JPH0527899Y2 - - Google Patents

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JPH0527899Y2
JPH0527899Y2 JP1990003526U JP352690U JPH0527899Y2 JP H0527899 Y2 JPH0527899 Y2 JP H0527899Y2 JP 1990003526 U JP1990003526 U JP 1990003526U JP 352690 U JP352690 U JP 352690U JP H0527899 Y2 JPH0527899 Y2 JP H0527899Y2
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JP
Japan
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pad
bag
knitted fabric
mesh
dimensional mesh
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は夏冬いずれの時季にも快適に使用す
ることができるパツドに関する。
(従来の技術) たとえば、パツドを利用して就寝する場合、快
適な寝心地を得るためにベツドの上にパツドを敷
くということが行われている。
従来、そのようなパツドは袋体内に綿や羽毛な
どの詰物を収容し、これらを一体的にキルテイン
グして形成され、利用者は四季を通じて使用して
いる。そのため、冬季は保温性を備えていること
が要求され、夏期は吸湿、通気性を備えているこ
とが要求される。しかしながら、保温性と、吸
湿、通気性とは相反する性質であるから、一種類
のパツドで四季を通じて快適に使用するというこ
とが難しかつた。
また、利用者が長期間にわたつて寝たきりの病
人や老人などの場合、上記パツドが持つ通気性は
褥瘡を防止することができる程に十分であること
が望まれる。しかしながら、パツドを構成する袋
体や詰物の材料を単に通気性のよいものに変える
だけでは褥瘡を防止するに十分な通気性を備える
ことは難しい。
(考案が解決しようとする課題) このように、従来のパツドは、一種類で四季を
通じて快適に使用するということが難しく、しか
も利用者が寝たきりの病人や老人などの場合、袋
体や詰物の材料を変えるだけでは褥瘡を防止する
に十分な通気性を持たせることが難しいなどのこ
とがあつた。
この考案は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、四季を通じて快適
に使用することができるとともに、褥瘡を防止す
るに十分な通気性を備えたパツドを提供すること
にある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためにこの考案は、保温性
の詰め物が収容された偏平な袋体の一方の面に立
体メツシユ編物布帛を重合し、これらの重合体の
周辺部を縫合する。
このような構成によれば、袋体を上側にして利
用すれば、その内部に収容された保温性の詰め物
により保温効果が得られ、立体メツシユ編物布帛
を上側にして利用すれば、利用者の身体との密着
度合いが少なくなるから、通気性が向上するばか
りか、むれによる褥瘡を防止することができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図と第2図とに示すパツド1は袋体
2を有する。この袋体2は表地3と裏地4との周
縁をヘム5によつて縁縫いして形成されている。
この袋体2の内部には綿や羽毛などの保温性を備
えた詰め物6が収容されている。上記袋体2を形
成する表地3は暖かく、しかも柔らかな感触を与
えるウールフアー(ちじれ繊維)が用いられ、裏
地4は不織布が用いられている。
上記袋体2の裏地4側には後述する立体メツシ
ユ編物布帛8が重合されている。この立体メツシ
ユ編物布帛8の上記袋体2の裏地4側の面にはウ
レタンフオームなどの弾性シート9が接合されて
いる。これら立体メツシユ編物布帛8と弾性シー
ト9との周縁が上記ヘム5によつて袋体2の周縁
と一緒に縁縫いされている。そして、上記袋体2
と立体メツシユ編物布帛8とはキルテイング12
によつて一体化され、それによつて袋体2内の詰
め物6がずれ動くのが防止されている。
上記立体メツシユ編物布帛8は、第3図に示す
ように上面メツシユ地23と下面メツシユ地24
とを、布地の厚さ方向Hに平行な連結糸25によ
つて適当な間隔を隔てて一体になるよう連結し、
各メツシユ地23,24間に空間26を形成した
三層立体構造をなしている。上面メツシユ地23
は第4図に示すように菱形のループ状網目列に形
成され、下面メツシユ地24はすのこ状に形成さ
れたものが用いられている。
なお、上面メツシユ地23と下面メツシユ地2
4とは第4図に示すように、ともに亀甲形のルー
プ状網目列に形成されたものを用いてもよく、そ
のメツシユ形状はなんら限定されるところでな
い。
上記立体メツシユ編物布帛8を編成する材料
は、ポリエステル、オリアミド、アクリル、アラ
ミド等の合成繊維、ウールや絹などの天然繊維さ
らにはガラス繊維、炭素繊維、金属繊維など編成
可能な繊維状物であればよい。
このように構成されたパツド1によれば、冬季
などの寒い時期には袋体2を上側にして使用す
る。それによつて、袋体2に収容された詰め物6
の保温性と、袋体2の表地3の暖かさとを得るこ
とができる。しかも、袋体2の下側に設けられた
弾性シート9の断熱性によつて熱が立体メツシユ
編物布帛8側に逃げずらいから、保温性の向上が
計れる。
一方、夏期などの暖かい時期に使用する場合に
は、立体メツシユ編物布帛8を上側にして使用す
る。立体メツシユ編物布帛8は上面メツシユ地2
3と下面メツシユ24とを連結糸25で連結した
三層立体構造をなしているから、厚さ方向の通気
性が良好であるばかりか、連結糸25間には適当
な隙間が設けられていることにより、厚さ方向と
交差する方向にも通気性を有する。つまり、立体
メツシユ編物布帛8は前面にわたつて良好な通気
性を呈するから、利用者の身体がむれたり、温度
上昇するのが防止され、利用者に快適な寝心地を
与えるばかりか、長期間にわたつて寝たきりの老
人や病人などの場合には褥瘡を防止することがで
きる。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案は、保温性の詰め物
が収容された袋体と立体メツシユ編物布帛とを重
合し、これら重合体の周辺部を縫合するようにし
た。そのため、袋体を上側にして利用すれば、袋
体の持つ保温性によつて良好な暖かさを備えたパ
ツドとして利用することができ、立体メツシユ編
物布帛を上側にして利用すれば、その良好な通気
性によつて身体がむれることがない状態で利用す
ることができる。つまり、冬季は暖かく、夏期は
涼しく利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すパツドの縦
断面図、第2図は同じく斜視図、第3図は立体メ
ツシユ編物布帛の一部分の斜視図、第4図は立体
メツシユ編物布帛の変形例の一部分の斜視図であ
る。 2……袋体、6……詰め物、8……立体メツシ
ユ編物布帛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保温性の詰め物が収容された偏平な袋体の一方
    の面に立体メツシユ編物布帛を重合し、これら重
    合体の周辺部を縫合してなることを特徴とするパ
    ツド。
JP1990003526U 1990-01-19 1990-01-19 Expired - Lifetime JPH0527899Y2 (ja)

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JPH0394168U JPH0394168U (ja) 1991-09-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622283Y2 (ja) * 1988-03-28 1994-06-15 アイシン精機株式会社 パツド
JPH0646370Y2 (ja) * 1988-03-29 1994-11-30 アイシン精機株式会社 マツトレス

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JPH0394168U (ja) 1991-09-25

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