JP2014035197A - 移動部材検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

移動部材検出装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】温度変化等によらず移動部材の実速度を短時間で精度良く検出できる移動部材検出装置、その移動部材検出装置を有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】移動部材検出装置50において、移動部材Eに対して所定の2箇所であるA位置とB位置を設定する。A位置をレーザ光源11Aで照射する。B位置をレーザ光源11Bで照射する。A位置の画像をエリアセンサ12Aで取り込む。B位置の画像をエリアセンサ12Bで取り込む。A位置の画像とB位置の画像の取り込みタイミングに時差Δtを設ける。A位置の画像とB位置の画像の相関から移動部材Eの実速度を求める。2つのエリアセンサ12A,12Bを固定部材13で固定する。固定部材13を線膨張係数が0のようなガラス材料とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動部材の実速度を検出する移動部材検出装置、その移動部材検出装置を有する画像形成装置に関する。
近年のカラー画像形成装置は、高速化への要求に応えるため、4色(ブラック、シアン、マゼンダ、イエロー)のトナーに対応した感光体(像担持体)を4つ並列に並べた、いわゆるタンデム方式が主流となってきている。タンデム方式では、各感光体上で現像された各色トナー画像を、最終的に紙等の記録媒体(定形の用紙、葉書、厚紙、OHPシート等)上で重ね合わせる必要があるが、その方式として、記録媒体上で直接重ね合わせる直接転写方式と、中間転写ベルトを用いて、中間転写ベルト上で各色トナー画像を重ね合わせたあとに記録媒体に一括して転写する中間転写ベルト方式の2方式がある。そして、直接転写方式では紙等の記録媒体を送る搬送ベルトを、中間転写ベルト方式では中間転写ベルトを高精度で駆動しなければ、色ずれが発生してしまう。
上記の中間転写ベルトを高精度で駆動するために、例えば、特許第4545580号公報(特許文献1)、特開2009−15240号公報(特許文献2)及び特開2010−55064号公報(特許文献3)に開示されているように、中間転写ベルト等の移動部材の速度を検出する技術がある。
例えば、特開2009−15240に開示されているように、スペックルの速度ベクトルを検出して、その結果に基づき速度制御に利用する場合、微小区間の変位から速度を演算することや、カメラの画素サイズによって、演算される速度が離散化されるため、高精度な速度検出が難しく、速度を積算してベルト搬送位置を演算した場合に、誤差も積算され正確な位置決めが出来ない問題があった。また、温度特性や検出距離変化によってCMOSセンサと撮像レンズ間や、撮像レンズと物体(移動部材)間の距離が変化すると結像倍率が変化して、計測速度に計測誤差が発生するという問題があった。
本発明は、温度特性や検出距離変化によってエリアセンサのCMOSセンサ等と撮像レンズ間や、撮像レンズ等と移動部材との距離が変化しても、計測誤差を発生させずに高精度な移動速度を計測できる移動部材検出装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の移動部材検出装置は、移動部材の移動速度を検出する移動部材検出装置であって、前記移動部材の検知位置に光ビームを照射する光源と、1次元画像または2次元画像の画像データを取得可能なエリアセンサと、外部からのトリガ信号により前記エリアセンサによる画像データを取得するエリアセンサ制御手段と、により構成される画像取得手段と、速度演算手段とを備え、前記画像取得手段は、前記移動体の移動方向の前位置とB位置の2箇所の位置で該移動体の画像データを取得し、前位置で前位置画像データを取得した後、前記移動部材がB位置に移動したときに、該B位置でB位置画像データを取得し、前記速度演算手段は、前記前位置画像データと前記B位置画像データから、前記移動部材の移動速度を算出することを特徴とする。
請求項2の移動部材検出装置は、請求項1に記載の移動部材検出装置であって、前記画像取得手段は複数のエリアセンサを備え、該複数のエリアセンサは前記前位置と前記B位置とにそれぞれ対応する位置で同一部材上に固定されていることを特徴とする。
請求項3の移動部材検出装置は、請求項1に記載の移動部材検出装置であって、前記画像取得手段は、前記移動部材に対して前記前位置と前記B位置に対応する複数の検知位置に光ビームを照射する光源と、1つの1次元画像または2次元画像の画像データを取得可能な1つのエリアセンサと、前記前位置と前記B位置とに対向配置された光学式の画像合成手段とを有し、該画像合成手段により、前記前位置画像データと前記B位置画像データとを前記1つのエリアセンサ上で取得できるようにしたことを特徴とする。
請求項4の移動部材検出装置は、請求項3に記載の移動部材検出装置であって、前記画像合成手段は、複数の検出位置の画像を、前記エリアセンサの同一位置に結像させるように構成され、前記光源は前記前位置にのみ光ビームを照射する前位置光源と前記B位置にのみ光ビームを照射するB位置光源とで構成され、前位置光源のみを発光させ、前記前位置画像データを取得し、B位置光源のみを発光させて前記B位置画像データを取得するようにしたことを特徴とする。
請求項5の移動部材検出装置は、請求項3に記載の移動部材検出装置であって、前記画像取得手段は、一つの光源を有するとともに、該一つの光源の光ビームを前記前位置と前記B位置とにそれぞれ照射される光ビームに分割する光ビーム分割手段を備えたことを特徴とする。
請求項6の移動部材検出装置は、請求項5に記載の移動部材検出装置であって、前記画像合成手段が前記光ビーム分割手段を兼ねていることを特徴とする。
請求項7の移動部材検出装置は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の移動部材検出装置であって、前記光源には半導体レーザを用いることを特徴とする。
請求項8の移動部材検出装置は、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の移動部材検出装置であって、前記エリアセンサは2次元画像を取得可能なエリアセンサであって、前記移動部材の移動速度とともに、前記移動部材の移動方向と直行する方向の移動を同時に算出すること特徴とする。
請求項9の画像形成装置は、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の移動部材検出装置を備え、前記移動部材が中間転写ベルトまたは搬送ベルトであることを特徴とする。
請求項1の移動部材検出装置によれば、移動部材に対して前位置と後位置の決まった2箇所のスペックル画像を取得して、その間の移動を計算するようにしたので、例えば画像形成装置における中間転写ベルトの表面速度の検出精度を向上させることができ、高精度なベルト搬送制御を実現し、色ずれや位置ズレの少ない、高品質な画像を出力する画像形成装置を提供することがさらに、演算処理の負荷低減による高速化、簡略化が図れ、計測装置の低コスト化ができる。
請求項2の移動部材検出装置によれば、請求項1の効果に加えて、線膨張係数の小さい同一の固定部材に固定することで、環境による画像取得手段の位置が変化しにくくなり、移動部材の撮像位置が変動しないため、高精度に検出できる。
請求項3の移動部材検出装置によれば、請求項1の効果に加えて、エリアセンサが1つでよいので、部品点数の削減と小型の構成となり、低コスト化が図れる。
請求項4の移動部材検出装置によれば、請求項3と同様な効果が得られる。
請求項5の移動部材検出装置によれば、請求項3の効果に加えて、光源が1つでよいので、さらに部品点数の削減と小型の構成となり、低コスト化が図れる。
請求項6の移動部材検出装置によれば、請求項5の効果に加えて、画像合成手段が前記光ビーム分割手段を兼ねているので、さらに部品点数の削減と小型の構成となり、低コスト化が図れる。
請求項7の移動部材検出装置によれば、請求項1乃至6の効果に加えて、半導体レーザにより光源が長寿命で安定したものとなる。
請求項8の移動部材検出装置によれば、請求項1乃至7の効果に加えて、例えばが画像形成装置の中間転写ベルトや搬送ベルトのベルトの寄り方向(移動方向と直交する方向)の位置制御も可能となる。
請求項9の画像形成装置によれば、色ずれや位置ズレの少ない、高品質な画像を出力することができる。
本発明の一実施形態の移動部材検出装置、画像取得手段の第1実施例及び移動部材を移動する部位の構成図である。 実施形態の移動部材検出装置、画像取得手段の第1実施例及び移動部材を移動する部位の概略平面図である。 実施形態の移動部材検出装置におけるA位置とB位置の間隔と時差及び移動側ぞの関係を説明する図である。 実施形態における画像取得手段の第2実施例及び第3実施例を示す概略構成図である。 第2実施例及び第3実施例におけるエリアセンサの撮像領域を説明する図である。 実施形態における画像取得手段の第4実施例を示す概略構成図である。 実施形態における画像取得手段の第5実施例及び第6実施例を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態の中間転写方式の画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態の直接転写方式の画像形成装置を示す概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態である移動部材検出装置について、図1〜図7を参照して説明する。
実施形態の移動部材検出装置50は、例えば、多色画像形成装置に組み込まれて、中間転写方式の画像形成装置においては中間転写ベルト、又は、直接転写方式の画像形成装置において記録媒体を転写位置に搬送する搬送ベルトなどの移動部材の実速度を検出する。例えば、図1に示すように、駆動ローラR1、複数の従動ローラR2、R3に張架された無端ベルト状の移動部材Eを図中時計回りに搬送(回転移動)するものであって、上述した移動部材検出装置50と、モータ81とを有している。
図1に示すように、移動部材検出装置50は、画像取得手段501と速度演算手段502とを備えている。また、移動部材検出装置50は、移動部材Eに対する2箇所の所定の位置である「前位置」としてのA位置と「後位置」としてのB位置が決められている。
画像取得手段501は、A位置に「光ビーム」としてのレーザ光を照射するレーザ光源11Aと、B位置に「光ビーム」としてのレーザ光を照射するレーザ光源11Bと、A位置に配置されたエリアセンサ12Aと、B位置に配置されたエリアセンサ12Bと、画像取り込み部14と、シャッタ制御部15とを有している。エリアセンサ12A,12Bは、それぞれ2次元画像を取得可能なエリアセンサである。
速度演算手段501はマイクロコンピュータ等から構成されており、後述のように画像取り込み部14からのA位置画像データDAとB位置画像データDBとに基づいて移動部材Eの実速度を演算し、シャッタ制御部15にエリアセンサ12Aとエリアセンサ12Bとのシャッタのタイミングを取るための時差Δtのデータを出力する。また、速度演算手段と502は演算した実速度のデータを画像形成装置の全体制御を司る上位コントローラ60に出力し、コントローラ60はモータ81の回転制御を行う。
レーザ光源11A,11Bは、レーザ光を出射する発光素子と、当該発光素子から出射されたレーザビームを略平行光であるレーザ光にするコリメートレンズと、を有している。レーザ光源11A,11Bは、移動部材Eにレーザ光を照射する。レーザ光源11A,11Bは、移動部材Eの外側の表面に斜め方向からレーザ光Lを照射するように配置されている。
この移動部材Eは、その表面もしくは内部に散乱性を有するベルト状の部材である。そのため、移動部材Eにレーザ光が照射されると反射光として拡散反射して、スペックルと呼ばれる斑点を含む画像(スペックルパターン)が得られる。このスペックルパターンは、移動部材Eの表面もしくは内部の凹凸形状に対応してレーザ光の干渉が生じることにより形成され、移動部材Eが移動すると、スペックルパターンもパターン形状を維持したまま同様に移動する。このスペックルは対象となる移動部材E上の仮想の刻印されたマークの役目を持ち、この刻印マークであるスペックパターンの移動を検出して移動部材Eの速度を検出する。
エリアセンサ12A,12Bは、移動部材Eにおけるレーザ光が照射された箇所を撮影して2次元の画像データを出力する。エリアセンサ12A,12Bには、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)センサ、フォトダイオードアレイ等を用いることができる。
本実施形態において、エリアセンサ12A,12Bは、2次元の画像データを出力するものを用いており、それぞれ固定部材13に固定されている。エリアセンサ12A,12Bは、その受光面を移動部材Eの外側の面と平行に間隔をあけて対向して設けられ、かつ、エリアセンサ12Aとエリアセンサ12Bは、移動部材Eの移動方向に離間してそれぞれ、A位置とB位置とに配置されている。これによりエリアセンサ12A,12Bには、移動部材Eで反射された反射光を含む画像(即ち、上記スペックルパターン)が入力される。そして、エリアセンサ12A,12Bは、当該画像を示す2次元の画像データを出力する。なお、1次元の画像データを出力するエリアセンサを用いるときは、エリアセンサの長手方向を移動部材Eの移動方向Xと平行に配置する。また、本実施形態において、移動部材Eとエリアセンサ12A,12Bとを直接対向させて配置しているが、これに限定されるものではなく、後述の実施形態のように移動部材Eとエリアセンサとの間に光学部材(光分離手段、画像合成手段)等を設けた構成としてもよい。
速度演算手段502は、画像取り込み部14における画像データDの取得タイミングの差である前記時差Δtを生成する。具体的には、図3に示すように、移動部材Eの目標速度をv[mm/s]、A位置のエリアセンサ12AとB位置のエリアセンサ12Bの相対距離をL[mm]とすると、時差Δt[s]は、次の(1)式、
Δt=L/v…(1)
によって算出される。
速度演算手段502は、移動部材Eの目標速度vを、例えば、画像形成装置の全体制御を司る上位コントローラ60などから取得するとともに、この目標速度vを上記相対距離Lで除して時差Δtを算出する。そして、速度演算手段502は、時差Δtを生成して、シャッタ制御部15に出力する。
画像取り込み部14は、A位置に配置されたエリアセンサ12Aが出力したA位置画像データD1と、B位置に配置されたエリアセンサ12Bが出力したB位置画像データD2とを周期的に取得する。具体的には、シャッタ制御部15がエリアセンサ12Aのシャッタタイミングを制御し、さらに速度演算手段501から入力される時差Δtによりエリアセンサ12Bのシャッタタイミングを制御する。このシャッタタイミングの制御により、、画像取り込み部61はA位置画像データD1を時刻t0において取得し、その後、時差Δtによっり、B位置画像データD2を時刻t0+Δtにおいて取得する。そして、これらのA位置画像データD1とB位置画像データD2は速度演算手段501に入力される。
速度演算手段502は、A位置画像データD1及びB位置画像データD2に対して相互相関演算を行うことにより得た相関画像データDgに基づいて、移動部材Eの実速度Vrを検出する。速度演算手段502により行われる相互相関演算は以下の(2)式で表される。ここで、A位置画像データをD1、B位置画像データをD2、フーリエ変換をF[]、逆フーリエ変換をF-1[]、複素共役を記号*、相互相関演算を記号★とすると、
D1★D2* =F-1[F[D1]・F[D2]* ]…(2)
となる。
A位置画像データD1及びB位置画像データD2に対して相互相関演算D1★D2* を行うと、相関画像データDgが得られる。ここで、A位置画像データD1及びB位置画像データD2が2次元画像データであるので、相関画像データDgについても2次元画像データとなる。また、A位置画像データD1及びB位置画像データD2が1次元画像データであれば、相関画像データDgについても1次元画像データとなる。
または、相関画像データDgにおいてブロードな輝度分布が問題になる際は、位相限定相関を用いてもよい。この位相限定相関は以下の式で表される。ここで、P[]とは、複素振幅において、位相のみを取り出す(振幅は全て1にする)ことを示す。
D1★D2* =F-1[P[F[D1]]・P[F[D2]*
このように位相限定相関を用いることで、ブロードな輝度分布の場合でも、より高精度に第1部分データD1及び第2部分データD2の位置ずれ量(相関距離J)を計算できる。
この相関画像データDgは、A位置画像データD1とB位置画像データD2との相関関係を示すものであり、A位置画像データD1の示すA画像G1とB位置画像データD2の示すB画像G2との一致度合が高いほど、相関画像データDgの示す画像Ggの中心位置Oに近い位置に急峻なピーク(相関ピーク)輝度が表れて、これらA画像G1、B画像G2が一致すると相関画像データDgの中心位置Oとピーク位置Pとが重なる。
そして、本実施形態においては、時差Δtが、移動部材Eの目標速度vをA位置とB位置の相対距離Lで除した値に設定されているので、移動部材Eの実速度と目標速度vとが一致していれば、A位置にあるA画像は、時差Δtを経過した後にB位置に移動することになり、即ち、A位置画像データD1の示すA画像とB位置画像データD2の示すB画像とが一致する。
つまり、移動部材Eの目標速度vと実速度とが一致していれば、相関画像データDgの中心位置とピーク位置とが重なり、移動部材Eの目標速度vと実速度とが異なれば、それらの差異に応じて相関画像データDgの中心位置とピーク位置とがずれる。このことから、上記相関画像データDgにおいて、当該相関画像データDgが示す画像Ggの中心位置から最も急峻なピーク位置までの距離(相関距離J)が、移動部材Eの目標速度vと実速度との速度偏差ΔVを表している。
したがって、相関画像データDgに対して最も急峻なピークを探す演算を行うことで、移動部材Eの目標速度vと実速度との速度偏差ΔVを算出できる。このような相互相関演算を用いた方法では、高速フーリエ変換が利用できるため、比較的少ない演算量で、かつ高精度に速度偏差ΔV、即ち、移動部材の実速度を検出できる。
なお、エリアセンサ12A,12BとしてはCMOSセンサやCCDセンサを用いた、カメラを利用できる。移動部材Eの移動速度が速い場合にはグローバルシャッター機能のあるセンサを用いると画像ズレの少ない画像を取得できる。また、エリアセンサ12A,12Bは移動部材Eの移動方向に一定の相対距離Lを持たせるように固定部材13によって保持しているが、この固定部材13はエリアセンサ12A,12Bの位置が変化しないように固定する部材で、なるべく環境によって変化しない材料で作られていることが望ましい。線膨張係数が0のようなガラス材料が利用できれば高精度な計測を行うことができる。一般的には鉄で作られた板金でも画像形成装置に置いては十分な精度が得られる。
なお、エリアセンサ12A,12B間の撮像タイミングは上記時差Δtで決まるが、ここの撮像タイミングは、必要とする分解能によって適宜決めれば良い。また、目標速度をv、速度誤差をdv、相対距離をL、相関演算によって求められた位置ズレをdL、時差をΔt(s)とし、実速度を目標速度vに速度誤差dvを加えたものとすると、
v+dv=(L+dL)/Δt
v=L/Δt
に設定しているので、目標速度からの偏差は
dv=dL/Δt
で求められる。求められた速度偏差にもとづいてフィードバック制御を行えば、ベルト搬送速度を一定に制御することができる。
以上、二台のエリアセンサ12A,12Bを使って、移動部材の実速度を精密に計測することができることを説明したが、この構成を用いれば、仮に環境温度変化でエリアセンサ12A,12Bの撮像倍率が変化したとしても、相対距離Lが変化しなければ、速度がvの時は、画像位置ずれは0として演算されるため、倍率変化の影響を受けない。また、速度誤差がある場合には、dLが倍率変化の影響を受けるため、dLには計測誤差が含まれるが、vに対してdvが小さければdLも小さくなるため偏差としては非常に小さい値になる。たとえはdvがvに対して1%程度発生しているときに、温度変化によって倍率変化が1%生じたとしても、vに対する計測誤差は0.01×0.01=0.0001(0.01%)にすぎない。以上のように、本発明を用いて画像相関を用いた速度計測を行えば、簡易に高精度な速度計測が実現され、高精度なベルト速度搬送装置を提供することができる。
なお、上述した実施形態では、A位置画像データD1及びB位置画像データD2に対してフーリエ変換を用いた相互相関演算を行うことにより得た相関画像データDgに基づいて、移動部材Eの実速度を検出するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、A位置画像データD1及びB位置画像データD2に含まれる輝度について、この輝度が所定のしきい値以下の場合は「0」、当該しきい値より大きいときは「1」として2値化して、A位置画像データD1及びB位置画像データD2を直接比較して相関距離Jを求めるなど、本発明の目的に反しない限り、A位置画像データD1及びB位置画像データD2に基づいて移動部材Eの実速度を検出する方法は任意である。
図4は画像取得手段の第2実施例(図4(A) )及び第3実施例(図4(B) )を示す概略構成図、図5は第2実施例及び第3実施例におけるエリアセンサの撮像領域を説明する図である。
図4(A) の第2実施例はプリズム51を用いた画像形成手段の例であり、レーザ光源11Aは移動部材Eに対してA位置に向けてレーザ光を照射し、A位置からの反射光をプリズム51の片側で受光して、1つのエリアセンサ12の片側の視野に入射させる。レーザ光源11Bは移動部材Eに対してB位置に向けてレーザ光を照射し、B位置からの反射光をプリズム51の反対側で受光して、1つのエリアセンサ12の片側の視野に入射させる。なお、レーザ光源11A,11Bは、移動部材Eの外側の表面に斜め方向からレーザ光Lを照射するように配置されている。
図4(B) の第3実施例はミラー52を用いた画像形成手段の例であり、レーザ光源11Aは移動部材Eに対してA位置に向けてレーザ光を照射し、A位置からの反射光をミラー52の片側の入射口で受光して、1つのエリアセンサ12の片側の視野に入射させる。レーザ光源11Bは移動部材Eに対してB位置に向けてレーザ光を照射し、B位置からの反射光をミラー52の反対側の入射口で受光して、1つのエリアセンサ12の片側の視野に入射させる。
以上の第2実施例及び第3実施例におけるエリアセンサ12では、図5に示すように受光面12aの片側半分の受光領域12a1にA位置の画像が受光され、他方の片側半分の受光領域12a2にB位置の画像が受光される。このように、1つのエリアセンサ12で画像取得手段を構成しているので、1つのエリアセンサ12で2つの領域を同時に撮像することができるため、部品点数の削減と小型の構成となり、低コスト化が図れる。
図6は画像取得手段の第4実施例を示す概略構成図である。この第4実施例は、A位置からの反射光とB位置がらの反射光をミラーを使って1つのエリアセンサ12に同軸にに導く構成である。光源11AでA位置にレーザ光が照射され、このA位置からの反射光は第1ミラー53とハーフミラーである第2ミラー54で反射されてエリアセンサ12に入射する。光源11BでB位置にレーザ光が照射され、このB位置からの反射光はハーフミラーである第2ミラー54を透過してエリアセンサ12に入射する。
すなわち、この第4実施例の画像取得手段はエリアセンサ12の同一軸上に2つの撮像領域の画像を合成する機能を持つ手段である。A位置とB位置の2つの撮像領域を同時に照明すると、2つの画像が重なって露光されてしまうため、図6(B) のように光源11A(光源A)と光源11B(光源B)の露光タイミングをずらして、A位置の画像のメモリ領域(メモリA)とB位置の画像のメモリ領域(メモリB)の画像の取り込みタイミングを時差Δtだけずらすように制御する。
前記第2実施例及び第3実施例では、画像取得手段によって、2つの領域の画像をエリアセンサ12の別々の領域12a1,12a2に結像するように構成していた。しかし、この第4実施例では、2つ画像をエリアセンサ12の光軸中心に結像させることで、レンズの結像倍率等が変化しても、中心の画像位置は変化しないので、倍率変化が発生しても高精度な検出が可能となる。
図7は画像取得手段の第5実施例(図7(A) )及び第6実施例(図7(B) )を示す概略構成図である。図7(A) の第5実施例は。光源11のレーザをはハーフミラーである第2ミラー54を透過して第1ミラー52でA位置にレーザ光が照射される。このA位置からの反射光は第1ミラー53とハーフミラーである第2ミラー54で反射されてエリアセンサ12に入射する。また、光源11のレーザをはハーフミラーである第2ミラー54で反射されてB位置にレーザ光が照射される。このB位置からの反射光はハーフミラーである第2ミラー54を透過してエリアセンサ12に入射する。
図7(B) の第6実施例は。光源11のレーザをはハーフミラーである第3ミラー55で反射されてA位置にレーザ光が照射される。このA位置からの反射光は第1ミラー53とハーフミラーである第2ミラー54で反射されてエリアセンサ12に入射する。また、光源11のレーザをはハーフミラーである第3ミラー54を透過して第4ミラーで反射され、B位置にレーザ光が照射される。このB位置からの反射光はハーフミラーである第2ミラー54を透過してエリアセンサ12に入射する。
この第5実施例及び第6実施例は光源を共通にすることで、照明光源の削減と同時に照明パターンの一致性、相関性を向上させ、高精度な検出を提供するものである。なお、A位置の画像とB位置の画像の取り込みタイミングは、図6(B) について説明した第4実施例と同様である。また、光源にレーザを用いるときには、同一コヒーレンシーとなるため、スペックルの一致性が向上し、高精度な計測が実現できる。また、画像合成手段に光入射口を持たせることで、同軸照射を1つの光源で実現できる。また、光源を斜入射させる光学系の適用で、表面粗さによるスペックル散乱光量を増加させることができる。
以下、本発明の一実施形態である画像形成装置について、図8及び図9を参照して説明する。図8に本発明の一実施形態の多色対応の画像形成装置(図中、符号200で示す)の基本的な構成例を示す。図中の符号1Y、1M、1C、1Kは、中間転写ベルト105に沿って並設された像担持体であり、この像担持体はドラム状の感光体である。各感光体1Y、1M、1C、1Kは図中の矢印方向に回転され、その周囲には、帯電手段である帯電器2Y、2M、2C、2K(各図では帯電ローラによる接触式のものを示しているが、この他、帯電ブラシや、非接触式のコロナチャージャ等を用いることもできる)、現像手段である各色の現像器4Y、4M、4C、4K、一次転写手段(転写チャージャ、転写ローラ、転写ブラシ等)6Y、6M、6C、6K、感光体クリーニング手段5Y、5M、5C、5K等が配備されている。また、図中の符号30は定着手段、40は二次転写手段、41は搬送手段を示している。
また、画像形成装置200は、中間転写ベルト方式の多色画像形成装置であり、中間転写ベルトを搬送する上述の移動部材搬送ユニット100を有している。この移動部材搬送ユニット100において、移動部材Eとしての中間転写ベルト105は、駆動ローラR1、従動ローラR2、R3、R4に張架されており、モータ81が、この中間転写ベルト105(駆動ローラR1)を図中反時計回り(移動方向X)に回転駆動する。また、上述した移動部材検出装置50が、中間転写ベルト105についての上記速度偏差ΔV及び実速度Vrなどの実速度情報を検出して、モータ制御部82が、この実速度情報に基づいて中間転写ベルト105が目標速度Vtで回転するようにモータ81を制御する。図8において、モータ制御部82及び画像形成装置の上位コントローラ90は記載を省略している。
各感光体1Y、1M、1C、1Kは帯電器2Y、2M、2C、2Kにより均一に帯電され、その後、潜像形成手段である光走査装置20により画像情報に応じて強度変調された光ビーム(例えばレーザ光)が露光され、静電潜像が形成される。
各感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに形成された静電潜像は、イエロー(Y)現像器4Y、マゼンタ(M)現像器4M、シアン(C)現像器4C、ブラック(K)現像器4Kによって現像され、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として顕像化される。
上記の現像工程で顕像化された各感光体1Y、1M、1C、1K上のトナー像は、中間転写ベルト105に順次重ね合わせて一次転写される。そして、中間転写ベルト105上で重ね合わされた各色のトナー画像は、図示しない給紙部から給紙され、図示しない搬送手段を経て二次転写手段40の位置に搬送されて来た紙等の記録媒体に一括して二次転写される。そして、トナー画像が転写された記録媒体は搬送ベルト等の搬送手段41で定着手段30に搬送され、定着手段30によりトナー画像が記録媒体に定着されることで多色画像またはフルカラー画像が得られる。そして、定着後の記録媒体は図示しない排紙部や後処理装置等に排紙される。
また、トナー画像転写後の各感光体1Y、1M、1C、1Kはクリーニング手段5Y、5M、5C、5Kのクリーニング部材(ブレード、ブラシ等)によりクリーニングされて残留トナーが除去される。また、トナー画像転写後の中間転写ベルト105も、図示しないベルトクリーニング手段によりクリーニングされて残留トナーが除去される。
なお、図8に示す画像形成装置200では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれか1色の画像を形成する単色モード、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれか2色の画像を重ねて形成する2色モード、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれか3色の画像を重ねて形成する3色モード、上記のように4色の重ね画像を形成するフルカラーモードを有し、これらのモードを図示しない操作部にて指定して実行することで単色、多色、フルカラーの画像形成が可能である。
また、図8に示す構成の画像形成装置200は、中間転写ベルト105を用い、各感光体1Y、1M、1C、1Kから中間転写ベルト105に一次転写して各色の重ね画像を形成した後、中間転写ベルト105から紙等の記録媒体に一括して二次転写する構成の、中間転写方式の多色画像形成装置であるが、図9に示す構成の多色対応の画像形成装置(図中、符号200Aで示す)のように、中間転写ベルトの代わりに紙等の記録媒体を担持搬送する移動部材Eとしての搬送ベルト106を用い、各感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kから紙等の記録媒体に直接転写する方式の多色画像形成装置としてもよい。この直接転写方式の画像形成装置200Aでは、図9に示すように、紙等の記録媒体の進入経路が図8とは異なっており、搬送ベルト106により記録媒体を各感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに向けて搬送するようになっている。
また、画像形成装置200Aは、搬送ベルト106を搬送する上述の移動部材搬送ユニット100を有している。この移動部材搬送ユニット100において、移動部材Eとしての搬送ベルト106は、駆動ローラR1、従動ローラR2に張架されており、モータ81が、この搬送ベルト106(駆動ローラR1)を図中反時計回り(移動方向X)に回転駆動する。また、上述した移動部材検出装置50が、搬送ベルト106についての上記速度偏差ΔV及び実速度Vrなどの実速度情報を検出して、モータ制御部82が、この実速度情報に基づいて中間転写ベルト105が目標速度Vtで回転するようにモータ81を制御する。図9において、モータ制御部82及び画像形成装置の上位コントローラ90は記載を省略している。
図9に示す画像形成装置200Aでも上記と同様に、各感光体1Y、1M、1C、1Kは帯電器2Y、2M、2C、2Kにより均一に帯電され、その後、潜像形成手段である光走査装置20により画像情報に応じて強度変調された光ビーム(例えばレーザ光)が露光され、静電潜像が形成される。
各感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに形成された静電潜像は、イエロー(Y)現像器4Y、マゼンタ(M)現像器4M、シアン(C)現像器4C、ブラック(K)現像器4Kによって現像され、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として顕像化される。
そして、この現像工程にタイミングを合わせて図示しない給紙部から紙等の記録媒体が給紙され、図示しない搬送手段を経て搬送ベルト106に搬送されて搬送ベルト106に担持される。搬送ベルト106に担持された記録媒体は各感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに向けて搬送され、上記の現像工程で顕像化された各感光体1Y、1M、1C、1K上のトナー像は、転写手段6Y、6M、6C、6Kにより記録媒体に順次重ね合わせて転写される。そして、記録媒体上に転写された4色重ね合わせのトナー画像は定着手段30に搬送され、定着手段30によりトナー画像が記録媒体に定着されることで多色またはフルカラー画像が得られる。そして、定着後の記録媒体は図示しない排紙部や後処理装置等に排紙される。
また、トナー画像転写後の各感光体1Y、1M、1C、1Kはクリーニング手段5Y、5M、5C、5Kのクリーニング部材(ブレード、ブラシ等)によりクリーニングされて残留トナーが除去される。
以上説明したように、画像形成装置200、200Aは、上述した移動部材搬送ユニット100を有しているので、この移動部材搬送ユニット100の移動部材検出装置50によって、中間転写ベルト105又は搬送ベルト106の実速度Vrを短時間で演算することができ、また、精度良く実速度Vrを検出することができ、そのため、その実速度Vr等の情報をモータ81にフィードバックすることでベルトの速度変動が略0になるように制御でき、その結果、画像の伸び縮みや色ずれが小さく抑制された高画質なカラー画像を提供することができる。また、定着装置として用いられるベルト状部材やローラ状部材についても、上記で説明した移動部材検出装置50を用いて速度変動を検出し、補正することも可能である。
さらに、上記の中間転写ベルトや搬送ベルトの速度変動の検出結果を、光走査装置20による書込開始位置を補正する書込開始位置補正手段(例えば光走査装置20内に設けた液晶偏向素子)にフィードバックすることも可能である。液晶偏向素子は、液晶に印加する電圧によって、感光体に到達する光の位置を、感光体の回転方向と平行方向にずらすことができる。ベルトの速度変動が発生すると、各色画像の重ね合わせがずれたり、各色画像自体が伸びたり縮んだりするが、液晶偏向素子を用いることで、ベルトの速度変動の補正と同様に、各色トナー画像の形成位置や画像の伸び縮みを補正できるため、結果として色ずれや画像伸び縮みのない高画質な出力画像を得ることができる。
上述した実施形態は、画像形成装置について説明するものであったが、本発明は、これに限定されるものではなく、一方向に移動する移動部材の速度検出が必要な装置、システムなどであれば、本発明を適用することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
11,11A,11B レーザ光源
12,12A,12B エリアセンサ
13 固定部材
14 画像取り込み部
15 シャッタ制御部
50 移動部材検出装置
501 画像取得手段
502 速度演算手段
E 移動部材
特許第4545580号公報 特開2009−15240号公報 特開2010−55064号公報

Claims (9)

  1. 移動部材の移動速度を検出する移動部材検出装置であって、
    前記移動部材の検知位置に光ビームを照射する光源と、1次元画像または2次元画像の画像データを取得可能なエリアセンサと、外部からのトリガ信号により前記エリアセンサによる画像データを取得するエリアセンサ制御手段と、により構成される画像取得手段と、速度演算手段とを備え、
    前記画像取得手段は、前記移動体の移動方向のA位置とB位置の2箇所の位置で該移動体の画像データを取得し、A位置でA位置画像データを取得した後、前記移動部材がB位置に移動したときに、該B位置でB位置画像データを取得し、
    前記速度演算手段は、前記A位置画像データと前記B位置画像データから、前記移動部材の移動速度を算出することを特徴とする移動部材検出装置。
  2. 前記画像取得手段は複数のエリアセンサを備え、該複数のエリアセンサは前記A位置と前記B位置とにそれぞれ対応する位置で同一部材上に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の移動部材検出装置。
  3. 前記画像取得手段は、前記移動部材に対して前記A位置と前記B位置に対応する複数の検知位置に光ビームを照射する光源と、1つの1次元画像または2次元画像の画像データを取得可能な1つのエリアセンサと、前記A位置と前記B位置とに対向配置された光学式の画像合成手段とを有し、該画像合成手段により、前記A位置画像データと前記B位置画像データとを前記1つのエリアセンサ上で取得できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の移動部材検出装置。
  4. 前記画像合成手段は、複数の検出位置の画像を、前記エリアセンサの同一位置に結像させるように構成され、前記光源は前記A位置にのみ光ビームを照射するA位置光源と前記B位置にのみ光ビームを照射するB位置光源とで構成され、A位置光源のみを発光させ、前記A位置画像データを取得し、B位置光源のみを発光させて前記B位置画像データを取得するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の移動部材検出装置。
  5. 前記画像取得手段は、一つの光源を有するとともに、該一つの光源の光ビームを前記A位置と前記B位置とにそれぞれ照射される光ビームに分割する光ビーム分割手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の移動部材検出装置。
  6. 前記画像合成手段が前記光ビーム分割手段を兼ねていることを特徴とする請求項5に記載の移動部材検出装置。
  7. 前記光源には半導体レーザを用いることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の移動部材検出装置。
  8. 前記エリアセンサは2次元画像を取得可能なエリアセンサであって、前記移動部材の移動速度とともに、前記移動部材の搬送方向と直行する方向の移動を同時に算出すること特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の移動部材検出装置。
  9. 前記移動部材が中間転写ベルトまたは搬送ベルトであって、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の移動部材検出装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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