JP4451105B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
(1)無端移動体の周長変動に起因する表面速度変動の検知誤差を回避する。
(2)無端移動体の表面に目盛像等の目印を記録するときと、その目印を読み取るときとで、それぞれ無端移動体の表面移動速度に変動が生じていることに起因する表面速度変動の検知誤差を抑える。
(3)目印の記録位置と読取位置との相対位置に誤差や変化が生ずることに起因する表面速度変動の検知誤差を回避する。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像記録装置において、1つの上記第2目印画像を2つの上記第1目印画像の間に位置させた上記目印パターンを記録させる制御を行うための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の画像記録装置において、1つの上記第2目印画像を2つの上記第1目印画像よりも上記表面移動方向の上流又は下流に位置させた上記目印パターンを記録させる制御を行うための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの画像記録装置において、複数の上記記録手段のうち、互いに隣り合う2つの記録手段の一方によって上記第1目印画像を記録させ、もう一方の記録手段によって上記第2目印画像を記録させる制御を行うための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの画像記録装置において、上記ずれ量として、一方の上記第1目印画像を検知してから他方の上記第1目印画像を検知するまでの時間間隔の理論値と実測値との比を算出し、その比と、何れか一方の上記第1目印画像を検知した時点と上記第2目印画像を検知した時点との時間間隔である異種目印検知時間間隔の実測値と、に基づいて、それら2つの第1目印画像、及び第2目印画像が実際に形成された状態の上記無端移動体を設計速度で等速に無端移動させながら上記画像検知手段にそれら目印画像を検知させたと仮定した場合における上記異種目印検知時間間隔の理論値を算出し、算出結果に基づいて上記表面速度変動を算出するための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像記録装置において、上記無端移動体の表面移動方向における所定箇所に位置する基準マークと、該基準マークを検知するマーク検知手段とを設けるとともに、複数の上記目印パターンを上記表面移動方向に並べて記録させる制御を行うための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像記録装置において、演算結果を記憶する記憶手段を上記演算手段に設けるとともに、少なくとも2つの上記第1目印画像、及び上記第2目印画像の組合せを、上記無端移動体の表面の全周に渡って所定のピッチで複数並べて形成し、それら複数の組合せについて、それぞれ、上記無端移動体を設計速度で等速に無端移動させたと仮定した場合における上記異種目印検知時間間隔の理論値を算出し、算出結果に基づいてそれぞれの組合せにおける上記何れか一方の第1目印画像を形成した時点から、第2目印画像を形成した時点までの間における上記無端移動体の平均速度変動量を算出し、それぞれの算出結果に基づいて上記無端移動体の1周あたりにおける上記表面速度変動のパターンである1周変動パターンを求める演算と、該記憶手段に記憶された該1周変動パターンのデータに基づく上記無端移動体の駆動を制御するための演算とを実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の画像記録装置において、上記記録手段群の各記録手段として、無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、これに担持される潜像を現像する現像手段と、該潜像担持体上で現像された可視像を上記無端移動体に転写せしめる転写手段とを有するものをそれぞれ用いるとともに、複数の上記組合せにそれぞれ対応する複数の上記平均速度変動量の移動平均値を求める演算と、これら移動平均値に基づく上記1周変動パターンの演算とを行わせるように、上記演算手段を構成したことを特徴とするものである。
また、複数の記録手段のうちの1つにより、2つの第1目印画像を、同一の記録位置にて数百[μsec]などといった比較的短時間で記録する。このような短時間の記録では、その間に無端移動体の表面速度が変化しないか、変化したとしてもごく僅かなものとなる。一方、他の記録手段によって第2目印画像を記録するときと、それよりも先又は後に第1目印画像を記録するときとでは、比較的大きなタイムラグが発生することから、無端移動体の表面速度が異なる。目印パターン内における少なくとも3つの目印画像(第1目印画像×2+第2目印画像)の相対距離は、このような表面速度の違いがあると、設計上の値からずれてくる。そして、画像検知手段による3つの目印画像の検知時間間隔も、設計上の値からずれてくる。すると、検知時間間隔の実測値における設計上の値からのズレ量に基づいて、第1目印画像の記録終了から第2目印画像の記録終了までの表面速度変動量を検出することができる。但し、ズレ量から表面速度変動量を単純に求めてしまうと、目印画像の読取時に記録時とは異なった表面速度変動が生じていることに起因する検知誤差が生じてしまう。本発明者らは鋭意研究を行った結果、次の数1の演算式が成立し得ることを見出した。
以上の結果、上述のような目印パターンの読取結果と、例えば上記数1の演算式とに基づいて表面速度変動量を検知する本発明においては、上述した(1)〜(3)の事項を何れも実現することができる。
なお、上記数1の演算式が成立する理由については、後に詳述する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。このプリンタ100は、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),黒(K)の各色の画像を形成するための4つのプロセスカートリッジ1Y,M,C,Kを備えている。なお、以下、各符号の添字Y,M,C,Kは、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、黒用の部材であることを示す。
2Y、M、C、K 感光体(潜像担持体)
4Y 現像装置(現像手段)
19 画像形成部(記録手段群)
41 中間転写ベルト(無端移動体)
45Y,M,C,K 1次転写ローラ(記録手段の一部、転写手段)
60 制御部(演算手段)
63 ROM(記憶手段)
70 マークセンサ(マーク検知手段)
71 目印センサ(画像検知手段)
81a,b 第1目印画像
82 第2目印画像
83 基準マーク
Claims (8)
- 表面を無端移動させるように駆動される無端移動体と、該無端移動体の表面移動方向に沿うように並べられた複数の記録手段によって該表面に対してそれぞれ画像を順次記録していく記録手段群と、該記録手段によって該表面に記録された目印画像を検知する画像検知手段と、上記記録手段群及び無端移動体の駆動を制御するための演算、並びに該画像検知手段による検知結果に基づく該無端移動体の表面速度変動の演算を行う演算手段とを有する画像記録装置において、
何れか1つの上記記録手段による少なくとも2つの第1目印画像と、他の上記記録手段による少なくとも1つの第2目印画像とを上記表面移動方向に並べた目印パターンを、2つの該第1目印画像における一方の記録終了からもう一方の記録終了までの時間間隔が、2つの該第1目印画像の記録を終了した時点から該第2目印画像の記録終了までの時間間隔、あるいは、該第2目印画像の記録終了から2つの該第1目印画像の記録を終了した時点までの時間間隔よりも小さくなるように記録する制御を行うための演算と、2つの該第1目印画像、及び1つの該第2目印画像を所定の順序で上記画像検知手段によって検知していく過程における検知時間間隔の理論値と実測値とのずれ量に基づいて上記表面速度変動を算出するための演算とを実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項1の画像記録装置において、
1つの上記第2目印画像を2つの上記第1目印画像の間に位置させた上記目印パターンを記録させる制御を行うための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項1の画像記録装置において、
1つの上記第2目印画像を2つの上記第1目印画像よりも上記表面移動方向の上流又は下流に位置させた上記目印パターンを記録させる制御を行うための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項1乃至3の何れかの画像記録装置において、
複数の上記記録手段のうち、互いに隣り合う2つの記録手段の一方によって上記第1目印画像を記録させ、もう一方の記録手段によって上記第2目印画像を記録させる制御を行うための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項1乃至4の何れかの画像記録装置において、
上記ずれ量として、一方の上記第1目印画像を検知してから他方の上記第1目印画像を検知するまでの時間間隔の理論値と実測値との比を算出し、その比と、何れか一方の上記第1目印画像を検知した時点と上記第2目印画像を検知した時点との時間間隔である異種目印検知時間間隔の実測値と、に基づいて、それら2つの第1目印画像、及び第2目印画像が実際に形成された状態の上記無端移動体を設計速度で等速に無端移動させながら上記画像検知手段にそれら目印画像を検知させたと仮定した場合における上記異種目印検知時間間隔の理論値を算出し、算出結果に基づいて上記表面速度変動を算出するための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項5の画像記録装置において、
上記無端移動体の表面移動方向における所定箇所に位置する基準マークと、該基準マークを検知するマーク検知手段とを設けるとともに、複数の上記目印パターンを上記表面移動方向に並べて記録させる制御を行うための演算を実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項6の画像記録装置において、
演算結果を記憶する記憶手段を上記演算手段に設けるとともに、
少なくとも2つの上記第1目印画像、及び上記第2目印画像の組合せを、上記無端移動体の表面の全周に渡って所定のピッチで複数並べて形成し、それら複数の組合せについて、それぞれ、上記無端移動体を設計速度で等速に無端移動させたと仮定した場合における上記異種目印検知時間間隔の理論値を算出し、算出結果に基づいてそれぞれの組合せにおける上記何れか一方の第1目印画像を形成した時点から、第2目印画像を形成した時点までの間における上記無端移動体の平均速度変動量を算出し、それぞれの算出結果に基づいて上記無端移動体の1周あたりにおける上記表面速度変動のパターンである1周変動パターンを求める演算と、該記憶手段に記憶された該1周変動パターンのデータに基づく上記無端移動体の駆動を制御するための演算とを実施させるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像記録装置。 - 請求項7の画像記録装置において、
上記記録手段群の各記録手段として、無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、これに担持される潜像を現像する現像手段と、該潜像担持体上で現像された可視像を上記無端移動体に転写せしめる転写手段とを有するものをそれぞれ用いるとともに、複数の上記組合せにそれぞれ対応する複数の上記平均速度変動量の移動平均値を求める演算と、これら移動平均値に基づく上記1周変動パターンの演算とを行わせるように、上記演算手段を構成したことを特徴とする画像記録装置。
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