JP2013254453A - 高分子材料のシミュレーション方法 - Google Patents

高分子材料のシミュレーション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フィラーの分散状態を視覚化して表示する。
【解決手段】高分子材料中に配合されたフィラーの分散性を、コンピュータを用いて評価するためのシミュレーション方法であり、予め定めた仮想空間に配置されたフィラーモデルとポリマーモデルとを用いて分子動力学計算を行なうシミュレーション工程と、シミュレーション工程の結果から、フィラーモデルの分散状態を評価する評価工程とを含む。フィラーモデルは、複数のフィラー粒子のうち、カットオフ距離が最も大きい一つの最大作用粒子を含む。評価工程は、仮想空間において、フィラーモデルに関して、最大作用粒子のみを視覚化して表示する描画工程を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、フィラーの分散状態を視覚化して表示しうる高分子材料のシミュレーション方法に関する。
ゴム等の高分子材料には、カーボンブラックやシリカといったフィラーが配合されている。高分子材料中のフィラーの分散状態は、ゴムの強度に大きな影響を与えることが知られている。近年、このようなフィラーの分散状態を、コンピュータを用いて評価するためのシミュレーション方法(数値計算)が種々提案されている。
この種のシミュレーション方法では、先ず、フィラーをモデル化したフィラーモデルと、高分子材料をモデル化したポリマーモデルとが設定される。次に、フィラーモデル及びポリマーモデルを予め定めた仮想空間に配置して分子動力学( Molecular Dynamics : MD )計算が行われる。そして、シミュレーションの結果から、例えば、フィラーモデルやポリマーモデルが視覚化して表示され、フィラーの分散状態が肉眼によって評価される。関連する技術としては、次のものがある。
特開2006−64658号公報
しかしながら、従来のシミュレーション方法では、フィラーの分散状態を視覚化する方法が確立されていなかった。このため、従来の方法では、オペレータによる試行錯誤により、フィラーの分散状態を視覚化するのに多くの時間を要していた。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、フィラーモデルのフィラー粒子のうち、カットオフ距離が最も大きい一つの最大作用粒子のみを視覚化して表示することを基本として、フィラーの分散状態を、短時間で視覚化して表示しうる高分子材料のシミュレーション方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、高分子材料中に配合されたフィラーの分散性を、コンピュータを用いて評価するためのシミュレーション方法であって、前記コンピュータに、前記フィラーを複数のフィラー粒子でモデル化したフィラーモデルを設定する工程と、前記コンピュータに、前記高分子材料を、少なくとも一つのポリマー粒子でモデル化したポリマーモデルを設定する工程と、前記フィラー粒子と前記ポリマー粒子との間及び前記各フィラー粒子間に、粒子間の距離が、予め定められたカットオフ距離以下になったときに相互作用が生じるポテンシャルを定義する工程と、前記コンピュータが、予め定めた仮想空間に配置された前記フィラーモデルと前記ポリマーモデルとを用いて分子動力学計算を行なうシミュレーション工程と、前記コンピュータが、前記シミュレーション工程の結果から、前記フィラーモデルの分散状態を評価する評価工程とを含み、前記フィラーモデルは、前記複数のフィラー粒子のうち、前記カットオフ距離が最も大きい一つの最大作用粒子を含み、前記評価工程は、前記仮想空間において、前記フィラーモデルに関して、前記最大作用粒子のみを視覚化して表示する描画工程を含むことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記評価工程は、前記描画工程に先立ち、前記最大作用粒子について動径分布関数を求める工程をさらに含み、前記描画工程は、前記最大作用粒子を半径Rの球で視覚化し、前記半径Rは、下限値Rmin以上かつ上限値Rmax以下であり、前記下限値Rminは、前記動径分布関数から求められる前記最大作用粒子間の最近接距離を2で除した値であり、かつ、前記上限値Rmaxは、下記式(1)で求められる値である請求項1に記載の高分子材料のシミュレーション方法である。
Rmax=(V/N)1/3÷2 …(1)
ここで、符号は次の通りである。
V:仮想空間の体積
N:最大作用粒子の仮想空間内の個数
また、請求項3記載の発明は、前記フィラーモデルの前記フィラー粒子は、一つの中心粒子と、該中心粒子を中心とする単一球の表面上に中心を有する少なくとも4つの表面粒子とを含み、前記中心粒子と前記表面粒子との間及び各表面粒子の間には、それぞれ平衡長が定義され、前記最大作用粒子は、前記中心粒子である請求項1又は2に記載の高分子材料のシミュレーション方法である。
また、請求項4記載の発明は、前記中心粒子間に相互作用する前記カットオフ距離は、前記表面粒子間に相互作用する前記カットオフ距離と前記単一球の半径との和よりも大きい請求項3に記載の高分子材料のシミュレーション方法である。
本発明の高分子材料のシミュレーション方法は、フィラーモデルのフィラー粒子とポリマーモデルのポリマー粒子との間及び各フィラー粒子間に、粒子間の距離が、予め定められたカットオフ距離以下になったときに相互作用が生じるポテンシャルが定義される。また、フィラーモデルは、複数のフィラー粒子のうち、カットオフ距離が最も大きい一つの最大作用粒子を含む。そして、評価工程は、仮想空間において、最大作用粒子のみを視覚化して表示する描画工程を含む。
前記最大作用粒子には、他のフィラー粒子に比べて早期にポテンシャルが作用する。従って、最大作用粒子は、フィラーモデルの運動の代表点として扱うことができる。このため、最大作用粒子の動きが大きいほど、フィラーモデルが広範囲に分散しているとみなすことができる。従って、本発明のシミュレーション方法では、最大作用粒子のみを視覚化することにより、最大作用粒子の分散状態、ひいては、フィラーモデルの分散状態を表示することができる。発明のシミュレーション方法では、オペレータによる試行錯誤を必要としないため、フィラーの分散状態を、短時間で視覚化しすることができる。
本実施形態のシミュレーション方法を実行するコンピュータ装置の斜視図である。 本実施形態のシミュレーション方法のフローチャートである。 フィラーモデルの概念図である。 ポリマーモデルの概念図である。 シミュレーション条件を設定する工程のフローチャートである。 フィラー粒子とポリマー粒子とのポテンシャルを説明する概念図である。 フィラー粒子のカットオフ距離を説明する概念図である。 シミュレーションモデルの仮想空間の概念斜視図である。 評価工程のフローチャートである。 動径分布関数を説明する概念図である。 動径分布関数のグラフである。 最大作用粒子のみを示した仮想空間の概念斜視図である。 最大作用粒子の概念図である。 半径が下限値未満に設定された最大作用粒子の概念斜視図である。 均一分散状態の最大作用粒子の概念平面図である。 半径が上限値超に設定された最大作用粒子の概念斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本実施形態の高分子材料のシミュレーション方法(以下、単に「シミュレーション方法」ということがある)は、高分子材料中に配合されたフィラーの分散状態を、コンピュータ1を用いて評価するためのものである。この高分子材料としては、ゴム、樹脂又はエラストマー等が含まれる。また、フィラーは、これらの高分子材料中に配合される充填剤である。フィラーの代表的なものとしては、カーボンブラック、シリカ又はアルミナ等が含まれる。
図1に示されるように、前記コンピュータ1は、本体1a、キーボード1b、マウス1c及びディスプレイ装置1dを含む。この本体1aには、演算処理装置(CPU)、ROM、作業用メモリー、磁気ディスクなどの記憶装置及びディスクドライブ装置1a1、1a2などが設けられる。なお、記憶装置には、本実施形態のシミュレーション方法を実行するための処理手順(プログラム)が予め記憶される。
図2には、本実施形態のシミュレーション方法の具体的な処理手順が示されている。このシミュレーション方法では、先ず、フィラーをモデル化したフィラーモデル3が設定される(工程S1)。この工程S1では、図3に示されるように、フィラーを、複数のフィラー粒子4でモデル化したフィラーモデル3が設定される。
フィラーモデル3は、フィラーを分子動力学で取り扱うための数値データ(フィラー粒子4の質量、体積、直径及び初期座標などを含む)である。これらの数値データは、コンピュータ1に入力される。
フィラー粒子4は、一つの中心粒子4cと、該中心粒子4cを中心とする単一球Bの表面上に中心Cを有する少なくとも4つ、本実施形態では8つの表面粒子4sとを含む。これらの粒子4c、4sは、いずれも径を持った球で表現される。さらに、中心粒子4cと表面粒子4sとの間及び各表面粒子4s、4sの間には、それぞれ平衡長が定義された結合鎖4jが設けられる。
ここで、「平衡長」とは、単一球Bにおいて、中心粒子4cと表面粒子4sとの間、及び、各表面粒子4s、4sの間の結合距離である。この結合距離が変化した場合は、結合鎖4jによって、元の平衡長に戻される。これにより、各表面粒子4sの相対位置が安定して保たれる。さらに、中心粒子4c及び3つ以上の表面粒子4sが、同一平面上に位置しないように配置される。これにより、フィラーモデル3は、中心粒子4cと表面粒子4sとが相対位置を保って連結された三次元の多面体状に形成される。
次に、高分子材料をモデル化したポリマーモデル5が設定される(工程S2)。この工程S2では、図4に示されるように、高分子材料を、少なくとも一つ、好ましくは複数のポリマー粒子6でモデル化したポリマーモデル5が設定される。このポリマーモデル5も、高分子材料を分子動力学で取り扱うための数値データである。これらの数値データは、コンピュータ1に入力される。
本実施形態のポリマー粒子6は、それぞれ異なるポテンシャル(後述する)が定義される未変性粒子6a及び変性基粒子6bを含む。これらの粒子6a、6bは、いずれも径を持った球で表現される。また、粒子6a、6b間には、それらを拘束する結合鎖6jが設けられる。これにより、ポリマーモデル5は、直鎖状の三次元構造をなしている。
次に、後述する分子動力学( Molecular Dynamics : MD )計算に先立ち、この計算に必要なシミュレーション条件が設定される(工程S3)。図5には、本工程S3の具体的な処理手順が示される。
図6に示されるように、この工程S3では、先ず、フィラーモデル3の各フィラー粒子4c、4sとポリマーモデル5の各ポリマー粒子6a、6bとの間、各フィラー粒子4c、4s間及び各ポリマー粒子6a、6b間に、粒子間の距離の関数であるポテンシャルがそれぞれ定義される(工程S31)。
前記ポテンシャルは、2つの粒子の間に作用する力を計算する際に用いられ、数値データとしてコンピュータ1に入力される。このポテンシャルUは、例えば、下記の式(2)で定義される。
上記式(2)において、aijは各粒子間に定義されるポテンシャルUの強度に対応する定数、rijは各粒子間の距離、rcはカットオフ距離である。なお、粒子間の距離rij及びカットオフ距離rcは、各粒子の中心間の距離として定義される。
また、上記式(2)では、2つの粒子間の距離rijが、予め定められたカットオフ距離rc以下になったときに相互作用(本実施形態では、斥力)が生じるポテンシャルUが定義される。なお、粒子間の距離rijが予め定めたカットオフ距離rcよりも大きい場合には、ポテンシャルUはゼロとなり、粒子間に斥力は生じない。
さらに、本実施形態では、次の2つの粒子の組合せについて、それぞれポテンシャルU1乃至U10が定義される。
粒子4c−6a:ポテンシャルU1
粒子4c−6b:ポテンシャルU2
粒子4c−4s:ポテンシャルU3
粒子4s−6a:ポテンシャルU4
粒子4s−6b:ポテンシャルU5
粒子6a−6b:ポテンシャルU6
粒子4c−4c:ポテンシャルU7
粒子4s−4s:ポテンシャルU8
粒子6a−6a:ポテンシャルU9
粒子6b−6b:ポテンシャルU10
ポテンシャルの強度aijとしては、論文(J. Chem Phys. 107(11) 4423-4435 (1997))において、同種粒子間の強度aijを25とすることが提唱されている。しかし、その後、多くの研究がなされ、同種粒子間ではaij=50、異種粒子間ではaij=72とするものが出てきた(例えば、Macromolcule vol.39 6744(2006))。本実施形態では、上記パラメータを参考として、各ポテンシャルU1乃至U10の強度aijが、次のように設定される。
ポテンシャルU1:aij=72
ポテンシャルU2:aij=25
ポテンシャルU3:aij=50
ポテンシャルU4:aij=72
ポテンシャルU5:aij=25
ポテンシャルU6:aij=72
ポテンシャルU7:aij=50
ポテンシャルU8:aij=50
ポテンシャルU9:aij=50
ポテンシャルU10:aij=50
上記のように、ポリマーモデル5の変性基粒子6bとフィラーモデル3の各フィラー粒子4c、4sとの間の各ポテンシャルU2、U5の強度aij(=25)は、ポリマー粒子6の未変性粒子6aと各フィラー粒子4c、4sとの間のポテンシャルU1、U4の強度aij(=72)に比べて小に設定される。これにより、変性基粒子6bは、未変性粒子6aに比べて斥力が小さくなる。このような変性基粒子6bは、各フィラー粒子4c、4sとの親和性が高く設定されるため、実際の高分子材料に配合される変性剤として再現される。従って、ポリマーモデル5に変性基粒子6bを含ませる(変性ポリマー化する)ことにより、実際の高分子材料と同様に、ポリマーモデル5中のフィラーモデル3の分散状態を変化させることができる。
さらに、これらのポテンシャルU1乃至U10は、上記式(2)のカットオフ距離rcが次のように設定される。
ポテンシャルU1:rc=3
ポテンシャルU2:rc=3
ポテンシャルU3:rc=3
ポテンシャルU4:rc=1
ポテンシャルU5:rc=1
ポテンシャルU6:rc=1
ポテンシャルU7:rc=5
ポテンシャルU8:rc=1
ポテンシャルU9:rc=1
ポテンシャルU10:rc=1
本実施形態では、フィラーモデル3の中心粒子4cのポテンシャル(例えば、U7)の各カットオフ距離rcが、フィラーモデル3の表面粒子4sのポテンシャル(例えば、U8)の各カットオフ距離rcよりも大に設定される。これにより、中心粒子4cは、複数のフィラー粒子4c、4sのうち、カットオフ距離rcが最も大きい最大作用粒子7として定義される。
前記最大作用粒子7(中心粒子4c)には、他のフィラー粒子(表面粒子4s)よりも先にポテンシャルが作用する。これにより、最大作用粒子7は、分子動力学計算において、フィラーモデル3の運動を支配するため、該最大作用粒子7を、フィラーモデル3の代表点として扱うことができる。従って、最大作用粒子7の動きが大きいほど、フィラーモデル3が広範囲に分散しているとみなすことができる。
図7に示されるように、最大作用粒子7、7間(中心粒子4c、4c間)に相互作用するカットオフ距離rc(ポテンシャルU7)は、表面粒子4s、4s間に相互作用するカットオフ距離rc(ポテンシャルU8)と単一球Bの半径Rとの和(rc+R)よりも大に設定されるのが望ましい。これにより、最大作用粒子7には、他のフィラー粒子よりも、ポテンシャルを早期かつ確実に作用させることができる。
また、最大作用粒子7のポテンシャルU7は、放射状に作用する。これにより、コンピュータ1は、分子動力学計算において、フィラーモデル3を、実際のフィラーと近似する球として扱うことができる。
次に、図8に示されるように、予め定められた体積を持つ仮想空間8の中に、複数のフィラーモデル3及びポリマーモデル5が配置される(工程S32)。この仮想空間8は、解析対象のゴムポリマーの微小構造部分に相当する。
本実施形態の仮想空間8は、1辺の長さL1が、例えば20〜40[σ]の立方体として定義される。また、仮想空間8には、例えば、フィラーモデル3が500〜1500個、及びポリマーモデル5が1000〜3000本が、ランダムに初期配置される。
次に、分子動力学計算を行うシミュレーション工程S4が行われる。この分子動力学計算では、例えば、仮想空間8について所定の時間、配置した全てのフィラーモデル3及びポリマーモデル5が古典力学に従うものとして、ニュートンの運動方程式が適用される。そして、各時刻での全ての粒子4c、4s、6a及び6b(図6に示す)の動きが追跡される。
本実施形態の分子動力学計算は、フィラーモデル3及びポリマーモデル5の人為的な初期配置が十分に排除されたとみなすことができるまで行われる(構造緩和)。一例として、分子動力学計算は、所定のステップ数(例えば500〜30万ステップ)を終えた時点で終了される。また、分子動力学計算を行うに際して、系内の粒子、体積及び温度は一定で行われる。
次に、シミュレーション工程S4の結果から、フィラーモデル3の分散状態が評価される(評価工程S5)。図9には、評価工程S5の具体的な処理手順が示される。
この評価工程S5では、後述する描画工程S52に先立ち、前記最大作用粒子7の動径分布関数が計算される(工程S51)。図10に示されるように、動径分布関数g(r)とは、ある最大作用粒子7から距離(半径)rだけ離れた位置に、他の最大作用粒子7が存在する確率を表す関数である。この動径分布関数g(r)は、下記の式(3)で定義される。
n(r)は、最大作用粒子7からの距離rと距離(r+Δr)との間で定義される球殻11に存在する最大作用粒子7の個数である。また、<n(r)>は、球殻11に存在する最大作用粒子7の個数n(r)を、評価対象となる最大作用粒子7の全個数と、分子動力学計算された時間とでアンサンブル平均した値である。さらに、4πrΔrは、球殻11の体積である。さらに、ρは、計算系全体の数密度である。
図11には、上記式(3)を用いて得られた本実施形態の最大作用粒子7、7間の動径分布が示される。
この動径分布より、距離rの最小値rsから、動径分布関数g(r)が0でなくなる距離rpは、最大作用粒子7、7が最も近接する距離(以下、「最近接距離」ということがある)であることが示される。また、動径分布関数g(r)のピークを過ぎたrq付近から最大値となるrmにかけて、万遍なく分布されていることが確認できる。これは、フィラーモデル3が、仮想空間8の中で、万遍なく分散していることを示す。このように、本実施形態では、中心粒子4cのみを対象に動径分布関数g(r)を求めることより、フィラーモデル3の分散状態を確認することができる。
なお、前記動径分布関数の距離rの範囲は、その最小値rsが0に設定されるとともに、かつ最大値rmが仮想空間8の一辺の長さL1(図8に示す)を2で除した値に設定されるのが望ましい。これにより、動径分布関数g(r)を求める距離rの範囲が、仮想空間8内に限定されるため、計算コストの増大を抑制しうる。なお、仮想空間8の一辺の長さL1がそれぞれ同一でない場合、前記最大値rmは、全ての辺の最小の長さの半分に設定されるのが望ましい。
また、前記動径分布関数g(r)の取得間隔(距離rの間隔)は、好ましくは、前記最大値rmを5で除した距離以下、さらに好ましくは、前記最大値rmを10で除した距離以下に設定されるのが望ましい。これにより、動径分布関数g(r)の精度を高めることができる。なお、取得間隔が小さすぎても、計算コストが増大するおそれがある。このような観点より、取得間隔は、好ましくは、前記最大値rmを5で除した距離以下が望ましく、また、前記最大値rmを100で除した距離以上が望ましい。
次に、仮想空間8において、フィラーモデル3に関して、最大作用粒子7のみを視覚化して表示する描画工程S52が行われる。この描画工程S52では、先ず、図8に示したフィラーモデル3の表面粒子4sを非表示にして、最大作用粒子7のみが表示される。さらに、本実施形態では、ポリマーモデル5も非表示にしている。これにより、図12に示されるように、仮想空間8には、フィラーモデル3の運動の代表点をなす最大作用粒子7のみが表示されるため、フィラーの分散状態を効果的に視覚化することができる。さらに、本実施形態では、ポリマーモデル5も非表示にしているため、フィラーの分散状態をより効果的に視覚化することができる。従って、本実施形態の描画工程S52では、オペレータによる試行錯誤を必要としないため、フィラーの分散状態を視覚化するのに要する時間を、従来の方法に比べて短縮しうる。
また、最大作用粒子7は、半径Rの球で視覚化される。これにより、フィラーモデル3の形状が、実際のフィラーの形状に近似した状態で視覚化される。本実施形態では、半径Rが、下限値Rmin以上かつ上限値Rmax以下に限定される。
本実施形態の下限値Rminは、動径分布関数g(r)の前記最近接距離rp(図11に示す)を2で除した値で設定される。これにより、図13に示されるように、最も近接する最大作用粒子7、7を当接、又は重複させることができる。
従って、最大作用粒子7の半径Rが、下限値Rmin以上に設定されることにより、フィラーモデル3が密に配置された凝集状態を確実に表現できる。また、最大作用粒子7、7間の距離rが、半径Rを2で除した値よりも大きい場合、該最大作用粒子7、7は、互いに離間して視覚化され、フィラーの分散状態を表現することができる。なお、前記半径Rが、下限値Rmin未満になると、図14に示されるように、前記凝集状態においても、隣接する最大作用粒子7、7が互いに離間するため、該凝集状態を十分に認識できないおそれがある。
また、本実施形態の上限値Rmaxは、下記式(1)で求められる値が設定される。
Rmax=(V/N)1/3÷2 …(1)
ここで、符号は次の通りである。
V:仮想空間8の体積
N:最大作用粒子の仮想空間8内の個数
図15に仮想空間8の正面図が示されるように、V/Nは、例えば、仮想空間8を、最大作用粒子7の個数(例えば、27個)で均等に分割した空間要素9の体積が求められる。この空間要素9に、最大作用粒子7が1つずつ配置されることにより、フィラーモデル3が、仮想空間8内で均一に分散した状態(以下、「均一分散状態」ということがある)を示すことができる。また、空間要素9の体積V/Nを1/3乗することにより、空間要素9の一辺の長さが求められる。
従って、空間要素9の一辺の長さ(V/N)1/3を2で除することにより、前記均一分散状態において、隣接する最大作用粒子7、7が互いに当接する該最大作用粒子7の半径Rが求められる。この半径Rが上限値Rmaxに設定されることにより、均一分散状態において、隣接する最大作用粒子7、7が重複して表示されるのを防ぐことができ、フィラーの分散状態を確実に表現することができる。なお、前記半径Rが上限値Rmaxを超えると、図16に示されるように、均一分散状態においても、隣接する最大作用粒子7、7が互いに重複するため、フィラーの分散状態を容易に判断できないおそれがある。
このように、最大作用粒子7の半径Rが、下限値Rmin以上かつ上限値Rmax以下に限定されるため、オペレータによる試行錯誤をより一層減らすことができ、フィラーの分散状態を視覚化するのに要する時間を短縮しうる。
次に、フィラーモデル3の分散状態が良好か判断される(工程S6)。この工程S6では、前記描画工程S52での最大作用粒子7の表示(図12に示す)に基づいて、フィラーの分散状態が、オペレータの肉眼で評価される。
本実施形態では、オペレータが、フィラーモデル3の分散状態が良好と判断した場合、シミュレーションを終了する。一方、オペレータが、フィラーモデル3の分散状態が良好でないと判断した場合、最大作用粒子7の表示に基づいて、例えば、フィラーモデル3や、ポリマーモデル5の設定条件が変更され、再度シミュレーションが行われる。これにより、フィラーモデル3を確実に分散させる条件等を、的確に解析することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 コンピュータ
3 フィラーモデル
5 ポリマーモデル
7 最大作用粒子
8 仮想空間

Claims (4)

  1. 高分子材料中に配合されたフィラーの分散性を、コンピュータを用いて評価するためのシミュレーション方法であって、
    前記コンピュータに、前記フィラーを複数のフィラー粒子でモデル化したフィラーモデルを設定する工程と、
    前記コンピュータに、前記高分子材料を、少なくとも一つのポリマー粒子でモデル化したポリマーモデルを設定する工程と、
    前記フィラー粒子と前記ポリマー粒子との間及び前記各フィラー粒子間に、粒子間の距離が、予め定められたカットオフ距離以下になったときに相互作用が生じるポテンシャルを定義する工程と、
    前記コンピュータが、予め定めた仮想空間に配置された前記フィラーモデルと前記ポリマーモデルとを用いて分子動力学計算を行なうシミュレーション工程と、
    前記コンピュータが、前記シミュレーション工程の結果から、前記フィラーモデルの分散状態を評価する評価工程とを含み、
    前記フィラーモデルは、前記複数のフィラー粒子のうち、前記カットオフ距離が最も大きい一つの最大作用粒子を含み、
    前記評価工程は、前記仮想空間において、前記フィラーモデルに関して、前記最大作用粒子のみを視覚化して表示する描画工程を含むことを特徴とする高分子材料のシミュレーション方法。
  2. 前記評価工程は、前記描画工程に先立ち、前記最大作用粒子について動径分布関数を求める工程をさらに含み、
    前記描画工程は、前記最大作用粒子を半径Rの球で視覚化し、
    前記半径Rは、下限値Rmin以上かつ上限値Rmax以下であり、
    前記下限値Rminは、前記動径分布関数から求められる前記最大作用粒子間の最近接距離を2で除した値であり、かつ、
    前記上限値Rmaxは、下記式(1)で求められる値である請求項1に記載の高分子材料のシミュレーション方法。
    Rmax=(V/N)1/3÷2 …(1)
    ここで、符号は次の通りである。
    V:仮想空間の体積
    N:最大作用粒子の仮想空間内の個数
  3. 前記フィラーモデルの前記フィラー粒子は、一つの中心粒子と、該中心粒子を中心とする単一球の表面上に中心を有する少なくとも4つの表面粒子とを含み、
    前記中心粒子と前記表面粒子との間及び各表面粒子の間には、それぞれ平衡長が定義され、
    前記最大作用粒子は、前記中心粒子である請求項1又は2に記載の高分子材料のシミュレーション方法。
  4. 前記中心粒子間に相互作用する前記カットオフ距離は、前記表面粒子間に相互作用する前記カットオフ距離と前記単一球の半径との和よりも大きい請求項3に記載の高分子材料のシミュレーション方法。
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