JP2013247910A - 乳幼児用ゼリー状食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】乳幼児が食具を用いて容易にすくい取ることができ、こぼすことなく容易に口まで運び入れることができる乳幼児用ゼリー状食品を提供する。
【解決手段】ブリックス(Brix)が10〜30%、pHが2.5〜4.0である乳幼児用ゼリー状食品であって、増粘剤とカルシウムとを含有し、離水率が3.0質量%以下であり、プランジャー直径20mmのテクスチャーアナライザーを使用し、温度25℃、厚さ20mmの前記乳幼児用ゼリー状食品中へ、前記プランジャーを下降スピード1mm/秒で5mm進入させ荷重をかけたときの応力の積分値が120〜300g・secであり、その後前記乳幼児用ゼリーからプランジャーを上昇スピード1mm/秒で離したときの付着性が10〜20g・secであることを特徴とする乳幼児用ゼリー状食品。
【選択図】なし

Description

本発明は、乳幼児用ゼリー状食品に関する。より詳細には、本発明は、乳幼児が食具を用いて容易にすくい取ることができ、こぼすことなく容易に口まで運び入れることができる乳幼児用ゼリー状食品に関する。
乳児の離乳期から幼児期にかけては、基本的な生活習慣を確立させる時期であり、特に、食事行動の発達は、第一に進めなければならない(非特許文献1)。
生後10〜12ヵ月頃の乳児は、自分で食べる意欲が育ち、食べ物をつかんで食べようとする。1歳〜1歳6ヵ月頃の幼児は、スプーンなどの食具を使って食べる意欲も育ち、スプーンを握り、スプーンを食べ物の中に突っ込み、食べようとする。1歳6ヵ月〜2歳頃になると、スプーン、フォークを使い、ひとりで食べることができるようになる。
しかしながら、乳幼児は2歳頃までは手指の協調が不安定のため、1歳〜1歳6ヵ月頃の幼児は、食べ物をこぼし、手づかみ食べや、遊び食いをすることも多く、1歳6ヵ月〜2歳頃の幼児であっても、こぼしながら食べることが多い。
一般的なベビーフードの性状は、均一の液状や、どろどろ状または均一なペースト状であり、固さは、舌や歯ぐきでつぶせる適度な固さや、歯ぐきでかめる適度な固さに調整してある(非特許文献2)。
ベビーフードに適した性状に調整する方法としては、高メトキシルペクチンにバリンを添加し、ゲル化または増粘させる方法が提案されている(特許文献1)。
財団法人 日本小児保健協会 栄養委員会「小児保健シリーズNo.46 よいこの食生活」第20ページ。 日本ベビーフード協議会「ベビーフード自主規格 第IV版」第1ページ 特開2012−95号公報
しかしながら、特許文献1のベビーフードを含め、従来のベビーフードは、乳幼児が自ら食具を用いてすくい取ることが困難であった。また、従来のベビーフードは、乳幼児がすくい取ることができても、口に運ぶまでにスプーンからこぼれやすく、口に入れるときにもこぼれることがあった。そのため、乳幼児にとっては、一度に少量ずつしか摂食することができず、自分で食べられたという達成感が得られにくかったと考えられる。
乳幼児が食べ物を目で確かめ、スプーンなどの食具ですくって、口まで運び入れるということは、目と手と口の協調運動であり、摂食機能の発達の上で重要な役割を担っているが、乳幼児に自分で食べられたという達成感を感じさせ、自分で食べたいという意欲を育てることも重要である。
よって、乳幼児が自ら食具を用いて摂食することが容易で、乳幼児が自分で食べたいという意欲を促進することができる食品が望まれていた。
そこで、本発明は、乳幼児が食具を用いて容易にすくい取ることができ、こぼすことなく容易に口まで運び入れることができる乳幼児用ゼリー状食品を提供する。
本発明者らは、乳幼児用食品のうち、ゼリー状の食品において、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、(1)離水率を特定範囲にし、(2)応力の積分値を特定範囲にし、(3)付着性を特定範囲にするという3つの要件をいずれも満足させると、乳幼児が食具を用いて容易にすくい取ることができ、こぼすことなく容易に口まで運び入れることができることを見出した。
すなわち、本発明は、
(1)ブリックス(Brix)が10〜30%、pHが2.5〜4.0である乳幼児用ゼリー状食品であって、増粘剤を含有し、離水率が3.0質量%以下であり、プランジャー直径20mmのテクスチャーアナライザーを使用し、温度25℃、厚さ20mmの前記乳幼児用ゼリー状食品中へ、前記プランジャーを下降スピード1mm/秒で5mm進入させ荷重をかけたときの応力の積分値が120〜300g・secであり、その後前記乳幼児用ゼリーからプランジャーを上昇スピード1mm/秒で離したときの付着性が10〜20g・secであることを特徴とする乳幼児用ゼリー状食品、
(2)前記増粘剤としてエステル化度が26〜34%、かつ、アミド化度が15〜22%のローメトキシルペクチンを含有し、さらに、カルシウムを含有する(1)記載の乳幼児用ゼリー状食品、
(3)前記カルシウムがリン酸三カルシウムである(2)記載の乳幼児用ゼリー状食品、
(4)前記増粘剤として、さらに、キサンタンガムおよび/またはカロブビーンガムを含む(2)または(3)に記載の乳幼児用ゼリー状食品、
(5)前記ローメトキシルペクチンの含有量が、0.3〜2質量%である(2)ないし(4)のいずれかに記載の乳幼児用ゼリー状食品、
(6)前記乳幼児用ゼリー状食品が、カップ容器入りである(1)ないし(5)のいずれかに記載の乳幼児用ゼリー状食品、
である。
以上の構成により、本発明によれば、乳幼児が食具を用いて容易にすくい取ることができ、こぼすことなく容易に口まで運び入れることができる乳幼児用ゼリー状食品を提供できる。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本発明において、格別に断らない限り、「部」は「質量部」を意味し、「%」は「質量%」を意味する。
1.乳幼児用ゼリー状食品
本発明の乳幼児用ゼリー状食品において、ゼリー状食品とは、増粘剤等により形成されたネットワークによって水分や固形分の流動性が低下した食品をいう。具体的には、清水、果汁、野菜汁、牛乳、スープ等の水系原料に、必要に応じて、砂糖、ぶどう糖等の糖類や食塩等の調味料、果物、野菜、肉等の裁断物等を加えた混合液を、増粘剤等によりゼリー状にしたものである。例えば、フルーツ風味、コーヒー風味、ミルク風味、緑茶風味、杏仁豆腐風味等のゼリー状食品が挙げられる。
また、本発明の乳幼児用ゼリー状食品は、食具を使って食べる意欲の育ってきた生後12ヵ月以降の乳幼児が、自ら食品を摂取することを容易にするものである。
1.1.各成分
1.1.1.増粘剤
本発明の乳幼児用ゼリー状食品で使用可能な増粘剤としては、上述した(1)離水率を特定範囲にし、(2)応力の積分値を特定範囲にし、(3)付着性を特定範囲にするという3つの要件をいずれも満足させるものであれば、特に限定するものではないが、例えば、キサンタンガム、カロブビーンガム、タマリンドシードガム、グアガム等のガム質、カラギーナン、寒天等の水系原料に加熱融解後冷却することによってゲルを形成するゲル化剤や、ローメトキシル(LM)ペクチン、ジェランガム等の金属イオンの存在下においてゲルを形成するゲル化剤等が挙げられ、本発明においては、これら増粘剤の1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、本発明においては、上述した増粘剤の中でも、上記3つの要件を満たす乳幼児用ゼリー状食品が得られ易いことから、LMペクチン、キサンタンガム、カロブビーンガムから選ばれる1種又は2種以上を用いることが好ましい。
前記LMペクチンとしては、エステル化度が26〜34%、かつアミド化度が15〜22%であるものが好ましく、エステル化度が28〜34%、かつアミド化度が15〜20%であるものがより好ましく、エステル化度が28〜33%、かつアミド化度が15〜20%であるものがさらに好ましい。
LMペクチンのエステル化度が前記範囲よりも低い場合、または前記範囲よりも高い場合、後述する方法で測定される応力の積分値が120〜300g・secの乳幼児用ゼリー状食品を得られにくくなり、後述する方法で測定される付着性が10〜20g・secの乳幼児用ゼリー状食品が得られにくくなる。
また、LMペクチンのアミド化度が前記範囲よりも低い場合、または前記範囲よりも高い場合、後述する方法で測定される応力の積分値が120〜300g・secの乳幼児用ゼリー状食品を得られにくくなり、後述する方法で測定される付着性が10〜20g・secの乳幼児用ゼリー状食品が得られにくくなる。
本発明において、「ペクチンのエステル化度」とは、ペクチンを構成する全α−D−ガラクツロン酸のうちメチルエステルの形で存在するガラクツロン酸の割合をいう。
また、本発明において、「ペクチンのアミド化度」とは、ペクチンを構成する全α−D−ガラクツロン酸のうちアミド基を有するガラクツロン酸の割合をいう。
上記ペクチンのエステル化度およびアミド化度の測定方法は、「FOOD CHEMICALS CODEX」(NATIONAL ACADEMY PRESS(米国、Washinton D.C.)発行)に定められている方法等が挙げられる。
本発明の乳幼児用ゼリー状食品において、LMペクチンの含有量は、LMペクチン以外の増粘剤の含有量にもよるが、0.3〜2%が好ましく、0.5〜1.5%がより好ましく、0.6〜1%がさらに好ましい。
乳幼児用ゼリー状食品におけるLMペクチンの含有量が前記範囲より少ない場合、後述する方法で測定される応力の積分値が120〜300g・secの乳幼児用ゼリー状食品を得られにくくなり、後述する方法で測定される付着性が10〜20g・secの乳幼児用ゼリー状食品が得られにくくなる。
また、乳幼児用ゼリー状食品におけるLMペクチンの含有量が前記範囲より多い場合、風味に影響が出る場合があるため好ましくない。
本発明の乳幼児用ゼリー状食品において、キサンタンガムの含有量は、他の増粘剤の含有量にもよるが、0.01〜0.3%が好ましく、0.01〜0.1%がより好ましく、0.01〜0.05%がさらに好ましい。
本発明の乳幼児用ゼリー状食品において、カロブビーンガムの含有量は、他の増粘剤の含有量にもよるが、0.05〜0.4%が好ましく、0.08〜0.2%がより好ましく、0.1〜0.2%がさらに好ましい。
1.1.2.カルシウム
本発明の乳幼児用ゼリー状食品で使用可能なカルシウムとしては、例えば、リン酸三カルシウム、塩化カルシウム、グルコン酸カルシウム、炭酸カルシウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム、乳酸カルシウム、卵殻カルシウム、骨焼成カルシウム等を挙げることができる。
中でも、後述する方法で測定される応力の積分値が120g・sec〜300g・secの乳幼児用ゼリー状食品が得られやすいことに加え、ゼリー状食品として好ましい食感も得られることから、リン酸三カルシウムが好ましい。
本発明の乳幼児用ゼリー状食品に用いるカルシウムの添加量は、本発明の効果を発揮する程度に添加すれば特に限定されないが、後述するカルシウム濃度の範囲内で含有すればよく、また、増粘剤の配合量にもよるが、0.01〜0.2%が好ましく、0.01〜0.1%がより好ましく、0.02〜0.1%がさらに好ましい。カルシウムの含有量が0.01%未満であると、後述する方法で測定される応力の積分値が120g・sec〜300g・secの乳幼児用ゼリー状食品が得られないことがあり、一方、0.2%を超えると、食感に影響が出ることがある。
本発明の乳幼児用ゼリー状食品のカルシウム濃度は、0.007〜0.035%が好ましく、0.011〜0.030%がより好ましく、0.015〜0.025%がさらに好ましい。なお、カルシウム濃度の測定は、原子吸光分析法を用いて測定することができる。
1.1.3.他の成分
本発明の乳幼児用ゼリー状食品には、本発明の効果を損なわない範囲で、上述した原料の他に、糖類、香料、調味料、香辛料、酸味料、その他の添加剤等を含むことができ、これらを単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
1.2.離水率
本発明の乳幼児用ゼリー状食品は、離水率を特定範囲にすることを特徴としている。すなわち、乳幼児用ゼリー状食品の離水率は、3.0%以下であり、2.5%以下であることが好ましく、2.0%以下であることがより好ましく、1.5%以下であることがさらに好ましい。
乳幼児用ゼリー状食品の離水率が3.0%を超えると、乳幼児がゼリー状食品の表面にスプーンを刺そうとするときに、滑りやすくなるため、すくい取りにくくなる。また、すくい取ったゼリー状食品がスプーンから滑り落ちやすくなる。さらに、乳幼児用ゼリー状食品がカップ容器に充填されている場合、乳幼児がカップ容器を持つ際に離水をこぼしやすくなるため、好ましくない。さらに、乳幼児用ゼリー状食品をカップ容器に充填し、施蓋されている場合、開蓋するときに離水が飛び散りやすくなるため、好ましくない。
乳幼児用ゼリー状食品の離水率が上記値より高い場合は、たとえ後述する応力の積分値および付着性の特性を満たしたとしても、乳幼児がスプーン等の食具を用いてすくい取りにくくなり、口まで運び入れるまでにこぼしやすくなる。
また、本発明において前記離水率は、より低い方が、乳幼児が食具を用いて容易にすくい取ることができ、こぼすことなく容易に口まで運び入れることができる。そのため、本発明は、離水率の下限を規定するものではないが、低くすぎてもゼリー状食品のみずみずしさが低下するので、前記離水率は0.01%以上が好ましい。
乳幼児用ゼリー状食品の離水率は、次のような方法で測定できる。すなわち、ゼリー状食品を、広口の開口部を有する円形カップ容器に充填した後、円形カップ容器の開口部を上に向けたときから60度傾けて30秒間保持し、滲出する水分を回収して当該水分の質量を測定する。最後に、次式より乳幼児用ゼリー状食品からの離水率を算出する。
離水率(%)= (滲出した水分の質量/乳幼児用ゼリー状食品全体の質量)×100
1.3.応力の積分値および付着性
本発明の乳幼児用ゼリー状食品は、上述した離水率を特定範囲にすることに加え、次の方法で測定される応力の積分値および付着性を特定範囲にすることを特徴としている。すなわち、プランジャー直径20mmのテクスチャーアナライザーを使用し、温度20℃、厚さ20mmの乳幼児用ゼリー状食品中へ、プランジャーを下降スピード1mm/秒で5mm進入させ荷重をかけたときの応力の積分値が120〜300g・secであり、その後乳幼児用ゼリー状食品からプランジャーを上昇スピード1mm/秒で離したときの付着性が10〜20g・secである。
前記応力の積分値は、140〜280g・secが好ましく、160〜240g・secがより好ましい。また、前記付着性は、13〜20g・secが好ましく、14〜19g・secがより好ましい。
前記応力の積分値が前記範囲より低い場合は、乳幼児が容易にスプーンを刺すことができるが、すくい取るときにスプーンから流れ落ちやすいため、すくい取りにくくなる。反対に前記応力の積分値が上記範囲より高い場合は、乳幼児がゼリー状食品の表面にスプーンを刺そうとするときに、スプーンが刺さりにくく、滑りやすくなる。
一方、前記付着性が前記範囲より低い場合は、乳幼児がゼリー状食品をすくい取るときにスプーンからこぼれ落ちやすく、口まで運び入れるまでの間に滑り落ちやすくなる。反対に前記付着性が前記範囲より高い場合は、乳幼児用ゼリー状食品の表面がべとつくため、好ましくない。
乳幼児用ゼリー状食品の応力の積分値および付着性は、次のような手順で測定できる。すなわち、乳幼児用ゼリー状食品を容器に充填し、以下の条件で測定する。なお、充填する容器は特に限定されないが、例えば、直径40mm、高さ20mmの円形容器が挙げられる。
<測定条件>
・測定装置:テクスチャーアナライザー(Stable Micro System社製、Texture Analyzer TA.XT.)
・治具:P/20 20mm DIA CYLINDER ALMINIUM
・プランジャー:AD/10(100mm ProbeAdaptor)
・レンジ幅:0〜1kg
・プランジャーの下降スピード:1mm/秒
・モード:Distance
・接触荷重:30g
・試料への進入距離:5mm
・試料へ進入後のプランジャーの上昇スピード:1mm/秒
・測定温度:25℃
上記の条件で測定し、プランジャーを下降スピード1mm/秒で5mm進入させ荷重をかけたとき、荷重0の点から荷重最大値の次に荷重0になる点までの応力の面積を算出し、「応力の積分値」とする。また、前記荷重をかけた後、乳幼児用ゼリー状食品からプランジャーを上昇スピード1mm/秒で離したとき、荷重0の点から負の荷重最大値の次に荷重0になる点までの応力の面積を算出し、「付着性」とする。
1.4.ブリックス
乳幼児用ゼリー状食品のブリックス(Brix)は、10〜30%、好ましくは11〜25%、より好ましくは11〜20%であり、乳幼児の過剰な糖分の摂取を抑えることを可能にしている。ブリックスを前記範囲よりも低くすると、適度な甘みのある乳幼児用ゼリー状食品が得られにくく、反対に高くすると、乳幼児にとって甘みが強過ぎるとともに、ゼリー状食品に配合する果汁や果物等の風味を感じにくくなる。
ブリックスは、例えば、砂糖、ぶどう糖、水あめ、ぶどう糖果糖液糖、果糖ぶどう糖液糖、砂糖・ぶどう糖果糖液糖、砂糖・果糖ぶどう糖液糖などの配合量を調整することにより調整できる。
ここで、ブリックスとは、食塩、砂糖など各種可溶性成分の濃度を表す指標であり、20℃における屈折率を測定し、純蔗糖溶液(サッカロース)の質量/質量パーセントに換算(ICUMSA(国際砂糖分析法統一委員会)の換算表を使用)した値をいう。ブリックスの測定は、一般に市販されている糖度計を用いて行えばよく、例えば、食品用デジタル屈折計(アタゴ手持屈折計、(株)アタゴ製)で測定することができる。
なお、乳幼児用ゼリー状食品に果物、野菜、肉等の裁断物等が含まれる場合は、ミキサーで撹拌し、均一にしたものを測定する。
1.5.pH
乳幼児用ゼリー状食品は、pHが2.5〜4.0、好ましくは3.0〜3.8である。これよりpHが高い場合には微生物的に不安定であるため常温保管に適さず、常温保管するためには高温高圧殺菌を施すか、強力な防腐剤を添加する必要があり、乳幼児用の食品として適さない。pHが前記範囲よりも低い場合には、酸味が強くなり過ぎるため、乳幼児用の食品として適さない。
pHは、例えば、食酢、クエン酸等の有機酸あるいはレモン果汁等の柑橘果汁等の酸剤の配合量を調整することにより調整できる。
1.6.容器
本発明の乳幼児用ゼリー状食品は、容器に充填して使用することができる。本発明で用いる前記容器としては、特に制限はなく、ゼリー状食品の状態等に合せて適宜選択すればよく、例えば、合成樹脂製の成型容器や可撓性容器が挙げられる。
本発明においては、乳幼児が片手に容器を持ち、もう一方の手でスプーン等の食具を使ってゼリー状食品をすくい取りやすい点から、小容量の容器が好ましく、カップ容器がより好ましく、外径80mm以下のカップ容器がさらに好ましい。
また、このカップ容器は、乳幼児用ゼリー状食品を充填した後、ゼリー状食品の乾燥や異物の混入を防ぐために施蓋する。蓋は成型された勘合蓋やカップ型容器のフランジ部上面にヒートシールするシート状の蓋等が一般的であり、またその材質としては、ポリスチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂、耐水紙等が一般的である。
以下、本発明の乳幼児用ゼリー状食品について、実施例および比較例ならびに試験例にもとづき具体的に説明する。なお、本発明は、これらの実施例に限定するものではない。
2.実施例
2.1.実施例1
2.1.1.乳児用ゼリー状食品の製造
下記の配合において、黄桃、マンゴーピューレ、砂糖・ぶどう糖果糖液糖、リン酸三カルシウム、ビタミンC、および清水を加熱撹拌機に投入し、均一になるように混合しながら90℃まで加熱した。次に、LMペクチン(エステル化度:33%、アミド化度:15%)、キサンタンガム、およびカロブビーンガムを清水に溶解し、この水溶液を前記加熱撹拌機へ追加投入し、均一になるように混合しながら90℃まで加熱した。最後に、砂糖およびクエン酸を添加して、ブリックスおよびpHを調整した後、カップ容器(外径;72mm、開口部の直径:63mm、高さ:34mm、材質:PP)に充填し、実施例1の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。
得られた乳幼児用ゼリー状食品のブリックスは20%であり、pHは3.5であった。
<乳児用ゼリー状食品の配合割合>
黄桃(8mm目のチョッパーで裁断処理したもの) 15%
マンゴーピューレ 15%
砂糖・ぶどう糖果糖液糖 15%
リン酸三カルシウム(カルシウム濃度38.7%) 0.04%
ビタミンC 0.1%
キサンタンガム 0.03%
カロブビーンガム 0.13%
ペクチン(エステル化度:33%、アミド化度:15%) 0.7%
砂糖 適量
クエン酸 適量
清水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合計 100%
2.1.2.離水率の測定
上記「1.2」に記載された方法にしたがって、実施例1の乳幼児用ゼリー状食品の離水率を測定したところ、0.6%であった。
2.1.3.応力の積分値
上記「1.3」に記載された方法にしたがって、実施例1の乳幼児用ゼリー状食品の応力の積分値を測定したところ、189g・secであった。
2.1.4.付着性
上記「1.3」に記載された方法にしたがって、実施例1の乳幼児用ゼリー状食品の付着性を測定したところ、18g・secであった。
2.1.5.評価
ベビーフードの評価に熟練した評価者により、下記の市販のゼリーAに対する、スプーンによるすくい取りやすさ、およびすくい取った後のスプーンからの滑り落ちにくさを下記の評価基準で評価した。
<市販のゼリーAの特性値>
・ブリックス:15%
・pH:3.7
・離水率:1.4%
・応力の積分値:354g・sec
・付着性:8g・sec
<スプーンによるすくい取りやすさの評価基準>
A:ゼリーAに対して、スプーンが非常に刺さりやすく、非常にすくい取りやすい
B:ゼリーAに対して、スプーンが刺さりやすく、すくい取りやすい
C1:ゼリーAに対して、スプーンが刺さりやすいが、すくい取りにくい
C2:ゼリーAと同様に、スプーンが刺さりにくく、すくい取りにくい
<スプーンからの滑り落ちにくさの評価基準>
A: ゼリーAに対して、スプーンを傾けたときに滑り落ちにくい
B: ゼリーAに対して、スプーンを傾けたときにやや滑り落ちにくい
C: ゼリーAと同様に、スプーンを傾けたときに滑り落ちやすい
上記の方法により実施例1の乳幼児用ゼリー状食品を評価したところ、スプーンによるすくい取りやすさはA、スプーンからの滑り落ちにくさはAであった。
2.2.実施例2
下記の配合にした以外は実施例1と同様の方法にて、実施例2の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。
得られた乳幼児用ゼリー状食品のブリックスは20%であり、pHは3.5であった。
<実施例2の乳児用ゼリー状食品の配合割合>
りんご(一辺が約6mmのダイス形状) 10%
黄桃(8mm目のチョッパーで裁断処理したもの) 10%
濃縮果汁 5%
砂糖・ぶどう糖果糖液糖 15%
リン酸三カルシウム(カルシウム濃度38.7%) 0.04%
ビタミンC 0.1%
キサンタンガム 0.03%
カロブビーンガム 0.13%
ペクチン(エステル化度:33%、アミド化度:15%) 0.7%
砂糖 適量
クエン酸 適量
清水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合計 100%
実施例1と同様の方法にて、実施例2の乳幼児用ゼリー状食品の離水率、応力の積分値、および付着性を測定した。また、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさを評価した。
その結果、離水率は1.0%、応力の積分値は152g・sec、付着性は16g・secであった。
また、スプーンによるすくい取りやすさはB、スプーンからの滑り落ちにくさはAであった。
2.3.実施例3
下記の配合にした以外は実施例1と同様の方法にて、実施例2の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。
なお、得られた乳幼児用ゼリー状食品のブリックスは11%であり、pHは3.5であった。
<実施例3の乳児用ゼリー状食品の配合割合>
黄桃(8mm目のチョッパーで裁断処理したもの) 15%
マンゴーピューレ 15%
砂糖・ぶどう糖果糖液糖 5%
リン酸三カルシウム(カルシウム濃度38.7%) 0.04%
ビタミンC 0.1%
キサンタンガム 0.03%
カロブビーンガム 0.13%
ペクチン(エステル化度:33%、アミド化度:15%) 0.7%
砂糖 適量
クエン酸 適量
清水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合計 100%
実施例1と同様の方法にて、実施例2の乳幼児用ゼリー状食品の離水率、応力の積分値、および付着性を測定した。また、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさを評価した。
その結果、離水率は0.4%、応力の積分値は201g・sec、付着性は14g・secであった。
また、スプーンによるすくい取りやすさはA、スプーンからの滑り落ちにくさはAであった。
2.4.試験例1
増粘剤の配合量を下記表1に示されるものとした以外は、実施例3と同様の方法にて試験番号1〜3の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。
また、増粘剤の配合量を下記表1に示されるものとした以外は、実施例1と同様の方法にて試験番号4の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。
得られた試験番号1〜4の乳幼児用ゼリー状食品は、pHが3.5であった。
また、実施例1と同様の方法にて、試験番号1〜5の乳幼児用ゼリー状食品の応力の積分値、付着性、離水率、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさを評価した。結果を表1に示す。
試験番号1〜3の乳幼児用ゼリー状食品は、実施例1に対し、離水率がやや高く、応力の積分値がやや低かったが、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさが優れていた。
試験番号4の乳幼児用ゼリー状食品は、応力の積分値が低く、付着性が高く、離水率が高かった。そのため、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさが劣っていた。
2.5.試験例2
カルシウムの配合量、ならびにカルシウムの種類を下記表2に示されるものとした以外は、実施例1と同様の方法にて試験番号5〜6の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。なお、卵殻カルシウムのカルシウム濃度は、38.0%であった。
得られた試験番号5〜6の乳幼児用ゼリー状食品は、ブリックスが20%であり、pHが3.5であった。
また、実施例1と同様の方法にて、試験番号5〜6の乳幼児用ゼリー状食品の離水率、応力の積分値、付着性、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさを評価した。結果を表2に示す。
試験番号5の乳幼児用ゼリー状食品は、ゲル化せず、非常に流動性が高かった。そのため、試験番号5の乳幼児用ゼリー状食品の離水率、応力の積分値、および付着性は測定できなかった。
試験番号6の乳幼児用ゼリー状食品は、実施例1に対し、離水率がやや高く、応力の積分値がやや低かったが、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさが優れていた。
2.6.実施例4
下記の配合にした以外は実施例3と同様の方法にて、実施例4の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。
なお、得られた乳幼児用ゼリー状食品のブリックスは11%であり、pHは3.5であった。
<実施例4の乳児用ゼリー状食品の配合割合>
黄桃(8mm目のチョッパーで裁断処理したもの) 15%
マンゴーピューレ 15%
砂糖・ぶどう糖果糖液糖 5%
リン酸三カルシウム(カルシウム濃度38.7%) 0.04%
ビタミンC 0.1%
キサンタンガム 0.03%
カロブビーンガム 0.13%
ペクチン(エステル化度:28%、アミド化度:20%) 0.3%
砂糖 適量
クエン酸 適量
清水 残余
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
合計 100%
実施例1と同様の方法にて、実施例4の乳幼児用ゼリー状食品の離水率、応力の積分値、および付着性を測定した。また、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさを評価した。
その結果、離水率は3.0%、応力の積分値は193g・sec、付着性は17g・secであった。
また、スプーンによるすくい取りやすさはA、スプーンからの滑り落ちにくさはAであった。
2.7.試験例3
ペクチンのエステル化度、またはアミド化度を下記表3に示されるものとした以外は、実施例1と同様の方法にて試験番号7〜9の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。
また、ペクチンのエステル化度、またはアミド化度を下記表3に示されるものとした以外は、実施例4と同様の方法にて試験番号10〜12の乳幼児用ゼリー状食品を製造した。
また、実施例1と同様の方法にて、試験番号7〜12の乳幼児用ゼリー状食品の離水率、応力の積分値、付着性、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさを評価した。結果を表3に示す。
表3より、エステル化度が26〜34%、アミド化度が15〜22%の範囲にあるペクチンを用いると、乳幼児用ゼリー状食品の応力の積分値が120〜300sec・g、付着性が10〜20sec・gとなり、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさが優れていることがわかる。
特に、エステル化度が26〜33%の範囲にあるペクチンを用いると、乳幼児用ゼリー状食品の応力の積分値が160〜240sec・g、付着性が10〜20sec・gとなり、スプーンによるすくい取りやすさ、およびスプーンからの滑り落ちにくさが優れていることがわかる。
これに対し、エステル化度が26〜34%、アミド化度が15〜22%の範囲にないペクチンを用いると、乳幼児用ゼリー状食品の応力の積分値が120〜300sec・g、付着性が10〜20sec・gの範囲外となり、スプーンによってすくい取りにくく、スプーンからの滑り落ちやすいことがわかる。
なお、試験番号10〜12の乳幼児用ゼリー状食品は、流動性が高く、離水した水分のみを分離することができなかったため、離水率を測定しなかった。

Claims (6)

  1. ブリックス(Brix)が10〜30%、pHが2.5〜4.0である乳幼児用ゼリー状食品であって、
    増粘剤を含有し、
    離水率が3.0質量%以下であり、
    プランジャー直径20mmのテクスチャーアナライザーを使用し、
    温度25℃、厚さ20mmの前記乳幼児用ゼリー状食品中へ、前記プランジャーを下降スピード1mm/秒で5mm進入させ荷重をかけたときの応力の積分値が120〜300g・secであり、
    その後前記乳幼児用ゼリーからプランジャーを上昇スピード1mm/秒で離したときの付着性が10〜20g・sec
    であることを特徴とする乳幼児用ゼリー状食品。
  2. 前記増粘剤としてエステル化度が26〜34%、かつ、アミド化度が15〜22%のローメトキシルペクチンを含有し、さらに、カルシウムを含有する請求項1記載の乳幼児用ゼリー状食品。
  3. 前記カルシウムがリン酸三カルシウムである請求項2記載の乳幼児用ゼリー状食品。
  4. 前記増粘剤として、さらに、キサンタンガムおよび/またはカロブビーンガムを含む請求項2または3記載の乳幼児用ゼリー状食品。
  5. 前記ローメトキシルペクチンの含有量が、0.3〜2質量%である請求項2ないし4のいずれかに記載の乳幼児用ゼリー状食品。
  6. 前記乳幼児用ゼリー状食品が、カップ容器入りである請求項1ないし5のいずれかに記載の乳幼児用ゼリー状食品。









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