JP2013006305A - 透湿性フィルム及びその製造方法 - Google Patents
透湿性フィルム及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013006305A JP2013006305A JP2011139344A JP2011139344A JP2013006305A JP 2013006305 A JP2013006305 A JP 2013006305A JP 2011139344 A JP2011139344 A JP 2011139344A JP 2011139344 A JP2011139344 A JP 2011139344A JP 2013006305 A JP2013006305 A JP 2013006305A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- moisture
- water
- nonwoven fabric
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】不織布の一方の面に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤を塗布し、当該接着剤塗布面に吸水性基材フィルムを貼り合わせることを特徴とする透湿性フィルムである。
【選択図】図3
Description
また、耐熱性通気性基材と線状低密度ポリエチレンシートとを、パターン塗布した接着剤で貼り合わせることにより、基材の有する通気性を維持する工夫もなされている。(特許文献2参照)
この表現方法は、被検フィルムが吸収した水蒸気の、厚み方向の濃度勾配が平衡に達してから後の水蒸気移動量を測定するものであり、比較的長期間の透湿性を判断するのに適していて、例えば、乾燥食品や、液状医薬品の包装材料の仕様を設計する際には大いに参考となるが、例えば、汗をかいた人間がフィルム上に座った場合、水で濡れた手にフィルムを被せる場合、焼きたてのパンをフィルムで包装した場合等、短時間における大量の水蒸気透過量や水分吸収量を判断するのには適しておらず、更には、当然ながら、フィルムに直接水が接触している場合の水分の吸放湿性は表現されていない。
また、自動車の塗装面を保護する保護フィルムとして基材フィルムと不織布の積層フィルムを用いる場合にも、残留溶剤は塗装表面を侵してしまい、艶を無くしてしまう等の問題を引き起こす。
本発明の透湿性フィルムは、無溶剤型接着剤を用いた貼り合わせ方法を選定することにより、不織布に接着剤を塗布することが可能となり、無溶剤型接着剤を不織布に塗布し、吸水性基材フィルムを貼り合わせることによって、接着剤の塗布が不織布表面の吸水性基材フィルムとの接触面のみに、かつ、接触面全面に行われることにより、従来のフィルム全面に接着剤を塗布する貼り合わせ方法と比較して、貼り合わせ面に吸水性基材フィルム面が露出することによって吸水性基材フィルムの吸湿、または、吸水の阻害が顕著に減少し、しかも、基材フィルム全面に接着剤を塗布した場合と同等の接着強度を得ることができる。
概略図では従来品との相違点は無いが、実際のフィルムでは明白な相違点がある。即ち、本発明に係る透湿性フィルムは、二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤を不織布に塗布し、当該二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤塗布面に吸水性基材フィルムを貼り合わせるため、接着剤は不織布表面に露出した繊維の表面にしか塗布されず、従って、不織布と吸水性基材フィルムとが接触する部分にのみ接着剤が塗布されるので、貼り合わせ面において吸水性基材フィルムに接着剤が付着せず露出している部分が形成され、吸水性基材フィルムの吸湿性、吸水性、または、放湿性を生かすことができる。図3は、本発明に係る透湿性フィルムの吸水性基材フィルムと不織布を構成する繊維の接着状態を示す模式図、図4は従来の方法で貼り合わせた透湿性フィルムの吸水性基材フィルムと不織布を構成する繊維の接着状態を示す模式図である。本発明に係る透湿性フィルムの製造方法において、不織布と吸水性基材フィルムとは、接触する部分のみで接着しているため、不織布と吸水性基材フィルムとは略線接着している。線でのみ接着しているということで、貼り合わせ強度が不足しているようにも思えるが、実際は従来の製造方法と同じ接着状態であって、本発明に係る透湿性フィルムのラミネート強度は劣っていない。
吸水性の指標としては、フィルムの吸水率が5%以上、好ましくは8%以上あると良い。
透湿性は、フィルムの水蒸気透過度が参考になるが、厚さが変わると水蒸気透過度も変わってしまい、例えば厚さ2.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの水蒸気透過度が200g/m2・日で、厚さ100μmのナイロンフィルムの水蒸気透過度が100g/m2・日で、厚さ100μmのナイロンフィルムの方が水蒸気透過度は低くても、吸水性基材フィルムとしては厚さ100μmのナイロンフィルムの方が優れているので、水蒸気透過度を参考にする場合、コーティングフィルムでなければ、基準となる厚さを設けて、基準となる厚さにおける水蒸気透過度を計算して判断すると良い。例えば、本発明に係る吸水性基材フィルムとして用いるフィルムの水蒸気透過度は、25μm換算で100g/m2・日以上あると良く、200g/m2・日以上あれば更に好適に用いることができる。
尚、例えば、セロハンフィルム等、表記方法が厚さではなく坪量である場合には、実際のフィルムの厚さと水蒸気透過度を測定すれば良い。
吸水性基材フィルムを積層して積層吸水性基材フィルムとする場合、透湿度がなるべく低下しないように工夫して貼り合わせることが必要である。
具体的には、接着剤の塗布量を極力少なくする、接着剤を部分塗布するなどして、吸水性フィルムの透湿性を可能な限り利用できるような貼り合わせ方法を用いると良く、特に、ドライラミネーション、パターン塗布ドライラミネーション、ノンソルベントラミネーション、スプレー塗布や線状塗布等の部分塗布によるホットメルトラミネーション、または、直線状に多数平行に押し出した溶融熱可塑性樹脂による押し出しラミネーション等の方法を、好適に用いることができる。
特に、吸水性繊維からなる不織布は肌触りが良く、ナイロン、または、綿のいずれか、または、レーヨンとパルプの混合繊維からなる不織布は体に纏う用途に用いると良く、肌触りを阻害しない範囲であれば、補強用、ヒートシール用等の機能繊維を混合しても良い。特に肌触りがよいのは、上記繊維から、接着剤を用いず、サーマルボンド方式、ニードルパンチ方式、ウォーターパンチ方式等により製造した不織布である。
繊維表面がポリエチレン、または、ポリプロピレン等、接着性が良くない材質の場合、貼り合わせ強度を上げる必要があるときは、コロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理等により表面張力を下げて接着性を向上させたり、プライマー、アンカーコート剤等、間接的に接着性を向上させる樹脂を塗布したり、接着剤の塗布量を多くして、繊維に接着剤が絡みつくようにしたりすると良い。
前記非吸水性繊維からなる不織布の中でも特に、ポリエチレンテレフタレート長繊維不織布、または、フラッシュ紡糸・サーマルボンド方式のポリエチレン、または、ポリプロピレン不織布は添加剤を殆ど含んでいないことから、これらを用いて製造した本発明に係る透湿性フィルムは、表面保護フィルムとして好適に用いることができる。吸水性基材フィルムと非吸水性繊維からなる不織布を貼り合わせた本発明に係る透湿性フィルムは、水は通さないが水蒸気を通し、かつ、不織布面が水分を含み難いため乾燥した物体の保護に適した表面保護フィルムを得ることができ、かつ、非吸水性繊維からなる不織布として、ポリエチレンテレフタレート長繊維不織布、または、フラッシュ紡糸・サーマルボンド方式のポリエチレン不織布を選定することにより、被保護物表面に保護フィルムの接触痕が残り難いという効果が得られる。
また、片面のみ本発明に係る貼り合わせ方法を用いて、残りの面は公知の貼り合わせ方法を用いて貼り合わせても構わない。
片面のみ公知の貼り合わせ方法を用いる場合、接着剤の塗布量を極力少なくしたり、接着剤を部分塗布するなどして、吸水性フィルムの透湿性を可能な限り利用できるような貼り合わせ方法を用いると良く、特に、ドライラミネーション、パターン塗布ドライラミネーション、ノンソルベントラミネーション、スプレー塗布や線状塗布等の部分塗布によるホットメルトラミネーション、または、直線状に多数平行に押し出した溶融熱可塑性樹脂による押し出しラミネーション等の方法を、好適に用いることができる。
また、必要に応じて、面ファスナー、ボタン等を接着剤、粘着テープ、縫製等により装着することができる。
次に、実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅1040mm、厚み40μmのポリビニルアルコールフィルム(製品名「ソルブロンNP」、アイセロ化学株式会社製)を選定し、ノンソルベントラミネーターを用いて、その片面に吸水性繊維からなる不織布として幅1040mm、坪量30g/m2の綿繊維不織布(製品名「コットエースP030S/A01」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.2g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングすることにより、不織布に無溶剤型接着剤を塗布して吸水性基材フィルムと貼り合わせた、本発明に係る透湿性フィルムを得た。
(使い捨てシーツの製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅1020mmとした後、断裁機で長さ2050mmに切断して使い捨てシーツ及び布団カバーを得た。
前記シーツ又は布団カバーの不織布面を上にして敷き布団の上に敷いて睡眠した結果、無臭で、肌触りが良く、蒸れることなく汗を良く吸収するシーツ及び布団カバーであると共に、ポリビニルアルコールフィルムは柔軟性に富んで体によく馴染み、快適に睡眠できた。
また、前記シーツ又は布団カバーの上に水をこぼしても布団面に水が漏れることは無かった。
このような結果から、前記使い捨てシーツや布団カバーを病院等で用いれば、洗濯の手間が省けると共に、作業従事者の感染防止やシーツや布団カバー間の汚染物質転移防止等の効果が得られることが示唆される。特に、救急車で用いる寝台や担架のカバーに用いれば、血液や体液が布やクッションに染み込むことが無く、不用意な感染防止に役立つ。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅1040mm、厚み15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「N1102」、東洋紡績株式会社製)を選定し、ノンソルベントラミネーターを用いて、そのコロナ処理面に幅1040mm、坪量40g/m2のナイロン長繊維不織布(製品名「ナイエースP0403WTO」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.0g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングすることにより、不織布に無溶剤型接着剤を塗布してナイロンフィルムと貼り合わせた、本発明に係る透湿性フィルムを得た。
(枕カバーの製造)
前記透湿性フィルムを340mm幅にスリットした後、断裁機で750mmに切断し、長手方向の短部に両面粘着テープを用いて面ファスナーを取り付けて枕カバーを得た。
前記枕カバーを、不織布面が外側になるように枕に巻き付けて面ファスナーで固定し、就寝時に用いた結果、無臭で、肌触りが良く、蒸れることなく汗を良く吸収し、快適な睡眠が得られた。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、
実施例2−2:幅1040mm、坪量30g/m2のプレーンセロハンフィルム(コロナ処理なし、製品名「PL1」、フタムラ化学株式会社製)、
実施例2−3:幅1040mm、厚み20μmの未延伸ナイロンフィルム(片面コロナ処理あり、製品名「レイファンNO1401」、東レフィルム加工株式会社製)、
実施例2−4:幅1040mm、厚み15μmのMXDナイロン共押し出しナイロンフィルム(片面コロナ処理あり、製品名「ボニールSPY」、株式会社興人製)、
実施例2−5:幅1040mm、厚み15μmのMXDナイロンブレンドナイロンフィルム(片面コロナ処理あり、製品名「ユニアスロンTB−1000」、出光ユニテック株式会社製)、
実施例2−6:幅1040mm、厚み15μmのエチレン・ビニルアルコール共重合体共押し出しナイロンフィルム(片面コロナ処理あり、製品名「スーパーニールEP」、三菱樹脂株式会社製)、
実施例2−7:幅1040mm、厚み15μmの親水性酸素バリア層コートナイロンフィルム(コート面に接着性あり、製品名「コーバリア」、株式会社興人製)、および、
実施例2−8:幅1040mm、厚み15μmのエチレン・ビニルアルコール共重合体フィルム(コロナ処理なし、製品名「エバールEF−F」、株式会社クラレ製)
を選定し、ノンソルベントラミネーターを用いて、そのコロナ処理面、コート面、または、コロナ処理なしフィルムにおいては片面に幅1040mm、坪量40g/m2のナイロン長繊維不織布(製品名「ナイエースP0403WTO」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.0g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングすることにより、不織布に無溶剤型接着剤を塗布してプレーンセロハンフィルム、未延伸ナイロンフィルム、MXDナイロン共押し出しナイロンフィルム、MXDナイロンブレンドナイロンフィルム、エチレン・ビニルアルコール共重合体共押し出しナイロンフィルム、親水性酸素バリア層コートナイロンフィルム、またはエチレン・ビニルアルコール共重合体フィルムと貼り合わせた、本発明に係る透湿性フィルム7種類を得た。(表1参照)
(枕カバーの製造)
実施例2−2から2−7の透湿性フィルムを340mm幅にスリットした後、断裁機で750mmに切断し、長手方向の短部に両面粘着テープを用いて面ファスナーを取り付けて枕カバーを得た。
前記枕カバーを、不織布面が外側になるように枕に巻き付けて面ファスナーで固定し、就寝時に用いた結果、表1に示した通り、いずれの透湿性フィルムも蒸れることなく汗を良く吸収し、肌触りが良く、不快な臭気が無く、快適な睡眠が得られた。
(比較用フィルムの製造)
吸水性基材フィルムとして、幅1040mm、厚み15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「N1102」、東洋紡績株式会社製)を選定し、そのコロナ処理面にドライラミネーターを用いて二液硬化型ウレタン樹脂系接着剤を2.0g/m2塗布し、当該塗布面に幅1040mm、坪量40g/m2のナイロン長繊維不織布(製品名「ナイエースP0403WTO」、ユニチカ株式会社製)を貼り合わせ、35℃で2日間エージングすることにより、不織布に溶剤型接着剤を塗布してナイロンフィルムと貼り合わせた、比較例のフィルムを得た。
(枕カバーの製造)
前記透湿性フィルムを340mm幅にスリットした後、断裁機で750mmに切断し、長手方向の短部に両面粘着テープを用いて面ファスナーを取り付けて枕カバーを得た。
前記枕カバーを、不織布面が外側になるように枕に巻き付けて面ファスナーで固定し、就寝時に用いた結果、肌触りは良好であったが、接着剤を全面に塗布したためフィルムがゴワゴワして頭に馴染み難く、更には、残留溶剤の酢酸エチル臭があって快適な使用感は得られなかった。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅1020mm、厚み25μmの二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「N1102」、東洋紡績株式会社製)を選定し、そのコロナ処理面に、ノンソルベントラミネーターを用いて、幅1020mm、坪量30g/m2のポリエチレンテレフタレート長繊維不織布(製品名「マリックス70300WSO」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.0g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングすることにより、不織布に無溶剤型接着剤を塗布してナイロンフィルムと貼り合わせ本発明に係る透湿性フィルムを得た。
(表面保護フィルムの製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅1000mmとした後、断裁機で長さ1800mmに切断して表面保護フィルムを得た。
前記表面保護フィルムを、ナイロンフィルム面が外側になるように自動車のトランクリッドに被せ、余った部分は粘着テープでトランクリッドの裏側に固定し、トランクリッドを閉じて1週間そのままの状態で自動車を屋根の無い駐車場に放置した。
その結果、試験期間中に雨が降ったにも係らず、トランクリッド表面と表面保護フィルムで挟まれた領域に水滴や結露の付着は認められず、また、表面保護フィルムを除去したところ、表面保護フィルムに覆われていた部分は汚れが付着しておらず、かつ、不織布の跡が自動車の塗装面に残ることも無かった。
(比較用フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅1020mm、厚み25μmの二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「N1102」、東洋紡績株式会社製)を選定し、そのコロナ処理面にドライラミネーターを用いて二液硬化型ウレタン樹脂系接着剤を2.0g/m2塗布し、当該塗布面に幅1020mm、坪量30g/m2のポリエチレンテレフタレート長繊維不織布(製品名「マリックス70300WSO」、ユニチカ株式会社製)を貼り合わせ、比較例に係るフィルムを得た。
(表面保護フィルムの製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅1000mmとした後、断裁機で長さ1800mmに切断して表面保護フィルムを得た。
前記表面保護フィルムを、ナイロンフィルム面が外側になるように自動車のトランクリッドに被せ、余った部分は粘着テープでトランクリッドの裏側に固定し、トランクリッドを閉じて1週間そのままの状態で自動車を屋根の無い駐車場に放置した。
その結果、試験期間中に雨が降ったことによって、表面保護フィルムで覆われた部分のトランクリッド表面にうっすらと水滴が付着し、また、表面保護フィルムを除去したところ、表面保護フィルムに覆われていた部分は保護フィルムの残留溶剤の影響で塗装が僅かに曇ってしまった。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅1040mm、厚み15μmの両面コロナ処理二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「N1202」、東洋紡績株式会社製)を選定し、その一方の面にグラビア印刷機を用いて「表面」という文字を裏刷りでエンドレス印刷した後、ノンソルベントラミネーターを用いて、前記印刷面の反対面に幅1040mm、坪量40g/m2のナイロン長繊維不織布(製品名「ナイエースP0403WTO」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.2g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングした後、前記吸水性基材フィルムの印刷面に、幅1040mm、坪量38g/m2の割繊維不織布(製品名「ワリフLX24」、JX日鉱日石ANCI株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤2.1g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングすることにより、無溶剤型接着剤を塗布した不織布をナイロンフィルムの両面に貼り合わせた、本発明に係る吸水性基材フィルムの両面に不織布を貼り合わせた透湿性フィルムを得た。
(使い捨てシーツの製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅1020mmとした後、断裁機で長さ2050mmに切断して使い捨てシーツを得た。
前記シーツのナイロン不織布面を上にして敷き布団の上に敷いて睡眠した結果、無臭で、肌触りが良く、汗を良く吸収するシーツであると共に、柔軟性に富んで体によく馴染み、ナイロンフィルムの両面に不織布を貼り合わせたことによりフィルムが屈曲する際に発する音も殆ど無く、快適に睡眠できた。
また、前記シーツの上に水をこぼしても布団面に水が漏れることが無いのみならず、実施例1の透湿フィルムを割繊維不織布により補強した仕様であるが故に、非常に強靭な透湿性フィルムであった。
このような結果から、前記使い捨てシーツを病院等で用いれば、洗濯の手間が省けると共に、作業従事者の感染防止やシーツ間の汚染物質転移等の効果が得られることが示唆される。特に、救急車で用いる寝台や担架のカバーに用いれば、血液や体液が布やクッションに染み込むことが無く、不用意な感染防止に役立ち、更には、補強の効果で、シーツを持って患者を担架やストレッチャーからベッドや手術台に移動させることも可能である。
(テーブルカバーの製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅1020mmとした後、長さ1250mmに切断してテーブルカバーを得た。
前記テーブルカバーのナイロン不織布面を上にして幅900mm、長さ1100mmのテーブルの上に敷いて食事した結果、無臭で食品の食味に影響を及ぼすことがなく、肌触りが良いので肘を置いた感触が心地よく、また、前記テーブルカバーの上に水をこぼしてもテーブル面が水に濡れないのみならず、ナイロン不織布が水分を保持するのでテーブルの下に水が垂れ難く、衣服を汚し難いという副次的効果も得られた。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅940mm、厚み15μmの両面コロナ処理二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「N1202」、東洋紡績株式会社製)を選定し、その一方の面に、ノンソルベントラミネーターを用いて、幅940mm、坪量30g/m2のレーヨン、パルプ混抄短繊維不織布(製品名「ニューソフロンL#300」、ユニ・チャーム国光ノンウーヴン株式会社製)の粗面に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.2g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングした後、吸水性基材フィルムの残りの面に、幅940mm、坪量40g/m2の芯鞘構造長繊維ポリエチレン不織布(製品名「エルベスS0403WDO」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.5g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングすることにより、無溶剤型接着剤を塗布した不織布をナイロンフィルムの両面に貼り合わせた、本発明に係る吸水性基材フィルムの両面に不織布を貼り合わせた透湿性フィルムを得た。
(枕カバーの製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅920mmとした後、前記ポリエチレン不織布面をヒートシール面として、製袋機を用いて縦650mm、横450mm、シール幅10mmのピロー袋を製造し、枕カバーを得た。
前記枕カバーに枕を収納し、就寝時に用いた結果、肌触りが良く、快適な睡眠が得られた。
また、前記枕カバーに直接水枕を収納し、水枕カバーとして用いたところ、水枕のゴム臭が全くせず、ゴムのゴワゴワした感触が薄れ、好適に利用できた。
(座席カバーの製造)
前記透湿性フィルムのポリエチレン不織布面をヒートシール面として、製袋機を用いて縦450mm、横400mm、シール幅10mmのかます袋(二方シール袋)を製造し、座席カバーを得た。
当該座席カバーを一人用ソファーの背もたれに被せて使用した結果、肌触りが良く、接着剤臭がせず、しなやかな使用感が得られた。また、椅子カバー、テーブル掛けとして使用しても、蒸れることなく汗を良く吸収し、肌触りが良く、接着剤臭がせず、しなやかな使用感が得られた性能を示した。
(比較用フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅940mm、厚み15μmの両面コロナ処理二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「N1202」、東洋紡績株式会社製)を選定し、その一方のコロナ処理面に、ノンソルベントラミネーターを用いて、二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤を2.0g/m2塗布して、当該塗布面に幅940mm、坪量30g/m2のレーヨン、パルプ混抄短繊維不織布(製品名「ニューソフロンL#300」、ユニ・チャーム国光ノンウーヴン株式会社製)の粗面を貼り合わせ、35℃で2日間エージングした後、吸水性基材フィルムの残りの面に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤2.2g/m2を塗布して、幅940mm、坪量40g/m2の芯鞘構造長繊維ポリエチレン不織布(製品名「エルベスS0403WDO」、ユニチカ株式会社製)を貼り合わせ、35℃で2日間エージングすることにより、ナイロンフィルムの両面に接着剤を塗布して不織布を貼り合わせた、比較例のフィルムを得た。
(枕カバーの製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅920mmとした後、前記ポリエチレン不織布面をヒートシール面として、製袋機を用いて縦650mm、横450mm、シール幅10mmのピロー袋を製造し、枕カバーを得た。
前記枕カバーに枕を収納し、就寝時に用いた結果、肌触りは良好であったが、ナイロンフィルム面の両面全体に接着剤が塗布されているためナイロンフィルムの吸水性が若干阻害されてしまい、蒸れが感じられた。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅1040mm、厚み15μmの両面コロナ処理二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「ONMB」、ユニチカ株式会社製)を選定し、その一方の面に、ノンソルベントラミネーターを用いて、幅1040mm、坪量30g/m2のナイロン長繊維不織布(製品名「ナイエースP0303WTO」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.0g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングした後、吸水性基材フィルムの残りの面に、アンカーコート剤を塗布しつつTダイの多数のノズルから、溶融ポリエチレン樹脂を直線状に厚さ50μm、幅約2mmで、平行に2mm間隔で多数線状に押し出して、幅1040mm、坪量30g/m2の芯鞘構造長繊維ポリエチレン不織布(製品名「エルベスS0303WDO」、ユニチカ株式会社製)を貼り合わせることにより、ナイロンフィルムの片面に、不織布に無溶剤型接着剤を塗布して貼り合わせ、ナイロンフィルムの残りの片面に直線状に多数平行に押し出した溶融熱可塑性樹脂による押し出しラミネーションにより不織布を貼り合わせた、本発明に係る吸水性基材フィルムの両面に不織布を貼り合わせた透湿性フィルムを得た。
(防護服用生地の製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅1020mmの防護服用生地を得た。
前記防護服用生地を縦300mm、横300mmに切り取り、ポリエチレン不織布面同士を対向させて重ね合わせ、トレーシーラーを用いてシール幅1mmの手袋型熱板を当てて170℃×2秒のヒートシールを施した後、不要部を切り取って裏返し、手袋を得た。当該手袋は、丈夫で肌触りが良く、蒸れることがないので快適に使用できた。また、ナイロンフィルムを中間層に使用しているため、完璧なバクテリア不透過性が得られた。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅1040mm、厚み15μmの両面コロナ処理二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「ONB」、ユニチカ株式会社製)を選定し、その一方の面に、ノンソルベントラミネーターを用いて、幅1040mm、坪量30g/m2のナイロン長繊維不織布(製品名「ナイエースP0303WTO」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.0g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングした後、吸水性基材フィルムの残りの面に、スプレー方式ホットメルトラミネーションにより幅1040mm、坪量59.5g/m2のフラッシュ紡糸・サーマルボンド方式ポリエチレン不織布(製品名「タイベック2FS」、旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社製)を貼り合わせることで、ナイロンフィルムの片面に、無溶剤型接着剤を塗布した不織布を貼り合わせ、残りの片面にスプレー式ホットメルトラミネーションで不織布を貼り合せた、本発明に係る吸水性基材フィルムの両面に不織布を貼り合わせた透湿性フィルムを得た。
(防護服用生地の製造)
前記透湿性フィルムの両端10mmずつをスリッターで切り落として幅1020mmの防護服用生地を得た。
前記防護服用生地を縦300mm、横300mmに切り取り、ポリエチレン不織布面同士を対向させて重ね合わせ、手袋の輪郭状にミシンで縫い合わせ、糸目の2mm外側で切り取って裏返し、手袋を得た。当該手袋は、縫い目も丈夫で肌触りが良く、蒸れることがないので快適に使用できた。尚、縫い目があるため完璧なバクテリア不透過性は得られなかったが、縫い目をテープで目張りすれば、バクテリア不透過性が得られることから、防護服用生地として非常に優れている。
(透湿性フィルムの製造)
本発明に係る吸水性基材フィルムとして、幅1040mm、厚み15μmの両面コロナ処理二軸延伸ナイロンフィルム(製品名「ONMB」、ユニチカ株式会社製)を選定し、その一方の面に、ノンソルベントラミネーターを用いて、幅1040mm、坪量30g/m2のナイロン長繊維不織布(製品名「コットエースC040S/A01」、ユニチカ株式会社製)に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤1.5g/m2を塗布して貼り合わせ、35℃で2日間エージングした後、吸水性基材フィルムの残りの面にホットメルト樹脂塗布量3.0g/m2のスプレー方式ホットメルトラミネーションにより、幅1040mm、坪量30g/m2の芯鞘構造長繊維ポリエチレン不織布(製品名「エルベスS0303WDO」、ユニチカ株式会社製)を貼り合わせることで、ナイロンフィルムの片面に、不織布に無溶剤型接着剤を塗布して貼り合わせ、ナイロンフィルムの残りの片面にスプレー方式ホットメルトラミネーションにより不織布を貼り合わせた、本発明に係る吸水性基材フィルムの両面に不織布を貼り合わせた透湿性フィルムを得た。
(ふとんカバーの製造)ダニ侵入防止
前記透湿性フィルムを長さ1520mmにカットし、ポリエチレン不織布が内面となるように縦方向の中心線に沿って二つ折りし、折り曲げ部の両端にシール間寸法が1500mmとなるように5mm幅のインパルスシーラーでヒートシールを施して袋状と成し、ふとんカバーの襟部を製造した。
次に、前記透湿性フィルムを長さ1520mmに2枚カットし、ポリエチレン不織布が内面となるように重ね合わせ、縦方向の両端にシール間寸法が1500mmとなるようにインパルスシーラーで5mm幅のヒートシールを施して筒状と成し、ふとんカバーの胴部を製造した。
更に、前記透湿性フィルムを長さ1520mm、幅650mmにカットし、ポリエチレン不織布が内面となるように重ね合わせ、縦方向の両端にシール間寸法が1500mmとなるようにインパルスシーラーで5mm幅のヒートシールを施して筒状と成し、ふとんカバーの末端部を製造した。
前記襟の部分と末端を裏返して前記胴部両側開口部に10mmずつ重なるように挿入し、当該重なり部分にインパルスシーラーで5mm幅のヒートシールを全幅に渡って施して前記3つの部品を結合させて幅約1500mm、長さ約2130mmの大きな袋構造を成すと共に、末部開口端のポリエチレン不織布面全幅に渡って面ファスナーを縫い付け、裏返すことによってふとんカバーを得た。
前記ふとんカバーに掛け布団を入れ、面ファスナーを閉じて就寝時に使用した。その結果、蒸れることなく汗を良く吸収し、襟部の肌触りが良く、臭気も無く、快適な睡眠が得られた。また、前記ふとんカバーの末端部以外は密封されていて、かつ、前記透湿性フィルムには通気性が無いため布団内部のダニが顔付近に出てくる心配が無く、また、綿はアレルギー反応を生じさせないので、敷き布団にも前記ふとんカバーを用いることによって喘息患者用寝具として好適に用いることができる。
2 不織布
3 接着剤
4 吸水性基材フィルム
5 繊維
10 ノンソルラミネーター
11 ピックアップロール
12 コーティングロール
13 ニップロール
14 圧着ロール
Claims (9)
- 不織布の一方の面に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤を塗布し、当該接着剤塗布面に吸水性基材フィルムを貼り合わせることを特徴とする透湿性フィルム。
- 前記吸水性基材フィルムが、プレーンセロハンフィルム、ナイロンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、MXDナイロン共押し出しナイロンフィルム、MXDナイロンブレンドナイロンフィルム、エチレン・ビニルアルコール共重合体共押し出しナイロンフィルム、親水性酸素バリア層コートナイロンフィルム、またはエチレン・ビニルアルコール共重合体フィルムのいずれかからなることを特徴とする、請求項1記載の透湿性フィルム。
- 前記不織布が、ナイロン、または、綿のいずれか、または、レーヨンとパルプの混合繊維の吸水性繊維からなることを特徴とする、請求項1から2記載の透湿性フィルム。
- 請求項1から3に記載フィルムを用いて、吸水性基材フィルムの一方の面に不織布を貼り合わせた透湿性フィルムの残りの一面に、さらに、一方の面に二液硬化型ウレタン樹脂系無溶剤型接着剤を塗布した不織布を貼り合わせることを特徴とする透湿性フィルム。
- 請求項1から3に記載フィルムを用いて、吸水性基材フィルムの一方の面に不織布を貼り合わせた透湿性フィルムの残りの一面に、さらに、吸水性基材フィルムにホットメルト樹脂を部分塗布するホットメルトラミネーション、または、直線状に多数平行に押し出した溶融熱可塑性樹脂による押し出しラミネーションのいずれかの手段によって不織布を貼り合わせることを特徴とする透湿性フィルム。
- 請求項1から5記載の透湿性フィルムからなる、座席カバー、椅子カバー、テーブル掛け等の家具類カバー、および、ふとんカバー、シーツ、枕カバー等の寝具類カバー。
- 前記不織布が、ポリエチレンテレフタレート長繊維不織布、または、フラッシュ紡糸・サーマルボンド方式のポリエチレン不織布の非吸水性繊維からなることを特徴とする、請求項1から2記載の透湿性フィルム。
- 請求項1、2、7記載の透湿性フィルムからなる、表面保護フィルム。
- 不織布の一方の面に無溶剤型接着剤を塗布し、しかる後に当該接着剤塗布面に吸水性基材フィルムを貼り合わせることを特徴とする透湿性フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011139344A JP5953661B2 (ja) | 2011-06-23 | 2011-06-23 | 透湿性フィルム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011139344A JP5953661B2 (ja) | 2011-06-23 | 2011-06-23 | 透湿性フィルム及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013006305A true JP2013006305A (ja) | 2013-01-10 |
JP5953661B2 JP5953661B2 (ja) | 2016-07-20 |
Family
ID=47674111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011139344A Expired - Fee Related JP5953661B2 (ja) | 2011-06-23 | 2011-06-23 | 透湿性フィルム及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5953661B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014181413A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Kuraray Plastics Co Ltd | 銀付調人工皮革及びその製造方法 |
JP2014181414A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Kuraray Co Ltd | 銀付調人工皮革、加飾成形体及び銀付調人工皮革の製造方法 |
WO2018110551A1 (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | セーレン株式会社 | 熱転写シート、繊維構造物の製造方法、及び繊維構造物 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62103134A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-13 | 花王株式会社 | 透湿性複合体 |
JPH1150609A (ja) * | 1997-08-01 | 1999-02-23 | E I Du Pont De Nemours & Co | 屋根下地材 |
JP2001524351A (ja) * | 1997-12-03 | 2001-12-04 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 吸収性製品 |
JP2002336635A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-26 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | シート状乾燥剤 |
JP2004351859A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | 引裂き性に優れる包装材料 |
JP2005289409A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Line Plast:Kk | 包装体 |
JP2006512421A (ja) * | 2002-04-12 | 2006-04-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 熱可塑性親水性ポリマー組成物を含み、改善された強度を有する液体不透過性で湿気透過性の層及びフィルム |
-
2011
- 2011-06-23 JP JP2011139344A patent/JP5953661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62103134A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-13 | 花王株式会社 | 透湿性複合体 |
JPH1150609A (ja) * | 1997-08-01 | 1999-02-23 | E I Du Pont De Nemours & Co | 屋根下地材 |
JP2001524351A (ja) * | 1997-12-03 | 2001-12-04 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 吸収性製品 |
JP2002336635A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-26 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | シート状乾燥剤 |
JP2006512421A (ja) * | 2002-04-12 | 2006-04-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 熱可塑性親水性ポリマー組成物を含み、改善された強度を有する液体不透過性で湿気透過性の層及びフィルム |
JP2004351859A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Nippon Petrochemicals Co Ltd | 引裂き性に優れる包装材料 |
JP2005289409A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Line Plast:Kk | 包装体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014181413A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Kuraray Plastics Co Ltd | 銀付調人工皮革及びその製造方法 |
JP2014181414A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Kuraray Co Ltd | 銀付調人工皮革、加飾成形体及び銀付調人工皮革の製造方法 |
WO2018110551A1 (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | セーレン株式会社 | 熱転写シート、繊維構造物の製造方法、及び繊維構造物 |
JPWO2018110551A1 (ja) * | 2016-12-14 | 2019-10-24 | セーレン株式会社 | 熱転写シート、繊維構造物の製造方法、及び繊維構造物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5953661B2 (ja) | 2016-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6611211B2 (ja) | 使い捨て繊維製品用生地の製造方法 | |
JP4271513B2 (ja) | 接着性包帯 | |
KR100648753B1 (ko) | 단속적으로 결합된 일회용의 수술용 부직포 라미네이트 | |
EP1750938B1 (en) | Laminated material and skin contacting products formed therefrom | |
US9174420B2 (en) | Breathable film with internal viral and alcohol barrier layer | |
WO2011019478A1 (en) | Protective apparel having breathable film layer | |
JP2004130079A5 (ja) | ||
JP7272964B2 (ja) | 創傷被覆材で使用するためのスペーサー層 | |
TW201404428A (zh) | 口罩 | |
JPWO2009069343A1 (ja) | 着用吸収性物品 | |
DE60041293D1 (de) | Waschbarer, wasserdichter, atmungsaktiver Stoff und daraus hergestellte Artikel | |
JP5953661B2 (ja) | 透湿性フィルム及びその製造方法 | |
CN212118432U (zh) | 多层复合材料卫生巾 | |
JP4107414B2 (ja) | 多層吸収性物品 | |
JP5782890B2 (ja) | 水パッド | |
JP5204494B2 (ja) | 使い捨てカイロ | |
JP6918719B2 (ja) | 中材保護用側地 | |
JP2002234093A (ja) | 木炭粉末含有シート | |
JP2022078902A (ja) | マスク | |
JP2001287301A (ja) | 複合不織布材、並びに寝具カバー、果実保護用袋、食品保存用袋、食品トレー中敷シート、敷マット及びチャイルドシート用カバー | |
TW201906592A (zh) | 拋棄式纖維產品用素材及使用其之拋棄式纖維產品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20130823 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160517 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5953661 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |