JP2013209094A - ゴムクローラの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴムクローラの、駆動スプロケットとの衝接騒音の発生を効果的に防止できるゴムクローラを正確に製造することができる、ゴムクローラの製造方法を提供する。
【解決手段】無端状に延在し、外周面に、路面に作用するラグ2を有するとともに、内周面に駆動スプロケット3との掛合部5を有し、周方向に所定のピッチで芯金8を埋設配置してなるゴムクローラの製造方法であって、このゴムクローラは、駆動スプロケット3の駆動力を支持する芯金8の中央部分9を、駆動エネルギの吸収に寄与するゴム弾性体10内に埋設してなるものであり、この製造方法は、芯金8にゴムクローラの内周面側へ突出する向きに突設されて、駆動スプロケット3の駆動力を支持する中央部分9に隣接して位置するガイド突起11の先端部を加硫金型に嵌め合わせて、芯金8を加硫金型に対して位置決めした状態で、成型された生のゴムクローラに加硫を施すステップを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、芯金を埋設配置してなる、ゴム弾性体を主体とした無端状のゴムクローラの製造方法に関するものであり、とくには、ゴムクローラの、駆動スプロケットの駆動力を支持する芯金中央部分と、その駆動スプロケットとの衝接騒音を十分に低減させるゴムクローラを製造する技術を提案するものである。
路面の保護、走行騒音の低減、高速走行性等の観点から、近年各種のゴムクローラが提案されるに到っている。
その一例として特許文献1に開示されたものがある。
これは、クローラ本体をゴム弾性体によって無端帯状に構成するとともに、このクローラ本体に、周方向に沿って配設されたスチールコード等からなる抗張体が周方向に亘って埋設されたものであり、クローラ本体の内周側に、駆動突部を周方向に間隔をおいて設け、この駆動突部を介してスプロケットからクローラにトルクを伝達するように構成されたものである。
しかるに、この従来技術では、ゴム塊からなる駆動突部に、スプロケットが繰返し当接することにより、駆動突部の突出基部等の特定個所に応力が集中して、そこに破損が発生し易いという問題があった。
これに対し、特許文献2、3は、左右方向に長い芯金本体の中途部に駆動輪用係合部を形成するとともに、係合部の左右側方に従動輪転動用の内ガイド部を形成し、そして、左右内ガイド部より外方に車輪転動用踏面を有する外ガイド部を形成してなるゴムクローラが開示されており、これらのゴムクローラでは、駆動輪の歯部を芯金本体中途部の駆動輪用係合部に掛合させてクローラを走行駆動させることにより、芯金に固有の高剛性の下で、すぐれた駆動耐久性を発揮することができる。
特開2003−226271号公報 特開平11−240472号公報 特開平11−268672号公報
ところが、これらの従来技術では、芯金本体中途部の、駆動輪用係合部が薄くゴム被覆されているにすぎないため、そこへの駆動輪歯部の衝接および掛合によって、駆動輪用係合部の被覆ゴムが比較的早期に剥離して落下等することになり、その後は、駆動輪の歯部が駆動輪用係合部に直接的に衝接することによる、比較的大きな金属打撃音の発生が否めないという他の問題があった。
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、ゴムクローラの、駆動スプロケットとの衝接騒音の発生を効果的に防止できるゴムクローラを正確に製造することができる、ゴムクローラの製造方法を提供するにある。
この発明のゴムクローラの製造方法は、無端状に延在し、外周面に、路面に作用するラグを有するとともに、内周面に駆動スプロケットとの掛合部を有し、周方向に所定のピッチで芯金を埋設配置してなるゴムクローラの製造方法であって、
前記ゴムクローラは、駆動スプロケットの駆動力を支持する芯金の中央部分を、駆動エネルギの吸収に寄与するゴム弾性体内に埋設してなるものであり、
前記製造方法は、芯金に、ゴムクローラの内周面側へ突出する向きに突設されて、駆動スプロケットの駆動力を支持する中央部分に隣接して位置するガイド突起の先端部を加硫金型に嵌め合わせて、芯金を加硫金型に対して位置決めした状態で、成型された生のゴムクローラに加硫を施すステップを有するものである。
そしてこの発明のゴムクローラの製造方法では、芯金の中央部分を隔てて設けた一対以上のガイド突起のそれぞれの先端部を加硫金型に嵌め合わせること、芯金のガイド突起の先端部を、加硫金型の下型に嵌め合わせること、および、芯金のガイド突起の先端部を、凸型もしくは凹型嵌合部で、加硫金型に嵌め合わせることが好ましく、また、芯金のガイド突起の先端部を、加硫金型に整合するテーパ面をもって加硫金型に嵌め合わせることが好ましい。
この発明のゴムクローラの製造方法では、芯金の中央部分に隣接させて設けたガイド突起の先端部を加硫金型、たとえばそれの上型もしくは下型等に嵌め合わせて芯金を位置決めした状態で、生のゴムクローラに加硫を施すことにより、芯金を所期した通りの位置に確実に位置決め保持して、所要のゴムクローラを正確に製造することができる他、芯金を、加硫金型に対し、芯金中央部分で位置決めする場合に比し、芯金の中央部分がゴム弾性体から露出する等のうれいを十分に取り除くことができ、芯金の露出部分等への土砂の押し込みに起因する、ゴム弾性体の、芯金からの剥離のおそれを効果的に除去することができる。
そして、この発明の製造方法により製造されるゴムクローラでは、とくに、駆動スプロケットの駆動力を支持する芯金の中央部分を、たとえば、自身の弾性変形をもって駆動エネルギの吸収に寄与する、十分な厚みのゴム弾性体内に、芯金の露出なしに完全に埋設し、駆動スプロケットによるクローラの駆動に当っては、スプロケットの歯部等を、たとえば、それのゴムクローラへの貫通なしに、十分な厚みのゴム弾性体を介して芯金中央部分に掛合させることにより、スプロケットの駆動力を、剛性材料からなる芯金の中央部分によって十分に支持することができるので、ゴムクローラの繰返しの駆動に当ってなお、駆動スプロケットとの掛合部となる芯金中央部分への局部的な応力集中なしに、その掛合部にすぐれた耐久性を発揮させることができる。
しかもここでは、芯金中央部分を、十分な厚みのゴム弾性体によって覆うことで、スプロケットによるゴムクローラの駆動に当って、そのゴム弾性体の、芯金中央部分からの意図しない剥離落下、破断落下等を有効に防止することができ、そして、駆動スプロケットの歯部等の、芯金中央部分への掛合に際し、そのゴム弾性体の変形による緩衝下での掛合をもたらすことができるので、スプロケットの歯部等が芯金の中央部分に衝接することに起因する衝突騒音の発生を有効に防止することができる。
そしてまた、駆動スプロケットの歯部等を、ゴムクローラに貫通させることなく、芯金中央部分に掛合させることにより、ゴムクローラに、それのほぼ全幅にわたって補強層を埋設配置することができ、この結果として、ゴムクローラの耐張力を大きく向上させ得る利点がある。
加えて、芯金の中央部分を、ゴム弾性体内に、芯金の露出なしに完全に埋設することにより、走行時にゴムクローラの内周側に巻き込まれた土砂等が、スプロケット、アイドラ等によって、芯金の中央部分に向けて押圧されることがあっても、その土砂等が、ゴム弾性体の、芯金中央部分からの剥離等に影響を及ぼすおそれを有効に取り除くことができる。
この発明のゴムクローラの製造方法において、芯金の中央部分を隔てて設けた一対以上のガイド突起のそれぞれの先端部を加硫金型に嵌め合わせるときは、芯金を加硫金型に対してより安定的に位置決めすることができ、このことは、芯金のガイド突起の先端部を、加硫金型の下型に嵌め合わせて位置決めする場合にとくに効果的である。
そして、芯金のこの位置決めは、ガイド突起の先端部の、凸型もしくは凹型嵌合部を加硫金型に嵌め合わせることで、より簡易に、かつ正確に行うことができる。
ところで、芯金のガイド突起の先端部を、加硫金型に整合するテーパ面の作用下で加硫金型に嵌め合わせるときは、芯金の位置決めに際する位置精度をより一層高めることができる。
本発明の一実施形態に係る製造方法により製造されるゴムクローラを、それの適用状態で示す断面斜視図である。 ゴムクローラの内周面を示す展開平面図およびそのb−b断面図である。 加硫金型の下型による芯金の位置決め状態を例示する模式図である。 芯金の凹型嵌合部を例示する斜視図である。
図1は、この発明の一実施形態に係る製造方法により製造されるゴムクローラをそれの適用状態で示す断面斜視図であり、図中1は、無端状に延在するゴムクローラの全体を示す。
このゴムクローラ1は、その外周面には、路面に作用するラグ2を、内周面には、駆動スプロケット3の歯部4との掛合部5をそれぞれ有するとともに、ほぼ全幅にわたって埋設配置した、スチールコード6その他からなる補強層7に加え、補強層7の内周側で、クローラの幅方向への延在姿勢で、周方向に所定のピッチで埋設配置した、剛性材料からなる複数本の芯金8を有する。
このようなゴムクローラ1の、駆動スプロケット3との掛合部5は、駆動スプロケット3の歯部4と間接的に掛合して、そのスプロケット3の駆動力を支持する、芯金8の中央部分9と、この中央部分9を、駆動エネルギの吸収に寄与するに十分な厚みをもって完全に埋め込むゴム弾性体10とで構成してなり、これにより、芯金8、直接的には上記中央部分9は、露出することなしに、ゴム弾性体10内に完全に埋設されることになる。
また、図中12は、機体重量の支持下でゴムクローラ1の内周面上を転動して、ゴムクローラ1に所要の張力を付与する転輪を示す。
ところで、図示のこの転輪12は、一対のガイド突起11を跨いでそれらの外側でクローラ1の内周面上を転動させることとしているも、その転輪を、一対のガイド突起11間で、芯金8の中央部分9を埋め込むゴム弾性体10の内表面10a上に転動させることもできる。
このように構成してなるゴムクローラ1では、駆動スプロケット3の作用下で、それの歯部4がゴムクローラ1の掛合部5に掛合する場合は、歯部4は、芯金8の中央部分9を埋め込むゴム弾性体10を大きく弾性変形させた状態で、その中央部分9によって駆動力を支持されることになり、歯部4の、中央部分9へ衝接衝撃は、ゴム弾性体10の緩衝作用によって十分に緩和されることになるので、駆動スプロケット3の歯部4が芯金8の中央部分9に直接衝突することに起因する騒音の発生を十分に防止することができ、また、駆動スプロケット3の駆動力を、剛性材料からなる芯金8にて支持することで、掛合部5の耐久性を十分に高めることができる。
しかもここでは、中央部分9を埋め込むゴム弾性体10は十分な厚みを有することから、ゴム弾性体10の、芯金8の中央部分9からの不測の剥離、ゴム弾性体10の破断等のおそれを十分に取り除いて、上述した衝突騒音の発生を長期間にわたって効果的に防止することができる。
ここで好ましくは、ゴムクローラ1の内周面側の展開平面図および、駆動スプロケットとの掛合部を通る断面を示す図2から明らかなように、芯金8の中央部分9を埋め込むゴム弾性体10の、内表面10aならびに、駆動スプロケット3の駆動方向Aの前方側および後方側に向くそれぞれの表面10b,10cをともに、凹凸のない平滑面(凹凸のない平坦面のみならず、凹凸のない曲面をも含むものとし、平坦面と曲面とが混じる場合をも含む。)とする。
また好ましくは、ゴム弾性体による、芯金8の中央部分9の埋め込み深さdを、少なくとも、駆動スプロケット3からの駆動力の入力側、図では表面10c側で10mm以上、なかでも、10〜25mmの範囲とする。これにより、ゴム弾性体にすぐれた緩衝機能を発揮させることができる。
この場合、25mmを越えると、耐脱輪性が低下するおそれがあり、また、芯金に作用する、駆動入力によるモーメントが大きくなりすぎてクローラに、芯金が倒れ込む向きの損傷が生じるおそれを否定できない。
なお図2に示すところでは、表面10b側から測った、芯金8の中央部分9の埋め込み深さd1も同様に10mm以上としている。
再び図1に示すところにおいて、図中11は、芯金8に、その中央部分9を隔てた位置で、ゴムクローラ1の内周側へ突出させて設けた一対のガイド突起を示し、ゴムクローラ1の、機体の側方への変位を、機体側部材との協働下で拘束するべく機能するこれらのガイド突起11は、たとえば、芯金の、加硫金型内での正確な位置決め、加硫金型内での転倒防止、芯金突起と機体転輪との衝接音防止等の目的で、ゴム弾性体10にて薄く被覆されている。
加えて、このゴムクローラでは、芯金8の中央部分9を、それの露出なしにゴム弾性体10内に埋設するとともに、そのゴム弾性体10のそれぞれの表面10a,10b,10cを、凹凸のない平滑面とすることで、ゴムクローラ1の内周側に巻き込まれた土砂等が、駆動スプロケット3、図示しないアイドラ等によって、芯金8の中央部分9側へ押圧されても、その土砂等の特定の凹部等への入り込みに起因する、ゴム弾性体10の、芯金中央部分からの剥離等のおそれを十分に取り除くことができる。
ところで、以上に述べたようなゴムクローラ1の製造に当たっては、成型・加硫金型をも含む加硫金型内で、芯金8に設けた各ガイド突起11の先端部を、加硫金型、図3に模式的に示すところではそれの下型21に嵌め合わせて、芯金8を加硫金型、なかでも下型21の所定位置に位置決めし、この状態で、加硫金型の、図示しないキャビティ内で、成型された生のゴムクローラに加硫を施すことにより、所期した通りの位置に、所期した通りの姿勢で芯金8を埋設配置したゴムクローラ1を簡易に製造することができ、芯金8の中央部分9を埋め込むゴム弾性体10の厚みをもまた所期した通りのものとすることができ、併せて、芯金8の中央部分9を、それの露出なしに、ゴム弾性体10内へ完全に埋め込むことができる。
しかも、芯金8の位置決めを、図示のように、下型21によって行うときは、その芯金8のガイド突起11だけを支持することで、芯金8の位置決めと、芯金重量の支持とを同時に実現できるので、その芯金8を、上型等によって位置決めする場合に比し、芯金重量の支持のための支持点数を低減させて、製品ゴムクローラ1の意図しない個所で、芯金8が露出したり、ゴム弾性体皮膜が薄くなったりするのを有効に防止することができる。
またここで、芯金8の中央部分9を隔てて設けた一対のまたは一対以上のガイド突起11のそれぞれの先端部を、加硫金型の上型もしくは下型等に嵌め合わせて位置決めするときは、芯金8の位置決め精度を一層高めることができ、また、下型に嵌め合わせて位置決めするときは、支持の安定性をより高めることができる。
そしてまた、芯金8のこのような位置決めに当っては、ガイド突起11の先端部を、そこに設けた凸型もしくは凹型嵌合部を加硫金型に嵌め合わせることが、芯金8の位置の特定を、容易にして確実なものとする上で好ましい。
さらに、芯金8のガイド突起11の先端部を、図示のように、加硫金型の受け部に整合するテーパ面11aをもって加硫金型に嵌め合わせるときは、その芯金8を、そのテーパ面11aと、加硫金型受け部との協働下で、所定の位置決め個所に自動的に調心誘導できる利点がある。
ちなみに、図3に示すところでは、一対のガイド突起11の先端部で、相互に対向する内側部分に、突起厚みのほぼ半分の厚み領域に、先端に向けてテーパ状に先細りとなる、山形状の凸型嵌合部11bを設けているが、この凸型嵌合部11bは、加硫金型側の支持部との関連の下で、図4に例示するような、テーパ面11a付きの倒立山形状の窪みからなる凹型嵌合部11cとすることも可能である。
ところで、以上に述べたところでは、一対のガイド突起11のそれぞれに、凸型嵌合部もしくは凹型嵌合部のいずれか一方を形成することとしているも、いずれか一方のガイド突起11に凸型嵌合部を、そして、他方のガイド突起11に凹型嵌合部をそれぞれ設けることも可能である。
そして、これらのいずれの場合にあっても、所要の嵌合部を、相互に対向する一対のガイド突起11の外側部分に設けることもでき、また、一対のガイド突起11の内外側の両側に所要の嵌合部を設けることもできる。
1 ゴムクローラ
2 ラグ
3 駆動スプロケット
4 歯部
5 掛合部
6 スチールコード
7 補強層
8 芯金
9 中央部分
10 ゴム弾性体
10a 内表面
10b,10c 表面
11 ガイド突起
11a テーパ面
11b 凸型嵌合部
11c 凹型嵌合部
21 下型
A 駆動方向
d,d1 埋め込み深さ

Claims (5)

  1. 無端状に延在し、外周面に、路面に作用するラグを有するとともに、内周面に駆動スプロケットとの掛合部を有し、周方向に所定のピッチで芯金を埋設配置してなるゴムクローラの製造方法であって、
    前記ゴムクローラは、駆動スプロケットの駆動力を支持する芯金の中央部分を、駆動エネルギの吸収に寄与するゴム弾性体内に埋設してなるものであり、
    前記製造方法は、芯金にゴムクローラの内周面側へ突出する向きに突設されて、駆動スプロケットの駆動力を支持する中央部分に隣接して位置するガイド突起の先端部を加硫金型に嵌め合わせて、芯金を加硫金型に対して位置決めした状態で、成型された生のゴムクローラに加硫を施すステップを有することを特徴とする、ゴムクローラの製造方法。
  2. 芯金の中央部分を隔てて設けた一対以上のガイド突起のそれぞれの先端部を加硫金型に嵌め合わせる請求項1に記載のゴムクローラの製造方法。
  3. 芯金のガイド突起の先端部を、加硫金型の下型に嵌め合わせる請求項1もしくは2に記載のゴムクローラの製造方法。
  4. 芯金のガイド突起の先端部を、凸型もしくは凹型嵌合部で、加硫金型に嵌め合わせる請求項1〜3のいずれかに記載のゴムクローラの製造方法。
  5. 芯金のガイド突起の先端部を、加硫金型に整合するテーパ面をもって加硫金型に嵌め合わせる請求項1〜4のいずれかに記載のゴムクローラの製造方法。
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