JP2012161394A - マットレス - Google Patents

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Abstract

【課題】体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和され、病院、老健施設等において特に有用なマットレスを提供する。
【解決手段】一面にプロファイル加工面11を有する第1高反発弾性ウレタンフォーム層1と、プロファイル加工面11に積層された第1低反発弾性ウレタンフォーム層2と、少なくとも第1低反発弾性ウレタンフォーム層1の表面に積層された樹脂フィルム層(ウレタン樹脂フィルム等)3と、を備え、第1低反発弾性ウレタンフォーム層2の厚さが5〜10mm、特に7〜9mmであり、樹脂フィルム層3の透湿度(40℃)が1000〜1500g/m・24hであるマットレス。
【選択図】図2

Description

本発明は、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和され、透湿性はあるが、空気が漏れ難く、空気圧が保持される樹脂フィルム層が積層されているため、優れた体圧分散性、クッション性等が維持されるマットレスに関する。
従来、マットレス等の寝具には、体圧分散性に優れ、寝心地の良い樹脂フォーム、特に低反発性ポリウレタンフォームが用いられることが多い。また、近年、高齢化社会となり、病院、老健施設、及び家庭内においても介護を必要する要介護者が増加しており、これらの要介護者の多くは、ベッドでの生活を余儀なくされているのが現状である。そして、このような要介護者用のベッドとしては、硬綿製又は樹脂フォーム製の芯材の表面を繊維製布により被覆したマットレスが多用されている。
医療機関又は福祉施設等で、特に要介護者のベッドに使用されるマットレスとして、低荷重での伸びが良好であるウレタンフィルムにより芯材の表面を被覆した製品が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、このマットレスでは、表面部の動きを芯材のクッション性に追従させ、マットレスのクッション効果を十分に発揮させることができる等と説明されている。更に、入院患者、老人福祉施設の入所者等の寝具用マットとして、所定の密度と硬度とを有するウレタンフォームを積層して形成してある製品も知られており(例えば、特許文献2参照。)、取り扱い性に優れ、寝た状態から起き上がり易い等と説明されている。
特開2003−230605号公報 特開2002−34730号公報
特許文献1に記載されたマットレス、及び特許文献2に記載された寝具用マットは、医療機関及び老健施設等で、特に要介護者のベッドに用いられるマットレスに要求される多くの特性を有する。しかし、より優れた特性を備えるマットレスが必要とされているのが実情である。
本発明は前記の従来の状況に鑑みてなされたものであり、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和され、透湿性はあるが、空気が漏れ難く、空気圧が保持される樹脂フィルム層が積層されているため、優れた体圧分散性、クッション性等が維持され、医療機関、老健施設等において特に有用であり、軽量であるため介助者の負担が軽減され、汚れが付着しても容易に拭き取ることができ、且つシーツがずれ難く、介助者の労力が軽減されるとともに、寝心地が良く、蒸れが抑えられることで、床擦れ等を予防する作用を有するマットレスを提供することを課題とする。
本発明は以下のとおりである。
1、一面にプロファイル加工面を有する第1高反発弾性ウレタンフォーム層と、前記プロファイル加工面に積層された第1低反発弾性ウレタンフォーム層と、少なくとも前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の表面に積層された樹脂フィルム層と、を備えるマットレスであって、前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の厚さが5〜10mmであり、前記樹脂フィルム層の透湿度(40℃)が1000〜1500g/m・24hであることを特徴とするマットレス。
2.前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の反発弾性率が25〜50%、前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の反発弾性率が5〜15%である前記1.に記載のマットレス。
3.前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が25〜35kg/cm、硬さ(40%圧縮)が200〜280N/314cmであり、前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が20〜60kg/cm、硬さ(40%圧縮)が45〜80N/314cmである前記1.又は2.に記載のマットレス。
4.前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の引張強さが150〜240kPaであり、引裂強さが7〜12N/cmである前記1.乃至3.のうちのいずれか1項に記載のマットレス。
5.前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の他面に第2高反発弾性ウレタンフォーム層が積層され、前記第2高反発弾性ウレタンフォーム層の表面に第2低反発弾性ウレタンフォーム層が積層された前記1.乃至4.のうちのいずれか1項に記載のマットレス。
6.前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の側面、前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の側面、前記第2高反発弾性ウレタンフォーム層の側面、並びに前記第2低反発弾性ウレタンフォーム層の側面及び表面に、前記樹脂フィルム層が設けられた前記5.に記載のマットレス。
7.前記第2高反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が25〜35kg/cm、硬さ(40%圧縮)が120〜170N/314cmであり、前記第2低反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が20〜60kg/cm、硬さ(40%圧縮)が45〜80N/314cmである前記5.又は6.に記載のマットレス。
8.前記第2高反発弾性ウレタンフォーム層の圧縮残留歪(75%圧縮)が2.5%以下である前記5.乃至7.のうちのいずれか1項に記載のマットレス。
本発明のマットレスによれば、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和されるため、医療機関、老健施設等において特に有用であり、軽量であるため介助者の負担が軽減される。また、表面に強度が大きく、耐久性に優れ、透湿性はあるが、空気が漏れ難く、空気圧が保持される樹脂フィルム層が積層されているため、汚れが付着しても容易に拭き取ることができ、消毒液を用いれば除菌することもでき、優れた体圧分散性、クッション性等が十分に維持される。更に、プロファイル加工面側を利用すれば、凸状部により指圧効果が得られる等の多くの作用効果が奏される。
また、第1高反発弾性ウレタンフォーム層の反発弾性率が25〜50%、第1低反発弾性ウレタンフォーム層の反発弾性率が5〜15%である場合は、より体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感がより緩和されるマットレスとすることができる。
更に、第1高反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が25〜35kg/cm、硬さ(40%圧縮)が200〜280N/314cmであり、第1低反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が20〜60kg/cm、硬さ(40%圧縮)が45〜80N/314cmである場合は、低密度、且つ高硬度であり、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和されるとともに、軽量であるため、医療機関、老健施設等で用いたときに介助者の負担がより軽減される。
また、第1高反発弾性ウレタンフォーム層の引張強さが150〜240kPaであり、引裂強さが7〜12N/cmである場合は、プロファイル加工が施されていても十分な強度を有するフォーム層となり、荷重が加わっても容易に破損することのない耐久性に優れたマットレスとすることができる。
更に、第1高反発弾性ウレタンフォーム層の他面に第2高反発弾性ウレタンフォーム層が積層され、第2高反発弾性ウレタンフォーム層の表面に第2低反発弾性ウレタンフォーム層が積層された場合は、特に体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感がより緩和され、より強度の大きいマットレスとすることができる。
また、第1低反発弾性ウレタンフォーム層の側面、第1高反発弾性ウレタンフォーム層の側面、第2高反発弾性ウレタンフォーム層の側面、並びに第2低反発弾性ウレタンフォーム層の側面及び表面に、樹脂フィルム層が設けられた場合は、表裏面及び側面の全てが樹脂フィルムにより覆われるため、いずれの面に汚れが付着しても容易に拭き取ることができ、且つシーツがよりずれ難く、介助者の労力がより軽減されるマットレスとすることができる。
更に、第2高反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が25〜35kg/cm、硬さ(40%圧縮)が120〜170N/314cmであり、第2低反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が20〜60kg/cm、硬さ(40%圧縮)が45〜80N/314cmである場合は、特に第2高反発弾性ウレタンフォーム層が低密度、且つ高硬度であるため、より軽量であり、医療機関、老健施設等で用いたときに介助者の負担が特に軽減されるマットレスとすることができる。
また、第2高反発弾性ウレタンフォーム層の圧縮残留歪(75%圧縮)が2.5%以下である場合は、長期に亘って荷重が加わったとき等でもへたり難く、良好な体圧分散性、寝心地等が維持されるマットレスとすることができる。
第1高反発弾性ウレタンフォーム層、第1低反発弾性ウレタンフォーム層及び樹脂フィルム層を備えるマットレスの横断面の模式図である。 第1高反発弾性ウレタンフォーム層、第1低反発弾性ウレタンフォーム層、第2高反発弾性ウレタンフォーム層、第2低反発弾性ウレタンフォーム層を備え、表裏面及び側面の全てに樹脂フィルム層が設けられたマットレスの横断面の模式図である。 第1高反発弾性ウレタンフォーム層のプロファイル加工面を説明するための斜視図である。 本発明のマットレスの第1低反発弾性ウレタンフォーム層の側の面の体圧分散性試験における試験開始時の体圧分布を表す説明図である。 図4の体圧分散性試験における試験開始15分後の体圧分布を表す説明図である。 本発明のマットレスの第2低反発弾性ウレタンフォーム層の側の面の体圧分散性試験における試験開始時の体圧分布を表す説明図である。 図6の体圧分散性試験における試験開始15分後の体圧分布を表す説明図である。 硬綿布を用いたマットレスの体圧分散性試験における試験開始時の体圧分布を表す説明図である。 図8の体圧分散性試験における試験開始15分後の体圧分布を表す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜7を参照しながら説明する。
本発明のマットレスは、一面にプロファイル加工面を有する第1高反発弾性ウレタンフォーム層(以下。「第1高反発弾性層」という。)と、プロファイル加工面に積層された第1低反発弾性ウレタンフォーム層(以下、「第1低反発弾性層」という。)と、少なくとも第1低反発弾性層の表面に積層された樹脂フィルム層と、を備え、第1低反発弾性層の厚さが5〜10mmであり、且つ樹脂フィルム層の透湿度(40℃)が1000〜1500g/m・24hである。
一面にプロファイル加工面を有する前記「第1高反発弾性層1」は、反発弾性の高いウレタンフォームを用いて形成することができる。この第1高反発弾性層1の一面に設けられた前記「プロファイル加工面11」は、ウレタンフォームシートを凹凸面を有する一対のロール間を挿通させる等の通常の方法により形成することができる。プロファイル加工面11の形状は特に限定されず、略円錐状の凸状部11a(図3参照)、略角錐状の凸状部、マットレスの幅方向又は長さ方向に延設された横断面略円形等の長尺の凸状部などを有する形状とすることができる。
第1高反発弾性層1の反撥弾性率は特に限定されないが、JIS K 6400−3により測定した反発弾性率が25〜50%、特に30〜45%であることが好ましい。第1高反発弾性層1の反発弾性率が25〜50%であれば、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和されるマットレスとすることができる。
第1高反発弾性層1の見掛け密度も特に限定されないが、JIS K 7222により測定した見掛け密度が25〜35kg/m、特に25〜30kg/mであることが好ましい。また、第1高反発弾性層1の硬さも特に限定されないが、JIS K 6400−2 A法により測定した40%定圧縮時の硬さが200〜280N/314cm、特に220〜270N/314cmであることが好ましい。第1高反発弾性層1の見掛け密度が25〜35kg/mであり、硬さが200〜280N/314cmであれば、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和されるとともに、より軽量なマットレスとすることができる。
第1高反発弾性層1の強度も特に限定されないが、JIS K 6400−5により測定した引張強さ(破断強度)が150〜240kPa、特に170〜220kPaであることが好ましい。また、JIS K 6400−5により測定した引裂強さが7〜12N/cm、特に8〜11N/cmであることが好ましい。第1高反発弾性層1の引張強さが150〜240kPaであり、引裂強さが7〜12N/cmであれば、十分な強度を有し、荷重が加わっても容易に破損することのないマットレスとすることができる。
第1高反発弾性層1の厚さ[平坦面と凸状部(図3の略円錐状の凸状部11a参照)]の頂部との間の寸法、即ち、最大厚さ)も特に限定されないが、20〜40mm、特に25〜35mmとすることができる。また、プロファイル加工が施されていない基体部の厚さ及び凸状部の高さも特に限定されないが、基体部の厚さは、12〜22mm、特に15〜19mm、凸状部の高さは8〜18mm、特に11〜15mmであることが好ましい。
第1高反発弾性層1の圧縮残留歪も特に限定されないが、へたり難いマットレスとするためには、JIS K 6400−4 A法(試験片を75%圧縮)により測定した圧縮残留歪が3.5〜7.5%、特に4.0〜6.5%であることが好ましい。この第1高反発弾性層1はプロファイル加工面を有し、十分な指圧効果が維持されるという観点でも、所定の圧縮残留歪であることが好ましい。更に、第1高反発弾性層1の、JIS K 6400−4 A法により測定した繰り返し圧縮残留歪も特に限定されないが、2.5%以下、特に2.0%以下(通常、0.5%以上)と小さいことが好ましい。
第1低反発弾性層2は反発弾性の低いウレタンフォームを用いて形成することができる。この第1低反発弾性層2の厚さは、5〜10mmであり、6〜10mm、特に7〜9mmであることが好ましい。第1低反発弾性層2の厚さが5〜10mmであれば、荷重によって容易に破損することがなく、且つ体圧分散性に優れ、十分に寝心地のよいマットレスとすることができる。
第1低反発弾性層2の反撥弾性率は特に限定されないが、JIS K 6400−3により測定した反発弾性率が5〜15%、特に7〜13%であることが好ましい。第1低反発弾性層2の反発弾性率が5〜15%であれば、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和されるマットレスとすることができる。
第1低反発弾性層2の見掛け密度も特に限定されないが、JIS K 7222により測定した見掛け密度が20〜60kg/m、特に30〜50kg/mであることが好ましい。また、第1低反発弾性層1の硬さも特に限定されないが、JIS K 6400−2 A法により測定した40%定圧縮時の硬さが45〜80N/314cm、特に50〜70N/314cmであることが好ましい。第1低反発弾性層1の見掛け密度が20〜60kg/mであり、硬さが45〜80N/314cmであれば、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和されるとともに、より軽量なマットレスとすることができる。
第1低反発弾性層2の圧縮残留歪も特に限定されないが、へたり難いマットレスとするためには、JIS K 6400−4 A法(試験片を75%圧縮)により測定した圧縮残留歪が4.0〜8.0%、特に4.5〜7.0%であることが好ましい。更に、第1低反発弾性層2の、JIS K 6400−4 A法により測定した繰り返し圧縮残留歪も特に限定されないが、2.0%以下、特に1.5%以下(通常、0.5%以上)と小さいことが好ましい。
少なくとも第1低反発弾性層2の表面に積層された前記「樹脂フィルム層3」は、各種の合成樹脂を成形してなる樹脂フィルムを用いて形成することができる。合成樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等の各種の樹脂を用いることができるが、第1低反発弾性層2等のウレタンフォーム層との接着性の観点で、熱可塑性ウレタン樹脂フィルムが好ましい。熱可塑性ウレタン樹脂フィルムであれば、ポリウレタン樹脂を含有する溶液型、エマルション型等の接着剤を用いて、必要に応じて加熱し、押圧して、容易に、且つ強固に接合させ、積層させることができる。更に、熱可塑性ウレタン樹脂フィルムであれば、フレームラミネーション、熱ラミネーション等によっても、容易に、且つ強固にウレタンフォーム層と接合させ、積層させることもできる。
本発明のマットレス100(図1参照)では、特に、医療機関又は福祉施設等で要介護者のベッドに使用される場合、全体として発汗等による湿気が籠もらないことが好ましい。このように、全体として十分な透湿性を有するマットレス100とするためには、第1低反発弾性層2の表面に積層された樹脂フィルム層3も所定の透湿性を有している必要がある。樹脂フィルム層3のJIS Z 0208 条件B(温度;40±0.5℃、相対湿度;90±2%)により測定した透湿度は1000〜1500g/m・24hであり、1050〜1400g/m・24h、特に1100〜1300g/m・24hとすることができる。
また、樹脂フィルム層3は、前記のように、透湿性はあるが、空気が漏れ難く、空気圧が保持されるため、湿気が籠もることがないとともに、優れた体圧分散性が維持され、且つ十分なクッション性を有するマットレスとすることができる。
樹脂フィルム層3の厚さも特に限定されないが、湿気が籠もることがなく、且つ十分なクッション性等を有するマットレス100とするためには、樹脂フィルム層3は、前記の透湿度を有するとともに、その厚さが50〜90μm、特に60〜80μmであることが好ましい。樹脂フィルム層3の厚さが50〜90μmであれば、湿気が籠もることがなく、十分なクッション性を有するとともに、樹脂フィルム層3が十分な強度を備え、容易に破損することのないマットレスとすることができる。
樹脂フィルム層3の他の物性も特に限定されないが、JIS K 7311により測定した引張強さは45〜90MPa、特に60〜80MPaであることが好ましい。引張強さが45〜90MPaであれば、荷重が加わっても樹脂フィルム層3が容易に破損することがなく、より耐久性に優れたマットレスとすることができる。また、JIS K 7311により測定した引張伸びは450〜750%、特に500〜700%であればよい。更に、JIS K 7311により測定した引裂強さは50〜90kN/m、特に60〜80kN/mであればよい。
また、樹脂フィルム層3を構成する樹脂フィルムの成形に用いるフィルム原料には、難燃剤、抗菌剤、抗黴剤、可塑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、着色剤及び充填剤等の各種の添加剤を配合することができ、特に難燃剤及び抗菌剤が配合されたフィルム原料を用いることが好ましい。これにより、難燃性及び抗菌性を有する樹脂フィルム層3とすることができ、マットレスの難燃性及び抗菌性を向上させることができる。特に、医療機関又は福祉施設等で要介護者のベッドに使用される場合、喫煙等による火災、排泄物等による衛生面での対処等の観点で、難燃性及び抗菌性を有するマットレスとすることがより好ましい。
難燃剤としては、水酸化アルミニウム等の金属水酸化物、リン酸エステル等のリン系難燃剤などの各種の難燃剤が挙げられ、ハロゲンを含有しないリン酸エステル系の難燃剤が環境面の観点で好ましい。抗菌剤としては、銀系ゼオライト等のゼオライト系抗菌剤、錯体化銀・シリカゲル等のシリカゲル系抗菌剤、リン酸カルシウム系抗菌剤等の各種の抗菌剤が挙げられる。難燃剤及び抗菌剤は、それぞれ1種のみ用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明のマットレスは、前記の第1高反発弾性層1、第1低反発弾性層2及び樹脂フィルム層3により構成することができ(図1のマットレス100参照)、これらの3層のみでも十分な体圧分散性等を有し、寝心地の良いマットレスとすることができる。更に、特に、医療機関又は福祉施設等で要介護者のベッドに用いるときは、より体圧分散性等に優れ、より寝心地の良いマットレスとするため、前記の3層に加え、更に第1高反発弾性層1の他面に積層された第2高反発弾性ウレタンフォーム層(以下、「第2高反発弾性層」という。)4、及び第2高反発弾性層4の表面に積層された第2低反発弾性ウレタンフォーム層(以下、「第2低反発弾性層」という。)5を備えるマットレス200(図2参照)とすることが好ましい。
第2高反発弾性層4の見掛け密度は特に限定されないが、JIS K 7222により測定した見掛け密度が25〜35kg/m、特に27〜33kg/mであることが好ましい。また、第2高反発弾性層4の硬さも特に限定されないが、JIS K 6400−2 A法により測定した40%定圧縮時の硬さが120〜170N/314cm、特に130〜160N/314cmであることが好ましい。第2高反発弾性層4の見掛け密度が25〜35kg/mであり、硬さが120〜170N/314cmであれば、より軽量であり、病院、老健施設等で用いたときに介助者の負担が特に軽減されるマットレスとすることができる。
更に、第2高反発弾性層4は、特にへたり難いウレタンフォーム層であることが好ましく、JIS K 6400−4 A法(試験片を75%圧縮)により測定した圧縮残留歪が2.5%以下、特に2.0%以下(通常、1.0%以上)であることが好ましい。第2高反発弾性層4の圧縮残留歪が2.5%以下であれば、全体として、優れた体圧分散性及び良好な寝心地が長期に亘って維持されるマットレスとすることができる。第2高反発弾性層4は、JIS K 6400−4 A法により測定した繰り返し圧縮残留歪も2.0%以下、特に1.5%以下(通常、0.5%以上)と小さいことが好ましい。
第2高反発弾性層4の反撥弾性率も特に限定されないが、JIS K 6400−3により測定した反発弾性率が30〜70%、特に40〜60%であることが好ましい。第2高反発弾性層4の反発弾性率が30〜70%であれば、より体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感がより緩和されるマットレスとすることができる。また、第2高反発弾性層4の厚さも特に限定されないが、20〜40mm、特に25〜35mmとすることができる。
第2低反発弾性層5の見掛け密度も特に限定されないが、JIS K 7222により測定した見掛け密度が20〜60kg/m、特に30〜50kg/mであることが好ましい。更に、第2低反発弾性層5の硬さも特に限定されないが、JIS K 6400−2 A法により測定した40%定圧縮時の硬さが45〜80N/314cm、特に50〜70N/314cmであることが好ましい。第2低反発弾性層5の見掛け密度が20〜60kg/mであり、硬さが45〜80N/314cmであれば、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和されるマットレスとすることができる。
第2低反発弾性層5の反撥弾性率も特に限定されないが、JIS K 6400−3により測定した反発弾性率が5〜15%、特に7〜13%であることが好ましい。反発弾性率が5〜15%であれば、体圧分散性に優れ、不快な突き上げ感が緩和されるマットレスとすることができる。また、第2低反発弾性層5の厚さも特に限定されないが、10〜30mm、特に15〜25mmとすることができる。尚、第1低反発弾性層2と第2低反発弾性層5とは、好ましい物性が共通しており、同一グレードのウレタンフォームを用いてもよい。
第2低反発弾性層5の圧縮残留歪も特も限定されないが、へたり難いマットレスとするためには、JIS K 6400−4 A法(試験片を75%圧縮)により測定した圧縮残留歪が4.0〜8.0%、特に5.0〜7.0%であることが好ましい。更に、第1低反発弾性層2の、JIS K 6400−4 A法により測定した繰り返し圧縮残留歪も特に限定されないが、2.0%以下、特に1.5%以下(通常、0.5%以上)と小さいことが好ましい。
更に、樹脂フィルム層3は少なくとも第1低反発弾性層2の表面に積層されておればよいが、この他に、第1低反発弾性層2の側面、第1高反発弾性層1の側面、第2高反発弾性層4の側面、並びに第2低反発弾性層5の側面及び表面に積層されていることが好ましい。即ち、マットレス200の全面(表裏面及び側面の全て)に樹脂フィルム層3が積層されていることが好ましい。このような形態であれば、いずれの面に汚れが付着しても容易に拭き取ることができ、且つシーツがよりずれ難く、介助者の労力がより軽減されるマットレスとすることができる。
また、マットレス200では、第1低反発弾性層2面側、即ち、プロファイル加工面がある側、及び第2低反発弾性層5面側、即ち、平坦面側、のいずれも用いることができる。これらのうちでは、第2低反発弾性層5面側、即ち、平坦面側がより体圧分散性に優れており、床擦れ等をより抑えることができるため、寝返りが打てない要看護者等に特に有用である。一方、第1低反発弾性層2面側、即ち、プロファイル加工面がある側は、プロファイル加工面の凸状部(図3の略円錐状の凸状部11a参照)によりツボが刺激され、指圧効果が奏されるため、寝返りが打てる等、自身で動くことができる人に特に有用である。
第1高反発弾性層1、第1低反発弾性層2、第2高反発弾性層4及び第2低反発弾性層5は、各種のポリオール、ポリイソシアネート、触媒、整泡剤及び発泡剤を含有するフォーム原料を反応させ、硬化させてなる軟質ウレタンフォームにより形成することができる。用いる原材料は、各々の層の反発弾性率、見掛け密度、硬さ等の所要物性によって適宜選択して用いることができる。また、軟質ウレタンフォームの製造方法も特に限定されず、この技術分野における通常の方法をそのまま採用することができる。例えば、前記のフォーム原料を使用し、ワンショット法により反応させ、硬化させることにより、軟質ウレタンスラブフォームを製造し、このスラブフォームから所定寸法のフォームシートを切り出し、それぞれの層の形成に用いることができる。
また、フォーム原料には前記の必須成分の他、難燃剤、抗菌剤、抗黴剤、可塑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、着色剤及び充填剤等の各種の添加剤を配合することもできる。これらのうちでは、特に前記の各種の難燃剤及び抗菌剤が配合されたフォーム原料を使用し、難燃性及び抗菌性を有するマットレスとすることが好ましい。特に、医療機関又は福祉施設等では、前記の理由で、難燃性及び抗菌性を有するマットレスとすることがより好ましい。
更に、第1高反発弾性層1、第1低反発弾性層2、第2高反発弾性層4及び第2低反発弾性層5となる各々のフォームシートの積層方法も特に限定されない。例えば、フレームラミネーション、熱ラミネーション等の方法により接合させ、積層させることができる。また、特にポリウレタン樹脂を含有する溶液型、エマルション型等の接着剤を使用し、所要面に接着剤を塗布した後、必要に応じて加熱し、加圧することにより接合させ、積層させることもできる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1
第1高反発弾性層1、第1低反発弾性層2、第2高反発弾性層4及び第2低反発弾性層5を形成するための各々の軟質ウレタンスラブフォームを常法によって製造した。その後、それぞれのスラブフォームから、第1高反発弾性層1となる厚さ30mmのフォームシート、第1低反発弾性層2となる厚さ8mmのフォームシート、第2高反発弾性層4となる厚さ30mmのフォームシート及び第2低反発弾性層5となる厚さ20mmのフォームシートを切り出した。次いで、第1高反発弾性層1となる厚さ30mmのフォームシートを、凹凸面を有する一対のロール間を挿通させてプロファイル加工し、全面に高さ13mmの凸部を有する加工シートを得た。尚、各々のフォームシートの幅は830mm、長さは1910mmである。また、それぞれのフォームシートの前記の方法により測定した物性は表1のとおりである。
Figure 2012161394
その後、前記の第1高反発弾性層1となるフォームシートと、第2高反発弾性層4となるフォームシートの各々の、接合され、積層される面に、ポリウレタン樹脂を含有するエマルション型の接着剤を吹き付け、乾燥させて、媒体を除去し、2枚のフォームシートを接合させ、積層シートを作製した。次いで、この積層シートの両面、並びに第1低反発弾性層2となるフォームシート及び第2低反発弾性層5となるフォームシートのそれぞれの接合され、積層される面、を加熱し、その後、各々のフォームシートを積層させ、加圧して、熱融着させた。このようにして、第1高反発弾性層1と、第1高反発弾性層1のプロファイル加工面に接合され、積層された第1低反発弾性層2と、第1高反発弾性層1の他面に接合され、積層された第2高反発弾性層4と、第2高反発弾性層4の表面に接合され、積層された第2低反発弾性層5とを有する積層体を作製した。
その後、前記のようにして作製した積層体の表裏面及び側面の全てに、前記の接着剤を吹き付け、乾燥させて、媒体を除去し、次いで、T−ダイ成形により押出成形して得られた厚さ70μmの熱可塑性ウレタン樹脂フィルムを、積層体の全面に密着させ、加熱して、積層体と樹脂フィルムとを接合させ、積層させて、樹脂フィルム層3を形成した。樹脂フィルムの前記の方法により測定した透湿度は1200g/m・24h、引張強さは72MPa、引張伸びは600%、引裂強さは68kN/mであった。このようにして、図2のマットレス200を製造した。
前記のようにして製造したマットレス200を、圧力測定装置(VISTA Medical社製、型式「FSA」)の試験面に載置し、マットレス200上に被験者(男性、50歳、身長;177cm、体重;70kg)が仰向けに横たわった状態で、横たわった直後及び15分経過後の体圧分布を測定した。体圧分布の測定は、被験者が第1低反発弾性層2面側に横たわった状態(横たわった直後の図4、15分経過後の図5参照)、及び第2低反発弾性層5面側に横たわった状態(横たわった直後の図6、15分経過後の図7参照)で実施した。また、従来のポリエステル製硬綿布を用いたマットレス(パラマウントベッド社製、製品名「パラケアマットレス」)についても同様にして体圧分布を測定した(横たわった直後の図8、15分経過後の図9参照)。
尚、図4〜9の各々の図において、白色部、小さいドット部、大きいドット部、斜線部、格子部、黒色部の順で、各部に加わる圧力が高くなっている。従って、黒色部の側が多いほど局部的に圧力が高い部位が多い、即ち、体圧分散性に劣り、白色部の側が多いほど局部的に圧力の高い部位が少ない、即ち、体圧分散性に優れている。
図4、5によれば、被験者が第1低反発弾性層2面側、即ち、プロファイル加工面がある側に横たわった場合は、横たわった直後から、頭部、背中上部及び臀部への圧力集中は殆どみられず(図4では、殆ど全体が白色部、小さいドット部及び大きいドット部である。)、ほぼ完全に体圧(体重)が分散されていることが分かる。尚、第1低反発弾性層2が8mmと薄く、芯材(第1高反発弾性層1)が高反発であり、且つプロファイル加工面を有しているため、被験者が第2低反発弾性層5面側、即ち、平坦面側に横たわった場合と比べて、頭部及び臀部への体圧集中が少しみられるものの(図4の頭部、臀部の僅かな斜線部参照)、問題になるほどではない。更に、15分経過後には、頭部、背中上部及び臀部への体圧集中が少し進んでいるものの(図5の斜線部参照)、問題になるほどではない。また、直後には圧力が加わっていなかった腰部への体圧分散が進んでおり(図5の腰部の小さいドット部及び大きいドット部参照)、被験者の腰への負担が軽減されていることが分かる。
また、図6、7によれば、被験者が第2低反発弾性層5面側、即ち、平坦面側に横たわった場合は、横たわった直後から、背中上部及び臀部への圧力集中はみられず(図6では、全体が白色部、小さいドット部及び大きいドット部である。)、完全に体圧(体重)が分散されていることが分かる。更に、直後から、腰部への体圧分散が少しみられる(図6の腰部の小さいドット部参照)。また、15分経過後には、頭部、背中上部及び臀部への体圧集中が少しみられるものの(図7の大きいドット部及び斜線部参照)、問題になるほどではない。また、直後から体圧分散がみられた腰部への体圧分散が進んでおり(図7の腰部の小さいドット部及び大きいドット部参照)、この優れた体圧分散性を有する平坦面側は、寝返りが打てない要看護者等に特に有用であることが分かる。
一方、図8、9によれば、従来の硬綿布を用いたマットレスでは、横たわった直後から、背中上部及び臀部、特に臀部に圧力集中が見られる(図8の斜線部、格子部及び黒色部参照)。また、腰部には殆ど圧力が加わっておらず、腰部に体圧(体重)の負担がかかっている。更に、15分経過後には、頭部及び背中上部への圧力集中が進むとともに(図9の斜線部及び格子部参照)、腰部には殆ど圧力が加わっていない状況が続いており、体圧分散性に劣ることが分かる。
また、樹脂フィルム層3の形成に用いた熱可塑性ウレタン樹脂フィルムには抗菌剤が含有されており、その抗菌性をJIS L 1902の菌液吸収法により測定し、評価した。その結果、菌種がMRSAであるときの静菌活性値が4.5、緑濃菌、肺炎桿菌及び黄色ぶどう球菌では全て5.0以上であり、いずれの菌種に対しても適合(静菌活性値が2.2以上で適合)しており、優れた抗菌性能を有していることが分かる。
本発明は各種のベッド、特に病院、老健施設等において用いられるマットレスの技術分野において利用することができる。
100、200;マットレス、1;第1高反発弾性層、11;プロファイル加工面、11a;凸状部、2;第1低反発弾性層、3;樹脂フィルム層、4;第2高反発弾性層、5;第2低反発弾性層。

Claims (8)

  1. 一面にプロファイル加工面を有する第1高反発弾性ウレタンフォーム層と、前記プロファイル加工面に積層された第1低反発弾性ウレタンフォーム層と、少なくとも前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の表面に積層された樹脂フィルム層と、を備えるマットレスであって、
    前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の厚さが5〜10mmであり、前記樹脂フィルム層の透湿度(40℃)が1000〜1500g/m・24hであることを特徴とするマットレス。
  2. 前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の反発弾性率が30〜50%、前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の反発弾性率が5〜15%である請求項1に記載のマットレス。
  3. 前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が25〜35kg/cm、硬さ(40%圧縮)が200〜280N/314cmであり、前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が20〜60kg/cm、硬さ(40%圧縮)が45〜80N/314cmである請求項1又は2に記載のマットレス。
  4. 前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の引張強さが150〜240kPaであり、引裂強さが7〜12N/cmである請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載のマットレス。
  5. 前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の他面に第2高反発弾性ウレタンフォーム層が積層され、前記第2高反発弾性ウレタンフォーム層の表面に第2低反発弾性ウレタンフォーム層が積層された請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載のマットレス。
  6. 前記第1低反発弾性ウレタンフォーム層の側面、前記第1高反発弾性ウレタンフォーム層の側面、前記第2高反発弾性ウレタンフォーム層の側面、並びに前記第2低反発弾性ウレタンフォーム層の側面及び表面に、前記樹脂フィルム層が積層された請求項5に記載のマットレス。
  7. 前記第2高反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が25〜35kg/cm、硬さ(40%圧縮)が120〜170N/314cmであり、前記第2低反発弾性ウレタンフォーム層の見掛け密度が20〜60kg/cm、硬さ(40%圧縮)が45〜80N/314cmである請求項5又は6に記載のマットレス。
  8. 前記第2高反発弾性ウレタンフォーム層の圧縮残留歪(75%圧縮)が2.5%以下である請求項5乃至7のうちのいずれか1項に記載のマットレス。
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