JP4614840B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、特に記録ヘッドの性能を維持回復する維持回復機を備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、プリンタ/ファックス/複写機複合機等の各種画像形成装置としては、記録液(以下、「インク」ともいう。)の液滴を吐出する液滴吐出ヘッドで構成した記録ヘッドをキャリッジに搭載して、このキャリッジを被記録媒体(以下「用紙」というが、材質を紙に限定するものではなく、また、記録媒体、記録紙、転写材などとも称される。)の搬送方向に対して直交する方向にシリアルスキャンさせるとともに、被記録媒体を記録幅に応じて間歇的に搬送し、搬送と記録を交互に繰り返すことによって被記録媒体に画像を形成(記録、印刷、印字、印写も同義で使用する。)するシリアル型画像形成装置がある。
このような画像形成装置においては、記録液を吐出する記録ヘッドの性能を維持、回復する装置が不可欠である。このヘッドの性能維持回復を行なうための維持回復装置は、一般に、記録液であるインクの自然蒸発によるノズル付近の記録液の増粘固着を防止するためにノズル面を高い密閉性を保って覆うための保湿用キャップ、ノズルから増粘した記録液を吸引して排出するための吸引用キャップ(保湿用キャップと兼用されることもある。)、ノズル面に付着した記録液を拭き取って除去するためのワイパーブレード(クリーニングブレード、ワイパー、ブレード部材、ブレードも同じ意味で用いられる。)、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出を行なうための空吐出受けなどで構成される。
このような維持回復機構において、キャッピング手段によるキャッピング中にキャリッジの位置が移動すると、ノズル面のキャッピングが不完全になり、ノズル内のインク乾燥を加速させるためインクの増粘による吐出不良が発生する。また、これ以外にも物理的接触によりキャッピング手段のノズル面シール部に傷が入ることによるインク吸引時のリークによる吸引不良も引き起こす可能性がある。
そこで、例えば特許文献1に記載されているように、吸引用キャップで記録ヘッドのノズル面をキャッピングした状態で記録ヘッドから記録液を吸引するとき、当該記録ヘッドがキャップからはずれないように固定するために、記録ヘッドが搭載されているキャリッジを所定の位置にロックするキャリッジロック部材を備え、更に小型化を図るために、このキャリッジロック部材、ノズル面からインクを拭き取るワイピング部材、ノズルからインクを吸引する吸引ポンプの駆動機構の共通化を図るようにしている。
特開2000−985156号公報
なお、キャリッジロックは、画像形成装置以外にも例えば特許文献2に記載されているように画像読取装置でも行なわれている。
特開平09−069899号公報
上述した特許文献1に記載の装置にあっては、キャリッジロック部材、ワイピング部材、吸引ポンプの駆動機構を共通化しているが、キャリッジロック機構とキャッピング手段の動作は機械的に連動していない。そのため、キャッピング手段は別の駆動源と制御が必要で、結果として装置の大型化や煩雑化を招きコストもかかるという課題を生じている。
また、キャリッジロック部材がキャリッジを正しくロックしていない状態でキャッピング手段によるキャッピングが行なわれると、キャッピング手段は記録ヘッドのノズル面からずれた位置でキャッピングした状態になる。この状態に気が付かずに、移動や輸送が行なわれた場合、キャリッジが動き出し、ノズル面のキャッピングがずれて、ノズル内のインクが乾燥して増粘したり、ゴミが付着してノズル詰まりを引き起こしたりして印字品質に悪影響を与えることになる。また、中途半端な位置でキャッピングしたキャッピング部材は、キャリッジが動いてしまうことにより、ダメージを受けて吸引動作ができなくなるなどのおそれが生じるという課題もある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、維持回復機構の小型化を図るとともにキャリッジロックが正しく行なわれていないときにはキャッピング手段がノズル面に当接しない画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
記録液を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
この記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャッピング手段と、
前記記録ヘッドを搭載したキャリッジと、
このキャリッジを所定位置でロックするためのキャリッジロック部材と、
前記キャッピング手段を保持するキャップホルダと、
前記キャリッジロック部材のロックする方向への移動及び非ロックとする方向への移動を、前記キャッピング手段の前記ノズル面に対する接離動作に連動させる手段と、を備え、
前記連動させる手段は、
前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部を有し、
前記キャップホルダがキャッピングを行なう方向に移動するとき、機械的に連動して、前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた前記係合部が係合することにより、前記キャリッジロック部材をロックする方向に移動させ、
前記キャップホルダがキャッピングを解除する方向に移動するとき、機械的に連動して、前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた前記係合部が係合することにより、前記キャリッジロック部材を非ロックとする方向に移動させる
構成とした。
本発明に係る画像形成装置は、
記録液を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
この記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャッピング手段と、
前記記録ヘッドを搭載したキャリッジと、
このキャリッジを所定位置でロックするためのキャリッジロック部材と、
前記キャッピング手段を保持するキャップホルダと、
前記キャリッジロック部材のロックする方向への移動及び非ロックとする方向への移動を、前記キャッピング手段の前記ノズル面に対する接離動作に連動させる手段と、を備え、
前記キャリッジロック部材のロックする方向への移動及び非ロックとする方向への移動を、前記キャッピング手段の前記ノズル面に対する接離動作に連動させる手段と、を備え、
前記連動させる手段は、
前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部と、
前記キャリッジロック部材をロック方向に付勢する付勢手段と、を有し、
前記キャップホルダがキャッピングを行なう方向に移動するとき、前記キャップホルダの移動により前記付勢手段の付勢力で前記キャリッジロック部材をロックする方向に移動させ、
前記キャップホルダがキャッピングを解除する方向に移動するとき、機械的に連動して、前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた前記係合部が係合することにより、前記キャリッジロック部材を非ロックとする方向に移動させる
構成とした。
ここで、前記キャッピング手段がノズル面をキャッピングした状態では前記係合部の係合が外れた状態になる構成とできる。
この場合、前記キャリッジロック部材に前記キャリッジに対する移動量を規制する規制手段が設けられている構成とできる。また、前記キャリッジロック部材を保持する側に前記キャリッジに対する移動量を規制する規制手段が設けられている構成とできる。
本発明に係る画像形成装置によれば、キャリッジロック部材のロックする方向への移動及び非ロックとする方向への移動を、キャッピング手段のノズル面に対する接離動作に連動させる手段を備え、連動させる手段は、キャップホルダ及びキャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部を有し、キャップホルダがキャッピングを行なう方向に移動するとき、機械的に連動して、キャップホルダ及びキャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部が係合することにより、キャリッジロック部材をロックする方向に移動させ、キャップホルダがキャッピングを解除する方向に移動するとき、機械的に連動して、キャップホルダ及びキャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部が係合することにより、キャリッジロック部材を非ロックとする方向に移動させる構成としたので、キャリッジロック部材の駆動機構が簡単になって維持回復機構の小型化を図れるとともに、キャリッジロック部材が正規にロックしないような位置にキャリッジがあるときにはキャリッジロック部材が障害となってキャッピング手段がノズル面に当接できないことによってキャッピング手段にダメージが与えられることを防止できる。
本発明に係る画像形成装置によれば、キャリッジロック部材のロックする方向への移動及び非ロックとする方向への移動を、キャッピング手段のノズル面に対する接離動作に連動させる手段を備え、連動させる手段は、キャップホルダ及びキャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部と、キャリッジロック部材をロック方向に付勢する付勢手段と、を有し、キャップホルダがキャッピングを行なう方向に移動するとき、キャップホルダの移動により付勢手段の付勢力でキャリッジロック部材をロックする方向に移動させ、キャップホルダがキャッピングを解除する方向に移動するとき、機械的に連動して、キャップホルダ及びキャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部が係合することにより、キャリッジロック部材を非ロックとする方向に移動させる構成としたので、キャリッジロック部材の駆動機構が簡単になって維持回復機構の小型化を図れるとともに、キャリッジロック部材が正規にロックしないような位置にキャリッジがあるときにはキャリッジロック部材が障害となってキャッピング手段がノズル面に当接できないことによってキャッピング手段にダメージが与えられることを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図、図2は同じく概略平面説明図である。
この画像形成装置は、フレーム1を構成する左右の側板1A、1Bに横架したガイド部材であるガイドロッド2とステー3とでキャリッジ4を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ5によって駆動プーリ6Aと従動プーリ6B間に架け渡したタイミングベルト7を介して図2で矢示方向(主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ4には、例えばイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する2個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド11を複数のインク吐出口(ノズル)を形成したノズル面11aのノズル列を主走査方向と直交する方向(副走査方向)に配列し、インク吐出方向を下方に向けて装着している。
ここで、1つの記録ヘッド11は、例えば、イエロー(Y)のインク滴を吐出する多数のノズルからなるノズル列及びマゼンタ(M)のインク滴を吐出する多数のノズルからなるノズル列を有し、他の1つの記録ヘッド11は、シアン(C)のインク滴を吐出する多数のノズルからなるノズル列及びブラック(Bk)のインク滴を吐出する多数のノズルからなるノズル列とを有する。なお、各色毎に独立した4ヘッド構成とすることもできるし、1つのヘッドで4ノズル列を有する構成とすることもできる。また、ヘッド構成は、これらの例に限るものではなく、また吐出する色の数、1つの液滴吐出ヘッドの複数のノズル列で吐出される色も限定されるものではない。
記録ヘッド11を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたものなどを使用できる。
この記録ヘッド11にはドライバICを搭載し、図示しない制御部との間でハーネス(フレキシブルプリントケーブル)12を介して接続している。
また、キャリッジ4には、記録ヘッド11に各色のインクを供給するための各色のサブタンク15を搭載している。この各色のサブタンク15には各色のインク供給チューブ16を介して、カートリッジ装填部9に装着された各色のインクカートリッジ10から各色のインクが補充供給される。なお、このカートリッジ装填部9にはインクカートリッジ10内のインクを送液するための供給ポンプユニット17が設けられ、また、インク供給チューブ16は這い回しの途中でフレーム1を構成する後板1Cに係止部材18にて保持されている。
一方、給紙トレイ20の用紙積載部(圧板)21上に積載した用紙22を給紙するための給紙部として、用紙積載部21から用紙22を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)23及び給紙コロ23に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド24を備え、この分離パッド24は給紙コロ23側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙22を記録ヘッド11の下方側に送り込むために、用紙22を案内するガイド部材25と、カウンタローラ26と、搬送ガイド部材27と、先端加圧コロ29を有する押さえ部材28とを備えるとともに、給送された用紙22を静電吸着して記録ヘッド11に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト31を備えている。
この搬送ベルト31は、無端状ベルトであり、搬送ローラ32とテンションローラ33との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成し、周回移動しながら帯電ローラ34によって帯電(電荷付与)される。
この搬送ベルト31としては、1層構造のベルトでも良く、又は複層(2層以上の)構造のベルトでもよい。1層構造の搬送ベルト31の場合には、用紙32や帯電ロー34に接触するので、層全体を絶縁材料で形成している。また、複層構造の搬送ベルト31の場合には、用紙22や帯電ローラ34に接触する側は絶縁層で形成し、用紙22や帯電ローラ34と接触しない側は導電層で形成することが好ましい。
1層構造の搬送ベルト31を形成する絶縁材料や複層構造の搬送ベルト31の絶縁層を形成する絶縁材料としては、例えばPET、PEI、PVDF、PC、ETFE、PTFEなどの樹脂又はエラストマーで導電制御材を含まない材料であることが好ましく、体積抵抗率は1012Ωcm以上、好ましくは1015Ωcmなるように形成する。また、複層構造の搬送ベルト31の導電層を形成する材料としては、上記樹脂やエラストマーにカーボンを含有させて体積抵抗率が10〜10Ωcmとなるように形成することが好ましい。
帯電ローラ34は、搬送ベルト31の表層をなす絶縁層(複層構造のベルトの場合)に接触し、搬送ベルト31の回動に従動して回転するように配置され、軸の両端に加圧力をかけている。この帯電ローラ34は、体積抵抗率が10〜10Ω/□の導電性部材で形成している。この帯電ローラ34には、後述するように、ACバイアス供給部(高圧電源)から例えば2kVの正負極のACバイアス(高電圧)が印加される。このACバイアスは、正弦波や三角波でもよいが、方形波の方がより好ましい。
また、搬送ベルト31の裏側には、記録ヘッド11による印写領域に対応してガイド部材35を配置している。このガイド部材35は、上面が搬送ベルト31を支持する2つのローラ(搬送ローラ32とテンションローラ33)の接線よりも記録ヘッド11側に突出させることで搬送ベルト31の高精度な平面性を維持するようにしている。
この搬送ベルト31は、副走査モータ36によって駆動ベルト37及びタイミングローラ38を介して搬送ローラ32が回転駆動されることによって図2のベルト搬送方向に周回移動する。なお、図示しないが、搬送ローラ32の軸には、スリットを形成したエンコーダホイールを取り付け、このエンコーダホイールのスリットを検知する透過型フォトセンサを設けて、これらのエンコーダホイール及びフォトセンサによってホイールエンコーダを構成している。
さらに、記録ヘッド11で記録された用紙22を排紙トレイ40に排紙するための排紙部として、搬送ベルト31から用紙22を分離するための分離爪41と、排紙ローラ42及び排紙コロ43とを備えている。
また、装置本体1の背面部には、両面印刷を行うときに用紙22を反転させる手段である両面ユニット51が着脱自在に装着されている。この両面ユニット51は搬送ベルト31の逆方向回転で戻される用紙22を取り込んで反転させて再度カウンタローラ26と搬送ベルト31との間に給紙する。また、この両面ユニット51の上面は手差しトレイ52としている。
さらに、キャリッジ4の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド11のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構61を配置している。この維持回復機構61には、各記録ヘッド11の各ノズル面11aをキャピングするためのキャッピング手段である各キャップ部材(以下「キャップ」という。)62a、62b(区別しないときは「キャップ62」という。)と、ノズル面11aをワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード63と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け64、キャリッジ4を所定位置(ここでは、ホームポジションとする。)に固定する(ロックする)ためのキャリッジロック部材65などを備えている。
また、キャリッジ4の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け68を配置し、この空吐出受け68には記録ヘッド11のノズル列方向に沿った開口69などを備えている。
また、図1に示すように、キャリッジ4の前方側には、スリットを形成したエンコーダスケール72を主走査方向に沿って設け、キャリッジ4の前面側にはエンコーダスケール72のスリットを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ73を設け、これらによって、キャリッジ4の主走査方向位置を検知するためのリニアエンコーダ74を構成している。
さらに、キャリッジ4の印字領域側側面部に搬送ベルト31で搬送される用紙22の有無を検知する検知手段である用紙センサ75を設けている。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部から用紙22が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙22はガイド25で案内され、搬送ベルト31とカウンタローラ26との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド27で案内されて先端加圧コロ29で搬送ベルト31に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、図示しないACバイアス供給部から帯電ローラ34に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト31が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト31上に用紙32が給送されると、用紙22が搬送ベルト31に静電力で吸着され、搬送ベルト31の周回移動によって用紙22が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ4を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド11を駆動することにより、停止している用紙22にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙22を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙22の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙22を排紙トレイ40に排紙する。
また、両面印刷の場合には、表面(最初に印刷する面)の記録が終了したときに、搬送ベルト31を逆回転させることで、記録済みの用紙32を両面給紙ユニット51内に送り込み、用紙22を反転させて(裏面が印刷面となる状態にして)再度カウンタローラ26と搬送ベルト31との間に給紙し、タイミング制御を行って、前述したと同様に搬送ベル31で搬送して裏面に記録を行った後、排紙トレイ40に排紙する。
さらに、印字(記録)待機中にはキャリッジ4は維持回復機構61側に移動されて、キャップ62a、62bで記録ヘッド11、11のノズル面11aをキャッピングされ、ノズルを湿潤状態に保つことによりインク乾燥による吐出不良を防止し、また、記録開始前、記録途中などに記録と関係しないインクを吐出する回復動作を行って安定した吐出性能を維持する。
次に、維持回復機構61の構成について図3ないし図6を参照して説明する。なお、同3は維持回復機構の模式的正面説明図、図4は同維持回復機構の斜視説明図、図5は同維持回復機構のキャッピング手段の昇降機構の要部斜視説明図、図6は同じくキャリッジ側の斜視説明図である。
維持回復機構61のフレーム100には、前述した各記録ヘッド11のノズル面をそれぞれキャッピングするキャップ62a、62bを保持するキャップホルダ101と、弾性体を含むワイピング部材であるワイパーブレード63と、図示しない空吐出受け64と、キャリッジロック部材65とがそれぞれ昇降可能に保持されている。ここで、キャップ62はキャップホルダ101との間に設けた弾性部材102によって上方(キャッピング方向)に付勢され、記録ヘッド11のノズル面11aに当接するとキャップ用弾性部材102が縮み、ノズル面11aにキャップ62を密着させるようにしている。
また、キャップホルダ101の下方にはフレーム100にカム軸105を回転可能に配置し、このカム軸105は図示しない駆動モータによってギヤ106を介して回転される。そして、カム軸105にはキャップホルダ101を昇降させるためのキャップカム111と、ワイパーブレード63を昇降させるためのワイパーカム112をそれぞれ設けている。
そして、図6に示すように、キャップホルダ101の底面に設けたフランジ部101aには円筒状のボス部113を設けている。一方、キャップカム111にはキャップホルダ101のボス部113が摺動自在に嵌合するカム溝114を形成している。したがって、カム軸105を回転することによってキャップカム111が回転して、キャップホルダ101がキャップ62を伴って上昇してキャップ62によって記録ヘッド11のノズル面11aに当接してキャッピングし、またキャップホルダ101がキャップ62を伴って下降してキャップ62によって記録ヘッド11のノズル面11aから離間する接離動作を行なうことができる。
また、キャップカム111にはキャップホルダ101のボス部113をカム溝114内に嵌め込むために切り欠き部(スリット)115を形成している。この切り欠き部115の形成位置は、後述するキャリッジロック部材65の弾性部材の付勢力を弱めるといった点から上死点の停止位置(キャッピング位置)よりも前(回転方向から見て)に設けることが好ましい。
一方、キャリッジ4には、図5に示すように、ノズル列11Nを有する記録ヘッド11を設けた底面側にキャリッジロック部材65の先端部65aが嵌合する凹部120を設けている。したがって、キャリッジロック部材65が上昇して先端部がキャリッジ4の凹部120に嵌合することでキャリッジ4を所定の位置であるホームポジションにロックすることができ、キャリッジロック部材65が下降してその先端部がキャリッジ4の凹部120から外れることによってキャリッジ4のロックが解除される(非ロック状態になる。)。
次に、キャップ手段であるキャップ62による記録ヘッド11のノズル面11aに対する接離動作とキャリッジロック部材65によるロック/非ロック動作を連動させる本発明の第1実施形態について図7を参照して説明する。なお、図7は同実施形態の模式的説明図である。
ここでは、キャップホルダ101の側面に凸部141を設ける一方、キャリッジロック部材65の側面にはロック方向で凸部141と係合する係合部である凸部140a、非ロック方向で凸部141と係合する係合部である凸部140bとを設けている。つまり、キャップホルダ101が矢示A方向に上昇するときに凸部141がキャリッジロック部材65の凸部140aに係合し、矢示B方向に下降するときに凸部141がキャリッジロック部材65の凸部140bに係合する。
このように、キャップホルダ101とキャリッジロック部材65とが凹凸嵌合で機械的に連結されているので、キャップホルダ101が、矢示A方向に、キャップ62による記録ヘッド11のノズル面11aのキャッピングを行なう(キャップ62がノズル面11aに接触する)ために上昇するとき、キャリッジロック部材65も、これに機械的に連動して、矢示C方向(ロック方向)に上昇し、キャリッジ4の凹部120にその先端部65aが嵌合してキャリッジ4をホームポジションにロックする。
このとき、キャリッジ4がホームポジションになければ、つまり、キャリッジロック部材65が正規にロックしないような位置にキャリッジ4があるときには、キャリッジロック部材65の先端部65aがキャリッジ4の凹部120に嵌まり込むことができなくなり、キャップホルダ101もそれ以上上昇できなくなるので、キャップ62が記録ヘッド11のノズル面11aに当接しなくなる。したがって、キャリッジ4がホームポジションにキャリッジロック部材65でロックされないために移動したとしても、キャップ62が記録ヘッド11のノズル面11aで擦られるのなどして損傷することが防止される。
また、キャップホルダ101が矢示B方向にキャップ62による記録ヘッド11のノズル面11aのキャッピングを解除する(キャップ62がノズル面11aから離間する)ために下降するとき、キャリッジロック部材65も、これに機械的に連動して、矢示D方向(非ロック方向)に下降し、キャリッジロック部材65がキャリッジ4の凹部120から外れて非ロック状態になる。
このように、キャリッジロック部材のロック/非ロック動作をキャッピング手段のノズル面に対する接離動作に連動させる手段を備えることにより、キャリッジロック部材の駆動機構が簡単になって維持回復機構の小型化を図れるとともに、キャリッジロック部材が正規にロックしないような位置にキャリッジがあるときにはキャリッジロック部材が障害となってキャッピング手段がノズル面に当接できないことによってキャッピング手段にダメージが与えられることを防止できる。
次に、本発明の第2実施形態について図8を参照して説明する。なお、図8は同実施形態の模式的説明図である。
ここでは、キャップホルダ101の側面に、キャリッジロック部材65の側面に設けられた係合部である凹部142に嵌合する係合部である凸部141を設けている。
このように構成した場合、キャップホルダ101が矢示A方向に上昇するときに凸部141がキャリッジロック部材65の凹部142の上面142aに係合し、矢示B方向に下降するときに凸部141がキャリッジロック部材65の凹部142の下面142bに係合して、キャップホルダ101の昇降にキャリッジロック部材65が連動して昇降するので、上記第1実施形態と同様な作用効果が得られる。
次に、本発明の第3実施形態について図9を参照して説明する。なお、図9は同実施形態の模式的説明図である。
ここでは、キャップホルダ101の側面に凸部141を設ける一方、キャリッジロック部材65の側面にはキャップホルダ101が下降するときに凸部141に係合する(非ロック方向で係合する)係合部である凸部146を設けている。そして、キャリッジロック部材65の底面と固定部144との間に、キャリッジロック部材65をロック方向(上昇方向)に付勢する圧縮スプリング、ゴムなどの付勢手段である弾性部材145を介装している。
このように構成した場合、キャップホルダ101が、矢示A方向に、キャップ62による記録ヘッド11のノズル面11aのキャッピングを行なう(キャップ62がノズル面11aに接触する)ために上昇するとき、キャリッジロック部材65も、弾性部材145の復元力によって機械的に連動して、矢示C方向(ロック方向)に上昇し、キャリッジ4の凹部120にその先端部65aが嵌合してキャリッジ4をホームポジションにロックする。
このとき、キャリッジ4がホームポジションになければ、つまり、キャリッジロック部材65が正規にロックしないような位置にキャリッジ4があるときには、キャリッジロック部材65の先端部65aがキャリッジ4の凹部120に嵌まり込むことができなくなり、キャップホルダ101もそれ以上上昇できなくなるので、キャップ62が記録ヘッド11のノズル面11aに当接しなくなる。したがって、キャリッジ4がホームポジションにキャリッジロック部材65でロックされないために移動したとしても、キャップ62が記録ヘッド11のノズル面11aで擦られるのなどして損傷することが防止される。
また、キャップホルダ101が矢示B方向にキャップ62による記録ヘッド11のノズル面11aのキャッピングを解除する(キャップ62がノズル面11aから離間する)ために下降するとき、凸部141が凸部146に係合するので、キャリッジロック部材65も、矢示D方向(非ロック方向)に下降し、キャリッジロック部材65がキャリッジ4の凹部120から外れて非ロック状態になる。
このように、キャッピング手段を保持するキャップホルダ及びキャリッジロック部材にはそれぞれ非ロック方向で係合する係合部が設けられるとともに、キャリッジロック部材をロック方向に付勢する付勢手段が設けられている構成とすることで、キャリッジロック部材の組み付け性が良くなる。
つまり、上記第1実施形態の構成では、キャリッジロック部材とキャッピング手段が互いに嵌合した構成とすることが必要になるため、維持回復機構のフレームに組み付けるときには、同時に組み付けることとなる。この組み付け方法は慎重に行わないと誤セットを引き起こすため作業時間が長くなる傾向にある。これに対して、第1実施形態の係合部(嵌合部)の形状の一端を開放したことで、先にキャリッジロック部材を維持回復機構のフレームに装着し、その後にキャッピング部材を装着することができるようになり、組立が簡単になり結果として作業時間短縮と品質の安定化が可能となる。
次に、本発明の第4実施形態について図10を参照して説明する。なお、図10は同実施形態の模式的説明図である。
ここでは、キャップホルダ101の側面に凸部141を設ける一方、キャリッジロック部材65の側面にはキャップホルダ101が下降するときに凸部141に係合する(非ロック方向で係合する)係合部である段差部147を設けている。そして、キャリッジロック部材65の底面と固定部144との間に、キャリッジロック部材65をロック方向(上昇方向)に付勢する圧縮スプリング、ゴムなどの付勢手段である弾性部材145を介装している。
このように構成した場合にも、キャップホルダ101が、矢示A方向に、キャップ62による記録ヘッド11のノズル面11aのキャッピングを行なう(キャップ62がノズル面11aに接触する)ために上昇するとき、キャリッジロック部材65も、弾性部材145の復元力によって機械的に連動して、矢示C方向(ロック方向)に上昇し、キャリッジ4の凹部120にその先端部が嵌合してキャリッジ4をホームポジションにロックする。
また、キャップホルダ101が矢示B方向にキャップ62による記録ヘッド11のノズル面11aのキャッピングを解除する(キャップ62がノズル面11aから離間する)ために下降するとき、凸部141が段差部147に係合するので、キャリッジロック部材65も、矢示D方向(非ロック方向)に下降し、キャリッジロック部材65がキャリッジ4の凹部120から外れて非ロック状態になる。
次に、本発明の第5実施形態について図11及び図12を参照して説明する。図11は同実施形態の模式的断面説明図、図12は同実施形態のキャリッジロック部材の斜視説明図である。
ここでは、上記第3実施形態において、キャリッジロック部材65の先端部65aに、キャリッジロック部材65のロック方向への移動量を規制する、つまり、キャリッジ4の凹部120への嵌合量(嵌合深さ、キャリッジ4に対する移動量)を規制する規制手段としての凸状部148を設けている。
したがって、キャップ62が記録ヘッド11のノズル面11aに当接する方向にキャップホルダ101が上昇するとき、その途中でキャップ62がノズル面11aに当接すると、キャップ用弾性部材102が縮みノズル面11aにキャップ62を密着させる。
一方、キャリッジロック部材65については、キャリッジ4に設けられた凹形状120に嵌合するが、キャリッジ嵌合部である先端部65aの少なくとも一部に設けられた凸状部148によりその嵌合する深さが規制される。このため、図11に示すように、キャップホルダ101の側面に設けられた凸部141とキャリッジロック部材65に設けられた凸部146とは係合しなくなる。
このように、キャップ62が記録ヘッド11のノズル面11aをキャッピングした状態ではキャップホルダ101とキャリッジロック部材64との係合部の係合が外れた状態になるようにし、これによって、弾性部材145による負勢力が係合部及びキャップホルダ101を介してキャップ62に作用しないようにしている。
つまり、上記第3実施形態の構成の場合、キャリッジロック部材65をロック方向に付勢する弾性部材145の付勢力によって、常に、キャッピング手段であるキャップ62を保持するキャップホルダ101に凸部146と凸部141とが当接した状態になり、キャップホルダ101も弾性部材145の付勢力を受けるため、キャップ62がノズル面11aに当接するときの姿勢に影響を受けることになる。その結果、キャップ62の密閉性が低下し吸引不良になったり、ノズル内のインクが増粘し吐出不良を引き起こしたりするおそれがある。
そこで、キャリッジ4に対してキャリッジロック部材65の嵌合量を規制することで、キャッピング中にはキャリッジロック部材65を付勢する弾性部材145の付勢力がキャップホルダ101を介して結果的にキャップ62に伝わらないようにすることで、このようなキャッピング不良を防止することができる。
次に、本発明の第6実施形態について図13及び図14を参照して説明する。図13は同実施形態の模式的断面説明図、図14は同実施形態のキャリッジロック部材の斜視説明図である。
ここでは、キャリッジロック部材65の一側面には弾性変形可能な舌片162の下端部に凸部160を形成している。一方、維持回復機構61のフレーム100には凸部161がスライド可能な凹状部又は開口穴161を形成している。この場合、キャリッジロック部材65の凸部160は開口穴161から抜けないように抜け止めがなされている。これらの凸部160と開口穴161でキャリッジロック部材65のロック方向への移動(キャリッジ4に対する移動量)を規制する規制手段を構成している。
したがって、キャリッジロック部材65が前述したようにキャップホルダ101の上昇に伴って上昇するとき、キャリッジロック部材65の凸部160がフレーム100の開口穴161の上端部に当接することで、キャリッジロック部材65はそれ以上には上昇しなくなる。つまり、前記第5実施形態と同様に、キャリッジロック部材65の先端部65aがキャリッジ4の凹部120に嵌合する嵌合深さ(嵌合量又はロック方向への移動量)が規制されることになり、キャップ62がノズル面11aをキャッピングした状態ではキャップホルダ101とキャリッジロック部材65の係合部の係合が外れる。
そして、上記第5実施形態の構成ではキャリッジ4がホームポジションにないときには、キャップ62(キャップホルダ101)をノズル面方向に移動させると、キャリッジロック部材65を付勢する弾性部材145の付勢力によりキャップホルダ101のボス部113がキャップカム111の切り欠き部15から外れようとする。これを防止するには、別部材で外れ防止を行うこともできるが、コストがかかり好ましくない。そこで、この実施形態のようにキャリッジロック部材65の移動量そのものをフレーム100との間で規制することにより、キャップホルダ101がキャップカム111から外れることを防止できる。
この場合、前述したように、キャップカム111の切り欠き部115の形成位置は、キャリッジロック部材65を付勢する弾性部材145の付勢力を弱めるといった点から、上死点の停止位置(キャッピング位置)よりも前(回転方向から見て)に設けることが好ましい。
次に、本発明の第7実施形態について図15を参照して説明する。なお、図15は同実施形態の模式的断面説明図である。
ここでは、上記第6実施形態と逆に、維持回復機構61のフレーム100に弾性変形可能な舌片163の下端部に凸部164を形成している。一方、キャリッジロック部材65には凸部164がスライド可能な開口穴又は凹状部165を形成している。この場合、フレーム100の凸部164がキャリッジロック部材65の凹状部165から抜けないように抜け止めがなされている。
このように構成してもキャリッジロック部材65のロック方向への移動量は凸部164と凹状部165の上面とによって規制されるので、キャップホルダ101が弾性部材145の付勢力を受けてキャップカム111から外れることを防止できる。
なお、上記実施形態においては、キャッピング手段である吸引用キャップの動作に連動してキャリッジロック部材の駆動しているが、例えば複数ヘッドを備える構成であっても吸引用キャップは単数しかない構成もある。この場合には、キャリッジロック部材の駆動を吸引用キャップではない単なる保湿用キャップの動作に連動させて行うようにすることもできる。
本発明に係る画像形成装置の一例の全体構成を説明する側面説明図である。 同じく模式的平面説明図である。 同画像形成装置における維持回復機構の模式的正面説明図である。 同維持回復機構の斜視説明図である。 同維持回復機構のキャッピング手段の昇降機構の要部斜視説明図である。 同じくキャリッジ側の斜視説明図である。 本発明の第1実施形態の模式的説明図である。 本発明の第2実施形態の模式的説明図である。 本発明の第3実施形態の模式的説明図である。 本発明の第4実施形態の模式的説明図である。 本発明の第5実施形態の要部断面説明図である。 同じくキャリッジロック部材の斜視説明図である。 本発明の第5実施形態の要部断面説明図である。 同じくキャリッジロック部材の斜視説明図である。 本発明の第5実施形態の要部断面説明図である。
符号の説明
4…キャリッジ
5…主走査モータ
11…記録ヘッド
20…給紙トレイ
22…被記録媒体(用紙)
31…搬送ベルト
32…搬送ローラ
36…副走査モータ
61…維持回復機構
62a、62b…キャップ
65…キャリッジロック部材
100…維持回復機構のフレーム
101…キャップホルダ
111…キャップカム
120…凹部
140、141、146…凸部
142…凹部
145…弾性部材
147…段差部
148…凸状部(規制手段)
160…凸状部
161…開口穴

Claims (5)

  1. 記録液を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
    この記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャッピング手段と、
    前記記録ヘッドを搭載したキャリッジと、
    このキャリッジを所定位置でロックするためのキャリッジロック部材と
    前記キャッピング手段を保持するキャップホルダと、
    前記キャリッジロック部材のロックする方向への移動及び非ロックとする方向への移動を、前記キャッピング手段の前記ノズル面に対する接離動作に連動させる手段と、を備え、
    前記連動させる手段は、
    前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部を有し、
    前記キャップホルダがキャッピングを行なう方向に移動するとき、機械的に連動して、前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた前記係合部が係合することにより、前記キャリッジロック部材をロックする方向に移動させ、
    前記キャップホルダがキャッピングを解除する方向に移動するとき、機械的に連動して、前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた前記係合部が係合することにより、前記キャリッジロック部材を非ロックとする方向に移動させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録液を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
    この記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャッピング手段と、
    前記記録ヘッドを搭載したキャリッジと、
    このキャリッジを所定位置でロックするためのキャリッジロック部材と、
    前記キャッピング手段を保持するキャップホルダと、
    前記キャリッジロック部材のロックする方向への移動及び非ロックとする方向への移動を、前記キャッピング手段の前記ノズル面に対する接離動作に連動させる手段と、を備え、
    前記連動させる手段は、
    前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた係合部と、
    前記キャリッジロック部材をロック方向に付勢する付勢手段と、を有し、
    前記キャップホルダがキャッピングを行なう方向に移動するとき、前記キャップホルダの移動により前記付勢手段の付勢力で前記キャリッジロック部材をロックする方向に移動させ、
    前記キャップホルダがキャッピングを解除する方向に移動するとき、機械的に連動して、前記キャップホルダ及び前記キャリッジロック部材にそれぞれ設けられた前記係合部が係合することにより、前記キャリッジロック部材を非ロックとする方向に移動させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項に記載の画像形成装置において、前記キャッピング手段がノズル面をキャッピングした状態では前記係合部の係合が外れた状態になることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項に記載の画像形成装置において、前記キャリッジロック部材に前記キャリッジに対する移動量を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項に記載の画像形成装置において、前記キャリッジロック部材を保持する側に前記キャリッジに対する移動量を規制する規制手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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