JPH07313306A - 強制通気ふとん - Google Patents

強制通気ふとん

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JPH07313306A
JPH07313306A JP10926294A JP10926294A JPH07313306A JP H07313306 A JPH07313306 A JP H07313306A JP 10926294 A JP10926294 A JP 10926294A JP 10926294 A JP10926294 A JP 10926294A JP H07313306 A JPH07313306 A JP H07313306A
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JP
Japan
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futon
air
sheet
forced ventilation
quilt
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Pending
Application number
JP10926294A
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English (en)
Inventor
Yasuki Yoshimura
安期 吉邨
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強制通気機能を有し快適に使用できる。 【構成】 下側から順に、上面側に複数の連通する条溝
4が設けられている独立気泡発泡シート1と、可とう性
の多孔シート2と、ふとんわた層3とが積層され、か
つ、ふとんわた層を強制通気する空気の吹込口5が条溝
4に連通して設けられている。条溝はふとんわた層に送
気するための通路である。独立気泡発泡シートには、ポ
リエチレン独立発泡シートが好ましい。空気の吹込口
に、ふとんに吹込む空気をエアコンディショナ6と送風
機7を連結しておくと、空気を快適な状態に調整してふ
とんに簡単に吹込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強制通気機能を有し快
適に使用できる強制通気ふとんに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から強制通気を意図したふとんがい
くつか提案されている。実公昭60−15483号公報
には、表面を接着剤で固定したウエッブ状中入綿を重
ね、中間に送風するふとんが、実公平4−53715号
公報には布団の綿層の中間または下側に温風または冷風
を吹き込む開口を有するパイプを挿入した改良布団が,
実開昭63−161557号マイクロフィルムには、綿
層の間に,通気性または通気口を有する送風部材を介在
せしめた改良ふとんが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の強制
通気ふとんは,使用時に通気路が使用者の体重で圧迫閉
塞され温風や冷風の供給が困難になるとか、綿層に吹き
込まれた温風や冷風の大部分が下面側に漏洩するとか、
綿中の異物感が使用者に伝達して安眠できないなどの懸
念があり、また、送気パイプを用いたふとんでは、ふと
んを折畳んで収納することが困難であったり、パイプの
折目部分が閉塞するなどの懸念もあって現状では需要拡
大に至っていない。本発明は、これら懸念を解決し、広
く実用的な強制通気ふとんを提供することを目的に研究
と試作を重ね、完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の強制通気ふとん
を図面を参照して説明すると、下側から順に、上面側に
複数の連通する条溝4が設けられている独立気泡発泡シ
ート1と、可とう性の多孔シート2と、ふとんわた層3
とが積層され、かつ、ふとんわた層3を強制通気する空
気の吹込口5が条溝4に連通して設けられていることを
特徴とする強制通気ふとんを提供する。条溝4はふとん
わた層3に送気するための通路である。独立気泡発泡シ
ート2の素材としては、ポリエチレン独立発泡シートが
好ましく使用される。また、ふとんわた層3は、布帛で
包まれていて、可とう性の多孔シート2および独立気泡
発泡シート1とは分離可能に積層固定されていると使用
に便利である。空気の吹込口5に、ふとんに吹込む空気
を温調および/または調湿するためのエアコンディショ
ナ6と送風機7を連結しておくと、空気を快適な状態に
調整してふとんに簡単に吹込むことができる。
【0005】
【実施態様例と作用】本発明を実施態様例をあげながら
図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の強制
通気ふとんの模式的な断面図、図2は独立気泡発泡シー
トに設けられた条溝の一例を示す配置図である。本発明
の強制通気ふとんでは、最下層が上面側に複数の連通す
る条溝4が設けられている独立気泡発泡シート1で構成
されている。条溝4は空気通路であるが、最下層を独立
気泡発泡シート1で構成するのは、ふとん中に吹込んだ
空気が、ふとんの上面側に流れないで下面側に漏れてし
まうのを防止し、かつ、空気の供給路である条溝4の形
状を、少なくとも供給に支障のない程度に保持するため
である。従って、気泡は連通孔であってはならず、実質
的に独立気泡の必要がある。
【0006】独立気泡発泡シート1としては、ふとんの
種類によって、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ゴム、フェノール樹脂などの独
立気泡を有する発泡シートを用いる。たとえば、一般家
庭のふとんには、比較的可とう性の大きい発泡シートを
採用するとよいが、ベッドで使用する目的にはやや可と
う性の小さい硬質の発泡シートを採用することもでき
る。発泡ポリエチレンは、保温性、低温可とう性、反発
弾性、低吸水性などにすぐれ、試験結果においても使用
者に異物感を生ぜしめず、上面に設けた条溝4の保持性
も高いことが判明しており、一般用の強制通気ふとんの
発泡シート1にとくに好ましく使用することができる。
発泡シート1の厚さは、条溝4を設けることが可能で、
ふとんの機能を逸脱しない範囲であれば制限はないが、
全体のバランスからは、通常、20〜60mmが好まし
い。
【0007】独立気泡発泡シート1の上面側に設けられ
た複数の連通する条溝4は、ふとん中に吹込む空気の流
路を確保する作用を有する。条溝4は、空気の供給口か
らくし状、碁盤目状、あるいは人体の接触部を中心に配
列するなど、使用環境に応じて任意に配置することがで
きる。たとえば、碁盤目状に配列する場合には、一応の
目途として50〜100mmピッチで配列するとよい。
条溝4の断面形状は矩形、半円などいずれでも制限はな
く、一般的に、幅、深さは共に15〜40mm程度がよ
い。
【0008】多孔シート2は、条溝4のカバーを形成し
てふとんわた層3が、直接、条溝4中に入込み、空気の
流通を阻害するのを防止する作用を果たす。必要によ
り、吹込空気を均一または適当に分配する作用を持たせ
ることもできる。素材としては、可とう性があって、多
数の通気孔を有する薄いプラスチックシートまたはフィ
ルム、ネットなどを用いることができる。孔部の面積
比、孔直径は、ふとんわた層3の厚さ、条溝4の配置な
どによって適宜に決める。孔部は条溝4に対向する部分
のみに限定配置せずともよく、全体に均一に配置するこ
ともできる。通気分布は、条溝4または、多孔シートの
孔の配置のいずれか、またはその双方によって調整する
ことができる。一例として、厚さ1mm程度のポリプロ
ピレンシートに直径約20mmの孔を40mmピッチで
設け好ましい結果を得た例がある。多孔シートは、ふと
んわた層を包む布帛と兼用することもできる。また、本
発明には、多孔シート2として、いわゆる多孔質シート
を使用することもできる。
【0009】ふとんわた層3を構成する素材は、通常の
ふとんの場合と変ることなく、天然わた、合成わたある
いはこれらを混用することができる。本発明の強制通気
ふとんでは、ふとんわた層3を布帛で包み、多孔シート
2および独立気泡発泡シート1とは、適宜、分離可能に
積層固定できるようにしておくと、ふとんわた層3を分
離して日光消毒したり、条溝4を掃除したりする際に便
利である。また、押入れなどへの収納に便利なように、
全体を折畳めるよう全体を三つ折に構成する際にもふと
んわた層3を折り目に沿って三つに分け、それぞれ布帛
で包むとよい。
【0010】前記の空気の吹込口に、ふとんに吹込む空
気を温調および/または調湿するためのエアコンディシ
ョナ6と送風機7を連結し、空気を快適な状態に調整し
てふとんに吹込むことができる。ふとんわた層3の表面
近くなどの適当な場所に一または複数の温度センサーを
取付け、自動的に温度調整することも可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明の強制通気ふとんでは、独立気泡
発泡シートに通気用の空気を供給する条溝を設けている
ので、使用者にふとんとしての違和感、異物感を生ぜし
めないで、条溝の形状を保ち、通気用空気の安定供給を
可能にしている。しかも、空気供給路である条溝は、折
畳んだ際に折り目で割れても平面に戻せば元どおりに接
合されるので、ふとんを三つ折に構成することができる
など、極めて実用的である。ふとんわた層と、多孔シー
トおよび独立気泡発泡シートとを、適宜、分離可能に積
層することも容易なので、ふとんわた層を分離して日光
にあてたり、条溝4を掃除したりすることも簡単であ
る。エアコンディショナを用いてふとんに吹込む空気を
温調・調湿すれば、快適に安眠を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の強制通気ふとんの模式的な断面図。
【図2】 独立気泡発泡シートに設けられた条溝の一例
を示す配置図。
【符号の説明】
1:独立気泡発泡シート 2:多孔シート 3:ふとんわた層 4:条溝 5:空気の吹込口 6:エアコンディショナ 7:送風機 8:折り目

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下側から順に、上面側に複数の連通する条
    溝が設けられている独立気泡発泡シートと、可とう性の
    多孔シートと、ふとんわた層とが積層され、かつ、ふと
    んわた層を強制通気する空気の吹込口が前記の条溝に連
    通して設けられていることを特徴とする強制通気ふと
    ん。
  2. 【請求項2】独立気泡発泡シートが、ポリエチレン独立
    発泡シートであることを特徴とする、請求項1に記載の
    強制通気ふとん。
  3. 【請求項3】ふとんわた層が、布帛で包まれていて、可
    とう性の多孔シートおよび独立気泡発泡シートとは分離
    可能に積層固定されていることを特徴とする、請求項1
    または2に記載の強制通気ふとん。
  4. 【請求項4】前記の空気の吹込口に、ふとんに吹込む空
    気を温調および/または調湿するためのエアコンディシ
    ョナと送風機とが連結されていることを特徴とする、請
    求項1、2または3に記載の強制通気ふとん。
JP10926294A 1994-05-24 1994-05-24 強制通気ふとん Pending JPH07313306A (ja)

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