JPH0622283Y2 - パツド - Google Patents

パツド

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JPH0622283Y2
JPH0622283Y2 JP1988040776U JP4077688U JPH0622283Y2 JP H0622283 Y2 JPH0622283 Y2 JP H0622283Y2 JP 1988040776 U JP1988040776 U JP 1988040776U JP 4077688 U JP4077688 U JP 4077688U JP H0622283 Y2 JPH0622283 Y2 JP H0622283Y2
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JP
Japan
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cloth
pad
layer
fabric
dimensional
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JP1988040776U
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JPH01145271U (ja
Inventor
公孝 内藤
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Bedding Items (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はマツトレス等の上に敷くパツドに関し、特に夏
季の使用に好適で、敷布団,シートカバー,敷物等にも
利用される。
(従来の技術) 従来、パツドの表布地としては、中わた部を通常の布地
で被覆していた。従つて身体接触部での高い密着性によ
り、夏季の高温高湿時にはむし暑く寝苦しいものがあつ
た。この不具合を和らげるための手段として、実公昭5
7−43574号公報に記載された敷布団の技術が知ら
れる。
即ち、このものは夏季に身体とクツシヨン材との間に合
成樹脂製の網を設け、両者間においての、良好な通気性
を計つたものである。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記のものでは、合成樹脂の網の場合その厚さに
限界があり、十分な通気性を得るには困難がある。身体
とクツシヨン材とのスキマを大とするためには、網の繊
維の太さを太くする必要があり、その場合、網の剛さが
非常に剛くなる。このため、使用時に痛さを感ずる不都
合を生ずる。
本考案では、このような欠点のない表布地を使用したパ
ツドで、夏季の快適な睡眠を得べく計つたものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案においては上記課題を解決するため、中わたの上
下を布で被覆したパツドにおいて、少なくともその一方
側を三層構造立体布と裏打ち材を重ねて被覆するように
した。
(注)三層構造立体布とは、上面メツシユ地と下面メツ
シユ地とを、布地厚さ方向に平向に並ぶ連結糸により、
適当な間隔をへだてて一体的に結合し、上記上面メツシ
ユ地と下面メツシユ地との間に空間を形成する布地を云
う(以下、これを単に三層立体布と称す)。
(作用) 三層立体布においては、上面メツシユ地と下面メツシユ
地は空間を形成し、布地の厚さ方向に弾性を保有する。
従つて、パツド全面において、クツシヨン性と共に通気
作用を促す。また、裏打ち材は下層の中わた繊維が三層
立体布のメツシユ地スキマから浮き出たり、くり込む傾
向を抑止する。
(実施例) 添付図面により本考案パツドの実施例について説明す
る。即ち、第1図および第2図において、上面メツシユ
地11と下面メツシユ地12とを、布地厚さ方向に平行
する連結糸13により、適当な間隔をへだて一体となる
ように連結し、前記上下の各メツシユ地11及び12間
に空間14を形成する三層立体布1と、布,不織布等に
なる裏打ち材2と、植物又は、動物、或いは化学等の各
繊維又はこれらを混合もしくは積層した中わた3と、通
常の織布になる裏布4とを夫々を積層し、これらを一体
的にキルトした。そして、その外周をヘム5により縁縫
いしてある。また、第3図及び変形例たる第4図(同一
機能部には同一付番す)に示す如く、三層立体布1の上
面及び下面メツシユ地11と12は、前記の如く連結糸
13のたわみにより、該布地1の厚さH方向に弾性を有
しており、且つ隣接する連結糸13同士の間にはスキマ
があり、空間14は三層立体布1の全面に亘り連結した
態様にされる。従って、この三層立体布は布地の厚さH
方向のみでなく、パツド全面において常に良好な通気性
を保つ。従つて身体の接触面のむれをなくし、寝床内の
温湿度の上昇を防ぎ、快適な寝心地を得るに寄与する。
また裏打ち材2は三層立体布の上下メツシユ地スキマか
ら、中わた繊維が浮き出たり、下面メツシユ地12のス
キマに中わた材料がくり込み、空間14が塞がれること
を防いでいる。この中わた材料は前述の繊維材料に限る
ことなく、ウレタンフオームのように弾性材料を使用し
てもよい。
また三層立体布1、裏打ち材2、中わた3、裏布4を一
体的にキルトすることにより、中わたの移動を防ぐと共
に、前記三層立体布表面の凸凹状を顕著にし、より身体
との密着性を少なくし、通気性を良好ならしめる。
第5図は、本考案の別実施例を示す。即ち、裏布6とし
て毛足の長い起毛布,シヤギー状布等を使用したもので
ある。
このものは、冬季に起き毛抜き側を上にして用いれば、
起毛の優れた肌ざわり,保湿性に加え、三層立体布の空
間14は、下面のマットレス7や敷布団の上面の裏打ち
布2及び中わた3により、密閉された保温層として機能
し、パツドとしては夏冬に適する兼用パツドとして使用
できる。
〔考案の効果〕
(1)パツドと使用者身体間に、三層立体布による空間が
設けられるため、通気性が良好に維持され、また身体と
の接触面がメツシユ地のため、密着性が少なくむれ感が
ない。尚、連結糸の弾性効果により、パツド表面が硬く
ならず寝心地よく、夏季涼しく快眠が得られる。
(2)他面に起毛布を用いることにより、冬季において温
かい肌ざわりが得られ、三層立体布が保温層として働く
ため夏冬兼用のパツドたり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案パツド実施例の外観斜視図、第2図は第
1図の部分断面説明図、第3図及び第4図の夫々は三層
立体布の部分拡大説明図、第5図は別実施例の説明図で
ある。 1……三層立体布,2……裏打ち材, 3……中わた,4……裏布, 11……上面メツシユ地, 12……下面メツシユ地, 13……連結糸,14……空間, 6……裏布,7……マツトレス。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中わたの上下を布で被覆したパツドにおい
    て、少なくともその一方を三層構造立体布と裏打ち材を
    重ねて被覆しキルトしてなるパツド。
  2. 【請求項2】三層構造立体布の他方側を起毛布で被覆し
    キルトしてなる請求項(1)記載のパツド。
JP1988040776U 1988-03-28 1988-03-28 パツド Expired - Lifetime JPH0622283Y2 (ja)

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