JP7138471B2 - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP7138471B2 JP7138471B2 JP2018086788A JP2018086788A JP7138471B2 JP 7138471 B2 JP7138471 B2 JP 7138471B2 JP 2018086788 A JP2018086788 A JP 2018086788A JP 2018086788 A JP2018086788 A JP 2018086788A JP 7138471 B2 JP7138471 B2 JP 7138471B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- screw shaft
- frame
- conveying
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
フランジ部と回転軸支持体とを連結する内外連通部が搬送ケースの内外に亘る状態で設けられるが、この内外連通部は、回転軸支持体の搬送方向に沿う位置を変更可能なように融通が設けられることになる。
〔全体構成〕
図1、2に、稲、麦、大豆などの作物を収穫対象とする普通型のコンバインが示されている。この実施形態で、コンバインの走行機体の前後方向を定義するときは、作業状態における機体進行方向に沿って定義し、機体の左右方向を定義するときは、機体進行方向視で見た状態で左右を定義する。すなわち、図1,2に符号(F)で示す方向が機体前側、図1,2に符号(B)で示す方向が機体後側である。図2に符号(L)で示す方向が機体左側、図2に符号(R)で示す方向が機体右側である。従って、機体左右方向が走行機体横幅方向に対応する。
さらに、脱穀装置4が左側に位置し、グレンタンク5が右側に位置する状態で、脱穀装置4とグレンタンク5とが左右方向に並ぶ状態で備えられている。運転部7の下方側には、駆動用のエンジン8が備えられている。
デバイダ14は、収穫対象となる植立穀稈と非刈取対象の植立穀稈とを分草する。掻込リール15は、収穫対象の植立穀稈を後方に向けて掻き込む。刈刃16は、掻込リール15により後方に掻き込まれた収穫対象の植立穀稈の株元側を切断するものであり、例えばバリカン型に構成されている。横送りオーガ17は、刈刃16による切断後の刈取穀稈を左右方向の中間側に横送りして寄せ集めて後方に向けて送り出す。
フィーダ11について説明する。
図3に示すように、フィーダ11に、角筒状に形成された搬送用ケースとしてのフィーダケース18が備えられている。フィーダケース18内の搬送下手側箇所に、エンジン8からの動力が伝達されて駆動回転される横向きの下手側回転軸としての駆動軸19が備えられている。図示はしていないが、駆動軸19を回転可能に支持する支持筒部が左右一対の支点ブラケットを介して横軸芯P1周りで回動自在に脱穀装置4の前壁部に支持されている。フィーダケース18の左右両側の側壁18Aが支持筒部に一体的に連結され、刈取部10を含むフィーダ11全体が横軸芯P1周りで上下揺動自在に脱穀装置4の前壁部に支持される構成となっている。
図3に示すように、駆動軸19における一対の駆動スプロケット22夫々の横方向中間側に隣接する箇所に、駆動軸19に外挿される状態で一対の駆動スプロケット22にわたって支持される円筒状の巻付き防止カバー29が備えられている。図示はしないが、巻付き防止カバー29は、左右の駆動スプロケット22夫々の左右方向内方側の側面に形成された周溝に嵌まり込む状態で設けられている。
図1に示すように、油圧シリンダ12は、フィーダケース18の底面部18Bと機体フレーム1の前部との間に亘って連結されている。油圧シリンダ12は、概ね円筒形状のシリンダチューブ12aと、ピストンロッド12bとを有し、ピストンロッド12bがシリンダチューブ12aに対して伸縮作動することにより、フィーダ11及び刈取部10を含む収穫部3全体を上下揺動可能である。
次に、従動軸24の位置調節構造について説明する。
フィーダ11には、図4に示すように、従動軸24をその軸芯周りで回転可能に支持するとともに、フィーダケース18に搬送方向に沿って位置変更可能に支持される回転軸支持体41と、回転軸支持体41の搬送方向に沿う位置を変更し且つ変更した位置で固定可能な位置調節機構42とが備えられている。
図4及び図7に示すように、フィーダケース18の右側に位置する回転軸支持体41に対する位置調節機構42に対応する箇所において、フィーダケース18の右側の側壁18Aにおける外側面に、搬送方向に沿って延びる断面略U字形の右側横フレーム46が設けられ、右側横フレーム46は、U字形の複数の面部分のうちの底面部46aがフィーダケース18の外側面に当て付けられた状態で一体的に溶接固定されている。
右側横フレーム46の前後両側部は、前側フレーム48及び後側フレーム49に一体的に溶接固定されている。
位置調節機構42は、無端回動チェーン26が張設方向すなわち作物搬送方向に沿って延びて、無端回動チェーン26の張力が低下した場合に、従動軸24のフィーダケース18に対する搬送方向に沿う取付位置を調節して無端回動チェーン26の張力を調節することができる。
従って、最後部側に位置する位置決めボルト44とナット45とにより、フィーダケース18の内外に亘る状態で連結する内外連通部60が構成され、フランジ部59と内外連通部60とにより、調節用ネジ軸53と回転軸支持体41とを連結する連結部54が構成されている。
図8に示すように、右側の規制案内部56は、右側横フレーム46のU字形の複数の面部分で囲まれる内側領域の内部において、内側領域の内面に固定される状態で上下方向の全幅に亘って設けられている。すなわち、規制案内部56は、右側横フレーム46の底面部に対して直交する姿勢の板体であり、内側領域に位置して、右側横フレーム46の底面部46a及び左右両側の縦面部46bの夫々に溶接にて一体的に連結されている。
(1)上記実施形態では、規制案内部56に、調節用ネジ軸53が挿通部55に向けて径方向に入り込み可能な切欠62が形成される構成としたが、この構成に代えて、規制案内部56にボルトが挿通可能な円形の挿通孔を形成する構成としてもよい。
11 フィーダ(穀稈搬送装置)
18 フィーダケース(搬送ケース)
19 駆動軸(下手側回転軸)
22 駆動スプロケット(下手側輪体)
24 従動軸(上手側回転軸)
25 従動輪体(上手側輪体)
26 無端回動チェーン(無端回動体)
27 搬送部材
41 回転軸支持体
42 位置調節機構
44 位置決めボルト(位置固定具)
45 ナット(位置固定具)
46 横フレーム
48 前側フレーム
49 後側フレーム
53 調節用ネジ軸
54 連結部
56 規制案内部
57 ナット
58 コイルバネ(圧縮バネ)
59 フランジ部
60 内外連通部
62 切欠
63,64 座金
65 円筒状部材
Claims (6)
- 前部に設けられた刈取部と、前記刈取部の後部に接続され且つ前記刈取部にて刈取られた刈取穀稈の全稈を後方に向けて搬送する穀稈搬送装置とが備えられ、
前記穀稈搬送装置に、穀稈搬送用の搬送ケースと、前記搬送ケースの搬送方向下手側に位置する横向きの下手側回転軸と、前記下手側回転軸に備えられた下手側輪体と、前記搬送ケースの搬送方向上手側に位置する横向きの上手側回転軸と、前記上手側回転軸に備えられた上手側輪体と、前記下手側輪体と前記上手側輪体とにわたって巻回される複数の無端回動体と、複数の前記無端回動体にわたって横向きに架設される複数の搬送部材と、前記上手側回転軸をその軸芯周りで回転可能に支持するとともに前記搬送ケースに搬送方向に沿って位置変更可能に支持される回転軸支持体と、前記回転軸支持体の搬送方向に沿う位置を変更し且つ変更した位置で固定可能な位置調節機構と、が備えられ、
前記位置調節機構に、搬送方向に沿って延びる調節用ネジ軸と、前記調節用ネジ軸と前記回転軸支持体とを連結する連結部と、前記搬送ケースに支持され且つ前記調節用ネジ軸が移動可能に挿通する挿通部を有する規制案内部と、前記調節用ネジ軸に装着されたナットと、前記ナットと前記規制案内部とに亘る状態で前記調節用ネジ軸に外挿された圧縮バネと、前記回転軸支持体を前記搬送ケースに固定する位置決め固定具と、が備えられ、
前記位置調節機構は、前記位置決め固定具による前記回転軸支持体の固定を解除した状態で前記ナットの位置を調整することで前記回転軸支持体の位置が変更されるように構成されるとともに、前記位置調節機構による調整によって前記圧縮バネの長さが所定長さとなったときに、前記無端回動体の張力が設定張力となるように構成され、
前記連結部が前記規制案内部に対して前記圧縮バネとは反対側に位置しているコンバイン。 - 前記回転軸支持体が前記搬送ケースの内側に位置する状態で備えられ、
前記調節用ネジ軸が前記搬送ケースの外側に位置する状態で備えられ、
前記連結部に、前記調節用ネジ軸の軸端に連結されたフランジ部と、前記フランジ部と前記回転軸支持体とを前記搬送ケースの内外に亘る状態で連結する内外連通部とが備えられている請求項1に記載のコンバイン。 - 前記規制案内部に、前記調節用ネジ軸が前記挿通部に向けて径方向に入り込み可能な切欠が形成され、
前記規制案内部と前記圧縮バネとの間、及び、前記ナットと前記圧縮バネとの間に夫々、座金が備えられている請求項1又は2に記載のコンバイン。 - 前記ナットと前記圧縮バネとの間に備えられる前記座金に、前記圧縮バネの外周部において前記調節用ネジ軸の軸芯方向に沿って延びる円筒状部材が備えられている請求項3に記載のコンバイン。
- 前記搬送ケースの外側面に、搬送方向に沿って延びる断面略U字形の横フレームが設けられ、
前記横フレームは、U字形の複数の面部分のうちの底面部が前記搬送ケースの外側面に接する状態で固定され、
前記調節用ネジ軸が、前記横フレームのU字形の複数の面部分で囲まれる内側領域に備えられ、
前記規制案内部が、前記横フレームの前記内側領域の内部において、前記内側領域の内面に固定される状態で上下に亘って設けられている請求項1から4のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記搬送ケースの外側面に、搬送方向に沿って間隔をあけて、前側フレームと後側フレームとが備えられ、
前記前側フレーム及び前記後側フレームは、前記搬送ケースの上下に亘る状態で設けられ、
前記横フレームは、前記前側フレームと前記後側フレームとに亘って設けられている請求項5に記載のコンバイン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018086788A JP7138471B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | コンバイン |
CN201980021966.4A CN111918545A (zh) | 2018-04-27 | 2019-04-22 | 联合收割机 |
PCT/JP2019/016936 WO2019208469A1 (ja) | 2018-04-27 | 2019-04-22 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018086788A JP7138471B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019187363A JP2019187363A (ja) | 2019-10-31 |
JP7138471B2 true JP7138471B2 (ja) | 2022-09-16 |
Family
ID=68387549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018086788A Active JP7138471B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7138471B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6958604B2 (ja) * | 2019-11-29 | 2021-11-02 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
JP7412288B2 (ja) * | 2020-07-02 | 2024-01-12 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012210164A (ja) | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Kubota Corp | 普通型コンバイン |
JP2016049090A (ja) | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
JP2016049097A (ja) | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
JP2017225465A (ja) | 2017-10-05 | 2017-12-28 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
-
2018
- 2018-04-27 JP JP2018086788A patent/JP7138471B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012210164A (ja) | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Kubota Corp | 普通型コンバイン |
JP2016049090A (ja) | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
JP2016049097A (ja) | 2014-09-02 | 2016-04-11 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
JP2017225465A (ja) | 2017-10-05 | 2017-12-28 | 株式会社クボタ | 収穫機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019187363A (ja) | 2019-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2014136862A1 (ja) | コンバイン | |
JP7138471B2 (ja) | コンバイン | |
JP6095545B2 (ja) | 作業機 | |
JP2017035017A (ja) | コンバイン | |
JP5995768B2 (ja) | 普通型コンバイン | |
JP6556203B2 (ja) | 収穫機 | |
JP2017225465A5 (ja) | ||
JP2013027367A (ja) | コンバインの掻込みリール | |
CN108419506B (zh) | 联合收割机 | |
JP7270441B2 (ja) | コンバイン | |
JP5798065B2 (ja) | コンバインの前処理装置 | |
JP6224554B2 (ja) | 収穫機 | |
JP7196944B2 (ja) | コンバイン | |
JP2007166920A (ja) | コンバイン | |
JP2008136387A (ja) | 刈刃装置 | |
WO2017026182A1 (ja) | クローラ走行装置、コンバイン、収穫機 | |
JP6731886B2 (ja) | 収穫機 | |
JP6537417B2 (ja) | 収穫機 | |
JP7336083B1 (ja) | コンバイン | |
JP7453074B2 (ja) | コンバイン | |
JP7142553B2 (ja) | 汎用コンバイン | |
WO2019208469A1 (ja) | コンバイン | |
JP7421701B2 (ja) | コンバイン | |
JP2008237159A (ja) | コンバイン | |
JP2010004786A (ja) | 刈取収穫機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220222 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220809 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7138471 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |