JP2013169882A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性に優れた空気入りタイヤ82の提供。
【解決手段】タイヤ2は、粘着シート層28を備えている。この粘着シート層28は、挟持部58及びはみ出し部60を備えている。挟持部58は、トレッド4のベース層32とキャップ層34とに挟まれている。はみ出し部60は、カーカス12と積層されている。粘着シート層28は、ゴム組成物が架橋されることで得られる。このゴム組成物は、粘着付与剤を含んでいる。挟持部58の幅W1は、5mm以上20mm以下が好ましい。はみ出し部60の幅W2は、10mm以上20mm以下が好ましい。粘着シート層28の厚みは、0.5mm以上2.0mm以下が好ましい。粘着シート層28の粘着力とキャップ層34の粘着力との比は、1.30以上が好ましい。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、トレッドがベース層及びキャップ層を備えたタイヤに関する。
典型的なトレッドは、ベース層及びキャップ層を備えている。ベース層は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。キャップ層は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層及びキャップ層の成形方法として、ストリップワインド工法が知られている。ストリップワインド工法では、未架橋ゴムからなるリボン状の第一ストリップが螺旋状に巻き回されて、ベース層用の積層体が成形される。この積層体の上に、他の未架橋ゴムからなるリボン状の第二ストリップが螺旋状に巻き回されて、キャップ層用の積層体が成形される。未架橋ゴムが有する粘着性により、キャップ層用の積層体はベース層用の積層体に接合され、両者が一体化される。このストリップワインド工法が、特開2002−160508公報に開示されている。
特開2002−160508公報
第二ストリップが巻き回されるとき、この第二ストリップがベース層用の積層体と十分には接合しないことがある。不十分な接合は、トレッドの端の近傍で生じやすい。接合が不十分である場合、両積層体の間にエアーが残存する。このトレッドを含むローカバーは、廃棄される。
ローカバーの成形時に、トレッドの端部がカーカスに積層される場合がある。この端部とカーカスとの間でも、接合不良に起因したエアーの残存が生じうる。この残存が生じたローカバーは、廃棄される。
近年、低燃費性能に優れたタイヤへのニーズが高まっている。このタイヤには、転がり抵抗を抑制しうるキャップ層が採用される。このキャップ層の粘着指数は、低い。このキャップ層を備えたローカバーの成形において、特に接合不良が発生しやすい。
本発明の目的は、成形時に部材間の接合不良が生じにくい空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、
(1)ベース層と、このベース層の半径方向外側に位置しておりこのベース層と積層され たキャップ層とを備えたトレッド、
(2)それぞれが、トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォール、
(3)それぞれが、サイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビード、
(4)トレッド及びサイドウォールに沿っており、両ビードの間に架け渡されたカーカス及び
(5)ベース層とキャップ層とにその一部が挟まれており、残余の部分がサイドウォール の軸方向内側においてカーカスと積層された一対の粘着シート層
を備える。
好ましくは、粘着シート層の、ベース層とキャップ層とに挟まれた部分の幅は、5mm以上20mm以下である。好ましくは、粘着シート層の、カーカスと積層された部分の幅は、10mm以上20mm以下である。
好ましくは、粘着シート層の厚みは、0.5mm以上2.0mm以下である。
好ましくは、粘着シート層の粘着力とキャップ層の粘着力との比は、1.30以上である。
好ましくは、キャップ層における、損失正接tanδは0.30以下であり、複素弾性率Eは10.5以上である。損失正接tanδ及び複素弾性率Eは、初期歪みが10%であり、動歪みが±2%であり、周波数が10Hzであり、変形モードが引張であり、温度が30℃である条件下で測定される。
本発明に係る空気入りタイヤでは、粘着シート層により、ベース層とキャップ層とが堅固に接合される。このタイヤではさらに、粘着シート層により、トレッドとカーカスとが堅固に接合されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。 図3は、図1のタイヤの粘着シート層が示された斜視図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッド4パターンを除き、赤道面に対して対称である。
このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、クリンチ部8、ビード10、カーカス12、ベルト14、バンド16、エッジバンド18、インナーライナー20、インスレーション22、クッション層24、チェーファー26及び粘着シート層28を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。本実施形態に係るタイヤ2は、乗用車に装着される。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接地するトレッド面を形成する。トレッド面には、溝30が刻まれている。この溝30により、トレッドパターンが形成されている。トレッド4は、ベース層32とキャップ層34とを有している。キャップ層34は、ベース層32の半径方向外側に位置している。キャップ層34は、ベース層32に積層されている。ベース層32は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層32の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層34は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6の半径方向外側端は、トレッド4と接合されている。この接合箇所では、サイドウォール6は、トレッド4の軸方向外側に位置している。このタイヤ2は、SOT構造(サイドウォールオーバートレッド構造)を有する。サイドウォール6の半径方向内側端は、クリンチ部8と接合されている。サイドウォール6は、耐カット性及び耐光性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール6は、カーカス12の損傷を防止する。サイドウォール6は、リブ36を備えている。リブ36は、軸方向外側に向かって突出している。このタイヤ2が装着されるリムのフランジの損傷を、リブ36は防止する。
クリンチ部8は、サイドウォール6の半径方向略内側に位置している。クリンチ部8は、軸方向において、ビード10及びカーカス12よりも外側に位置している。クリンチ部8は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。クリンチ部8は、リムのフランジと当接する。
ビード10は、サイドウォール6の半径方向内側に位置している。ビード10は、コア38と、このコア38から半径方向外向きに延びるエイペックス40とを備えている。コア38はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス40は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス40は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス12は、第一カーカスプライ42及び第二カーカスプライ44からなる。第一カーカスプライ42及び第二カーカスプライ44は、両側のビード10の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6に沿っている。第一カーカスプライ42は、コア38の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第一カーカスプライ42には、主部46と折り返し部48とが形成されている。第二カーカスプライ44は、コア38の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第二カーカスプライ44には、主部50と折り返し部52とが形成されている。第一カーカスプライ42の折り返し部の端は、半径方向において、第二カーカスプライ44の折り返し部の端よりも外側に位置している。
図示されていないが、それぞれのカーカスプライ42、44は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、45°から90°、さらには75°から90°である。換言すれば、このカーカス12はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス12が、1枚のカーカスプライから形成されてもよい。
ベルト14は、カーカス12の半径方向外側に位置している。ベルト14は、カーカス12と積層されている。ベルト14は、カーカス12を補強する。ベルト14は、内側層54及び外側層56からなる。図1から明らかなように、軸方向において、内側層54の幅は外側層56の幅よりも若干大きい。図示されていないが、内側層54及び外側層56のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常は10°以上35°以下である。内側層54のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層56のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。ベルト14の軸方向幅は、タイヤ2の最大幅の0.7倍以上が好ましい。ベルト14が、3以上の層を備えてもよい。
バンド16は、ベルト14の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド16の幅はベルト14の幅よりも大きい。図示されていないが、このバンド16は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド16は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト14が拘束されるので、ベルト14のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト14及びバンド16は、補強層を構成している。ベルト14のみから、補強層が構成されてもよい。バンド16のみから、補強層が構成されてもよい。
エッジバンド18は、ベルト14の半径方向外側であって、かつベルト14の端の近傍に位置している。図示されていないが、このエッジバンド18は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド16は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト14の端が拘束されるので、ベルト14のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
インナーライナー20は、赤道面CLの近傍において、カーカス12の内周面に接合されている。インナーライナー20は、架橋ゴムからなる。インナーライナー20には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー20の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー20は、タイヤ2の内圧を保持する。
インスレーション22は、サイドウォール6の軸方向内側に位置している。インスレーション22は、カーカス12とインナーライナー20とに挟まれている。インスレーション22は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。インスレーション22は、カーカス12と堅固に接合し、インナーライナー20とも堅固に接合する。インスレーション22により、サイドウォール6の軸方向内側における、インナーライナー20のカーカス12からの剥離が抑制される。
クッション層24は、ベルト14の端の近傍において、カーカス12と積層されている。クッション層24は、軟質な架橋ゴムからなる。クッション層24は、ベルト14の端の応力を吸収する。このクッション層24により、ベルト14のリフティングが抑制される。
チェーファー26は、ビード10の近傍に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー26がリムと当接する。この当接により、ビード10の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー26は、クリンチ部8と一体である。従って、チェーファー26の材質はクリンチ部8の材質と同じである。チェーファー26が、布とこの布に含浸したゴムとからなってもよい。
図2に示されるように、粘着シート層28の一部は、ベース層32とキャップ層34とに挟まれている。以下、この部分は、挟持部58と称される。粘着シート層28のうち挟持部58以外の部分は、カーカス12と積層されている。以下、この部分は、はみ出し部60と称される。
粘着シート層28は、ゴム組成物が架橋されることで得られる。このゴム組成物(架橋前)は、粘着性に優れる。このゴム組成物が粘着性に優れるので、ローカバーの成形のとき、挟持部58を介して、ベース層32とキャップ層34とが十分に接合される。挟持部58は、ベース層32とキャップ層34との間におけるエアーの残存を抑制する。ローカバーの成形のとき、はみ出し部60により、トレッド4がカーカス12と十分に接合される。はみ出し部60は、トレッド4とカーカス12との間におけるエアーの残存を抑制する。このタイヤ2の製造では、ローカバーの不良率が低い。
粘着シート層28を備えたタイヤ2では、キャップ層34の損失正接tanδが0.30以下であり、複素弾性率Eが10.5以上である場合でも、エアーの残存が抑制される。損失正接tanδが0.30以下であり、複素弾性率Eが10.5以上であるキャップ層34は、タイヤ2の低燃費に寄与しうる。損失正接tanδ及び複素弾性率Eは、「JIS K 6394」の規定に準拠して測定される。測定の条件は、以下の通りである。
粘弾性スペクトロメーター:岩本製作所の「VESF−3」
初期歪み:10%
動歪み:±2%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:30℃
粘着シート層28のゴム組成物が粘着付与剤を含むことにより、粘着シート層28の粘着性が高められうる。粘着性の観点から、粘着付与剤の量は基材ゴム100質量部に対して1質量部以上が好ましく、5質量部以上が特に好ましい。この量は10質量部以下が好ましい。
粘着シート層28の好ましい組成の一例が、以下に示される。
天然ゴム:40質量部
ポリブタジエン:60質量部
カーボンブラック:50質量部
粘着付与剤:5質量部
鉱物油:10質量部
老化防止剤:3質量部
ワックス:2質量部
ステアリン酸:3質量部
酸化亜鉛:3質量部
硫黄:2質量部
加硫促進剤NS:1.5質量部
エアーの残存の抑制の観点から、粘着シート層28の粘着力とキャップ層34の粘着力との比は1.30以上が好ましく、1.50以上がより好ましく、1.75以上が特に好ましい。この比は、2.5以下が好ましい。
粘着力は、東洋精機製作所の商品名「PICMAタックテスト」によって測定される。測定条件は、以下の通りである。
上昇スピード:30mm/min
測定時間:2.5秒
温度:23℃
湿度:55%
粘着シート層28のゴム組成物のムーニー粘度(ML1+4(100℃))は45以上が好ましい。このムーニー粘度が45上であるゴム組成物により、エアーの残存が抑制されうる。この観点から、ムーニー粘度は60以上が特に好ましい。ムーニー粘度は、80以下が好ましい。
ベース層32の粘着力とキャップ層34の粘着力との比は、1.10以上1.80以下が好ましい。カーカス12のトッピングゴムの粘着力とキャップ層34の粘着力との比は、1.10以上1.65以下が好ましい。
図2において矢印W1で示されているのは、挟持部58の幅である。幅W1は、5mm以上20mm以下が好ましい。幅W1が5mm以上である挟持部58により、ベース層32とキャップ層34との間におけるエアーの残存が抑制される。この観点から、幅W1は10mm以上が特に好ましい。幅W1が20mm以下である挟持部58を有するタイヤ2は、軽量であり、かつ低コストで得られうる。さらに、幅W1が20mm以下である挟持部58を有するタイヤ2では、良好な接地形状が得られる。良好な接地形状は、耐摩耗性に寄与する。この観点から、幅W1は15mm以下が特に好ましい。
図2において矢印W2で示されているのは、はみ出し部60の幅である。幅W2は、10mm以上20mm以下が好ましい。幅W2が10mm以上であるはみ出し部60により、トレッド4とカーカス12との間におけるエアーの残存が抑制される。この観点から、幅W2は13mm以上が特に好ましい。幅W2が20mm以下であるはみ出し部60を有するタイヤ2は、計量であり、かつ低コストで得られうる。さらに、幅W2が20mm以下であるはみ出し部60を有するタイヤ2は、耐久性に優れる。これらの観点から、幅W2は17mm以下が特に好ましい。
図3には、成形工程に供される前の粘着シート層28が示されている。成形工程では、この粘着シート層28が、ベース層32の端の上において、周方向に巻かれる。巻き数は、1である。
粘着シート層28の幅Wは、15mm以上40mm以下が好ましい。幅が15mm以上である粘着シート層28により、エアーの残存が抑制される。この観点から、幅Wは20mm以上が特に好ましい。幅Wが40mm以下である粘着シート層28を有するタイヤ2は、低コストで得られうる。この観点から、幅Wは35mm以下が特に好ましい。
粘着シート層28の厚みTは、0.5mm以上2.0mm以下が好ましい。厚みTが0.5mm以上である粘着シート層28により、エアーの残存が抑制される。この観点から、厚みTは1.0mm以上が特に好ましい。厚みTが2.0mm以下である粘着シート層28を有するタイヤ2は、低コストで得られうる。この観点から、厚みTは1.5mm以下が特に好ましい。
このタイヤ2の製造では、成形機のドラムの上に、ベルト14の内側層54及び外側層56が巻かれる。このベルト14の上に、バンド16が巻かれる。このドラムにリボン状のゴムストリップが供給され、螺旋状に巻かれて積層されることで、ベース層32が成形される。このベース層32の端の近傍に、粘着シート層28が巻かれる。粘着シート層28の一部はベース層32の上に巻かれており、残余の部分はドラムの上に巻かれている。この成形機に他のゴムストリップが供給され、螺旋状に巻かれて積層されることで、キャップ層34が成形される。粘着シート層28の一部は、ベース層32とキャップ層34とに挟まれる。他のステージにて成形されたカーカス12に、ベルト14、バンド16、トレッド4及び粘着シート層28が接合される。粘着シート層28のうちベース層32とキャップ層34とに挟まれていない部分は、カーカス12と積層・接合される。
本発明では、タイヤの各部材の寸法及び角度は、タイヤが正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤに空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤには荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤが依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤが依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。乗用車用タイヤの場合は、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された空気入りタイヤを製作した。このタイヤのサイズは、「235/45R18 94Y」であった。このタイヤは、粘着シート層を備えている。この粘着シート層の粘着力の指数は、後述される比較例2のキャップ層の粘着力が100とされたとき、140であった。この粘着シート層の、損失正接tanδは0.30であり、複素弾性率Eは10.5であった。この粘着シート層の厚みTは、0.5mmであった。この粘着シート層の、挟持部の幅W1は5mmであり、はみ出し部の幅W2は10mmであった。
[比較例1]
粘着シート層を設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
[実施例2−4]
粘着シート層の厚みTを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−4のタイヤを得た。
[実施例5−9]
幅W1及びW2を下記の表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例5−9のタイヤを得た。
[実施例10]
粘着シート層の厚みT並び幅W1及びW2を下記の表3に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例10のタイヤを得た。
[実施例11−12]
粘着シート層の組成を変更し、その粘着力を下記の表3に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例11−12のタイヤを得た。
[実施例13]
キャップ層の組成を変更し、その複素弾性率Eを下記の表3に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例13のタイヤを得た。
[比較例2]
キャップ層の組成を変更し、その損失正接tanδを下記の表3に示される通りとし、かつ粘着シート層を設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例2のタイヤを得た。
[不良率]
100本のローカバーを製作した。これらのローカバーを目視で観察し、トレッドの端の近傍にエアーが残存しているものを不良とした。各タイヤの不良率を算出し、下記の基準に基づいて格付けした。
A:不良率が、1%以下である。
B:不良率が、1%を超えて5%以下である。
C:不良率が、5%を超えている。
この結果が、下記の表1−3に示されている。
[接地形状]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が230kPaとなるように空気を充填した。このタイヤに4.2kNの荷重を負荷し、静的試験機にて接地形状を測定した。各タイヤの測定結果を、下記の基準に基づいて格付けした。
A:接地形状が、良好である。
B:接地形状が、やや不良である。
C:接地形状が、不良である。
この結果が、下記の表1−3に示されている。
[耐久性]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を230kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、4.14kNの縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを、80km/hの速度で、半径が1.7mであるドラムの上を走行させた。タイヤが破壊するまでの走行距離を、測定した。測定結果に基づき、各タイヤを格付けした。この結果が、下記の表1−3に示されている。
[転がり抵抗]
タイヤを正規リムに組み込み、転がり抵抗試験機を用いて下記の測定条件で転がり抵抗を測定した。
内圧:230kPa
荷重:4.41kN
速度:80km/h
各タイヤの測定結果を、下記の基準に基づいて格付けした。
A:転がり抵抗が、110以下である。
B:転がり抵抗が、110を超えて114以下である。
C:転がり抵抗が、114を超えている。
この結果が、下記の表1−3に示されている。
[操縦安定性]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が230kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が4300ccである乗用車に装着した。ドライバーに、この乗用車をレーシングサーキットで運転させた。このドライバーに、基準に基づいて操縦安定性及を格付けさせた。
A:操縦安定性が、良好である。
B:操縦安定性が、やや不良である。
C:操縦安定性が、不良である。
この結果が、下記の表1−3に示されている。
Figure 2013169882
Figure 2013169882
Figure 2013169882
表1−3に示されるように、各実施例のタイヤは、諸性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係る空気入りタイヤは、種々の車輌に装着されうる。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・クリンチ部
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・バンド
18・・・エッジバンド
20・・・インナーライナー
22・・・インスレーション
24・・・クッション層
26・・・チェーファー
28・・・粘着シート層
32・・・ベース層
34・・・キャップ層
58・・・挟持部
60・・・はみ出し部

Claims (6)

  1. ベース層と、このベース層の半径方向外側に位置しておりこのベース層と積層されたキャップ層とを備えたトレッド、
    それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォール、
    それぞれが上記サイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビード、
    上記トレッド及び上記サイドウォールに沿っており、両ビードの間に架け渡されたカーカス、
    及び
    上記ベース層と上記キャップ層とにその一部が挟まれており、残余の部分が上記サイドウォールの軸方向内側において上記カーカスと積層された一対の粘着シート層
    を備えた空気入りタイヤ。
  2. 上記粘着シート層の、上記ベース層と上記キャップ層とに挟まれた部分の幅が5mm以上20mm以下である請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記粘着シート層の、上記カーカスと積層された部分の幅が10mm以上20mm以下である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 上記粘着シート層の厚みが0.5mm以上2.0mm以下である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 上記粘着シート層の粘着力と上記キャップ層の粘着力との比が1.30以上である請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 初期歪みが10%であり、動歪みが±2%であり、周波数が10Hzであり、変形モードが引張であり、温度が30℃である条件下で測定された、上記キャップ層における、損失正接tanδが0.30以下であり、複素弾性率Eが10.5以上である請求項1から5のいずれかに記載のタイヤ。
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