JP3111666U - 安置納棺マット - Google Patents

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佐藤  文昭
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Abstract

【課題】 本考案は、従事者が無理な姿勢をとらずに遺体を簡単にマットごと移動ができ、遺体からの水分吸収・除菌・消臭効果を発揮し、移動・安置・納棺が便利な安置納棺マットを得ることを目的とする。
【解決手段】 本考案の安置納棺マット1は、遺体が仰向けで寝る身長より長い長方形状の繊維製のマット本体2と、該マット本体2の長手方向両側に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成された2枚の上掛けシート3と、前記マット本体2の裏面に所定間隔で固定された折畳み式の取っ手4とから構成される。前記マット本体2は、レーヨン製又は綿製、絹製の表生地と裏生地との間に機能性シートが挿入されている多層構造となっている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、遺体からの水分吸収・除菌・消臭効果を発揮し、移動・安置・納棺が便利な安置納棺マットに関する。
従来、遺体は特に温暖時に腐敗し易く、異臭を発するため、死後から火葬に付すまで出来るだけ腐敗せず、悪臭を発しないよう、寝具・棺内に安置された遺体をドライアイスで冷却したり、消臭剤・芳香剤で悪臭を押さえている。
そのため、遺体の腐敗を防止し、異臭の発生を抑制するための遺体を安置する葬儀用マット及び枕が開発されて公知となっている(特許文献1を参照)。
この公知技術は、木酢液を含浸させた木炭粒子とセラミック粒子とを混合した粒子をそれぞれ袋状の布カバーに封じ込むことによりマット、枕を形成するものである。
しかし、前記マットは、遺体の移動時には無理な姿勢で遺体を持ち上げたり、また遺体を抱きかかえて移動したりしなければならなかったため、従事者にとって重労働であったり、感染症等の不安があった。
特開平10−5293号公報
本考案は、従事者が無理な姿勢をとらずに遺体を簡単にマットごと移動ができ、遺体からの水分吸収・除菌・消臭効果を発揮し、移動・安置・納棺が便利な安置納棺マットを得ることを目的とする。
本考案の安置納棺マットは、遺体が仰向けで寝る身長より長い長方形状の繊維製のマット本体と、該マット本体の長手方向両側に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成された2枚の上掛けシートと、前記マット本体の裏面に所定間隔で固定された折畳み式の取っ手とから構成されるものである。
前記マット本体は、レーヨン製又は綿製、絹製の表生地と裏生地との間に機能性シートが挿入されている多層構造となっており、前記表生地から裏生地へ順に殺菌剤浸透シート、水分吸収シート、防水フイルム、防水シート付き吸水フェルトが積層されてなるものである。
前記上掛けシートは、レーヨン製又は綿製、絹製の左右2枚からなり、前記マット本体の長手方向両側全長に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成されるものである。
前記取っ手は、U字状の強靭な布を折畳み可能に両端を縫着し、前記マット本体の裏面に長手方向に沿って片側4個所ずつ合計8個所に設けて、移動・安置・納棺の時に引き出して使用するものである。
本考案の安置納棺マットは、マットの裏面に折り畳み式に取っ手が付いているので、遺体の移動時、例えば入棺時に無理な姿勢を取らずに前記取っ手を握り、簡単にマットごと移動することが出来る。
本考案の安置納棺マットは、左右2枚の上掛けシートが付いているので、遺体を上掛けシートで包み込み、遺体が掛け布団や敷き布団に直接触れないことで体液などによる汚れを防止することができる。
本考案の安置納棺マットは、多層構造の機能性シートが表生地と裏生地の間に入っているので、多量の水分を吸収・保水し、その吸収作用で腐敗の進行を遅らせる働きと消臭効果を発揮し、また前記機能性シートは燃焼しても安全性が高く有害物質を発生しない。
本考案の安置納棺マットの一実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
図1に示すように、本考案の安置納棺マット1は、遺体が仰向けで寝る身長より長い長方形状の繊維製のマット本体2と、該マット本体2の長手方向両側に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成された2枚の上掛けシート3と、前記マット本体2の裏面に所定間隔で固定された折畳み式の取っ手4とから構成される。
なお、5は枕である。
図2に示すように、前記マット本体2は、レーヨン製又は綿製、絹製の表生地6と裏生地7との間に機能性シートが挿入されている多層構造となっており、前記表生地6から裏生地7へ順に殺菌剤浸透シート8、水分吸収シート9、防水フイルム10、防水シート付き吸水フェルト11が積層されてなる。
前記殺菌剤浸透シート8は、遺体から流出してくる体液・血液などを殺菌剤が反応してブロックする働きを発揮する。
前記水分吸収シート9は高性能吸収剤からなり、該高性能吸収剤が約20リットルの水分を吸収・保水するので、大柄な遺体でも安心して安置することができると共に、その吸収作用により遺体の腐敗進行を遅らせる働きと消臭効果を発揮する。
前記防水フイルム10は、前記水分吸収シート9の水分が下層、すなわち裏生地7へ浸透するのを防止する働きを発揮する。
前記防水シート付き吸水フェルト11は、前記防水フイルム10から洩れた水分を吸収する働きを発揮する。
図3に示すように、前記上掛けシート3は、レーヨン製又は綿製、絹製の左右2枚からなり、前記マット本体2の長手方向両側全長に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる横幅に形成される。
前記上掛けシート3により、掛け布団や敷き布団に直接触れないことで、体液などによる汚れが避けられるし、顔部分の前記上掛けシート3を折れば顔を出すことができ、前記上掛けシート3は掛け布団に隠れて見えなくなる。
前記取っ手4は、U字状の強靭な布を折畳み可能に両端を縫着し、前記マット本体2の裏面に長手方向に沿って所定間隔で固定する。
図3に示すように、本実施例では片側4個所ずつ合計8個所に設けて、移動・安置・納棺の時に引き出して使用する。
本考案の安置納棺マットの全体斜視図である。 マット本体の積層構造を示す斜視図である。 本考案の安置納棺マットの使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 安置納棺マット
2 マット本体
3 上掛けシート
4 取っ手
5 枕
6 表生地
7 裏生地
8 殺菌剤浸透シート
9 水分吸収シート
10 防水フイルム
11 防水シート付き吸水フェルト

Claims (4)

  1. 遺体が仰向けで寝る身長より長い長方形状の繊維製のマット本体と、該マット本体の長手方向両側に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成された2枚の上掛けシートと、前記マット本体の裏面に所定間隔で固定された折畳み式の取っ手とから構成されることを特徴とする安置納棺マット。
  2. 前記マット本体は、レーヨン製又は綿製、絹製の表生地と裏生地との間に機能性シートが挿入されている多層構造となっており、前記表生地から裏生地へ順に殺菌剤浸透シート、水分吸収シート、防水フイルム、防水シート付き吸水フェルトが積層されてなることを特徴とする請求項1記載の安置納棺マット。
  3. 前記上掛けシートは、レーヨン製又は綿製、絹製の左右2枚からなり、前記マット本体の長手方向両側全長に縫着され、仰向けで寝た遺体の全身を重ね合わせで覆うことができる幅に形成されることを特徴とする請求項1記載の安置納棺マット。
  4. 前記取っ手は、U字状の強靭な布を折畳み可能に両端を縫着し、前記マット本体の裏面に長手方向に沿って片側4個所ずつ合計8個所に設けて、移動・安置・納棺の時に引き出して使用することを特徴とする請求項1記載の安置納棺マット。



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