JP6918719B2 - 中材保護用側地 - Google Patents
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Description
本発明は、中材保護用側地に関する。
例えば病院などの医療機関で使用されるマットレスには、例えば感染対策を基準にした場合、2つのタイプが存在する。一方は清拭タイプであり、他方は洗浄タイプである。
清拭タイプであると、マットレスをカバーする側地に防水加工がなされている。従って、マットレスが汚れた場合でも汚れを速やかに拭き取ることができる。他方で、洗浄タイプでは、液体がマットレス内部にしみ込むため、マットレス全体を丸洗いする必要がある。
以上のように、感染対策にのみ着目すれば、洗浄タイプより清拭タイプの方が優れている場合が多い。しかし、清拭タイプの側地では、防水加工された素材がマットレスの使用者と接するので、身体からの発汗などにより蒸れやすく、またその素材の感触は、使用者にとって良くない場合が多い。
他方で洗浄タイプの側地であると、使用者に接する素材には生地を用いることができるため、質感は清拭タイプに比べて優る。しかし、前述のように、汚れがマットレス内部にしみ込むため、たとえすぐに拭き取ったとしても、汚れが側地に残ってしまう。このことは、生地に撥水加工を施した場合でも同様である。いずれにしても、マットレス全体を洗う必要があり、使い勝手に劣る。
本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであって、撥水・防水機能を有しつつ、蒸れを抑制するとともに、使い勝手に優れた中材保護用側地を提供することを目的とする。
本発明に係る中材保護用側地は、表面において使用者と接し、撥水機能を有する布である第1の層と、第1の層の裏面に設けられ、吸放湿性機能を有する第2の層と、第2の層の裏面に設けられ、低透湿性機能を有する第3の層とを具備する。
また、本発明に係る中材保護用側地は、表面において使用者と接し、撥水機能と吸放湿機能とを有する布である第1の層と、第1の層の裏面に設けられ、低透湿性機能を有する第2の層とを具備する。
本発明によれば、撥水・防水機能を有しつつ、蒸れを抑制するとともに、使い勝手に優れた中材保護用側地を提供できる。
以下、実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
1.第1実施形態
第1実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態では、側地を病院や介護施設などで使用されるマットレスに適用した場合を例に挙げて説明する。
第1実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態では、側地を病院や介護施設などで使用されるマットレスに適用した場合を例に挙げて説明する。
1.1 マットレスの構成について
まず、本実施形態に係るマットレスの構成につき、図1及び図2を用いて説明する。図1はマットレスの斜視図であり、一部領域ではマットレス内部の構造を模式的に示している。また図2は、図1に示すマットレス使用時の様子を示す模式図である。
まず、本実施形態に係るマットレスの構成につき、図1及び図2を用いて説明する。図1はマットレスの斜視図であり、一部領域ではマットレス内部の構造を模式的に示している。また図2は、図1に示すマットレス使用時の様子を示す模式図である。
図1に示すようにマットレス1は、大まかには中材2と側地3とを備えている。中材2は、例えば軟質ウレタンフォーム材などであり、クッション材や芯材と呼ばれることもある。中材2は、図2に示すように、マットレス1上に使用者が寝た際に、その体圧を分散させて、使用者にとっての寝心地を向上させる。
側地3は、中材2を被覆(カバー)して、中材2を保護する。側地3は清拭タイプであり、血液や汗などの体液や汚物などが側地3の表面に着いたとしても、中材2への浸入を防ぎ、かつ容易に拭き取ることができる。また側地3は、水蒸気を吸収及び放出可能であり、蒸れを軽減しつつ側地3の内側に水蒸気を通し難くしているためカビなどによって中材2が不衛生な状態になることを抑制する。
側地3は、例えばその側面においてファスナー4を有する。このファスナー4により、側地3を中材2から取り外すことができる。更に、側地3の側面にはハンドル5が設けられる。このハンドル5により、マットレス1を運搬時に持ち易くしている。また、利用者に接する面とは反対の面の側地には、例えば滑り止め6が設けられる。この滑り止め6は、例えばマットレス1をベッド上に配置した際に、マットレス1が滑らないようにするためのものである。
医療用のマットレス1では、マットレスに患者を乗せる方向が決められており、患者の頭に近い端部、及び足先に近い端部はそれぞれ頭側及び脚側と呼ばれる。また患者が仰向けでマットレス1に寝た場合を基準にして、それぞれ右側、左側と呼ばれる。このことは、医療用のベッドでも同様である。
1.2 側地の構成の詳細について
次に、本実施形態に係る側地3の構成の詳細について説明する。図3は側地3の断面図であり(例えば図1における領域A1の断面図)、図4は側地として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。
次に、本実施形態に係る側地3の構成の詳細について説明する。図3は側地3の断面図であり(例えば図1における領域A1の断面図)、図4は側地として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。
図3に示すように側地3は、撥水性布11、吸放湿性布12、及び低透湿層13を含む。これらの部材は、中材2に近い方から、低透湿層13、吸放湿性布12、及び撥水性布11の順に積層される。すなわち、撥水性布11が側地3の最も外側に設けられ、その表面において使用者の身体に直接接触する。
撥水性布11は、撥水性を有する布である。布の材料は特に限定されないが、例えばポリエステル樹脂、具体的にはポリエステル繊維である。具体的には、フッ素系撥水剤(例えば、旭硝子株式会社製「アサヒガードシリーズ」、日華化学株式会社製「NKガードシリーズ」、株式会社京絹化成「マックスガードシリーズ」、大原パラヂウム化学株式会社「パラガードシリーズ」「パラヂウムシリーズ」)や非フッ素系撥水剤(例えば日華化学株式会社製「ネオシードシリーズ」、株式会社京絹化成「COMシリーズ」、大原パラヂウム化学株式会社「パラヂウムシリーズ」)を含浸されたポリエステル繊維製布である。図4に示すように、撥水性布11の厚さは例えば50μm以上且つ1500μm以下の範囲内であり、より好ましくは例えば200μm以上且つ700μm以下の範囲内である。また撥水性布11は多孔質の部材である。そして、その孔の直径の平均値は例えば0.5μm以上且つ200μm以下の範囲内であり、より好ましくは50μm以上且つ200μm以下の範囲内である。しかし、厚さや孔の直径はこれらの数値に限定されるものではない。
吸放湿性布12は、吸湿性及び放湿性を有する布である。布の材料は特に限定されないが、例えばアクリル系樹脂(例えば日本エクスラン工業株式会社「タフチックHU」)を含浸させたポリエステル繊維やアクリル繊維(例えば日本エクスラン工業株式会社「モイスファイン」)やナイロン繊維(例えば東レ株式会社「キュープ」、ユニチカ株式会社「ハイグラ」)である。具体的には、吸放湿性布12は、例えばアクリル系樹脂を含浸させたポリエステル繊維製布である。そして、周囲の湿度(水蒸気濃度)が一定値以上であれば湿気を吸収し、一定値未満であれば湿気を放出する。吸放湿性布12と撥水性布11との間は、例えばウレタン系の接着剤により接着されても良いし、または互いの繊維が編み込まれることにより接合されても良い。図4に示すように、吸放湿性布12の厚さは例えば100μm以上且つ700μm以下の範囲内であり、より好ましくは200μm以上且つ700μm以下の範囲内である。また吸放湿性布12も多孔質の部材であり、その孔の直径の平均値は例えば50μm以上且つ150μm以下の範囲内である。しかし、厚さや孔の直径はこれらの数値に限定されるものではない。更に、吸放湿性布12の吸湿性及び放湿性に関する性能は、例えばボーケン規格BQE A 034において、最小で300μg/cm2、最大で2000μg/cm2を満たすことが望ましい。
低透湿層13は、湿気(水蒸気)が中材2側へ通り抜けることを抑制するための部材であり、その材料は例えばウレタン樹脂である。より具体的には、吸放湿性布12の裏面に例えばウレタン系の接着剤により接着された、例えばウレタン樹脂のフィルムである。または、吸放湿性布12の裏面に塗布された例えばウレタン樹脂である。図4に示すように、低透湿層13の厚さは例えば15μm以上且つ50μm以下の範囲内であり、より好ましくは15μm以上且つ30μm以下の範囲内である。また低透湿層13は水蒸気を通さない性質を有するため、ほぼ無孔質の部材である。「ほぼ」無孔質の部材とは、所望の低透湿性を有する限りは、一定の孔があっても良いことを意味する。但し、その開口率、すなわち、単位体積あたりに含まれる孔の数は、撥水性布11及び吸放湿性布12よりも小さい。もちろん、水蒸気を完全に通さない部材であっても良いが、実質的には、例えばJIS L1099−2012 繊維製品の透湿度試験方法A−1(塩化カルシウム法)にて55g/m2・hr以下の低透湿性を有していれば良い。また、液体の透過はしない。もちろん、用途によっては、低透湿性能及び膜厚はこれらの値に限定されるものではない。
上記の構成において、側地3全体として、JIS L1096−2010摩耗強さ試験実施後においてJIS L1029−2009 7.2(スプレー法)にて4級以上の撥水性を有する。この際に用いられる液体は、水、次亜塩素酸ナトリウム水溶液、消毒用エタノールの三種である。更に側地3は、JIS L1092−2009 繊維製品の防水試験方法7.1 耐水度試験7.1.2 B法(高水圧法)にて19.6kPa以上の防水機能を有する。また、側地3全体としての厚さは、例えば300μm以上且つ2000μm以下の範囲内である。
1.3 本実施形態に係る効果
本実施形態によれば、撥水・防水機能を有しつつ、蒸れを抑制するとともに、使い勝手に優れた中材保護用側地を提供できる。本効果につき、以下詳細に説明する。
本実施形態によれば、撥水・防水機能を有しつつ、蒸れを抑制するとともに、使い勝手に優れた中材保護用側地を提供できる。本効果につき、以下詳細に説明する。
図5は、図4と同様に側地3の断面図であり、防水機能や吸放湿機能を模式的に示している。前述の通り、特に撥水性布11は高い撥水機能を有している。従って撥水性布11は、水滴を内部にほぼ通さない。従って、血液や汗などの体液、並びに尿などの排泄物で側地3が汚れたとしても、それを拭き取ることで、マットレス1の清浄性を保つことができる。また、この撥水性は、上記説明した摩耗試験後においても基準を満たしている。よって、病院や介護施設など、マットレスを頻繁に拭き取るような場合であっても、側地3の上記撥水機能が失われない。このように、拭き取るだけでマットレス1の清浄性を保ち、且つ多数回にわたって拭き取りを行っても撥水機能の低下が抑えられるため、病院や介護施設の職員にとっての使い勝手に優れる。
また、マットレス1の使用者において発汗などがあったとしても、撥水性布11は水蒸気を内部に通過させ、吸放湿性布12は、周囲の湿度が高い場合には水蒸気を吸収する。また、周囲の湿度が低い場合には、吸放湿性布12は内部の水蒸気を、撥水性布11を介して外部へ放出する。従って、マットレス1の使用者が蒸れ感を感じることを抑制できる。また、吸放湿層として布を用いることで、表面積を大きくでき、吸放湿性能に優れる。
更に、低透湿層13は、水蒸気を実質的に通過させない。よって、吸放湿性布12で吸収した水蒸気は中材2側へ抜けることができず、中材2が湿気によってカビが生えるなど、中材2が劣化することを抑制できる。当然液体も透過させない。
更に、低透湿層13は、使用者の身体に触れる面には設けられず、糸を編み込んだ布(撥水性布11)が使用者の身体に接する。従って使用者は、フィルムのラミネートや樹脂のコーティングによって形成された場合の特有の感触の悪さを感じることなく、布11による快適性を実現できる。また、側地3の表面が布であるため、布に柄を入れることで、マットレス1のデザイン性も向上できる。
2.第2実施形態
次に、第2実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、吸放湿性布をフィルムのラミネートや樹脂のコーティングにより形成したものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
次に、第2実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、吸放湿性布をフィルムのラミネートや樹脂のコーティングにより形成したものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
2.1 側地の構成の詳細について
図6は、本実施形態に係る側地3の断面図であり、図7は側地3として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。図示するように本実施形態に係る側地3は、上記第1実施形態で説明した図3の構成において、吸放湿性布12を、布ではなく、第1実施形態で説明した低透湿層と同様に、ラミネートや樹脂の塗布により形成した吸放湿層14に置き換えたものである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
図6は、本実施形態に係る側地3の断面図であり、図7は側地3として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。図示するように本実施形態に係る側地3は、上記第1実施形態で説明した図3の構成において、吸放湿性布12を、布ではなく、第1実施形態で説明した低透湿層と同様に、ラミネートや樹脂の塗布により形成した吸放湿層14に置き換えたものである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
吸放湿層14は、撥水性布11の裏面に例えばウレタン系の接着剤により接着された、例えばアクリル系樹脂(例えば日本エクスラン工業株式会社「タフチックHU」)を分散させたウレタン樹脂などのフィルムである。または、撥水性布11の裏面にアクリル系樹脂(例えば日本エクスラン工業株式会社「タフチックHU」)を分散させたウレタン樹脂を塗布した層である。図7に示すように、吸放湿層14の吸放湿性能は第1実施形態と同様であるが、その厚さは100μm以上且つ700μm以下の範囲内、より好ましくは150μm以上且つ300μm以下の範囲内が望ましい。但し、フィルムラミネートまたはコーティングで形成されるため、吸放湿層14の開口率は、撥水性布11や吸放湿性布12のそれよりも小さい。
2.2 本実施形態に係る効果
本実施形態によれば、吸放湿性を有する部材を、ラミネートまたはコーティングにより実現することができる。本実施形態によっても、吸放湿層14は、吸放湿性布12と同様の機能を果たし、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、液体の浸入を防ぐ効果を持たせても良い。
本実施形態によれば、吸放湿性を有する部材を、ラミネートまたはコーティングにより実現することができる。本実施形態によっても、吸放湿層14は、吸放湿性布12と同様の機能を果たし、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、液体の浸入を防ぐ効果を持たせても良い。
3.第3実施形態
次に、第3実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、更に高透湿層を用いたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
次に、第3実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、更に高透湿層を用いたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
3.1 側地の構成の詳細について
図8は、本実施形態に係る側地3の断面図であり、図9は側地3として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。図示するように本実施形態に係る側地3は、上記第1実施形態で説明した図3の構成において、撥水性布11と吸放湿性布12との間に、高透湿層15を設けたものである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
図8は、本実施形態に係る側地3の断面図であり、図9は側地3として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。図示するように本実施形態に係る側地3は、上記第1実施形態で説明した図3の構成において、撥水性布11と吸放湿性布12との間に、高透湿層15を設けたものである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
高透湿層15は、湿気(水蒸気)を容易に通過させるための部材であり、その材料は例えばウレタン樹脂である。より具体的には、撥水性布11の裏面及び吸放湿性布12の表面に、例えばウレタン系の接着剤により接着された、例えばウレタン樹脂などのフィルムである。または、撥水性布11の裏面と吸放湿性布12の表面に塗布された例えばウレタン樹脂である。図9に示すように、高透湿層15の厚さは例えば15μm以上且つ50μm以下の範囲内、より好ましくは15μm以上且つ30μm以下の範囲内である。また高透湿層15は水蒸気を通しやすい性質を有し、高透湿性能としては、例えばJIS L1099−2012 繊維製品の透湿度4.1.1 塩化カルシウム法にて104g/m2・hr以上であれば良い。もちろん、用途によっては、高透湿性能及び膜厚はこれらの値に限定されるものではない。但し、フィルムラミネートまたはコーティングで形成されるため、開口率は撥水性布11や吸放湿性布12よりも小さい。
3.2 本実施形態に係る効果
本実施形態によれば、撥水性布の下地に高透湿性を有する部材を設けている。これにより、湿度の高い雰囲気においては、水蒸気をより効率的に吸放湿性布12に吸収させ、逆に湿度の低い雰囲気においては、吸放湿性布12内の水蒸気をより効率的に外部に放出させることができる。よって、本実施形態でも第1実施形態と同様の効果が得られる。また、液体の浸入を防ぐ効果を持たせても良い。
本実施形態によれば、撥水性布の下地に高透湿性を有する部材を設けている。これにより、湿度の高い雰囲気においては、水蒸気をより効率的に吸放湿性布12に吸収させ、逆に湿度の低い雰囲気においては、吸放湿性布12内の水蒸気をより効率的に外部に放出させることができる。よって、本実施形態でも第1実施形態と同様の効果が得られる。また、液体の浸入を防ぐ効果を持たせても良い。
4.第4実施形態
次に、第4実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、撥水性布11に吸放湿性を持たせたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
次に、第4実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、撥水性布11に吸放湿性を持たせたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
4.1 側地の構成の詳細について
図10は、本実施形態に係る側地3の断面図であり、図11は側地3として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。図示するように本実施形態に係る側地3は、上記第1実施形態で説明した図3の構成において、撥水性布11の代わりに、更に吸放湿性を持たせた撥水且つ吸放湿性布16を用いたものである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
図10は、本実施形態に係る側地3の断面図であり、図11は側地3として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。図示するように本実施形態に係る側地3は、上記第1実施形態で説明した図3の構成において、撥水性布11の代わりに、更に吸放湿性を持たせた撥水且つ吸放湿性布16を用いたものである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
撥水且つ吸放湿性布16は、撥水性及び吸放湿性の両方を有する布である。布の材料は特に限定されないが、その一例は、例えばアクリル樹脂を含浸させたポリエステル繊維製布の片面にフッ素系撥水剤を加工した布である。吸放湿性能や撥水性に関する機能や膜厚などは、図11に示す通りであり、第1実施形態と同様である。好ましい形態としては、撥水且つ吸放湿性布16は、ボーケン規格BQE A034において、300μg/cm2以上2000μg/cm2以上の吸放湿性能を有し、200μm以上1500μm以下の厚さを有し、孔径の平均値が0.5μm以上200μm以下である。
4.2 本実施形態に係る効果
本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
5.第5実施形態
次に、第5実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態は、上記第3実施形態において、吸放湿層を用いたものである。以下では、第1及び第3実施形態と異なる点についてのみ説明する。
次に、第5実施形態に係る中材保護用側地について説明する。本実施形態は、上記第3実施形態において、吸放湿層を用いたものである。以下では、第1及び第3実施形態と異なる点についてのみ説明する。
5.1 側地の構成の詳細について
図12は、本実施形態に係る側地3の断面図であり、図13は側地3として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。図示するように本実施形態に係る側地3は、上記第3実施形態で説明した図8の構成において、吸放湿性布12をフィルムのラミネートや樹脂のコーティングにより形成したものである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
図12は、本実施形態に係る側地3の断面図であり、図13は側地3として使用される材料の特性を示すダイアグラムである。図示するように本実施形態に係る側地3は、上記第3実施形態で説明した図8の構成において、吸放湿性布12をフィルムのラミネートや樹脂のコーティングにより形成したものである。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
本例も第3実施形態と同様、吸放湿性能を有する材料、例えばアクリル樹脂を分散させたウレタン樹脂などのフィルムが、高透湿層15の裏面に例えばウレタン系の接着剤により接着される。または、高透湿層15の裏面または吸放湿層14の表面に、例えばアクリル樹脂を分散させたウレタン樹脂などが塗布される。また図13に示すように、各部材の性能や膜厚などは、第1実施形態乃至第3実施形態で説明した通りである。
5.2 本実施形態に係る効果
本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、撥水性布と吸放湿性布とを別の部材で実現することで、吸放湿機能の低下を抑制できる。また、液体の浸入を防ぐ効果を持たせても良い。
本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、撥水性布と吸放湿性布とを別の部材で実現することで、吸放湿機能の低下を抑制できる。また、液体の浸入を防ぐ効果を持たせても良い。
6.変形例など
以上のように、上記実施形態に係る中材保護用側地によれば、表面において使用者と接し、撥水機能を有する布である第1の層(11 in 図3)と、第1の層の裏面に設けられ、吸放湿機能を有する第2の層(12 in 図3)と、第2の層の裏面に設けられ、低透湿性機能を有する第3の層(13 in 図3)とを具備する。なお、第1の層(16 in 図10)が吸放湿機能を更に有しても良い。
以上のように、上記実施形態に係る中材保護用側地によれば、表面において使用者と接し、撥水機能を有する布である第1の層(11 in 図3)と、第1の層の裏面に設けられ、吸放湿機能を有する第2の層(12 in 図3)と、第2の層の裏面に設けられ、低透湿性機能を有する第3の層(13 in 図3)とを具備する。なお、第1の層(16 in 図10)が吸放湿機能を更に有しても良い。
しかしながら、上記実施形態は一例に過ぎず、種々の変形が可能である。例えば図4、図7、図9、図11、及び図13で説明した各部材の特性は、ユーザの要求に応じて種々の値とすることができる。また側地3には、SEK基準に従った消臭機能や、JIS L 1902-2015 8.1菌液吸収法に従った抗菌機能を持たせても良い。更には、難燃性、抗菌・抗ウィルス性、防カビ性、消臭性、及びストレッチ性の少なくともいずれかの機能を持たせても良い。
更に、上記実施形態で説明したマットレス1は種々のマットレスに使用することができる。例えば、図14に示すように背上げ機構が必要なマットレス1の側地として用いることができる。
また、図15に示すように、病院の例えば入院用ベッドにも適用できる。図15の例であると、適用した場合を示している。図示するようにベッド20は、床面に平行に配置されたベースフレーム21を有する。ベースフレーム21の一端側(ベッド20の頭側)にはヘッドボード22が設けられ、他端側(ベッド20の脚側)にはフットボード23が設けられる。そして、ヘッドボード22とフットボード23との間には、サイドバンパー24が設けられる。ベースフレーム21は、ベッド20の左右方向でサイドバンパー24間に位置する。ベースフレーム21上には、サイドバンパー24に接するメインフレーム25が設けられ、メインフレーム25上に、ヘッドボード22からフットボード23の方向に向かって、背ボトム26、腰ボトム27、膝ボトム28、及び足ボトム29が順次設けられる。これらのボトム26〜29上に、上記第1乃至第5実施形態で説明したマットレス1が搭載される。マットレス1は、ボトム29に設けられたマットレス止め30によって固定される。また、サイドバンパー24にはキャスター31が設けられる。
もちろん、上記実施形態で説明した側地3の用途はベッド用のマットレスに限らない。例えば、医療機関における診察台、枕、体位保持器、シーツ、椅子、ソファー、車両などの座席シート、衣服、クッション、あるいは一般的な寝具(マットレス、枕)用のカバーとして使用することができる。
[実施例1]
図4に示す撥水性布、吸放湿性布及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより三層を一体化し、または接着により一体化して、図3に示す構成の側地を得た。
図4に示す撥水性布、吸放湿性布及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより三層を一体化し、または接着により一体化して、図3に示す構成の側地を得た。
[実施例2]
図7に示す撥水性布、吸放湿性布及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより三層を一体化し、または接着により一体化して、図6に示す構成の側地を得た。
図7に示す撥水性布、吸放湿性布及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより三層を一体化し、または接着により一体化して、図6に示す構成の側地を得た。
[実施例3]
図9に示す撥水性布、吸放湿性布及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより四層を一体化し、または接着により一体化して、図8に示す構成の側地を得た。
図9に示す撥水性布、吸放湿性布及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより四層を一体化し、または接着により一体化して、図8に示す構成の側地を得た。
[実施例4]
図11に示す撥水且つ吸放湿性布、及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより四層を一体化し、または接着により一体化して、図10に示す構成の側地を得た。
図11に示す撥水且つ吸放湿性布、及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより四層を一体化し、または接着により一体化して、図10に示す構成の側地を得た。
[実施例5]
図13に示す撥水性布、高透湿シート、吸放湿シート、及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより四層を一体化し、または接着により一体化して、図12に示す構成の側地を得た。
図13に示す撥水性布、高透湿シート、吸放湿シート、及び低透湿シートをこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより四層を一体化し、または接着により一体化して、図12に示す構成の側地を得た。
[比較例]
上記実施例1〜5に対する比較例として、実施例1における低透湿シート及び撥水性布をこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより二層を一体化し、または接着により一体化した側地を用意した。
上記実施例1〜5に対する比較例として、実施例1における低透湿シート及び撥水性布をこの順番に積層し、得られた積層体に加熱加圧を施して熱ラミネートにより二層を一体化し、または接着により一体化した側地を用意した。
<実施した試験>
得られた実施例1〜5及び比較例の側地に対し、以下の試験を実施した。
1.撥水性試験
側地の表面(撥水性布面)に対し、JIS L1096−2010摩耗強さ試験を実施後にJIS L1092−2009 7.2(スプレー法)による撥水性試験を実施した。液体には水、次亜塩素酸ナトリウム水溶液、消毒用エタノールの3種類を使用した。
得られた実施例1〜5及び比較例の側地に対し、以下の試験を実施した。
1.撥水性試験
側地の表面(撥水性布面)に対し、JIS L1096−2010摩耗強さ試験を実施後にJIS L1092−2009 7.2(スプレー法)による撥水性試験を実施した。液体には水、次亜塩素酸ナトリウム水溶液、消毒用エタノールの3種類を使用した。
実施例1〜5及び比較例の側地は、いずれも4級以上の撥水性を示した。
2.防水機能試験
JIS L1092−2009 繊維製品の防水性試験方法 7.1 耐水度試験 7.1.2 B法(高水圧法)により防水機能試験を実施した。
2.防水機能試験
JIS L1092−2009 繊維製品の防水性試験方法 7.1 耐水度試験 7.1.2 B法(高水圧法)により防水機能試験を実施した。
実施例1〜5及び比較例の側地は、いずれも19.6kPa以上の防水性を示した。
3.結露試験
工程1:実施例1〜5の側地それぞれからマットレスカバーを作製した。各マットレスカバーからマットレスを製作した。なお、クッションには軟質発泡ウレタン製で厚み8〜10cmのものを使用した。
3.結露試験
工程1:実施例1〜5の側地それぞれからマットレスカバーを作製した。各マットレスカバーからマットレスを製作した。なお、クッションには軟質発泡ウレタン製で厚み8〜10cmのものを使用した。
工程2:ベッドフレーム上にマットレスと同サイズ(タテ・ヨコ)で透湿性のない樹脂製の板を乗せ、その上にマットレスを乗せ、その上にポリエステル綿性掛け布団を乗せ、マットレス上面と布団の間で湿度80%以上、温度25〜30度に保った。
工程3:マットレス上面と布団の間を室温15〜20℃で湿度50%以下に保った。
工程4:工程3に示す条件で24時間放置した後の樹脂製板の上面に結露が発生するかを確認した。
実施例1〜5の側地を用いたマットレスカバーは、いずれも結露が発生しなかった。これに対して、比較例の側地を用いたマットレスカバーでは結露が発生した。
以上の結果に示す通り、実施例1〜5の側地は、磨耗試験後でも撥水機能を持ち、かつ水を通しにくい防水機能を持ち、かつ湿気を通しにくい低透湿機能を持つ側地であった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…マットレス、2…中材、3…側地、4…ファスナー、5…ハンドル、6…滑り止め、11…撥水性布、12…吸放湿性布、13…低透湿層、14…吸放湿層、15…高透湿層、16…撥水且つ吸放湿性布、20…ベッド
Claims (10)
- 表面において使用者と接し、撥水機能を有する布である第1の層と、
前記第1の層の裏面に設けられ、吸放湿機能を有する第2の層と、
前記第2の層の裏面に設けられ、低透湿機能を有する第3の層と
を具備する中材保護用側地。 - 前記第2の層は、前記吸放湿機能を有する布である、請求項1記載の中材保護用側地。
- 前記第2の層は、吸放湿機能を有する布よりも開口率が低い、請求項1または2記載の中材保護用側地。
- 前記第1の層と前記第2の層との間に設けられ、前記第2の層よりも透湿性の高い高透湿機能を有する第4の層を更に備える、請求項1乃至3いずれか1項記載の中材保護用側地。
- 前記第3の層は、前記第1の層よりも開口率が低い、請求項1乃至4いずれか1項記載の中材保護用側地。
- 表面において使用者と接し、撥水機能と吸放湿機能とを有する布である第1の層と、
前記第1の層の裏面に設けられ、低透湿機能を有する第2の層と
を具備する中材保護用側地。 - 前記第2の層は、前記第1の層よりも開口率が低い、請求項6項記載の中材保護用側地。
- 前記中材保護用側地は、JIS L1096−2010摩耗強さ試験実施後であっても、水、次亜塩素酸ナトリウム水溶液、及び消毒用エタノールの少なくともいずれかにつき、JIS L1092−2009 7.2(スプレー法)にて4級以上の撥水性を有する、請求項1乃至7いずれか1項記載の中材保護用側地。
- 前記中材保護用側地は、JIS L1092−2009繊維製品の防水性試験方法 7.1 耐水度試験 7.1.2 B法(高水圧法)にて19.6kPaの基準を満たす、請求項1乃至8いずれか1項記載の中材保護用側地。
- 前記第2の層は、ボーケン規格BQE A034において、300μg/cm2以上2000μg/cm2以下の吸放湿性能を有し、
100μm以上700μm以下の厚さを有する、請求項1または3記載の中材保護用側地。
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