JPH0810468A - クッション構造体および寝具用クッション材 - Google Patents

クッション構造体および寝具用クッション材

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JPH0810468A
JPH0810468A JP7010033A JP1003395A JPH0810468A JP H0810468 A JPH0810468 A JP H0810468A JP 7010033 A JP7010033 A JP 7010033A JP 1003395 A JP1003395 A JP 1003395A JP H0810468 A JPH0810468 A JP H0810468A
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cushion
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 立体多重織組織であり、該織組織は表面空隙
層部および中間空隙層部より構成され、(i)該表面空隙
層部の片方または両方には、少なくとも一方向に凸部が
形成され、その凸部は平均高さが2〜15mmであり且
つその凸部の一辺の平均巾が2〜30mmであり、そし
て(ii)該中間空隙層部は、一方向に平行した多数の連通
空洞部を有する層が1層もしくは2層以上積層されて形
成されていることを特徴とするクッション構造体。 【効果】 本発明のクッション構造体は、通気性、クッ
ション性、耐久性および洗濯性に優れているので各種ク
ッション材として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体多重織組織よりな
るクッション構造体に関する。さらに詳しくは、寝具、
車両用シート、椅子用シート、座布団用シート、応接セ
ット用シートおよびスポーツ資材などの通気性、クッシ
ョン性、洗濯性などが要求される分野に利用することが
できる立体多重織組織よりなるクッション構造体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、立体クッション構造体は種々の広
い分野に亘って使用されているが、大別すると、ウレタ
ンマットに代表される樹脂発泡マット、単繊維集合体の
空間を利用したクッション性繊維構造体および多重織組
織の空間を利用した立体織組織構造体に分類される。し
かしながら、これら従来の立体クッション構造体は実際
の使用においてはそれぞれ欠点を有している。ウレタン
マットのような樹脂発泡マットはその表面に凹凸加工
し、圧縮圧をコントロールしたものも存在するが、内部
空間が発泡樹脂で構成されているため空気の流通が起こ
らず通気性に欠ける。また、特にウレタンマットは長時
間使用すると圧縮(抵抗)圧が低下し、クッション構造
体として役に立たなくなる。
【0003】一方、単繊維集合体の空間を利用したクッ
ション性繊維構造体は、通気性は比較的良好であるが、
耐久性が低い。すなわち、繰り返しの使用により次第に
へたりを生じ内部空間率(空隙率)が低くなりクッショ
ン性が殆ど喪失するようになる。さらに、多重織組織の
空間を利用した立体織組織構造体の場合は、耐久性は比
較的優れているが、繊維充填率が高く、そのため通気性
に乏しくまたクッション性が低い。その上その表面に凹
凸の大きな形状を有するものはなく耐圧分布が均一にな
りにくいという難点があった。
【0004】従来知られている具体的なクッション材に
ついて以下説明する。 (1) 特開平1−321948号公報 この公報には、“熱収縮性の大きい合成樹脂繊維と、こ
れより熱収縮性の小さいか、又は熱収縮性のない合成樹
脂繊維とを経又は緯或いは経緯に組み合せて織成した織
地を適当温度条件で熱処理し、熱収縮性繊維の熱収縮に
より熱収縮性の小さいか熱収縮性のない合成繊維の屈曲
による弾性部を形成したことを特徴とするクッション性
織物。”について記載されている。このクッション性織
物は、単なる一重織で波状の屈曲織布であるか或いは二
重織で屈曲によるパイプ状の空間部が並列状態で形成さ
れた両面が平坦な板状クッション材である。このクッシ
ョン材は高々一層の波状織布構造であって、クッション
性に乏しく、圧力の分散性も充分とは云えず、また耐久
性のある構造体ではない。
【0005】(2) 実用新案出願公開平3−88462号
公報 この公報には、熱収縮性の大きい合成樹脂繊維により熱
収縮性の小さいか或いは熱収縮性のない合成繊維の屈曲
による弾性部を形成させたクッション性織布を表面材に
使用した靴拭きマットが記載されている。このクッショ
ン性織布は、単なる平織や搦み織を熱処理して得られた
ものであり、厚さは高々5mm程度であって、クッショ
ン性は極めて乏しいものであり、寝具や座席用のクッシ
ョン材としては全く不適当である。
【0006】(3) 特開平4−222260号公報 この公報には、“ダブルラツセル編機やモケツト織機で
製編織される。表裏の地組織が連結糸で連結された三次
元構造の布帛で、連結糸として熱水収縮率が5%以上異
なる2種以上の糸条を用い、空隙率が0.4〜0.98
で、厚さが1〜15mmの三次元構造布帛およびこれを
熱水処理して凹凸外観を発現させた三次元構造布帛。”
について記載されている。この三次元構造布帛は、表地
組織と裏地組織を連結糸で連結し、この連結糸として収
縮率の異なる糸条を使用して熱収縮させ表面に凹凸形状
させたものであって、基本的には表地と裏地の厚さより
なる比較的薄い構造のものであり、現実には6.5mm
の厚さの布帛が例示されている。この公報には、前記布
帛の用途として、マットレス、シート、寝具用パットの
表皮材や衣料の表皮材として使用されることが示されて
おり、このことからも前記公報の布帛は薄く、クッショ
ン性が低いものである。
【0007】(4) 特開昭52−12377号公報 この公報には、“平たい楕円形断面を有する細幅筒状織
布であって:それぞれモノフィラメントよこ糸を含有す
る上層と下層とからなり、両層はその長手縁においてつ
ながっており、さらに両層はその各層に交互にかつ間け
つ的に織りこまれた100〜2080デニールの多数の
モノフィラメントたて糸によつて反発弾性を生じるよう
に離され、そのモノフィラメントよこ糸が100〜20
80デニールのものであり、モノフィラメントよこ糸と
モノフィラメントたて糸のデニールの合計が430〜4
200デニールの範囲であり、かつモノフィラメントよ
こ糸とモノフィラメントたて糸のデニールの比が20:
1〜1:20の範囲である細幅筒状織布。”について記
載されている。クッション或いはスポンジ性能を備えた
前記発明は、簡単に云えば、互いに反発弾性を生じるよ
うに隔離された2層からなる細幅筒状織布に関する。こ
の織布は、ブラジャーの肩ひも、ナップサックその他の
背負い用品のひも、スキュバー・ダイビング用具のひも
などに利用される。従って、前記織布はひものような細
幅の構造体であり、クッション性は低く、寝具用や座席
用のクッション材として利用しうるものではない。
【0008】前記したように従来のクッション構造体
は、それを寝具、車両用シート、椅子用シート、座布団
用シート、スポーツ資材などに使用した場合、人体から
発生する熱や汗を充分に吸収し、耐久性を有し、且つ圧
力分布が均一であるというクッション構造体として望ま
れる条件を満足するものとは云えなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の第1の
目的は、前記した従来技術におけるクッション構造体の
難点を解消した新しい構造のクッション構造体を提供す
ることにある。本発明の第2の目的は、クッション性、
圧力分布の均一性、通気性、洗濯性および耐久性に優れ
たクッション構造体を提供することにある。本発明の第
3の目的は、寝具、車両用シート、椅子用シート、座布
団用シート、応接セット、スポーツ資材などの広い分野
に亘って利用可能な比較的軽量なクッション構造体を提
供することにある。
【0010】
【発明を解決するための手段】本発明者らの研究によれ
ば、前記本発明の目的は、立体多重織組織であり、該織
組織は表面空隙層部および中間空隙層部より構成され、
(i)該表面空隙層部の片方または両方には、少なくとも
一方向に凸部が形成され、その凸部は平均高さが2〜1
5mmであり且つその凸部の一辺の平均巾が2〜30m
mであり、そして(ii)該中間空隙層部は、一方向に平行
した多数の連通空洞部を有する層が1層もしくは2層以
上積層されて形成されていることを特徴とするクッショ
ン構造体によって達成されることが見い出された。
【0011】かかる本発明のクッション構造体は、フィ
ラメント繊維の織物を組織化した立体構造体であり、表
面空隙層部と中間空隙層部より構成され、その表面空隙
層部は中間空隙層部の片面または両面に一体化して形成
された構造を有している。また、表面空隙層部は一定の
大きさおよび形状の凸部が形成されており、中間空隙層
部は一方向に平行した多数の連通空洞部を有する層が1
層もしくは2層以上積層して形成されている点に特徴を
有している。以下、“表面空隙層部”を単に“表面層
部”と、“中間空隙層部”を単に“中間層部”と略称す
ることがある。
【0012】本発明の立体多重織組織は、実質的にフィ
ラメント繊維により構成されており、かかる繊維として
は、通常繊維として使用されているものであればよく、
例えばポリエステル繊維、ポリアミド繊維(ナイロン繊
維)、芳香族ポリアミド繊維、ポリビニルアルコール繊
維およびポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維および
ガラス繊維などが挙げられるが、これら繊維は2種もし
くはそれ以上を組み合わせて使用することができる。特
にナイロン繊維およびポリエステル繊維を組み合わせて
使用するのが好ましい。フィラメント繊維はモノフィラ
メントおよびマルチフィラメントである。モノフィラメ
ントを構成する経糸繊維は変形復元性が優れているナイ
ロン繊維であるのが好ましい。
【0013】本発明の立体多重織組織であるクッション
構造体は、その表面の片方または両方には多数の凸部が
形成されている表面層部を有している。この凸部の形状
は一方向の凸部、つまり波形であってもよく、また山状
の凸部であってもよい。凸部の断面形状はなだらかな曲
線により構されているのが望ましい。この表面の凸部形
状は、表面において隣り合う2つの凸部の間に形成され
る凹部が逆の凸部形状を形成するように規則的に形成さ
れているのが好ましい。
【0014】前記表面層部における凸部は図1に示され
ているように、両方の表面に形成されていてもよく、ま
た片面のみに形成されていてもよい。凸部は図1に示さ
れているように、一方向に形成された波板状であること
ができる。凸部の高さは、その凸部が接している中間層
部の表面から凸部の頂部までの直線距離に相当するが、
平均して2〜15mm、好ましくは3〜13mmの範囲
である。また凸部の一辺の巾(平均的には隣り合う2つ
の凸部の頂部間の直線距離)は平均して2〜30mm、
好ましくは3〜25mmの範囲である。また、凸部の高
さ/凸部の一辺の巾の割合は1/5〜2/1、好ましく
は1/4〜3/2の範囲であるのが適当である。
【0015】凸部の高さはクッション構造体の厚みに対
して1/3以下、好ましくは1/4以下であるのが望ま
しい。凸部の高さが2mmより低いと、圧力の分散が均
一に行なわれ難くなり、一方15mmを越えると圧力に
よって座屈し易くまたへたり易くなるので好ましくな
い。凸部の一辺の巾が2mmより短くなると、表面層部
が平坦になり過ぎ、圧力の分散が均一に行なわれ難くな
り、一方凸部の一辺の巾が30mmを越えると、同様に
圧力の分散が均一に行なわれ難くなる。表面層部を形成
している織物は図1および図2に示されているように凸
部の底部において、中間層部の表面と組織的に織り込ま
れて一体化されている。
【0016】本発明の立体多重織組織よりなるクッショ
ン構造体は、図1および図2に示されているように、中
間層部を有している。その中間層部は図1のように1層
でもよく、また図2のように2層でもよく、さらに3層
であってもよい。2層以上の場合各層は積層された状態
で一体化されている。製造上の容易性並びに実用性の点
で中間層は2層または3層であるのが適当である。
【0017】中間層部を形成している1つの層は、その
断面において一方向に平行した多数の連通空洞部を有し
ている。その連通空洞部の長さ方向に対する直角断面形
状は、大略台形であるのが、クッション性および耐久性
のために有利である。そしてその断面形状における台形
は、一つの層において隣り合う2つの台形が平行四辺形
を形成し、その平行四辺形が1つの単位として繰り返さ
れるような形状を有しているのが望ましい。
【0018】また、多数の連通空洞部を有する1つの層
が積層されて2つの層あるいは3つの層を形成する場
合、連通空洞部の断面形状は、積層方向に積層面におい
て対象形になるような構造を有していることがクッショ
ン性および耐久性のために一層好ましい。次にこの点に
ついて図3により具体的に説明する。
【0019】図3は、中間層部における連通空洞部を有
する層が2層積層されて形成された部分の断面を模式的
に示した図である。図3において、辺A、B、B’およ
びDの四辺で囲まれる台形(X)が形成されている。ま
た同様の台形(Y)が、辺A”、B”、B”’および
D’の四辺により形成されている。台形(X)および台
形(Y)の間は、これらと同じ形の台形が逆向きに形成
されている。また台形(X)および台形(Y)が形成さ
れる層の下部の層には、DおよびD’の辺(積層面)を
介して各台形が対象に形成されている。
【0020】例えば、図3において、前記中間層部の上
部表面が白い矢印のように圧力が加えられた場合、辺
B、B”、CおよびC”は左側に、一方辺B’、
B”’、C’およびC”’は右側に圧力が加わり、それ
ぞれ台形の外側に向かって点線で示したように各々の辺
がカールする。そのカールする力によって全体のクッシ
ョン性が発現される。一方、辺DおよびD’は内側(矢
印方向)には力が加わるが、DおよびD’は高収縮糸を
収縮させたフィラメント糸が引き伸ばされることはな
く、そのため繊維疲労は起こり難く且つ耐久性を有して
いる。一方AおよびA”の部分のモノフィラメント糸
(経糸または緯糸共)は組織化されており、引張る力は
加わるがフローし難い。従って、中間層部における連通
空洞部の断面形状が台形であり、その多数が集合し積層
されて、全体としてハニカム構造を有していることは、
クッション構造体のクッション性および耐久性の発現に
寄与しているものと考えられる。
【0021】前記中間層部における連通空洞部は、その
中間層部において連通した空洞部が多数一方向に平行し
て存在している。しかし一つの空洞部はクッション構造
体において一方の端部から他方の端部まで完全に連通し
ていることは必ずしも必要はない。すなわち、一部にお
いて、縫い込み、ミシン掛け或いは他の手段により空洞
部が閉塞されていても構造体としての機能が維持されて
いる限り特に差し支えない。通常、連通空洞部は5cm
以上、好ましくは10cm以上の長さで連通した空洞部
を形成していればよい。殊にクッション構造体の端部に
おいて空洞部をミシンなどにより塞ぐことによって、空
洞部の連通方向に対する端部からのフィラメント糸の抜
けを防止することができるという効果も達成される。
【0022】本発明のクッション構造体は、中間層部に
おける多数の連通空洞部を有する層が1〜5層、好まし
くは1〜3層であり、その中間層部の片面または両面、
好ましくは両面に凸部を有する表面層部が形成されてい
る。そしてその構造体の厚みは10〜50mm、好まし
くは15〜40mmであるのが実用的である。さらに特
定の用途のためには、さらに厚くしてもよい。特に寝具
用のクッション構造体としては、中間層部は2〜3層で
あるのが望ましい。
【0023】本発明のクッション構造体は、フィラメン
ト繊維から実質的に構成され且つ立体的に組織化されて
いることによって、空隙率は極めて高く90%以上、好
ましくは93%以上であり、全体として極めて軽量であ
り、持ち運びが容易である。さらに本発明のクッション
構造体は、厚み方向に10mm圧縮するに要する圧縮圧
が20〜300g/cm2、好ましくは30〜250g
/cm2の範囲であって、また通気度が少なくとも20
cc/cm2・secであり、好ましくは30〜500
cc/cm2・secの範囲、特に好ましくは40〜3
50cc/cm2・secの範囲である。このように適
当な耐圧縮圧と優れた通気性とを兼ね備えている。かく
して本発明のクッション構造体を、例えば寝具として使
用した場合、むれが少なく、圧力が適当に均一に分散さ
れるので快適な寝心地感が得られる。特に長期療養の病
人のための寝具として使用した場合、衛生的でしかも床
ずれに対しても効果的である。
【0024】本発明者らの研究によれば、前記クッショ
ン構造体において、凸部が形成されている表面層部の面
に、伸縮性嵩高糸を経または経緯に使用した織物が、そ
の凸部において織組織により一体化して複合化されてい
る構造体は、表面のタッチ感がソフトであり、体に触れ
る感じが柔らかく、クッション材として一層優れたもの
であることが見出された。
【0025】このように凸部を有する表面層部にさらに
前記織物が一体化されている場合、その表面層部におけ
る断面において、表面層部の隣り合う2つの凸部を形成
する見かけ上の長さは、その表面層部に複合化された織
物のその隣り合う2つの凸部に形成される見かけ上の長
さよりも10〜100%、好ましくは15〜90%長い
ものであることが望ましい。すなわち、表面層部の隣り
合う2つの凸部の頂部間に前記織物が、その2つの凸部
が形成する凹形状よりもゆるやかな凹形状で橋渡しされ
ているような状態で一体化されて複合化されていること
が望ましい。さらにその表面層部に複合化されている前
記織物は、隣り合う2つの凸部において、該伸縮性嵩高
糸が捲縮状態で(つまり捲縮が発現されるような状態
で)織り込まれているのが特に好ましい。
【0026】このように伸縮性嵩高糸を使用した織物が
表面層部に前記した状態で複合化された構造体は、クッ
ション材として使用した場合、圧力が加わって変形した
際、独立して凸部の1つが加圧により形くずれした場合
でも、織物表面の長さが適当に短く且つ捲縮されている
ため、全体で均一に圧力が分散され、耐圧分散が均一に
広くなる。この点を図4および図5により説明する。図
4および図5は、連通空洞部を有する1つの層が2つ積
層された中間層部の片方の表面に凸部を有する表面層部
が形成され、さらにその表面層部の凸部の頂部において
伸縮性嵩高糸を使用した織物が織組織により一体化され
複合化された状態の断面模式図である。図4および図5
において、E、E’およびE”はそれぞれ表面層部の凸
部の頂部であり、前記織物が一体化された部分である。
FおよびF’は隣り合う2つの凸部の間に形成された織
物の凹状部を示す。図4は圧力が加わっていない状態で
あり、図5はE’の凸部に圧力が加わった状態である。
図5においてE’の凸部形状は座屈してくずれるが、F
およびF’の織物が上に上がり、加圧よりも平たくな
る。かくして隣接するEおよびE”の凸部を引張る力が
織物表面に加わる。そうすることによって圧力が均一に
分散されることになる。
【0027】本発明のクッション構造体は、多重織組織
の空間を利用した立体織組織構造体であって、繊維充填
率は極めて低く、また表面に特定形状の凹凸構造を有し
ている。そのため、通気性、クッション性、耐圧分布の
均一性および洗濯性にいずれも優れている。従って、本
発明のクッション構造体は、寝具(bet pat)、枕、椅
子、車両用クッション材などに適している。
【0028】特に本発明のクッション構造体は、厚さが
10〜50mmの平板状であるので、これを寝具のクッ
ション材として使用することができる。この場合、所定
の大きさの面積のクッション構造体を通常の布帛のカバ
ー内に収納して寝具用クッション体として利用すること
ができる。保温力のためには、通気度が5cc/cm 2
・sec以下のカバー内に収納することが推められる。
寝具用のクッション構造体としては、厚さが20〜40
mm、特に25〜35mmのものが適している。この寝
具用クッション体は、ベッドのパットの上に直接敷いて
もよく、また短繊維や綿の詰めた寝具の上に重ねて利用
することもできる。また、カーペットの上に敷いて利用
しても充分に快適に利用できる。
【0029】一方、本発明のクッション構造体は、前述
したように、通気性が極めて優れ、かつ耐圧分布の均一
性に優れているので寝具用クッション材として利用した
場合、快適な寝心地ばかりでなく、湿った寝苦しさを感
じさせない。殊に、本発明のクッション構造体を使用し
た寝具用クッション材は、長時間ベッド生活を余儀なく
されている病人の床ずれ(褥瘡:bedsore)に対して極
めて効果を有している。長時間ベッド生活者の床ずれを
防止するためには、通常の寝具の場合2〜3時間毎の体
位の交換が必要であったが、本発明のクッション構造体
を使用した寝具を使用すると、4〜5時間毎に体位交換
しても床ずれの発生は実質的に認められなかった。この
ことは、本発明のクッション構造体は極めて優れた通気
性と、優れた耐圧分布の均一性を有していることを示し
ている。
【0030】また、本発明のクッション構造体は、極め
て耐久性に優れており、例えばこれを寝具用クッション
材として使用した場合、毎日利用して、3年以上経過し
ても圧縮圧力、圧力分布の均一性に実質上の変化は認め
られない。
【0031】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。実施例中、下記特性はそれぞれ説明した装置およ
び条件によって測定された。 (1) 透過度 JISL−1079(フラジール形通気度試験機)を用
いて、差圧が1/2インチになるように空気を吸引し、
その時を単位面積・単位時間当たり流れる空気量を示
す。 (2) 応力分布 ニッタ(株)製TEX・SCANタクタイルセンサーシステム
を用いて、仙骨部の応力分布を測定。なお、圧センサー
の寸法は43cm×48cmであり、距離分解能は10
mmである。 (3) 圧縮圧力 JISK−6401−5.4.2記載の圧縮盤を用いて、
50mm/minの速度で圧縮し、10mm圧縮された
時の圧力を測定する。 (4) へたり度 20kgの重りを20cmφの面積で荷重および除重を
5万回繰り返した時の厚みの変化を調べた。測定前の厚
みに対して厚みが減少した割合(%)で示した。
【0032】実施例1 高収縮糸として、イソフタル酸成分を13モル%共重合
した共重合ポリエチレンテレフタレート繊維を使用し
た。この糸における単糸繊度は4デニール、全繊度は1
000デニールであり、極限粘度0.8、強度5.5g/
dl、熱収縮応力値0.52g/de、沸水収縮率47
%であった[帝人(株)製ソクラテックス使用]。この
高収縮糸を経糸として中間層部に2層(各層19本/in
ch)、ナイロンモノフィラメント440デニールを3層
(各層36本/inch)を各々2ビーム巻いて二重ビーム
で整経して4重織りとし、緯糸に4層全てポリエチレン
テレフタレートモノフィラメント400デニールを4層
各層36本/inchで織り上げた。得られた織物を170
℃乾熱でセットし、経糸の高収縮糸を40%収縮させて
厚みが25mmの断面形状が図1に示されるような高通
気性クッション構造体を得た。図1において白丸(○)
はポリエチレンテレフタレートモノフィラメント400
デニール(緯糸)を示し、その白丸に織り込まれている
経糸は、ナイロンモノフィラメント440デニールを示
す。また図1の横に平行した2本の実線は収縮した高収
縮糸を示し、この2本の高収縮糸により中間層部(1
層)が形成されている。
【0033】実施例2 実施例1で使用した高収縮糸(全繊度1000デニー
ル)を経糸として中間層部に3層に(各層19本/inc
h)、ナイロンモノフィラメント330デニールを4層
(各層36本/inch)で、ポリエチレンテレフタレート
・ウーリー糸SD475デニール−144フィラメント
(KG156W)を最外層用として各層36本/inchi
で、各々3ビームに巻いた3重ビーム整経品によりレビ
ア織機(ドビー付)で変型5重織とするに当たり、緯糸
外層にポリエチレンテレフタレート・ウーリー糸SD4
75デニール−144フィラメントを使用し、また中間
層部4層にポリエチレンテレフタレートモノフィラメン
ト300デニールを製織し、図6に示す構造の織物を得
た。得られた織物を170℃で約2分セットし、織物の
長さ方向に高収縮糸を40%収縮させて厚さ30mmの
断面形状が図2に示されるような高通気性のクッション
構造体を得た。
【0034】図2(図6も同じ)において、緯糸の黒丸
(●)はポリエチレンテレフタレート・ウーリー糸を示
し、黒丸に織り込まれている点線はポリエチレンテレフ
タレート・ウーリー糸の経糸である。また白丸(○)お
よび十字丸(白丸の中に×印)は、それぞれポリエチレ
ンテレフタレートモノフィラメントの緯糸を示し、白丸
および十字丸に織り込まれている実線はナイロンモノフ
ィラメントの経糸を示す。高収縮糸(横に平行した太い
実線3本)は3層形成されており、その3層により中間
層部(2層)が形成されている。そしてポリエチレンテ
レフタレート・ウーリー糸、ナイロンモノフィラメント
および高収縮糸はそれぞれ図2のように互いに一部にお
いて組織的に一体化されている。前記実施例1および2
において得られたクッション構造体の特性を下記表1に
示した。
【0035】
【表1】
【0036】実施例3 実施例2で得たクッション構造体の経方向に両端より1
0cmの所にミシン掛けを行い且つ緯断面および経断面
に70mm巾パイピングテープ(裏面100μのウレタ
ンフィルムをパイルトリコットの裏面にラミネートし、
70mm巾にスリットしたテープ)でデュルコップアド
ラ社のアドラー205型織機にヘッドとラッパ装置を取
り付けた特殊ミシンで周囲をパイピングアドラ加工を行
って良好なクッション構造体よりなる寝具マットを得
た。この寝具マットは、端部の糸抜けは認められなかっ
た。特性は通気性が76cc/cm2・secであり、
他の特性は実施例2とほぼ同じであった。
【0037】実施例4 実施例1で使用した高収縮糸(全繊度1000デニー
ル)を経糸として中間層部に3層に(各層19本/inc
h)、ナイロンモノフィラメント440デニールを4層
(各層36本/inch)で、ポリエチレンテレフタレート
・ウーリー糸SD475デニール−144フィラメント
(KG156W帝人糸)を最外層用として各層36本/
inchiで、各々3ビームに巻いた3重ビーム整経品によ
りレビア織機(ドビー付)で変型5重織(9層)とする
に当たり、緯糸外層にポリエチレンテレフタレート・ウ
ーリー糸SD475デニール 144フィラメントを使
用し、32.35本/inchで、また中間層部4層にポリ
エチレンテレフタレートモノフィラメント300デニー
ルを60.65本/inchで製織し、図6に示す構造の織
物を得た。得られた織物を130℃で約2分セットし、
織物の長さ方向に高収縮糸を38%収縮させて厚み(3
0.5mm)の断面形状が図2に示されるような高通気
性のクッション構造体を得た。得られたクッション構造
体の特性を下記表2に示した。
【0038】
【表2】
【0039】実施例5 実施例4で得られたクッション構造体を使用して寝具用
クッション材を作った。大きさは幅92cm、長さ19
5cm、厚さは3.05cmであった。このクッション
構造体は、通常の綿平織布(40番単糸の綿を経に77
/inch、緯に140/inch使用)の袋体に収納して使用
された。この寝具用クッション材は、下記の態様にて、
カーペット上に敷くかあるいはカーペット上に基準寝具
を敷きその上に乗せて、耐圧分布を測定した。測定は、
各態様の寝具に成人男性(身長175cm、体重70k
g)が仰向けになり、腰部と寝具の間に圧力を関知する
センサーをはさんで腰部にかかる圧力の分布を測定し
た。測定機器は、ニッタ(株)製のタクタイルセンサー
システムGSCAN(BIG-MAI)が使用された。
この測定機器は、腰部にかかる圧力をcm2単位で測定
することができる。
【0040】なお、参考のために、下記態様も含めて圧
力分布が測定された。 態様1;カーペットのみ 態様2;カーペット上に基準寝具を重ねたもの 態様3;カーペット上に前記寝具用クッション材を重ね
たもの 態様4;カーペット上に基準寝具を重ね、その上に前記
寝具用クッション材を重たもの
【0041】なお、カーペットは、ニードルパンチカー
ペットの厚さ5mmのもの(巾92cm、長さ195c
m)を使用し、基準寝具は、綿を均一に布袋中に入れた
巾92cm、長さ195cm、厚み(無荷重)7cm、
重量5.8kgのものを使用した。その結果を下記表3
に示した。表3中の数字は、各圧力(g/cm2)に応
答した面積(cm2)である。
【0042】
【表3】
【0043】上記表3から明かなように、本発明のクッ
ション構造体を使用した態様(3および4)の場合は、
それを使用しない場合と比べて、圧力が広く分布するこ
とがわかる。すなわち、単位面積(cm2)にかかる荷
重が高い部分(例えば107g/cm2以上の部分)
が、態様1に比べて態様3は小さくなり、態様2に比べ
て態様4は極めてゆるくなっている。
【0044】実施例6(床ずれテスト) ベッド生活を余儀され、自分で体位の交換ができない病
人5人に、本発明のクッション構造体を寝具として使用
して、その床ずれの効果を調べた。寝具用クッション材
として、前記実施例4の寝具用クッション材を態様4の
ようにして使用して、その上で横になったまた6ケ月生
活してその結果を調べた。6ケ月間ほ々4〜5時間毎に
体位の交換を行った。その結果、5人のいずれもが床ず
れの症状は認められなかった。このことは通常の寝具
(例えば態様2)の場合、床ずれを防止するためには、
2時間毎の体位の交換が必要とされていたことから見れ
ば、本発明のクッション構造体は、優れた通気性および
圧力分布性を有していることを示している。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、通気性、クッション
性、耐圧分布の均一性、耐久性、洗濯性および柔らかい
タッチ感が優れたクッション構造体が提供される。寝
具、車両用シート、椅子用シート、座布団用シート、応
接セット用シートおよびスポーツ資材などの通気性、ク
ッション性、洗濯性などクッション構造体として優れた
特性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で得られたクッション構造体の断面
図を模式的に示したものである。
【図2】 実施例2で得られたクッション構造体の断面
図を模式的に示したものである。
【図3】 本発明のクッション構造体における中間層部
の連通空洞部を有する層が2層積層されて形成された部
分の断面を模式的に示したものである。
【図4】 本発明のクッション構造体の表面層部に、そ
の表面層部の凸部の頂部において伸縮性嵩高糸を使用し
た織物が織組織により一体化され複合化された状態の模
式図を示すものである。
【図5】 図4の状態に圧力が一部加わった状態の断面
模式図を示すものである。
【図6】 実施例2で得られた織物(未収縮)の断面模
式図を示すものである。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体多重織組織であり、該織組織は表面
    空隙層部および中間空隙層部より構成され、(i)該表面
    空隙層部の片方または両方には、少なくとも一方向に凸
    部が形成され、その凸部は平均高さが2〜15mmであ
    り且つその凸部の一辺の平均巾が2〜30mmであり、
    そして(ii)該中間空隙層部は、一方向に平行した多数の
    連通空洞部を有する層が1層もしくは2層以上積層され
    て形成されていることを特徴とするクッション構造体。
  2. 【請求項2】 該中間空隙層部における連通空洞部の長
    さ方向に対する直角断面形状は台形である請求項1記載
    のクッション構造体。
  3. 【請求項3】 該中間空隙層部における1つの層の連通
    空洞部の互いに隣り合う2つの連通空洞部の長さ方向に
    対する断面形状は平行四辺形である請求項1記載のクッ
    ション構造体。
  4. 【請求項4】 厚みが10〜50mmである請求項1記
    載のクッション構造体。
  5. 【請求項5】 厚み方向に10mm圧縮するのに要する
    圧縮圧が20〜300g/cm2である請求項1記載の
    クッション構造体。
  6. 【請求項6】 空隙率が90%以上である請求項1記載
    のクッション構造体。
  7. 【請求項7】 通気度が少なくとも20cc/cm2
    secである請求項1記載のクッション構造体。
  8. 【請求項8】 該表面空隙層部の片方または両方に波形
    の凸部が形成されている請求項1記載のクッション構造
    体。
  9. 【請求項9】 該表面空隙層部において凸部が形成され
    ている面に、伸縮性嵩高糸を経または経緯に使用した織
    物が、その凸部の頂部において織組織により一体化して
    複合化されている請求項1記載のクッション構造体。
  10. 【請求項10】 該表面空隙層部における断面におい
    て、表面空隙層部の隣り合う2つの凸部を形成する見か
    け上の長さは、その表面空隙層部に複合化された前記織
    物のその隣り合う2つの凸部に形成する見かけ上の長さ
    よりも10〜100%長い請求項9記載のクッション構
    造体。
  11. 【請求項11】 該表面空隙層部に複合化された前記織
    物は、隣り合う2つの凸部において該伸縮性嵩高糸が捲
    縮状態で織り込まれている請求項9記載のクッション構
    造体。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のクッション構造体を使
    用した車両用、椅子用または座布団用クッション材。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のクッション構造体を布
    帛カバー内に収納した寝具用クッション材。
  14. 【請求項14】 布帛カバーの通気度が5cc/cm2
    ・sec以下である請求項1記載の寝具用クッション
    材。
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