JP7278899B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、キャップ/ベース構造のトレッドゴムを備えた空気入りタイヤに関する。
従来、接地面を形成するキャップゴムのタイヤ径方向内側にベースゴムを積層してなる、キャップ/ベース構造のトレッドゴムを備えた空気入りタイヤが知られている。タイヤの操縦安定性能を高める観点から、キャップゴムにはグリップ性などに優れたゴムが用いられる。また、タイヤ転動時のエネルギー損失を抑えて、タイヤの転がり抵抗の低減を図る観点から、ベースゴムには低発熱性に優れたゴムが用いられる。
タイヤ転動時のエネルギー損失は、トレッドゴムが繰り返し変形して発熱することにより運動エネルギーを一部消費してしまうために起こる。本発明者が調べたところ、このような発熱は、主溝の溝底周辺で活発であり、ショルダー主溝の溝底周辺及びそのタイヤ幅方向外側部分では特に顕著であることが判明した。したがって、これを改善することで転がり抵抗を更に低減できる見込みがあることが分かった。
特許文献1には、主溝全体を含む領域をベースゴムで形成したタイヤが記載され、特許文献2には、陸部の表面にベースゴムを接近させたタイヤが記載されている。いずれもベースゴムのボリューム増による転がり抵抗の低減が期待できるものの、その反面、陸部を形成するキャップゴムがベースゴムで侵食されるので、操縦安定性能の低下が懸念される。また、ベースゴムが対候性に劣るゴムで形成されていると、主溝の溝底でクラックが発生したり、陸部が変色してユーザが違和感を抱いたりする恐れがあると考えられる。
特表2007-528312号公報 特開平11-58384号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ベースゴムの形状を工夫することにより、操縦安定性能を確保しながら転がり抵抗を低減できる空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明の空気入りタイヤは、接地面を形成するキャップゴムと、前記キャップゴムのタイヤ径方向内側に積層されたベースゴムとを含むトレッドゴムを備え、前記トレッドゴムの外周面には、タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝が設けられており、前記ベースゴムは、前記複数の主溝の溝底をタイヤ幅方向に接続した仮想線からなる溝底ラインよりもタイヤ径方向内側に位置し、前記ベースゴムは、局所的に厚みを大きくした肉厚部を有しており、前記複数の主溝のうち少なくとも一つの内方域では、前記肉厚部が配置されることにより前記キャップゴムの厚みに比べて前記ベースゴムの厚みが大となるものである。
このタイヤによれば、ベースゴムが溝底ラインよりもタイヤ径方向内側に位置するため、陸部を形成するキャップゴムがベースゴムで侵食されず、操縦安定性能が確保される。また、ベースゴムの肉厚部が主溝の内方域に配置され、その主溝の内方域ではキャップゴムの厚みに比べてベースゴムの厚みが大となるため、主溝の溝底を起点としたエネルギー損失を抑えて、転がり抵抗を低減することができる。
前記肉厚部が、前記主溝の溝幅中央を中心にした前記主溝の溝底幅の80%の範囲を含む領域に配置されていることが好ましい。これによって、主溝の溝底に対向する適度な範囲で肉厚部が配置され、その主溝の溝底を起点としたエネルギー損失がより適切に抑えられる。
前記複数の主溝のうちタイヤ幅方向の最外側に位置するショルダー主溝の内方域に前記肉厚部が配置されていることが好ましい。ショルダー主溝は、他の主溝に比べてタイヤ転動時の変形が大きく、エネルギー損失が相対的に大きくなる傾向にある。このため、ショルダー主溝の内方域に肉厚部を配置することにより、転がり抵抗をより効果的に低減できる。
更に、前記ショルダー主溝の内方域に配置された前記肉厚部が、前記ショルダー主溝のタイヤ幅方向外側に設けられたショルダー陸部の内方域に向けて延長されていることが好ましい。かかる構成によれば、エネルギー損失が特に顕著な部位にベースゴムを配置して、転がり抵抗をより効果的に低減できる。
前記複数の主溝の各々の内方域に前記肉厚部が配置されていることが好ましい。これにより、各主溝の溝底を起点としたエネルギー損失を抑えて、転がり抵抗を良好に低減できる。
本発明に係る空気入りタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図 図1の要部拡大図 図2の要部拡大図 肉厚部の断面形状に関する変形例を示す図 ショルダー主溝の内方域に配置された肉厚部の変形例を示す図
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、加硫成形後の空気入りタイヤ10を示す。この空気入りタイヤ10は、一対のビード部1と、一対のビード部1の各々からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォール部2と、サイドウォール部2の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部3とを備える。ビード部1には、環状のビードコア1aと、ビードコア1aからタイヤ径方向外側に延びるビードフィラー1bとが埋設されている。ビードコア1aは、鋼線などの収束体をゴム被覆して形成されている。ビードフィラー1bは、断面三角形状の硬質ゴムで形成されている。
タイヤ10は、更に、一対のビード部1の間に架け渡されたトロイド状のカーカス4と、トレッド部3の外表面を形成するトレッドゴム5と、サイドウォール部2の外表面を形成するサイドウォールゴム6と、ビード部1の外表面を形成するリムストリップゴム7とを備える。トレッド部3には、カーカス4のタイヤ径方向外側に積層されたベルト8と、そのベルト8のタイヤ径方向外側に積層されたベルト補強材9とが設けられ、それらがトレッドゴム5で覆われている。トレッドゴム5の表面には、要求されるタイヤ性能や使用条件に応じたトレッドパターンが形成されている。タイヤ10の内表面は、インナーライナーゴム11で形成されている。
カーカス4は、タイヤ周方向に対して略直交する方向に配列した複数のカーカスコードをゴム被覆してなるカーカスプライで形成されている。カーカスコードの材料には、スチールなどの金属、または、ポリエステルやレーヨン、ナイロン、アラミドなどの有機繊維が好ましく用いられる。カーカス4を形成するカーカスプライは一枚に限られず、複数枚でもよい。カーカス4の端部は、ビードコア1a及びビードフィラー1bを挟み込むようにして、タイヤ径方向外側に巻き上げられている(即ち、ターンアップされている)。
サイドウォールゴム6は、トレッドゴム5の側方部からタイヤ径方向内側に延びてリムストリップゴム7に到達している。また、サイドウォールゴム6は、カーカス4のタイヤ幅方向外側に配置されている。このタイヤ10では、サイドウォールゴム6のタイヤ径方向外側の端部をトレッドゴム5の側方部に載せてなる、いわゆるサイドウォールオントレッド(SWOT:sidewall on tread)構造を採用している。本実施形態では、ビード部1とサイドウォール部2との境界部にサイドプロテクタ12が設けられている例を示すが、これに限られない。
ベルト8は、タイヤ周方向に対して傾斜する方向に配列した複数のベルトコードをゴム被覆してなるベルトプライで形成されている。ベルト8は、複数枚(本実施形態では二枚)のベルトプライにより構成され、そのプライ間でコードが互いに逆向きに交差するように積層されている。ベルトコードの材料には、スチールが好ましく用いられる。ベルト補強材9は、実質的にタイヤ周方向に延びるコードをゴム被覆してなる補強プライで形成されている。コードの材料には、有機繊維が好ましく用いられる。ベルト補強材9によってベルト8を補強することにより、高速耐久性能を向上できる。
トレッドゴム5の外周面には、タイヤ周方向に沿って延びる複数(本実施形態では四つ)の主溝20と、それらにより区画された複数(本実施形態では五つ)の陸部30とが設けられている。陸部30は、タイヤ周方向に連続して延びるリブ、または横溝で分断された複数のブロックで構成されている。四つの主溝20は、一対のショルダー主溝21,24と、それらの間に位置する一対のセンター主溝22,23とを含む。五つの陸部30は、タイヤ赤道TEを通るセンター陸部33と、その両側に位置する一対のクォータ陸部32,34と、それらの両側に位置する一対のショルダー陸部31,35とを含む。
トレッドゴム5は、接地面を形成するキャップゴム51と、キャップゴム51のタイヤ径方向内側に積層されたベースゴム52とを含む。キャップゴム51及びベースゴム52は、それぞれ非発泡ゴムで形成されている。ベースゴム52は、ベルト補強材9のタイヤ径方向外側に積層されている。ベースゴム52は、溝底ライン40よりもタイヤ径方向内側に位置する。換言すると、ベースゴム52は、溝底ライン40をタイヤ径方向外側に超えないように設けられている。溝底ライン40は、複数の主溝20の溝底をタイヤ幅方向に接続した仮想線からなる。
キャップゴム51のtanδは、例えば0.30以下である。ベースゴム52のtanδは、キャップゴム51のtanδよりも低く、例えば0.15以下である。tanδは、初期歪み10%、動的歪み2%、周波数50Hz、温度60℃の条件下で東洋精機製粘弾性スペクトロメータにより測定される。例えば、キャップゴム51のM300(300%伸長モジュラス)は9.5MPa以下、ベースゴム52のM300は16MPaである。M300は、JISK6251に準拠した25℃での引張試験により300%伸長時の引張応力として求められる。
図2に示すように、ベースゴム52は、局所的に厚みを大きくした肉厚部52aを有する。更に言えば、ベースゴム52は、相対的に厚みの大きい肉厚部52aと、相対的に厚みの小さい肉薄部52bとを有する。肉厚部52aは、複数の主溝20のうち少なくとも一つの内方域(タイヤ径方向内側の領域)に配置され、その主溝20の内方域では、肉厚部52aが配置されることによりキャップゴム51の厚みに比べてベースゴム52の厚みが大となる(図3参照)。本実施形態では、四つの主溝20の各々の内方域に肉厚部52aが配置され、五つの陸部30の各々の内方域に肉薄部52bが配置されている。
このタイヤ10では、ベースゴム52が溝底ライン40よりもタイヤ径方向内側に位置するため、陸部30を形成するキャップゴム51がベースゴム52で侵食されず、操縦安定性能が確保される。また、主溝20の内方域に肉厚部52aが配置されていることにより、その主溝20の溝底を起点としたエネルギー損失を抑えて、転がり抵抗を低減できる。複数の主溝20のうちタイヤ幅方向の最外側に位置するショルダー主溝21,24は、センター主溝22,23に比べてタイヤ転動時の変形が大きく、エネルギー損失が相対的に大きくなる傾向にあるため、ショルダー主溝21,24の内方域に肉厚部52aを配置することにより、転がり抵抗をより効果的に低減できる。
図3は、ショルダー主溝24を示す拡大図であるが、ベルト8、ベルト補強材9及びインナーライナーゴム11の図示は省略している(図4も同じ)。既述の通り、ショルダー主溝24の内方域では、肉厚部52aが配置されることでキャップゴム51の厚みT51に比べてベースゴム52の厚みT52が大となる(T51<T52)。溝底でのトレッドゴム5の厚みに対する厚みT52の割合(T52/(T51+T52))は、好ましくは55%以上、より好ましくは60%以上であり、例えば70%以下である。厚みT51は、溝底のクラックの発生を防ぐ観点から、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上、更に好ましくは1.0mm超である。他の主溝20の内方域にも、これと同様に肉厚部52aが配置されている。
肉厚部52aは、主溝20の溝幅中央20cを中心にしたその主溝20の溝底幅W20の80%(より好ましくは100%)の範囲を含む領域に配置されていることが好ましい。主溝20の溝底幅W20は、溝底ライン40との交点を基準にして求めることができる。転がり抵抗の低減効果を高めるうえで、肉厚部52aの幅W52aは溝底幅W20と同じかそれよりも大きいことが好ましい。また、操縦安定性能をより適切に確保できるよう、センター主溝22,23の内方域では、肉厚部52aの幅W52aが溝底幅W20の40%以下であることが好ましい。
本実施形態では、肉厚部52aが略台形の断面形状を有する例を示すが、これに限られず、例えば図4に示すような断面形状を有していても構わない。図4(A)は、肉厚部52aがドーム形の断面形状を有する例である。図4(B)は、肉厚部52aが略矩形の断面形状を有する例である。図4(C)は、肉厚部52aが略矩形で且つ両端をタイヤ径方向外側に向けて突出させた断面形状を有する例である。いずれも、肉厚部52aが配置されることでキャップゴム51の厚みT51に比べてベースゴム52の厚みT52が大となる。厚みT51,T52は、それぞれ主溝20の溝幅中央20cの位置で測定される。
本実施形態において、ベースゴム52は、主溝20の溝底と対向する四箇所に肉厚部52aを有し、その各々がタイヤ周方向に連続して延びている。かかるベースゴム52は、例えばリボン巻き工法によって成形することが可能である。リボン巻き工法は、帯状のゴムリボンをタイヤ周方向に沿って巻き付けることにより、所望の断面形状を有するゴム部材を成形する工法である。リボン巻き工法でベースゴム52を成形する際には、肉厚部52aが配置される箇所でゴムリボンの巻き付けピッチを小さくして相対的に厚みを大きくすればよい。
図5は、ショルダー主溝24の内方域に配置された肉厚部52aの変形例を示す。この変形例では、ショルダー主溝24の内方域に配置された肉厚部52aが、ショルダー主溝24のタイヤ幅方向外側に設けられたショルダー陸部35の内方域に向けて延長されている。ショルダー主溝24の溝底周辺及びそのタイヤ幅方向外側部分では、発熱によるエネルギー損失が特に顕著であるため、かかる構成によれば、転がり抵抗をより効果的に低減できる。図5の例では、タイヤ幅方向外側に延びた肉厚部52aがショルダー陸部35の幅中央35cに到達している。幅中央35cは、ショルダー陸部35の縁35eと接地端CEとの中間位置として定められる。
接地端CEは、空気入りタイヤを正規リムに装着し、正規内圧を充填した状態で平坦な路面に垂直に置き、正規荷重を加えたときに路面と接地する領域のタイヤ幅方向の最外位置である。正規リムとは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば"Design Rim"、ETRTOであれば"Measuring Rim"である。正規内圧とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES"に記載の最大値、ETRTOであれば"INFLATION PRESSURE"であるが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとし、"Extra Load"または"Reinforced"と標記されたタイヤの場合には220kPaとする。また、正規荷重は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば上記の表に記載の最大値、ETRTOであれば"LOAD CAPACITY"であるが、タイヤが乗用車用である場合には前記荷重の88%に相当する荷重とする。
本発明の空気入りタイヤは、トレッドゴムを上記の如く構成すること以外は、通常の空気入りタイヤと同等に構成でき、従来公知の材料、形状、構造、製法などが何れも本発明に採用できる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
5 トレッドゴム
10 空気入りタイヤ
20 主溝
21 ショルダー主溝
24 ショルダー主溝
30 陸部
31 ショルダー陸部
35 ショルダー陸部
40 溝底ライン
51 キャップゴム
52 ベースゴム
52a 肉厚部
52b 肉薄部

Claims (5)

  1. 接地面を形成するキャップゴムと、前記キャップゴムのタイヤ径方向内側に積層されたベースゴムとを含むトレッドゴムを備え、
    前記トレッドゴムの外周面には、タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝が設けられており、
    前記複数の主溝は、タイヤ幅方向の最外側に位置するショルダー主溝と、前記ショルダー主溝よりもタイヤ幅方向の内側に位置するセンター主溝と、を含み、
    前記ベースゴムは、前記複数の主溝の溝底をタイヤ幅方向に接続した仮想線からなる溝底ラインよりもタイヤ径方向内側に位置し、
    前記ベースゴムは、局所的に厚みを大きくした肉厚部を有しており、
    前記センター主溝のうち少なくとも一つの内方域では、前記肉厚部が配置されることにより前記キャップゴムの厚みに比べて前記ベースゴムの厚みが大となる空気入りタイヤ。
  2. 前記肉厚部が、前記主溝の溝幅中央を中心にした前記主溝の溝底幅の80%の範囲を含む領域に配置されている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ショルダー主溝の内方域に前記肉厚部が配置されている請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ショルダー主溝の内方域に配置された前記肉厚部が、前記ショルダー主溝のタイヤ幅方向外側に設けられたショルダー陸部の内方域に向けて延長されている請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記複数の主溝の各々の内方域に前記肉厚部が配置されている請求項1~4いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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