JP2013238432A - 探知測距装置、及び測距方法 - Google Patents

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    • G01S3/74Multi-channel systems specially adapted for direction-finding, i.e. having a single antenna system capable of giving simultaneous indications of the directions of different signals

Abstract

【課題】小さな装置寸法の中で必要な角度推定精度を実現しながら、同時に演算処理負荷を低減すること。
【解決手段】探知測距装置は、複数のセンサを含む第1のアレーと、複数のセンサを含み、空間位相の原点を与えるセンサ素子以外、第1のアレーと共線上にない第2のアレーと、第1のアレー及び第2のアレーにより受信された目標からの反射波に基づいて、複数の共分散行列を生成し、第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度と、該第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と第2の共分散行列との積を三角分解することにより得られる行列の部分行列から構成される相似変換問題の解とに基づいて、第2の角度を推定する信号処理ユニットとを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、受信信号を検知する装置に関する。
アジマス(角)とエレベーション(角)との組み合わせ等、2つの角度情報を同時に測定する到来方向推定装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。例えば、到来方向推定装置は、グリッドアレー(GridArray)センサを用いて着信信号の2次元空間位相情報を取得する。到来方向推定装置は、着信信号の2次元空間位相情報に、既知の演算を施してアジマスとエレベーションとの2つの角度情報の推定を行う。
図1は、到来方向推定装置のセンサ(以降、アンテナと区別せずに用いる)配置の一例を示す。
到来方向推定装置のアンテナ配置において、目標はY軸の正方向に存在する。素子アンテナはXZ平面上の任意の点(但し、以降は説明を簡単にする為に格子点とする)に配置され、アレーアンテナを構成する。
また、原点を中心として、X軸方向及びZ軸方向の正方向に、それぞれN(Nは、N>0の整数)個及びM(Mは、M>0の整数)個の座標点が存在する。つまり、全体で、N×M個の格子点が存在する。図1では、各素子アンテナをAnmと表す。但し、素子アンテナAnmは必ずしも等間隔に配置する必要はない。この様な場合、各軸方向に対する最大公約数となる素子間隔をdx、dzとすれば、等間隔のケースに限らず、任意の間隔で配置されたアンテナの位置もdx、dzを単位とする格子点上に配置されたものとして統一的に扱う事ができる。
また、Y軸の正方向から時計回りに測った角度をアジマスの正方向とする。また、XY平面からZ軸の正方向に測った角度をエレベーションの正方向とする。即ち、図1に於いて点Pに電波の放射源が存在するものとすれば、そのアジマスとエレベーションとはそれぞれ、θ、φである。
測定すべき電波の到来方向は、装置から放射されたプローブ信号が目標で反射されることで生成されるエコー信号(反射波)が、受信アンテナに戻ってくる角度である。先述の点Pを目標位置とすれば、この点がエコー信号の放射源位置となるので、アレーアンテナへの到来信号を素子アンテナAnmで受信したときの空間位相は、A11を基準として式(1)の様に表される。
Figure 2013238432
よって、d/λ=α、d/λ=βとすると、個々の素子アンテナの特性をg(θ、φ)として、アレーアンテナの特性は式(2)で表される。gnm(θ、φ)は、素子アンテナAnmの特性(例えば、利得)である。なお、λは、キャリア信号の波長である。
Figure 2013238432
式(2)に示される特性を有するアレーアンテナからサブアレーを取ることができる。
図2は、サブアレーの取り方の一例を示す。図2に示したサブアレーA1〜A4において、各サブアレーのレスポンス行列(サブアレーの記号と同じく、A1〜A4で表記する)は、位相オフセット行列:φ1、φ2とサブアレー:A1のレスポンス行列とを用いて式(3)により表される。但し、A1〜A4をまとめて表記している行列:Aは、あくまで部分行列をまとめたものに過ぎず、アレーレスポンス行列とは別物である。
Figure 2013238432
アレーレスポンス行列間の関係を用いて、変換行列Tに関する式(4)により表される最小二乗問題を構成し、該最小二乗問題を解くことにより角度推定を行う。
Figure 2013238432
なお、上述した位相オフセット行列(式(3)に現れる行列):Φ1、Φ2は、式(5)、式(6)に示すように、対角行列で定義される。また、角度の下添え字:1〜Kは目標の番号である。
Figure 2013238432
Figure 2013238432
式(4)において、行列Eは、着信信号行列の共分散行列を固有値分解した結果から(各サブアレーに対応する)部分行列を取り出して並べたものである。
Figure 2013238432
A. Swindlehurst and T. Kailath, "Azimuth/Elevation Direction Finding Using Regular Array Geometories." IEEE Trans. on AES, Vol. 29, No. 1, pp. 145-156, Jan. 1993
先行技術文献に開示の如く、式(4)を解くことにより所望の目標角度を推定することができる。
しかし、データ自体が(N×M)次の行列であるから、角度推定処理の最初のステップに過ぎない共分散行列の計算だけでも(N×M)回の演算を必要とし、非常に計算負荷が大きい。例えば、N=Mの場合には、N回の演算処理が必要である。
さらに、行列:Eを求め、更に実際の角度推定を行う所まで含めれば膨大な演算処理量となる。
従って、特に車載用途等を念頭においた場合、実装面積に対する制約が極めて厳しい為、図1の様なグリッドアレーはハードウェアとして採用困難であり、また、車載用CPUは演算速度が非常に遅い為、先行技術文献の様な演算方法はソフトウェアとしても採用困難である。
そこで、開示の探知測距装置、及び手段は、限られた実装面積と低演算負荷という制約の下で、アジマスとエレベーションとの同時推定を実現することを目的とする。
開示の一実施例の探知測距装置は、
複数のセンサを含む第1のアレーと、
複数のセンサを含み、前記第1のアレーと、空間位相の原点を与えるセンサ素子以外、共線上にない第2のアレーと、
前記第1のアレー及び前記第2のアレーにより受信された目標からの反射波に基づいて、複数の共分散行列を生成し、第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度と、該第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と第2の共分散行列との積を三角分解することにより得られる行列の部分行列から構成される相似変換問題の解とに基づいて、第2の角度を推定する信号処理ユニットと
を備える。
開示の実施例によれば、演算処理負荷を低減することができる。
2次元到来方向推定装置のアンテナ配置の一例を示す図である。 2次元到来方向推定装置のサブアレーの一例を示す図である。 探知測拒装置の一実施例を示す図である。 探知測拒装置のベースバンド処理装置の一実施例を示す図である。 探知測拒装置の発振器の一実施例を示す図である。 探知測拒装置の動作の一実施例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、実施例を説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<探知測距装置>
図3は、探知測距装置100の一実施例を示す。図3には、主に、ハードウェア構成が示される。
探知測拒装置100は、送受信素子102(Nは、N>0の整数)と、増幅器104と、ミキサ106と、A/D変換器108と、増幅器110及び110と、分配器112と、送受信素子114(Mは、M>0の整数)と、増幅器116と、ミキサ118と、A/D変換器120と、分配器122と、スイッチ124及び126と、ベースバンド処理装置(BBU: Base Band Unit)128と、発振器(OSC モジュール)130とを有する。
探知測拒装置100の一実施例では、送受信素子102−102、及び、送受信素子1141−114のそれぞれが直線状のアレーを構成しており、送受信素子102と114、増幅器104と116、ミキサ106と118、及びA/D変換器108と120とは各アレーに於いて共用されている。送受信素子102−102、及び送受信素子114−114は、例えばアンテナやトランスデューサ等のセンサ素子である。送受信素子102−102と、送受信素子114−114とは、共用素子1021/114を除いて共線上にないように配置される。図3に示される例では、送受信素子102−102がX軸方向に配置され、送受信素子114−114がZ軸方向に配置される。より具体的には、送受信素子102−102がX軸の正方向に配置され、送受信素子114−114がZ軸の正方向に配置される。言い換えれば、送受信素子102/114、102−102と、送受信素子102/114、114−114とが「逆L」型に配置されている。送受信素子102/114、102−102と、送受信素子102/114、114−114とが「+」や、「X」型に配置されてもよい。但し、この様な場合でも、送受信素子102/114の様な共用素子を用いて空間位相の原点を与える構造とした方が角度推定の計算も容易になる。そこで、本文に於いても、この様な構成を基本形として扱う。勿論、共用素子が存在しない場合でも空間位相の原点を定める事は既知の技術であり、可能である。
N、Mは、アンテナの占有する面積と、回路規模、及びアジマス及びエレベーションの双方の量を推定すべき目標数に応じて定める事が好ましい。なお、一般的な車載用途ではアジマス方向に関する情報取得が優先されるので、複数の送受信素子からプローブ信号を送信する事が許容される場合、開口合成技術を利用して、アジマス方向を探知するためにX軸方向に並ぶ実効的なアンテナ数を増加させるようにしてもよい。
また一般に、測角処理の対象とできる目標数はアンテナ数に比例するので、以下の説明に於いてはN≧Mと仮定する。
増幅器104、ミキサ106、分配器112、増幅器110、増幅器110、A/D変換器108、増幅器116、ミキサ118、分配器122、及びA/D変換器120は、1又は複数のICにより実現されてもよい。例えば、GaAs、或いはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、モノリシックマイクロ波集積回路(MMIC: Monolithic Microwave Integrated Circuits)等の半導体素子により実現されてもよい。
探知測拒装置100の一実施例では、送受信素子102/114、及び102とが送受信に(例えばTSS動作で)共通して使用され、送受信素子102−102N−1、114−114が受信に使用される。送受信に使用される送受信素子と、受信に使用される送受信素子とは適宜変更可能である。送信に利用される送受信素子と、受信に利用される送受信素子とが別々に用意されてもよい。
送受信素子102/114、及び102はプローブ信号を送信する。プローブ信号とは、FMCW(Frequency Modulated Continuous−wave)方式で変調された高周波信号、スペクトラム拡散方式で変調された高周波信号、或いは、超広帯域無線(UWB: Ultra Wide Band)方式に従った電波の何れであってもよい。尚、プローブ信号は送受信用センサに対応した物理信号であれば電波である必要も無い。ここでは、プローブ信号はFMCW方式で変調された高周波信号であるものとする。
送受信素子102/114、102からプローブ信号が送信される場合、それぞれ増幅器110、110と接続されるように、スイッチ124及び126が切替えられる。具体的なスイッチ操作のタイミングはプローブ信号の変調方式や、多重化の有無に応じて適宜設定される(プローブ信号が直交符号等の手段で時間的に多重化されている場合は、送受信素子102/114、102から同時にプローブ信号を放射してもよい)。
発振器130からのシステムリファレンス信号(FMCW変調された高周波信号)は、増幅器110、110に適切なタイミングで入力され、各増幅器で電力増幅された後、送受信素子102/114、102から装置のカバーする探知空間に向け、プローブ信号として送信される。
送受信素子102/114、102から送信されたプローブ信号は、目標(物標)によって反射される。目標で反射されたプローブ信号は、反射波、エコー信号と呼ばれる。
送受信素子102/114、102からプローブ信号が送信され、各素子が受信タイミングに移行した時点で、スイッチ124、126によって増幅器104/116と、104とが送受信素子102/114、102に接続される。
送受信素子102/114、102−102は目標から到来するエコー信号を受信し、増幅器104/116、104−104ではこれらの信号を増幅し、更に、ミキサ106/118、106−106では、増幅後のエコー信号と分配器112からのシステムリファレンス信号とがミキシングされ、A/D変換器108/120、108−108へとそれぞれ入力される。A/D変換器108/120、108−108は、ミキサ106/118、106−106からのアナログ信号をデジタル信号へ変換し、ベースバンド処理装置128へ入力する。
同様に、例えば、送受信素子102/114からプローブ信号が送信され、この素子が受信タイミングに移行した時点でスイッチ124によって増幅器104/116が送受信素子102/114に接続される。
送受信素子102/114、114−114は目標から到来するエコー信号を受信し(送受信素子102/114のデータは、X軸上に配置されたアレーを用いて取得されたものを利用してもよい)、増幅器104/116、116−116ではこれらの信号を増幅し、更に、ミキサ106/118、118−118に於いて増幅後のエコー信号と分配器112、122からのシステムリファレンス信号とがミキシングされ、A/D変換器108/120、120−120へそれぞれ入力される。A/D変換器108/120、120−120はミキサ106/118、118−118からのアナログ信号をデジタル信号へ変換し、ベースバンド処理装置128へ入力する。
<ベースバンド処理装置>
図4は、ベースバンド処理装置128の一実施例を示す。
ベースバンド処理装置128は、CPU(Central Processing Unit)402と、信号処理ユニット404と、ホログラフィックユニット406と、スイッチ制御装置408とを有する。
CPU402は、内蔵されたファームウェア等のソフトウェア及びメモリ(図示無し)に格納されたプログラム等に従って、信号処理ユニット404にデジタル信号処理を実行させる。
ホログラフィックユニット406は、送受信素子102/114、102をX軸のアレーとして時分割共用動作させる場合、タイムスロット毎に、2個の送信素子102及び102から順にプローブ信号を放射するようにスイッチ制御装置408へ命令する。ホログラフィックユニット406は、送受信素子102/114、102の占有するタイムスロットにおいて、基準とするパスを空間位相の整合点として、N個の送受信素子102/114、102−102によって受信したエコー信号を合成し、信号処理ユニット404へ入力する。
スイッチ制御装置408は、ホログラフィックユニット406と、CPU402と接続される。スイッチ制御装置408は、CPU402により制御される。スイッチ制御装置408は、ホログラフィックユニット406からの命令に従って、スイッチ124及び126を切替える。
信号処理ユニット404は、CPU402と、ホログラフィックユニット406と接続される。信号処理ユニット404は、DSP(Digital Signal Processor)や、FPGA(Field−Programmable Gate Array)により実現される。信号処理ユニット404は、CPU402からの命令に従って、ベースバンド信号処理を行う。信号処理ユニット404は、A/D変換器108/120、120−120からのデジタル信号、A/D変換器108/120、108−108からのデジタル信号をホログラフィックユニットで処理した信号に基づいて、アジマス角θと、エレベーション角φとを求め、出力する。勿論、ホログラフィック処理はオプションであって、A/D変換器108/120、108−108からのデジタル信号を直接利用してもよい。
<信号処理ユニット404の処理>
以下、信号処理ユニット404の処理を(ステップ1)から(ステップ8)に分けて説明する。
(ステップ1)
X軸上及びZ軸上にそれぞれ配置された、N及びM個の送受信素子により取得した受信信号から2つの信号ベクトルを構成する。これらのベクトルは、アレーアンテナの特性を表す式(2)を参照すれば、式(8)、式(9)により表される。
Figure 2013238432
Figure 2013238432
但し、式(10)−式(12)が成立する。
Figure 2013238432
Figure 2013238432
Figure 2013238432
ここでは、記述を簡略化するため、各送受信素子単体の角度依存性特性は省略される。s(t)は目標からのエコー信号のベクトルを表す。n(t)、w(t)は、X軸、Z軸方向に配置された受信系に加算される加法性ホワイトガウスノイズ(AWGN: Additive White Gaussian Noise)を表す。また、A(θ、φ)、B(φ)はそれぞれX軸上、Z軸上のアレーレスポンス行列である。数(12)等に現れる上付き添え字Tは転置を、また、数(13)等に現れる上付き添え字Hは共役複素転置を表す。
2組の受信号ベクトルx(t)、z(t)から、共役を除いて、式(13)−式(15)の3個の共分散行列が得られる。以下、記述を簡略化するため、時刻tは省略する。式(13)、(14)に於けるσは前記ガウス雑音の平均電力、I、IはそれぞれN次、M次の単位行列である。なお、言うまでもないが、Rss=ssである。
Figure 2013238432
Figure 2013238432
Figure 2013238432
ここで、Rxzは独立した2系統の信号xとzとの間の相関であるから、雑音相関が略零(ON×M)になる。
(ステップ2)
エレベーション情報φのみを含む共分散行列Rzzに対して、既知の到来方向推定手法を適用して各目標のエレベーション角φを推定する(k=1〜K)。例えば、既知の手法であるESPRIT(Estimation of Signal Parameters via Rotational Invariance Techniques)を高速化する手法、Q−ESPRITでは、Rzzから第一、第二の部分行列を取り出し、第一の部分行列が正則行列であるものと仮定して、その逆行列を算出する。次いでこの正則行列の逆行列と、Rzzの第二の部分行列との積として第三の行列を計算し、前記第三の行列に固有値展開を適用し、得られた固有値から目標が存在する角度を算出する。この手法では固有値演算の回数が一回で済む為、処理負荷も低減できる。
(ステップ3)
(ステップ2)で推定されたエレベーション角φを用いて、エレベーション行列Bを再構成する。式(16)により、再構成したエレベーション行列Bのエルミート共役転置行列を生成し、その一般逆行列BH+を計算する。
Figure 2013238432
(ステップ4)
上述した如く、独立した2系統の信号xとzとの間の相関Rxzの雑音相関が略零になることを利用して、Rxzに右からBH+を掛けることにより、式(17)が得られる。
Figure 2013238432
(ステップ5)
行列RxzH+にQR分解を適用することで、式(18)が得られる。同式のQ、Rは、それぞれユニタリー行列と上三角行列である。先に仮定した通りN≧Mであったから、Qは信号部分空間を張るベクトルに対応する部分行列Qと、雑音部分空間を張るベクトルに対応する部分行列Qとに分割できる。また、Rの部分行列Rは、対角成分に信号固有値が並ぶ。
Figure 2013238432
ここで、式(18)を変形する事により、未知行列T(=RSS −1)とX軸のアレーレスポンス行列Aとが、式(19)の関係にある事が導かれる。
Figure 2013238432
(ステップ6)
N−1次元の対角行列とN−1次の零ベクトル0とを用いて、式(20)を導入する。
Figure 2013238432
式(18)で求めたユニタリー行列Qの部分行列Qに、更に、式(20)で導入した行列を作用させる事で、式(21)、式(22)で表される2つの部分行列が得られる。
Figure 2013238432
Figure 2013238432
但し、式(22)に現れる行列Pは式(23)で表される。
Figure 2013238432
(ステップ7)
式(21)を変形すると、A=Qs1−1が得られる。これを式(22)に代入すると、式(24)により表される相似変換問題が得られる。
Figure 2013238432
式(24)は、先程も少々触れた既知の到来方向推定手法、ESPRIT(Estimation of Signal Parameters via Rotational Invariance Techniques)の基本式である。従って、その一連の変形手法である、Q/LS/TLS−ESPRITを適用してPの各要素p(k=1〜K)を計算する。このとき特にQs1が正方行列となる様な場合には、Qs1 −1をQs2の左から掛けて固有値分解を行うようにしてもよい。
(ステップ8)
(ステップ2)で求めたφと、(ステップ7)で求めたpとを用いて、式(25)によりアジマス角θを推定する。
Figure 2013238432
信号処理ユニット404は、アジマス角θと、エレベーション角φとを出力する。
探知測距装置の一実施例によれば、行列RxzH+にQR分解を適用した段階で行列Qを構成するベクトルは固有値の大きさの順に並んでいるので、ミスペアが発生する可能性は低いと想定される。また、エレベーション角φが極端に大きな値でなければcosφ≒1であるから、何れにしろ、レーダーの中心視野付近の誤差は小さいと想定される。
信号処理ユニット404は、(ステップ5)によりQR分解を適用することにより得られる上三角行列の対角要素と、共分散行列RXX(或いは、RZZ)から得られる電力指標に基づいて、エレベーション角と、アジマス角とのペアリングを判定するようにしてもよい。
上述の如く、共分散行列RXZをQR分解して得られる上三角行列Rの対角要素は受信信号の信号電力に対応しているので、各目標のエレベーション情報とアジマス情報とを正しく組み合わせるペアリング操作の指標として、共分散行列RXX(或いは、RZZ)の固有値を用いるようにしてもよい。信号処理ユニット404は、三角行列の対角要素と、(固有値)電力指標とを用いて定義された評価関数(例えば、k=1〜Kに対して対応するRの対角要素と共分散行列RXXの固有値との最小二乗距離の総和等)を計算し、該評価関数と、予め設定される閾値とを比較することにより、エレベーション角と、アジマス角とのペアリングの妥当性を判断する。
信号処理ユニット404は、エレベーション角と、アジマス角とのペアリングが妥当でないと判定した場合、共分散行列RXZから推定されるエレベーション角をパラメータとするアジマス角に関する代数方程式を解く。信号処理ユニット404は、代数方程式を解くことにより得られるアジマス角とのペアリングの妥当性を判断する。
(ステップ2)で推定されたエレベーションφはK個存在するので、例えば、k=1〜Kに対するエレベーションφを用いれば、アジマスに対するK通りの2次元モードベクトルが生成されるので、アジマス、エレベーション双方の角度情報を含む共分散行列Rxxに対してK通りの1次元のアジマス角の推定を行ってもよい。
一例として、MUSIC(MUltiple SIgnal Classification)を利用する場合について示す。先ず、Rxxを固有値分解して、式(26)を計算する。
Figure 2013238432
式(26)に於いて、Eは信号部分空間を張るベクトルから構成される行列、Λは各信号部分空間のベクトルに対応する固有値を対角要素に持つ対角行列、Eは雑音部分空間を張る固有ベクトルから構成される行列である。
Figure 2013238432
式(27)は、2次元MUSICに於いて角度情報を推定する為に用いられる角度スペクトラムの定義式である。但し、先述した如く、エレベーション情報φは事前の推定値を用いるので、式(27)に定義する如く2次元モードベクトルといっても、実態はφをパラメータとし、アジマス情報を推定する為の1次元モードベクトルである。従って、最大でもアジマス方向にK回の推定を行えばよい事になり、既知の手法の如く直接2次元角度推定問題を解く場合に比べて計算負荷が極めて低減される。
Figure 2013238432
上記手法は角度スペクトラムを走査する場合であったが、勿論、パラメータφを取るアジマス角θに関する最大K個の非線形連立方程式(式(29))を解いてもよい。
Figure 2013238432
<発振器130>
図5は、発振器130の一実施例を示す。
発振器130は、ベースバンド発振器(BB−OSC)502と、電圧制御高周波発振器(RF−VCO)504とを有する。
例えば、発振器130は、分配器112及び122へシステムリファレンス信号として、ベースバンド発振器502からの信号でFM変調を受けた電圧制御高周波発振器504の出力信号を入力する。発振器130は、増幅器110、110にもプローブ信号として発振信号を入力する。
<探知測距装置の動作>
図6は、探知測拒装置100の動作の一実施例を示す。
ステップS602では、CPU402が送受信素子102、102からプローブ信号を送信するように制御する。ホログラフィック処理を行う場合には、この制御をホログラフィックユニットに実施させてもよい、
ステップS604では、CPU402が送受信素子102/114、102〜102、及び、102/114、114〜114をTSS等のシステムタイムチャートに従って送受信動作を適宜切り替え、X軸、Z軸の各アレーで取得した受信エコー信号を信号処理ユニット404に送る(勿論、ホログラフィック機能を利用する場合には、ホログラフィックユニット406を介して送る)。
ステップS606では、信号処理ユニット404は、複数の共分散行列を生成する。
ステップS608では、信号処理ユニット404は、複数の共分散行列の第1の共分散行列から、目標の第1の角度を推定する。
ステップS610では、信号処理ユニット404は、ステップS608で推定した第1の角度に基づいて、角度行列を再生する。
ステップS612では、信号処理ユニット404は、前記推定値を用いて再生した角度行列の一般逆行列と、第2の共分散行列との積をQR分解する。
ステップS614では、信号処理ユニット404は、QR分解により得られる非三角行列から部分行列を抽出して第二の角度に関する相似変換問題を構成し、これを固有値分解等の手法で解き、第二の角度情報を反映した数値を求める(これらの数値は、例えば先の固有値分解のステップで得られた対角行列の対角要素である)。
ステップS616では、信号処理ユニット404は、ステップS608により推定された第1の角度と、ステップS614に於いて求めた数値とに基づいて、第2の角度を推定する。
ステップS618では、信号処理ユニット404は、第1の角度、及び第2の角度を出力する。
本実施例によれば、空間位相の原点を与えるアンテナ素子以外、基本的に互いに共線上に無い一組のリニアアレーによって取得した信号を用いて2次元の角度推定を実現できる。
受信信号の到来角度を、センサアレーを用いて高精度且つ、高速に検知することができる。
一組のセンサアレーで構成された最小単位の装置であっても、各アレーで取得した信号を用いて必要な角度情報の推定が可能であるため、装置の寸法が制約される場合であっても対応できる。また、2つのセンサアレーを用いて取得した空間位相情報を、三角分解を介して結びつけることにより、エレベーション角とアジマス角の2つの角度情報の対応関係も解決できる。つまり、2次元の角度情報の全てを多次元最適化問題の解として求めることなく、必要なフィールドオブビュー(Field of View)の範囲を二段階に分けて処理する事で、2次元の角度情報を高速に推定できる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数のセンサを含む第1のアレーと、
複数のセンサを含み、前記第1のアレーと、空間位相の原点を与えるセンサ素子以外、共線上にない第2のアレーと、
前記第1のアレー及び前記第2のアレーにより受信された目標からの反射波に基づいて、複数の共分散行列を生成し、第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度と、該第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と、第2の共分散行列との積を三角分解することにより得られる行列の部分行列から構成される相似変換問題の解とに基づいて、第2の角度を推定する信号処理ユニットと
を備える、探知測距離装置。
(付記2)
前記信号処理ユニットは、前記第1のアレーで受信された目標からの反射波に基づいて、第3の共分散行列を更に生成し、前記第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と、第2の共分散行列との積を三角分解して得られた上三角行列の要素と、該3第の共分散行列とに基づいて、前記第1の角度と、前記第2の角度とのペアリングを判定する、付記1に記載の探知測距装置。
(付記3)
前記信号処理ユニットは、前記第1の角度と、前記第2の角度とのペアリングが妥当でないと判定した場合、前記第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度の推定値に基づいて第2の角度を求め、該第1の角度と、該第2の角度とのペアリングを、前記第2、第3の共分散行列を用いて判定する、付記2に記載の探知測距装置。
(付記4)
前記第1の角度はエレベーション角度であり、前記第2の角度はアジマス角度である、付記1乃至3のいずれか1項に記載の探知測距装置。
(付記5)
複数のセンサを含む第1のアレーと、
複数のセンサを含み、前記第1のアレーと、空間位相の原点を与えるセンサ素子以外、共線上にない第2のアレーと、
前記第1のアレー及び前記第2のアレーにより受信された目標からの反射波に基づいて、複数の共分散行列を生成し、第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度と、該第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と、第2の共分散行列との積を三角分解することにより得られる行列の部分行列から構成される相似変換問題の解とに基づいて、第2の角度を推定する、探知測距離装置の測距方法。
(付記6)
複数のセンサを含む第1のアレーと、
複数のセンサを含み、前記第1のアレーと、空間位相の原点を与えるセンサ素子以外、共線上にない第2のアレーと、
前記第1のアレー及び前記第2のアレーにより受信された目標からの反射波に基づいて、複数の共分散行列を生成し、第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度と、該第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と、第2の共分散行列との積を三角分解することにより得られる行列の部分行列から構成される相似変換問題の解とに基づいて、第2の角度を推定する信号処理ユニット
を備えるベースバンド処理装置。
100 探知測距装置
102(Nは、N>0の整数) 送受信素子
114(Mは、M>0の整数) 送受信素子
128 ベースバンド処理装置
130 発振器
402 CPU
404 信号処理ユニット
406 ホログラフィックユニット
408 スイッチ制御装置
また、原点を中心として(ただし、原点の座標値は(X,Z)=(1,1)に設定)、X軸方向及びZ軸方向の正方向に、それぞれN(Nは、1≦Nの整数)個及びM(Mは、1≦Mの整数)個の座標点が存在する。つまり、全体で、N×M個の格子点が存在する。図1では、各素子アンテナをAnmと表す。但し、素子アンテナAnmは必ずしも等間隔に配置する必要はない。この様な場合、各軸方向に対する最大公約数となる素子間隔をdx、dzとすれば、等間隔のケースに限らず、任意の間隔で配置されたアンテナの位置もdx、dzを単位とする格子点上に配置されたものとして統一的に扱う事ができる。
信号処理ユニット404は、CPU402と、ホログラフィックユニット406と接続される。信号処理ユニット404は、DSP(Digital Signal Processor)や、FPGA(Field−Programmable Gate Array)により実現される。信号処理ユニット404は、CPU402からの命令に従って、ベースバンド信号処理を行う。信号処理ユニット404は、A/D変換器108/120、120−120からのデジタル信号、A/D変換器108/120、108−108からのデジタル信号をホログラフィックユニットで処理した信号に基づいて、アジマス角θと、エレベーション角φとを求め、出力する。勿論、ホログラフィック処理はオプションであって、A/D変換器108/120、108−108からのデジタル信号を直接利用してもよい。また、CPU402は、発振器130を駆動するために必要な信号も供給する。

Claims (5)

  1. 複数のセンサを含む第1のアレーと、
    複数のセンサを含み、前記第1のアレーと、空間位相の原点を与えるセンサ素子以外、共線上にない第2のアレーと、
    前記第1のアレー及び前記第2のアレーにより受信された目標からの反射波に基づいて、複数の共分散行列を生成し、第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度と、該第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と、第2の共分散行列との積を三角分解することにより得られる行列の部分行列から構成される相似変換問題の解とに基づいて、第2の角度を推定する信号処理ユニットと
    を備える、探知測距離装置。
  2. 前記信号処理ユニットは、前記第1のアレーで受信された目標からの反射波に基づいて、第3の共分散行列を更に生成し、前記第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と、第2の共分散行列との積を三角分解して得られた上三角行列の要素と、該3第の共分散行列とに基づいて、前記第1の角度と、前記第2の角度とのペアリングを判定する、請求項1に記載の探知測距装置。
  3. 前記信号処理ユニットは、前記第1の角度と、前記第2の角度とのペアリングが妥当でないと判定した場合、前記第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度の推定値に基づいて第2の角度を求め、該第1の角度と、該第2の角度とのペアリングを、前記第2、第3の共分散行列を用いて判定する、請求項2に記載の探知測距装置。
  4. 前記第1の角度はエレベーション角度であり、前記第2の角度はアジマス角度である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の探知測距装置。
  5. 複数のセンサを含む第1のアレーと、
    複数のセンサを含み、前記第1のアレーと、空間位相の原点を与えるセンサ素子以外、共線上にない第2のアレーと、
    前記第1のアレー及び前記第2のアレーにより受信された目標からの反射波に基づいて、複数の共分散行列を生成し、第1の共分散行列から推定される前記目標の第1の角度と、該第1の角度の推定値に基づいて再生される角度行列の一般逆行列と、第2の共分散行列との積を三角分解することにより得られる行列の部分行列から構成される相似変換問題の解とに基づいて、第2の角度を推定する、探知測距離装置の測距方法。
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