JPH034272Y2 - - Google Patents

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JPH034272Y2
JPH034272Y2 JP1984086614U JP8661484U JPH034272Y2 JP H034272 Y2 JPH034272 Y2 JP H034272Y2 JP 1984086614 U JP1984086614 U JP 1984086614U JP 8661484 U JP8661484 U JP 8661484U JP H034272 Y2 JPH034272 Y2 JP H034272Y2
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JP
Japan
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acupressure
fabric
stretchable
mat
sponge sheet
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JP1984086614U
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JPS614636U (ja
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  • Finger-Pressure Massage (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は上面に半球状突出指圧部を散在配設し
た弾性スポンジシートの表裏面に伸縮特性の異な
る布帛を組合せることによつて使用時に異物感な
く指圧治療を永続的になし得る指圧マツトにする
ものである。
(ロ) 従来技術及びその問題点 従来から、民間治療法の1つとしてツボと称す
る人体の局所を指などで押圧して神経を刺激し、
血行を盛んにして治療する指圧療法が、偏頭痛、
血行障害、肩こり、疲労等の症状に対して効果的
であるとされている。
そこで、従来の指圧治療に用いられている指圧
シートとしては、第5図に示すごとき特殊形状の
突起aを一体に設けた合成ゴム製の指圧シートb
がある。しかしながら、このような従来の指圧シ
ートは、突起aが指圧機能を有しているもの、柔
軟性に欠け、例えば枕の全周にロール状に巻くと
か、人体の曲線に做つて馴染ませるとかの場合に
は不便であり、使用時の異物感がある等の欠点を
有していた。
(ハ) 本考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点、即ち本考案
の目的は、従来技術の欠点を解消するものであつ
て、使用時に異物感のないソフトな指圧効果を発
揮することができると共に、通気性、耐久性、保
形性が良く、しかも安価な指圧マツトを提供する
ものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、前記(ハ)の如き目的を達成するために
次の如き構造を有するものである。即ち本考案
は、上面に突出指圧部を散在配設した弾性スポン
ジシートを伸縮性布帛と非伸縮性布帛との間に挾
圧させ、前記突出指圧部以外の部分を熱プレスし
て融着積層したマツト基体に、伸縮性表布帛、弾
性スポンジシート及び非伸縮性裏当て布帛を単に
積層した半球状突出指圧部を多数散在配設したこ
とを特徴とするものである。
なお、本考案においては、伸縮性表布帛の素材
としてポリアミド,ポリエステル,アクリル等の
熱可塑性マルチフイラメント糸を編成した編地を
用い、弾性スポンジシートの素材としてポリウレ
タン,ポリプロピレン,ポリエチレン等の肉厚の
海綿体、発泡体等を用い、非伸縮性裏当て布帛の
素材として綿の湿紡糸・強撚糸等を平織した織地
を用いるが、本考案の指圧マツトに有する機能を
充分に発揮し得る素材であれば、これら以外の素
材であつても差支えない。また、マツト基体に多
数散在配設する半球状突出指圧部の突出高さは、
丈高、丈低、またはそれらの混在したもの、いず
れであつても良く、更に、丈高、丈低の二種類の
半球状突出指圧部を混在配設した場合において
は、その配列形態としていかなる配列形態を採用
しても良い。更に、本考案の指圧マツトの周辺端
部を細幅織テープ等で被覆縫着すると耐久性が一
段と向上する。
(ホ) 本考案の作用 本考案は、上述した構成を有しているので、以
下の如き作用を有する。
伸縮性表布帛、弾性スポンジシート及び非伸
縮性裏当て布帛はいずれも柔軟性を有するの
で、マツト全体が柔軟性に富み、容易に枕に巻
き付けることができるので、異物感なく頭部指
圧を行うことができ、またベツド、椅子等に装
着しても速かに人体の曲線に馴染み、ムラなく
指圧作用を施すことができる。
指圧マツトの表布帛として伸縮性布帛を積層
したため、伸縮性布帛は半球状突出指圧部内の
弾性スポンジシートに有する弾性指圧機能を拘
束することなく、いかなる弾性変形に対しても
追従し得る伸縮作用を有する。
指圧マツトの裏当て布帛が非伸縮性布帛であ
るため、指圧時にスポンジシートが裏面に膨出
することなく、したがつて、指圧効果が減殺さ
れることなく有効に作用する。
伸縮性布帛、弾性スポンジシート、非伸縮性
布帛を素材として用いたため、編目層、スポン
ジ層、織目層の3層からなる通気性構造となる
ので、指圧マツト全体が通気作用を有する。
(ヘ) 実施例 〔実施例 1〕 第1〜3図は、本考案の指圧マツトの一実施例
を示したものであつて、第1図はその斜視図であ
り、第2図及び第3図は第1図の突出指圧部を拡
大した熱プレス前及び熱プレス後の断面図であ
る。
第1図に示す如き指圧マツトは、第2図に示す
如きポリアミドマルチフイラメント糸を編成した
伸縮性表布帛1、ポリウレタンの海綿体からなる
弾性スポンジシート2、綿糸を平織した非伸縮性
裏当て布帛3を順に積層した後、加熱板・加熱ロ
ール等のの熱プレス手段によつて、第3図に示す
如き弾性スポンジシート2の表裏両面を加圧・融
着させて偏平なマツト基体4を形成すると同時
に、弾性スポンジシート2の一部を加圧、融着さ
せることなく内包する多数の半球状突出指圧部5
を前記マツト基体4に散在形成してなるものであ
る。したがつて、マツト基体4は、伸縮性表布帛
1と弾性スポンジシート2の表面が強固に融着保
持されていると共に、弾性スポンジシート2の裏
面と非伸縮性裏当て布帛3が強固に融着保持され
ている。一方、半球状突出指圧部5は、弾性スポ
ンジシート2が封入されてその弾性機能による指
圧効果を発揮する。
なお、第1図に示す如く実施例1における半球
状突出指圧部5は、丈高のものと丈低のものとを
マツト基体4に交互に散在して配列したものであ
る。
〔実施例 2〕 第4図は、本考案の指圧マツトの他の実施例を
示したものである。マツト基体4及び半球状突出
指圧部5は、基本的には実施例1と同様にして形
成されている。なお、第4図に示す如く実施例2
における半球状突出指圧部5は、丈高、丈低の2
種の突起高さを有すると共に、指圧治療時のマツ
ト自体のズレを防止するための畝によつて、相互
が連結されている。
(ト) 本考案の効果 本考案は、上述した構成及び作用を有している
ので、次の如き効果を奏する。
表布帛が伸縮性を有するので枕等に巻付け易
いばかりでなく、人体の指圧局部に馴染みやす
く、また、裏当て布帛が非伸縮性であるので、
指圧時に半球状指圧部が裏面に膨出することな
く、指圧効果が減殺されないで有効に作用する
から、半球状突出指圧部が指圧すべき人体の局
部形状に応じた弾性指圧機能を発揮するため、
使用時に異物感を呈することなく、永続的に愛
用することができると共に、張り、腰等の風合
とソフトな指圧感覚の両面を有しているので、
繊細な指圧療法が要求される老人・病人用の指
圧マツトとして用いることができる。
マツト素材として伸縮性表布帛・弾性スポン
ジシート、非伸縮性裏当て布帛を用いているた
め、マツト全体に通気性があるので、使用時に
人体の局部に生じる発汗の蒸れを防止して衛生
的な指圧療法をすることができる。
半球状突出指圧部以外のマツト基体に積層さ
れた伸縮性表布帛・弾性スポンジシート、非伸
縮性裏当て布帛が強固に融着保持されていると
共に裏当て布帛として非伸縮性布帛が用いられ
ているため、マツト全体の保形性、耐久性が優
れている。
以上のように、本考案の指圧マツトは、使用時
に異物感のないソフトな指圧効果を発揮するばか
りでなく、耐久性、保形性、通気性に優れている
と共に安価であり、その実用的効果は著大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は、本考案の指圧マツトに関するも
のであつて、第1図はその一実施例を示した斜視
図であり、第2図及び第3図は第1図の突出指圧
部を拡大した熱プレス前、及び熱プレス後の断面
図であり、第4図は他の実施例を示した斜視図で
あり、第5図は従来例を示した斜視図である。 1……伸縮性表布帛、2……弾性スポンジシー
ト、3……非伸縮性裏当て布帛、4……マツト基
体、5……半球状突出指圧部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 伸縮性表布帛、弾性スポンジシート、非伸縮
    性裏当て布帛を熱プレスして融着積層したマツ
    ト基体に、前記の伸縮性表布帛、弾性スポンジ
    シート、非伸縮性裏当て布帛を単に積層した半
    球状突出指圧部を多数散在配設してなることを
    特徴とする指圧マツト。 (2) 伸縮性表布帛が、熱可塑性マルチフイラメン
    ト糸を編成してなる編地である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の指圧マツト。 (3) 非伸縮性裏当て布帛が、綿糸を平織してなる
    織地である実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項記載の指圧マツト。 (4) 弾性スポンジシートが、ポリウレタンからな
    る実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項
    のいずれか記載の指圧マツト。
JP8661484U 1984-06-13 1984-06-13 指圧マツト Granted JPS614636U (ja)

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JP8661484U JPS614636U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 指圧マツト

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JP8661484U JPS614636U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 指圧マツト

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JPS614636U JPS614636U (ja) 1986-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044218A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Kiyomitsu Nakazawa 突起材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104932A (ja) * 1982-12-08 1984-06-18 株式会社エマンテ医療器製作所 熱圧縮成型シ−ト

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JPS614636U (ja) 1986-01-11

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