JP2014010150A - Saw配列センサー - Google Patents

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Abstract

【課題】SAWセンサー間の干渉を除去することによって感度を向上できるSAW配列センサーを提供する。
【解決手段】入力IDT11と、入力IDT11の両側にそれぞれ配された第1及び第2出力IDT12、13と、入力IDT11と第1出力IDT12との間の第1遅延線区間14と、入力IDT11と第2出力IDT13との間の第2遅延線区間15と、を含み、第1及び第2遅延線区間14、15は、それぞれ異なる長さを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、SAW(Surface Acoustic Wave)配列センサーに関し、特に、SAWセンサー間の干渉(Cross−talk)を除去することによって、感度を向上できるSAW配列センサーに関する。
SAWセンサーは、表面弾性波(Surface Acoustic Wave:SAW)を利用して、試料内に特定標的物質の存否を分析するための装置である。表面弾性波(SAW)は、媒質の表面に沿って進む機械的な波動であって、外部の熱的、機械的、電気的な力によって、媒質内の粒子が振動することによって発生し、振動エネルギーのほとんどは、媒質の表面に集中する。SAWの媒質内での進行が媒質の物性に依存するため、SAWセンサーは、媒質の物性変化によるSAWの変化(例えば、SAWの強度、位相、または中心波長の変化)を感知する方式で標的物質を分析できる。
例えば、SAWセンサーは、圧電物質からなる基板、当該基板に電気的な刺激を与えて、SAWを発生させるための入力IDT(Interdigital Transducer)及びSAWを受信するための出力IDTを含む。ここで、SAWが進む入力IDTと出力IDTとの間の区間を、一般的に遅延線区間(Delay Line)と称する。基板上でSAWが進む経路、例えば、遅延線区間内には、所望の特定標的物質と特異的に結合できる受容体(Receptor)が配される。
このような構造を有するSAWセンサーにおいてSAWが発生する間、標的物質を含む試料をSAWセンサーに流せば、標的物質が受容体と結合しながら、出力IDTから受信されるSAWの強度、位相、または中心波長が変化する。したがって、SAWの変化を感知することによって、試料内の標的物質の存否及びその含量を正確に測定することができる。
一方、一つの基板上に複数のSAWセンサーを配列させることによって、SAW配列センサーを構成することもできる。SAW配列センサー(SAW Array Sensor)を使用すれば、多様な種類の受容体を基板上に配して、試料内の多様な成分を一度に分析できる。このようなSAW配列センサーにおいて、隣接する遅延線区間で発生する反射波による干渉(Cross−talk)が抑制されると同時に、SAW配列センサーのサイズを小型化できる。
特開2008−286521号公報 特開昭62−190905 米国特許第7633206号明細書 大韓民国特許公開第2011−0032239号公報
本発明は、SAWセンサー間の干渉(Cross−talk)を除去することによって、感度を向上できるSAW配列センサーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のSAW配列センサーは、入力IDTと、前記入力IDTの一側から第1遅延線区間離間して、配された第1出力IDTと、前記入力IDTの他側から第2遅延線区間離間して、配された第2出力IDTと、を含み、前記第1及び第2遅延線区間は、それぞれ異なる長さを有する。
一実施形態において、前記入力IDT、第1及び第2出力IDT、及び第1及び第2遅延線区間は、SAWの進行方向に沿って同一線上に配列される。
一実施形態において、前記第1及び第2遅延線区間内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体がそれぞれ配される。
一実施形態において、前記SAW配列センサーは、1つの圧電性基板上に配列された複数のSAWセンサー部を備え、前記複数のSAWセンサー部は、前記SAWの進行方向に沿って同一線上に配されている前記入力IDT、第1及び第2出力IDT、及び第1及び第2遅延線区間をそれぞれ含む。
前記複数のSAWセンサー部は、前記SAWの進行方向に垂直な方向に配列される。
前記複数のSAWセンサー部の第1及び第2遅延線区間内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体がそれぞれ配される。
一実施形態において、隣接したSAWセンサー部で、前記第1遅延線区間の長さと第2遅延線区間の長さが、互いに変わって構成されてもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の他のSAW配列センサーは、相互対向して配された第1及び第2入力IDTと、前記第1入力IDTの側面から、第1遅延線区間離間して、配された第1出力IDTと、前記第2入力IDTの側面から、第2遅延線区間離間して、配された第2出力IDTと、を含み、前記第1入力IDTで発生したSAWと前記第2入力IDTで発生したSAWとが、前記第1入力IDTと第2入力IDTとの間で相殺されるように、前記第1入力IDTで発生したSAWと前記第2入力IDTで発生したSAWとは、互いに180°の位相差を有する。
一実施形態において、前記第1入力IDTと第2入力IDTとは、互いに線対称関係に配され、前記第1入力IDT及び第2入力IDTの同じ側にある電極に、同一極性の電圧が印加される。
一実施形態において、前記第1入力IDTと第2入力IDTとは、互いに点対称関係に配され、前記第1入力IDT及び第2入力IDTの同じ側にある電極に、反対極性の電圧が印加される。
また、前記第1及び第2遅延線区間は、それぞれ異なる長さを有する。
一実施形態において、前記第1及び第2遅延線区間内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体がそれぞれ配される。
一実施形態において、前記第1及び第2入力IDT、第1及び第2出力IDT、及び第1及び第2遅延線区間は、SAWの進行方向に沿って同一線上に配列される。
また、前記SAW配列センサーは、1つの圧電性基板上に配列された複数のSAWセンサー部を備え、前記複数のSAWセンサー部は、前記SAWの進行方向に沿って同一線上に配されている前記第1及び第2入力IDT、第1及び第2出力IDT、及び第1及び第2遅延線区間をそれぞれ含む。
一実施形態において、前記第1及び第2入力IDT間の距離、前記第1遅延線区間の長さ、及び前記第2遅延線区間の長さが、いずれも異なる。
本発明に係るSAW配列センサーよれば、少なくとも1つの入力IDT、少なくとも1つの入力IDTの両側にそれぞれ配された少なくとも2つの出力IDT、及び少なくとも1つの入力IDTと少なくとも2つの出力IDTとの間にそれぞれ形成された少なくとも2つの遅延線区間を含む。ここで、上記少なくとも2つの遅延線区間の長さは、それぞれ異なる。したがって、入力IDTから一方側の出力IDTに直接受信される信号と、反対側の出力IDTから反射して上記一方側の出力IDTに受信される信号との間には、時間差が発生する。このため、反射波による干渉を最小化できる。このように、反射波による干渉を抑制できるため、同一線上に2つ以上の入力及び出力IDT、及び2つ以上の遅延線区間を設けることができ、SAW配列センサーのサイズを小型化できる。
実施形態1に係るSAW配列センサーの原理を説明するための概略的な平面図である。 隣接遅延線区間で反射波が発生しない場合に、出力IDTに到達する信号を例示的に示すグラフである。 2つの遅延線区間の長さが同一である時、隣接遅延線区間で反射波が発生する場合に、出力IDTに到達する信号を例示的に示すグラフである。 実施形態2に係るSAW配列センサーの概略的な平面図である。 実施形態3に係るSAW配列センサーの概略的な平面図である。 図5に示された入力IDTの電極構造を例示的に示す概略的な平面図である。 図5に示された入力IDTの電極構造を例示的に示す概略的な平面図である。 図4に示されたSAW配列センサーの動作特性を確認するための配置を概略的に示す平面図である。 図7に示された配置によるSAW配列センサーの動作特性を示すグラフである。 図5に示されたSAW配列センサーの動作特性を確認するための配置を概略的に示す平面図である。 図9に示された配置によるSAW配列センサーの動作特性を示すグラフである。
以下、添付した図面を参照して、実施形態1〜3のSAW(Surface Acoustic Wave)配列センサーについて詳細に説明する。以下の図面で、同じ参照符号は、同じ構成要素を表し、図面上で各構成要素のサイズは、説明の明瞭性及び便宜上、誇張されている。一方、後述する各実施形態は、単に例示的なものに過ぎず、このような実施形態から多様な変形が可能である。また、後述する層構造で、"上部"や"上"と記載された表現は、接触して真上に位置するものだけでなく、非接触であって上に位置するものも含む。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るSAW配列センサーの原理を説明するための概略的な平面図である。
図1を参照すれば、実施形態1に係るSAW配列センサーは、圧電性基板10の上に配された入力IDT(Interdigital Transducer)11、第1出力IDT12及び第2出力IDT13を含む。入力IDT11、第1出力IDT12及び第2出力IDT13は、細く突出した複数のフィンガーが互いに噛み合わせた形態に結合されている2つの電極を有する。入力IDT11の2つの電極に電圧を印加すれば、電気的な刺激によって、圧電性基板10が振動してSAWが発生する。このように発生するSAWの波長は、入力IDT11のフィンガーピッチによって決定され、SAWの波動数は、入力IDT11のフィンガー個数に比例する。入力IDT11で発生するSAWは、圧電性基板10の表面に沿って入力IDT11の両側方向に(すなわち、図面で入力IDT11の左右側方向に)進む。
入力IDT11と第1出力IDT12との間の区間は、第1遅延線区間14であって、SAWは、第1遅延線区間14を通じて第1出力IDT12に到達する。また、入力IDT11と第2出力IDT13との間の区間は、第2遅延線区間15であって、SAWは、第2遅延線区間15を通じて第2出力IDT13に到達する。したがって、図1に示したように、入力IDT11、第1及び第2出力IDT12、13、及び第1及び第2遅延線区間14、15は、SAWの進行方向に沿って同一線上に配列される。このような第1遅延線区間14と第2遅延線区間15の内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体(図示せず)がそれぞれ配される。
上記のような構造において、入力IDT11の左側に進むSAWは、第1遅延線区間14を通過する間、第1遅延線区間14に配された受容体と結合される標的物質の量によって、強度、位相、中心波長が変化する。同様に、入力IDT11の右側に進むSAWは、第2遅延線区間15を通過する間、第2遅延線区間15に配された受容体と結合される標的物質の量によって、強度、位相、中心波長が変化する。したがって、本実施形態に係るSAW配列センサーは、2種類の独立的な標的物質の分析を同時に行えるので、SAW配列センサーの小型化が可能である。
ここで、入力IDT11、第1及び第2出力IDT12、13、及び第1及び第2遅延線区間14、15は、SAWの進行方向に沿って同一線上に配列されている。このため、入力IDT11の右側に進むSAWは、第2出力IDT13で反射された後、第1出力IDT12に到達して信号の干渉(Cross−talk)を引起す可能性がある。同様に、入力IDT11の左側に進むSAWは、第1出力IDT12で反射された後、第2出力IDT13に到達して信号の干渉を引起す可能性がある。このように、隣接する二つの遅延線区間14、15で発生する反射波による干渉は、正確な分析を妨げる。
例えば、第1出力IDT12に到達するSAWには、入力IDT11から直接来るSAW、第1出力IDT12によって反射された後、入力IDT11によって再び反射されるSAW(図1で、(1)として表示されており、このようなSAWを、特にTTE(Triple Transient Echo)と称す)が含まれる。さらに、第1出力IDT12に到達するSAWには、第1出力IDT12と入力IDT11との間で3回以上反射された後に来るSAW、第2出力IDT13によって反射されるSAW(図1で、(2)として表示)が含まれる。ここで、第2出力IDT13で反射された後、第1出力IDT12に到達するSAWは、特に、第1遅延線区間14の長さd1と、第2遅延線区間15の長さd2とが同じである場合に、TTE信号と干渉する可能性が大きい。
図2は、第2遅延線区間15で反射波が発生しない場合に、第1出力IDT12に到達する信号を例示的に示すグラフである。図2のグラフで、縦軸は、単位dBにより示される挿入損失(IL:Insertion Loss)を表し、横軸は、時間を表す。図2のグラフを参照すれば、入力IDT11から直接来るSAWによって第1ピークが発生し、第1出力IDT12によって反射された後、入力IDT11によって再び反射されるTTE信号によって第2ピークが発生する。第1出力IDT12に到達するまで、TTE信号は、受容体が配された第1遅延線区間14を3回通過するため、TTE信号は、第1遅延線区間14を1回だけ通過する第1ピークに比べて、変化が大きい。一方、第1遅延線区間14を5回通過する第3ピークは、TTE信号より変化が大きいが、強度が過度に小さい。このような理由で、試料内の標的物質を分析するための信号として、TTE信号を利用する。
図3は、2つの遅延線区間14、15の長さが同一である時、第2遅延線区間15で反射波が発生する場合に、第1出力IDT12に到達する信号を例示的に示すグラフである。第2出力IDT13で反射されたSAWが第1出力IDT12に到達するまでの経路の長さは、TTE信号とほぼ同じである。したがって、図3のグラフに示したように、第2出力IDT13で反射されたSAW(図1の(2)により示されるSAW)は、TTE信号とほぼ同じ時間に、第1出力IDT12に到達する。これだと、第2出力IDT13で反射された信号とTTE信号とを区分できないため、正確な分析が困難になる。
したがって、第2出力IDT13で反射された信号によって発生する干渉を除去または最小化するために、本実施形態では、第1遅延線区間14の長さd1と、第2遅延線区間15の長さd2とが異なるように設計する。試料の分析において、関心のあるものは、TTE信号であるので、第2出力IDT13で反射された信号をTTE信号より十分に早くまたは遅く第1出力IDT12に到達させ、TTE信号を識別可能にすればよい。または、第1出力IDT12で反射された信号をTTE信号より十分に早くまたは遅く第2出力IDT13に到達させ、TTE信号を識別可能にすればよい。
[実施形態2]
図4は、上述した反射波による干渉を除去または最小化する原理を適用した実施形態2に係るSAW配列センサー100を概略的に示す平面図である。図4を参照すれば、SAW配列センサー100は、1つの圧電性基板10の上に配列された複数のSAWセンサー部110、120を含む。図4には、便宜上2つのSAWセンサー部110、120のみ示されているが、3つ以上のSAWセンサー部が配列されてもよい。このような複数のSAWセンサー部110、120は、例えば、SAWの進行方向に垂直に配列される。
それぞれのSAWセンサー部110、120は、図1に示されたSAW配列センサーと同じ構造を有する。例えば、第1SAWセンサー部110は、入力IDT111、入力IDT111の両側にそれぞれ配された第1及び第2出力IDT112、113、入力IDT111と第1出力IDT112との間の第1遅延線区間114、及び入力IDT111と第2出力IDT113との間の第2遅延線区間115を含む。ここで、第1遅延線区間114の長さD1と、第2遅延線区間115の長さD2は、それぞれ異なる。上述したように、入力IDT111、第1及び第2出力IDT112、113、及び第1及び第2遅延線区間114、115は、SAWの進行方向に沿って同一線上に配列される。また、第1遅延線区間114内及び第2遅延線区間115内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体(図示せず)がそれぞれ配される。
同様に、第2SAWセンサー部120は、入力IDT121、入力IDT121の両側にそれぞれ配された第1及び第2出力IDT122、123、入力IDT121と第1出力IDT122との間の第1遅延線区間124、及び入力IDT121と第2出力IDT123との間の第2遅延線区間125を含む。ここで、第1遅延線区間124の長さD2と、第2遅延線区間125の長さD1は、それぞれ異なる。
図4に示したように、第1SAWセンサー部110で、第1遅延線区間114及び第2遅延線区間115の長さは、それぞれD1及びD2である。また、第2SAWセンサー部120で、第1遅延線区間124及び第2遅延線区間125の長さは、それぞれD2及びD1である。すなわち、隣接したSAWセンサー部110、120で、第1遅延線区間114、124の長さと、第2遅延線区間115、125の長さが、互いに変わって構成される。しかし、これは、一例に過ぎず、すべての第1遅延線区間114、124の長さが互いに同一であり、すべての第2遅延線区間115、125の長さが、互いに同一に構成されてもよい。
[実施形態3]
図5は、実施形態3に係るSAW配列センサー200を概略的に示す平面図である。図5を参照すれば、SAW配列センサー200は、1つの圧電性基板10の上に配列された複数のSAWセンサー部210、220を含む。図5には、便宜上2つのSAWセンサー部210、220のみ示されているが、3つ以上のSAWセンサー部が配列されてもよい。このような複数のSAWセンサー部210、220は、例えば、SAWの進行方向に垂直に配列される。
それぞれのSAWセンサー部210、220は、2つの入力IDT211、212、221、222と、2つの出力IDT213、214、223、224をそれぞれ含む。例えば、第1SAWセンサー部210は、相互対向して配された第1及び第2入力IDT211、212、第1入力IDT211の側面に隣接して配された第1出力IDT213、第2入力IDT212の側面に隣接して配された第2出力IDT214、第1入力IDT211と第1出力IDT213との間の第1遅延線区間215、及び前記第2入力IDT212と第2出力IDT214との間の第2遅延線区間216を含む。ここで、第1及び第2入力IDT211、212、第1及び第2出力IDT213、214、及び第1及び第2遅延線区間215、216は、SAWの進行方向に沿って同一線上に配列される。同様に、第2SAWセンサー部220は、相互対向して配された第1及び第2入力IDT221、222、第1入力IDT221の側面に隣接して配された第1出力IDT223、第2入力IDT222の側面に隣接して配された第2出力IDT224、第1入力IDT221と第1出力IDT223との間の第1遅延線区間225、及び第2入力IDT212と第2出力IDT214との間の第2遅延線区間226を含む。
本実施形態の場合、それぞれのSAWセンサー部210、220ごとに2つの入力IDT211、212、221、222が配されている。例えば、第1SAWセンサー部210について説明すれば、第1入力IDT211で発生して、第1遅延線区間215を通過して第1出力IDT213に到達するSAWと、第1入力IDT211で発生して、第2入力IDT212及び第2遅延線区間216を通過して第2出力IDT214で反射された後、第1出力IDT213に到達するSAWとで干渉が発生する可能性がある。また、第1入力IDT211で発生して、第2入力IDT212及び第2遅延線区間216を通過して第2出力IDT214に到達するSAWと、第2入力IDT212で発生して第2出力IDT214に到達するSAWとでも、干渉が発生する可能性がある。
本実施形態によれば、このような干渉を防止するために、第1入力IDT211で発生したSAWと、第2入力IDT212で発生したSAWとを、第1入力IDT211と第2入力IDT212との間の空間で相殺させる。例えば、第1入力IDT211で発生したSAWと、第2入力IDT212で発生したSAWとが、互いに180°の位相差を有するように、第1及び第2入力IDT211、212を構成する。こうすると、第1及び第2入力IDT211、212でそれぞれ発生したSAWが、第2及び第1出力IDT214、213に伝えられる前に、2つの入力IDT211、212間の区間で互いに相殺されて消滅する。その結果、第1入力IDT211で発生したSAWは、第1出力IDT213にのみ到達し、第2入力IDT212で発生したSAWは、第2出力IDT214にのみ到達する。このような構成で、2つの入力IDT211、212で発生したSAWが正確に相殺されるように、第1入力IDT211と第2入力IDT212とは、同時にON/OFFする。
入力IDT211、212で発生するSAWの位相は、入力IDT211、212のフィンガーの配置関係及び印加される電圧の極性によって決定される。例えば、図6Aを参照すれば、第1入力IDT211と第2入力IDT212とは、互いに線対称関係に配される。すなわち、図面に示したように、第1及び第2入力IDT211、212の右側電極にあるフィンガーが線対称の対称軸に向かって先頭に配される。また、図示していないが、第1及び第2入力IDT211、212の左側電極にあるフィンガーが先頭に配されてもよい。この場合、第1入力IDT211及び第2入力IDT212の同一側にある電極に、同一極性の電圧が印加されれば、互いに180°の位相差を有するSAWが、第1入力IDT211及び第2入力IDT212でそれぞれ発生する。例えば、図6Aには、第1入力IDT211及び第2入力IDT212の右側電極に(+)電圧が印加され、左側電極に(−)電圧が印加されることが示されている。なお、第1入力IDT211及び第2入力IDT212の右側電極に(−)電圧が印加され、左側電極に(+)電圧が印加されてもよい。
また、図6Bを参照すれば、第1入力IDT211と第2入力IDT212は、互いに点対称関係に配される。例えば、図6Bに示したように、第1入力IDT211の右側電極にあるフィンガーが点対称の対称点に向かって先頭に配され、第2入力IDT212の左側電極にあるフィンガーが点対称の対称点に向かって先頭に配される。また、第1入力IDT211の左側電極にあるフィンガーが対称点に向かって先頭に配され、第2入力IDT212の右側電極にあるフィンガーが対称点に向かって先頭に配されてもよい。この場合、第1入力IDT211及び第2入力IDT212の同一側にある電極に、反対極性の電圧が印加されれば、互いに180°の位相差を有するSAWが、第1入力IDT211及び第2入力IDT212でそれぞれ発生する。例えば、図6Bには、第1入力IDT211の右側電極に(+)電圧が印加され、第2入力IDT212の右側電極に(−)電圧が印加されると示されている。なお、第1入力IDT211の右側電極に(−)電圧が印加され、第2入力IDT212の右側電極に(+)電圧が印加されてもよい。
一方、第1入力IDT211及び第2入力IDT212のうちいずれか1つのみがONとなる場合に備えて、図1及び図4に示された実施形態と同様に、第1遅延線区間215及び第2遅延線区間216の長さを、それぞれ異なって構成する。図5を参照すれば、第1入力IDT221と第2入力IDT222との距離は、Dである。また、第1入力IDT221と第1出力IDT223との間の第1遅延線区間225の長さは、D2であり、第2入力IDT222と第2出力IDT224との間の第2遅延線区間226の長さは、D1である。このように、二つの入力IDT221、222間の距離、第1遅延線区間225の長さ、及び第2遅延線区間226の長さを、すべて異ならせることによって、所望しない反射波による干渉を最小化できる。この場合、第1入力IDT211と第2入力IDT212が同時にONとなった場合にも、相殺されずに残った残余SAWの反射による影響を最小化できる。また、図4の実施形態と同様に、隣接したSAWセンサー部210、220で、第1遅延線区間215、225の長さと、第2遅延線区間216、226の長さが、互いに変わって構成される。
図7ないし図10は、上述したSAW配列センサー100、200の動作特性を例示的に説明するための図面である。図7は、図4に示されたSAW配列センサー100の動作特性を確認するための配置を概略的に示す平面図であり、図8は、図7に示された配置によるSAW配列センサー100の動作特性を示すグラフである。また、図9は、図5に示されたSAW配列センサー200の動作特性を確認するための配置を概略的に示す平面図であり、図10は、図9に示された配置によるSAW配列センサー200の動作特性を示すグラフである。
図7を参照すれば、入力IDT111と第1出力IDT112とにネットワーク分析器(Network Analyzer)を連結して、入力IDT111から第1出力IDT112に到達するSAWの挿入損失を測定する。例えば、第2出力IDT112での反射波による影響を確認するために、まず、入力IDT111と第2出力IDT113との間の第2遅延線区間115に何も置かずに挿入損失を測定する。その後、第2遅延線区間115に所定質量を有する物体(Mass)を置いて、入力IDT111と第1出力IDT122との挿入損失を測定する。図8は、上記2回の測定結果を示すグラフである。図8に示したように、第2遅延線区間115で質量が増加する前後で、第2ピークであるTTE信号は、変化がない。したがって、第2遅延線区間115を通過する反射波による干渉を効果的に除去することによって、第2遅延線区間115での変化は、第1遅延線区間114での変化の測定に影響を与えないということが分かる。
また、図9を参照すれば、第1入力IDT211と第1出力IDT213とにネットワーク分析器を連結して、第1入力IDT211から第1出力IDT213に到達するSAWの挿入損失を測定する。ここで、第2入力IDT212及び第2遅延線区間216を通過するSAWによる影響を確認するために、まず、第2遅延線区間216に何も置かずに挿入損失を測定する。その後、第2遅延線区間216に所定質量を有する物体を置いて、第1入力IDT211と第1出力IDT213との挿入損失を測定する。図10は、上記2回の測定結果を示すグラフである。図10に示したように、この場合にも、第2遅延線区間216で質量が増加する前後で、第2ピークであるTTE信号は、変化がほとんどない。したがって、第2入力IDT212で発生したSAW、または第2遅延線区間216を通過する反射波による干渉を効果的に除去することによって、第2遅延線区間216での変化は、第1遅延線区間215での変化の測定に影響を与えないということが分かる。
以上、本発明の理解を助けるために、SAW配列センサーについての例示的な実施形態について説明し、図面に示した。しかし、このような実施形態は、単に本発明を例示するためのものであり、これを制限しないという点が理解されねばならないであろう。そして、本発明は、図示して説明した説明に限定されないという点が理解されねばならないであろう。したがって、当業者は、多様な他の変形が可能である。
本発明は、センサー関連の技術分野に好適に適用可能である。
10 圧電性基板、
11 入力IDT、
12 第1出力IDT、
13 第2出力IDT、
14 第1遅延線区間、
15 第2遅延線区間、
d1、d2 長さ。

Claims (19)

  1. 入力IDT(Interdigital Transducer)と、
    前記入力IDTの一側から第1遅延線区間離間して、配された第1出力IDTと、
    前記入力IDTの他側から第2遅延線区間離間して、配された第2出力IDTと、を含み、
    前記第1及び第2遅延線区間は、それぞれ異なる長さを有するSAW(Surface Acoustic Wave)配列センサー。
  2. 前記入力IDT、第1及び第2出力IDT、及び第1及び第2遅延線区間は、SAWの進行方向に沿って同一線上に配列されていることを特徴とする請求項1に記載のSAW配列センサー。
  3. 前記第1及び第2遅延線区間内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体がそれぞれ配されていることを特徴とする請求項1または2に記載のSAW配列センサー。
  4. 前記SAW配列センサーは、1つの圧電性基板上に配列された複数のSAWセンサー部を含み、
    前記複数のSAWセンサー部は、前記SAWの進行方向に沿って同一線上に配されている前記入力IDT、第1及び第2出力IDT、及び第1及び第2遅延線区間をそれぞれ含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
  5. 前記複数のSAWセンサー部は、前記SAWの進行方向に垂直な方向に配列されていることを特徴とする請求項4に記載のSAW配列センサー。
  6. 前記複数のSAWセンサー部の第1及び第2遅延線区間内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体がそれぞれ配されていることを特徴とする請求項4または5に記載のSAW配列センサー。
  7. 隣接したSAWセンサー部で、前記第1遅延線区間の長さと第2遅延線区間の長さが、互いに変わって構成されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
  8. 相互対向して配された第1及び第2入力IDTと、
    前記第1入力IDTの側面から、第1遅延線区間離間して、配された第1出力IDTと、
    前記第2入力IDTの側面から、第2遅延線区間離間して、配された第2出力IDTと、を含み、
    前記第1入力IDTで発生したSAWと前記第2入力IDTで発生したSAWとが、前記第1入力IDTと第2入力IDTとの間で相殺されるように、前記第1入力IDTで発生したSAWと前記第2入力IDTで発生したSAWとは、互いに180°の位相差を有するSAW配列センサー。
  9. 前記第1入力IDTと第2入力IDTとは、互いに線対称関係に配されており、前記第1入力IDTと第2入力IDTの同じ側にある電極に、同一極性の電圧が印加されることを特徴とする請求項8に記載のSAW配列センサー。
  10. 前記第1入力IDTと第2入力IDTとは、互いに回転対称関係に配されており、前記第1入力IDTと第2入力IDTの同じ側にある電極に、反対極性の電圧が印加されることを特徴とする請求項8に記載のSAW配列センサー。
  11. 前記第1及び第2遅延線区間は、それぞれ異なる長さを有することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
  12. 前記第1及び第2遅延線区間内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体がそれぞれ配されていることを特徴とする請求項8〜11のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
  13. 前記第1及び第2入力IDT、第1及び第2出力IDT、及び第1及び第2遅延線区間は、SAWの進行方向に沿って同一線上に配列されていることを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
  14. 前記SAW配列センサーは、1つの圧電性基板上に配列された複数のSAWセンサー部を含み、
    前記複数のSAWセンサー部は、前記SAWの進行方向に沿って同一線上に配されている前記第1及び第2入力IDT、第1及び第2出力IDT、及び第1及び第2遅延線区間をそれぞれ含むことを特徴とする請求項8〜13のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
  15. 前記複数のSAWセンサー部は、前記SAWの進行方向に垂直な方向に配列されていることを特徴とする請求項14に記載のSAW配列センサー。
  16. 前記複数のSAWセンサー部の第1及び第2遅延線区間内には、試料内の標的物質と特異的に結合できる受容体がそれぞれ配されていることを特徴とする請求項14または15に記載のSAW配列センサー。
  17. 前記第1及び第2遅延線区間は、それぞれ異なる長さを有することを特徴とする請求項14〜16のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
  18. 前記第1及び第2入力IDT間の距離、前記第1遅延線区間の長さ、及び前記第2遅延線区間の長さが、いずれも異なることを特徴とする請求項14〜17のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
  19. 隣接したSAWセンサー部で、前記第1遅延線区間の長さと第2遅延線区間の長さが、互いに変わって構成されることを特徴とする請求項14〜18のいずれか一項に記載のSAW配列センサー。
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