JP2016049090A - 収穫機 - Google Patents
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Abstract
Description
圃場から収穫物を収穫し、収穫した収穫物を回転搬送体によって後方へ送り出す収穫部と、
前記回転搬送体からの収穫物を搬送するフィーダと、を備え、
前記フィーダは、フィーダケースと、前記フィーダケースの搬送始端側に設けられた始端側回転輪体と、前記フィーダケースの搬送終端側に設けられた終端側回転輪体と、前記始端側回転輪体と前記終端側回転輪体とに回動駆動可能に巻回された左右一対の無端回動搬送体と、左右の前記無端回動搬送体を張り操作するテンション機構とを備え、
前記始端側回転輪体及び前記終端側回転輪体は、前記フィーダケースの所定位置に固定され、
前記テンション機構は、前記始端側回転輪体と前記終端側回転輪体との間において、左右の前記無端回動搬送体に対して張り操作力を付与するように構成されている。
すなわち、カバーから延出したアームの補強部材に対する係合により、カバーがスプロケットとの接触によって連れ回りすることを阻止できる。つまり、補強部材を回り止め部材に活用してカバーの連れ回りを阻止できる。カバーが停止状態で駆動軸を覆うので、駆動軸やカバーにワラ屑などが巻き付かない。
本発明の実施例に係る収穫機をコンバインに適用した場合について説明する。図1は、コンバインの全体を示す側面図である。図2は、コンバインの全体を示す平面図である。図1,2に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下部に左右一対のクローラ走行装置2が駆動可能に装備された走行機体を備えている。走行機体の前部に運転部3が設けられている。走行機体の後部に脱穀装置4及び穀粒タンク5が設けられている。脱穀装置4と穀粒タンク5とは、走行機体の横方向に並んでいる。脱穀装置4の前部からフィーダ6が機体前方向きに延出されている。フィーダ6の延出端部に収穫部7が連結されている。走行機体における運転部3の下方の箇所にエンジン8が設けられている。このエンジン8の出力をクローラ走行装置2、脱穀装置4、フィーダ6及び収穫部7に伝達するよう構成されている。
回転搬送体16は、回転ドラム16aと、複数本の掻送りアーム16bとを備えている。回転ドラム16aは、横送りオーガ15の回転ドラムに一体形成されている。複数本の掻送りアーム16bは、回転ドラム16aの周方向、及び、回転ドラム16aの回転軸芯に沿う方向に分散した複数箇所に分散している。各掻送りアーム16bは、回転ドラム16aと共に回転する。
図3は、フィーダ6を示す側面図である。図4は、フィーダ6を示す縦断側面図である。図5は、フィーダ6を示す横断平面図である。図3,4,5に示すように、フィーダ6は、フィーダケース20と、左右一対の無端回動搬送体21とを備えている。
天板部20cのうちの後述するテンション部材31の上方に位置する部位と底板部20aとの間隔をDMとし、天板部20cのうちのテンション部材31よりも搬送始端側に位置する部位と底板部20aとの間隔をDFとし、天板部20cのうちのテンション部材31よりも搬送終端側に位置する部位と底板部20aとの間隔をDRとする。天板部20cの側面視形状は、DMがDF及びDRよりも広くなるように上方に膨出する形状に形成されている。
終端側回転輪体24がベルトプーリ27によって駆動され、左右の無端回動搬送体21がスプロケット24bによって回動方向F(図4参照)に回動駆動される。搬送スラット29は、始端側回転輪体23において、始端側回転輪体23の上側から下側へ下降移送される。下降移送される搬送スラット29は、刈取穀稈に対して掻込み作用する。回転搬送体16からの刈取穀稈が、穀稈導入口6Fにおいて、搬送スラット29によって無端回動搬送体21と底板部20aとの間に掻き込まれる。掻き込まれた刈取穀稈は、左右の無端回動搬送体21の搬送スラット29を介しての搬送作用により、底板部20aに沿わせて後方に搬送される。搬送スラット29は、終端側回転輪体24において、終端側回転輪体24の下側から上側へ上昇移送される。上昇移送される搬送スラット29は、刈取穀稈に対して送り出し作用する。搬送終端部まで搬送された刈取穀稈が、搬送スラット29によって穀稈送出口6Rから後方に送り出されて脱穀装置4に供給される。
左右のテンション部材31は、左右一対の揺動アーム33に各別に支持されている。左右の揺動アーム33は、フィーダケース20の内部に位置している。左の揺動アーム33の基部は、フィーダケース20の左の側板部20bに支軸34を介して回転可能に支持されている。右の揺動アーム33の基部は、フィーダケース20の右の側板部20bに支軸34を介して回転可能に支持されている。左のテンション部材31は、これの揺動アーム33が支軸34を揺動支点として側板部20bに対して上昇揺動操作されることにより、左の無端回動搬送体21のうち、終端側回転輪体24から始端側回転輪体23へ戻り移動する部分を下方から押圧操作する。右のテンション部材31は、これの揺動アーム33が支軸34を揺動支点として側板部20bに対して上昇揺動操作されることにより、右の無端回動搬送体21のうち、終端側回転輪体24から始端側回転輪体23へ戻り移動する部分を下方から押圧操作する。
左右の揺動アーム33の夫々の支軸部33aは筒部材によって構成され、左右の揺動アーム33の夫々の支軸部33aに連結孔33bが設けられている。連結軸50は、両端部が連結孔33bに挿入されることで、左右の揺動アーム33に連結されて左右の揺動アーム33を連動連結している。
左右の揺動アーム33は、テンション部材31が張り操作する無端回動搬送体21の移動方向Rに沿うように、揺動支点34からその移動方向側に向けて延びる取付姿勢で支持されている。
(1)上記した実施形態では、無端回動搬送体21をチェーンによって構成した例を示したが、ベルト等によって構成して実施してもよい。
上記した実施例では、連結ボルト55aによって操作ネジ軸60の操作力を支持部材52に伝達するよう構成した例を示したが、操作ネジ軸60の操作力を支持部材52に伝達する部材を別途設け、連結ボルト55aを、支持部材52を側板部20bに固定する専用の連結ボルトに構成して実施してもよい。この場合、連結ボルト55aを装着するように側板部20bに設けるボルト孔58を丸孔形状に形成し、連結ボルト55aを装着するように支持部材52に設けるボルト孔57を長孔形に形成して実施してもよい。また、側板部20b及び支持部材52の両方に設けるボルト孔を長孔形状に形成して実施してもよい。
7 収穫部
20 フィーダケース
21 無端回動搬送体
23 始端側回転輪体
24 終端側回転輪体
24a 駆動軸
24b スプロケット
30 テンション機構
31 テンション部材
32 スプリング
33 揺動アーム
50 連結軸
52 支持部材
54 連結ボルト
55 連結ボルト
56 ボルト孔
57 ボルト孔
58 ボルト孔
63 カバー
64 アーム
67 割面
70 補強部材
R 移動方向
Claims (10)
- 圃場から収穫物を収穫し、収穫した収穫物を回転搬送体によって後方へ送り出す収穫部と、
前記回転搬送体からの収穫物を搬送するフィーダと、を備え、
前記フィーダは、フィーダケースと、前記フィーダケースの搬送始端側に設けられた始端側回転輪体と、前記フィーダケースの搬送終端側に設けられた終端側回転輪体と、前記始端側回転輪体と前記終端側回転輪体とに回動駆動可能に巻回された左右一対の無端回動搬送体と、左右の前記無端回動搬送体を張り操作するテンション機構とを備え、
前記始端側回転輪体及び前記終端側回転輪体は、前記フィーダケースの所定位置に固定され、
前記テンション機構は、前記始端側回転輪体と前記終端側回転輪体との間において、左右の前記無端回動搬送体に対して張り操作力を付与するように構成されている収穫機。 - 前記テンション機構は、前記無端回動搬送体を張り操作するテンション部材、及び、前記テンション部材を前記無端回動搬送体に押圧付勢するスプリングを備えている請求項1に記載の収穫機。
- 前記テンション機構は、左右の前記無端回動搬送体を各別に張り操作する左右一対のテンション部材と、左右の前記テンション部材を各別に支持する左右一対の揺動アームと、左右の前記揺動アームを連動連結する連結軸とを備えている請求項1又は2に記載の収穫機。
- 前記テンション機構は、左右の前記無端回動搬送体を各別に張り操作する左右一対のテンション部材と、左右の前記テンション部材を各別に支持する左右一対の揺動アームと、左右の前記テンション部材を前記無端回動搬送体に押圧付勢するべく、左右の前記揺動アームを各別に揺動付勢する左右一対のスプリングと、を備え、
左右の前記揺動アームは、前記フィーダケースの内部に位置し、
左右の前記スプリングは、前記フィーダケースの外部に位置する請求項1〜3のいずれか一項に記載の収穫機。 - 左右の前記スプリングは、前記揺動アームのうちの揺動支点と、前記テンション部材を支持する支持点との間の部位に作用するよう構成されている請求項4に記載の収穫機。
- 左右の前記揺動アームは、夫々のテンション部材が張り操作する無端回動搬送体の移動方向に沿うように、夫々の揺動支点から前記移動方向側に向けて延びている請求項3〜5のいずれか一項に記載の収穫機。
- 前記フィーダケースは、底板部と、左右一対の側板部と、天板部とを備え、
前記天板部のうちの前記テンション部材の上方に位置する部位と前記底板部との間隔が、前記天板部のうちの前記テンション部材よりも搬送始端側及び搬送終端側に位置する部位の夫々と前記底板部との間隔よりも広くなるように、前記天板部の側面視形状が上方に膨出する形状に形成されている請求項2〜6のいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記始端側回転輪体を支持する支持部材と、前記フィーダケースとを、収穫物搬送方向に沿って並ぶ複数の連結ボルトによって連結するように構成され、
複数の前記連結ボルトのうちの一つの連結ボルトを、前記支持部材及び前記フィーダケースに形成された丸孔形のボルト孔に装着するように構成され、
複数の前記連結ボルトのうちの残りの連結ボルトを、前記支持部材と前記フィーダケースとの一方に形成されたボルト孔と、前記支持部材と前記フィーダケースとの他方に形成された収穫物搬送方向に長い形状のボルト孔とに亘って装着するように構成されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記始端側回転輪体又は前記終端側回転輪体の一方又はその両方が、駆動軸と、左右の前記無端回動搬送体が巻回される左右一対のスプロケットとを備え、
前記駆動軸のうち、左右の前記スプロケットの間に位置する箇所に筒状のカバーが相対回転可能に外嵌されると共に、前記カバーからアームが延出され、
前記アームは、前記フィーダケースに横架された補強部材に係合可能に構成されている請求項1〜8のいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記カバーは、複数の分割カバー体によって構成され、
前記アームの基端側は、前記カバーの割面の両横側において前記カバーに連結されている請求項9に記載の収穫機。
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