JP2013133016A - 作業車輌の原動部構造 - Google Patents
作業車輌の原動部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013133016A JP2013133016A JP2011284968A JP2011284968A JP2013133016A JP 2013133016 A JP2013133016 A JP 2013133016A JP 2011284968 A JP2011284968 A JP 2011284968A JP 2011284968 A JP2011284968 A JP 2011284968A JP 2013133016 A JP2013133016 A JP 2013133016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- continuously variable
- variable transmission
- fan
- hydraulic continuously
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
【解決手段】エンジン20よりも外側の部位にラジエータ80を配置し、ラジエータ80の外側の部位に濾過体を配置し、エンジン20とラジエータ80の間の部位にはファン40を配置し、エンジン20の駆動力を変速してファン40を駆動する正逆転出力可能な油圧式無段変速機30を設け、エンジンルームの内側上方の部位に油圧式無段変速機30を配置する構成としたことにより解決される。
【選択図】図4
Description
また、油圧式無段変速機をエンジンとファンとの間に配置しているために、油圧式無段変速機の保守・点検作業が困難であった。
請求項1に係る発明は、操作者が搭乗するキャビン(6)の下方にエンジンルーム(8)を設け、前記エンジンルーム(8)におけるエンジン(20)よりも外側の部位にラジエータ(80)を配置し、該ラジエータ(80)の外側の部位に濾過体(12)を配置し、前記エンジン(20)とラジエータ(80)の間の部位にはファン(40)を配置し、
前記エンジン(20)の駆動力を変速してファン(40)を駆動する正逆転出力可能な油圧式無段変速機(30)を設け、該油圧式無段変速機(30)の変速作動によって、前記ファン(40)を正転駆動して濾過体(12)の外側から内側へ外気を吸入する冷却状態と、前記ファン(40)を逆転駆動して濾過体(12)の内側から外側へ風を吹き出す除塵状態とに切換自在に構成し、前記エンジンルーム(8)の内側上方の部位に前記油圧式無段変速機(30)を配置したことを特徴とする作業車輌の原動部構造である。
また、エンジン(20)とラジエータ(80)に近接する部位に、ファン(40)を配置することができるために、原動部の左右幅をコンパクトに構成することができ、ファン(40)による冷却風をラジエータ(80)及びエンジン(20)に効果的に作用させ、エンジン(20)の冷却効率を高めることができる。
ラジエータ80は、オイルクーラ85とファン40の間に配置され、ラジエータ80の外側には、インタークーラ90及びオイルクーラ85を取付ける支持部材が設けられ、ラジエータ80の内側には、後述するファン40の吸入効率を高めるため、ファン40を取り囲むシュラウド81が設けられている。
シュラウド81の形状は、ファン40の外周に沿わせて円形状あるいは多角形状に形成し、ファン40による外気の吸入の抵抗を小さくするため薄板状の鋼板により成形加工するのが好適である。
ファン40は、羽根40Aと羽根40Aの基部を支持する中心部40Bにより構成され、ファン40の中心部40Bには、内側(エンジン20側)に伸びる入力軸41が取付けられ、入力軸41の内側端部には、プーリ42が軸支されている。
ファン用油圧式無段変速装置30は、ファン40の吸入・排気を能率良く行ない、エンジン20の振動による影響を低減するために、機体フレーム1から立設したエンジンルーム8の前側フレーム13と後側フレーム14に架設した上側フレーム15上にブラケット(取付けメタル)を介して取付けられている。また、エンジン20は、エンジ20から発生する振動の伝達を防止するために、エンジンマウント24を介して機体フレーム1に取付けられており、ブラケットには、部品点数を低減するために、ファン用油圧式無段変速装置30の正転・逆転駆動状態の切換えを行なうトラニオン、回転(駆動力)の増減速を行なう制御ギヤ等が取付けられている。なお、トラニオンによって、後述する走行用油圧式無段変速装置150から伝動された回転は逆回転に変更される。すなわち、走行用油圧式無段変速装置150から伝動された回転が正転の場合、ファン用油圧式無段変速装置30の回転は逆転となり、伝動された回転が逆転の場合、ファン用油圧式無段変速装置30の回転は正転に変更される。
なお、圧縮空気を送風するコンプレッサ45は、ファン用油圧式無段変速装置30の略後方に並列して配置されており、エンジン20の後方には、エンジン20から排出される排気ガスに含まれる不純物を除去するために、ディーゼル微粒子捕集フィルタ26が設けられており、ファン用油圧式無段変速装置30は、シート6Aの真下よりも内側に偏倚させて設けられている。
駆動用オイルは、オイルタンク201から浮遊物等を除去するフィルタ202を介して走行用油圧式無段変速装置151に流入し、走行用油圧式無段変速装置151に流入した一部の駆動用オイルは、走行用油圧式無段変速装置151から昇降用シリンダ及びミッションを駆動する作業バルブを有する油圧バルブ装置200に流入し、その後、油圧バルブ装置200からオイルクーラ85を介して再びオイルタンク201に流入する。
また、走行用油圧式無段変速装置150に流入した一部の駆動用オイルは、走行用油圧式無段変速装置151からフィルタ203と分流バルブ204を介して刈取用油圧式無段変速装置191に流入し、その後、刈取用油圧式無段変速装置155からオイルタンク201に流入する。
6 キャビン
6A シート(着座シート)
6B 支持プレート
8 エンジンルーム
11 エンジンカバー
12A 濾過体
12B 濾過体
12C 濾過体
13 前側フレーム
14 後側フレーム
15 上側フレーム
20 エンジン
25 タービン
26 ディーゼル微粒子捕集フィルタ
30 ファン用油圧式無段変速装置(油圧式無段変速装置)
33 第一出力軸(出力軸)
36 第二出力軸
40 ファン
45 コンプレッサ
50 上側ファン
51 仕切板
80 ラジエータ
85 オイルクーラ
90 インタークーラ
Claims (6)
- 操作者が搭乗するキャビン(6)の下方にエンジンルーム(8)を設け、
前記エンジンルーム(8)におけるエンジン(20)よりも外側の部位にラジエータ(80)を配置し、該ラジエータ(80)の外側の部位に濾過体(12)を配置し、前記エンジン(20)とラジエータ(80)の間の部位にはファン(40)を配置し、
前記エンジン(20)の駆動力を変速してファン(40)を駆動する正逆転出力可能な油圧式無段変速機(30)を設け、
該油圧式無段変速機(30)の変速作動によって、前記ファン(40)を正転駆動して濾過体(12)の外側から内側へ外気を吸入する冷却状態と、前記ファン(40)を逆転駆動して濾過体(12)の内側から外側へ風を吹き出す除塵状態とに切換自在に構成し、
前記エンジンルーム(8)の内側上方の部位に前記油圧式無段変速機(30)を配置したことを特徴とする作業車輌の原動部構造。 - 前記エンジン(20)の上部内側に位置する上側フレーム(15)に、前記油圧式無段変速機(30)を支持した請求項1記載の作業車輌の原動部構造。
- 前記エンジン(20)の排気ガスが流入するタービン(25)をエンジン(20)の後側に配置し、エンジン(20)の前部上方に前記油圧式無段変速機(30)を配置した請求項1又は2記載の作業車輌の原動部構造。
- 前記エンジンルーム(8)の上部に配置され後部を中心に開閉可能な着座シート(6A)支持用の支持プレート(6B)の下方に前記油圧式無段変速機(30)を臨ませた請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業車輌の原動部構造。
- 前記ファン(40)の軸心方向視において、該ファン(40)の回転軌跡の外側に、前記油圧式無段変速機(30)を偏倚させて配置した請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業車輌の原動部構造。
- 外側に向かって延伸した前記油圧式無段変速機(30)の出力軸(33)の外側端部に、油圧式無段変速機(30)を冷却する上側ファン(50)を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業車輌の原動部構造。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011284968A JP5517077B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 作業車輌の原動部構造 |
CN2012203339038U CN202937341U (zh) | 2011-12-27 | 2012-07-10 | 作业车辆的原动部结构 |
CN201210238885.XA CN103184922B (zh) | 2011-12-27 | 2012-07-10 | 作业车辆的原动部结构 |
KR1020120075224A KR101347129B1 (ko) | 2011-12-27 | 2012-07-10 | 작업 차량의 원동부 |
TW101124716A TWI483860B (zh) | 2011-12-27 | 2012-07-10 | The original structure of the working vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011284968A JP5517077B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 作業車輌の原動部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013133016A true JP2013133016A (ja) | 2013-07-08 |
JP5517077B2 JP5517077B2 (ja) | 2014-06-11 |
Family
ID=48910012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011284968A Active JP5517077B2 (ja) | 2011-12-27 | 2011-12-27 | 作業車輌の原動部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5517077B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230722A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Iseki & Co Ltd | 作業車両の原動部構造 |
JP2015023833A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
KR20200001957A (ko) | 2018-06-28 | 2020-01-07 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 콤바인의 원동부 구조 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008088823A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
-
2011
- 2011-12-27 JP JP2011284968A patent/JP5517077B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008088823A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | コンバイン |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013230722A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Iseki & Co Ltd | 作業車両の原動部構造 |
JP2015023833A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
KR20200001957A (ko) | 2018-06-28 | 2020-01-07 | 이세키노우키가부시키가이샤 | 콤바인의 원동부 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5517077B2 (ja) | 2014-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014167286A (ja) | 作業車両 | |
KR101347129B1 (ko) | 작업 차량의 원동부 | |
JP2013154778A (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP5288290B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
TWI424807B (zh) | The original part of the working vehicle | |
JP2014196717A (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP5517077B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP5678922B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP5817563B2 (ja) | 作業車輌及びこの作業車輌としてのコンバイン | |
JP2013247908A5 (ja) | ||
KR102603418B1 (ko) | 콤바인의 원동부 구조 | |
JP5672561B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP5595007B2 (ja) | コンバイン | |
JP2018071405A (ja) | 作業車輌 | |
JP6160758B2 (ja) | コンバイン | |
JP6032569B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP4056405B2 (ja) | 草刈機の冷却構造 | |
JP5212845B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP2013226970A5 (ja) | ||
JP5263687B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP6150169B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP2014128207A (ja) | コンバイン | |
JP2015161193A (ja) | 作業車両 | |
JP2017133470A (ja) | 作業車両及びこの作業車両としてのコンバイン | |
JP2012006526A (ja) | 作業車輌の原動部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140320 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5517077 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |