JP2000085156A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2000085156A JP20087299A JP20087299A JP2000085156A JP 2000085156 A JP2000085156 A JP 2000085156A JP 20087299 A JP20087299 A JP 20087299A JP 20087299 A JP20087299 A JP 20087299A JP 2000085156 A JP2000085156 A JP 2000085156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク吸引ポンプ、ヘッド拭き取り用の弾性
ブレード、およびキャリッジロック用のロックレバーの
駆動機構が小型でコンパクトに構成されたインクジェッ
ト記録装置を提案すること。 【解決手段】 インクジェット記録装置のインク吸引ポ
ンプ8、キャリッジロック用のロックレバー52および
ヘッド拭き取り用の弾性ブレード53は、共通の駆動機
構7によって駆動される。駆動機構7は、単一のモータ
51の回転力を駆動歯車74を介してインク吸引ポンプ
8に伝達する。また、駆動歯車74に摩擦係合している
回転カム板75を介して、弾性ブレード53の揺動運動
に変換する。さらに、弾性ブレードの揺動運動をロック
レバー52の揺動運動に変換する。共通の駆動機構によ
って各駆動部分を駆動できるので、装置構成を小型でコ
ンパクトにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関するものであり、さらに詳しくは、記録ヘッド
を搭載したキャリッジをホームポジションにロックする
キャリッジロック機構、記録ヘッドのインクノズルから
インクを吸引するインク吸引ポンプ、および記録ヘッド
のノズル形成面に付着した異物を拭き取るヘッド拭き取
り部材の駆動機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録ヘッド
を搭載したキャリッジを所定の範囲内で往復移動させな
がら、記録ヘッドのインクノズルからインク液滴を吐出
することにより、記録媒体上に所望の印刷を形成する。
非印刷時には、キャリッジは印刷範囲から外れたホーム
ポジションで待機する。待機状態において、インクノズ
ル内のインクが乾燥して粘度が増加し、あるいは、外部
から気泡が侵入することのないように、記録ヘッドのノ
ズル形成面をキャップで覆うようにしている。また、定
期的に、キャップで覆った状態で、インク吸引ポンプを
駆動して、記録ヘッドのインクノズルからインクの吸引
を行うことにより、増粘インクや気泡を外部に排出する
ようにしている。さらに、記録ヘッドのノズル形成面に
付着した紙粉、インク等の異物を、弾性ブレードによっ
て拭き取るようにしている。
【0003】ここで、インク吸引ポンプを駆動して記録
ヘッドからインクを吸引する際には、当該記録ヘッドが
キャップからはずれないように固定する必要がある。こ
のためには、記録ヘッドが搭載されているキャリッジを
ホームポジションにロックすればよい。このようにすれ
ば、ホームポジションに戻ったキャリッジが振動や衝撃
等によって移動し、あるいは停電等によってキャリッジ
の拘束が解除されてしまい、そこに搭載されている記録
ヘッドからキャップが外れるといった弊害を回避でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
ジェット記録装置に、上記のような、インク吸引ポン
プ、キャリッジロック機構、記録ヘッドのノズル形成面
を拭き取るための弾性ブレードを備えたヘッド拭き取り
部材を搭載すると、その分、装置の全体寸法、製造価格
が増加してしまう。よって、これらの駆動機構を小型で
コンパクトに構成することが望ましい。
【0005】本発明の課題は、インク吸引ポンプ、キャ
リッジロック機構およびヘッド拭き取り部材の駆動機構
が小型でコンパクトに構成されたインクジェット記録装
置を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、インク液滴を吐出する記録ヘッドを搭
載したキャリッジを移動させて記録媒体上に印刷を形成
するインクジェット記録装置において、キャリッジを所
定の位置に固定可能なキャリッジロック機構と、前記キ
ャリッジが固定された状態において前記記録ヘッドのイ
ンクノズルからインクを吸引するインク吸引ポンプと、
前記記録ヘッドのノズル形成面から異物を拭き取るヘッ
ド拭き取り部材と、前記ロック機構、前記インク吸引ポ
ンプおよび前記ヘッド拭き取り部材を駆動するための共
通の駆動機構とを有することを特徴としている。
【0007】本発明のインクジェット記録装置では、共
通の駆動機構を用いて、キャリッジロック機構、インク
吸引ポンプおよびヘッド拭き取り部材を駆動するように
しているので、個別の駆動機構を備えている場合に比べ
て、装置を小型でコンパクトに構成できる。
【0008】ここで、典型的な構成として、前記ヘッド
拭き取り部材は、前記ノズル形成面に接触する前進位置
と、当該ノズル形成面から離れた後退位置との間を往復
移動可能な弾性ブレードを備えた構成とすることがで
き、さらに、前記キャリッジロック機構は、前記キャリ
ッジに係合したロック位置および当該キャリッジから開
放されたアンロック位置に移動可能な係合部を具備して
いるロックレバーを備えた構成とすることができる。
【0009】この場合には、前記駆動機構を、単一のモ
ータと、このモータの駆動力を前記インク吸引ポンプ、
前記ロックレバーおよび前記弾性ブレードに伝達する動
力伝達機構とを備えた構成のものとし、前記動力伝達機
構を、前記モータの回転運動を前記インク吸引ポンプに
伝達する回転運動伝達機構と、前記回転運動を前記弾性
ブレードの往復運動に変換する第1の変換機構と、前記
回転運動若しくは前記往復運動の何れかを前記ロックレ
バーの揺動運動に変換する第2の変換機構とを備えた構
成とすることができる。
【0010】このように共通の動力伝達経路を利用して
各部分を駆動すれば、駆動機構を小型でコンパクトに構
成できる。
【0011】ここで、このような共通の動力伝達経路を
利用して各部分を駆動する構成を採用した場合には、前
記回転運動伝達機構の回転運動を、ばね部材によって得
られる摩擦力によって、前記第1の変換機構及び前記第
2の変換機構に伝達することが望ましい。この構成によ
れば、被駆動側である弾性ブレードあるいはロックレバ
ーの移動を阻止すると、前記回転運動伝達機構と前記第
1の変換機構或いは前記第2の変換機構との間に滑りが
生じて、回転運動が伝達されない。よって、モータある
いはインク吸引ポンプの駆動状態とは関わりなく、被駆
動部材である弾性ブレードあるいはロックレバーを所望
の位置に停止させることができるので、各部分の駆動制
御を簡単な機構によって実現できる。
【0012】一方、インク吸引ポンプを駆動させるため
には、それに先立ってロックレバーによってキャリッジ
をロックしておく必要があるが、弾性ブレードによって
記録ヘッドを拭き取る場合には、キャリッジのロックを
解除して、当該弾性ブレードを前進位置に保持した状態
で当該キャリッジを移動させる必要がある。
【0013】前記弾性ブレードの側の往復運動部材の往
復運動を第2の変換機構によってロックレバーの揺動運
動に変換する機構を備えている場合には、前記弾性ブレ
ードが前記後退位置から前進位置に向かう途中の位置に
おいて前記ロックレバーは前記ロック位置まで揺動し、
前記弾性ブレードが前記前進位置まで前進すると、前記
ロックレバーが前記アンロック位置まで揺動するよう
に、当該ロックレバーの揺動運動を規定すればよい。
【0014】次に、本発明の動力伝達機構としては、前
記回転力伝達機構を、前記モータと前記インク吸引ポン
プの間を連結している歯車列を備えた構成とし、また、
前記第1の変換機構を、前記歯車列に含まれる駆動歯車
に対して、ばね力によって同軸状態で押しつけ固定され
た回転カム板と、この回転カム板の側面に形成した円弧
状カム溝と、この円弧状カム溝内を摺動可能なカムフォ
ロワーと、前記弾性ブレードが先端に取り付けられ、後
端に前記カムフォロワーが取り付けられている往復運動
部材と、当該往復運動部材を前記前進位置および前記後
退位置の間で直線往復運動可能に支持している案内部と
を備えた構成とすることことができ、さらに、前記第2
の変換機構を、前記往復運動部材に取り付けたロックレ
バー係合部と、前記ロックレバーを一定の角度範囲内で
揺動可能に支持している揺動軸と、前記ロックレバーの
揺動中心から外れた当該ロックレバーの部位に形成さ
れ、前記ロックレバー係合部に係合している係合部とを
備えた構成とすることができる。
【0015】また、前記インク吸引ポンプは、円形内周
面と、この円形内周面に沿って配置した可撓性のインク
チューブと、回転している間インクチューブを前記円形
内周面に沿って圧接するように回転するローラを支持す
るロータとを有し、前記ロータは、前記駆動歯車が前記
ロックレバーを前記ロック位置に所定角度動作させるた
めの前記回転カム板を回動させた後に前記駆動歯車と結
合するように配置されていることも効果的である。
【0016】上記構成により、ロックレバーによりキャ
リッジをロックした後にインク吸引ポンプを作動させる
構成を簡略な機構で構成できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
のインクジェット記録装置を説明する。
【0018】(全体構成)図1は本発明を適用したイン
クジェット記録装置を示す斜視図、図2は図1に示す装
置の主要部分を反対側からみた場合の斜視図である。
【0019】これらの図に示すように、インクジェット
記録装置1は、インク液滴を吐出する記録ヘッド3と、
記録ヘッド3が搭載されたキャリッジ2と、キャリッジ
2を矢印Aで示す走査方向に移動させるキャリッジ移動
機構4と、記録ヘッド3にインクを供給するインク供給
機構9を有している。
【0020】記録ヘッド3は、インクを吐出する複数の
ノズル31が形成された長方形のノズル形成面32を備
えており、このノズル形成面32は、キャリッジ2に形
成されている矩形開口30から露出している。
【0021】図2に示すように、キャリッジ2を移動さ
せるキャリッジ移動機構4は、ガイド軸45と、駆動側
プーリ43および従動側プーリ44の間に架け渡された
タイミングベルト41と、駆動側プーリ43を回転駆動
するキャリッジモータ42を備えている。キャリッジ2
の下面部はガイド軸45に対して摺動自在に支持されて
いると共に、タイミングベルト41に連結されている。
従って、キャリッジモータ42によってタイミングベル
ト41を回転移動させると、キャリッジ2はガイド軸4
5に沿って走査方向Aに移動する。
【0022】このように走査方向Aにキャリッジ2を移
動させながら、インク供給機構9から供給されたインク
を記録ヘッド3のノズル31から吐出する。ノズル形成
面32に対峙する位置には記録紙14が搬送され、吐出
したインク液滴により記録紙14の表面に記録が行われ
る。
【0023】インク供給機構9は、インクジェット記録
装置1の装置本体12に形成されたインクカートリッジ
装着部13に対して着脱可能なインクカートリッジ91
と、キャリッジ2に搭載された圧力減衰器98と、イン
クカートリッジ91と圧力減衰器98との間を接続した
インク供給チューブ95を有している。
【0024】インクカートリッジ91は、硬質のケース
92の内部に可撓性のインク袋93が収納された構成を
している。このインク袋93に形成されたインク取り出
し口94にはインク供給チューブ95の一端部に取り付
けられたインク供給針96が接続されている。インク供
給チューブ95の他方の端部97は圧力減衰器98に接
続されている。また、圧力減衰器98に形成されたイン
ク流出経路99の先端部は記録ヘッド3に接続されてい
る。従って、インクカートリッジ91のインク袋93に
貯留されたインクはインク供給チューブ95を介して圧
力減衰器98に供給され、そこから記録ヘッド3に送ら
れる。このようにして記録ヘッド3に供給されたインク
がインクノズル31から吐出される。
【0025】ここで、矢印Cで示すキャリッジ2のホー
ムポジションに対峙する位置にはヘッドメンテナンスユ
ニット5が配置されている。このヘッドメンテナンスユ
ニット5は、キャリッジ2がホームポジションCに移動
したときに記録ヘッド3のインクノズル31から増粘イ
ンク、残留気泡等を吸引して外部に排出するインク吸引
ポンプを構成しているインク吸引ポンプ8を備えてい
る。また、記録ヘッド3のノズル形成面32に付着した
インクや紙粉等の異物を拭き取るためのヘッド拭き取り
部材を構成している弾性ブレード53を備えている。さ
らには、キャリッジ2をホームポジションCに固定する
ためのキャリッジロック機構を構成しているロックレバ
ー52を備えている。
【0026】インク吸引ポンプ8、弾性ブレード53お
よびロックレバー52は、ユニットケース50に配置さ
れている共通の駆動機構7によって駆動される。この共
通の駆動機構7の構成を説明するのに先立って、インク
吸引ポンプ8、弾性ブレード53およびロックレバー5
2の構造を説明する。
【0027】(インク吸引ポンプ)インク吸引ポンプと
してはEP818317号のものが知られており、本実
施の形態においても同様の原理で吸引するように構成さ
れている。
【0028】図3(A)、(B)はインク吸引ポンプ8
の内部構造および動作を説明するための模式図である。
この図に示すように、インク吸引ポンプ8は、円形内周
面80aを備えた円筒状ケース80と、この円形内周面
80aに沿って一周分配置された可撓性のインクチュー
ブ81と、ポンプ用カムロータ82と、このカムロータ
82に押されて円形内周面80aに沿ってインクチュー
ブ81を押しつぶしながら転動するローラ83とを備え
ている。
【0029】ポンプ用カムロータ82の回転中心L1は
円形内周面80aの中心に一致しており、その外周面に
は、略180度の範囲に亘る小径の円弧状のカム面82
bが形成されている。この円弧状のカム面82bは、回
転中心L1を中心として時計回りCWにその曲率半径が
r1<r2 で しかもr1からr2へ漸増するよう
に設定されている。また、カム面82bの両端には、残
りの大径外周面との間を繋ぐ段差面82c、82dが形
成されている。ローラ83の回転軸83aは、カムロー
タ82の段差面82c、82dによって押されると共
に、そのカム面82bに沿って転動可能となっている。
【0030】インク吸引チューブ81の一端81aはケ
ース80から外部に引き出されて、インク吸引時に記録
ヘッド3のノズル形成面32に被せられるキャップ55
に連通している。インク吸引チューブ81の他端81b
も同様にケース80のほぼ同一の場所から外部に引き出
されて、不図示の排インクタンクの側に接続されてい
る。
【0031】この構成のインク吸引ポンプ8の動作を説
明する。本実施の形態のキャッピング機構は、USP5
260724号のように構成され、キャリッジ2がホー
ムポジションCまで移動すると、この移動に連動してキ
ャップ55がユニットケース50から前方に移動して記
録ヘッド3のノズル形成面32を覆う。この状態でポン
プ用カムロータ82が反時計方向CCWに回転すると、
ローラ83はカムロータ82のカム面82bによってイ
ンクチューブ81の側に押し出されて、インクチューブ
81を押しつぶした状態となる。この状態のまま、ロー
ラ83は、カムロータ82の段差面82cによって、円
周方向に押される。この結果、ローラ83はインクチュ
ーブ81を押しつぶしながら反時計方向CCWに転動す
る。これによって、インクチューブ81のキャップ55
に連通している側が負圧状態となるので、記録ヘッド3
のインクノズルからインクが吸引される。
【0032】逆に、カムロータ82を時計方向CWに回
転させると、ローラ83は、カムロータのカム面82b
に従って中心側に移動して、ローラ83によって押しつ
ぶされていたインクチューブ81は元の状態に戻る。次
に、図3(B)に示すように、カムロータ82の他方の
段差面82dによってローラ83は押されて時計回りC
Wに転動する。この場合には、インク吸引ポンプ8では
ポンピング作用は行われない。
【0033】(ヘッド拭き取り用の弾性ブレード)弾性
ブレード53は、記録ヘッド3のノズル形成面32に接
触する前進位置と、当該ノズル形成面32に接触しない
後退位置との間を往復移動可能である。この弾性ブレー
ド53は一定の厚さをした長方形をしており、ブレード
保持部材54に保持されている。
【0034】弾性ブレード53が前進位置に保持された
状態で、キャリッジ2が印字領域Bからホームポジショ
ンCに移動すると、当該弾性ブレード53の先端部分が
ノズル形成面32に接触して、ノズル形成面32に付着
しているインク、紙粉等の異物が拭き取られる。
【0035】(ロックレバー)キャリッジロック機構の
構成要素であるロックレバー52は、弾性ブレード53
の往復移動に連動して揺動して、キャリッジ2に形成し
たロックレバー係合部26、27に係合したロック位置
および当該ロックレバー係合部26、27から外れたア
ンロック位置に移動可能なキャリッジ係合端52bを備
えている。
【0036】本例のロックレバー52は全体としてL形
をしており、その折れ曲がり部分がユニットケース50
に取り付けた揺動中心軸52aによって回転自在に支持
されている。
【0037】一方、キャリッジ2の側に形成した一対の
ロックレバー係合部26、27は、キャリッジ移動方向
に向けて一定の間隔で配列された突起である。ロックレ
バー52のキャリッジ係合端52bは、上方側から下方
側に旋回することにより、当該一対のロックレバー係合
部26、27の間に入り込むことができるようになって
いる。このロックレバー52の位置がキャリッジ2の移
動をロックしたロック位置であり、これ以外のロックレ
バー52の位置がアンロック位置である。
【0038】ここで、ロックレバー52のキャリッジ係
合端52bの断面形状は、その揺動方向の一端が広幅と
されている。例えば、図4に示すように、L形断面をし
ており、上端側が広幅となっている。このため、ロック
レバー52が図において矢印で示すように上側から下側
に揺動して、一対のロックレバー係合部26、27の間
に入り込んだ場合には、その広幅部分が一方の係合部2
7に当たる。この結果、ロックレバー52はそれ以上の
揺動が阻止され、一対の係合部26、27の間に挟まっ
た状態に保持される。この状態は、ロックレバー52を
上方に揺動させた場合にのみ解除できる。
【0039】(駆動機構)次に、図5を参照して、上記
構成のインク吸引ポンプ8、弾性ブレード53およびロ
ックレバー52を駆動するための駆動機構7の構成を説
明する。
【0040】本例の駆動機構7は、単一のモータ51
と、このモータ51の駆動力をインク吸引ポンプ8、弾
性ブレード53およびロックレバー52に伝達する動力
伝達機構60とを備えた構成となっている。
【0041】この動力伝達機構60は、モータ51の回
転運動をインク吸引ポンプ8に伝達する回転運動伝達機
構としての減速歯車列を備えている。本例の歯車列は、
モータ51の出力軸に取り付けたピニオン71と、この
ピニオン71に噛み合っているアイドル歯車72と、こ
のアイドル歯車72に同軸状態で一体形成したピニオン
73と、このピニオン73に噛み合った駆動歯車74を
含んでいる。
【0042】この駆動歯車74はインク吸引ポンプ8の
カムロータ82に同軸状態で隣接配置されており、駆動
歯車74およびカムロータ82は共通の回転中心軸61
によって回転自在に支持されている。これらの駆動歯車
74およびカムロータ82の対峙している側面にはそれ
ぞれ半径方向の同一位置に係合用突起74a、82aが
形成されている。駆動歯車74が回転してその係合用突
起74aがカムロータ82の側の係合用突起82aに係
合した後は、カムロータ82が駆動歯車74と一体とな
って回転する。
【0043】次に、本例の動力伝達機構60は、上記構
成の歯車列を介して伝達される回転運動を弾性ブレード
53の往復運動に変換する第1の変換機構を備えてい
る。本例の第1の変換機構は次のように構成されてい
る。共通の回転中心軸61によって回転自在に支持され
た回転カム板75を有しており、この回転カム板75
は、上記の駆動歯車74に対して、コイルばね76のば
ね力によって押しつけられて、摩擦係合状態となってい
る。
【0044】この回転カム板75の側面には略90度の
角度範囲に亘る円弧状カム溝75aが刻まれている。一
方、弾性ブレード53を保持しているブレード保持部5
4の背面側には往復運動板77が連結されており、この
往復運動板77の後端には、円形カム溝75a内を摺動
するカムフォロワー77aが取り付けられている。
【0045】この往復運動板77の側面からは一対のス
ライドピン77b、77cが突出しており、これらのス
ライドピン77b、77cは、ユニットケース50に形
成した案内孔50a、50bに沿ってスライド可能とな
っている。換言すると、往復運動板77は、これらの案
内孔50a、50bによって規定される範囲内で、前後
に往復運動可能であり、案内孔前端に移動した位置が弾
性ブレード53の前進位置であり、案内孔後端に移動し
た位置が当該弾性ブレード53の後退位置である。
【0046】この構成の第1の変換機構では、駆動歯車
74に対して同軸状態に摩擦係合している回転カム板7
5は、摩擦係合状態が維持されている間は、駆動歯車7
4と一体となって回転する。この回転により、往復運動
板77のカムフォロワー77aがカム溝75aに沿って
摺動する。往復運動板77の移動方向は案内孔50a、
50bによって規制されているので、往復運動板77
は、カム溝75aの回転に伴って、前後に往復運動を行
う。
【0047】次に、本例の動力伝達機構60は、さら
に、上記構成の第1の変換機構を介して得られる往復運
動板77の往復運動をロックレバー52の揺動運動に変
換する第2の変換機構を備えている。本例の第2の変換
機構は、往復運動板77の側面から突出したロックレバ
ー係合ピン77dと、ロックレバー52の折り曲がり部
分を揺動自在に支持している揺動中心軸52aと、ロッ
クレバー52の後端部分に形成された係合溝52cとを
備えている。この係合溝52cにはロックレバー係合ピ
ン77dが遊びのある状態で差し込まれている。
【0048】往復運動板77が前後に移動すると、ロッ
クレバー52が、その揺動中心軸52aを中心として、
図5の場合には、上下方向に所定の角度範囲内を揺動運
動を行う。
【0049】(インク吸引、ヘッド拭き取り、キャリッ
ジロック動作)図6(A)〜(C)は、弾性ブレード5
3とロックレバー52の各移動位置を示す動作説明図で
ある。これらの図を参照して、本例のインク吸引ポンプ
8、弾性ブレード53およびロックレバー52の動作を
説明する。
【0050】図6(A)に示すように、通常の印刷時に
は、回転カム板75に形成されたカム溝75aの下端7
5bに往復移動板77のカムフォロワー77aが位置し
ている。この状態では、弾性ブレード53は後退位置に
あり、ロックレバー52は、そのキャリッジ係合端52
bがキャリッジ側の係合部26、27の移動軌跡よりも
上方に退避したアンロック位置にある。
【0051】次に、インク吸引を行う場合には、キャリ
ッジ2をホームポジションCまで移動した後に、モータ
51を反時計回りCCWに回転する。モータ51の回転
力は歯車列を介して駆動歯車74に伝達され、この駆動
歯車74に摩擦係合している回転カム板75も一体とな
って反時計方向CCWに回転する。この結果、往復移動
板77が、回転カム板のカム溝75aの回転に伴って前
方に押し出される。
【0052】回転カム板75がほぼ45度回転すると、
図6(B)に示すように、往復運動板77はその前後方
向の中間位置まで押し出される。この移動によって、ロ
ックレバー52の前端であるキャリッジ係合端52bが
下方に揺動して、キャリッジ2の側の一対の係合部2
6、27の間に入り込んだロック位置となる。
【0053】この状態になると、図4に示すように、ロ
ックレバー52はそれ以上は下方に揺動できない。この
結果、回転カム板75の回転が阻止されるので、この回
転カム板75と駆動歯車74の回転カム板75の間に滑
りが生じて、駆動歯車74のみが回転を継続する。よっ
て、モータ51の駆動の如何に関わらず、ロックレバー
52はキャリッジロック位置に保持される。
【0054】このようにして、ロックレバー52による
キャリッジロックが形成される。このキャリッジロック
の状態では、弾性ブレード53の側は、移動の途中位置
にあり、記録ヘッドのノズル形成面32に接触可能な位
置までは前進していない。
【0055】ここで、モータ51を継続して反時計回り
に回転させると、その回転が駆動歯車74を介してイン
ク吸引ポンプ8のカムロータ82に伝達され、当該カム
ロータ82が反時計方向に回転する。この結果、図3を
参照して説明したように、インク吸引ポンプ8によるイ
ンク吸引動作が行われて、所定量のインク吸引がなされ
る。
【0056】インク吸引終了後に、モータ51を時計方
向CWに回転すれば、上記の動作とは逆に、回転カム板
75の逆転によって、往復運動板77が後方に引かれ、
これにより、ロックレバー52の先端が上方に旋回し
て、キャリッジロックの状態が解除される。
【0057】次に、弾性ブレード53による拭き取り処
理を行うには、キャリッジ2がホームポジションCに移
動する前に、モータ51を反時計回りCCWに回転させ
る。この場合には、上記のキャリッジロックの場合とは
異なり、ロックレバー52の揺動を途中で阻止する係合
部26、27が存在しない。よって、図6(C)に示す
ように、弾性ブレード53はその前端位置まで前進す
る。この状態でキャリッジ2をホームポジションCに移
動させると、記録ヘッド3のノズル形成面32に付着し
たインクや紙粉等が、弾性ブレード53によって拭き取
られる。
【0058】この状態では、ロックレバー52が下方に
退避しているので、ロックレバー52にじゃまされず
に、キャリッジ2を往復移動させることができる。ま
た、この状態では、往復運動板77の前方への移動が案
内孔50a、50bによって阻止され、回転カム板75
と駆動歯車74の間に滑りが生じ、モータ51の駆動の
如何に関わらず弾性ブレード53はその前端位置に保持
される。
【0059】なお、この状態から、弾性ブレード53を
元の退避した状態に戻すには、モータ51を時計回りC
Wに駆動すればよい。
【0060】以上説明したように、本例のインクジェッ
ト記録装置1では、共通の駆動機構7を用いて、インク
吸引ポンプ8のインク吸引動作、弾性ブレード53の往
復運動、およびロックレバー52の揺動運動を行うよう
にしている。従って、各部分を個別の駆動機構を用いて
駆動する構成に比べて、装置を小型・コンパクトで廉価
に構成できる。
【0061】また、共通の駆動機構7を、単一のモータ
51と、このモータ51の駆動力をインク吸引ポンプ
8、弾性ブレード53、およびロックレバー52に伝達
する動力伝達機構60とを備えた構成のものとしてあ
り、動力伝達機構60を、モータ51の回転運動をイン
ク吸引ポンプ8に伝達する回転運動伝達機構と、この回
転運動伝達機構を介して伝達される回転運動を弾性ブレ
ード53の往復運動に変換する第1の変換機構と、弾性
ブレード53の往復運動をロックレバー52の揺動運動
に変換する第2の変換機構とを備えた構成としてある。
このように各駆動部分に対する動力伝達経路の共用化を
図ってあるので、駆動機構を小型でコンパクトに構成で
きる。
【0062】さらに、本例では、回転運動伝達機構の回
転運動を、コイルばね76によって得られる摩擦力によ
って、第1の変換機構に伝達するようにしている。この
構成によれば、被駆動側である弾性ブレード53あるい
はロックレバー52の移動を阻止すると、回転運動伝達
機構と第1の変換機構の間に滑りが生じて、回転運動が
伝達されない。よって、モータ51あるいはインク吸引
ポンプ8の駆動状態とは関わりなく、被駆動部材である
弾性ブレード53あるいはロックレバー52を所望の位
置に停止させることができる。このために、各駆動部分
の駆動タイミングをとるための同期機構等を別途設ける
必要がないので、動力伝達機構の構成を単純化でき、結
果として、装置を小型でコンパクトにできる。
【0063】更に、本例では、弾性ブレード53の側の
往復運動によって引き起こされるロックレバー52の揺
動運動を、弾性ブレード53が後退位置から前進位置に
向かう途中の位置においてロックレバー52をロック位
置まで揺動させ、弾性ブレード53を更に前進させて、
その前進位置に到ると、ロックレバー52が再びアンロ
ック位置に揺動するように規定してある。従って、イン
ク吸引ポンプ8の駆動に先立つキャリッジロック、およ
び、キャリッジロックを解除しての弾性ブレード53に
よるヘッド拭き取り動作を、連続した一連の動作で簡単
に実現できる。
【0064】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0065】例えば、ロックレバーを上端側が広幅のL
形断面に形成したが、図7(a)に示すように、ロック
レバーのT形のキャリッジ係合端52dにしても構わな
く、また、図7(b)のように、ロックレバーのキャリ
ッジ係合端を下部が開放した凹形のキャリッジ係合端5
2eとし、キャリッジ係合部を一個の係合部26にして
も構わなく、或いは図7(b)とは反対に、ロックレバ
ーを板状のキャリッジ係合端52fとし、、キャリッジ
の係合部を凹形状の係合部26aとしても構わないもの
である。
【0066】また、ロックレバー52の回動を往復移動
する往復運動板77から得ているが、回転カム板75か
ら直接得ても構わないものである。例えば、カム溝75
aを係合する部位をロックレバー52に設けても構わな
く、或いは、回転カム板75にロックレバー52専用の
カム溝を設けてもよいし、更には、ロックレバー52を
図5において時計方向に回動するようにバネ部材で常時
付勢し、回転カム板の外周で回動されていても構わな
い。
【0067】更には、紙案内部に形成する導入部及び曲
げ起こし部の形状、厚み等については、上述の実施の形
態に限られず、本発明の範囲内であれば、設計変更を行
うことができ、また、本体フレームの形状、材質等につ
いても、適宜変更しうるものである。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット記録装置においては、インク吸引ポンプ、キャリ
ッジロック機構、およびヘッド拭き取り部材の各駆動を
共通の駆動機構により実現している。従って、個別の駆
動機構を備えた構成に比べて、装置の小型化、低価格化
を図ることができる。また、個別の駆動機構の駆動タイ
ミングを取る等の操作が不要なので、各部分の駆動制御
も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット記録装置の斜
視図である。
【図2】図1に示す装置の主要部を示す斜視図である。
【図3】(A)、(B)は、図1の装置に搭載されてい
るインク吸引ポンプの内部構造および動作を説明するた
めの説明図である。
【図4】図1の装置におけるロックレバーによるキャリ
ッジロック状態を示す説明図である。
【図5】図1の装置に搭載されている駆動機構の主要構
造を示すための分解斜視図である。
【図6】(A)〜(C)は図1の装置の動作を説明する
ための説明図である。
【図7】(A)〜(C)は本発明を適用したロックレバ
ーによるキャリッジロック状態を示す他の実施の形態の
説明図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 2 キャリッジ 3 記録ヘッド 4 キャリッジ移動機構 5 メンテナンスユニット 7 駆動機構 8 インク吸引ポンプ 31 インクノズル 32 ノズル形成面 50 ユニットケース 50a、50b 係合孔 51 モータ 52 ロックレバー 52a 揺動中心軸 52c 係合溝 52b キャリッジ係合端 53 弾性ブレード 55 キャップ 60 動力伝達機構 74 駆動歯車 75 回転カム板 75a カム溝 77 往復運動板 77a カムフォロワー 77b、77c スライドピン 80a 円形内周面 81 インクチューブ 82 カムロータ 83 ローラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク液滴を吐出する記録ヘッドを搭載
    したキャリッジを移動させて記録媒体上に印刷を形成す
    るインクジェット記録装置において、 前記キャリッジを所定の位置に固定可能なロック機構
    と、 前記キャリッジが固定された状態において前記記録ヘッ
    ドのインクノズルからインクを吸引するインク吸引ポン
    プと、 前記記録ヘッドのノズル形成面から異物を拭き取るヘッ
    ド拭き取り部材と、 前記ロック機構、前記インク吸引ポンプおよび前記ヘッ
    ド拭き取り部材を駆動するための共通の駆動機構とを有
    することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ヘッド拭き取り部材は、前記ノズル形成面に接触す
    る前進位置と、当該ノズル形成面から離れた後退位置と
    の間を往復移動可能な弾性ブレードを備えており、 前記ロック機構は、前記キャリッジに係合したロック位
    置および当該キャリッジから開放されたアンロック位置
    に移動可能な係合部を具備しているロックレバーを備え
    ていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 求項2において、 前記駆動機構は、単一のモータと、このモータの駆動力
    を前記インク吸引ポンプ、前記ロックレバーおよび前記
    弾性ブレードに伝達する動力伝達機構とを備えており、 前記動力伝達機構は、前記モータの回転運動を前記イン
    ク吸引ポンプに伝達する回転運動伝達機構と、前記回転
    運動を前記弾性ブレードの往復運動に変換する第1の変
    換機構と、前記回転運動若しくは前記往復運動の何れか
    を前記ロックレバーの揺動運動に変換する第2の変換機
    構とを備えていることを特徴とするインクジェット記録
    装置。
  4. 【請求項4】 求項3において、 前記回転運動伝達機構の回転運動は、ばね部材によって
    得られる摩擦力によって、前記第1の変換機構及び前記
    第2の変換機構に伝達されることを特徴とするインクジ
    ェット記録装置。
  5. 【請求項5】 求項4において、 前記弾性ブレードが前記後退位置から前記前進位置に向
    かう途中の位置まで前進すると、前記ロックレバーは前
    記アンロック位置から前記ロック位置まで揺動し、前記
    弾性ブレードが更に前記前進位置まで前進すると、前記
    ロックレバーが前記アンロック位置まで揺動するよう
    に、当該ロックレバーの揺動運動が規定されていること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 求項5において、 前記回転力伝達機構は、前記モータと前記インク吸引ポ
    ンプの間を連結している歯車列を備えており、 前記第1の変換機構は、前記歯車列に含まれる駆動歯車
    に対して、ばね力によって同軸状態で押しつけ固定され
    た回転カム板と、この回転カム板の側面に形成した円弧
    状カム溝と、この円弧状カム溝内を摺動可能なカムフォ
    ロワーと、前記弾性ブレードが先端に取り付けられ、後
    端に前記カムフォロワーが取り付けられている往復運動
    部材と、当該往復運動部材を前記前進位置および前記後
    退位置の間で直線往復運動可能に支持している案内部と
    を備えていることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  7. 【請求項7】 求項6において、 前記第2の変換機構は、前記往復運動部材に取り付けた
    ロックレバー係合部と、前記ロックレバーを一定の角度
    範囲内で揺動可能に支持している揺動軸とを備えている
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 求項6において、 前記インク吸引ポンプは、円形内周面と、この円形内周
    面に沿って配置した可撓性のインクチューブと、回転し
    ている間インクチューブを前記円形内周面に沿って圧接
    するように回転するローラを支持するロータとを有し、 前記ロータは、前記駆動歯車が前記ロックレバーを前記
    ロック位置に所定角度動作させるための前記回転カム板
    を回動させた後に前記駆動歯車と結合するように配置さ
    れていることを特徴とするインクジェット記録装置。
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