JP3786619B2 - 中綿詰物体 - Google Patents
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Description
本発明は、敷布団、ベッドパッド、マットレス等に有用な中綿詰物体に関する。
【0002】
【従来の技術】
敷布団、ベッドパッド、マットレス、こたつ敷布団、クッション及び枕等の詰物体は、従来、木綿や合成繊維等の原綿をカード機により開繊し、繊維ウェブとした後、所定の形状に折り畳んで中綿体を形成し、この中綿体を側地の開口部から側地内に充填し、前記側地開口部を縫製することによって製造していた。しかしながら、従来の詰物体は、充填する綿の量が多く重い上、床つき感(実際に着用したときに人体の重量で沈むこと)があり、長期間使用すると中綿体がヘタリ易く、そのうえそのままの状態で洗濯ができないという問題があった。これを改良するため、開繊した短繊維を圧力空気を用いて側地内に成形しつつ吹き込み、その後側地開口部を閉じた後、側地とともに厚さ方向を縫製する方法が提案されている(特開平11-290160号公報)。また、別の方法として、詰綿として低融点繊維を用いて融着させた固綿を用いることが提案されている(特開平5-137857号公報、同6-245850号公報、同11-342280号公報)。
【0003】
とくに敷ふとんにおける中綿詰物体においては、厚みのある中綿を構成しようとすると下記のような問題点があった。
(1)少なくとも2〜3枚の積層された中綿を予め用意しておく必要があった。
(2)中綿の入った側地を綿切れ、綿ズレが起きないようにキルティング(とじ)が必要であった。
(3)キルティング(とじ)には厚物専用のミシンが必要であり、導入においては場所を有し、設備投資のコストも高額であった。
(4)とじミシンは2.25kg/m2で厚み50mmが限界でそれ以上の厚みのある中綿をとじるのは技術的に不可能であった。
(5)従来の方法で作られた中綿詰物はへたり易く、長期使用には耐えられないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記従来の問題を解決するため、弾発性があり、床つき感がなく、吸水性、吸湿性、放湿性、発散性、保温性、軽量性等の機能性を付与できる中綿詰物体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の中綿詰物体は、縦方向に1以上の中仕切りが形成されて複数の部屋に分割された側地の前記複数の部屋内に中綿が詰められた敷布団、ベッドパッド、又はマットレスからなる詰物体であって、
前記中仕切りは伸縮性テープで形成され、
前記伸縮性テープは前記詰物体の表地及び裏地と縫製されており、
前記中綿の厚みにより、前記伸縮性テープは詰物体の厚さ方向に引っ張られた状態であり、
前記中綿は厚さ方向に圧縮性が異なる複数層の圧縮綿で形成され、
前記詰物体は厚さ方向に貫通するとじ部を設けず、全体として弾発性があり、平坦かつ膨れ上がった状態でへたりにくく形成されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明においては、縦方向に1以上の中仕切りが形成されて複数の部屋に分割された側地の前記複数の部屋内に中綿が詰められているので、中綿が移動しにくく、へたりにくい。また、厚さ方向を貫通するとじ部がないので、表面平滑性があり、しかも側地の傷みが少ないという利点がある。
【0007】
次に、前記中仕切り及び前記側地の側面から選ばれる少なくとも一つは伸縮性テープで形成されている。これにより、人間が使用状態のときには中綿が水平方向に飛び出す力が働くが、不使用の状態のときは中綿を元の状態に押し戻す力が働き、へたりにくいものとなる。また、側地の中に中綿を充填する際に、側地を伸ばすことができるので、効率よく充填できる。
【0008】
次に、前記中綿は厚さ方向に圧縮性が異なる複数層の圧縮綿で形成されている。これにより、床つき感をなくす層と、体圧分散層と、肌に触れたときに人体に適合する機能層をそれぞれ別の層に分担させることができる。
【0009】
前記伸縮性テープは、幅方向に引っ張られた状態で表面及び裏面を形成する側地と結合されていることが好ましい。具体的には、伸縮性テープの幅よりも中綿の厚みを厚くすることにより、実現できる。伸縮性テープが幅方向に引っ張られた状態では、伸縮性テープの通気性が上がり、人体から発生し、中綿に吸湿される水分が外部に拡散しやすくなるからである。前記において、伸縮性テープの定常状態における通気度は、JIS L-1018 8.33.1に規定される測定方法で100cm3/cm3・s以上であることが好ましく、さらには200cm3/cm3・s以上であることが好ましい。
【0010】
前記伸縮性テープの幅方向引っ張り伸長率は、3〜70%であることが好ましく、さらに20〜50%が好ましい。この範囲であれば、さらに通気性は上がり、水分を拡散しやすくなる。
【0011】
また、前記圧縮性の異なる複数層の圧縮綿は、熱圧縮により一体成形されていることが好ましい。一体成形されていると、全体が型崩れしにくくなり、長期使用に耐えることができる。
【0012】
また、前記圧縮性が異なる複数層の圧縮綿は、下から固綿層、次が体圧分散柔軟層、次が身体機能層の順番に積層されていることが好ましい。固綿層は床つき感をなくして弾発性を有し、体圧分散柔軟層はもっとも柔軟で体圧を分散させる機能を有し、身体機能層は人体の汗を吸収したり、暖かさを付与する機能を有する。硬度で表わすと、前記固綿層のアスカーF硬度が30以上50以下、体圧分散柔軟層のアスカーF硬度が10以上20以下、身体接触機能層のアスカーF硬度が20を越え30未満であることが好ましい。
【0013】
また、前記固綿層及び体圧分散柔軟層が接着繊維を混合したポリエステル繊維で形成され、人体機能層が天然繊維で形成されていることが好ましい。天然繊維としては、例えば羊毛(ウール)またはコットン等である。また、人体機能層は合成繊維であってもよく、例えばセラミックス粉末を混合したポリエステル繊維を用いると発熱性があり、人体の熱を逃しにくく冷え性の人には効果がある。
【0014】
また、前記圧縮性が異なる複数層の圧縮綿は、中央に固綿層が存在し、両表層にシート状多層構造体が積層されている構造であってもよい。このような構造であると、表裏両面を交互に使用することができる。
【0015】
本発明における中綿詰物体は、敷布団、ベッドパッド、及びマットレスから選ばれる少なくとも一つに適用できる。とくに敷布団には好適である。
【0016】
次に図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態における敷布団の斜視図である。この敷布団1は、縦方向に2つの中仕切り4を備え、縦方向に3つ部屋に分割された側地2内に中綿が詰められ、中仕切り4及び側地の側面3は伸縮性テープで形成されている。中仕切り4により、3つの部屋に分割され、この中に中綿が詰められているので、中綿が移動しにくく、へたりにくい構造となる。また、人体の圧力がもっともかかる真ん中の部屋に密度の高い中綿を充填するか、または中綿を多く充填することもできる。さらに、厚さ方向を貫通するとじ部がないので、表面平滑性があり、しかも側地の傷みが少ない。
【0017】
また、中仕切り4及び側地の側面3は伸縮性テープで形成されているので、使用状態のときには中綿が水平方向に飛び出す力が働くが、不使用の状態のときは中綿を元の状態に押し戻す力が働き、へたりにくい。
【0018】
次に図3は、敷布団1の端部内面構造を示す斜視図である。端部はファスナー7で開閉可能に形成されており、内部を観察できるようになっている。ファスナー7を開けて側地2の上端部8を上に持ち上げると、中仕切り4の伸縮性テープ5が引っ張られた状態になって開けることができる。側地2の中に中綿6を充填するには、側地2の上端部8と側面3の端部9を開口させて、この部分から充填する。
【0019】
図4は、側地2の斜視図である。側地2の側面3は伸縮性テープで形成され、縦方向に伸縮性テープの2つの中仕切り4,5が形成されている。
【0020】
次に図5は、本発明の一実施形態における中綿の断面図を示し、下から固綿層11、体圧分散柔軟層12、身体機能層13の順番に積層され一体形成された圧縮綿14である。この圧縮綿14は図6のようにして製造する。低融点バインダー繊維の混合率の異なる短繊維カードウェブ21,22,23を下部コンベア24に載せて左側に送り込み、押えラチスによって圧縮しながら、加熱室28内の下部コンベア25と上部コンベア27を通過させ、加熱圧縮一体成形する。加熱温度は例えば140〜150℃、加熱時間は150秒である。
【0021】
このようにして得られた敷布団1は、図7に示すように下から固綿層11、体圧分散柔軟層12、身体機能層13の順番に積層されて一体形成されており、弾発性があり、床つき感もなく、平坦ではあるが常に膨れ上がった状態でへたりにくく、健康敷布団として機能的に優れていた。また、吸水性、吸湿性、保温性、軽量性等の機能性を付与できる。
【0022】
次に図8は別の実施形態における中綿の断面図であり、中央に固綿層32が存在し、両表層にシート状多層構造体31,31が積層されている構造である。このような構造であると、表裏両面を交互に使用することができる。
【0023】
【実施例】
次に実施例を用いて本発明を更に具体的に説明する。
【0024】
(実施例1)
(1)側地の形成
図4に示すように、表側地2及び裏側地は、通常の敷布団に使われる綿織物生地を用い、中仕切り5及び側地の側面3はポリエステル100%のニット地の伸縮性テープを用いた。伸縮性テープはJIS L108 8 15.2B法に規定されるメリヤス生地の伸長弾性率測定法により、自記装置付定速伸長形引っ張り試験機を用いて、「グラブ法」で測定。試験片の大きさは、幅10cm、長さ15cm、つかみ間隔76mm、引っ張り速度10cm/分、一定荷重7.4N、繰り返し回数10回の測定で、伸長率は40%以上、伸長弾性率が97%以上であった。また、この伸縮性テープは、JIS L108 8 33.1法に規定される通気性が、210.7cm3/cm3・Sであった。伸縮性テープは、側地との縫いしろを含めた幅は70mm、縫いしろから縫いしろまでの幅を50mmとした。
【0025】
側地の大きさはシングルサイズであり、縦200cm、横100cm、中仕切りは縦方向に沿って均等に2本入れた。
(2)中綿の形成
低融点バインダー繊維は、東レ社製芯鞘型ポリエステル低融点繊維(繊度4.4デニール、繊維長51mm)を用いた。通常のポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)繊維は、繊度7〜18デニール、繊維長64mmを用いた。
【0026】
積層綿は図6に示す装置を用いて140〜150℃、加熱時間150秒で圧縮一体化成形した。全体の厚みは80mmであった。
【0027】
各層の表面硬度は、高分子計器社製の硬度計、アスカーF型を用いて3個所測定した値の平均値を算出した。この値は高いほど硬いことを示す。中綿の構成内容を次の表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
(3)敷布団の形成
前記のように形成した圧縮一体化成形した中綿(縦200cm、横は中央が40cm、両端が30cm、厚さ80mm)を、図3に示すファスナー7を開けた開口から側地内に充填し、図1に示す敷布団を作成した。伸縮性テープの縫いしろから縫いしろまでの幅が50mmに対して、敷布団の厚さは80mmであり、伸縮テープは幅方向に引っ張られた状態であった。
【0030】
得られた敷き布団は、弾発性があり、床つき感もなく、寝心地が良好であった。形状は、平坦であり常に膨れ上がった状態でへたりにくく、健康布団として機能的に優れていた。また、吸水性、吸湿性、保温性、軽量性等の機能性を付与できた。
【0031】
図2は、図1の敷布団を3月間、実際に使用した後のへたりの状態を示した図である。実験者は身長1.7m、体重65kgである。わずかにへたりは見られるものの、敷布団として変形するほどのへたりはなく、最初の状態とほぼ同一の状態であった。とくに、中仕切り4及び側地の側面3には伸縮性テープを用いているので、垂直方向に張られた状態のままであり、見栄えも良好であった。
【0032】
なお、前記実施例においては、敷布団の幅方向が中央が40cm、両端が30cmの3区分に分割したが、20cm幅を5区分とし、トータル100cmとすることもできる。このようにすると敷布団はさらにへたりにくくなる。
【0033】
また、20cm幅で5区分(トータル100cm)の場合はシングルサイズ、20cm幅で6区分(トータル120cm)の場合はセミダブルサイズ、20cm幅で7区分(トータル140cm)はダブルサイズ、20cm幅で8区分(トータル160cm)の場合はダブルデラックス(キング)サイズとすることができ、中綿の規格化が可能となり好ましい。
【0034】
(実施例2)
実施例1における圧縮一体化中綿の上層をコットン(木綿)繊維に代えた以外は、実施例1と同様に敷布団を作成した。この敷布団も実施例1と同様に、弾発性があり、床つき感もなく、寝心地が良好であった。形状は、平坦であり常に膨れ上がった状態でへたりにくく、健康敷布団として機能的に優れていた。また、吸水性、吸湿性の機能性を付与できた。
【0035】
(実施例3)
実施例1における圧縮一体化中綿の上層を、セラミックス粉末を混合したポリエステル繊維を用いた以外は、実施例1と同様に敷布団を作成した。セラミックス粉末は、ファーベスト社製、ニチメン社販売の商品名「レイアース」を配合率1質量%でポリマーに配合し、常法に従い溶融紡糸し、延伸し、捲縮をかけ、カットファイバーにした。繊度は10デニール、繊維長64mmであった。この敷布団も実施例1と同様に、弾発性があり、床つき感もなく、寝心地が良好であった。形状は、平坦であり常に膨れ上がった状態でへたりにくく、健康布団として機能的に優れていた。また、発熱性があり、人体の熱を逃しにくく冷え性の人には効果があった。
【0036】
(実施例4)
図9に示す積層綿のように、中央に固綿層を配置し、両表層にシート状多層構造体が積層されている中綿詰物体を作成した。シート状の綿は、カードから搬出されたウェブをニードルパンチによって絡ませて圧縮させた綿である。前記のシート状の綿の裏面に予めホットメルト加工機によってナイロン樹脂を片面に点(ドット)接着させておいた。図9の黒丸がドット状接着剤である。点(ドット)で接着されたシート状綿の樹脂のついた面を固綿側にして4枚重ねた。裏表それぞれ4枚重ねたところで再度、加圧しながら熱を加えた。このときの設定温度は140〜150℃で加熱時間は150秒ぐらいが目安である。
【0037】
シート状の中綿の種類を変えたり、固綿の硬度を変えることで好みの固さの中綿が可能になる。下記の表2は一例である。この様な中綿詰物体は、裏表両面を交互に使用することが出来る。
【0038】
【表2】
【0039】
表2おいて、表層のシート綿はナイロン樹脂で点接着する前にニードルパンチで予め圧縮をかけており、中層の固綿は表層シート綿を接着と同時に、熱で圧縮している。この点が表1とは圧着方法が異なる。
【0040】
以上説明した本発明の実施例によれば、下記の利点が確認された。
(1)とじ部分が無いので、平坦であり寝返りがうちやすい。高齢者や寝たきりの方にとっては凹凸が気にならない敷きふとんである。
(2)従来の詰物体と異なって、固さに異なる複数の圧縮綿が一体で積層されているので、体重のある人が寝てみてもしっかり体をサポートしながら表面で優しく包む様な感じがして寝ごこちが良かった。
(3)耐圧分散の効果とマチ部分の収縮における水分の発散性効果で、快適な眠りを得ることが出来て生理現象である寝返りの回数も減った。
(4)生産方法においては、従来厚みのある敷き布団を生産するには予め複数綿を用意しておいて、コンフォーターマシンと呼ばれる厚物専用ミシンで、厚さ方向にとじる必要があったが、本発明は綿がズレ無い為にとじ部分に利用する設備投資が要らなくなった。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明の敷き布団は、弾発性があり、床つき感もなく、平坦であり常に膨れ上がった状態でへたりにくく、健康布団として機能的に優れていた。また、吸水性、吸湿性、放湿性、発散性、保温性、軽量性等の機能性を付与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における敷布団の斜視図である。
【図2】同、敷布団を3月間、実際に使用した後のへたりの状態を示した斜視図である。
【図3】同、敷布団の端部内面構造を示す斜視図である。
【図4】同、側地の斜視図である。
【図5】同、中綿の断面図である。
【図6】同、中綿の製造方法を示す断面図である。
【図7】同、着用試験を示す断面図である。
【図8】同、本発明の別の実施形態における中綿の断面図を示す
【図9】同、本発明の別の実施形態における中綿の概念断面図を示す
【符号の説明】
1 敷布団
2 側地
3 側地の側面
4,5 中仕切り
6 中綿
7 ファスナー
Claims (7)
- 縦方向に1以上の中仕切りが形成されて複数の部屋に分割された側地の前記複数の部屋内に中綿が詰められた敷布団、ベッドパッド、又はマットレスからなる詰物体であって、
前記中仕切りは伸縮性テープで形成され、
前記伸縮性テープは前記詰物体の表地及び裏地と縫製されており、
前記中綿の厚みにより、前記伸縮性テープは詰物体の厚さ方向に引っ張られた状態であり、
前記中綿は厚さ方向に圧縮性が異なる複数層の圧縮綿で形成され、
前記詰物体は厚さ方向に貫通するとじ部を設けず、全体として弾発性があり、平坦かつ膨れ上がった状態でへたりにくく形成されていることを特徴とする中綿詰物体。 - 前記伸縮性テープの幅方向引っ張り伸長率が、3〜70%である請求項1に記載の中綿詰物体。
- 前記圧縮性が異なる複数層の圧縮綿が、熱圧縮により一体成形されている請求項1に記載の中綿詰物体。
- 前記圧縮性が異なる複数層の圧縮綿が、下から固綿層、体圧分散柔軟層、身体機能層の順番に積層されている請求項3に記載の中綿詰物体。
- 前記固綿層のアスカーF硬度が30以上50以下、体圧分散柔軟層のアスカーF硬度が10以上20以下、身体接触機能層のアスカーF硬度が20を越え30未満である請求項4に記載の中綿詰物体。
- 前記固綿層及び体圧分散柔軟層が接着繊維を混合したポリエステル繊維で形成され、人体機能層が天然繊維または発熱性繊維で形成されている請求項4に記載の中綿詰物体。
- 前記圧縮性が異なる複数層の圧縮綿が、中央に固綿層、両表層にシート状多層構造体が積層されている請求項3に記載の中綿詰物体。
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