JP2013172876A - 保温用マット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、体圧分散性が良く上面全体をほぼ一様な温度分布とすることができる保温用マットを提供することを目的とするものである。
【解決手段】保温用マットは、通気性を有するクッション体2と、クッション体2を内包するとともに導入口部4が形成された袋状カバー体1とを備え、下記(1)及び(2)の条件を満たす。
(1)前記袋状カバー体は、上面部分の通気度が下面部分の通気度よりも大きくなっており、上面部分の通気度が2cm3/cm2/秒〜60cm3/cm2/秒であり、下面部分の通気度が0cm3/cm2/秒〜2cm3/cm2/秒である。
(2)前記クッション体は、厚さが15mm〜100mmであり、かつ通気度が100cm3/cm2/秒〜400cm3/cm2/秒であり、75%圧縮時の応力が200N〜500Nである。
【選択図】図1

Description

本発明は、寝具や介護等で使用される温風吹き出し機能を有する保温用マット(ベッドパッド)であり、特に手術や治療時における被術者の体を温めるための保温用マットに関するものである。
近年、高齢化が進み、寝たきりの被介護者が増加してきているが、こうした寝たきりの被介護者では床ずれを起こし易くなるため、床ずれ予防に有効な体圧分散性及び通気性の優れたマットが求められている。
また、長時間にわたる手術においては、被術者はベッドの上で横臥した状態を長時間維持するように強いられるため、褥瘡が生じやすいという問題がある。さらに、全身麻酔が施された被術者は、ベッドの上で横臥した状態のままとなるため、体温低下による血行不良や衰弱をきたす要因になる場合がある。近年では、ペットとして飼われている犬や猫のような小動物の手術が行われるようになってきており、手術中の体温低下は小動物の生命に関わるため、手術中の小動物の体温低下を防止する保温用マットが強く求められている。
こうした要望に対応するため、従来から温風を吹き出すマットについて様々な提案がなされている。例えば、特許文献1には、無数の連通空隙と弾力性を有する素材からなる粗状流動層と、高反撥性、柔軟性及び非通気性のある素材からなる下側クッション層と、低反撥性、柔軟性及び通気性を有する素材からなる上側クッション層を非通気性と柔軟性を有する素材からなるマットカバーで構成し、マットレス本体に吹込みホースと吸出しホースに接続し温風を循環流動させる方法が提案されている。
また、特許文献2には、通気性の良好な通気弾性層と、その通気弾性層の上面を除く側面を覆う通気性のない膜体または布からなる被覆部材を備え、その被覆部材から通気弾性層の側面に温風等を通気弾性層内で分散させた後に、その上面から外部に放出させる方法が提案されている。
特開2008−278992号公報 特開平11−56537号公報
特許文献1では、マットカバーが非通気性で温風を循環流動する方法であるため、寝具用としては保温効果があるが、掛け布団の無い手術用や入浴治療等に使用することは難しい。また、装置が大掛かりで騒音も大きくなる可能性があり、簡単に移動したり、洗濯、消毒等が難しいといった問題がある。また、温風の直接吹き出しがなく、マットカバーからの伝熱のみで温めるため、体温維持や乾燥に用いる場合には十分な効果が得られず、長時間使用時には低温火傷の危険も大きくなる。
また、特許文献2では、通気弾性層は通気度が高い(推奨される立体編物積層物は200cm3/cm2/秒〜800cm3/cm2/秒)ため、側面から吹き込まれた温風は直ぐ上方に抜けてしまい、マット全体の温度を一様に保つことは難しい。そのため、温風をマット全体に送るための多くの仕切り板が必要となる。また、マット全体が大きな装置となるため、簡単に移動したり、洗濯、消毒等が難しいものとなっている。
寝具や介護等の分野、特に手術や治療時において求められるマットとしては、(1)体圧分散性の良いクッション性を有し、(2)短時間でマット全体が一様な温度分布となるように温風が上面より吹き出し、(3)軽くて移動が簡単に行えて取り扱いが容易で、(4)洗濯及び消毒等が可能で、(5)使用時の送風量が少なく送風機等の騒音が小さい、といった要望をできるだけ満たす必要がある。
そこで、本発明は、体圧分散性が良く上面全体をほぼ一様な温度分布とすることができる保温用マットを提供することを目的とするものである。
本発明に係る保温用マットは、通気性を有するクッション体と、前記クッション体を内包するとともに導入口部が形成された袋状カバー体を備え、下記(1)及び(2)の条件を満たす。
(1)前記袋状カバー体は、通気度の異なる2種以上のシート材からなり、上面部分のシート材の通気度が2cm3/cm2/秒〜60cm3/cm2/秒であり、下面部分のシート材の通気度が0cm3/cm2/秒〜2cm3/cm2/秒である。
(2)前記クッション体は、厚さが15mm〜100mmであり、かつ通気度が100cm3/cm2/秒〜400cm3/cm2/秒であり、75%圧縮時の応力が200N〜500Nである。
本発明は、通気性を有するクッション体及びクッション体を内包するとともに導入口部が形成された袋状カバー体から構成され、袋状カバー体が上記の(1)の条件の通気度を備えるとともにクッション体が上記の(2)の条件の通気度を備えることで、これらの通気度の組み合せによりマット上面全体から温風が吹き出すようになって短時間でほぼ一様の温度分布となる。また、クッション体の厚さ及び圧縮特性を上記の条件(2)のように設定することで、良好な体圧分散性を得ることができる。
なお、本発明における通気度とは、JIS L 1096に規定する織物及び編物の生地試験方法A法(フラジール形法)に準じて測定される。また、本発明における75%圧縮時の応力(以下「75%圧縮応力」という)とは、JIS K 6400−2(D法)に準じて、クッション体から厚さ50mm×横380mm×縦380mmの試験片を切り出して、直径200mmの加圧板で試験片を垂直方向に押圧して最初の厚さの75%ひずみ量まで圧縮した時の応力である。
本発明に係る実施形態に関する平面図である。 図1のA−A断面図である。 立体織物構造体の一例に関する断面図を模式的に示している。 立体織物構造体が圧縮された場合における経糸の変形の様子を示す模式図である。 扁平モノフィラメントの断面図である。 図1に示す実施形態の変形例に関する平面図である。 図1のB−B断面図である。 立体織物構造体の断面写真である。 温度測定結果を示す表である。 使用試験の測定結果を示すグラフである。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態に関する平面図であり、図2は、図1のA−A断面図である。保温用マットは、袋状カバー体1及びクッション体2を備えている。袋状カバー体1は、シート状の上面部分10及び下面部分11を重ねて周縁部を接続することで袋状に形成されている。上面部分10及び下面部分11の周縁部の対向する2辺部は縫合等により接続されている。残りの対向する2辺部の一方は、導入口部4が突出するように形成されており、他方はファスナー又は面ファスナー等が取り付けられて開閉可能に形成されてクッション体2の出入口部3となっている。
袋状カバー体1の内部には、導入口部4側に帯状のガイド部5が取り付けられており、ガイド部5の導入口部4側の長辺部は全長にわたって上面部分10に接続されている。クッション体2を出入口部3から袋状カバー体1の内部に挿入すると、図1に示すように、クッション体2の先端部分がガイド部5と上面部分10との間に入り込んでクッション体2が袋状カバー体1に内包された状態となる。
袋状カバー体1の内部にガイド部5がない場合には、導入口部4からクッション体2の上部や上面部分10に温風が直接流入して、上面部分10の表面温度が不均一化する要因となるが、導入口部4から流入した温風をガイド部5によりクッション体2の下面側に流入させることで、温風がクッション体2全体に拡がりながら上方に流れるようになって上面部分10全体から温風を吹き出すようになる。なお、ガイド部5の代わりにクッション体2に温風を誘導するガイド部を形成するようにしてもよい。また、導入口部4を袋状カバー体1の下側に設けてクッション体2の下面側に温風が流入するようにしてもよい。
上面部分10の通気度は、下面部分11の通気度よりも大きくなっており、2cm3/cm2/秒〜60cm3/cm2/秒に設定されている。通気度が2cm3/cm2/秒未満では、上面部分10の温風吹き出しが少なく、体温保持効果が十分ではない。通気度が60cm3/cm2/秒を超えると、局部的に温風が抜けたり、吹き出す温風が強すぎて手術や治療の妨げとなったりする。より好ましくは、上面部分10の通気度を5cm3/cm2/秒〜30cm3/cm2/秒とするとよい。
下面部分11の通気度は、0cm3/cm2/秒〜2cm3/cm2/秒に設定されている。下面部分11からの少量の温風の漏れは周囲を保温するので問題はないが、2cm3/cm2/秒を超えると、下面部分11から漏れ出す温風が多くなり、上面部分10からの温風の吹き出しが減少して十分な体温保持効果が得られなくなる。
上面部分10及び下面部分11に用いるシート材は、上記の通気度を有する柔軟性のある素材であればよく特に限定されないが、取り扱い性及び洗濯耐久性等の点から布帛を使用することが好ましい。さらに、目付けが100g/m2〜300g/m2の布帛であることがより好ましく、織物であることがさらに好ましい。目付けが小さすぎると、強度が弱くなったり、通気度が大きくなるため好ましくない。また、通気度の小さい布帛としては、織物にカレンダー(圧縮)処理したり、樹脂加工を施したものを使用することができる。通気度の大きい布帛としては、平組織の織物、または綾組織の織物を使用することができる。また、手術用として使用する場合には、血液等の滲み込みを防ぐために布帛に撥水処理加工するとよい。
上面部分10及び下面部分11には、通気度が異なるシート材を用いてもよく、また部分的に通気度が異なるように複数種類のシート材を組み合せてもよい。また、同じシート材を用いる場合でも下面部分11を複数枚重ねて上面部分10と通気度が異なるようにすればよい。
導入口部4は、1箇所でもよいが、複数箇所に設けることもできる。また、導入口部4に用いる素材は通気性の小さいシート材であればよく、下面部分11と同一の素材を用いることもできる。クッション体2を出入口部3から取出すことができるので、袋状カバー体1及びクッション体2を別々に洗濯や消毒を行うことが可能となる。
クッション体2は、体圧分散性を向上させるとともに上面部分10からの温風の吹き出しが一様となるように制御して上面部分10の温度分布を均一化する。そのため、クッション体2としては、厚さが15mm〜100mmであり、かつ通気度が100cm3/cm2/秒〜400cm3/cm2/秒であり、75%圧縮応力が200N〜500Nである通気性弾性構造体が用いられる。
クッション体2の厚さは、15mm未満では、被術者が横臥した状態ではクッション体2が潰れて上面と下面とが密着した状態となって良好な体圧分散性が得られないばかりではなく密着部分が温風を遮るため一様な温風制御ができなくなる。また、100mmを超えると、被術者が横臥した状態では不安定となって揺れやすくなるため使用感が悪くなり、また手術等を行う場合に被術者が静止せずに支障を来すようになる。クッション体2の厚さは、より好ましくは20mm〜50mmに設定するとよい。
クッション体2の通気度は、100cm3/cm2/秒未満では、クッション体2の内部を通過する温風が減少してクッション体2の周囲から上面部分10に吹き出す量が増加するようになって上面部分10における温度分布が均一化しなくなる。また、400cm3/cm2/秒を超えると、クッション体2の導入口部4に近い部分から温風が吹き抜けるようになり、上面部分10の温度分布が偏ったものとなる。クッション体2の通気度は、好ましくは150cm3/cm2/秒〜350cm3/cm2/秒に設定するとよい。
クッション体2の75%圧縮応力は、200N未満では、柔らかすぎて被術者が横臥した状態ではクッション体2が潰れて上面と下面とが密着した状態となって好ましくない。また、500Nを超えると、硬すぎて体圧分散性が不均一となって好ましくない。クッション体2の好ましい75%圧縮応力は250〜350Nである。
クッション体2は、上記条件を満たしていれば素材を問わないが、軽量で洗濯や消毒処理が可能という点から立体繊維構造物を用いることが好ましい。立体繊維構造物には、3次元絡み合い融着構造体(例えば、東洋紡績株式会社製ブレスエアー(登録商標))、立体編物構造体(例えば、旭化成工業株式会社製フュージョン(登録商標))、立体織物構造体等が挙げられる。特に、立体織物構造体は、内部の空気層を空隙率(全体積に占める空隙の割合)90%以上に形成可能で、容易に多層構造にすることができるので、厚さが薄い場合でも体圧分散性が良く、層内を温風が流通しやすい構造になって上面から吹き出す風量が一様となるので、上面部分10の温度分布が均一化しやすく、クッション体2の素材としてより好ましい。
図3は、立体織物構造体の一例に関する断面図を模式的に示している。この例では、平織で織成された地組織20が上下に多重に組織され、経糸方向に高収縮糸21が多数配列して織り込まれている。地組織20が上下の高収縮糸21に交互に交絡して波状に湾曲した状態に構成される。地組織20が波状に湾曲することで、多数の連通空隙部22が緯糸方向に沿って配列された層構造Mが複数形成されている。このように連通空隙部22を多数形成することで、クッション体として用いた場合、内部の空気層を空隙率90%以上に設定することができ、クッション体2全体への温風の流通を一様にすることができる。特に、導入口部から流入する温風の空気の流れに沿うように連通空隙部22を設定することで(図1の矢印方向)、流入した温風が連通空隙部22を流通してクッション体全体の隅々に迅速に送風されるようになる。また、連通空隙部22は地組織20により囲まれているため、連通空隙部22内に送風された温風は、地組織20を通過して周囲に一様に拡がっていくようになる。
層構造Mでは、地組織20を構成する経糸20aが上下の高収縮糸21に交絡して間隔を保持することで連通空隙部22が維持されるようになっており、経糸20aが連通空隙部22の骨格形成を担っている。そして、地組織20を構成する緯糸20bが経糸20aに織り込まれることで、経糸20a全体が一体化して機能するようになっている。地組織20を構成する経糸20aに低収縮の扁平モノフィラメントが用いられている。
また、立体織物構造体の外表面である最上面及び最下面は、平面状の織物構造23により構成されている。織物構造23は平織で織成されており、その経糸は直線的に配列されており、高収縮糸が使用されている。緯糸は経糸に織り込まれており、各種機能(例えば、嵩高性、吸湿・速乾性、消臭性、抗菌性など)を持った繊維を使用することができる。平面状の織物構造23により荷重を面で受けるので、連通空隙部22が安定して変形し良好な圧縮特性を示すとともに、外表面に凹凸形状がないので、使用時において凹凸面による肌の刺激のない肌触りの良好なクッション体を得ることができる。
図4は、立体織物構造体が圧縮された場合における経糸20aの変形の様子を示す模式図である。圧縮前の状態では、経糸20aは波状に湾曲変形して多数の連通空隙部22が形成されており、最上面には経糸23a及び緯糸23bを平織に織成した織物構造23が形成されている(図4(a)参照)。上方から織物構造23に荷重が加わって圧縮された場合、経糸20aは扁平モノフィラメントからなるため緯糸方向に倒れることなく上部から撓んで圧縮変形し、また最上面において織物構造23により経糸20aが連結されているため、横倒れすることなく安定した状態でそのまま上下方向に潰されるように圧縮変形していく(図4(b)参照)。したがって、立体織物構造体全体として横ずれが発生せず、経糸20a自体の剛性で荷重を支えるようになって違和感のない自然なクッション性を発揮するようになる。また、横倒れによる根元部分のねじれが発生しないため、経糸20aの弾性回復力が損なわれることがなく、良好なクッション性を安定して維持できる。
立体織物構造体の連通空隙部22は、扁平モノフィラメントからなる経糸20aとマルチフィラメントからなる高収縮糸21により実質的に形成される。多重織物組織で経糸方向に織り込まれた扁平モノフィラメント(経糸20a)とマルチフィラメント(高収縮糸21)が製織後の熱処理でマルチフィラメントが高収縮し、扁平モノフィラメントがループ状に撓むことで連通空隙部22が形成される。したがって、マルチフィラメントは高収縮特性を備えることが必要で、好ましい沸水収縮率は10%から50%である。扁平モノフィラメントは低収縮率である方が好ましく、沸水収縮率が6%以下であるとよい。ここで、沸水収縮率(BWS)は、繊維を沸騰水中に10分間浸漬したときの収縮率である。
立体織物構造体における地組織20の経糸20aに用いられる扁平モノフィラメントは、繊度が100dtex以上、10,000dtex以下のものが好ましい。繊度が100dtex未満では、圧縮による剛性が低く柔かいためクッション体として不適である。また、繊度が10,000dtexを超えると、剛性が高くなって固くなり、クッション体としては不適である。より好ましくは、300dtex以上、1,000dtex以下である。
扁平モノフィラメントは、扁平度(H)を次の式に示すようにbとaの比で規定される。
H=b/a
a及びbは、次の方法で求めることができる。まず、扁平モノフィラメントの横断面を撮影した写真に基づいて横断面の長手方向の最大長さ(b)及びその断面積(S)を求める。図5には、種々の扁平モノフィラメントの断面を示しており、それぞれの場合のb及びSを例示している。そしてb及びSが求められた後次の式によりaを求める。
a= 4S/πb
断面が楕円の場合には、bは長軸の長さとなり、aは短軸の長さとなる。
そして、本発明に用いられる扁平モノフィラメントの扁平度(H)は、1.2〜4.5に設定するとよい。Hが1.2未満の場合は、上述した従来例で説明した経糸のように、荷重が加わると横倒れして根元部分において捩れが発生する。Hが4.5を超えると製織等の加工工程でモノフィラメントが割れたり折れたりする。より好ましくは、2.0〜4.0である。
扁平モノフィラメントを構成するポリマーとしては、例えばポリエステル、ポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリビニルアルコール及びポリオレフィン等が挙げられる。好ましくは、変形復元性が優れているポリエステル、ポリアミドを用いるとよい。より好ましくは、ポリトリメチレテレフタレート(PTT)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)であり、特に、PTT及びPBTのブレンドポリマーあるいは共重合体ポリマーである。
好ましいPTTとPBTのブレンドあるいは共重合の割合は、PBTの割合(PBT%)が、12重量%以上45重量%以下である。この範囲のPBTを添加することで、PTT単独ポリマーに比べて延伸性が向上し、得られる繊維は高強力で初期弾性率も高く且つ弾性回復率も良好となる。PBT%が12重量%未満ではPTT単独ポリマーの性質と大差無く、45重量%を超えると弾性回復率が低下する。
また、地組織の緯糸を構成する繊維としては、例えばポリエステル、ポリアミド、芳香族ポリアミド、ポリビニルアルコール及びポリオレフィン等が挙げられる。好ましくは、変形復元性が優れているポリエステル、ポリアミドを用いるとよい。
また、高収縮のマルチフィラメントを構成するポリマーとしては、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィンが挙げられる。好ましくは、他成分5〜15モル%を共重合したポリエステルである。
織物構造23の経糸については、高収縮糸21と同様のものを用いるとよい。また、緯糸についても地組織の緯糸と同様のものを用いるとよい。
立体織物構造体の圧縮性能は、骨格を構成する扁平モノフィラメント(経糸20a)の繊度及びマルチフィラメント(高収縮糸21)の収縮率により決まる。同一の立体織物構造体において各層に異なる圧縮特性を与えるには、各層のマルチフィラメントの収縮率を変えることは現実的でないため、各層の扁平モノフィラメントの繊度を変えるのが有効である。
すなわち、各層の扁平モノフィラメントの繊度を変えることで圧縮特性の異なる層を組み合わせた立体織物構造体を得ることができ、立体織物構造体のクッション特性をきめ細かく調整することが可能となる。例えば、繊度の小さい扁平モノフィラメントを用いて比較的小さい荷重で変形する柔らかい層構造を構成し、繊度の大きい扁平モノフィラメントを用いて荷重が増加しても底突き感のない剛性の高い硬い層構造を組み合せることで、荷重を加えた際に先に柔らかい層構造が主に圧縮されて硬い層構造の変形が抑えられ、硬い層構造が沈むように変形するため、安定したクッション特性を備えた立体織物構造体が得られる。また、柔かい層構造を硬い層構造の上層に配設することで、低荷重領域では柔らかい層構造が圧縮変形して当りが柔かくなり、高荷重領域では硬い層構造によりクッション性が維持されて底突き感を抑えることができ、優れたクッション性を発揮することが可能となる。
以上説明したような素材からなるクッション体2を出入口部3から袋状カバー体1内に挿入し、クッション体2の先端部分がガイド部5と上面部分10との間に入り込んでクッション体2が袋状カバー体1に内包された状態とする。そして、導入口部4を温風発生装置に接続して導入口部4から温風を流入させる。流入した温風はガイド部5に沿ってクッション体2の下面側に流通するようになるが、下面部分11の通気度がクッション体2の通気度よりも小さいために温風はクッション体2の方に流入するようになる。
そして、クッション体2に流入した温風は、クッション体2全体に拡がるように流通して上面側から流出するようになる。その際に上面部分10の通気度がクッション体2の通気度よりも小さいために、温風がクッション体2全体に行き渡った状態で上面部分10から吹き出すようになり、上面部分10全体から温風が吹き出すようになって上面部分10の温度分布がほぼ一様になる。そして、上面部分10から温風が吹き出しているので、上面部分10よりも通気度の小さい下面部分11から温風の吹き出しが抑止されて、袋状カバー体1内に導入された温風は主に上面部分10から吹き出すようになるため、上面部分10を短時間でほぼ一様に温めることができる。
また、保温用マットに被術者が横臥した状態では、クッション体2が上述した力学特性を備えているため、クッション体2が潰れて温風の流通が滞ることを防止することができ、上面部分10からのほぼ一様な温風の吹き出しを維持して安定した温度分布状態を保つことが可能となる。そのため、被術者の体温に合わせて温風の温度を調整することで、体温を維持するように容易に体温調節を行うことができ、被術者が低体温状態に陥ることを防止できるようになる。また、上面部分10全体からほぼ一様に温風が吹き出すため、ペット等の小動物を乾燥させる場合にも体全体に満遍なく温風が当るようになって効率よく乾燥させることができる。
上述したように、温風を効率よく流通させて上面部分10から吹き出すようにすることができるので、保温用マットに用いる温風発生装置は、温風の温度及び風量が調整可能なものであればよく、市販の小型の温風発生装置を使用することができる。そのため、保温用マットを使用する場合のコスト負担を軽減するとともに容易に移動させて様々な場所に設置することが可能となって汎用性を高めることができる。例えば、被術者が動かせない状態の場合でも被術者のもとに保温用マットを持ち込んで手術や治療等を行うことが可能である。
また、マット自体が柔軟性を備えているため、被術者を包み込むようにして、患部のみを露出した状態にすることもでき、被術者の体温を維持した状態を保ちながら手術や治療等を行うことが可能となる。手術や治療以外でも、介護用ベッド等の敷布団の上に保温用マットを敷いて使用すれば、被介護者の体を温めるとともに床ずれの予防に有効である。
さらに、本発明に係る保温用マットは、従来の伝熱中心のマットとは異なり、温風対流による保温であり、かつクッション体2は体圧分散性が良好であるため身体に対する圧迫が小さく局部的に圧迫されることもなくなるので、低温火傷等の予防に有効と考えられる。
また、袋状カバー体1からクッション体2を取り出して別々に洗濯や消毒等を簡単に行うことができ、常に良好な衛生状態で使用することが可能となる。
図3に示す立体織物構造体をクッション体2に用いた場合には、各層の連通空隙部22に流れ込んだ温風は、連通空隙部22内を流通して短時間で全体に拡がるようになるため、クッション体2全体に温風が短時間で行き渡るようになり、上面部分10全体から一様に温風が吹き出して短時間で使用温度状態とすることができる。また、被術者が横臥した状態でも、図4に示すように、連通空隙部22が圧縮されて潰れてしまうことがないため、温風をスムーズに行き渡らせることが可能となり、上面部分10において安定した温度状態を保つことができる。
図6は、図1に示す実施形態の変形例に関する平面図であり、図7は、図6のB−B断面図である。保温用マットの袋状カバー体1の内部は、2つの仕切り部6a及び6bにより仕切られて3つの領域が形成されている。仕切られた各領域には、それぞれクッション体2a〜2cが挿入されている。仕切り部6a及び6bは、導入口部4からの温風の流入方向に沿うように形成されており、導入口部4の近傍には、それぞれの領域にガイド部5a〜5cが設けられている。そのため、導入口部4から流入した温風はガイド部5a〜5cによりクッション体2a〜2cの下面側に導入されて、各クッション体全体に拡がるように流通して上面部分10から一様に吹き出すようになる。したがって、上面部分10の温度分布は一様となって良好な温度状態を得ることができる。この例では、仕切り部を設けることで、仕切り部で簡単に折り曲げることが可能となる。そのため、例えば、ペット等の小動物に手術する場合等において、小動物の両側に保温用マットを折り曲げて包み込むように支えることで、小動物の体温を維持しながら安定した姿勢に保つことが可能となり、安定した状態で手術を行うことができるようなる。
なお、以上説明した例では、温風を保温用マットに導入して上面部分から温風を吹き出すようにしているが、冷風を導入して上面部分から吹き出すことで低温状態を保つようにすることもできる。
[実施例1]
袋状カバー体として、上面部分に、通気度10cm3/cm2/秒のポリエステル繊維からなる織地(帝人ファイバー株式会社製特殊高密度構造織物レクタス(登録商標))を用い、下面部分、導入口部の部分及びガイド部に、通気度0.6cm3/cm2/秒のポリエステル繊維からなる織地(カレンダー加工を施したレクタス)を用いた。
各部位を縫製し、出入口部にはファスナーを取り付けてクッション体の出し入れを可能とした。ガイド部として幅20cmの織地を図1及び図2に示すように導入口部の近傍に取り付けた。袋状カバー体の外形サイズは、幅60cmで長さ100cmとした。
クッション体として、図3に示す立体織物構造体を用いた。立体織物構造体に使用する扁平モノフィラメントとしては、PTT及びPBTのブレンドポリマーにより製造された繊度660dtexと440dtexの2種類の扁平モノフィラメントを用いた。扁平モノフィラメントの扁平度(H)はいずれも2.0で、沸水収縮率(BWS)はそれぞれ1.7%と1.9%であった。高収縮マルチフィラメントとしては、イソフタール酸及び11モル%共重合ポリエステルチップにより製造された660dtexと330dtexのマルチフィラメントを用いた。マルチフィラメントの沸水収縮率(BWS)はそれぞれ35%と32%であった。
扁平モノフィラメント及び高収縮マルチフィラメントを用いて図3に示す立体織物構造体を製織した。高収縮糸21として660dtexの高収縮マルチフィラメントを中間3層に配置した。織物構造23の経糸として330dtexの高収縮マルチフィラメントを最上面、最下面に配置した。経糸密度は各層36本/inchである。経糸20aとして、440dtexの扁平モノフィラメントを上2層に、660dtexの扁平モノフィラメントを下2層に配置した。経糸密度は各層36本/inchである。緯糸20b及び織物構造23の緯糸として220dtexの丸断面モノフィラメント(ユニプラス社製)を用い、レピア織機で変形5重織物を製織した。また、中間の高収縮糸21との交差部にズレ止め用として低融点ポリエチレンテレフタレートからなる紡績糸(20/1双糸)を使用した。製織された織物を150℃で2分熱セットし、織物の経糸方向に30%収縮させた。
得られた立体織物構造体の断面写真を図8に示す。厚さが30mmの4層構造で、空隙率(全体積に占める空隙の割合)95%であり、最上面及び最下面の織物構造は平面状に形成されている。立体織物構造体の通気度は310cm3/cm2/秒、75%圧縮応力は310Nであった。
立体織物構造体を幅52cm及び長さ92cmのサイズで内部の連通空隙部が長手方向となるように切断してクッション体を得た。クッション体は、内部の連通空隙部が袋状カバー体の長手方向と一致するように袋状カバー体に挿入し、クッション体の先端部を上面部分とガイド部の間に入り込むようにセットした。
袋状カバー体の導入口部に温風発生装置(株式会社東京メニックス製)を接続し、温風発生装置の温風送出口における温風の温度を40℃及び風量レベルを50%に設定した。そして、温風発生装置から導入口部に温風を流入して上面部分から温風を吹き出させ、温風が吹き出してから10分後及び30分後の上面部分の表面温度を温度計(横河電機株式会社製)により測定した。表面温度の測定は、上面部分の長手方向の中心線上において導入口部から10cm内側の位置(X点)、中点位置(Y点)、出入口部から10cm内側の位置(Z点)で行った。また、各点の上方に10cm離れた位置でも同様に温度を測定した。なお、測定を行った部屋の室温は23℃であった。
測定結果を図9に示す。短時間で上面部分全体の温度が上昇して良好な温度分布が得られ、10cm上方位置でも保温効果が確認された。ペットの犬の手術用として試験的に使用したところ、低体温等の血流異常が生じることなく良好な評価を得ることができた。
[実施例2]
上面部分として、通気度50cm3/cm2/秒のポリエステル繊維からなる平組織の織物を使用した以外は、実施例1と同様に保温用マットを作成して実施例2とした。温風発生装置の風量レベルを80%に設定して温風を流入させて実施例1と同様の温度測定を行った。測定結果を図9に示す。上面部分からの温風の吹き出し量が増加したことにより10cm上方位置の温度が実施例1に比べて上昇している。実施例2のマットを敷いたケースの中で、入浴治療を終えた小型犬の乾燥を行ったところ、小型犬は嫌がることなくマット上でリラックスした状態となっており、約50分で全身乾燥を行うことができた。
[実施例3]
実施例1において、ガイド部を取り付けていない保温用マットを作成して実施例3とした。実施例1と同様の温度測定を行った結果を図9に示す。実施例1に比べて温度ムラが生じるものの上面部分全体の温度上昇がみられ、概ね良好な温度状態を実現することができた。
[比較例1]
実施例1において、上面部分として下面部分と同じ織物(通気度0.6cm3/cm2/秒)を使用し、それ以外は実施例1と同様に保温用マットを作成して比較例1とし、実施例1と同様に温度測定を行った。測定結果を図9に示す。上面部分の表面温度は上昇するものの温風の吹き出しがほとんどないため、10cm上方位置の温度がほとんど上昇しないため、十分な保温効果を得ることができない。
[比較例2]
実施例1において、上面部分として通気度100cm3/cm2/秒のポリエステル繊維からなる平織物を使用し、それ以外は実施例1と同様に保温用マットを作成して比較例2とし、実施例1と同様の温度測定を行った。測定結果を図9に示す。上面部分から温風が局部的に吹き抜けるため一様な温度分布が得られていないことがわかる。比較例2において風量レベルを上げることで温度分布を改善することも考えられるが、風量レベルを上げると吹き出す温風の風圧が強い箇所が生じたり、温風発生装置の騒音が大きくなって好ましくない。
[実施例4]
実施例1において、クッション体の連通空隙部が導入口部からの温風の流入方向と交差する方向に沿うように袋状カバー体に挿入し、それ以外は実施例1と同様に保温用マットを作成して実施例4とし、実施例1と同様に温度測定を行った。測定結果を図9に示す。実施例1に比べて温度上昇が遅くなるものの上面部分全体の温度上昇がみられ、概ね良好な温度状態を実現することができた。
<使用試験>
実施例1で用いた立体織物構造体を幅85cm及び長さ190cmに切断して得られたクッション体を、実施例1と同じ素材で幅90cm及び196cmのサイズに作成した袋状カバー体に挿入して保温用マットを作成した。得られた保温用マットをパラマウントベッド株式会社製ベッド(パラケア(スーパーマットレス)KE651)の上に敷き、実施例1と同様の方法で温風をマットに送入した。保温用マットの上面に被験者が仰向けで寝た状態で被験者の腰部に加わる体圧を体圧分布測定装置(ABW社製ERGOCHECK)で測定した。被験者として健常者6人(A〜F)に参加してもらって試験を行った。
比較例として、実質的に通気性のないポリエステルの高密度タフタ織物にウレタンコートした基布(通気度0.2cm3/cm2/秒以下)を用い、上述した袋状カバー体と同様の幅90cm及び長さ196cmのサイズの袋状カバー体を作成した。そして、温風を送入した場合の膨らみを抑えるために、図6に示すような2箇所の仕切り部をミシン縫いにより形成した。この比較例では、実施例1のようなクッション体を袋状カバー体内に挿入せず温風のみを吹き込んで、上述した試験と同じ条件で体圧を測定した。
図10に測定結果を示す。測定結果は、各被験者の仰向けに寝た状態における最大体圧を示しており、最大体圧となった部位はほとんどの場合仙骨部位であった。測定結果をみると、袋状カバー体にクッション体が挿入されていない場合には、いずれの被験者においても最大体圧が著しく減少していることがわかる。一般に、体圧が40mmHgを超えると褥瘡になる確率が大きくなるといわれており(例えば、東京都養育院管理部編集「褥瘡病態とケアー」p.29(1987)参照)、実施例に示す保温用マットは、体圧が分散して圧迫による血流阻害が少なく、褥瘡予防に有効であると考えられる。また、手術中の保温に使用した時でも、圧迫が少なく低温火傷等の発生を抑えることが期待できる。
1・・・袋状カバー体、2・・・クッション体、3・・・出入口部、4・・・導入口部、5・・・ガイド部、6・・・仕切り部、10・・・上面部分、11・・・下面部分、20・・・地組織、21・・・高収縮糸、22・・・連通空隙部、23・・・織物構造

Claims (4)

  1. 通気性を有するクッション体と、前記クッション体を内包するとともに導入口部が形成された袋状カバー体とを備え、下記(1)及び(2)の条件を満たす保温用マット。
    (1)前記袋状カバー体は、上面部分の通気度が下面部分の通気度よりも大きくなっており、上面部分の通気度が2cm3/cm2/秒〜60cm3/cm2/秒であり、下面部分の通気度が0cm3/cm2/秒〜2cm3/cm2/秒である。
    (2)前記クッション体は、厚さが15mm〜100mmであり、かつ通気度が100cm3/cm2/秒〜400cm3/cm2/秒であり、75%圧縮時の応力が200N〜500Nである。
  2. 請求項1に記載の保温用マットにおいて、前記導入口部から導入された温風を前記クッション材の下方に誘導するガイド部を備える保温用マット。
  3. 請求項1又は2に記載の保温用マットにおいて、前記クッション体は、立体繊維構造物からなる保温用マット。
  4. 請求項1又は2に記載の保温用マットにおいて、前記クッション体は、立体織物構造物からなる保温用マット。
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