JPH05170148A - ウレタンゴムクローラ及びその製造方法 - Google Patents
ウレタンゴムクローラ及びその製造方法Info
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- JPH05170148A JPH05170148A JP33519591A JP33519591A JPH05170148A JP H05170148 A JPH05170148 A JP H05170148A JP 33519591 A JP33519591 A JP 33519591A JP 33519591 A JP33519591 A JP 33519591A JP H05170148 A JPH05170148 A JP H05170148A
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- grounding
- crawler
- rubber
- urethane rubber
- side crawler
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性に優れたウレタンゴムクローラとその
製造方法を提供する。 【構成】 ウレタンゴムクローラは、天然ゴム等からな
る未加硫乃至半加硫ゴム内部に横置補強体2 および帯長
手方向の抗張帯3 を埋設してなる非接地側クローラ本体
4 と、熱可塑性プラスチックタイプのウレタンゴムより
なる接地ラグ5 を有する接地側クローラ本体6 と、から
なり、前記両クローラ本体4,6 を一体化する加硫接着部
7 を備えている。該クローラの製法は、予め成型した熱
可塑性ウレタンゴムよりなる接地ラグ5を有する接地側
クローラ本体6 を、一方の加硫金型14に装入し、該接地
側クローラ本体6 における非接地側クローラ本体4 との
面接部分に接着処理15を施した後、横置補強体2 および
帯長手方向の抗張帯3 とともに非接地側クローラ本体4
を構成する未加硫乃至半加硫ゴム16を装入し、前記一方
の加硫金型14と他方の加硫金型17を型締めした状態で前
記接着処理部分15を加硫接着して両クローラ本体4,6 を
一体化する。
製造方法を提供する。 【構成】 ウレタンゴムクローラは、天然ゴム等からな
る未加硫乃至半加硫ゴム内部に横置補強体2 および帯長
手方向の抗張帯3 を埋設してなる非接地側クローラ本体
4 と、熱可塑性プラスチックタイプのウレタンゴムより
なる接地ラグ5 を有する接地側クローラ本体6 と、から
なり、前記両クローラ本体4,6 を一体化する加硫接着部
7 を備えている。該クローラの製法は、予め成型した熱
可塑性ウレタンゴムよりなる接地ラグ5を有する接地側
クローラ本体6 を、一方の加硫金型14に装入し、該接地
側クローラ本体6 における非接地側クローラ本体4 との
面接部分に接着処理15を施した後、横置補強体2 および
帯長手方向の抗張帯3 とともに非接地側クローラ本体4
を構成する未加硫乃至半加硫ゴム16を装入し、前記一方
の加硫金型14と他方の加硫金型17を型締めした状態で前
記接着処理部分15を加硫接着して両クローラ本体4,6 を
一体化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウレタンゴムクローラ
及びその製造方法に関する。
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ウレタンゴムクローラ及びその製造方法
として、特開平3-227783号公報の技術がある。
として、特開平3-227783号公報の技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述公報で開示の技術
は、接地ラグを含むウレタンゴムよりなる接地側クロー
ラ本体と、芯金(横置補強体)および抗張帯を埋設した
非接地側クローラ本体との界面での接合力が、液状タイ
プのウレタンゴムを注入硬化して合体させたものであ
り、接着界面での耐久性に問題があった。
は、接地ラグを含むウレタンゴムよりなる接地側クロー
ラ本体と、芯金(横置補強体)および抗張帯を埋設した
非接地側クローラ本体との界面での接合力が、液状タイ
プのウレタンゴムを注入硬化して合体させたものであ
り、接着界面での耐久性に問題があった。
【0004】また、金型キャビティに、液状ウレタンゴ
ムを注入するとき、該ゴム流動によって抗張帯が位置ず
れするおそれがあった。また、ウレタンゴムの硬化まで
に時間がかかり生産性もよくなかった。本発明は、接地
ラグを含む接地側クローラ本体を予め成型したウレタン
ゴムより構成し、これに接着処理を施して未加硫乃至半
加硫ゴムよりなる非接地側クローラ本体と加硫接着する
ことで、両クローラ本体の接着界面の耐久性を保証した
ことを目的とする。
ムを注入するとき、該ゴム流動によって抗張帯が位置ず
れするおそれがあった。また、ウレタンゴムの硬化まで
に時間がかかり生産性もよくなかった。本発明は、接地
ラグを含む接地側クローラ本体を予め成型したウレタン
ゴムより構成し、これに接着処理を施して未加硫乃至半
加硫ゴムよりなる非接地側クローラ本体と加硫接着する
ことで、両クローラ本体の接着界面の耐久性を保証した
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
ウレタンゴムクローラは、天然ゴム等からなる未加硫乃
至半加硫ゴム内部に横置補強体2 および帯長手方向の抗
張帯3 を埋設してなる非接地側クローラ本体4 と、熱可
塑性プラスチックタイプのウレタンゴムよりなる接地ラ
グ5 を有する接地側クローラ本体6 と、からなり、前記
両クローラ本体4,6 を一体化する加硫接着部7 を備えて
いることを特徴とするものである。
ウレタンゴムクローラは、天然ゴム等からなる未加硫乃
至半加硫ゴム内部に横置補強体2 および帯長手方向の抗
張帯3 を埋設してなる非接地側クローラ本体4 と、熱可
塑性プラスチックタイプのウレタンゴムよりなる接地ラ
グ5 を有する接地側クローラ本体6 と、からなり、前記
両クローラ本体4,6 を一体化する加硫接着部7 を備えて
いることを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係る本発明のウレタンゴムクロ
ーラは、請求項1の抗張体3 と面接する接地側クローラ
本体に、抗張帯を含む非接地側クローラ本体4 を嵌入す
る凹部13を形成していることを特徴とするものである。
更に、請求項3に係る本発明方法は、予め成型した熱可
塑性ウレタンゴムよりなる接地ラグ5 を有する接地側ク
ローラ本体6 を、一方の加硫金型14に装入し、該接地側
クローラ本体6 における非接地側クローラ本体4 との面
接部分に接着処理15を施した後、横置補強体2 および帯
長手方向の抗張帯3 とともに非接地側クローラ本体4 を
構成する未加硫乃至半加硫ゴム16を装入し、前記一方の
加硫金型14と他方の加硫金型17を型締めした状態で前記
接着処理部分15を加硫接着して両クローラ本体4,6 を一
体化することを特徴とするものである。
ーラは、請求項1の抗張体3 と面接する接地側クローラ
本体に、抗張帯を含む非接地側クローラ本体4 を嵌入す
る凹部13を形成していることを特徴とするものである。
更に、請求項3に係る本発明方法は、予め成型した熱可
塑性ウレタンゴムよりなる接地ラグ5 を有する接地側ク
ローラ本体6 を、一方の加硫金型14に装入し、該接地側
クローラ本体6 における非接地側クローラ本体4 との面
接部分に接着処理15を施した後、横置補強体2 および帯
長手方向の抗張帯3 とともに非接地側クローラ本体4 を
構成する未加硫乃至半加硫ゴム16を装入し、前記一方の
加硫金型14と他方の加硫金型17を型締めした状態で前記
接着処理部分15を加硫接着して両クローラ本体4,6 を一
体化することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ウレタンゴムよりなる接地側
クローラ本体と天然ゴム等よりなる非接地側クローラ本
体との接着界面は加硫接着部によるから、その接合力は
充分確保され層間剥離を防止する。また、抗張帯は凹部
に嵌入されて横ズレするのが阻止される。
クローラ本体と天然ゴム等よりなる非接地側クローラ本
体との接着界面は加硫接着部によるから、その接合力は
充分確保され層間剥離を防止する。また、抗張帯は凹部
に嵌入されて横ズレするのが阻止される。
【0008】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。本発明の第1実施例を示す図1 (A)において、1
はウレタンゴムクローラであり、天然ゴム等からなる未
加硫乃至加硫ゴム内部に横置補強体2 および帯長手方向
の抗張帯3 を埋設してなる非接地側クローラ本体4 と、
熱可塑性プラスチックタイプのウレタンゴムよりなる接
地ラグ5 を有する接地側クローラ本体6 とからなり、両
クローラ本体4,6 は、加硫接着部7 を介して一体化され
ている。
る。本発明の第1実施例を示す図1 (A)において、1
はウレタンゴムクローラであり、天然ゴム等からなる未
加硫乃至加硫ゴム内部に横置補強体2 および帯長手方向
の抗張帯3 を埋設してなる非接地側クローラ本体4 と、
熱可塑性プラスチックタイプのウレタンゴムよりなる接
地ラグ5 を有する接地側クローラ本体6 とからなり、両
クローラ本体4,6 は、加硫接着部7 を介して一体化され
ている。
【0009】横置補強体2 は、鋳物、硬質樹脂等よりな
り、中央部の左右に突起8 を有するとともに左右翼部9
を有し、クローラ長手方向に間隔をおいて埋設され、左
右翼部9 の接地側にキャンバス10とスチールゴールド11
とをゴムトッピングしてなる抗張帯3 が埋設され、実質
的に、横置補強体2 間に係合凹部12が形成されて図外の
駆動スプロケット等の爪が係合することで循環回走され
る。
り、中央部の左右に突起8 を有するとともに左右翼部9
を有し、クローラ長手方向に間隔をおいて埋設され、左
右翼部9 の接地側にキャンバス10とスチールゴールド11
とをゴムトッピングしてなる抗張帯3 が埋設され、実質
的に、横置補強体2 間に係合凹部12が形成されて図外の
駆動スプロケット等の爪が係合することで循環回走され
る。
【0010】接地側クローラ本体6 は、抗張帯3 と面接
する部分が、該抗張帯3 を含んで非接地側クローラ本体
4 を嵌入する凹部13とされていて、該凹部13の立上り面
13Aによって抗張帯3 の横ズレ等を防止しているととも
に、凹部13の両側端を接地面と平行な平坦面13B に形成
することにより、凹部13と相まって駆動スプロケット等
での屈曲部における屈曲(伸縮)疲労をおさえている。
する部分が、該抗張帯3 を含んで非接地側クローラ本体
4 を嵌入する凹部13とされていて、該凹部13の立上り面
13Aによって抗張帯3 の横ズレ等を防止しているととも
に、凹部13の両側端を接地面と平行な平坦面13B に形成
することにより、凹部13と相まって駆動スプロケット等
での屈曲部における屈曲(伸縮)疲労をおさえている。
【0011】図1(B)および図2を参照すると、前述
したクローラ1 の製造装置及び製造方法が例示されてい
る。図1(B)および図2において、接地ラグ5 を有す
るウレタンゴムよりなる接地側クローラ本体6 は、圧縮
成型法等の成型手段で予め成型してあり、該クローラ本
体6 は一方の加硫金型、実施例では下型14に装入され、
凹部13の外表面には1液又は2液タイプの接着剤15がそ
の全体又は部分的に塗布されることで接着処理されてい
る。
したクローラ1 の製造装置及び製造方法が例示されてい
る。図1(B)および図2において、接地ラグ5 を有す
るウレタンゴムよりなる接地側クローラ本体6 は、圧縮
成型法等の成型手段で予め成型してあり、該クローラ本
体6 は一方の加硫金型、実施例では下型14に装入され、
凹部13の外表面には1液又は2液タイプの接着剤15がそ
の全体又は部分的に塗布されることで接着処理されてい
る。
【0012】一方、非接地側クローラ本体4 を構成する
未加硫乃至加硫された天然ゴム等のゴムブロック16、抗
張帯3 、横置補強体2 が図示の如く装入セットされ、成
形面17A を有する上型17を下型14に型締めして図2で示
す如く加硫成形することにより、接着剤15が加硫接着部
7 とされて両クローラ本体4,6 を一体化し、このとき、
凹部13は抗張帯3 の横ズレを阻止する。また、図2にお
いて、ウレタンゴムよりなるクローラ本体6 には、下型
14に貫通するか中途で終るベントホール6Aを形成しても
よく、これによれば、表面積が増えて接着保持力が向上
し、また、エアー逃げによるエアー留をなくし接着強度
が向上できる。
未加硫乃至加硫された天然ゴム等のゴムブロック16、抗
張帯3 、横置補強体2 が図示の如く装入セットされ、成
形面17A を有する上型17を下型14に型締めして図2で示
す如く加硫成形することにより、接着剤15が加硫接着部
7 とされて両クローラ本体4,6 を一体化し、このとき、
凹部13は抗張帯3 の横ズレを阻止する。また、図2にお
いて、ウレタンゴムよりなるクローラ本体6 には、下型
14に貫通するか中途で終るベントホール6Aを形成しても
よく、これによれば、表面積が増えて接着保持力が向上
し、また、エアー逃げによるエアー留をなくし接着強度
が向上できる。
【0013】図3は第2実施例を示し、横置補強体2 間
の非接地側クローラ本体4 の内周面に、帯幅方向の溝18
を形成することにより、前記凹部13と相まって屈曲性を
良好にできる。また、図4は第3実施例を示し、溝18と
ともに接地側クローラ本体6 の接地面に溝19を形成する
ことでより屈曲性をより一層良好にできる。
の非接地側クローラ本体4 の内周面に、帯幅方向の溝18
を形成することにより、前記凹部13と相まって屈曲性を
良好にできる。また、図4は第3実施例を示し、溝18と
ともに接地側クローラ本体6 の接地面に溝19を形成する
ことでより屈曲性をより一層良好にできる。
【0014】更に、図5は第4実施例を示し、左右突起
8 を含む係合凹部12をウレタンゴムよりなる接地側クロ
ーラ本体6 と一体成形するとともに、横置補強体2 は左
右独立したフラットバーで構成したものである。なお、
フラットバーは左右独立でなく左右一体のものであって
もよい。図6は第5実施例を示し、横置補強体2 は板帯
材よりなり、非接地側クローラ本体4 には帯長手方向に
連続したガイドレール(突起8 に相当)20を形成し、該
レール20を弯曲突部2Aで補強している。
8 を含む係合凹部12をウレタンゴムよりなる接地側クロ
ーラ本体6 と一体成形するとともに、横置補強体2 は左
右独立したフラットバーで構成したものである。なお、
フラットバーは左右独立でなく左右一体のものであって
もよい。図6は第5実施例を示し、横置補強体2 は板帯
材よりなり、非接地側クローラ本体4 には帯長手方向に
連続したガイドレール(突起8 に相当)20を形成し、該
レール20を弯曲突部2Aで補強している。
【0015】図7は第6実施例を示し、第5実施例にお
ける横置補強体2 の突部2Aを偏平厚肉部としたものであ
る。なお、以上の各実施例において、接地ラグ5 の形
状、配列は、左右一本の直進ラグ、左右振分けラグ等任
意であり、該接地ラグ5 とは別に補助ラグを設けたもの
であってもよい。
ける横置補強体2 の突部2Aを偏平厚肉部としたものであ
る。なお、以上の各実施例において、接地ラグ5 の形
状、配列は、左右一本の直進ラグ、左右振分けラグ等任
意であり、該接地ラグ5 とは別に補助ラグを設けたもの
であってもよい。
【0016】また、加型金型14,17 は図示とは上下反転
の上下型、左右型でもよく、接着処理部分については、
インジェクション方式であってもよく、また、クローラ
1 は帯長手方向の両端を衝合して抗張帯3 の端末を接合
する等してエンドレス形状とされる。
の上下型、左右型でもよく、接着処理部分については、
インジェクション方式であってもよく、また、クローラ
1 は帯長手方向の両端を衝合して抗張帯3 の端末を接合
する等してエンドレス形状とされる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、接地側クロ
ーラ本体をウレタンゴムとすることにより、悪路作業に
おいて耐カット性、耐欠け性及び耐摩耗性に優れ耐久性
を向上できるとする基本的作用効果に加えて、下記の特
有な作用効果を奏する。ウレタンゴムよりなる接地側ク
ローラ本体とゴム等よりなる非接地側クローラ本体との
界面は、加硫接着によるため、界面剥離がなく耐久性を
向上できる。
ーラ本体をウレタンゴムとすることにより、悪路作業に
おいて耐カット性、耐欠け性及び耐摩耗性に優れ耐久性
を向上できるとする基本的作用効果に加えて、下記の特
有な作用効果を奏する。ウレタンゴムよりなる接地側ク
ローラ本体とゴム等よりなる非接地側クローラ本体との
界面は、加硫接着によるため、界面剥離がなく耐久性を
向上できる。
【0018】また、接地側クローラ本体の凹部に抗張帯
を嵌入するので、製造時において、短時間で加硫接着で
き、生産性が向上するし、抗張帯の横ズレもなく、整然
と埋入された良品質のクローラにできるし、該凹部によ
って伸縮疲労が小さくなるので耐久性が向上する。
を嵌入するので、製造時において、短時間で加硫接着で
き、生産性が向上するし、抗張帯の横ズレもなく、整然
と埋入された良品質のクローラにできるし、該凹部によ
って伸縮疲労が小さくなるので耐久性が向上する。
【図1】本発明のクローラの第1実施例と製造金型を示
し、図1(A)はクローラの断面図、図1(B)は製造
金型の型開き時の断面図である。
し、図1(A)はクローラの断面図、図1(B)は製造
金型の型開き時の断面図である。
【図2】製造金型の型締め時の断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す部分側面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す部分側面図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第5実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の第6実施例を示す断面図である。
1 クローラ 2 横置補強体 3 抗張帯 4 非接地側クローラ本体 6 接地側クローラ本体 7 加硫接着部 13 凹部
Claims (3)
- 【請求項1】 天然ゴム等からなる未加硫乃至半加硫ゴ
ム内部に横置補強体(2) および帯長手方向の抗張帯(3)
を埋設してなる非接地側クローラ本体(4) と、熱可塑性
プラスチックタイプのウレタンゴムよりなる接地ラグ
(5) を有する接地側クローラ本体(6) と、からなり、前
記両クローラ本体(4)(6)を一体化する加硫接着部(7) を
備えていることを特徴とするウレタンゴムクローラ。 - 【請求項2】 請求項1の抗張帯(3) と面接する接地側
クローラ本体(6) に、抗張帯(3) を含む非接地側クロー
ラ本体(4) を嵌入する凹部(13)を形成していることを特
徴とするウレタンゴムクローラ。 - 【請求項3】 予め成型した熱可塑性ウレタンゴムより
なる接地ラグ(5) を有する接地側クローラ本体(6) を、
一方の加硫金型(14)に装入し、該接地側クローラ本体
(6) における非接地側クローラ本体(4) との面接部分に
接着処理(15)を施した後、横置補強体(2) および帯長手
方向の抗張帯(3) とともに非接地側クローラ本体(4) を
構成する未加硫乃至半加硫ゴム(16)を装入し、前記一方
の加硫金型(14)と他方の加硫金型(17)を型締めした状態
で前記接着処理部分(15)を加硫接着して両クローラ本体
(4)(6)を一体化することを特徴とするウレタンゴムクロ
ーラの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33519591A JPH05170148A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | ウレタンゴムクローラ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33519591A JPH05170148A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | ウレタンゴムクローラ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05170148A true JPH05170148A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18285822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33519591A Pending JPH05170148A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | ウレタンゴムクローラ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05170148A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-12-18 JP JP33519591A patent/JPH05170148A/ja active Pending
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