脱穀装置と、が備えられ、
    前記刈取部は、植立茎稈を回転リールによって刈取装置へ掻き込んで前記刈取装置によって刈取り、刈り取った茎稈を搬送装置によって前記脱穀装置に向けて搬送するよう構成されており、
    駆動源からの動力を前記刈取部に伝達する伝達機構に、前記駆動源からの動力を前記回転リールの側と前記搬送装置の側とに分配する分配部と、前記分配部からの動力を前記回転リールに伝達するリール伝達部と、前記分配部からの動力を前記搬送装置に伝達する搬送伝達部とが備えられ、
    前記分配部は、前記刈取部の左右方向に沿って延びる状態で前記刈取部の後方に設けられた分配伝動軸であり、
    前記回転リールに、前記分配伝動軸よりも前側において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられて、前記回転リールを駆動する回転駆動軸が備えられ、
    前記リール伝達部に、前記分配伝動軸と前記回転駆動軸との間において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられた第1中継伝動軸と、前記分配伝動軸と前記回転駆動軸との間において前記第1中継伝動軸と平行な状態で設けられた第2中継伝動軸と、前記分配伝動軸と前記第1中継伝動軸とにわたって設けられ、前記分配伝動軸の動力を前記第1中継伝動軸に伝達する第1伝動機構と、前記第1中継伝動軸に設けられ、前記第1中継伝動軸の動力を前記回転リールに向けて出力する入り状態と前記回転リールに向けての出力を絶つ切り状態とに切換え可能なリールクラッチと、前記第1中継伝動軸と前記第2中継伝動軸とにわたって設けられ、前記リールクラッチからの動力を変速して前記第2中継伝動軸から前記回転リールに向けて出力する変速機構と、前記第2中継伝動軸と前記回転駆動軸とにわたって設けられ、前記変速機構からの動力を前記回転駆動軸に伝達する第2伝動機構と、が備えられ、
    前記変速機構は、前記第1伝動機構よりも機体横外側に設けられており、
    前記第2伝動機構は、前記変速機構よりも機体横外側に設けられており、
    前記搬送装置に、前記分配伝動軸の前方において前記分配伝動軸と平行な状態で設けられて、前記搬送装置を駆動する回転支軸が備えられ、
    前記搬送伝達部は、前記分配伝動軸のうちの前記第1伝動機構が連結する部位よりも機体横外側に位置する部位と前記回転支軸とにわたって設けられ、かつ、前記第2伝動機構よりも低い位置を通されており、
    前記リールクラッチを切換え操作する操作具が備えられているコンバイン。
  2. 前記変速機構は、ベルト無段型であり、
    前記リール伝達部に、前記刈取部の刈取部フレームに支持され、前記第1中継伝動軸の中間部を軸受を介して回転可能に支持する支持ケースが備えられ、
    前記リールクラッチは、前記第1中継伝動軸のうち、前記支持ケースから突出する一端側部位に設けられ、
    前記変速機構は、前記第1中継伝動軸のうち、前記支持ケースから突出する他端側部位に設けられている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記支持ケースに支持され、前記リールクラッチ及び前記変速機構を覆うカバーが備えられている請求項2に記載のコンバイン。
  4. 前記支持ケースに支持され、前記操作具を支持する支持部材が備えられている請求項2又は3に記載のコンバイン。
JP2016254143A 2016-12-27 2016-12-27 コンバイン Active JP6783137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016254143A JP6783137B2 (ja) 2016-12-27 2016-12-27 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016254143A JP6783137B2 (ja) 2016-12-27 2016-12-27 コンバイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018102253A JP2018102253A (ja) 2018-07-05
JP6783137B2 true JP6783137B2 (ja) 2020-11-11

Family

ID=62785540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016254143A Active JP6783137B2 (ja) 2016-12-27 2016-12-27 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6783137B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018102253A (ja) 2018-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5002042B2 (ja) コンバイン
JP2008263865A (ja) コンバイン
JP4713536B2 (ja) コンバイン
CN108419506B (zh) 联合收割机
JP5681821B2 (ja) コンバイン
JP5798065B2 (ja) コンバインの前処理装置
JP6783137B2 (ja) コンバイン
JP7116533B2 (ja) コンバイン
JP4874702B2 (ja) コンバイン
JP7217679B2 (ja) 穀稈搬送装置
JP2017221220A (ja) コンバイン
JP5626626B2 (ja) コンバイン
JPH0851848A (ja) コンバインの主伝動装置
JP2017221220A5 (ja)
JP4241723B2 (ja) コンバインの刈取り部駆動構造
JP2007289045A (ja) コンバインの穀稈移送装置
WO2014057981A1 (ja) コンバイン
JP3103058B2 (ja) コンバインの刈取装置
JP5741613B2 (ja) コンバイン
JP5917724B2 (ja) コンバイン
KR101378315B1 (ko) 콤바인용 연결 반송장치
JP2014183808A (ja) コンバイン
JPH11151021A (ja) 刈取結束機
JP5741374B2 (ja) コンバインの刈取装置
JP2002360038A (ja) 汎用コンバインの掻込みリール変速構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200428

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200625

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200923

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6783137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150