JP2013177230A - クレーンの荷重検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブームの先端部に作用する荷重を正確に検出可能とするとともに、製造コストの低減を図ることのできるクレーンの荷重検出装置を提供する。
【解決手段】ブーム50の先端側に作用する荷重を検出するための荷重検出部101と、荷重検出部101に電力を供給するためのケーブル102と、荷重検出部101に電力を供給するとともに、ケーブル102に流れる電流値が荷重検出部からの出力電圧に応じた電流値となるように調整するための電流変換器103と、ケーブル102に流れる電流値に基づいてブーム50の先端部に作用する荷重を取得するようにしている。
【選択図】図4

Description

本発明は、ブームの先端部に作用する荷重を検出するためのクレーンの荷重検出装置に関するものである。
従来、この種の荷重検出装置では、ブームの先端部に作用する荷重を検出するための荷重検出部と、荷重検出部に電源の電力を供給するための電源ケーブルと、荷重検出部の検出信号を伝送するための信号ケーブルと、を備えたものが知られている(例えば、引用文献1参照)。
特許第4298056号公報
前記クレーン装置では、電源ケーブルと信号ケーブルを、クレーン装置の下部からブームの先端側まで配線する必要がある。前記クレーン装置では、ブームが旋回したり伸縮したりするため、コードリールやスイベルジョイントを介してケーブルの配線を行う必要があり、ケーブルの本数が多くなることによって製造コストが増加する。また、前記荷重検出部の検出信号は、電圧信号として信号ケーブルを伝送されるため、接点の接触抵抗の変化等のノイズの影響を受けやすく、正確な荷重を検出することができない場合がある。
本発明の目的とするところは、ブームの先端部に作用する荷重を正確に検出可能とするとともに、製造コストの低減を図ることのできるクレーンの荷重検出装置を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、ブームの先端部に作用する荷重を検出する荷重検出部と、荷重検出部に電源の電力を供給するケーブルと、ケーブルに接続され、荷重検出部に電力を供給するとともに、ケーブルに流れる電流値が荷重検出部からの出力電圧に応じた電流値となるように調整する電流変換器と、ケーブルに流れる電流値に基づいてブームの先端部に作用する荷重を取得する荷重取得手段と、を備えている。
これにより、ケーブルに流れる電流値を荷重信号として伝送することによって、ブームの先端部に作用する荷重が取得可能となることから、電源から荷重検出部への電力の供給と荷重検出部からの荷重信号の伝送とを一本のケーブルで行うことが可能となる。
本発明によれば、電源から荷重検出部への電力の供給と荷重検出部からの荷重信号の伝送とを一本のケーブルで行うことができるので、従来の荷重検出装置よりも配線数を少なくすることができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。また、荷重検出部からの荷重信号は、電流信号として伝送されるので、電圧信号として伝送する場合と比較してノイズの影響を受け難く、ブームの先端部に作用する荷重を高精度に検出することが可能となる。
本発明の一実施形態を示すクレーン装置を搭載した車両の斜視図である。 クレーン装置の正面図である。 油圧供給装置の概略構成図である。 荷重検出回路の概略構成図である。 荷重検出部および電流変換器の概略図である。 クレーン動作制御処理を示すフローチャートである。
図1乃至図6は、本発明の一実施形態を示すものである。
本発明の荷重検出装置を備えたクレーン装置10は、図1に示すように、車両1に搭載されるものである。
車両1は、図1に示すように、シャシフレーム2の前側に設けられたキャブ3と、シャシフレーム2の後側に設けられた荷台4と、を備えており、キャブ3と荷台4との間のシャシフレーム2にクレーン装置10が搭載されている。
クレーン装置10は、図2に示すように、シャシフレーム2上に固定される基台20と、基台20の左右両側に設けられたアウトリガ30と、基台20の上面に旋回自在に設けられた旋回台40と、旋回台40に対して起伏自在に設けられたブーム50と、ブーム50の先端側から垂下されるワイヤロープ60と、ワイヤロープ60の巻き込みまたは繰り出しを行うためのウインチ70と、を備えている。
各アウトリガ30は、基台20に対して幅方向外側に移動可能であるとともに、油圧式のジャッキシリンダ31によって下方に伸長可能である。アウトリガ30は、下端を接地させることにより車両1を地面に対して安定的に支持する。
旋回台40は、ボールベアリング式やローラーベアリング式の旋回サークル(図示せず)によって基台20に対して旋回自在に設けられ、油圧式の旋回モータ41によって旋回する。また、旋回台40の上面には、上下方向に延びる旋回ポスト42が設けられ、旋回ポスト42の上端側にブーム50が起伏自在に連結されている。
ブーム50は、複数のブーム部材51〜54からなり、最先端側のブーム部材54を除く各ブーム部材51〜53の内部に先端側に隣り合うブーム部材52〜54が収納可能な多段式に構成されている。最基端側のブーム部材51は、基端部が旋回ポスト42の上端側に上下方向に回転自在に連結されている。ブーム部材51の基端側と旋回台40との間には、油圧式の起伏シリンダ55が連結され、起伏シリンダ55の伸縮動作によってブーム50を起伏させる。また、最基端側のブーム部材51内には、油圧式の伸縮シリンダ56が設けられ、伸縮シリンダ56の伸縮によってブーム50を伸縮させる。
ワイヤロープ60は、先端側にフックブロック61が接続され、フックブロック61がブーム50の先端部から垂下される。フックブロック61には吊荷を係止可能であり、フックブロック61に係止された吊荷がブーム50の先端部から吊り下げられる。
ウインチ70は、ワイヤロープ60が巻き掛けられるドラム71と、ドラム71を正逆回転させるための油圧式のウインチモータ72と、ウインチモータ72の回転数およびトルクを変換してドラム71に伝達する減速機73と、を有している。
ウインチモータ72は、例えば、斜板式のアキシャルプランジャ油圧モータであり、斜板の角度を変更可能な可変容量形の油圧モータである。つまり、ウインチモータ72は、斜板の角度を変更することによって、所定の流量の作動油に対して回転数が可変である。ウインチモータ72は、斜板の角度を変更するための斜板角変更レバー72aを有し、斜板角変更レバー72aは回転数が低くなる方向に付勢されている。ウインチモータ72は、斜板角変更レバー72aを回転数が高くなる方向に最大限に操作したときに吊り上げ可能な吊荷の重さが、回転数が低くなる方向に最大限操作した場合よりも小さくなり、例えば約60%となる。
各ジャッキシリンダ31,31、旋回モータ41、起伏シリンダ55、伸縮シリンダ56およびウインチモータ72等のアクチュエータは、作動油の供給や排出によって作動する。各アクチュエータを作動させる作動油は、図3に示す油圧供給装置80によって供給される。
油圧供給装置80は、車両1走行用のエンジンEの動力を取り出すためのPTO(パワーテイクオフ)機構81と、PTO機構81によって取り出されたエンジンEの動力によって駆動する油圧ポンプ82と、油圧ポンプ82から吐出された作動油の流れを制御するためのコントロールバルブユニット83と、を備え、これらは作動油回路84に接続されている。
コントロールバルブユニット83は、各アクチュエータのそれぞれに対応する複数のコントロールバルブを有し、各コントロールバルブが図2に示す操作レバー83a,83b,83c,83dによって操作可能である。また、コントロールバルブユニット83を構成する各コントロールバルブは、ソレノイドからなる切換手段を有し、後述するコントローラからの信号によっても操作可能である。
作動油回路84には、ウインチモータ72の斜板角変更レバー72aを操作するための操作シリンダ85と、操作シリンダ85を駆動させるためのコントロールバルブ86が接続されている。操作シリンダ85は、作動油が供給されると伸長する単動シリンダからなり、斜板角変更レバー72aをウインチモータ72の回転数を速くする方向に操作可能である。コントロールバルブ86は、ソレノイドからなる切換手段を有し、後述するコントローラからの信号によって操作される。コントロールバルブ86は、作動油回路84と操作シリンダ85内を連通する流路と、作動油タンク84aと操作シリンダ85内を連通する流路と、を有し、作動油タンク84aと操作シリンダ85内を連通する流路側に付勢されている。
ウインチモータ72は、通常の状態で斜板角変更レバー72aが回転数「低速」に設定されており、切換手段であるソレノイドに通電すると、コントロールバルブ86が移動して作動油が操作シリンダ85内に流入し、斜板角変更レバー72aが回転数「高速」に切り換わる。また、ウインチモータ72は、斜板角変更レバー72aが回転数「高速」の状態で、切換手段であるソレノイドの通電を遮断すると、コントロールバルブ86が付勢力によって移動して作動油が操作シリンダ85から作動油タンク84aに流出し斜板角変更レバー72aが回転数「低速」に切り換わる。
また、クレーン装置10は、図3に示すように、油圧供給装置80の動作に関する制御を行うためのコントローラ90を備えている。
コントローラ90は、CPU、ROM、RAMを有している。コントローラ90は、入力側に接続された装置からの入力信号を受信すると、CPUが、入力信号に基づいてROMに記憶されたプログラムを読み出すとともに、入力信号によって検出された状態をRAMに記憶したり、出力側に接続された装置に出力信号を送信したりする。
コントローラ90の出力側には、図3に示すように、コントロールバルブユニット83と、コントロールバルブ86と、クレーン装置10の運転状態を報知するためのLCD等からなる表示部91と、が接続されている。
また、コントローラ90の入力側には、図3に示すように、ブーム50の先端部に作用する荷重を検出するための荷重検出回路100が接続されている。
荷重検出回路100は、図4に示すように、ブーム50の先端部に作用する荷重を検出するための荷重検出部101と、車両1に設けられたバッテリBの電力(例えば、電圧:24V)を荷重検出部101に供給するためのケーブル102と、ケーブル102を介して供給された電力を荷重検出部101に供給するとともに、ケーブル102を流れる電流値を荷重検出部101からの出力電圧に応じた電流値となるように調整するための電流変換器103と、ケーブル102を流れる電流値に応じた電位差を生じさせるためのIV変換器104と、IV変換器104の両側の電位差を電圧に変換するための差動検出部105と、差動検出部105の出力電圧をデジタル信号に変換してコントローラ90に送信するためのA/D変換器106と、ウインチ70がワイヤロープ60を巻き過ぎた状態である過巻状態を検出するための過巻検出スイッチ107と、を備えている。
荷重検出部101は、歪ゲージ式のロードセルであり、ブーム50の先端部に設けられている。荷重検出部101には、ワイヤロープ60の張力が伝達されることで、入力電圧に対してワイヤロープ60の張力に応じた出力電圧を出力する。
ケーブル102は、例えば合成樹脂製の絶縁材料によって被覆されており、基台20からブーム50の先端部に向かってブーム50に沿って延びるように設けられている。ケーブル102は、コードリール102aに巻き掛けられており、ブーム50の伸縮動作に合わせて巻き取りまたは繰り出しが可能に構成されている。また、ケーブル102は、ブーム50が基台20に対して旋回自在であるため、基台20側と旋回台40側とがスリップリング102bを介して接続されている。
電流変換器103は、図5に示すように、電流トランスミッタ103aやオペアンプ103b等の電子部品を有し、ケーブル102を介して供給された電力を荷重検出部101に伝達するとともに、ケーブル102を流れる電流値が4〜20mAの範囲となるように調整するものである。
IV変換器104は、バッテリBとケーブル102とを接続する抵抗器であり、抵抗器の両側にケーブル102を流れる電流値に応じた電位差を生じさせるためのものである。
過巻検出スイッチ107は、図2に示すように、ブーム50の先端部に設けられ、ケーブル102に接続されている。過巻検出スイッチ107は、フックブロック61によって開閉され、過巻状態になると荷重検出回路100を開状態とするものである。
また、バッテリBの負極および電流変換器103は、グランドを構成する車両1のシャシフレーム2やブーム50に接続されている。
以上のように構成されたクレーンの荷重検出装置において、通常のクレーン作業時の差動検出部105の出力電圧は、所定の電圧の範囲内(例えば、0.88〜4.4V)となる。このとき、ケーブル102を流れる電流値は、4〜20mAの範囲内である。
また、クレーン作業時にウインチ70が過巻状態となった場合には、フックブロック61によって過巻検出スイッチ107が開状態になるため、差動検出部105の出力電圧が下限値の0Vとなる。このとき、ケーブル102を流れる電流値は、0mAである。
さらに、クレーン作業時に、ケーブル102が旋回台40やブーム50の可動部に挟まる等、地絡した場合には、ケーブル102を流れる電気がシャシフレーム2やブーム50に電流変換器103を介することなく流れるため、差動検出部105の出力電圧が上限値(例えば、5V)となる。このとき、ケーブル102を流れる電流値は、例えば、バッテリBの電圧が24Vにおいて110mAである。
クレーン作業時において、コントローラ90は、差動検出部105の出力電圧に基づいてクレーンの動作を制御するためのクレーン動作制御処理を行う。このときのコントローラ90の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1)
ステップS1においてCPUは、差動検出部105の出力電圧が所定の電圧の範囲内であるか否かを判定する。出力電圧が所定の電圧の範囲内であると判定した場合には、ステップS2に処理を移し、出力電圧が所定の電圧の範囲内でないと判定した場合には、ステップS4に処理を移す。
(ステップS2)
ステップS2においてCPUは、出力電圧に基づいてウインチモータ72の回転数を設定し、ステップS3に処理を移す。
具体的には、出力電圧が所定の電圧より低い(荷重が所定の荷重よりも小さい)場合にウインチモータ72の回転数を「高速」に設定し、出力電圧が所定の電圧以上(荷重が所定の荷重以上)の場合にウインチモータ72の回転数を「低速」に設定する。
(ステップS3)
ステップS3においてCPUは、出力電圧に基づいてブーム50の先端部に作用する荷重を算出し、算出した荷重を表示部91に表示してクレーン動作制御処理を終了する。
(ステップS4)
ステップS1において差動検出部105の出力電圧が所定の電圧の範囲内でないと判定した場合に、ステップS4においてCPUは、差動検出部105の出力電圧が下限値(0V)であるか否かを判定する。出力電圧が下限値であると判定した場合には、ステップS5に処理を移し、出力電圧が下限値であると判定しなかった場合には、ステップS7に処理を移す。
(ステップS5)
ステップS5においてCPUは、ワイヤロープ60を巻き込む方向のウインチモータ72の動作を規制し、ステップS6に処理を移す。このとき、ワイヤロープ60を繰り出す方向のウインチモータ72の動作は規制しない。
(ステップS6)
ステップS6においてCPUは、過巻状態である旨を表示部91に表示してクレーン動作制御処理を終了する。
(ステップS7)
ステップS1において差動検出部105の出力電圧が所定の電圧の範囲内でなく、ステップS4において出力電圧が下限値でない場合に、ステップS7においてCPUは、クレーンの動作を規制してステップS8に処理を移す。
ここでは、差動検出部105の出力電圧が所定の電圧の範囲内でも、下限値でもない状態に基づいて、ケーブル102の地絡によって荷重検出回路100が故障していると判定する。
(ステップS8)
ステップS8においてCPUは、表示部91にエラー表示を行い、クレーン動作制御処理を終了する。
このように、本実施形態のクレーンの荷重検出装置によれば、ブーム50の先端側に作用する荷重を検出するための荷重検出部101と、荷重検出部101に電力を供給するためのケーブル102と、荷重検出部101に電力を供給するとともに、ケーブル102に流れる電流値が荷重検出部からの出力電圧に応じた電流値となるように調整するための電流変換器103と、ケーブル102に流れる電流値に基づいてブーム50の先端部に作用する荷重を取得するようにしている。これにより、バッテリBから荷重検出部101への電力の供給と荷重検出部101からの荷重信号の伝送とを一本のケーブル102で行うことができるので、従来の荷重検出装置よりも配線数を少なくすることができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。また、荷重検出部101からの荷重信号は、電流信号として伝送されるので、電圧信号として伝送する場合と比較してノイズの影響を受け難く、ブーム50の先端部に作用する荷重を高精度に検出することが可能となる。
また、ケーブル102に過巻検出スイッチ107を設け、ケーブル102に流れる電流値に基づいて過巻検出スイッチ107の開状態を検出することで過巻状態を検出するようにしている。これにより、ウインチ70の過巻状態を検出するための回路を別途構成する必要がなく、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、ケーブル102に流れる電流値に基づいて地絡を検出するようにしている。これにより、荷重検出回路100の故障を確実に検出することが可能となることから、安全性を向上させることが可能となる。
また、従来のクレーン装置において、1本の過巻検出用のケーブルを備えている場合には、既存の過巻検出用のケーブルを用いて荷重検出回路100を構成することで、ブーム50の先端部に作用する荷重を正確に検出することが可能となる。この荷重検出回路100が構成されたクレーン装置では、検出された荷重によって前述のウインチモータ72を制御することにより、油圧ポンプ82の作動油の吐出量を低下させた状態を維持できるとともに、消費エネルギー量を低減することができることから、低燃費および低騒音の優れた環境性能を実現できる。
なお、前記実施形態では、ウインチ70の過巻状態や荷重検出回路100の故障を表示部91に表示することによって使用者に報知するようにしているが、例えば、ブザーの警報音や、スピーカからの音声によって報知するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、荷重検出回路100によってブーム50の先端部に作用する荷重を検出し、検出した荷重に応じてウインチモータ72の回転数を変更するようにしたものを示したがこれに限られるものではない。例えば、ウインチ70のワイヤロープ60を繰り出す動作の際に、ブーム50の先端部に作用する荷重に応じて背圧を制御するようにしてもよい。
10…クレーン装置、50…ブーム、60…ワイヤロープ、70…ウインチ、72…ウインチモータ、90…コントローラ、100…荷重検出回路、101…荷重検出部、102…ケーブル、103…電流変換器、104…IV変換器、105…差動検出部、106…A/D変換器、107…過巻検出スイッチ、B…バッテリ。

Claims (3)

  1. ブームの先端部に作用する荷重を検出する荷重検出部と、
    荷重検出部に電源の電力を供給するケーブルと、
    ケーブルに接続され、荷重検出部に電力を供給するとともに、ケーブルに流れる電流値が荷重検出部からの出力電圧に応じた電流値となるように調整する電流変換器と、
    ケーブルに流れる電流値に基づいてブームの先端部に作用する荷重を取得する荷重取得手段と、を備えた
    ことを特徴とするクレーンの荷重検出装置。
  2. ケーブルに接続され、ウインチが過巻状態になると開状態となる過巻検出スイッチと、
    ケーブルに流れる電流値に基づいて過巻検出スイッチの開状態を検出することで過巻状態を検出する過巻検出手段と、を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のクレーンの荷重検出装置。
  3. ケーブルに流れる電流値に基づいて地絡を検出する地絡検出手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のクレーンの荷重検出装置。
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