JP2014167286A - 作業車両 - Google Patents

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Yasushi Fujita
靖 藤田
Kazunori Doi
一紀 土居
Takayuki Kajiwara
隆幸 梶原
Koji Ochi
孝司 越智
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Abstract

【課題】本発明では、冷却ファンの正逆転を行う作業車において、冷房機器の冷却効率の低下を抑制するとともに耐久性を高めることを課題とする。
【解決手段】冷却水の温度を検出する温度センサ(52)によって、所定温度以下の水温が検出されている場合に、油圧式無段変速装置(30)を減速作動させてファン(40)の駆動を停止し、冷却水温度センサ(52)によって、所定温度以下の水温が検出され、かつ、コンデンサ(100)からの冷媒を圧縮するコンプレッサ(45)が駆動されている場合には、油圧式無段変速装置(30)を正転出力してファン(40)の正転駆動を維持する制御装置(50)を設ける。また、ファン(40)が前記除塵状態に切換えられている場合に、前記コンプレッサ(45)の駆動を停止させる構成とする。
【選択図】図11

Description

本発明は、コンバイン等の作業車両に関する。
例えば、特許文献1に記載の如く、米や麦などの穀粒を収穫する大型のコンバインにおいて、エンジンを内装した原動室内に正逆回転する冷却ファンを設けて、この冷却ファンの正転で外気を吸引してラジエータ等の熱交換器を空冷し、冷却ファンの逆転で内気を排出してラジエータやフィルタに付着する塵埃を吹き飛ばして冷却器の冷却効率を高める構成を備え、作業者が搭乗して操縦操作を行うキャビン内には空調を行うエアコンが備えられている。
特開2012−177350号公報
コンバインは、走行装置の駆動と脱穀装置の駆動に多くの動力が消費され、夏季にエアコンを使用していると駆動力不足になって、脱穀装置の駆動力不足によって収穫作業の効率が低下する。
そこで、本発明では、冷却ファンの正逆転を行う作業車において、エアコンの使用による作業の効率低下を出来るだけ少なくすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、操縦者が搭乗するキャビン(6)の下方にエンジン(20)を内装するエンジンルーム(8)を形成し、該エンジンルーム(8)の外側部に濾過体(12A、12B、12C)を備え、前記エンジン(20)と濾過体(12A、12B、12C)の間に、エンジン(20)の冷却水が流通するラジエータ(80)と、キャビン(6)用冷房機器の冷媒が流通するコンデンサ(100)を配置し、該コンデンサ(100)とエンジン(8)の間にファン(40)配置し、前記エンジン(20)の駆動力を変速してファン(40)を駆動する正逆転出力可能な油圧式無段変速装置(30)を設け、該油圧式無段変速装置(30)の変速作動によって、前記ファン(40)を正転駆動して濾過体(12A、12B、12C)の外側から内側へ外気を吸入する冷却状態と、前記ファン(40)を逆転駆動して濾過体(12A、12B、12C)の内側から外側へ風を吹き出す除塵状態とに切換自在に構成し、前記冷却水の温度を検出する温度センサ(52)によって所定温度以下の水温が検出されている場合に、前記油圧式無段変速装置(30)を減速作動させてファン(40)の正転駆動を停止し、前記冷却水温度センサ(52)によって、所定温度以下の水温が検出され、かつ、前記コンデンサ(100)からの冷媒を圧縮するコンプレッサ(45)が駆動されている場合には、前記油圧式無段変速装置(30)を正転出力させてファン(40)の正転駆動を維持する制御装置(50)を設けた作業車両とする。
請求項2に記載の発明は、前記ファン(40)が前記除塵状態に切換えられている場合に、前記コンプレッサ(45)の駆動を停止させる構成とした請求項1に記載の作業車両とする。
請求項3に記載の発明は、前記ファン(40)が前記除塵状態に切換えられている場合に、キャビン(6)内へ外気を導入する風路のシャッター(67)が閉鎖される構成とした請求項1または請求項2に記載の作業車両とする。
請求項1に記載の発明によれば、エンジン(20)の冷却水の温度を検出する温度センサ(52)によって、所定温度以下の水温が検出されている場合に、油圧式無段変速装置(30)を減速作動させてファン(40)の駆動を停止し、冷却水温度センサ(52)によって、所定温度以下の水温の水温が検出され、かつ、コンデンサ(100)からの冷媒を圧縮するコンプレッサ(45)が駆動されている場合には、油圧式無段変速装置(30)を正転出力させてファン(40)の正転状態を維持するので、エンジン(20)が低温である状態においてファン(40)の駆動を停止して、暖機運転に要する時間を短縮し、エンジン(20)の燃焼効率を高めることができる。
また、エンジン(20)が低温であり、かつ、キャビン(6)内を冷却するためにコンプレッサ(45)が駆動されている状態では、コンデンサ(100)内の冷媒を冷却して、コンプレッサ(45)の圧力上昇を抑制し、冷房機器の耐久性を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、除塵状態において、エンジン(20)側からの熱気で加熱されたコンデンサ(100)内の冷媒がコンプレッサ(45)へ送られることによるコンプレッサ(45)の破損を防止することができ、冷房機器の耐久性を更に高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2記載の発明の効果に加えて、除塵状態において、濾過体(12A、12B、12C)の外側へ放出される熱気が冷房機器に導入されることを防止して、コンデンサ(45)の圧力上昇を抑制し、冷房機器の冷却効率の低下を防止することができる。
コンバインの右側面図である。 コンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 原動部の正面図である。 原動部の平面図である。 図5のA−A矢視図である。 図5のB−B矢視図である。 要部動力伝達図である。 油圧式無段変速装置の油圧回路図である。 油圧式無段変速装置の説明図である。 自動制御ブロック図である。 エアコンパネルの正面図である。 ブースト温度の修正グラフである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ詳説する。なお、理解を容易にするために便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。なお、実施例においてコンバインの前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後という。
コンバインは、図1〜図3に示すように、機体フレーム1の下方には土壌面を走行するための左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の上方左側には脱穀・選別を行う脱穀装置3が設けられ、脱穀装置3の前方には圃場の穀桿を収穫する刈取装置4が設けられている。脱穀装置3で脱穀・選別された穀粒は脱穀装置3の右側に設けられたグレンタンク5に貯留され、貯留された穀粒は排出筒7により外部へ排出される。また、機体フレーム1の上方右側には操作者が搭乗する操作部を備えたキャビン6が設けられ、キャビン6の下方にはエンジンルーム8が設けられている。
エンジンルーム8のエンジンカバー11には目抜き鉄板などからなる濾過体12A,12B,12Cが設けられている。また、濾過体12A、12B、12Cの目合いを同一にすることもできるが、ファン40と対向して設けられていない濾過体12Aの目合いを大きくし、ファン40と対向して設けられている濾過体12B、12Cの目合いを小さくするのが好ましい。
エンジンカバー11の内側には、図4〜図8に示すように、外側から順に、インタークーラ90、コンデンサ100、オイルクーラ85、ラジエータ80、ファン40、エンジン20が配置され、エンジン20の内側(ファン40とは反対側)の上方に、ファン40の回転軌跡の外側に偏倚させてファン用油圧式無段変速装置(油圧式無段変速装置)30が配置されている。
コンデンサ100は、キャビン6内を冷却するための冷媒を冷却する機器である。
インタークーラ90は、エンジン20の燃焼効率を高めるため、燃焼用の混合気を冷却する機器であり、ラジエータ80の外側に設けられた支持部材に着脱自在に取付けられている。
オイルクーラ85は、昇降用シリンダ及びミッションの駆動用オイルを冷却する機器であり、ラジエータ80の外側に設けられた支持部材に取付けられている。なお、用途毎に複数個のオイルクーラ85を設けることもできる。
ラジエータ80は、エンジン20により加熱された冷却水を冷却する機器であり、エンジン20の冷却水経路であるマニホールドに接続されている。
ラジエータ80は、オイルクーラ85とファン40の間に配置され、ラジエータ80の外側には、インタークーラ90及びオイルクーラ85を取付ける支持部材が設けられ、ラジエータ80の内側には、後述するファン40の吸入効率を高めるため、ファン40を取り囲むシュラウド81が設けられている。
シュラウド81の形状は、ファン40の外周に沿わせて円形状あるいは多角形状に形成し、ファン40による外気の吸入の抵抗を小さくするため薄板状の鋼板により成形加工するのが好適である。
ファン40は、正転駆動状態にあっては、エンジンカバー11の濾過体12A〜12Cを介して外気を吸入し、インタークーラ90、オイルクーラ85、ラジエータ80、エンジン20、コンデンサ100を冷却し、逆転駆動状態にあっては、濾過体12A〜12Cを介して機体内側の内気を排気して、ラジエータ80と濾過体12A〜12Cに付着した藁屑、塵埃等を除去する。
ファン40は、羽根40Aと羽根40Aの基部を支持する中心部40Bにより構成され、ファン40の中心部40Bには、内側(エンジン20側)に伸びる入力軸41が取付けられ、入力軸41の内側端部には、プーリ42が軸支されている。
ファン用油圧式無段変速装置30は、ファン40の正転・逆転駆動状態の切換え、エンジン20から伝動された入力軸31の回転(駆動力)を増減速して第一出力軸33に出力を行なう機器である。
ファン用油圧式無段変速装置30は、ファン40の吸入・排気を能率良く行ない、エンジン20の振動による影響を低減するために、図6の如く、機体フレーム1から立設したエンジンルーム8の前側フレーム13と後側フレーム14に架設した上側フレーム15上にブラケット(取付けメタル)を介して取付けられている。また、エンジン20は、エンジ20から発生する振動の伝達を防止するために、エンジンマウント24を介して機体フレーム1に取付けられており、ブラケットには、部品点数を低減するために、ファン用油圧式無段変速装置30の正転・逆転駆動状態の切換えを行なうトラニオン、回転(駆動力)の増減速を行なう制御ギヤ等が取付けられている。なお、トラニオンによって、後述する走行用油圧式無段変速装置150から伝動された入力軸の31の回転は逆回転に変更されて第一出力軸33に出力される。すなわち、走行用油圧式無段変速装置150から伝動された回転が正転の場合、ファン用油圧式無段変速装置30から出力される第一出力軸33の回転は逆転となり、伝動された回転が逆転の場合、ファン用油圧式無段変速装置30の第一出力軸33の回転は正転に変更される。
ファン用油圧式無段変速装置30は、図4に示すように、エンジン20の内側(ファン40とは反対側)の上方に配置されており、図5に示すように、エンジン20の吸気を過給するためにエンジン20の排気ガスが流入するタービン25よりも前方で、走行用油圧式無段変速装置150よりも後方のエンジン20のクランク軸21の上方近傍に配置されており、図6に示すように、キャビン6内の着座シート6Aと共に開閉自在な支持プレート6Bの下方に配置され、図7に示すように、ファン40の回転軌跡の外側に偏倚させて配置されている。
なお、空調用の冷媒を圧縮するコンプレッサ45は、ファン用油圧式無段変速装置30の略後方に並列して配置されており、エンジン20の後方には、エンジン20から排出される排気ガスに含まれる不純物を除去するために、ディーゼル微粒子捕集フィルタ26が設けられており、ファン用油圧式無段変速装置30は、着座シート6Aの真下よりも内側に偏倚させて設けられている。
エンジン20の内側(ファン40とは反対側)のクランク軸21の先端部に軸支されたプーリ22と、エンジン20の前方に配置された走行用油圧式無段変速装置150の入力軸151の先端部に軸支されたプーリ152には、ベルト23が巻き掛けられており、エンジン20の回転が、走行用油圧式無段変速装置150に伝動される。なお、ベルト23は、ベルト23の耐久性を向上させるために、図6の矢印で示すエンジン20のプーリ22の逆転駆動状態時(ファン40の正転駆動状態時)に緩み側となるベルト23の部位をテンションアーム23Aのローラ23Bによって押圧している。
走行用油圧式無段変速装置150の入力軸151の先端部に軸支されたプーリ152と、ファン用油圧式無段変速装置30の内側(ファン40とは反対側)の入力軸31の先端部に軸支されたプーリ32には、ベルト153が巻き掛けられており、走行用油圧式無段変速装置150に伝動された回転が、ファン用油圧式無段変速装置30に伝動される。なお、ベルト153は、ベルト153の耐久性を向上させるために、図6の矢印で示す走行用油圧式無段変速装置150のプーリ152の逆転駆動状態時(ファン40の正転駆動状態時)に緩み側となるベルト153の部位をテンションアーム153Aのローラ153Bによって押圧している。
ファン用油圧式無段変速装置30の外側(ファン40側)には、ファン40にエンジン20の回転を伝動するエンジン20の上方を横断する長軸な第一出力軸33と、コンプレッサ45にエンジン20の回転を伝動する短軸な第二出力軸36が設けられている。
ファン用油圧式無段変速装置30の第一出力軸33の先端部に軸支されたプーリ34と、ファン40の入力軸41の先端部に軸支されたプーリ42には、ベルト35が巻き掛けられており、ファン用油圧式無段変速装置30に伝動された回転が、ファン40に伝動される。なお、ベルト35は、ベルト35の耐久性を向上させるために、図7の矢印で示すファン40の正転駆動状態時にベルト35の緩み側をテンションアーム35Aのローラ35Bによって押圧している。
ファン用油圧式無段変速装置30の第二出力軸36の先端部に軸支されたプーリ37と、コンプレッサ45の入力軸46の先端部に軸支されたプーリ47には、ベルト38が巻き掛けられており、ファン用油圧式無段変速装置30に伝動された回転が、コンプレッサ45に伝動される。なお、ファン用油圧式無段変速装置30の入力軸31のプーリ32からコンプレッサ45にファン用油圧式無段変速装置30の回転を伝動することもできる。
図9に示すように、ファン用油圧式無段変速装置30の流入管110及び流出管111は、それぞれ油圧バルブ装置200とオイルクーラ85の間の油圧回路に接続されている。ファン用油圧式無段変速装置30から流出した駆動オイルは、オイルクーラ85で冷却されるため、ファン用油圧式無段変速装置30に専用の冷媒用チャージポンプを設ける必要はない。
駆動用オイルは、オイルタンク201から浮遊物等を除去するフィルタ202を介して走行用油圧式無段変速装置150に流入し、走行用油圧式無段変速装置150に流入した一部の駆動用オイルは、走行用油圧式無段変速装置150から昇降用シリンダ及びミッションを駆動する作業バルブを有する油圧バルブ装置200に流入し、その後、油圧バルブ装置200からオイルクーラ85を介して再びオイルタンク201に流入する。
また、走行用油圧式無段変速装置150に流入した一部の駆動用オイルは、走行用油圧式無段変速装置150からフィルタ203と分流バルブ204を介して刈取用油圧式無段変速装置191に流入し、その後、刈取用油圧式無段変速装置155からオイルタンク201に流入する。
ファン用油圧式無段変速装置30は、図10に示すように、ファン40の中立状態(正転・逆転駆動を行なわない状態)を迅速に行ない、ファン40の逆転駆動状態における回転速度を速くするために、正転側にオリフィス114を設けている。入力軸31に接続された定常式油圧ポンプ112と、出力軸33に接続された可変式油圧モータ113を有する。入力軸31に伝動された回転を増減速し出力軸33,36に出力するには、キャビン6に設けられた操作レバーで遠隔操作される可変式油圧ポンプ112の斜板115の傾斜角度を変更する。
エンジン20の吸気側に設ける吸気管は、エアーフィルタからエンジンルーム8内で連結しているが、その吸気管にエアーフローメータを取り付けるメータ取付ブラケットを取り付け、このメータ取付ブラケットにブローバイガス導入管を連結して、部品点数を少なくすると共に配管を短くしている。
次に、ファン40の自動回転制御について説明する。
図11は、自動制御のブロック図で、コントローラ(制御装置)50への入力データは、エンジン回転センサ51からのエンジン20のクランク軸21の回転数と、冷却水温度センサ(温度センサ)52からのラジエータ80の水温と、脱穀(刈取)スイッチ53から脱穀装置3と刈取装置4の駆動信号と、籾排出スイッチ54からの排出筒7の駆動信号と、エンジン20の吸気口に設けた吸気温度センサ55からの吸気温度と、ブースターに設けたブースト温度センサ56からのブースト温度と、燃料タンクに設けた燃料温度センサ57からの燃料温度と、走行用油圧式無段変速装置150に設けたオイル温度センサ58からの作動オイル温度と、ファン40のファン回転センサ59からのファン回転数と、走行装置2の走行速度センサ60からの走行速度と、ファン用油圧式無段変速装置30のトラニオン開度センサ61からのトラニオン開度と、旋回スイッチ62からの旋回信号と、エアコンスイッチ63からのオン・オフ信号と、ファン逆転入・切スイッチ64からのオン・オフ信号と、手動回転設定ダイヤル65からの回転数設定値と、コンプレッサ圧センサ68からの冷媒圧と、ファン用油圧式無段変速装置30の出力回転センサ69からの第一出力軸33の回転数である。
また、コントローラ50からの制御信号は、ファン40の回転速度と税逆回転を制御するファン用油圧式無段変速モータ66と、コンプレッサ45と、エアコンの内外気シャッター(シャッター)67である。
ファン40の自動回転制御は、次の如く行われる。
まず、エアコンスイッチ63をオンすると、コンデンサ100の過熱を防ぐために、ファン40の正転駆動を開始する。
キャビン6の操縦席前に設けるエアコンパネル70には、ファン40の回転速度レベル71と冷却水温度センサ52の水温レベル72とファン40の回転方向表示73等を表示し、水温レベル72と回転速度レベル71を連動して変動させる。
ファン40を逆回転してエンジンルーム8内の空気を排出する場合には、コンプレッサ45の駆動を停止して冷媒圧の上昇を防ぎ、キャビン6内に設ける内外気シャッター67を外気を導入する状態からキャビン6の内気を循環させる状態に切り換えて熱風がキャビン6内に入るのを防ぐ。
また、コンプレッサ圧センサ68が冷媒圧の所定以上上昇を検出すると、コンプレッサ45を停止し、ファン40の回転を上昇し、冷媒圧が正常圧に戻ると、ファン40の回転を通常よりも1〜2割程度上昇させて駆動する。
また、ファン40の回転制御は、図13の如く、ブースト温度センサ56ブースト温度センサ56が検出する吸気温度から吸気温度センサ55が検出する外気温を減算した温度で制御して、外気温が高い時にファン40の回転を上昇させ過ぎないようにする。
なお、ファン40の回転制御は、ブースト温度センサ56の吸気温度と冷却水温度センサ52水温で行うが、どちらかが一定温度以上になると回転を上昇させ、一定温度以下に低下しても一定時間回転を維持することで、頻繁な回転変動を無くする。
ファン用油圧式無段変速装置30の回転制御は、中間域では出力回転センサ69の検出する回転数で行い、高回転域ではトラニオン開度センサ61からのトラニオン角度で行う
6 キャビン
8 エンジンルーム
12A 濾過体
12B 濾過体
12C 濾過体
20 エンジン
30 油圧式無段変速装置
40 ファン
45 コンプレッサ
50 制御装置
67 内外気シャッター(シャッター)
80 ラジエータ
100 コンデンサ

Claims (3)

  1. 操縦者が搭乗するキャビン(6)の下方にエンジン(20)を内装するエンジンルーム(8)を形成し、該エンジンルーム(8)の外側部に濾過体(12A、12B、12C)を備え、前記エンジン(20)と濾過体(12A、12B、12C)の間に、エンジン(20)の冷却水が流通するラジエータ(80)と、キャビン(6)用冷房機器の冷媒が流通するコンデンサ(100)を配置し、該コンデンサ(100)とエンジン(8)の間にファン(40)配置し、前記エンジン(20)の駆動力を変速してファン(40)を駆動する正逆転出力可能な油圧式無段変速装置(30)を設け、該油圧式無段変速装置(30)の変速作動によって、前記ファン(40)を正転駆動して濾過体(12A、12B、12C)の外側から内側へ外気を吸入する冷却状態と、前記ファン(40)を逆転駆動して濾過体(12A、12B、12C)の内側から外側へ風を吹き出す除塵状態とに切換自在に構成し、前記冷却水の温度を検出する温度センサ(52)によって所定温度以下の水温が検出されている場合に、前記油圧式無段変速装置(30)を減速作動させてファン(40)の正転駆動を停止し、前記冷却水温度センサ(52)によって、所定温度以下の水温が検出され、かつ、前記コンデンサ(100)からの冷媒を圧縮するコンプレッサ(45)が駆動されている場合には、前記油圧式無段変速装置(30)を正転出力させてファン(40)の正転駆動を維持する制御装置(50)を設けた作業車両。
  2. 前記ファン(40)が前記除塵状態に切換えられている場合に、前記コンプレッサ(45)の駆動を停止させる構成とした請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記ファン(40)が前記除塵状態に切換えられている場合に、キャビン(6)内へ外気を導入する風路のシャッター(67)が閉鎖される構成とした請求項1または請求項2に記載の作業車両。
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