JP5517077B2 - 作業車輌の原動部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車輌の原動部構造に関するものである。
コンバインのエンジンルームの省スペースを図るため、特許文献1には、エンジンルームに機体外側から内側に向かってラジエータ、ファン、油圧式無段変速機及びエンジンを並列に配置する原動部構造が開示されている。
特開2008−88823号公報
しかし、特許文献1記載の発明における原動部は、ファンによって吸入された外気をエンジンに向かって送風する際に、油圧式無段変速機が障害となりエンジンの冷却効率を低下させる虞があった。
また、油圧式無段変速機をエンジンとファンとの間に配置しているために、油圧式無段変速機の保守・点検作業が困難であった。
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
請求項1に係る発明は、操作者が搭乗するキャビン(6)の下方に、エンジン(20)を内装すると共に機体外側部に濾過体(12)を有したエンジンルーム(8)を設け、
前記エンジンルーム(8)におけるエンジン(20)よりも機体左右方向での右側の部位にラジエータ(80)を配置し、前記エンジン(20)とラジエータ(80)の間の部位にはファン(40)を配置し、前記エンジン(20)の駆動力を変速してファン(40)を駆動する正逆転出力可能な油圧式無段変速機(30)を設け、該油圧式無段変速機(30)の変速作動によって、前記ファン(40)を正転駆動して濾過体(12)の外側からエンジンルーム(8)の内側へ外気を吸入する冷却状態と、前記ファン(40)を逆転駆動してエンジンルーム(8)の内側から濾過体(12)の外側へ風を吹き出す除塵状態とに切換自在に構成し、記油圧式無段変速機(30)を、前記エンジンルーム(8)内におけるエンジン(20)に対して機体左右方向で左側の上方の部位であって、ファン(40)の軸心方向視において、ファン(40)の回転軌跡の外側に偏倚した部位に配置したことを特徴とする作業車輌の原動部構造である。
請求項2に係る発明は、前記エンジンルーム(8)内におけるエンジン(20)に対して前記ファン(40)とは反対側の部位において、エンジン(20)の上方で前後方向に延伸する上側フレーム(15)に、前記油圧式無段変速機(30)を支持した請求項1記載の作業車輌の原動部構造である。
請求項3に係る発明は、前記エンジン(20)の排気ガスが流入するタービン(25)をエンジン(20)の機体前後方向での後側に配置し、エンジン(20)の機体前後方向での前部上方に前記油圧式無段変速機(30)を配置した請求項1又は2記載の作業車輌の原動部構造である。
請求項4に係る発明は、記油圧式無段変速機(30)から前記エンジンルーム(8)の外側に向かって延伸する出力軸(33)の外側端部に、油圧式無段変速機(30)から出力された回転を前記ファン(40)に伝動する第1プーリ(34)を設けた請求項1〜のいずれか1項に記載の作業車輌の原動部構造である。
請求項5に係る発明は、前記第1プーリ(34)と前記ファン(40)の入力軸(41)に軸支された第2プーリ(42)とに巻き掛けられたベルト(35)を、前記エンジン(20)とファン(40)の間に配置した請求項4に記載の作業車両の原動部構造である。
請求項1記載の発明によれば、油圧式無段変速機(30)を、エンジンルーム(8)内におけるエンジン(20)に対して機体左右方向で左側の上方の部位であって、ファン(40)の軸心方向視において、ファン(40)の回転軌跡の外側に偏倚した部位に配置しているので、油圧式無段変速機(30)がファン(40)の送風の障害にならず、エンジン(20)を効率良く冷却することができる。
また、エンジン(20)とラジエータ(80)に近接する部位に、ファン(40)を配置することができるために、原動部の左右幅をコンパクトに構成することができ、ファン(40)による冷却風をラジエータ(80)及びエンジン(20)に効果的に作用させ、エンジン(20)の冷却効率を高めることができる。
さらに、ファン(40)の送風がエンジン(20)の全域に届き、エンジン(20)を効率良く冷却することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、エンジンルーム(8)内におけるエンジン(20)に対してファン(40)とは反対側の部位において、エンジン(20)の上方で前後方向に延伸する上側フレーム(15)に油圧式無段変速機(30)を支持しているので、油圧式無段変速機(30)にエンジン(20)の振動が直接伝わらず、振動に起因する油圧式無段変速機(30)の作動不良を低減することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、エンジン(20)の排気ガスが流入するタービン(25)をエンジン(20)の機体前後方向での後側に配置し、エンジン(20)の機体前後方向での前部上方に前記油圧式無段変速機(30)を配置しているので、油圧式無段変速機(30)にタービン(25)の放熱が直接伝わらず、熱に起因する油圧式無段変速機(30)の作動不良を低減することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、油圧式無段変速機(30)からエンジンルーム(8)の外側に向かって延伸する出力軸(33)の外側端部に、油圧式無段変速機(30)から出力された回転を前記ファン(40)に伝動する第1プーリ(34)を設けているので、伝動構造を簡易にすることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明の効果に加えて、第1プーリ(34)と前記ファン(40)の入力軸(41)に軸支された第2プーリ(42)とに巻き掛けられたベルト(35)を、前記エンジン(20)とファン(40)の間に配置しているので、さらに伝動構造をさらに簡易にできる。
コンバインの右側面図である。 コンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 原動部の正面図である。 原動部の平面図である。 図5のA−A矢視図である。 図5のB−B矢視図である。 要部動力伝達図である。 油圧式無段変速機の油圧回路図である。 油圧式無段変速機の説明図である。 他の実施形態の原動部の平面図である。 他の実施形態の原動部の右側面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ詳説する。なお、理解を容易にするために便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。
コンバインは、図1〜図3に示すように、機体フレーム1の下方には土壌面を走行するための左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の上方左側には脱穀・選別を行う脱穀装置3が設けられ、脱穀装置3の前方には圃場の穀桿を収穫する刈取装置4が設けられている。脱穀装置3で脱穀・選別された穀粒は脱穀装置3の右側に設けられたグレンタンク5に貯留され、貯留された穀粒は排出筒7により外部へ排出される。また、機体フレーム1の上方右側には操作者が搭乗する操作部を備えたキャビン6が設けられ、キャビン6の下方にはエンジンルーム8が設けられている。
エンジンルーム8のエンジンカバー11には目抜き鉄板などからなる濾過体12A,12B,12Cが設けられている。また、濾過体12A、12B、12Cの目合いを同一にすることもできるが、ファン40と対向して設けられていない濾過体12Aの目合いを大きくし、ファン40と対向して設けられている濾過体12B、12Cの目合いを小さくするのが好ましい。
エンジンカバー11の内側には、図4〜図8に示すように、外側から順に、インタークーラ90、オイルクーラ85、ラジエータ80、ファン40、エンジン20が配置され、エンジン20の内側(ファン40とは反対側)の上方に、ファン40の回転軌跡の外側に偏倚させてファン用油圧式無段変速装置(油圧式無段変速装置)30が配置されている。
インタークーラ90は、エンジン20の燃焼効率を高めるため、燃焼用の混合気を冷却する機器であり、ラジエータ80の外側に設けられた支持部材に着脱自在に取付けられている。
オイルクーラ85は、昇降用シリンダ及びミッションの駆動用オイルを冷却する機器であり、ラジエータ80の外側に設けられた支持部材に取付けられている。なお、用途毎に複数個のオイルクーラ85を設けることもできる。
ラジエータ80は、エンジン20により加熱された冷却水を冷却する機器であり、エンジン20の冷却水経路であるマニホールドに接続されている。
ラジエータ80は、オイルクーラ85とファン40の間に配置され、ラジエータ80の外側には、インタークーラ90及びオイルクーラ85を取付ける支持部材が設けられ、ラジエータ80の内側には、後述するファン40の吸入効率を高めるため、ファン40を取り囲むシュラウド81が設けられている。
シュラウド81の形状は、ファン40の外周に沿わせて円形状あるいは多角形状に形成し、ファン40による外気の吸入の抵抗を小さくするため薄板状の鋼板により成形加工するのが好適である。
ファン40は、正転駆動状態にあっては、エンジンカバー11の濾過体12A〜12Cを介して外気を吸入し、ラジエータ80、エンジン20を冷却し、逆転駆動状態にあっては、濾過体12A〜12Cを介して機体内側の内気を排気し、併せて、濾過体12A〜12Cに付着した藁屑、塵埃等を除去する機器である。
ファン40は、羽根40Aと羽根40Aの基部を支持する中心部40Bにより構成され、ファン40の中心部40Bには、内側(エンジン20側)に伸びる入力軸41が取付けられ、入力軸41の内側端部には、プーリ42が軸支されている。
ファン用油圧式無段変速装置30は、ファン40の正転・逆転駆動状態の切換え、ファン用油圧式無段変速装置30の入力軸31に伝動されたエンジン20の回転(駆動力)の増減速を行なう機器である。
ファン用油圧式無段変速装置30は、ファン40の吸入・排気を能率良く行ない、エンジン20の振動による影響を低減するために、機体フレーム1から立設したエンジンルーム8の前側フレーム13と後側フレーム14に架設した上側フレーム15上にブラケット(取付けメタル)を介して取付けられている。また、エンジン20は、エンジ20から発生する振動の伝達を防止するために、エンジンマウント24を介して機体フレーム1に取付けられており、ブラケットには、部品点数を低減するために、ファン用油圧式無段変速装置30の正転・逆転駆動状態の切換えを行なうトラニオン、回転(駆動力)の増減速を行なう制御ギヤ等が取付けられている。なお、トラニオンによって、後述する走行用油圧式無段変速装置150から伝動された回転は逆回転に変更される。すなわち、走行用油圧式無段変速装置150から伝動された回転が正転の場合、ファン用油圧式無段変速装置30の回転は逆転となり、伝動された回転が逆転の場合、ファン用油圧式無段変速装置30の回転は正転に変更される。
ファン用油圧式無段変速装置30は、図4に示すように、エンジン20の内側(ファン40とは反対側)の上方に配置されており、図5に示すように、エンジン20の吸気を過給するためにエンジン20の排気ガスが流入するタービン25よりも前方で、走行用油圧式無段変速装置150よりも後方のエンジン20のクランク軸21の上方近傍に配置されており、図6に示すように、キャビン6内のシート(着座シート)6Aと共に開閉自在な支持プレート6Bの下方に配置され、図7に示すように、ファン40の回転軌跡の外側に偏倚させて配置されている。
なお、圧縮空気を送風するコンプレッサ45は、ファン用油圧式無段変速装置30の略後方に並列して配置されており、エンジン20の後方には、エンジン20から排出される排気ガスに含まれる不純物を除去するために、ディーゼル微粒子捕集フィルタ26が設けられており、ファン用油圧式無段変速装置30は、シート6Aの真下よりも内側に偏倚させて設けられている。
エンジン20の内側(ファン40とは反対側)のクランク軸21の先端部に軸支されたプーリ22と、エンジン20の前方に配置された走行用油圧式無段変速装置150の入力軸151の先端部に軸支されたプーリ152には、ベルト23が巻き掛けられており、エンジン20の回転が、走行用油圧式無段変速装置150に伝動される。なお、ベルト23は、ベルト23の耐久性を向上させるために、図6の矢印で示すエンジン20のプーリ22の逆転駆動状態時(ファン40の正転駆動状態時)にベルト23の緩み側をテンションアーム23Aのローラ23Bによって押圧している。
走行用油圧式無段変速装置150の入力軸151の先端部に軸支されたプーリ152と、ファン用油圧式無段変速装置30の内側(ファン40とは反対側)の入力軸31の先端部に軸支されたプーリ32には、ベルト153が巻き掛けられており、走行用油圧式無段変速装置150に伝動された回転が、ファン用油圧式無段変速装置30に伝動される。なお、ベルト153は、ベルト153の耐久性を向上させるために、図6の矢印で示す走行用油圧式無段変速装置150のプーリ152の逆転駆動状態時(ファン40の正転駆動状態時)にベルト153の緩み側をテンションアーム153Aのローラ153Bによって押圧している。
ファン用油圧式無段変速装置30の外側(ファン40側)には、ファン40にエンジン20の回転を伝動するエンジン20の上方を横断する長軸な第一出力軸(出力軸)33と、コンプレッサ45にエンジン20の回転を伝動する短軸な第二出力軸36が設けられている。
ファン用油圧式無段変速装置30の第一出力軸33の先端部に軸支されたプーリ34と、ファン40の入力軸41の先端部に軸支されたプーリ42には、ベルト35が巻き掛けられており、ファン用油圧式無段変速装置30に伝動された回転が、ファン40に伝動される。なお、ベルト35は、ベルト35の耐久性を向上させるために、図7の矢印で示すファン40の正転駆動状態時にベルト35の緩み側をテンションアーム35Aのローラ35Bによって押圧している。
ファン用油圧式無段変速装置30の第二出力軸36の先端部に軸支されたプーリ37と、コンプレッサ45の入力軸46の先端部に軸支されたプーリ47には、ベルト38が巻き掛けられており、ファン用油圧式無段変速装置30に伝動された回転が、コンプレッサ45に伝動される。なお、ファン用油圧式無段変速装置30の入力軸31のプーリ32からコンプレッサ45にファン用油圧式無段変速装置30の回転を伝動することもできる。
図9に示すように、ファン用油圧式無段変速装置30の流入管110及び流出管111は、それぞれ油圧バルブ装置200とオイルクーラ85の間の油圧回路に接続されている。ファン用油圧式無段変速装置30から流出した駆動オイルは、オイルクーラ85で冷却されるため、ファン用油圧式無段変速装置30に専用の冷媒用チャージポンプを設ける必要はない。
駆動用オイルは、オイルタンク201から浮遊物等を除去するフィルタ202を介して走行用油圧式無段変速装置151に流入し、走行用油圧式無段変速装置151に流入した一部の駆動用オイルは、走行用油圧式無段変速装置151から昇降用シリンダ及びミッションを駆動する作業バルブを有する油圧バルブ装置200に流入し、その後、油圧バルブ装置200からオイルクーラ85を介して再びオイルタンク201に流入する。
また、走行用油圧式無段変速装置150に流入した一部の駆動用オイルは、走行用油圧式無段変速装置151からフィルタ203と分流バルブ204を介して刈取用油圧式無段変速装置191に流入し、その後、刈取用油圧式無段変速装置155からオイルタンク201に流入する。
ファン用油圧式無段変速装置30は、図10に示すように、ファン40の中立状態(正転・逆転駆動を行なわない状態)を迅速に行ない、ファン40の逆転駆動状態における回転速度を速くするために、正転側にオリフィス114を設けている。入力軸31に接続された定常式油圧ポンプ112と、出力軸33に接続された可変式油圧モータ113を有する。入力軸31に伝動された回転を増減速し出力軸33,36に出力するには、キャビン6に設けられた操作レバーで遠隔操作される可変式油圧ポンプ112の斜板115の傾斜角度を変更する。
次に、本発明の作業車輌の原動部構造の他の実施形態について説明する。なお、同一部材には同一符号を付し重複した説明は省略する。
図11、図12に示すように、他の実施形態は、エンジンルーム8のエンジンカバー11の内側には、外側から順に、インタークーラ90、オイルクーラ85、ラジエータ80、ファン40、エンジン20が配置され、エンジン20の内側の上方に、ファン40の回転軌跡の外側に偏倚させファン用油圧式無段変速装置30が配置されており、ファン用油圧式無段変速装置30の第一出力軸33に軸支されたプーリ34に隣接した内側に上側ファン50が配置されている。
上側ファン50の外径は、プーリ34の外径よりも若干大きく形成されており、上側ファン50の中心部は、ファン用油圧式無段変速装置30の第一出力軸33に支持されている。また、上側ファン50の正転・逆転駆動状態は、ファン40の正転・逆転駆動状態と一致している。
上側ファン50の正転駆動状態にあっては、エンジンカバー11の濾過体12Aを介して外気を吸入し、特に、ファン用油圧式無段変速装置30及びキャビン6内のシート6Aの前方部を冷却し、逆転駆動状態にあっては、特に濾過体12Aに付着した藁屑、塵埃等を除去する機器である。なお、第二ファン50によって吸引された外気をファン用油圧式無段変速装置30、キャビン6内のシート6Aの前方部流すために、エンジン22に隣接する仕切板51を設けることが好適である。
本発明は、農業用作業車輌に適用できるものである。
1 機体フレーム
6 キャビン
6A シート(着座シート)
6B 支持プレート
8 エンジンルーム
11 エンジンカバー
12A 濾過体
12B 濾過体
12C 濾過体
13 前側フレーム
14 後側フレーム
15 上側フレーム
20 エンジン
25 タービン
26 ディーゼル微粒子捕集フィルタ
30 ファン用油圧式無段変速装置(油圧式無段変速装置)
33 第一出力軸(出力軸)
34 プーリ(第1プーリ)
35 ベルト
36 第二出力軸
40 ファン
41 入力軸
42 プーリ(第2プーリ)
45 コンプレッサ
50 上側ファン
51 仕切板
80 ラジエータ
85 オイルクーラ
90 インタークーラ

Claims (5)

  1. 操作者が搭乗するキャビン(6)の下方に、エンジン(20)を内装すると共に機体外側部に濾過体(12)を有したエンジンルーム(8)を設け、
    前記エンジンルーム(8)におけるエンジン(20)よりも機体左右方向での右側の部位にラジエータ(80)を配置し、前記エンジン(20)とラジエータ(80)の間の部位にはファン(40)を配置し、
    前記エンジン(20)の駆動力を変速してファン(40)を駆動する正逆転出力可能な油圧式無段変速機(30)を設け、
    該油圧式無段変速機(30)の変速作動によって、前記ファン(40)を正転駆動して濾過体(12)の外側からエンジンルーム(8)の内側へ外気を吸入する冷却状態と、前記ファン(40)を逆転駆動してエンジンルーム(8)の内側から濾過体(12)の外側へ風を吹き出す除塵状態とに切換自在に構成し、
    記油圧式無段変速機(30)を、前記エンジンルーム(8)内におけるエンジン(20)に対して機体左右方向で左側の上方の部位であって、ファン(40)の軸心方向視において、ファン(40)の回転軌跡の外側に偏倚した部位に配置したことを特徴とする作業車輌の原動部構造。
  2. 前記エンジンルーム(8)内におけるエンジン(20)に対して前記ファン(40)とは反対側の部位において、エンジン(20)の上方で前後方向に延伸する上側フレーム(15)に、前記油圧式無段変速機(30)を支持した請求項1記載の作業車輌の原動部構造。
  3. 前記エンジン(20)の排気ガスが流入するタービン(25)をエンジン(20)の機体前後方向での後側に配置し、エンジン(20)の機体前後方向での前部上方に前記油圧式無段変速機(30)を配置した請求項1又は2記載の作業車輌の原動部構造。
  4. 記油圧式無段変速機(30)から前記エンジンルーム(8)の外側に向かって延伸する出力軸(33)の外側端部に、油圧式無段変速機(30)から出力された回転を前記ファン(40)に伝動する第1プーリ(34)を設けた請求項1〜のいずれか1項に記載の作業車輌の原動部構造。
  5. 前記第1プーリ(34)と前記ファン(40)の入力軸(41)に軸支された第2プーリ(42)とに巻き掛けられたベルト(35)を、前記エンジン(20)とファン(40)の間に配置した請求項4に記載の作業車両の原動部構造。
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