JP2013224086A - コンソールボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで高品質なコンソールボックスを提供する。
【解決手段】実施例1のコンソールボックスは、ボックス本体1と、ボックス本体1の上方に設けられボックス本体1に対して前後方向にスライド可能なアームレスト3とを備えている。ボックス本体1は、サイドパネル1a、1bと、エンドパネル1cと、スライドベース5とを有している。また、エンドパネル1cには露出面17が形成されており、スライドベース5の上面5cと露出面17とは略面一で連続している。これにより、このコンソールボックスでは、スライドベース5と露出面17との間に形成される間隙αが小さくなる。
【選択図】図3

Description

本発明はコンソールボックスに関する。
特許文献1に従来のコンソールボックスが開示されている。このコンソールボックスは、車室内の床に固定されるボックス本体と、ボックス本体の上方に設けられたアームレストとを備えている。このボックス本体は、床から左右で立ち上がり、前後に延びる一対のサイドパネルと、同じく床から立ち上がり、両サイドパネルの後端を連続させるエンドパネルと、ボックス本体の上方でボックス本体の前後方向に延びるスライドベースとを有している。アームレストは、このスライドベースによって案内されることで、ボックス本体に対して前後方向にスライド可能となっている。
また、各サイドパネルの上縁とエンドパネルの上縁とにより一体的に形成されるボックス本体の上縁は、ボックス本体の前方から後方に向かって上り傾斜で延びる一対の傾斜線を有している。そして、両傾斜線の内側かつ下方には、スライドベースとの間に位置し、アームレストがボックス本体の前方にスライドすることによって、ボックス本体の内部を収納空間として使用可能とするための扉が配置されている。
このコンソールボックスでは、アームレストをスライドさせることにより、車両等の運転者等が好みの位置で腕を載せることが可能である。このため、このコンソールボックスは、利便性が高くなっている。
特開2006−240346号公報
ところで、上記のように、アームレストがスライドベースによってボックス本体に対してスライド可能となる構成のコンソールボックスにおいて、扉などの部材がスライドベースよりも下方に配置されている場合では、ボックス本体とスライドベースとの間に間隙が形成され易い。そして、この間隙の大きさは、スライドベースの上面と、上記の扉等の部材との間の段差の大きさに比例する。このため、このようなコンソールボックスでは、例えばアームレストをボックス本体の前方にスライドさせた際に、カード類やコイン等が上記の間隙に挟まり易くなる。このため、このように間隙にコイン等が挟まることで、スライドベースや扉等の部材が損傷し易くなる他、間隙にコイン等が挟まった状態でアームレストをスライドさせることで、アームレストも損傷し易くなる。また、車体側の損傷が起こる事態の他、アームレストがスライドすることで、間隙に挟まったカード類などの軟質部材がアームレストによって更に挟まれて破損する事態の発生も懸念される。
そこで、上記の特許文献1に開示されたコンソールボックスにおいて、スライドベースと扉(部材)との間に間隙を解消するための仕切をアームレスト等に形成することが考えられる。しかし、このような仕切りを設けた場合、ボックス本体の形状が複雑化し、コンソールボックスの製造コストが高騰化する。
また、上記従来のコンソールボックスでは、スライドベース等の損傷を防止することによる耐久性等の向上と、コンソールボックスの美観の向上とを両立させ難く、コンソールボックスの品質を高くすることができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、低コストで高品質なコンソールボックスを提供することを解決すべき課題としている。
本発明のコンソールボックスは、車室内の床に固定されるボックス本体と、該ボックス本体の上方に設けられ、該ボックス本体に対して車両の前後方向にスライド可能なアームレストとを備えたコンソールボックスにおいて、
前記ボックス本体は、前記床から左右で立ち上がり、前後に延びる一対のサイドパネルと、該床から立ち上がり、両該サイドパネルの一端を連続させるエンドパネルと、該ボックス本体に固定され、該ボックス本体の上方で該車両の前後方向に延びて前記アームレストを案内可能なスライドベースとを有し、
両該サイドパネルの上縁と該エンドパネルの上縁とにより一体的に形成される該ボックス本体の上縁は、該車両の前後方向で略水平に延びる水平線と、該水平線と連続しつつ該一端に向かって上り傾斜で延びる一対の傾斜線とを有し、
両該傾斜線の内側には、前記アームレストが他端側にスライドすることによって露出する露出面が形成され、
該露出面は、該スライドベースの該一端側に配置され、両該傾斜線に比べて水平面に対する傾斜角度が小さいことを特徴とする(請求項1)。
本発明のコンソールボックスでは、露出面が両傾斜線に比べて水平に近い形状となる。これにより、このコンソールボックスでは、スライドベースと露出面との間の間隙が小さくなる。このため、このコンソールボックスでは、アームレストがボックス本体に対して一端側にスライドした状態、すなわち、ボックス本体の前方又は後方に向けてアームレストがスライドした状態であっても、上記の間隙にカード類やコイン等が挟まり難くなる。このため、コンソールボックスや間隙に挟まったカード類等が損傷し難くなる。
さらに、このコンソールボックスでは、その美観を高くすることが可能となるとともに、ボックス本体の形状を簡素化することが可能となり、製造コストを低廉化させることが可能となる。
そして、このコンソールボックスでは、ボックス本体の形状に対する制限も緩和される。これらのため、コンソールボックスでは、耐久性等の向上と美観の向上とを好適に両立させることが可能となる。
したがって、本発明のコンソールボックスは低コストで高品質となる。
特に、このコンソールボックスにおけるボックス本体の上縁は、一対の傾斜線と水平線とを有している。これらの傾斜線や水平線によって形成されるボックス本体の上縁の形状により、このコンソールボックスでは、ボックス本体に対するアームレストのスライド量がゼロとなる位置にアームレストが存在する際、運転手等に対して、アームレストがボックス本体の前方又は後方にスライドし得ることを視覚的に認識させることが可能となる。このため、このコンソールボックスでは、ボックス本体とアームレストとが優れた美観を発揮する。
本発明のコンソールボックスにおいて、スライドベースの上面における一端側の端部と、露出面の他端側の端部とは、対向するとともに、床からの高さが略等しいことが好ましい(請求項2)。また、スライドベースの上面と露出面とは面一で連続していることが好ましい(請求項3)。これらの場合、露出面が両傾斜線に比べてより水平に近い形状となる。これにより、これらのコンソールボックスでは、スライドベースと露出面との間の間隙がより小さくなる。
ここで、スライドベースの上面における一端側の端部と露出面の端側の端部とで床からの高さが略等しい、又は、スライドベースの上面と露出面とが略面一で連続しているとは、スライドベースの上面と露出面との間に隙間や段差が全く生じることなくスライドベースの上面と露出面とが連続する状態の他、露出面の角度が傾斜線の角度と異なっており、スライドベースの上面と露出面との間において、一定程度の間隙や段差が生じつつ、スライドベースの上面と露出面とが連続する状態も含む概念である。ここで、一定程度の間隙や段差とは、スライドベースと露出面との間に形成される間隙にカード類等が容易に挟まらない程度を指す。
また、本発明のコンソールボックスにおいて、エンドパネルにはサブパネルが固定され得る。そして、サブパネルが露出面を形成していることが好ましい(請求項4)。
この場合、露出面を水平に近い形状とし易くなるとともに、スライドベースの上面とサブパネル、すなわち、スライドベースの上面における一端側の端部と、露出面との高さ(床からの高さ)を略等しくさせ易くなる。また、この場合、スライドベースの上面と露出面とを略面一に連続させ易くもなる。これらのため、このコンソールボックスでは、スライドベースと露出面との間に形成される間隙を十分に小さくすることが可能となる。このため、コンソールボックスの耐久性等をより高くすることが可能となる。
さらに、この場合、エンドパネル、ひいては、ボックス本体に対する形状の制限がより緩和されるだけでなく、エンドパネルと、サブパネルとをそれぞれ別素材とすることが可能となる。これにより、コンソールボックスについてのデザインの幅を広くでき、コンソールボックスにおける美観をより向上させることも可能となる。
本発明のコンソールボックスは低コストで高品質となる。
実施例1のコンソールボックスを示す斜視図である。(A)はボックス本体に対してアームレストをスライドさせていない状態を示しており、(B)はボックス本体に対してアームレストを前方へスライドさせた状態を示している。 実施例1のコンソールボックスを示す部分拡大斜視図である。 実施例1のコンソールボックスに係り、図2におけるIII−III’方向の断面図である。 実施例1のコンソールボックスに係り、図3におけるIV−IV’方向の断面図である。 比較例のコンソールボックスを示す断面図である。 実施例2のコンソールボックスを示す断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1に示す実施例1のコンソールボックスは、乗用自動車に採用されている。このコンソールボックスは、車室内の床Fに固定されるボックス本体1と、ボックス本体1の上方に設けられボックス本体1に対して前後方向にスライド可能なアームレスト3とを備えている。
ボックス本体1は、床Fから左右で立ち上がり、ボックス本体1の前後、すなわち、車室の前後に延びる一対のサイドパネル1a、1bと、床Fから立ち上がり、両サイドパネル1a、1bの後端を連続させるエンドパネル1cとを有している。また、このボックス本体1は、図2に示すように、ボックス本体1に固定され、ボックス本体の上方で前後方向に延びてアームレスト3を案内可能なスライドベース5を有している。なお、床Fから右側で立ち上がるサイドパネル1bについては、図4に示す。
両サイドパネル1a、1bは樹脂製である。図3に示すように、両サイドパネル1a、1b及びエンドパネル1cにより、ボックス本体1の内部には空間7が形成されている。また、両サイドパネル1a、1bの後方部分には、スライドベース5を固定するための挿通孔1dが複数形成されている。
一方、図1に示すように、左側サイドパネル1aの前方部分と右側サイドパネル1bの前方部分との間、より具体的には、両サイドパネル1a、1b間において、アームレスト3が位置する部分よりも車室の前方側となる箇所には、コンソールパネル9が設けられている。このコンソールパネル9には、シフトゲートやドリンクホルダ等(いずれも図示を省略する)が形成されている。このコンソールパネル9も樹脂製である。
両サイドパネル1a、1bにおける各前端部1e、1fと、コンソールパネル9の前端部9aとは、それぞれインストルメントパネル(図示略)との接続部分である。なお、コンソールパネル9を木製等とし、両サイドパネル1a、1bと異なる材質とすることも可能である。また、コンソールパネル9の形状や、コンソールパネル9におけるシフトゲート等の位置や大きさ等の他、その有無についても、コンソールボックスが採用される車両に応じて適宜設計することができる。
図3に示すように、エンドパネル1cは、両サイドパネル1a、1bと同様、樹脂製である。このエンドパネル1cは、その前方側を構成する第1エンドパネル10aと、第1エンドパネル10aと接続して、エンドパネル1cの後方側を構成する第2エンドパネル10bとで構成されている。この第1エンドパネル10aの一端10fは、車室上方に突出しているとともに、第2エンドパネル10b側に向かって略水平に延びている。
スライドベース5は金属製である。このスライドベース5は両サイドパネル1a、1bに固定されている。具体的には、スライドベース5の下面5a、すなわち、両サイドパネル1a、1b側となる面に複数形成された係止片5bを上記の各挿通孔1dにそれぞれ挿通することで、スライドベース5は両サイドパネル1a、1bに固定されている。この際、スライドベース5と、両サイドパネル1a、1bとの間には、後述する第1摺動部材3cが移動可能となる凹部13a、13bが形成される(凹部13bについては図4参照。)。このように、両サイドパネル1a、1bに固定されることで、スライドベース5は、ボックス本体1の上方に位置するとともに、ボックス本体1の前後方向で水平に延びている。
また、図2に示すように、スライドベース5の上面5cには、二本のガイド溝5d、5eが形成されている。各ガイド溝5d、5eは、スライドベース5の後端側から前端側に向かって所定の位置まで延びている。図3に示すように、各ガイド溝5d、5eの前端には、前壁面5gが形成されている。なお、スライドベース5は金属以外の材料で形成されても良い。
アームレスト3は、第1、2基部3a、3b、第1、2摺動部材3c、3d、クッション材3e及び装飾材3f等で構成されている。第1基部3aと第2基部3bとは、互いに係合しつつ上下方向に配置されている。これらの第1、2基部3a、3bにより、アームレスト3の基本骨格が形成されている。クッション材3eは第1基部3aの上面に貼着されている。
図4に示すように、第1摺動部材3cは略C字形状に形成されている。この第1摺動部材3cは第2基部3bに固定され、スライドベース5を左右方向から覆いつつ、スライドベース5に対し、ボックス本体1の前後方向で摺動可能となるように取り付けられている。具体的には、第1摺動部材3cの一端側30aがスライドベース5の下面5aに回り込みつつ、凹部13a内に位置しており、第1摺動部材3cの他端側30bがスライドベース5の下面5aに回り込みつつ、凹部13b内に位置している。
第2摺動部材3dは略コ字形状に形成されており、第1摺動部材3cに固定されている。これにより、第2摺動部材3dはスライドベース5の上面5c側に位置している。第2摺動部材3dの一端側30cはガイド溝5d内に位置しており、第2摺動部材3dの他端側30dはガイド溝5e内に位置している。
これらの第1、2基部3a、3b、第1、2摺動部材3c、3d及びクッション材3eは、装飾材3fで周囲が被覆されている。装飾材3fは、天然皮革や合成皮革等である。こうして、図1に示すように、アームレスト3の外形が形成されている。このアームレスト3では、その両側面の下縁が前方から後方に向かって水平となり、両側面の後部がアームレスト3の後端に向かって斜め上方に切れ上がる形状を呈している。
図2に示すように、両サイドパネル1a、1bの上縁とエンドパネル1cの上縁とにより一体的に形成されるボックス本体1の上縁15は、一対の第1水平線15a、15b(第1水平線15bについては、図4参照。)と、一対の傾斜線15c、15dと、第2水平線15e、15fと、弧状線15gとを有している。なお、ボックス本体1の上縁15とは、アームレスト3及びスライドベース5の近傍におけるボックス本体1の上縁部分を指しており、両サイドパネル1a、1bにおける前端1e、1f及びコンソールパネル9を除いた部分である。
第1水平線15a、15bは、それぞれ両サイドパネル1a、1b上に位置している。また、傾斜線15c、15dは、両サイドパネル1a、1bの後方からエンドパネル1cの前方にかけて、両サイドパネル1a、1b及びエンドパネル1c上に位置している。第2水平線15e、15f及び弧状線15gは、共にエンドパネル1c、より詳細には、第2エンドパネル10b上に位置している。これら第1水平線15a、15bが本発明における水平線に相当する。
第1水平線15a、15bは、それぞれボックス本体1の前方から後方に向かってスライドベース5と同様に水平に延びている。傾斜線15cは、第1水平線15aと連続し、ボックス本体1の前方から後方に向かって上り傾斜で延びている。傾斜線15dも同様に、第1水平線15bと連続し、ボックス本体1の前方から後方に向かって上り傾斜で延びている。第2水平線15eは、傾斜線15cと連続しつつボックス本体1前後方向で略水平に延びている。第2水平線15fは、傾斜線15dと連続しつつボックス本体1前後方向で略水平に延びている。ここで、第2水平線15e、15fにおける略水平とは、傾斜線15c、15dよりも緩い角度で僅かにボックス本体1の前方から後方に向かってなだらかに上り傾斜となる形状である。弧状線15gは、第2水平線15e及び第2水平線15fの各後端と連続し、ボックス本体1の後端において、円弧状で左右方向に延びている。
これらの第1水平線15a、15b、傾斜線15c、15d、第2水平線15e、15f及び弧状線15gのうち、第1水平線15a、傾斜線15c及び第2水平線15eによってボックス本体1の上縁15の左側の形状が形作られている。また、第1水平線15b、傾斜線15d及び第2水平線15fによってボックス本体1の上縁15の右側の形状が形作られている。そして、弧状線15gによってボックス本体1の上縁15の後側の形状が形作られている。つまり、図1の(A)に示すように、このボックス本体1の上縁15には、アームレスト3の両側面の下縁における水平部分と対応する部分が第1水平線15a、15bによって形成され、アームレスト3の両側面の下縁における切れ上がり部分に対応する部分が傾斜線15c、第2水平線15e及び傾斜線15d、第2水平線15fによって形成されている。そして、アームレスト3の後端に対応する部分が弧状線15gによって形成されている
また、図2に示すように、このボックス本体1における上記の傾斜線15c、15d、第2水平線15e、15f及び弧状線15gの内側には、エンドパネル1cの上面10cが形成されている。この上面の前端側の略中央部分に、上記の第1エンドパネル10aの一端10fが位置している。換言すれば、第1エンドパネル10aの一端10fは周囲をエンドパネル1cの上面10cによって囲まれていると言える。第1エンドパネル10aの一端10fにおいて、エンドパネル1cの上面10cによって囲まれた部分(第1エンドパネル10aの一端10fの上面)が露出面17に相当する。
エンドパネル1cの上面10cは、上記の傾斜線15c、15d及び第2水平線15e、15fに沿った形状をなしている。つまり、エンドパネル1cの上面10cは、ボックス本体1の前方から後方に向かって上り傾斜となる形状、換言すれば、エンドパネル1cの上面10cの前端側がスライドベース5の上面5cよりも低い位置となる形状となっている。一方、図3に示すように、スライドベース5の上面5cと露出面17とは略面一で連続している。
また、スライドベース5と露出面17との間(両サイドパネル1a、1bとエンドパネル1cとの間)には、両サイドパネル1a、1bやスライドベース5等を組み付ける際に生じる間隙αが形成されている。
このコンソールボックスでは、図1の(A)に示す状態から、同図の(B)に示すように、ボックス本体1に対してアームレスト3を車両の前方にスライドさせることにより、車両の運転者が好みの位置で腕を載せることが可能となっている。また、前方にスライドさせたアームレスト3をボックス本体1の後方(車両の後方)にスライドさせることで、同図の(A)に示す状態に戻すことが可能である。これにより、このコンソールボックスは、運転手に対する利便性が高くなっている。
ボックス本体1に対してアームレスト3を前方又は後方にスライドさせる際、図4に示すように、第2摺動部材3dは、第1摺動部材3cとともに、スライドベース5に対して、ボックス本体1の前後方向で摺動する。具体的には、ボックス本体1に対して、アームレスト3を前方へスライドさせる場合、第1摺動部材3cの一端側30a及び他端側30bがそれぞれ凹部13a、13b内でボックス本体1の前方に向けて摺動する。これにより、第2摺動部材3dの一端側30c及び他端側30dがそれぞれガイド溝5d、5e内でボックス本体1の前方に向けて摺動する。この際、図3に示すように、ガイド溝5d、5eの各前壁面5gと、第2摺動部材3dの一端側30c及び他端側30dとがそれぞれ当接することで、ボックス本体1に対するアームレスト3の前方向へのスライド量が規制される。
ボックス本体1に対して、アームレスト3を後方へスライドさせる場合もほぼ同様である。この場合、凹部13a、13bにおける各端面に相当する両サイドパネル1a、1bと、第1摺動部材3cの一端側30a及び他端側30bとがそれぞれ当接することで、ボックス本体1に対するアームレスト3における後方向へのスライド量が規制される。このように、ボックス本体1に対して、アームレスト3が後方へスライドした状態、つまり、図1の(A)に示す状態では、スライドベース5及び露出面17がアームレスト3に覆われた状態となる。
一方、ボックス本体1に対して、アームレスト3を前方へスライドさせた状態では、図2に示すように、スライドベース5の一部と、露出面17とが車室内に露出する。ここで、このコンソールボックスでは、ボックス本体1において、対向するスライドベース5の上面5cと第1エンドパネル10aの一端10f、すなわち、スライドベース5の上面5cと露出面17とが略面一で連続している(スライドベース5の上面5cと露出面17とにおける床Fからの高さがほぼ等しい。)。これにより、このコンソールボックスでは、スライドベース5と露出面17との間の間隙αが小さくなる。
ここで、このコンソールボックスにおける間隙αが小さくなる要因について、図5に示す比較例のコンソールボックスとの対比により説明する。比較例のコンソールボックスは、実施例のコンソールボックスとほぼ同様の構成であるものの、比較例のコンソールボックスでは、露出面がエンドパネル1cの上面10cで構成されている。つまり、比較例のコンソールボックスでは、傾斜線15c、15d及び第2水平線15e、15fに沿うことで、露出面がボックス本体1の前方から後方に向かって上り傾斜となる形状となっている。このため、比較例のコンソールボックスでは、露出面の前端側がスライドベース5の上面5cよりも低い位置となる。これにより、比較例のコンソールボックスでは、スライドベース5の上面5cと、露出面との間に段差が大きく形成される。このため、比較例のコンソールボックスでは、スライドベース5と露出面17との間の間隙βが大きくなる。
これに対し、実施例1のコンソールボックスでは、図2に示すように、露出面17の周囲、すなわち、エンドパネル1cの上面10c部分は傾斜線15c、15d及び第2水平線15e、15fに沿う形状であるものの、図3に示すように、露出面17は、スライドベース5の上面5cと略面一となっている。このため、このコンソールボックスでは、露出面17とスライドベース5の上面5cとの間に段差がほぼ生じなくなる。これにより、このコンソールボックスでは、上記のように、スライドベース5と露出面17との間に形成される間隙αが小さくなる。
このため、このコンソールボックスでは、ボックス本体1の前方に向けてアームレスト3がスライドした状態であっても、上記の間隙αにカード類やコイン等が挟まり難くなる。このため、コンソールボックスが損傷し難くなっている。
さらに、このコンソールボックスでは、間隙αが小さくなることから、スライドベース5と露出面17との間に仕切り等を設ける必要性がない。このため、このコンソールボックスでは、その美観を高くすることが可能となるとともに、ボックス本体の形状を簡素化することが可能となり、製造コストを低廉化させることが可能となる。
そして、このコンソールボックスでは、ボックス本体1の形状に対する制限も緩和される。特に、このコンソールボックスにおけるボックス本体1の上縁15は、一対の第1水平線15a、15bと、一対の傾斜線15c、15dと、一対の第2水平線15e、15fと、弧状線15gとを有している。これらの傾斜線15c、15dや第1水平線15a、15bや第2水平線15e、15f等によって形成されるボックス本体1の上縁の形状により、このコンソールボックスでは、図1の(A)に示すように、ボックス本体1に対するアームレスト3のスライド量がゼロとなる位置にアームレスト3が存在する際、運転手等に対して、アームレスト3がボックス本体1の前方にスライドし得ることを視覚的に認識させることが可能となっている。
また、このコンソールボックスでは、露出面17の周囲に位置するエンドパネル1cの上面10cの形状について、上記のように、傾斜線15c、15d及び第2水平線15e、15fに沿う形状とすることが可能となっている。これにより、このコンソールボックスでは、露出面17の配置によってボックス本体1の形状に影響を与えることなく、ボックス本体1の形状とアームレスト3の形状との調和を高く保つことが可能となる。これらのため、コンソールボックスでは、耐久性等の向上と美観の向上とを好適に両立させることが可能となっている。
したがって、実施例1のコンソールボックスは低コストで高品質となっている。
また、このコンソールボックスでは、第1エンドパネル10aの一端10fによって露出面17を構成されており、この一端10fは、第1エンドパネル10aに一体で形成されている。このため、このコンソールボックスでは、スライドベース5の上面5cと露出面17とを略面一に連続させ易くなっており、スライドベース5と露出面17との間に形成される間隙αが上記のように十分に小さくなっている。このため、コンソールボックスでは耐久性等が十分に高くなっている。
さらに、この場合、上記のように、エンドパネル1cの上面10cの形状、ひいては、ボックス本体1に対する形状の制限がより緩和されるだけでなく、露出面17をエンドパネル1c(第1エンドパネル10a)と一体とすることで、コンソールボックスにおける部品点数の削減が可能となっている。これにより、コンソールボックスの製造が容易となることで、製造コスト低廉化も実現している。
(実施例2)
実施例2のコンソールボックスにおけるボックス本体1では、図6に示すように、エンドパネル1gを採用している。このエンドパネル1gは、エンドパネル1gの前方側を構成する第1エンドパネル10dと、第1エンドパネル10dと接続して、エンドパネル1gの後方側を構成する第2エンドパネル10eとで構成されている。
また、エンドパネル1gの前端には、サブパネル11が固定されている。このサブパネル11はエンドパネル1gとは別体で形成されている。そして、このコンソールボックスでは、サブパネル11が露出面19となる。つまり、このエンドパネル1gでは、露出面19が第1エンドパネル10dと別体で形成されている。なお、サブパネル11の表面はめっき加工等が施されることで可飾されても良い。また、サブパネル11について、エンドパネル1gと異なる材料で形成されていてもよい。さらに、サブパネル11の表面に可飾部材を配置しても良い。
この露出面19は、スライドベース5の上面5cと略面一で連続している。また、スライドベース5と露出面19との間に間隙γが形成されている。なお、露出面19の周囲は、エンドパネル1gの上面10hによって構成されている。エンドパネル1gの上面10hの形状は、実施例1のコンソールボックスにおけるエンドパネル1cの上面10cの形状と同様である。このコンソールボックスにおける他の構成は、実施例1のコンソールボックスと同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
このコンソールボックスでも、実施例1のコンソールボックスと同様に、露出面19とスライドベース5の上面5cとの間に段差がほぼ生じなくなる。このため、このコンソールボックスでもスライドベース5と露出面19との間に形成される間隙γが小さくなる。他の作用効果は実施例1のコンソールボックスと同様である。
したがって、実施例2のコンソールボックスも低コストで高品質となっている。
特に、このコンソールボックスでは、エンドパネル1gとサブパネル11とが別体となっている。このため、このコンソールボックスでは、上記のように、例えば、エンドパネル1gを樹脂製とし、サブパネル11を金属製とする等、互いに異なる材料で形成することが可能となっている。また、サブパネル11の表面に対し、エンドパネル1gの上面10hとは異なる可飾を施すことも可能となっている。これらにより、このコンソールボックスでは、デザインの幅が広くなっており、その美観を高くすることが可能となっている。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、間隙αや間隙γを被覆可能なシール材等を設け、間隙αや間隙γを外部から完全に覆うことも可能である。この場合、上記のように、スライドベース5の上面5cと露出面17、19とが略面一であり、かつ、間隙α及び間隙γが小さく形成されるため、シール材等の形状を小さくすることが可能となる。このため、実施例1、2のコンソールボックスに対してシール材等を設ける場合であっても、製造コストの高騰化を好適に抑制することが可能となる。また、この場合におけるコンソールボックスの美観に対する影響も小さくできる。
また、露出面17、19の形状、すなわち、第1エンドパネル10aの一端10fの形状やエンドパネル11の形状は、アームレスト3における前後方向の移動を妨げない限り、適宜変更することが可能である。
さらに、ボックス本体1に対して、アームレスト3及びスライドベース5を上下方向に回動可能に構成し、両ボックス本体1の内部に形成される空間7を収納空間として機能させることもできる。
本発明はコンソールボックスを有する車両等に利用可能である。
1…ボックス本体
1a、1b…サイドパネル
1c、1g…エンドパネル
3…アームレスト
5…スライドベース
11…サブパネル
15…上縁
15c、15d…傾斜線
15e、15f…第2水平線(水平線)
17…露出面
19…露出面
F…床

Claims (4)

  1. 車室内の床に固定されるボックス本体と、該ボックス本体の上方に設けられ、該ボックス本体に対して車両の前後方向にスライド可能なアームレストとを備えたコンソールボックスにおいて、
    前記ボックス本体は、前記床から左右で立ち上がり、前後に延びる一対のサイドパネルと、該床から立ち上がり、両該サイドパネルの一端を連続させるエンドパネルと、該ボックス本体に固定され、該ボックス本体の上方で該車両の前後方向に延びて前記アームレストを案内可能なスライドベースとを有し、
    両該サイドパネルの上縁と該エンドパネルの上縁とにより一体的に形成される該ボックス本体の上縁は、該車両の前後方向で略水平に延びる水平線と、該水平線と連続しつつ該一端に向かって上り傾斜で延びる一対の傾斜線とを有し、
    両該傾斜線の内側には、前記アームレストが他端側にスライドすることによって露出する露出面が形成され、
    該露出面は、該スライドベースの該一端側に配置され、両該傾斜線に比べて水平面に対する傾斜角度が小さいことを特徴とするコンソールボックス。
  2. 前記スライドベースの上面における前記一端側の端部と、前記露出面の他端側の端部とは、対向するとともに、前記床からの高さが略等しい請求項1記載のコンソールボックス。
  3. 前記スライドベースの上面と前記露出面とは略面一で連続していることを特徴とする請求項2記載のコンソールボックス。
  4. 前記エンドパネルにはサブパネルが固定され、該サブパネルが前記露出面を形成している請求項1乃至3記載のコンソールボックス。
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