JP2001017302A - フロアークッション - Google Patents

フロアークッション

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JP2001017302A
JP2001017302A JP11194776A JP19477699A JP2001017302A JP 2001017302 A JP2001017302 A JP 2001017302A JP 11194776 A JP11194776 A JP 11194776A JP 19477699 A JP19477699 A JP 19477699A JP 2001017302 A JP2001017302 A JP 2001017302A
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JP
Japan
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cushioning
cushion
floor cushion
floor
laminated
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JP11194776A
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English (en)
Inventor
Shiro Ishiyama
史郎 石山
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、住宅の居間のフロアー上に敷いて
使用するのに、滑りにくく、クッション性、感触に優
れ、用途の広いフロアークッションに関する。 【解決手段】クッション性を有する中材の上面に、表地
と裏地の間に吸放湿性を有する緩衝材を挟んでキルティ
ングにて一体積層した表層材を積層し、該中材の裏面に
は滑り止め加工を施した裏材を積層し、これら積層体を
一体化してなることを特徴とするフロアークッション。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の和、洋室の
居間のフロアー上、広縁、ホール等のフロアー上に敷い
て、クッション性敷物として使用したり、こたつ敷きと
して使用したりするフロアークッションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の居間等のフロアーやカーペ
ット上に人が座ったり、寝ころんだりする場合、フロア
ーに直接座ったり、寝ころんだりするとフロアーが硬く
て体が痛くなったりし、またフロアーやカーペットを汚
したり、痛めたりするので、それらを解消するために、
フロアー上に部分的に敷いて、人がその上に座ったり、
寝ころんだりしてくつろぐためのフロアークッションが
使用されている。
【0003】このような従来のフロアークッションは、
通常、人が使用する際に痛くなく、感触良いものとする
ために、通常クッション性を有する中材の周囲を布帛材
で被覆した構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の通常使用されているフロアークッションは、中材
が綿や、クッション性を有する合成樹脂フォームであ
り、嵩張らないために薄く形成されているため、軽量で
滑り易く、使用時に動いて不安定であり、使用しづらい
欠点があった。さらに、中材が綿やクッション性を有す
る合成樹脂フォーム単体のものでは、綿のものではクッ
ション性に乏しく、感触があまり良好ではなく、また合
成樹脂フォームのものでは、クッション性は良好で感触
は良いが、吸湿性、放湿性に乏しく、長時間の使用では
不快感が生じるものであり、フロアークッションとして
はそれぞれ一長一短があるものであった。
【0005】本発明は、このような従来使用されている
フロアークッションのそれぞれが有する短所を解消し、
滑りにくく安定した状態で使用することが出来、しかも
クッション性、感触に優れ、心地よく使用することが出
来るフロアークッションを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフロアークッシ
ョンは、クッション性を有する中材の上面に、表地と裏
地の間に吸放湿性を有する緩衝材を挟んでキルティング
にて縫着一体化した表層材を積層し、該中材の裏面に
は、滑り止め加工を施した裏材を積層し、これら積層体
を一体化してなることを特徴とするフロアークッション
である。
【0007】また本発明のフロアークッションは、クッ
ション性を有する中材の上面に、表地と裏地の間に吸放
湿性を有する緩衝材を挟んでなる表層材を積層し、該中
材の裏面には、滑り止め加工を施した裏材を積層し、表
地から裏材までをキルティングにて縫着一体化してなる
ことを特徴とするフロアークッションである。また、本
発明のフロアークッションは、表層材の緩衝材に抗菌加
工及び/又は防臭加工を施したことを特徴とするフロア
ークッションである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面実施例に基づいて、本
発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明のフロアー
クッションの一実施例を示す斜視図である。図2は、図
1に示すフロアークッションのA−A線部分拡大断面図
である。図3は、本発明の他の実施例であるフロアーク
ッションの図1A−A線に該当する部分の部分拡大断面
図である。図4は、図1に示すフロアークッションの裏
面説明図である。
【0009】請求項1に記載のフロアークッション
(1)は、図2に示すように、クッション性を有する中
材(7)の上面に、表地(2)と裏地(6)の間に吸放
湿性を有する緩衝材(5)を挟んでキルティング(3)
にて縫着一体化した表層材(11)を積層し、該中材
(7)の裏面には、滑り止め加工(9)を施した裏材
(8)を積層し、これら積層体を一体化してなるもので
ある。ここで、本実施例では、これら積層体を一体化す
る方法の一例として、積層体の四方周辺を縁材(4)で
覆い、該縁材(4)の周縁部を縫い糸(10)にて縫着
したものを示している。このようにすれば、積層体を良
好に一体化し得るのみならず、縁材(4)により積層体
の四方周辺が保護されて好ましいものである。なお、積
層体を一体化する方法としてはこれに限定されるもので
はなく、積層構造が崩れずに、四方の形状が良好に保た
れる方法であればいかなる方法であってもよい。
【0010】請求項2に記載のフロアークッション
(1)は、図3に示すように、クッション性を有する中
材(7)の上面に、表地(2)と裏地(6)の間に吸放
湿性を有する緩衝材(5)を挟んでなる表層材(11)
を積層し、該中材(7)の裏面には、滑り止め加工
(9)を施した裏材(8)を積層し、表地(2)から裏
材(8)までをキルティング(3’)にて縫着一体化し
てなるものである。なお、本実施例では、これら積層体
の四方周辺をさらに縁材(4)で覆い、該縁材(4)と
これら積層体とを縫着一体化したものを示している。こ
こで、中材(7)はクッション性に優れたものが好まし
く、軟質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂フォームや
ラバーフォームなどの他、ポリエステル硬綿等の綿材を
圧縮して板状に形成した硬綿やフェルト等が使用でき
る。厚さは、良好なクッション性や折り畳み、収納、持
ち運び、等の取扱性から敷物としての適度の厚さを考慮
して、中材(7)として5〜30mm、表層材(1
1)、裏材(8)を含めたフロアークッション(1)全
体として20〜40mmが好適である。
【0011】図1、図2に示す実施例の場合、表層材
(11)は、吸放湿性を有する緩衝材(5)を表地
(2)と裏地(6)の間に挟み、縫糸によりキルティン
グ(3)して、これら 3層を一体化してなるものであ
る。キルティング(3)は、図1に示すような直線縫い
の他、円形や楕円形、その他適宜装飾形状に施してもよ
い。また、キルティング幅は、表層材(11)の中間に
位置する緩衝材(5)が内部で偏らない範囲で、自由に
設定することが出来る。
【0012】緩衝材(5)は、吸湿性、放湿性を有する
緩衝性素材であって、ウール綿、ポリエステル等の合成
樹脂綿等の綿状物の他、羽毛等が使用できるが、吸湿
性、放湿性、耐久性等の使用上のバランスから、合成樹
脂綿が好適である。表地(2)及び裏地(6)は、一般
的に布団や敷物の生地として使用される綿サテンなどが
使用できるが、裏地(6)としては、綿サテンなどより
も空気透過率が更に優れているガーゼなどのメッシュ生
地も使用することが出来る。
【0013】裏材(8)は、生地に滑り止め加工(9)
を施したものであり、生地としては、不織布や合成繊維
織布など、摩擦に対して強度を有するものが好ましい。
滑り止め加工(9)は、合成樹脂エラストマーやポリ塩
化ビニル樹脂などの合成樹脂やゴム等、比較的摩擦抵抗
の大きい樹脂を生地上に施すことによって行うものであ
り、図1〜図4に示す実施例では、生地上に突起状に点
在させて施している。滑り止め加工(9)は、この実施
例のように生地上に突起状に点在させる構成だけでな
く、直線列状の滑り止め材を生地上に多数配設したり、
あるいは格子状に配設したりしてもよく、特にその配設
形状に限定されるものでは無い。
【0014】本発明のフロアークッション(1)は、こ
れらの中材(7)の上面に表層材(11)を積層し、中
材(7)の裏面には裏材(8)を積層し、さらに、これ
ら積層体の四方周辺に、表層材(11)の上面及び裏材
(8)の下面に被さるようにして縁材(4)を囲繞し、
縁材(4)の上下被覆部分を縫い糸(10)により縫着
一体化するものである。ここで、縁材(4)は、比較的
強度があるシート材であれば何でもよいが、表地とのバ
ランスの点から織物等が好ましい。
【0015】本発明のフロアークッション(1)のサイ
ズは、特に限定されることなく、一般的に使用されてい
る置き敷物と同じサイズで使用することが適当である
が、特にサイズを数種類準備すると、そのサイズの組み
合わせにより、色々な形状、サイズの使用に適応できる
ので便利が良く、特に70×110cm、90×90c
m、70×70cm、50×50cmの種類を準備して
おくと、その使用組み合わせは多様となり、用途が広が
るものである。また、上記以外のサイズでもフリーで対
応用途に応じて生産することが可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明のフロアークッションは以上の通
りであり、フロアークッションの裏面には、滑り止め加
工を施した裏材が積層されているため、滑りにくく、安
定した状態で使用することが出来、また、上面にはクッ
ション材が積層されているので、フロアークッションを
使用中に部分的に荷重が掛かるとクッションが部分的に
沈み込み、その部分で裏面に荷重がより多く掛かるよう
になり、滑り止め効果は更に大きくなるものである。
【0017】また、クッション性を有する中材の上面に
は、吸放湿性を有する緩衝材が積層されているため、人
が使用中にクッション性が良好で心地よいだけでなく、
吸湿性、放湿性にも優れているので、長時間の使用で
も、気持ちよく使用できるものである。また、表層材の
緩衝材に抗菌加工や防臭加工を施せば、更に衛生的に使
用できる。さらに、表層材の緩衝材は、表地と裏地の間
でキルティング止めされているので、内部で緩衝材が偏
ることも無く、平滑な状態を保つものである。
【0018】また、請求項1に記載の発明では、表層材
のみにキルティング加工が施されており、中材、裏材ま
ではキルティング加工が施されていないので、比較的嵩
高の中材に、キルティングによる部分的な凹凸が発生す
ることが無く、平面で安定した形状の敷物となるもので
ある。
【0019】さらに、本発明のフロアークッションは、
表層材のみキルティング加工されているもの、あるいは
表層材、中材および裏材を通してキルティング加工され
ているものであるので、表層材、中材および裏材のそれ
ぞれの層間には空気層が存在し、保温性にも優れてい
る。また、本発明のフロアークッションは、クッション
層が存在することにより、特に階上のフロアーで使用す
る場合、階下に及ぼす衝撃音を和らげ、階上の音を吸
収、遮音する効果も大きい。
【0020】本発明のフロアークッションは、以上のよ
うに、クッション性、保温性、吸放湿性に優れ、感触も
良好で、滑り止め効果も大きいので、非常に安定した状
態で心地よく使用することができる。また、滑り止め効
果を有し、サイズも比較的自由に取れることから、単に
居間におけるフロアークッションとしてだけでなく、畳
の間や、縁側等のあらゆる場所で使用出来るだけでな
く、こたつ敷きとしても使用できるものであり、広い用
途に便利に使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロアークッションの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1に示すフロアークッションのA−A線部分
拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施例であるフロアークッション
の図1A−A線に該当する部分の部分拡大断面図であ
る。
【図4】図1に示すフロアークッションの裏面説明図で
ある。
【符号の説明】
1 フロアークッション 2 表地 3 キルティング 4 縁材 5 緩衝材 6 裏地 7 中材 8 裏材 9 滑り止め加工 10 縫い糸 11 表層材
フロントページの続き Fターム(参考) 3B096 AA01 AB08 AC05 AC16 AD06 AD07 3B120 AA05 AB04 AB05 AB18 AC01 BA03 BA21 BA33 BA35 BB04 CA20 DA11 DA31 EA08 EA11 EA20 EB21 EB23 EB25 4F100 AJ04C AJ04D AK01B AK51A AR00A AT00C AT00D AT00E BA05 BA07 BA10D BA10E BA13 BA32B BA32C BA32D CC00E DG06B DG12C DG12D DG12E DG15E DJ01A EC08B EC08C EC08D GB08 GB81 JC00D JD14D JD15B JD16B JK11A JK11B JK16E

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション性を有する中材の上面に、表
    地と裏地の間に吸放湿性を有する緩衝材を挟んでキルテ
    ィングにて縫着一体化した表層材を積層し、該中材の裏
    面には、滑り止め加工を施した裏材を積層し、これら積
    層体を一体化してなることを特徴とするフロアークッシ
    ョン。
  2. 【請求項2】 クッション性を有する中材の上面に、表
    地と裏地の間に吸放湿性を有する緩衝材を挟んでなる表
    層材を積層し、該中材の裏面には、滑り止め加工を施し
    た裏材を積層し、表地から裏材までをキルティングにて
    縫着一体化してなることを特徴とするフロアークッショ
    ン。
  3. 【請求項3】 表層材の緩衝材に抗菌加工及び/又は防
    臭加工を施したことを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載のフロアークッション。
JP11194776A 1999-07-08 1999-07-08 フロアークッション Pending JP2001017302A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018145577A (ja) * 2017-03-09 2018-09-20 南京優尼可国際貿易有限公司 シート状繊維束集合体の製造方法、積層シートの製造方法、及び積層シート
WO2019150815A1 (ja) * 2018-02-05 2019-08-08 パラマウントベッド株式会社 中材保護用側地

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Effective date: 20040106