JP2013180444A - 液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス部材とロックレバーの移動量とを異ならせることができる液体噴射装置を提供する。
【解決手段】本発明の液体噴射装置は、媒体に液体を噴射するノズルNZを有する噴射ヘッドHと、噴射ヘッドHを保持するとともに所定方向に沿って移動可能なキャリッジ4と、噴射ヘッドHにおけるノズルNZが形成されたノズル形成面Haに対して昇降可能とされ、ノズル形成面Haに当接することでノズル形成面Haのメンテナンスを行うメンテナンス部材52と、キャリッジ4に対して昇降可能とされ、ノズル形成面Haのメンテナンス時にキャリッジ4の位置を固定するロック部材54と、ロック部材54における昇降量とメンテナンス部材52における昇降量とを異ならせるようにロック部材54及びメンテナンス部材52を移動させる移動部材51と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体噴射装置に関するものである。
従来、液体噴射装置として、キャリッジに搭載された噴射ヘッド(液体噴射ヘッド)からインク(液体)を記録媒体に噴射することで所望の印字処理を行うインクジェット式記録装置が知られている。このようなインクジェット式記録装置においては、噴射ヘッドのノズル形成面にキャップ部材を当接させて噴射ノズルからインクを強制的に排出させる吸引動作を行うことで噴射ヘッドにおけるインクの噴射特性を維持するメンテナンス作業を行うようにしている(例えば、特許文献1参照)。この吸引動作ではロックレバーを係合させることでキャリッジの位置を固定するようにしている。
特開2010−52382号公報
しかしながら、上記従来技術においてはキャリッジをロックするロックレバーの移動量がキャップ部材の上下の移動量と同じため、ロックレバーの移動量のみを選択的に大きくできないといった問題があった。そこで、キャップ部材等のメンテナンス部材の移動量とロックレバーの移動量とを異ならせることができる新たな技術の提供が望まれている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、メンテナンス部材とロックレバーの移動量とを異ならせることができる液体噴射装置を提供することを目的とする。
本発明の液体噴射装置は、媒体に液体を噴射するノズルを有する噴射ヘッドと、前記噴射ヘッドを保持するとともに所定方向に沿って移動可能なキャリッジと、前記噴射ヘッドにおける前記ノズルが形成されたノズル形成面に対して昇降可能とされ、前記ノズル形成面に当接することで当該ノズル形成面のメンテナンスを行うメンテナンス部材と、前記キャリッジに対して昇降可能とされ、前記ノズル形成面のメンテナンス時に当該キャリッジの位置を固定するロック部材と、前記ロック部材における昇降量と前記メンテナンス部材における昇降量とが異なるように該ロック部材及び該メンテナンス部材を移動させる移動部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の液体噴射装置によれば、移動部材によりロック部材及びメンテナンス部材の昇降量を異ならせることができるので、例えばメンテナンス部材に対してロック部材の昇降量を相対的に増加させることができる。よって、ロック部材とキャリッジとの係合量を増やすことができ、キャリッジの位置を良好に固定できる。
前記移動部材は、所定の支点を中心に回転するレバー部材であり、前記メンテナンス部に当接する第1部分と前記ロック部材に当接する第2部分とで前記支点からの距離が異なる構成としてもよい。
この構成によれば、第1部分及び第2部分の各々における支点からの距離が異なるので、レバー部材を回転させるといった簡便な構成によってロック部材及びメンテナンス部の昇降量を異ならせることができる。
前記メンテナンス部材が前記ノズル形成面を払拭するワイピング部材であり、
前記移動部材は、前記第2部分の方が前記第1部分よりも前記支点から距離が離れている構成としてもよい。
この構成によれば、ワイピング部材との当接部をなす第1部分が支点から離れるので、ロック部材よりもワイピング部材の昇降量を大きくすることができる。
前記メンテナンス部材が前記ノズル形成面を払拭するキャップ部材であり、
前記移動部材は、前記第2部分の方が前記第1部分よりも前記支点から距離が離れている構成としてもよい。
この構成によれば、ロック部材との当接部をなす第2部分が支点から離れるので、ロック部材の昇降量をキャップ部材よりも大きくすることができる。
前記移動部材は、所定の回転軸を中心に回転する複合歯車であり、前記メンテナンス部に当接する第1歯車及び前記ロック部材に当接する第2歯車は各々の外形が異なる構成としてもよい。
この構成によれば、第1歯車及び第2歯車の各々における外径が異なるので、複合歯車を回転させるといった簡便な構成によってロック部材及びメンテナンス部の昇降量を異ならせることができる。
前記メンテナンス部材が前記ノズル形成面を払拭するワイピング部材であり、前記移動部材は、前記第1歯車の方が前記第2歯車よりも外径が大きい構成としてもよい。
この構成によれば、ワイピング部材が外径の大きい第1歯車に当接するので、ロック部材の昇降量よりもワイピング部材の昇降量を大きくすることができる。
前記メンテナンス部材が前記ノズル形成面に当接するキャップ部材であり、
前記複合歯車は、前記第2歯車の方が前記第1歯車よりも外径が大きい構成としてもよい。
この構成によれば、ロック部材が外径の大きい第2歯車に当接するので、ワイピング部材よりもロック部材の昇降量を大きくすることができる。
第1実施形態に係るプリンターの概略構成を示す図。 ヘッドの構成を説明する要部断面図。 第1実施形態に係るメンテナンス機構の構成を示す断面図。 第2実施形態に係るメンテナンス機構MNの構成を示す断面図。 第3実施形態に係るメンテナンス機構MNの構成を示す断面図。 第4実施形態に係るメンテナンス機構MNの構成を示す断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、各図においては、各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせている。なお、本実施形態では液体噴射装置の一形態である画像記録装置に代表されるインクジェット式プリンター(以下、プリンターと称す)を例に挙げて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係るプリンター100の概略構成を示す図である。
図1に示すプリンター100は、例えば、紙、プラスチックシートなどのシート状の媒体Mを搬送しつつ印刷処理を行う装置である。プリンター100は、筐体PBと、媒体Mにインクを噴射するインクジェット機構IJと、当該インクジェット機構IJにインクを供給するインク供給機構ISと、媒体Mを搬送する搬送機構CVと、インクジェット機構IJの保全動作を行うメンテナンス機構MNと、これら各機構を制御する制御装置CONTとを備えている。
以下、XYZ直交座標系を設定し、当該XYZ直交座標系を適宜参照しつつ各構成要素の位置関係を説明する。本実施形態では、例えば媒体Mの搬送方向をX方向とし、当該媒体Mの搬送面においてX方向に直交する方向をY方向とし、X軸及びY軸を含む平面に垂直な方向をZ方向と表記する。また、X軸周りの回転方向をθX方向、Y軸周りの回転方向をθY方向、Z軸周りの回転方向をθZ方向とする。
筐体PBは、例えばY方向を長手とするように形成されている。筐体PBには、上記のインクジェット機構IJ、インク供給機構IS、搬送機構CV、メンテナンス機構MN及び制御装置CONTの各部が取り付けられている。筐体PBには、例えばプラテン13が設けられている。プラテン13は、媒体Mを支持する支持部材である。プラテン13は、例えば筐体PBのうちX方向の中央部に配置されている。プラテン13は、+Z方向に向けられた支持面13aを有している。当該支持面13aは、媒体Mを支持する支持面として用いられる。
搬送機構CVは、例えば搬送ローラーや当該搬送ローラーを駆動するモーターなどを有している。搬送機構CVは、例えば筐体PBの−X側から当該筐体PBの内部に媒体Mを搬送し、当該筐体PBの+X側から当該筐体PBの外部に排出する。搬送機構CVは、筐体PBの内部において、媒体Mがプラテン13上を通過するように当該媒体Mを搬送する。搬送機構CVは、例えば制御装置CONTによって搬送のタイミングや搬送量などが制御されるようになっている。
インクジェット機構IJは、インクを噴射するヘッドHと、当該ヘッドHを保持して移動させるヘッド移動機構ACとを有している。ヘッドHは、プラテン13上に送り出された媒体Mに向けてインクを噴射する。ヘッドHは、インクを噴射する噴射面(ノズル形成面)Haを有している。噴射面Haは、例えば−Z方向に向けられており、例えばプラテン13の支持面13aに対向するように配置されている。
ヘッド移動機構ACは、キャリッジ4を有している。ヘッドHは、当該キャリッジ4に固定されている。キャリッジ4は、筐体PBの長手方向(X方向)に架けられたガイド軸8に当接されている。ヘッドH及びキャリッジ4は、例えばプラテン13の+Z方向に配置されている。
ヘッド移動機構ACは、キャリッジ4の他、例えばパルスモーター9と、当該パルスモーター9によって回転駆動される駆動プーリー10と、駆動プーリー10とは筐体PBの幅方向の反対側に設けられた遊転プーリー11と、駆動プーリー10と遊転プーリー11との間に掛け渡されてキャリッジ4に接続されたタイミングベルト12とを有している。
キャリッジ4は、当該タイミングベルト12に接続されている。キャリッジ4は、タイミングベルト12の回転に伴ってY方向に移動可能に設けられている。Y方向へ移動する際、キャリッジ4は、ガイド軸8によって案内されるようになっている。
インク供給機構ISは、ヘッドHにインクを供給する。インク供給機構ISには、例えば複数のインクカートリッジ6が収容されている。本実施形態のプリンター100は、インクカートリッジ6がヘッドHとは異なる位置に収容される構成(オフキャリッジ型)である。インク供給機構ISは、例えばヘッドHとインクカートリッジ6とを接続する供給チューブTBを有している。インク供給機構ISは、当該供給チューブTBを介してインクカートリッジ6内に貯留されるインクをヘッドHに供給する不図示のポンプ機構を有している。メンテナンス機構MNは、ヘッドHのホームポジションに配置されている。このホームポジションは、例えば媒体Mに対して印刷が行われる領域から外れた領域に設定されている。本実施形態では、例えばプラテン13の+Y側にホームポジションが設定されている。ホームポジションは、例えばプリンター100の電源がオフである時や、長時間に亘って記録が行われない時などに、ヘッドHが待機する場所である。
メンテナンス機構MNは、例えばヘッドHの噴射面Haを覆うキャッピング機構CPや、当該噴射面Haを払拭するワイピング機構WPなどを有している。キャッピング機構CPには、例えば吸引ポンプなどの吸引機構SCが接続されている。吸引機構SCにより、キャッピング機構CPは、例えば噴射面Haを覆いつつ当該噴射面Ha上の空間を吸引できるようになっている。ヘッドHからメンテナンス機構MN側に排出された廃インクは、例えば廃液回収機構(不図示)において回収されるようになっている。
図2は、ヘッドHの構成を説明する要部断面図である。図2に示されるように、ヘッドHは、ヘッドケース18、流路ユニット19及びアクチュエータユニット20を備えている。
ヘッドケース18は、合成樹脂などを用いて形成されている。ヘッドケース18は、例えば中空部を有するように箱型に形成されている。ヘッドケース18は、上端側がパッキンを介して不図示の導入針ユニットを取り付けられている。ヘッドケース18の下端面には、流路ユニット19が接合されている。ヘッドケース18の内部に形成された中空部37内には、アクチュエータユニット20が収容されている。
ヘッドケース18の内部には、高さ方向を貫通してケース流路25が設けられている。
ケース流路25の上端はパッキンを介して不図示の導入針ユニットを介してインクカートリッジ側のインク導入路に連通されている。ケース流路25の下端は、流路ユニット19内の共通インク室44に連通されている。このため、インクカートリッジ側から導入されたインクはケース流路25を通じて共通インク室44側に供給されるようになっている。
アクチュエータユニット20は、例えば櫛歯状に配置された複数の圧電振動子38と、当該圧電振動子38を保持する固定板39と、圧電振動子38に対して制御装置CONTからの駆動信号を供給するフレキシブルケーブル40とを有している。
圧電振動子38は、図中下側端部が固定板39の下端面から突出するように固定されている。このように、各圧電振動子38は、所謂片持ち梁の状態で固定板39上に取り付けられている。各圧電振動子38を支持する固定板39は、例えば厚さ1mm程度のステンレス鋼によって構成されている。固定板39のうち例えば圧電振動子38の固定された面とは異なる面が中空部37を区画するケース内壁面に接着されている。
流路ユニット19は、振動板41、流路基板42及びノズル基板43を有している。振動板41、流路基板42及びノズル基板43は、積層された状態で接着されている。流路ユニット19は、共通インク室44からインク供給口45、圧力室46を通り、ノズルNZに至るまでの一連のインク流路(液体流路)を構成している。圧力室46は、ノズルNZの配列方向(ノズル列方向)に対して直交する方向が長手方向となるように形成されている。
共通インク室44は、ケース流路25に接続されている。共通インク室44には、カートリッジ側からのインクが導入される室である。また、共通インク室44は、インク供給口45に接続されている。共通インク室44に導入されたインクは、当該インク供給口45を通じて各圧力室46に分配されるようになっている。
ノズル基板43は、流路ユニット19の底部に配置されている。ノズル基板43には、媒体Mに形成される画像などのドット形成密度に対応したピッチ(例えば180dpi)で複数のノズルNZが形成されている。ノズル基板43としては、例えばステンレス鋼などの金属製の板材が用いられる。
図3は、本実施形態に係るメンテナンス機構MNの構成を示す断面図であり、同図(a)はキャップ部材が下降した状態を示し、同図(b)はキャップ部材が上昇した状態を示す図である。図3(a)、(b)に示すように、メンテナンス機構MNは、本体部50と、該本体部50に対して回動可能に取り付けられたレバー部材(移動部材)51と、キャップ部材52と、ワイピング部材53を含むワイピング機構WPと、キャリッジ4の位置を固定するロック部材54とを有している。なお、キャップ部材52及びワイピング部材53は本発明のメンテナンス部材を構成するものである。
レバー部材51は、一端に設けられた支点51aを介して不図示の駆動部材によって回動可能な状態で本体部50に取り付けられている。レバー部材51のほぼ中央にはキャップ部材52に当接して保持するキャップ当接部(第1部分)51bが設けられている。レバー部材51の他端は折り曲げられており、ロック部材54に当接するロック当接部(第2部分)51cが設けられている。具体的にレバー部材51は、図3(b)に示すようにロック当接部51c側を上方に持ち上げるように支点51aを中心に回動する。
ロック当接部51cは、キャップ当接部51bに比べて支点51aから離れた場所に設けられている。この構成によれば、レバー部材51が支点51aを中心に回動した場合、キャップ当接部51bにおける上方への移動量に比べて支点51aから離れたロック当接部51cにおける上方への移動量の方を大きくすることができる。すなわち、レバー部材51は、キャップ部材52及びロック部材54における各移動量(昇降量)を異ならせる構成を実現している。
また、レバー部材51が本体部50に取り付けられた状態において、ロック当接部51cは支点51a及びキャップ当接部51bに比べて本体部50の底面50aから上方(Z方向)に離れた位置に位置している。これにより、ロック当接部51cはレバー部材51の回動動作時にキャップ当接部51bに比べて上方の高い位置まで移動可能とされている。よって、ロック当接部51cに当接して保持されるロック部材54の先端部が上方の高い位置に移動されるようになっている。
キャップ部材52はヘッドHの噴射面Haに当接する枠状の部材から構成され、噴射面Haを密閉した状態で吸引機構SC(図1参照)を駆動させることで減圧し、ノズルNZからインクを強制的に排出させる吸引処理を行うことができる。キャップ部材52の内部には吸引処理によってノズルNZから排出された廃インクを吸収するインク吸収体56が設けられている。キャップ部材52は後述するレバー部材51により昇降可能な構成とされている。
キャップ部材52は、一端側が本体部50の内面に設けられたキャップガイド部55により保持されている。キャップ部材52はキャップガイド部55によって上下方向に沿ってガタツキが生じることなく移動可能とされている。
キャップ部材52は上述したレバー部材51のキャップ当接部51bに当接する凸部52aを有している。凸部52aは円筒状の部材から構成されており、円筒面が平板状からなるキャップ当接部51bに当接する。これにより、レバー部材51が回動してキャップ当接部51bに位置が変化した場合でも、凸部52aはキャップ当接部51bの表面に当接した状態を維持する。
このような構成に基づき、キャップ部材52はレバー部材51が支点51aを中心に回動してキャップ当接部51bの位置が上方に移動すると、凸部52aが上方に押し上げられるとともにキャップガイド部55にガイドされることで上方へと移動する。これにより、ホームポジションに位置するヘッドHの噴射面Haに当接することができる。
ワイピング機構WPは、噴射面Haを払拭するワイピング部材53と、駆動機構59とを有する。ワイピング部材53は、噴射面Haを払拭するワイピング動作を行うことで上述の吸引動作によって噴射面Haに付着した廃インクを除去する際に用いられるものである。駆動機構59は本体部50の上面に対してワイピング部材53を昇降させる。ワイピング部材53は、例えばエラストマー等といった弾性部材から構成されており、噴射面Haに傷が付くのを防止している。なお、ワイピング機構WPは、駆動機構59を備えることでレバー部材51の回動動作に伴って昇降するキャッピング機構CP及びロック部材54の昇降動作とは独立して駆動可能である。
ロック部材54は下端部に略L字状に折り曲げられた折曲部54aを有し、該折曲部54aがレバー部材51のロック当接部51cに当接している。また、折曲部54aの下面と本体部50の底面50aとの間にはバネ部材57が設けられている。これにより、ロック部材54はバネ部材57によって上方に向かって付勢された状態となっている。
ロック部材54は、一端側が本体部50の内面に設けられたロックガイド部58により保持されている。ロック部材54はロックガイド部58によって上下方向に沿ってガタツキが生じることなく移動可能とされている。
このような構成に基づき、ロック部材54はレバー部材51が支点51aを中心に回動してロック当接部51cの位置が上方に移動すると、バネ部材57の付勢力によってロックガイド部58にガイドされることで上方へと移動する。レバー部材51が回動したとき、図3(b)に示すようにロック部材54はキャリッジ4の下面4aに設けられた凹部4bに挿入されることでキャリッジ4に係合する。これにより、キャリッジ4はロック部材54によってプリンター100(筐体PB)に保持されたキャッピング機構CPに対して固定された状態なる。以上により、ロック部材54はホームポジションに位置するヘッドHを保持するキャリッジ4の位置を固定することができる。よって、キャップ部材52がヘッドHの噴射面Haに当接する際にヘッドHのガタツキを無くすことができ、上述したようなキャッピング動作を良好に行うことができる。
次に、上記のように構成されたプリンター100の動作を説明する。なお、以下の説明では本願の特徴部分であるキャッピング機構CPの動作を主体に説明する。
制御装置CONTは、印字開始のジョブ指令が入力されると搬送機構CVを駆動し、媒体Mを搬送しつつ、圧電振動子38に電圧を印可することでヘッドHを駆動させる。これにより、ヘッドHは、搬送機構CVによって直下に搬送された媒体Mの所定位置にノズルNZからインクを吐出することで所望の印字処理を行う。
プリンター100は、印字処理中においてインク供給機構ISがインクカートリッジ6からヘッドHにインクを供給している。これにより、プリンター100は媒体Mに対して連続的にインクを噴射することで印字処理を継続することができる。
プリンター100においては、ヘッドHのインクの噴射特性を維持すべく、例えばプリンター100の初期駆動時或いは所定時間経過時にメンテナンス機構MNによるメンテナンス処理を行うようにしている。
制御装置CONTは、ヘッドHのメンテナンスタイミングに合わせてメンテナンス機構MNを駆動する。制御装置CONTは、ヘッドHを搭載したキャリッジ4をホームポジションに配置されたメンテナンス機構MNの直上まで移動させる。
制御装置CONTは、ヘッドHの噴射面Haとキャッピング機構CPのキャップ部材52とが対向した後、支点51aを中心にレバー部材51を回動させる。レバー部材51は、キャップ当接部51bがキャップ部材52の凸部52aを上方に押し上げる。これにより、キャップ部材52が噴射面Haに当接する。
また、レバー部材51の回動動作に伴い、ロック当接部51cがロック部材54の折曲部54aを上方に押し上げる。これにより、ロック部材54が上方に移動することでキャリッジ4の下面4aに設けられた凹部4bに挿入されて該キャリッジ4に係合する。これにより、ロック部材54は、キャリッジ4の位置を固定することができる。
本実施形態においては、ロック当接部51cがキャップ当接部51bに比べて支点51aから離れた場所に設けられている。そのため、レバー部材51が支点51aを中心に回動した際、キャップ当接部51bによるキャップ部材52に比べて支点から離れたロック当接部51cによるロック部材54の移動量の方を大きくすることができる。よって、キャップ部材52の昇降量を大きくすることなく、ロック部材54の昇降量を大きくすることでロック部材54をキャリッジ4の凹部4b内の深い位置まで挿入することができる。よって、キャリッジ4に対してロック部材54が確実に係合されるため、キャリッジ4の位置を確実に保持できる。
制御装置CONTは、ヘッドHの噴射面Haにキャップ部材52が当接した後、吸引機構SC(図1参照)を駆動する。キャップ部材52と噴射面Haとの間に形成される空間は減圧されて負圧状態となる。これにより、ノズルNZからキャップ部材52内にインクを排出することができる。キャップ部材52内に排出された排インクは、インク吸収体56により吸収される。廃インクを吸収したインク吸収体56が設けられたキャップ部材52は、噴射面Haに当接することで噴射面Haに形成されたノズルNZを保湿する。
吸引動作が終了すると、制御装置CONTはレバー部材51を下方に移動させる。キャップ部材52はレバー部材51(キャップ当接部51b)の下降に伴ってキャップガイド部55に沿って下降し、図3(a)に示した初期位置まで戻る。
また、ロック部材54はレバー部材51(ロック当接部51c)の下降に伴ってロックガイド部58に沿って下降し、図3(a)に示した初期位置まで戻る。このとき、バネ部材57は折曲部54aと本体部50とに挟持されることで押し潰された状態となる。
以上述べたように本実施形態によれば、レバー部材51によりロック部材54及びキャップ部材52の昇降量を異ならせ、ロック部材54とキャリッジ4との係合量を増やしてキャリッジ4の位置を良好に固定することができる。
また、レバー部材51はキャップ当接部51b及びロック当接部51cの各々における支点51aからの距離が異なるので、レバー部材51を回転させるといった簡便な構成によってロック部材54及びキャップ部材52の昇降量を異ならせることができる。
(第2実施形態)
続いて、プリンター100に係る第2実施形態について説明する。本実施形態と第1実施形態との違いはメンテナンス機構MNの周辺構造であり、それ以外の構成は共通である。そこで、以下ではメンテナンス機構MNの周辺構成のみを説明し、それ以外の構成については説明を省略若しくは簡略にする。なお、第1実施形態と同一の構成及び部材については同じ符号を付して説明する。
図4は本実施形態に係るメンテナンス機構MNの構成を示す断面図であり、同図(a)はキャップ部材が上昇した状態を示し、同図(b)はキャップ部材が下降した状態を示す図である。本実施形態に係るメンテナンス機構MNは、図4(a)、(b)に示すように、移動部材として上記レバー部材51に代わる歯車部60と、キャップ部材52と、ロック部材54とを有している。なお、同図においてはワイピング機構WP及び本体部50の図示を省略している。
歯車部60は、平歯車から構成された第1歯車60a及び第2歯車60bを有する。第1歯車60a及び第2歯車60bは回転軸61を中心として同軸で回転するように各々が固定されている。第1歯車60aは第2歯車60bよりも外径が小さい。第1歯車60a及び第2歯車60bは互いが同一のモジュールである。すなわち、外径の大きい第2歯車60bの方が第1歯車60aに比べて多くの歯を有している。
第1歯車60aは第1ラック部材62に噛み合っている。第1ラック部材62は一端側がキャップ部材52の側面に固定されている。第1歯車60aは所定方向(例えば、同図中反時計回り)に回転することで第1ラック部材62を上方に移動させる。
第2歯車60bは第2ラック部材63に噛み合う。第2歯車60bは、所定方向(例えば、同図中反時計回り)に回転することで第2ラック部材63の一端側をキャリッジ4の底面に設けられた凹部4bに挿入することで該キャリッジ4に係合させる。すなわち、第2ラック部材63の一端部はロック部材63aを構成している。
この構成によれば、第1歯車60a及び第2歯車60bが回転軸61を中心に回転すると第1ラック部材62及び第2ラック部材63を昇降動作させることができる。ここで、第1歯車60a及び第2歯車60bは、互いの外形が異なることから第1ラック部材62及び第2ラック部材63における各昇降量を異ならせることができる。すなわち、ある角度だけ回転した第2歯車60bが第2ラック部材63に噛み合う歯数は、同じ角度だけ回転した場合における第1歯車60aが第1ラック部材62に噛み合う歯数よりも多くなる。よって、歯車部60が回転軸61を中心に回転した場合、第1ラック部材62(キャップ部材52)における上方への移動量に比べて第2ラック部材63(ロック部材63a)における上方への移動量の方を大きくすることができる。
(第3実施形態)
続いて、プリンター100に係る第3実施形態について説明する。本実施形態と第1実施形態との違いはメンテナンス機構MNの周辺構造であり、それ以外の構成は共通である。そこで、以下ではメンテナンス機構MNの周辺構成のみを説明し、それ以外の構成については説明を省略若しくは簡略化する。なお、第1実施形態と同一の構成及び部材については同じ符号を付して説明する。
図5は本実施形態に係るメンテナンス機構MNの構成を示す断面図であり、同図(a)はロック部材154が僅かに上昇した状態を示し、同図(b)はロック部材154が完全に上昇した状態を示す図である。本実施形態に係るメンテナンス機構MNは、図5(a)、(b)に示すように、ロック部材154及びワイピング部材153を昇降させるレバー部材151と、本体部50とを有している。なお、本実施形態においては、キャップ部材52はレバー部材151とは別の駆動部によって昇降動作が行われるようになっている。
レバー部材151は、一端に設けられた支点51aを介して不図示の駆動部材によって回動可能な状態で本体部50に取り付けられている。レバー部材151の支点51aの近傍にはロック部材154に当接して保持するロック当接部(第2部分)151cが設けられている。レバー部材151の他端にはワイピング部材153に当接するワイピング部材当接部(第1部分)151bが設けられている。具体的にレバー部材151は、図3(b)に示すようにワイピング部材当接部151b側を上方に持ち上げるように支点51aを中心に回動する。
ワイピング部材当接部151bは、ロック当接部151cに比べて支点51aから離れた場所に設けられている。この構成によれば、レバー部材151が支点51aを中心に回動した場合、ロック当接部151cにおける上方への移動量に比べて支点51aから離れたワイピング部材当接部151bにおける上方への移動量の方を大きくすることができる。すなわち、レバー部材151は、ワイピング部材153及びロック部材154における各移動量(昇降量)を異ならせる構成を実現している。
また、レバー部材151が本体部50に取り付けられた状態において、ワイピング部材当接部151bは支点51a及びロック当接部151cに比べ、本体部50の底面50aから上方(Z方向)に離れた位置に位置している。これにより、ワイピング部材当接部151bはレバー部材51の回動動作時にロック当接部151cに比べて上方の高い位置まで移動可能とされている。よって、後述のようにレバー部材151を僅かに回転させた際、ロック部材154の上方への移動量を抑えることで噴射面Haに接触するのを防止しつつ、ワイピング部材153が噴射面Haに当接可能な位置まで移動させるようになっている。
ワイピング部材153は、一端側が本体部50の内面に設けられたワイピングガイド部155により保持されている。ワイピング部材153はワイピングガイド部155によって上下方向に沿ってガタツキが生じることなく移動可能とされている。
ワイピング部材153は下端部に略L字状に折り曲げられた折曲部153aを有し、該折曲部153aがレバー部材151のワイピング部材当接部151bに当接している。また、折曲部153aの下面と本体部50の底面50aとの間にはバネ部材57が設けられている。これにより、ワイピング部材153はバネ部材57によって上方に向かって付勢された状態となっている。
ロック部材154は、一端側が本体部50の内面に設けられたロックガイド部158により保持されている。ロック部材154はロックガイド部158によって上下方向に沿ってガタツキが生じることなく移動可能とされている。
ワイピング部材153は、レバー部材151が支点51aを中心に僅かに回動した状態(図5(a)参照)にて、先端部がヘッドHの噴射面Haに当接可能な位置に配置されている。これにより、キャリッジ4を移動させることで噴射面Haをワイピング部材153によって払拭することができる。このようにレバー部材151が僅かに回動した状態においては、ロック部材154の先端はワイピング部材153の先端及び噴射面Haよりも下方に位置している。よって、キャリッジ4がヘッドHを移動させることで噴射面Haのワイピング動作を行った場合においても、噴射面Haにロック部材154が接触するのを防止できる。
一方、ロック部材154はレバー部材151が支点51aを中心に回動してロック当接部151cの位置が上端まで移動すると、下端部が上方に押し上げられるとともにロックガイド部158にガイドされることで上方へと移動する。これにより、ロック部材154の先端部をホームポジションに位置するヘッドHを保持するキャリッジ4の下面4aに設けられた凹部4b内に挿入することができる(図5(b)参照)。
このとき、ワイピング部材153はキャリッジ4から離間した位置にあるため、ワイピング部材153がキャリッジ4に接触することは無い。また、ロック部材154によってキャリッジ4の位置を固定することでキャップ部材52を昇降させることで噴射面Haに当接した際のガタツキの発生を防止し、ノズルNZからインクを排出させる吸引動作を良好に行うことができる。
(第4実施形態)
続いて、プリンター100に係る第4実施形態について説明する。本実施形態と第2実施形態との違いはメンテナンス機構MNの周辺構造であり、それ以外の構成は共通である。具体的に本実施形態は第2実施形態に係る歯車部60の構成と、第3実施形態に係るワイピング部材及びロック部材の昇降量を異ならせる構成とを組み合わせたものである。なお、以下ではメンテナンス機構MNの周辺構成のみを説明し、それ以外の構成については説明を省略若しくは簡略にする。なお、第2、第3実施形態と同一の構成及び部材については同じ符号を付して説明する。
図6は本実施形態に係るメンテナンス機構MNの構成を示す断面図であり、同図(a)はキャリッジロック時の状態を示し、同図(b)はワイピング処理時の状態を示す図である。本実施形態に係るメンテナンス機構MNは、図6(a)、(b)に示すように、移動部材として上記レバー部材51に代わる歯車部160と、第1ラック部材162と、第2ラック部材163とを有している。なお、本実施形態においては、キャップ部材52はレバー部材151とは別の駆動部によって昇降動作が行われるようになっている。
第1歯車160aが第1ラック部材162に噛み合っている。第1ラック部材162は、第1歯車160aが所定方向(例えば、同図中反時計回り)に回転することで一端側に設けられたロック部材162aをキャリッジ4の底面に設けられた凹部4bに挿入して該キャリッジ4に係合させるようになっている。
また、第2歯車160bは第2ラック部材163に噛み合っている。第2歯車160bは、所定方向(例えば、同図中反時計回り)に回転することで第2ラック部材163の一端側に設けられたワイピング部材163aをヘッドHの噴射面Haに当接させるようになっている。この状態でキャリッジ4とワイピング部材163aとが相対移動することで該ワイピング部材163aによって噴射面Haを払拭するワイピング処理を行うことができる。
本実施形態に係る構成によれば、第3実施形態に係る構成と同様、歯車部160が回転軸161を中心に回転した場合、第1ラック部材162(ロック部材162a)における上方への移動量と第2ラック部材163(ワイピング部材163a)における上方への移動量とを異ならせることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態ではキャップ部材或いはワイピング部材と、ロック部材との昇降量を異ならせる移動部材としてレバー部材或いは歯車部を例に挙げたが、本発明はこれに限定されることは無い。例えば、移動部材としては複合歯車に代えて複数の歯車を多段に配置し、減速比を利用することでキャップ部材或いはワイピング部材と、ロック部材との昇降量を異ならせる構成を採用してもよい。
また、本実施形態においては、液体噴射装置がプリンター100である場合を例にして説明したが、これに限らない。複写機及びファクシミリ等の装置であってもよい。
また、液体噴射装置としては、インク以外の他の流体を噴射したり吐出したりする記録装置を採用してもよい。本発明は、例えば微小量の液滴を吐出させる記録ヘッド等を備える各種の記録装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記記録装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、記録装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインク(紫外線硬化型インク)が挙げられるが、粘性が高ければ紫外線硬化型インクではなくてもよい。また、媒体Mとしては、紙や塩化ビニル系フィルム等のプラスチックフィルム以外に、薄く熱伸びする機能紙、基板や金属板などを包含するものとする。
4…キャリッジ、H…ヘッド、M…媒体、51,151…レバー部材(移動部材)、51a…支点、51b…キャップ当接部(第1部分)、51c,151c…ロック当接部(第2部分)、52…キャップ部材(メンテナンス部材)、53,153,163a…ワイピング部材(メンテナンス部材)、54,63a,154,162a…ロック部材、60a…第1歯車、60b…第2歯車、61…回転軸、100…プリンター(液体噴射装置)、151b…ワイピング部材当接部(第1部分)、Ha…噴射面(ノズル形成面)、NZ…ノズル

Claims (7)

  1. 媒体に液体を噴射するノズルを有する噴射ヘッドと、
    前記噴射ヘッドを保持するとともに所定方向に沿って移動可能なキャリッジと、
    前記噴射ヘッドにおける前記ノズルが形成されたノズル形成面に対して昇降可能とされ、前記ノズル形成面に当接することで当該ノズル形成面のメンテナンスを行うメンテナンス部材と、
    前記キャリッジに対して昇降可能とされ、前記ノズル形成面のメンテナンス時に当該キャリッジの位置を固定するロック部材と、
    前記ロック部材における昇降量と前記メンテナンス部材における昇降量とが異なるように該ロック部材及び該メンテナンス部材を移動させる移動部材と、を備えることを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記移動部材は、所定の支点を中心に回転するレバー部材であり、前記メンテナンス部に当接する第1部分と前記ロック部材に当接する第2部分とで前記支点からの距離が異なることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記メンテナンス部材が前記ノズル形成面を払拭するワイピング部材であり、
    前記移動部材は、前記第1部分の方が前記第2部分よりも前記支点から距離が離れていることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記メンテナンス部材が前記ノズル形成面を払拭するキャップ部材であり、
    前記移動部材は、前記第2部分の方が前記第1部分よりも前記支点から距離が離れていることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射装置。
  5. 前記移動部材は、所定の回転軸を中心に回転する複合歯車であり、前記メンテナンス部に当接する第1歯車及び前記ロック部材に当接する第2歯車は各々の外形が異なることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  6. 前記メンテナンス部材が前記ノズル形成面を払拭するワイピング部材であり、
    前記複合歯車は、前記第1歯車の方が前記第2歯車よりも外径が大きいことを特徴とする請求項5に記載の液体噴射装置。
  7. 前記メンテナンス部材が前記ノズル形成面に当接するキャップ部材であり、
    前記複合歯車は、前記第2歯車の方が前記第1歯車よりも外径が大きいことを特徴とする請求項5に記載の液体噴射装置。
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