JP3111666U - 安置納棺マット - Google Patents
安置納棺マット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3111666U JP3111666U JP2005002387U JP2005002387U JP3111666U JP 3111666 U JP3111666 U JP 3111666U JP 2005002387 U JP2005002387 U JP 2005002387U JP 2005002387 U JP2005002387 U JP 2005002387U JP 3111666 U JP3111666 U JP 3111666U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mat
- sheet
- erection
- mat body
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Abstract
【解決手段】 本考案の安置納棺マット1は、遺体が仰向けで寝る身長より長い長方形状の繊維製のマット本体2と、該マット本体2の長手方向両側に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成された2枚の上掛けシート3と、前記マット本体2の裏面に所定間隔で固定された折畳み式の取っ手4とから構成される。前記マット本体2は、レーヨン製又は綿製、絹製の表生地と裏生地との間に機能性シートが挿入されている多層構造となっている。
【選択図】 図1
Description
そのため、遺体の腐敗を防止し、異臭の発生を抑制するための遺体を安置する葬儀用マット及び枕が開発されて公知となっている(特許文献1を参照)。
この公知技術は、木酢液を含浸させた木炭粒子とセラミック粒子とを混合した粒子をそれぞれ袋状の布カバーに封じ込むことによりマット、枕を形成するものである。
しかし、前記マットは、遺体の移動時には無理な姿勢で遺体を持ち上げたり、また遺体を抱きかかえて移動したりしなければならなかったため、従事者にとって重労働であったり、感染症等の不安があった。
前記マット本体は、レーヨン製又は綿製、絹製の表生地と裏生地との間に機能性シートが挿入されている多層構造となっており、前記表生地から裏生地へ順に殺菌剤浸透シート、水分吸収シート、防水フイルム、防水シート付き吸水フェルトが積層されてなるものである。
前記上掛けシートは、レーヨン製又は綿製、絹製の左右2枚からなり、前記マット本体の長手方向両側全長に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成されるものである。
前記取っ手は、U字状の強靭な布を折畳み可能に両端を縫着し、前記マット本体の裏面に長手方向に沿って片側4個所ずつ合計8個所に設けて、移動・安置・納棺の時に引き出して使用するものである。
本考案の安置納棺マットは、左右2枚の上掛けシートが付いているので、遺体を上掛けシートで包み込み、遺体が掛け布団や敷き布団に直接触れないことで体液などによる汚れを防止することができる。
本考案の安置納棺マットは、多層構造の機能性シートが表生地と裏生地の間に入っているので、多量の水分を吸収・保水し、その吸収作用で腐敗の進行を遅らせる働きと消臭効果を発揮し、また前記機能性シートは燃焼しても安全性が高く有害物質を発生しない。
図1に示すように、本考案の安置納棺マット1は、遺体が仰向けで寝る身長より長い長方形状の繊維製のマット本体2と、該マット本体2の長手方向両側に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成された2枚の上掛けシート3と、前記マット本体2の裏面に所定間隔で固定された折畳み式の取っ手4とから構成される。
なお、5は枕である。
前記水分吸収シート9は高性能吸収剤からなり、該高性能吸収剤が約20リットルの水分を吸収・保水するので、大柄な遺体でも安心して安置することができると共に、その吸収作用により遺体の腐敗進行を遅らせる働きと消臭効果を発揮する。
前記防水フイルム10は、前記水分吸収シート9の水分が下層、すなわち裏生地7へ浸透するのを防止する働きを発揮する。
前記防水シート付き吸水フェルト11は、前記防水フイルム10から洩れた水分を吸収する働きを発揮する。
前記上掛けシート3により、掛け布団や敷き布団に直接触れないことで、体液などによる汚れが避けられるし、顔部分の前記上掛けシート3を折れば顔を出すことができ、前記上掛けシート3は掛け布団に隠れて見えなくなる。
図3に示すように、本実施例では片側4個所ずつ合計8個所に設けて、移動・安置・納棺の時に引き出して使用する。
2 マット本体
3 上掛けシート
4 取っ手
5 枕
6 表生地
7 裏生地
8 殺菌剤浸透シート
9 水分吸収シート
10 防水フイルム
11 防水シート付き吸水フェルト
Claims (4)
- 遺体が仰向けで寝る身長より長い長方形状の繊維製のマット本体と、該マット本体の長手方向両側に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成された2枚の上掛けシートと、前記マット本体の裏面に所定間隔で固定された折畳み式の取っ手とから構成されることを特徴とする安置納棺マット。
- 前記マット本体は、レーヨン製又は綿製、絹製の表生地と裏生地との間に機能性シートが挿入されている多層構造となっており、前記表生地から裏生地へ順に殺菌剤浸透シート、水分吸収シート、防水フイルム、防水シート付き吸水フェルトが積層されてなることを特徴とする請求項1記載の安置納棺マット。
- 前記上掛けシートは、レーヨン製又は綿製、絹製の左右2枚からなり、前記マット本体の長手方向両側全長に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成されることを特徴とする請求項1記載の安置納棺マット。
- 前記取っ手は、U字状の強靭な布を折畳み可能に両端を縫着し、前記マット本体の裏面に長手方向に沿って片側4個所ずつ合計8個所に設けて、移動・安置・納棺の時に引き出して使用することを特徴とする請求項1記載の安置納棺マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002387U JP3111666U (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 安置納棺マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002387U JP3111666U (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 安置納棺マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3111666U true JP3111666U (ja) | 2005-07-28 |
Family
ID=43274131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005002387U Expired - Fee Related JP3111666U (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 安置納棺マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3111666U (ja) |
-
2005
- 2005-04-18 JP JP2005002387U patent/JP3111666U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0687433B1 (en) | Bedding articles | |
US7185604B2 (en) | Orthopedic pet cushion | |
US4695496A (en) | Skin protective pad | |
US7886378B2 (en) | Protective blanket | |
US7062808B1 (en) | Systems and methods for encasing mattresses | |
US20070067909A1 (en) | Sheet, comforter and pillow cover | |
JP3111666U (ja) | 安置納棺マット | |
JP3178065U (ja) | 布団用軽圧縮収納機能付き除湿マット | |
JP2002209679A (ja) | 薄厚クッション積層体 | |
JP2001322196A (ja) | 通気性及び吸水性を有する防水シート | |
JP2000202011A (ja) | 消臭除湿シ―ト | |
US20110245790A1 (en) | Night sweat pad | |
GB2329834A (en) | Fragrance-releasing lining sheet for mattress or pillow | |
JP2006109928A (ja) | 体位変換補助シート | |
JP3056323U (ja) | 吸水性複合体及びこれを用いた衛生シート | |
JP3061272U (ja) | 座布団 | |
JPH11309183A (ja) | 防水シーツ | |
JP3243559U (ja) | 生地又は不織布の被覆シート | |
US20100175189A1 (en) | Flatulence odor eliminating bedding/bedclothes | |
JP3050878U (ja) | 床ずれ防止消臭抗菌 防虫マット | |
JPH11248A (ja) | 機能性シーツ | |
JP3115608U (ja) | 介護用炭入り敷きマット | |
JP2019134890A (ja) | 中材保護用側地 | |
JPH0450829B2 (ja) | ||
JPH0345643Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080608 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090608 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |