JPH1156537A - 布団用またはベッド用マット - Google Patents

布団用またはベッド用マット

Info

Publication number
JPH1156537A
JPH1156537A JP22395597A JP22395597A JPH1156537A JP H1156537 A JPH1156537 A JP H1156537A JP 22395597 A JP22395597 A JP 22395597A JP 22395597 A JP22395597 A JP 22395597A JP H1156537 A JPH1156537 A JP H1156537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
elastic layer
mat
bed
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22395597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nishiyama
和宏 西山
Koji Asaoka
宏司 浅岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIYAMA DENKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NISHIYAMA DENKI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISHIYAMA DENKI SEISAKUSHO KK filed Critical NISHIYAMA DENKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP22395597A priority Critical patent/JPH1156537A/ja
Publication of JPH1156537A publication Critical patent/JPH1156537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 就寝中の人体から出される水分を効率的に蒸
発させ、また、就寝空間の温度を効率的にコントロール
することができ、しかも簡単な構成のもとに安価に製造
することのできる布団用またはベッド用マットを提供す
る。 【解決手段】 通気性の良好な弾性体からなる通気弾性
層1と、その通気弾性層1の上面を除く表面のうち、少
なくとも全ての側面を覆う通気性のない、もしくは乏し
い膜体または布からなる被覆部材2を備え、その被覆部
材に2には、通気弾性層1の側面に連通する空気吹き込
み口20を少なくとも1個形成し、その空気吹き込み口
20から吹き込まれた温風等を通気弾性層1内で分散さ
せた後にその上面から外部に放出させ得るように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は敷蒲団の下またはベ
ッドの上に置かれるマットに関し、更に詳しくは、就寝
時等において、送風機からの温風ないしは涼風を供給す
ることのできる布団用またはベッド用マットに関する。
【0002】
【従来の技術】就寝時の快適性を求めるために、従来、
羽毛布団等の掛け布団に空気通路を形成し、その空気通
路に対して就寝時に温風供給機かからの温風を供給する
ことによって、就寝時における温度と湿度を適宜に調節
しようとする、いわゆるエアーコントロール布団等と称
されるものが知られている(例えば特許第261689
3号)。
【0003】この提案技術においては、羽毛布団の内部
に、比較的通気性の悪い布製の空気通路ないしは袋状の
空気溜まりを形成し、その空気通路ないしは空気溜まり
に温風供給機からの温風を供給して、布の目の間から徐
々に温風を布団内に流出させる構造を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な従来のエアーコントロール布団によると、まず、布団
内部に布製の空気通路ないしは空気溜まりを縫い込んだ
構造を採用しているが故に、縫製が困難であり、コスト
が高くなるという問題がある。
【0005】また、上記の提案によれば、掛け布団内に
温風を供給して、その掛け布団を経由して温風が外部に
放出されるため、就寝中の人体から出される汗を蒸発さ
せる効果に乏しいという欠点がある。
【0006】そこで、上記の提案技術を敷蒲団に応用し
ようとしても、布製の空気通路ないしは空気溜まりを布
団内に形成する構造では、その空気通路ないしは空気溜
まりが就寝中の人体に押さえつけられるため、布団を通
じて温風を外部に放出させることは困難である。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、就寝中の人体から出される汗を効率的に蒸発させ
ることができ、しかも、比較的簡単な構造で安価に製造
することのできる布団用またはベッド用マットの提供を
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の布団用またはベッド用マットは、通気性の
良好な弾性体からなる所定の厚みを有する通気弾性層
と、その通気弾性層の上面を除く表面のうち、少なくと
も全ての側面を覆う通気性のない、もしくは乏しい膜体
または布からなる被覆部材を備えるとともに、その被覆
部材には、上記通気弾性体の側面に連通する空気吹き込
み口が少なくとも1個形成されていることによって特徴
づけられる(請求項1)。
【0009】ここで、本発明においては、被覆部材が通
気弾性層の上面を除く全面を覆ってもよい(請求項
2)。
【0010】本発明における通気弾性層としては、合成
繊維の立体編み物の積層体を好適に採用することができ
る(請求項3)。この合成繊維の立体編み物の具体例と
しては、表地と裏地に合成繊維マルチフィラメントを使
用し、それらを合成繊維モノフィラメントで連結した編
み物構造(例えば旭化成工業株式会社製、商品名フュー
ジョンI)等を挙げることができる。
【0011】また、本発明においては、通気性のない、
もしくは乏しい膜体、布、または可撓性の平板からな
り、かつ、複数の通気孔が形成された中仕切り部材を通
気弾性層中に挿入し、この中仕切り部材によって通気弾
性層を上下に分割した構造を採用することができる(請
求項4)。
【0012】このような中仕切り部材を設ける場合、そ
れによって上下に分割された各層のうち、下層側の弾性
体を複数の圧縮コイルバネとし、かつ、上層側の弾性体
を合成繊維の立体編み物の積層体とすることができる
(請求項5)。
【0013】更に、本発明においては、通気弾性層の上
面に、通気性の良好な敷蒲団を積層して、上記した被覆
部材によりその敷蒲団の側面を覆った状態でその敷蒲団
と通気弾性層を一体化した構造を採用することもできる
(請求項6)。
【0014】本発明は、通気性のない、もしくは乏しい
膜体ないしは布からなる被覆部材により、通気性の良好
な弾性体からなる通気弾性層の側面、または側面と下面
を覆うという簡単な構成のもとに、被覆部材に設けられ
た空気吹き込み口を介して通気弾性層内吹き込まれた温
風ないしは涼風を、通気弾性層の上面から外部に吹き出
すことを可能とし、就寝環境に直接的に作用してその湿
度と温度を効率的にコントロールすることを可能とする
ものである。
【0015】すなわち、被覆部材に設けられた空気吹き
込み口を介して通気弾性層内に供給された温風ないしは
涼風(以下、空気と称する)は、通気弾性層がその側
面、または側面と下面が被覆されているが故に、その殆
どが上面から外部に放出され、この通気弾性層の上側に
形成される就寝空間中の人体のに沿うように上昇し、人
体から出る水分を効率的に蒸発させ、また、掛け布団と
の間に形成される就寝空間内に効率的に充満してその温
度をコントロールすることができる。
【0016】なお、通気弾性層の下面は、特に被覆部材
で覆わなくとも、当該マットが置かれる面によって実質
的に閉塞されるため、空気は上面から放出される。
【0017】通気弾性層として、合成繊維の立体編み物
の積層体を用いると、その通気性は極めて良好であり、
送風機からの空気を通気弾性層内に略一様に導くことが
でき、しかも外部に放出される空気を分散させ、就寝空
間中の人体の周囲に行き渡らせることができる。なお、
通気弾性層から外部に放出される空気の量は、空気吹き
込み口が形成されている位置に近いほど多くなる傾向に
あるが、例えば温風を供給する場合には空気吹き込み口
を就寝状態における足元側に設けることにより、より快
適な就寝環境を作ることができる。
【0018】また、通気弾性層を、通気性のない、また
は乏しい膜体や布等に複数の通気孔を形成した中仕切り
部材により上下層に分割する構成を採用することによ
り、その中仕切り部材の通気孔の分布によって、上層側
の通気弾性層上面から外部に放出される空気の流量分布
を任意に設定することが可能となり、足元、股部、胴
部、肩部あるいは頭部といった各位置での風量の設定を
容易に行うことができる。
【0019】このように中仕切り部材で通気弾性層を上
下層に分割する場合には、上層側は合成繊維の立体編み
物の積層体とすることによって外部に放出される空気の
分散性を良好なものとすることができ、下層側について
は、圧縮コイルバネのような密でない弾性体を採用する
ことにより、空気の移送をより良好なものとすることが
可能となって好ましい。
【0020】また、本発明のマットは、その上に直接的
に就寝し、あるいは敷蒲団や敷毛布等を置いて就寝する
ことができるのであるが、敷蒲団等を置く場合には、そ
の通気性が良好なものでないと空気が就寝空間に及ばな
い恐れがあり、その敷蒲団等の選定は効果を十分なもの
とするうえで重要なポイントとなる。そこで、請求項6
に記載のように、通気性の良好な敷蒲団を通気弾性層上
に積層して、被覆部材により一体化した構成を採用する
ことにより、使用者による敷蒲団等の選定を不要とし、
より使い勝手の良好な商品となり得る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の基本的な実施の形
態の説明図で、(A)は平面図、(B)はそのB−B断
面図であり、(C)は同じくC−C断面図である。
【0022】この例において、通気弾性層1は合成繊維
の立体編み物(例えば旭化成工業株式会社製、商品名フ
ュージョンI、あるいは帝人株式会社製、商品名エアク
ィーン)を複数層にわたって積層した積層体であり、空
気含有率が少なくとも80%、好ましくは95%以上で
あり、極めて通気性と弾性に優れている。この通気弾性
層1は、人が寝るための体圧分散やクッション性を有す
るほか、後述するように温風供給機から供給される空気
の通路を形成する。
【0023】通気弾性層1の4つの側面並びに下面は、
例えばキャンバス等の布、あるいは適当な樹脂フィルム
等の膜体等からなる、通気性のない、もしくは乏しい被
覆部材2によって覆われており、通気弾性層1は上面の
みが被覆部材2の折り返し部分2aを除いて略全面的に
開放されている。
【0024】被覆部材2には、その側面部分を覆う適宜
位置に空気吹き込み口20が形成されており、この空気
吹き込み口20に、例えばブロアとヒータを主体とする
温風供給機Hの空気吹き出しダクトを接合することが可
能となっている。
【0025】以上の実施の形態において、温風供給機H
を空気吹き込み口20に接続して駆動すると、吐き出さ
れた空気は通気弾性層1内に供給されるが、通気弾性層
1は前記したように極めて通気性に富んでいるため、図
中矢印で示すように、その空気は通気弾性層1内に満遍
なく行き渡り、その殆どが被覆部材2によって覆われて
いない上面から外部に放出される。また、このとき、通
気弾性層1の編み物構造体により、空気は適宜に分散さ
れて外部に放出される。
【0026】以上の本発明の実施の形態は、その上面に
図示のように通気性のよいシーツSを被せて用い、その
上に直接寝てもよく、あるいはシーツSを介してまたは
直接的に通気性のよい敷蒲団ないしは敷毛布を載せ、そ
の上に寝ることもできる。
【0027】このような使用により、通気弾性層1の上
面から出た空気は、人体に沿うように上昇し、掛け布団
との間に形成される就寝空間を経て後に掛け布団を通過
するなどして外部に放出される。このとき、人体から発
散される水分(汗)も一緒に放出され、快適な湿度を保
つ。また、温風供給機Hからの空気は,その殆どが一旦
就寝空間を経るため、効率的にその就寝空間の温度をコ
ントロールすることができる。
【0028】なお、以上の実施の形態において、通気弾
性層1としてその全てを立体編み物の積層体によって形
成したが、例えばベッド用バネを併用してもよい。この
場合、バネは通気弾性層1の下側に配置することが望ま
しい。
【0029】また、被覆部材2に設ける空気吹き込み口
20は、1個だけ設けるほか、複数個設けてもよい。す
なわち、冬季等においては温風供給機Hからの空気は暖
房のために温風とされるが、この場合、空気吹き込み口
20は足元に設けることが望ましく、また、夏季等にお
いて空気吹き込み口20から涼風ないしは大気温度の空
気を吹き込み場合には、足元よりもむしろ肩口等から吹
き込むことが望ましい場合もある。空気吹き込み口20
を複数個設けておけば、以上のような使い分けをするた
めに、より望ましいものから空気を吹き込むようにする
ことができる。
【0030】次に、本発明の他の実施の形態について述
べる。図2はその説明図で、(A)は平面図、(B)は
そのB−B断面図であり、(C)は同じくC−C断面図
である。
【0031】この例における特徴は、通気弾性層1内に
中仕切り部材3を設けて、上層11と下層12の2層に
に分割した点にあり、通気弾性層1および被覆部材2の
材質等は先の例と同等である。
【0032】中仕切り部材3は、通気性のない、もしく
は乏しい布、膜体ないしは可撓性の平板等によって形成
され、複数個の通気孔30が形成されている。また、空
気吹き込み口20は、下層12側に連通する位置に被覆
部材2に形成されている。
【0033】この実施の形態において、空気吹き込み口
20に温風供給機Hを装着して空気を吹き込むと、その
空気は通気弾性層1の下層12側に行き渡り、中仕切り
部材3に形成された通気孔30を介して上層11側に到
った後、この上層11を経由してその上面から外部に放
出されることになる。
【0034】従って、この実施の形態においては、通気
弾性層1の上面から外部に放出される空気の流量分布
は、中仕切り部材3に形成する通気孔30の位置および
大きさ分布によって定まり、足元や胴部、肩口等、任意
の流量分布のもとに温風や涼風等を就寝空間内に放出さ
せることが可能となる。
【0035】ここで、以上のように通気弾性層1を中仕
切り部材3によって2層に分割する構成を採用する場
合、下層12側の弾性体は、上層11の弾性体のように
放出空気の分散機能を有している必要はなく、より抵抗
なく空気が流れる方が、中仕切り部材3の通気孔30を
介して上層11に流れ込む空気量の調整が容易であるこ
とから好ましい。
【0036】そこで、この下層12の弾性体について
は、図3に縦断面図を示すように、圧縮コイルバネ4、
特にベッド用バネと称されるものを用いることができ
る。このように下層12側を圧縮コイルバネ4によって
構成することにより、空気吹き込み口20から供給され
た空気は抵抗なく自由に下層12内に広がり、中仕切り
部材3の通気孔30の分布に従った流量のもとに上層1
1側に供給され、上面からの空気流量の分布をより容易
に調整〜設定することができる。
【0037】なお、図1に示した実施の形態のように中
仕切り部材を設けない場合において、通気弾性層1をベ
ッド用バネと併用してもよいと述べた変形例は、この図
3における中仕切り部材3を除外した構造に相当する。
次に、更に他の実施の形態について述べる。図4はその
構成を示す縦断面図である。
【0038】この例の特徴は、図1に示した実施の形態
の通気弾性層1の上面に、通気性の良好な例えば羊毛の
敷布団5を積層し、その敷蒲団5の側面部分をも含めて
被覆部材2にで覆うことにより、通気弾性層1と敷蒲団
5とを一体化している点にある。
【0039】この実施の形態によれば、マット上に置く
敷蒲団を使用者が選定する必要がないという利点があ
る。すわなち、前記した各実施の形態においては、通気
弾性層1の上面に敷蒲団等を敷いて就寝する場合、その
敷蒲団等の通気性が良好でなければ就寝環境を快適にす
るという効果を発揮し得ないのであるが、図4の実施の
形態のように通気性の良好な敷蒲団5を当初から一体化
しておけば、特に通気性の良好な敷蒲団を使用者が選定
する必要がなくなり、期する効果を十分に発揮すること
ができる。
【0040】なお、この図4に示した敷蒲団と一体化す
る構造は、図2または図3の実施の形態のように通気弾
性層1を中仕切り部材3により上下2層に分割した構造
のものにも適用することができることは勿論である。
【0041】なお、以上の各実施の形態においては、被
覆部材2は通気弾性層1の下面をも覆った例を示した
が、側面のみを覆ってもよい。この場合、通気弾性層1
は下面においても露出することになるが、マットの使用
状態において下面はその設置面に密着するため、その下
面から空気が流出する恐れが殆どなく、この場合でも上
記した作用効果を発揮することができる。
【0042】また、通気弾性層1に用いる弾性体は、合
成繊維の立体的な編み物の積層体に限られることなく、
例えば独立気泡の少ないスポンジ状の発泡樹脂成形体
等、空気の含有率が高く、通気性に富んだものであれば
任意のものを使用することができる。
【0043】更に、本発明は、通気弾性層の下側に、保
温用の繊維集合体ないしは布団等を積層し、それを被覆
部材によって通気弾性層と一体化する等の変形も可能で
あることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、例えば
合成繊維の立体編み物の積層体等からなる、通気性の良
好な弾性体からなる通気弾性層の全側面ないしはそれに
加えて下面を、通気性のない、もしくは乏しい被覆部材
によって覆うとともに、その被覆部材には、通気弾性層
に連通する空気吹き込み口を形成しているから、空気吹
き込み口から温風や涼風等の空気を吹き込むことによ
り、その空気は通気弾性層内で分散された後、その上面
から外部に放出され、その上に形成される就寝空間の湿
度および温度を効率的にコントロールして、快適な就寝
環境を作ることができる。しかも、従来のエアーコント
ロール布団等と称されるものにひして、その構造が簡単
であるが故に安価に製造することができる。
【0045】また、通気弾性層を、通気性のない、また
は乏しい布等かり、かつ、複数の通気孔が形成された中
仕切り部材によって上下に分割することにより、通気弾
性層の上面からの空気の流量分布を通気孔の分布によっ
て任意に設定することができ、足元や肩口の空気流量を
最適化する等、その効果をより大きなものとすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明図で、(A)は平面
図、(B)はそのB−B断面図で、(C)は同じくC−
C断面図
【図2】本発明の他の実施の形態の説明図で、(A)は
平面図、(B)はそのB−B断面図で、(C)は同じく
C−C断面図
【図3】本発明の更に他の実施の形態の縦断面図
【図4】本発明の更にまた他の実施の形態の縦断面図
【符号の説明】
1 通気弾性層 11 上層 12 下層 2 被覆部材 20 空気吹き込み口 3 中仕切り部材 30 通気孔 4 圧縮コイルバネ 5 敷蒲団

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷布団の下またはベッドの上に置かれる
    マットであって、通気性の良好な弾性体からなる所定の
    厚みを有する通気弾性層と、その通気弾性層の上面を除
    く表面のうち、少なくとも全ての側面を覆う通気性のな
    い、もしくは乏しい膜体または布からなる被覆部材を備
    えるとともに、その被覆部材には、上記通気弾性体の側
    面に連通する空気吹き込み口が少なくとも1個形成され
    ていることを特徴とする布団用またはベッド用マット。
  2. 【請求項2】 上記被覆部材が上記通気弾性層の上面を
    除く全面を覆っていることを特徴とする、請求項1に記
    載の布団用またはベッド用マット。
  3. 【請求項3】 上記通気弾性層が、合成繊維の立体編み
    物の積層体であることを特徴とする、請求項1または2
    に記載の布団用またはベッド用マット。
  4. 【請求項4】 上記通気弾性層中に、当該通気弾性層を
    上下に分割する中仕切り部材が挿入され、この中仕切り
    部材は、通気性のない、もしくは乏しい膜体、布、また
    は可撓性の平板からなり、かつ、複数の通気孔が形成さ
    れていることを特徴とする、請求項1、2または3に記
    載の布団用またはベッド用マット。
  5. 【請求項5】 上記中仕切り部材により上下に分割され
    た通気弾性層の下層側の弾性体が複数の圧縮コイルバネ
    であり、かつ、上層側の弾性体が合成繊維の立体編み物
    の積層体であることを特徴とする、請求項4に記載の布
    団用またはベッド用マット。
  6. 【請求項6】 上記通気弾性層の上面に、通気性の良好
    な敷蒲団が積層され、上記被覆部材はその敷蒲団の側面
    を覆った状態で当該敷蒲団および通気弾性層を一体化し
    ていることを特徴とする、請求項1、2、3、4、また
    は5に記載の布団用またはベッド用マット。
JP22395597A 1997-08-20 1997-08-20 布団用またはベッド用マット Pending JPH1156537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22395597A JPH1156537A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 布団用またはベッド用マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22395597A JPH1156537A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 布団用またはベッド用マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1156537A true JPH1156537A (ja) 1999-03-02

Family

ID=16806324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22395597A Pending JPH1156537A (ja) 1997-08-20 1997-08-20 布団用またはベッド用マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1156537A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005111A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 France Bed Co Ltd マットレス装置
JP2010184103A (ja) * 2009-01-15 2010-08-26 Nk Corporation:Kk マットレス
JP2013172876A (ja) * 2012-02-25 2013-09-05 Eiheiji Sizing Kk 保温用マット
JP2018047234A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 レイコップ・コリア株式会社 エアマットレス
CN109043955A (zh) * 2018-08-31 2018-12-21 天津中健国康纳米科技股份有限公司 一种温度调节枕
JP2020531056A (ja) * 2017-08-23 2020-11-05 スリープ ナンバー コーポレイション ベッド用エアシステム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010005111A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 France Bed Co Ltd マットレス装置
JP2010184103A (ja) * 2009-01-15 2010-08-26 Nk Corporation:Kk マットレス
JP2013172876A (ja) * 2012-02-25 2013-09-05 Eiheiji Sizing Kk 保温用マット
JP2018047234A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 レイコップ・コリア株式会社 エアマットレス
JP2020531056A (ja) * 2017-08-23 2020-11-05 スリープ ナンバー コーポレイション ベッド用エアシステム
US11553802B2 (en) 2017-08-23 2023-01-17 Sleep Number Corporation Air system for a bed
CN109043955A (zh) * 2018-08-31 2018-12-21 天津中健国康纳米科技股份有限公司 一种温度调节枕

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210076833A1 (en) Mattress topper
JP2630733B2 (ja) エアーコントロールふとん
JP6008931B2 (ja) 空調されるベッドアセンブリ
JP2005532087A (ja) カバー
US11019934B2 (en) Active comfort controlled bedding systems
JP2021528188A (ja) 通気システムを備える身体支持クッション
TWM550087U (zh) 空調床墊
US9907407B2 (en) Blanket apparatus for distributing conditioned air into zones of a bed
US20170295961A1 (en) Vented blanket
KR102453377B1 (ko) 에어 매트리스를 포함하는 매트리스 어셈블리
JPH1156537A (ja) 布団用またはベッド用マット
US10548419B2 (en) Air multiplier pad
JP3061360B2 (ja) エアーコントロール敷ふとんカバー
JPH10165259A (ja) 通気性マットレス及び送風パッド
JP2013248234A (ja) 温度調節シートと、当該温度調節シートを内蔵した温度調節マット又は温度調節クッションと、当該温度調節マット又は温度調節クッションを用いた温度調節装置
JPH11266968A (ja) 冷温風寝具
JPH07313306A (ja) 強制通気ふとん
JP5417903B2 (ja) 空気温度可変機能付き寝具の掛布団
JP3186632B2 (ja) 寝床エアーコントロール装置
KR102391349B1 (ko) 이동 가능한 송풍팬을 포함하는 매트리스 어셈블리
JP2005204853A (ja) 温熱治療器
JP4613494B2 (ja) 寝室家具
US6176236B1 (en) Oxygenating device
JP2005192883A (ja) 温熱治療器
CA3033294C (en) Bed covering apparatus for distributing conditioned air into zones of a bed