JP4334687B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェット記録装置に関するものであり、更に詳しくは、記録ヘッドを搭載したキャリッジをホームポジションにロックするキャリッジロック機構、記録ヘッドのインクノズルからインクを吸引するインク吸引ポンプ、および記録ヘッドのノズル形成面に付着した異物を拭き取るヘッド拭き取り部材の駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置は、記録ヘッドを搭載したキャリッジを所定の範囲内で往復移動させながら、記録ヘッドのインクノズルからインク液滴を吐出することにより、記録媒体上に所望の印刷を形成する。非印刷時には、キャリッジは印刷範囲から外れたホームポジションで待機する。待機状態において、インクノズル内のインクが乾燥して粘度が増加し、あるいは、外部から気泡が侵入することのないように、記録ヘッドのノズル形成面をキャップで覆うようにしている。また、定期的に、キャップで覆った状態で、インク吸引ポンプを駆動して、記録ヘッドのインクノズルからインクの吸引を行うことにより、増粘インクや気泡を外部に排出するようにしている。更に、記録ヘッドのノズル形成面に付着した紙粉、インク等の異物を、弾性ブレードによって拭き取るようにしている。
【0003】
ここで、インク吸引ポンプを駆動して記録ヘッドからインクを吸引する際には、当該記録ヘッドがキャップからはずれないように固定する必要がある。このためには、記録ヘッドが搭載されているキャリッジをホームポジションにロックすればよい。このようにすれば、ホームポジションに戻ったキャリッジが振動や衝撃等によって移動し、あるいは停電等によってキャリッジの拘束が解除されてしまい、そこに搭載されている記録ヘッドからキャップが外れるといった弊害を回避できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インクジェット記録装置に、上記のような、インク吸引ポンプ、キャリッジロック機構、記録ヘッドのノズル形成面を拭き取るための弾性ブレードを備えたヘッド拭き取り部材を搭載すると、その分、装置の全体寸法、製造価格が増加してしまう。よって、これらの駆動機構を小型でコンパクトに構成することが望ましい。
【0005】
本発明の課題は、インク吸引ポンプ、キャリッジロック機構およびヘッド拭き取り部材の駆動機構が小型でコンパクトに構成されたインクジェット記録装置を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、インク液滴を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジを移動させて記録媒体上に印刷を形成するインクジェット記録装置において、
前記キャリッジを所定の位置に固定可能なロック機構と、前記キャリッジが固定された状態において前記記録ヘッドのインクノズルからインクを吸引するインク吸引ポンプと、
前記記録ヘッドのノズル形成面から異物を拭き取るヘッド拭き取り部材と、前記ロック機構、前記インク吸引ポンプおよび前記ヘッド拭き取り部材を駆動するための共通の駆動機構とを有し、前記ヘッド拭き取り部材は、前記ノズル形成面に接触する前進位置と、当該ノズル形成面から離れた後退位置との間を往復移動可能な弾性ブレードを備え、前記ロック機構は、前記キャリッジに係合したロック位置および前記キャリッジから開放されたアンロック位置に移動可能な係合部を具備しているロックレバーを備え、前記駆動機構は、単一のモータと、このモータの駆動力を前記インク吸引ポンプと前記弾性ブレードと前記ロックレバーに伝達する動力伝達機構を備え、該動力伝達機構は、前記モータの回転運動を前記インク吸引ポンプに伝達する回転運動伝達機構と、前記回転運動を前記弾性ブレードの往復運動に変換する第1の変換機構と、前記往復運動を前記ロックレバーの揺動運動に変換する第2の変換機構とを具備し、前記弾性ブレードが前記後退位置から前記前進位置に向かう途中の位置まで前進すると、前記ロックレバーは前記アンロック位置から前記ロック位置まで揺動し、前記弾性ブレードが更に前記前進位置まで前進すると、前記ロックレバーが前記アンロック位置まで揺動するように、当該ロックレバーの揺動運動が規定されていることを特徴としている。
【0007】
本発明のインクジェット記録装置では、共通の駆動機構を用いて、キャリッジロック機構、インク吸引ポンプおよびヘッド拭き取り部材を駆動するようにしているので、個別の駆動機構を備えている場合に比べて、装置を小型でコンパクトに構成できる。
【0008】
ここで、典型的な構成として、前記ヘッド拭き取り部材は、前記ノズル形成面に接触する前進位置と、当該ノズル形成面から離れた後退位置との間を往復移動可能な弾性ブレードを備えておりまた、前記キャリッジロック機構は、前記キャリッジに係合したロック位置および当該キャリッジから開放されたアンロック位置に移動可能な係合部を具備しているロックレバーを備えている
【0009】
更に、前記駆動機構を、単一のモータと、このモータの駆動力を前記インク吸引ポンプと前記弾性ブレードと前記ロックレバーに伝達する動力伝達機構前記インク吸引ポンプと前記弾性ブレードと前記ロックレバーに伝達する動力伝達機構とを備えた構成のものとし、前記動力伝達機構を、前記モータの回転運動を前記インク吸引ポンプに伝達する回転運動伝達機構と、前記回転運動を前記弾性ブレードの往復運動に変換する第1の変換機構と、前記往復運動を前記ロックレバーの揺動運動に変換する第2の変換機構とを具備した構成のものとする
【0010】
このように共通の動力伝達経路を利用して各部分を駆動すれば、駆動機構を小型でコンパクトに構成できる。
【0011】
ここで、このような共通の動力伝達経路を利用して各部分を駆動する構成を採用した場合には、前記回転運動伝達機構の回転運動を、ばね部材によって得られる摩擦力によって、前記第1の変換機構に伝達することが望ましい。この構成によれば、被駆動側である弾性ブレードあるいはロックレバーの移動を阻止すると、前記回転運動伝達機構と前記第1の変換機構との間に滑りが生じて、回転運動が伝達されない。よって、モータあるいはインク吸引ポンプの駆動状態とは関わりなく、被駆動部材である弾性ブレードあるいはロックレバーを所望の位置に停止させることができるので、各部分の駆動制御を簡単な機構によって実現できる。
【0012】
一方、インク吸引ポンプを駆動させるためには、それに先立ってロックレバーによってキャリッジをロックしておく必要があるが、弾性ブレードによって記録ヘッドを拭き取る場合には、キャリッジのロックを解除して、当該弾性ブレードを前進位置に保持した状態で当該キャリッジを移動させる必要がある。
【0013】
前記往復運動前記第2の変換機構によってロックレバーの揺動運動に変換する機構を備えている場合には、前記弾性ブレードが前記後退位置から前進位置に向かう途中の位置において前記ロックレバーは前記ロック位置まで揺動し、前記弾性ブレードが前記前進位置まで前進すると、前記ロックレバーが前記アンロック位置まで揺動するように、当該ロックレバーの揺動運動を規定すればよい。
【0014】
次に、本発明の動力伝達機構としては、前記回転運動伝達機構を、前記モータと前記インク吸引ポンプの間を連結している歯車列を備えた構成とし、また、前記第1の変換機構を、前記歯車列に含まれる駆動歯車に対して、ばね力によって同軸状態で押しつけ固定された回転カム板と、前記弾性ブレードが先端に取り付けられ、後端にカムフォロワーが取り付けられている往復運動部材と、当該往復運動部材を前記前進位置および前記後退位置の間で直線往復運動可能に支持している案内部とを備え、前記カム板は、その側面に形成した円弧状カム溝を具備し、前記カムフォロワーは、前記円弧状カム溝内を摺動可能である構成とすることができ、更に、前記第2の変換機構を、前記往復運動部材に取り付けたロックレバー係合部と、前記ロックレバーを一定の角度範囲内で揺動可能に支持している揺動軸と、前記ロックレバーの揺動中心から外れた当該ロックレバーの部位に形成され、前記ロックレバー係合部に係合している係合部とを備えた構成とすることができる。
【0015】
また、前記インク吸引ポンプは、円形内周面と、この円形内周面に沿って配置した可撓性のインクチューブと、回転している間インクチューブを前記円形内周面に沿って圧接するように回転するローラを支持するロータとを有し、前記ロータは、前記駆動歯車が前記ロックレバーを前記ロック位置に所定角度動作させるための前記回転カム板を回動させた後に前記駆動歯車と結合するように配置されていることも効果的である。
上記構成により、ロックレバーによりキャリッジをロックした後にインク吸引ポンプを作動させる構成を簡略な機構で構成できる。
【0016】
また、前記モータを、第1及び第2の方向に回転可能なものとし、前記モータが前記第1の方向に回転するとき、前記第1変換機構は前記ヘッド拭き取り部材を前記前進位置に移動させ、前記第2変換機構は前記ロック機構を前記ロック位置に移動させると共に、前記モータが前記第2の方向に回転するとき、前記第1変換機構は前記ヘッド拭き取り部材を前記後退位置に移動させ、前記第2変換機構は前記ロック機構を前記アンロック位置に移動させる構成とすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明のインクジェット記録装置を説明する。
【0018】
(全体構成)
図1は本発明を適用したインクジェット記録装置を示す斜視図、図2は図1に示す装置の主要部分を反対側からみた場合の斜視図である。
【0019】
これらの図に示すように、インクジェット記録装置1は、インク液滴を吐出する記録ヘッド3と、記録ヘッド3が搭載されたキャリッジ2と、キャリッジ2を矢印Aで示す走査方向に移動させるキャリッジ移動機構4と、記録ヘッド3にインクを供給するインク供給機構9を有している。
【0020】
記録ヘッド3は、インクを吐出する複数のノズル31が形成された長方形のノズル形成面32を備えており、このノズル形成面32は、キャリッジ2に形成されている矩形開口30から露出している。
【0021】
図2に示すように、キャリッジ2を移動させるキャリッジ移動機構4は、ガイド軸45と、駆動側プーリ43および従動側プーリ44の間に架け渡されたタイミングベルト41と、駆動側プーリ43を回転駆動するキャリッジモータ42を備えている。キャリッジ2の下面部はガイド軸45に対して摺動自在に支持されていると共に、タイミングベルト41に連結されている。従って、キャリッジモータ42によってタイミングベルト41を回転移動させると、キャリッジ2はガイド軸45に沿って走査方向Aに移動する。
【0022】
このように走査方向Aにキャリッジ2を移動させながら、インク供給機構9から供給されたインクを記録ヘッド3のノズル31から吐出する。ノズル形成面32に対峙する位置には記録紙14が搬送され、吐出したインク液滴により記録紙14の表面に記録が行われる。
【0023】
インク供給機構9は、インクジェット記録装置1の装置本体12に形成されたインクカートリッジ装着部13に対して着脱可能なインクカートリッジ91と、キャリッジ2に搭載された圧力減衰器98と、インクカートリッジ91と圧力減衰器98との間を接続したインク供給チューブ95を有している。
【0024】
インクカートリッジ91は、硬質のケース92の内部に可撓性のインク袋93が収納された構成をしている。このインク袋93に形成されたインク取り出し口94にはインク供給チューブ95の一端部に取り付けられたインク供給針96が接続されている。インク供給チューブ95の他方の端部97は圧力減衰器98に接続されている。また、圧力減衰器98に形成されたインク流出経路99の先端部は記録ヘッド3に接続されている。従って、インクカートリッジ91のインク袋93に貯留されたインクはインク供給チューブ95を介して圧力減衰器98に供給され、そこから記録ヘッド3に送られる。このようにして記録ヘッド3に供給されたインクがインクノズル31から吐出される。
【0025】
ここで、矢印Cで示すキャリッジ2のホームポジションに対峙する位置にはヘッドメンテナンスユニット5が配置されている。このヘッドメンテナンスユニット5は、キャリッジ2がホームポジションCに移動したときに記録ヘッド3のインクノズル31から増粘インク、残留気泡等を吸引して外部に排出するインク吸引ポンプを構成しているインク吸引ポンプ8を備えている。また、記録ヘッド3のノズル形成面32に付着したインクや紙粉等の異物を拭き取るためのヘッド拭き取り部材を構成している弾性ブレード53を備えている。更には、キャリッジ2をホームポジションCに固定するためのキャリッジロック機構を構成しているロックレバー52を備えている。
【0026】
インク吸引ポンプ8、弾性ブレード53およびロックレバー52は、ユニットケース50に配置されている共通の駆動機構7によって駆動される。この共通の駆動機構7の構成を説明するのに先立って、インク吸引ポンプ8、弾性ブレード53およびロックレバー52の構造を説明する。
【0027】
(インク吸引ポンプ)
インク吸引ポンプとしてはEP818317号のものが知られており、本実施の形態においても同様の原理で吸引するように構成されている。
【0028】
図3(A)、(B)はインク吸引ポンプ8の内部構造および動作を説明するための模式図である。この図に示すように、インク吸引ポンプ8は、円形内周面80aを備えた円筒状ケース80と、この円形内周面80aに沿って一周分配置された可撓性のインクチューブ81と、ポンプ用カムロータ82と、このカムロータ82に押されて円形内周面80aに沿ってインクチューブ81を押しつぶしながら転動するローラ83とを備えている。
【0029】
ポンプ用カムロータ82の回転中心L1は円形内周面80aの中心に一致しており、その外周面には、略180度の範囲に亘る小径の円弧状のカム面82bが形成されている。この円弧状のカム面82bは、回転中心L1を中心として時計回りCWにその曲率半径が r1<r2 で しかもr1からr2へ漸増するように設定されている。また、カム面82bの両端には、残りの大径外周面との間を繋ぐ段差面82c、82dが形成されている。ローラ83の回転軸83aは、カムロータ82の段差面82c、82dによって押されると共に、そのカム面82bに沿って転動可能となっている。
【0030】
インク吸引チューブ81の一端81aはケース80から外部に引き出されて、インク吸引時に記録ヘッド3のノズル形成面32に被せられるキャップ55に連通している。インク吸引チューブ81の他端81bも同様にケース80のほぼ同一の場所から外部に引き出されて、不図示のインクタンクの側に接続されている。
【0031】
この構成のインク吸引ポンプ8の動作を説明する。本実施の形態のキャッピング機構は、USP5260724号のように構成され、キャリッジ2がホームポジションCまで移動すると、この移動に連動してキャップ55がユニットケース50から前方に移動して記録ヘッド3のノズル形成面32を覆う。この状態でポンプ用カムロータ82が反時計方向CCWに回転すると、ローラ83はカムロータ82のカム面82bによってインクチューブ81の側に押し出されて、インクチューブ81を押しつぶした状態となる。この状態のまま、ローラ83は、カムロータ82の段差面82cによって、円周方向に押される。この結果、ローラ83はインクチューブ81を押しつぶしながら反時計方向CCWに転動する。これによって、インクチューブ81のキャップ55に連通している側が負圧状態となるので、記録ヘッド3のインクノズルからインクが吸引される。
【0032】
逆に、カムロータ82を時計方向CWに回転させると、ローラ83は、カムロータのカム面82bに従って中心側に移動して、ローラ83によって押しつぶされていたインクチューブ81は元の状態に戻る。次に、図3(B)に示すように、カムロータ82の他方の段差面82dによってローラ83は押されて時計回りCWに転動する。この場合には、インク吸引ポンプ8ではポンピング作用は行われない。
【0033】
(ヘッド拭き取り用の弾性ブレード)
弾性ブレード53は、記録ヘッド3のノズル形成面32に接触する前進位置と、当該ノズル形成面32に接触しない後退位置との間を往復移動可能である。この弾性ブレード53は一定の厚さをした長方形をしており、ブレード保持部材54に保持されている。
【0034】
弾性ブレード53が前進位置に保持された状態で、キャリッジ2が印字領域BからホームポジションCに移動すると、当該弾性ブレード53の先端部分がノズル形成面32に接触して、ノズル形成面32に付着しているインク、紙粉等の異物が拭き取られる。
【0035】
(ロックレバー)
キャリッジロック機構の構成要素であるロックレバー52は、弾性ブレード53の往復移動に連動して揺動して、キャリッジ2に形成したロックレバー係合部26、27に係合したロック位置および当該ロックレバー係合部26、27から外れたアンロック位置に移動可能なキャリッジ係合端52bを備えている。
【0036】
本例のロックレバー52は全体としてL形をしており、その折れ曲がり部分がユニットケース50に取り付けた揺動中心軸52aによって回転自在に支持されている。
【0037】
一方、キャリッジ2の側に形成した一対のロックレバー係合部26、27は、キャリッジ移動方向に向けて一定の間隔で配列された突起である。ロックレバー52のキャリッジ係合端52bは、上方側から下方側に旋回することにより、当該一対のロックレバー係合部26、27の間に入り込むことができるようになっている。このロックレバー52の位置がキャリッジ2の移動をロックしたロック位置であり、これ以外のロックレバー52の位置がアンロック位置である。
【0038】
ここで、ロックレバー52のキャリッジ係合端52bの断面形状は、その揺動方向の一端が広幅とされている。例えば、図4に示すように、L形断面をしており、上端側が広幅となっている。このため、ロックレバー52が図において矢印で示すように上側から下側に揺動して、一対のロックレバー係合部26、27の間に入り込んだ場合には、その広幅部分が一方の係合部27に当たる。この結果、ロックレバー52はそれ以上の揺動が阻止され、一対の係合部26、27の間に挟まった状態に保持される。この状態は、ロックレバー52を上方に揺動させた場合にのみ解除できる。
【0039】
(駆動機構)
次に、図5を参照して、上記構成のインク吸引ポンプ8、弾性ブレード53およびロックレバー52を駆動するための駆動機構7の構成を説明する。
【0040】
本例の駆動機構7は、単一のモータ51と、このモータ51の駆動力をインク吸引ポンプ8、弾性ブレード53およびロックレバー52に伝達する動力伝達機構60とを備えた構成となっている。
【0041】
この動力伝達機構60は、モータ51の回転運動をインク吸引ポンプ8に伝達する回転運動伝達機構としての減速歯車列を備えている。本例の歯車列は、モータ51の出力軸に取り付けたピニオン71と、このピニオン71に噛み合っているアイドル歯車72と、このアイドル歯車72に同軸状態で一体形成したピニオン73と、このピニオン73に噛み合った駆動歯車74を含んでいる。
【0042】
この駆動歯車74はインク吸引ポンプ8のカムロータ82に同軸状態で隣接配置されており、駆動歯車74およびカムロータ82は共通の回転中心軸61によって回転自在に支持されている。これらの駆動歯車74およびカムロータ82の対峙している側面にはそれぞれ半径方向の同一位置に係合用突起74a、82aが形成されている。駆動歯車74が回転してその係合用突起74aがカムロータ82の側の係合用突起82aに係合した後は、カムロータ82が駆動歯車74と一体となって回転する。
【0043】
次に、本例の動力伝達機構60は、上記構成の歯車列を介して伝達される回転運動を弾性ブレード53の往復運動に変換する第1の変換機構を備えている。本例の第1の変換機構は次のように構成されている。共通の回転中心軸61によって回転自在に支持された回転カム板75を有しており、この回転カム板75は、上記の駆動歯車74に対して、コイルばね76のばね力によって押しつけられて、摩擦係合状態となっている。
【0044】
この回転カム板75の側面には略90度の角度範囲に亘る円弧状カム溝75aが刻まれている。一方、弾性ブレード53を保持しているブレード保持部54の背面側には往復運動板77が連結されており、この往復運動板77の後端には、円形カム溝75a内を摺動するカムフォロワー77aが取り付けられている。
【0045】
この往復運動板77の側面からは一対のスライドピン77b、77cが突出しており、これらのスライドピン77b、77cは、ユニットケース50に形成した案内孔50a、50bに沿ってスライド可能となっている。換言すると、往復運動板77は、これらの案内孔50a、50bによって規定される範囲内で、前後に往復運動可能であり、案内孔前端に移動した位置が弾性ブレード53の前進位置であり、案内孔後端に移動した位置が当該弾性ブレード53の後退位置である。
【0046】
この構成の第1の変換機構では、駆動歯車74に対して同軸状態に摩擦係合している回転カム板75は、摩擦係合状態が維持されている間は、駆動歯車74と一体となって回転する。この回転により、往復運動板77のカムフォロワー77aがカム溝75aに沿って摺動する。往復運動板77の移動方向は案内孔50a、50bによって規制されているので、往復運動板77は、カム溝75aの回転に伴って、前後に往復運動を行う。
【0047】
次に、本例の動力伝達機構60は、更に、上記構成の第1の変換機構を介して得られる往復運動板77の往復運動をロックレバー52の揺動運動に変換する第2の変換機構を備えている。本例の第2の変換機構は、往復運動板77の側面から突出したロックレバー係合ピン77dと、ロックレバー52の折り曲がり部分を揺動自在に支持している揺動中心軸52aと、ロックレバー52の後端部分に形成された係合溝52cとを備えている。この係合溝52cにはロックレバー係合ピン77dが遊びのある状態で差し込まれている。
【0048】
往復運動板77が前後に移動すると、ロックレバー52が、その揺動中心軸52aを中心として、図5の場合には、上下方向に所定の角度範囲内を揺動運動を行う。
【0049】
(インク吸引、ヘッド拭き取り、キャリッジロック動作)
図6(A)〜(C)は、弾性ブレード53とロックレバー52の各移動位置を示す動作説明図である。これらの図を参照して、本例のインク吸引ポンプ8、弾性ブレード53およびロックレバー52の動作を説明する。
【0050】
図6(A)に示すように、通常の印刷時には、回転カム板75に形成されたカム溝75aの下端75bに往復移動板77のカムフォロワー77aが位置している。この状態では、弾性ブレード53は後退位置にあり、ロックレバー52は、そのキャリッジ係合端52bがキャリッジ側の係合部26、27の移動軌跡よりも上方に退避したアンロック位置にある。
【0051】
次に、インク吸引を行う場合には、キャリッジ2をホームポジションCまで移動した後に、モータ51を反時計回りCCWに回転する。モータ51の回転力は歯車列を介して駆動歯車74に伝達され、この駆動歯車74に摩擦係合している回転カム板75も一体となって反時計方向CCWに回転する。この結果、往復移動板77が、回転カム板のカム溝75aの回転に伴って前方に押し出される。
【0052】
回転カム板75がほぼ45度回転すると、図6(B)に示すように、往復運動板77はその前後方向の中間位置まで押し出される。この移動によって、ロックレバー52の前端であるキャリッジ係合端52bが下方に揺動して、キャリッジ2の側の一対の係合部26、27の間に入り込んだロック位置となる。
【0053】
この状態になると、図4に示すように、ロックレバー52はそれ以上は下方に揺動できない。この結果、回転カム板75の回転が阻止されるので、この回転カム板75と駆動歯車74の回転カム板75の間に滑りが生じて、駆動歯車74のみが回転を継続する。よって、モータ51の駆動の如何に関わらず、ロックレバー52はキャリッジロック位置に保持される。
【0054】
このようにして、ロックレバー52によるキャリッジロックが形成される。このキャリッジロックの状態では、弾性ブレード53の側は、移動の途中位置にあり、記録ヘッドのノズル形成面32に接触可能な位置までは前進していない。
【0055】
ここで、モータ51を継続して反時計回りに回転させると、その回転が駆動歯車74を介してインク吸引ポンプ8のカムロータ82に伝達され、当該カムロータ82が反時計方向に回転する。この結果、図3を参照して説明したように、インク吸引ポンプ8によるインク吸引動作が行われて、所定量のインク吸引がなされる。
【0056】
インク吸引終了後に、モータ51を時計方向CWに回転すれば、上記の動作とは逆に、回転カム板75の逆転によって、往復運動板77が後方に引かれ、これにより、ロックレバー52の先端が上方に旋回して、キャリッジロックの状態が解除される。
【0057】
次に、弾性ブレード53による拭き取り処理を行うには、キャリッジ2がホームポジションCに移動する前に、モータ51を反時計回りCCWに回転させる。この場合には、上記のキャリッジロックの場合とは異なり、ロックレバー52の揺動を途中で阻止する係合部26、27が存在しない。よって、図6(C)に示すように、弾性ブレード53はその前端位置まで前進する。この状態でキャリッジ2をホームポジションCに移動させると、記録ヘッド3のノズル形成面32に付着したインクや紙粉等が、弾性ブレード53によって拭き取られる。
【0058】
この状態では、ロックレバー52が下方に退避しているので、ロックレバー52にじゃまされずに、キャリッジ2を往復移動させることができる。また、この状態では、往復運動板77の前方への移動が案内孔50a、50bによって阻止され、回転カム板75と駆動歯車74の間に滑りが生じ、モータ51の駆動の如何に関わらず弾性ブレード53はその前端位置に保持される。
【0059】
なお、この状態から、弾性ブレード53を元の退避した状態に戻すには、キャリッジ2をホームポジションCから移動させた後、モータ51を時計回りCWに駆動すればよい。
【0060】
以上説明したように、本例のインクジェット記録装置1では、共通の駆動機構7を用いて、インク吸引ポンプ8のインク吸引動作、弾性ブレード53の往復運動、およびロックレバー52の揺動運動を行うようにしている。従って、各部分を個別の駆動機構を用いて駆動する構成に比べて、装置を小型・コンパクトで廉価に構成できる。
【0061】
また、共通の駆動機構7を、単一のモータ51と、このモータ51の駆動力をインク吸引ポンプ8、弾性ブレード53、およびロックレバー52に伝達する動力伝達機構60とを備えた構成のものとしてあり、動力伝達機構60を、モータ51の回転運動をインク吸引ポンプ8に伝達する回転運動伝達機構と、この回転運動伝達機構を介して伝達される回転運動を弾性ブレード53の往復運動に変換する第1の変換機構と、弾性ブレード53の往復運動をロックレバー52の揺動運動に変換する第2の変換機構とを備えた構成としてある。このように各駆動部分に対する動力伝達経路の共用化を図ってあるので、駆動機構を小型でコンパクトに構成できる。
【0062】
更に、本例では、回転運動伝達機構の回転運動を、コイルばね76によって得られる摩擦力によって、第1の変換機構に伝達するようにしている。この構成によれば、被駆動側である弾性ブレード53あるいはロックレバー52の移動を阻止すると、回転運動伝達機構と第1の変換機構の間に滑りが生じて、回転運動が伝達されない。よって、モータ51あるいはインク吸引ポンプ8の駆動状態とは関わりなく、被駆動部材である弾性ブレード53あるいはロックレバー52を所望の位置に停止させることができる。このために、各駆動部分の駆動タイミングをとるための同期機構等を別途設ける必要がないので、動力伝達機構の構成を単純化でき、結果として、装置を小型でコンパクトにできる。
【0063】
更に、本例では、弾性ブレード53の側の往復運動によって引き起こされるロックレバー52の揺動運動を、弾性ブレード53が後退位置から前進位置に向かう途中の位置においてロックレバー52をロック位置まで揺動させ、弾性ブレード53を更に前進させて、その前進位置に到ると、ロックレバー52が再びアンロック位置に揺動するように規定してある。従って、インク吸引ポンプ8の駆動に先立つキャリッジロック、および、キャリッジロックを解除しての弾性ブレード53によるヘッド拭き取り動作を、連続した一連の動作で簡単に実現できる。
【0064】
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。
【0065】
例えば、ロックレバーを上端側が広幅のL形断面に形成したが、図7(a)に示すように、ロックレバーのT形のキャリッジ係合端52dにしても構わなく、また、図7(b)のように、ロックレバーのキャリッジ係合端を下部が開放した凹形のキャリッジ係合端52eとし、キャリッジ係合部を一個の係合部26にしても構わなく、或いは図7(b)とは反対に、ロックレバーを板状のキャリッジ係合端52fとしキャリッジの係合部を凹形状の係合部26aとしても構わないものである。
【0066】
更には、紙案内部に形成する導入部及び曲げ起こし部の形状、厚み等については、上述の実施の形態に限られず、本発明の範囲内であれば、設計変更を行うことができ、また、本体フレームの形状、材質等についても、適宜変更しうるものである。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインクジェット記録装置においては、インク吸引ポンプ、キャリッジロック機構、およびヘッド拭き取り部材の各駆動を共通の駆動機構により単に実現しているだけでなく、共通の動力伝達経路を利用して各部材を駆動するようにしている。従って、個別の駆動機構を備えた構成に比べて、装置の小型化、低価格化を図ることができることは勿論のこと、共通の駆動機構を単に備えた構成に比べても、装置の小型化、低価格化を図ることができる。また、個別の駆動機構の駆動タイミングを取る等の操作が不要なので、各部分の駆動制御も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したインクジェット記録装置の斜視図である。
【図2】 図1に示す装置の主要部を示す斜視図である。
【図3】 (A)、(B)は、図1の装置に搭載されているインク吸引ポンプの内部構造および動作を説明するための説明図である。
【図4】 図1の装置におけるロックレバーによるキャリッジロック状態を示す説明図である。
【図5】 図1の装置に搭載されている駆動機構の主要構造を示すための分解斜視図である。
【図6】 (A)〜(C)は図1の装置の動作を説明するための説明図である。
【図7】 (A)〜(C)は本発明を適用したロックレバーによるキャリッジロック状態を示す他の実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置
2 キャリッジ
3 記録ヘッド
4 キャリッジ移動機構
5 メンテナンスユニット
7 駆動機構
8 インク吸引ポンプ
31 インクノズル
32 ノズル形成面
50 ユニットケース
50a、50b 係合孔
51 モータ
52 ロックレバー
52a 揺動中心軸
52c 係合溝
52b キャリッジ係合端
53 弾性ブレード
55 キャップ
60 動力伝達機構
74 駆動歯車
75 回転カム板
75a カム溝
77 往復運動板
77a カムフォロワー
77b、77c スライドピン
80a 円形内周面
81 インクチューブ
82 カムロータ
83 ローラ

Claims (6)

  1. インク液滴を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジを移動させて記録媒体上に印刷を形成するインクジェット記録装置において、
    前記キャリッジを所定の位置に固定可能なロック機構と、
    前記キャリッジが固定された状態において前記記録ヘッドのインクノズルからインクを吸引するインク吸引ポンプと、
    前記記録ヘッドのノズル形成面から異物を拭き取るヘッド拭き取り部材と、
    前記ロック機構、前記インク吸引ポンプおよび前記ヘッド拭き取り部材を駆動するための共通の駆動機構とを有し、
    前記ヘッド拭き取り部材は、前記ノズル形成面に接触する前進位置と、当該ノズル形成面から離れた後退位置との間を往復移動可能な弾性ブレードを備え、
    前記ロック機構は、前記キャリッジに係合したロック位置および前記キャリッジから開放されたアンロック位置に移動可能な係合部を具備しているロックレバーを備え、
    前記駆動機構は、単一のモータと、このモータの駆動力を前記インク吸引ポンプと前記弾性ブレードと前記ロックレバーに伝達する動力伝達機構を備え、該動力伝達機構は、前記モータの回転運動を前記インク吸引ポンプに伝達する回転運動伝達機構と、前記回転運動を前記弾性ブレードの往復運動に変換する第1の変換機構と、前記往復運動を前記ロックレバーの揺動運動に変換する第2の変換機構とを具備し、
    前記弾性ブレードが前記後退位置から前記前進位置に向かう途中の位置まで前進すると、前記ロックレバーは前記アンロック位置から前記ロック位置まで揺動し、前記弾性ブレードが更に前記前進位置まで前進すると、前記ロックレバーが前記アンロック位置まで揺動するように、当該ロックレバーの揺動運動が規定されている
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1において、
    前記回転運動伝達機構の回転運動は、ばね部材によって得られる摩擦力によって、前記第1の変換機構に伝達されることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項1〜2において、
    前記回転運動伝達機構は、前記モータと前記インク吸引ポンプの間を連結している歯車列を備え、
    前記第1の変換機構は、前記歯車列に含まれる駆動歯車に対して、ばね力によって同軸状態で押しつけ固定された回転カム板と、前記弾性ブレードが先端に取り付けられ、後端にカムフォロワーが取り付けられている往復運動部材と、当該往復運動部材を前記前進位置および前記後退位置の間で直線往復運動可能に支持している案内部とを備え、
    前記カム板は、その側面に形成した円弧状カム溝を具備し、
    前記カムフォロワーは、前記円弧状カム溝内を摺動可能であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項において、
    前記第2の変換機構は、前記往復運動部材に取り付けたロックレバー係合部と、前記ロックレバーを一定の角度範囲内で揺動可能に支持している揺動軸と、前記ロックレバーの揺動中心から外れた当該ロックレバーの部位に形成され、前記ロックレバー係合部に係合している係合部とを備えていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項3又は4において、
    前記インク吸引ポンプは、円形内周面と、この円形内周面に沿って配置した可撓性のインクチューブと、回転している間前記インクチューブを前記円形内周面に沿って圧接するように回転するローラを支持するロータとを有し、
    前記ロータは、前記駆動歯車が前記ロックレバーを前記ロック位置に所定角度動作させるための前記回転カム板を回動させた後に前記駆動歯車と結合するように配置されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記モータは、第1及び第2の方向に回転可能であり、
    前記モータが前記第1の方向に回転するとき、前記第1変換機構は前記ヘッド拭き取り部材を前記前進位置に移動させ、前記第2変換機構は前記ロック機構を前記ロック位置に移動させると共に、前記モータが前記第2の方向に回転するとき、前記第1変換機構は前記ヘッド拭き取り部材を前記後退位置に移動させ、前記第2変換機構は前記ロック機構を前記アンロック位置に移動させることを特徴とするインクジェット記録装置。
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