JPH0221973Y2 - - Google Patents

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JPH0221973Y2
JPH0221973Y2 JP1987008953U JP895387U JPH0221973Y2 JP H0221973 Y2 JPH0221973 Y2 JP H0221973Y2 JP 1987008953 U JP1987008953 U JP 1987008953U JP 895387 U JP895387 U JP 895387U JP H0221973 Y2 JPH0221973 Y2 JP H0221973Y2
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futon
cotton
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hard
waist
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JP1987008953U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は敷きふとんの改良に関するものであ
る。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来の3層構造の敷きふとんとしては、実開昭
59−97657号に示されるものが知られている。こ
の敷きふとんは、中綿として硬綿が充填された2
枚のふとん半体の間に芯材をはさみ、ふとん半体
と芯材とを固定した構造となつている。
この敷きふとんによれば、芯材の上に硬綿が配
置されているので、ふとん表面側における柔らか
さが少なく、敷きふとんの使用者が仰臥した姿勢
においても、腰部が沈み込むことがなくて、腰痛
等を防止することができるという利点がある。
しかしながら、上記従来の敷きふとんにおいて
は、ふとん表面側の柔らかさが少ないために、敷
きふとんとしてクツシヨン性が不十分となり、寝
心地が悪くなるという不都合があつた。この不都
合を解消するために、硬綿の代わりに通常の羊毛
成形綿やポリエステル成形綿を用いて、ふとんの
クツシヨン性を向上させることもできる。しか
し、この場合には、使用を重ねるにつれてふとん
がへたり、肩などが芯材に直接当たることになつ
て寝心地が悪いという不都合を生じることにな
る。
この考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、クツシヨン性が向上するとともに腰部の沈み
込みが防止できる敷きふとんを提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る敷きふとんは、順次第1ふとん
半体と第2ふとん半体と第3ふとん半体とが重ね
合わされ、前記各ふとん半体は、その周縁部を互
いに止着されてなり、前記第2ふとん半体の中綿
として硬綿を用いており、前記第2ふとん半体と
第3ふとん半体との間には、使用者が仰臥した状
態において腰部が位置する部位に補強部材が配置
されており、この補強部材は羊毛硬綿である構成
としたものである。
〔実施例〕 以下この考案に係る敷きふとんの実施例を第1
図ないし第3図に基づいて説明する。第1図はこ
の考案の実施例に係る敷きふとんを示す一部破断
斜視図である。図中符号1は第1ふとん半体であ
る。
前記第1ふとん半体1はニツト地からなる側地
2内に中綿3として羊毛からなる成形綿が収納さ
れている。
また前記第1ふとん半体1の下面には、第2ふ
とん半体4が配置されている。
前記第2ふとん半体4は、普通の木綿生地から
なる側地5内に、中綿6として羊毛綿にニードル
パンチ加工を施し、硬さを硬くした羊毛硬綿を収
納して形成されている。
更に、前記第1ふとん半体1と第2ふとん半体
4とは互いに重ね合わされるとともに、共ににキ
ルテイング7を施されて互いに密接して縫着され
ている。
そして、更に両ふとん半体1,4の周縁部はヘ
ム加工8により互いに密着して止着されている。
また、前記キルテイング7は、第1ふとん半体
1の外周縁のやや内側に施されて外周縁部に額9
を形成するとともに、この額9の内側に、ふとん
の幅方向で直線状の複数の縫い目10を形成して
なるものである。
また前記第2ふとん半体4の下面には、第3ふ
とん半体11が配置されている。
前記第3ふとん半体11は、サテン地からなる
側地12内に、中綿13として、ポリエステル綿
等の合成綿にニードルパンチ加工を施されて硬目
に形成された所謂ES綿が収納されるとともに、
側地12と中綿13とはキルテイング加工14を
施され、その周縁部をヘム加工15で止着されて
形成されている。
また、第2図及び第3図に示すように、前記第
2ふとん半体4と第3ふとん半体11との間であ
つて、その長手方向中央部付近幅方向、すなわち
仰臥した場合にちようど腰部が位置する部位には
所定幅の補強部材16が配置されている。
前記補強部材16は、羊毛硬綿からなるもの
で、その厚さは数cmに形成されている。
そして、この補強部材16の両側には止着布1
7,17が縫着されており、補強部材16は、こ
の止着布17の外側端部を前記第1及び第2ふと
ん半体1,4の側縁部と共にヘム加工8により止
着して装着されている。
更に、前記第1及び第2ふとん半体1,4の周
縁部と前記第3ふとん半体11の周縁部とは、パ
イル地からなる帯状のまち布18で互いに連設さ
れている。
また前記まち布18の幅方向略中央部には、全
周にわたつてつまみ縫いされた突状19が形成さ
れ、この突条19の外表面はヘムテープで包み込
まれたヘム加工20が施されている。
上記実施例の敷きふとんによると、第1ふとん
半体1の下面に、中綿6として羊毛硬綿を収納し
た第2ふとん半体4が配置されているので、第1
ふとん半体1の上面に仰臥した場合、第1ふとん
半体1が沈み込むことがなく、背骨が略直線状に
なり、理想的な寝姿勢が得られる。
しかも第2ふとん半体4の下面には、第3ふと
ん半体11が配置されているので、第1ふとん半
体1上で理想的な寝姿勢が得られたまま、敷きふ
とん全体としてクツシヨン性が得られるので、硬
さを感じることがないとともに、第1ふとん半体
1との接触面で毛細血管が圧迫されることなども
なく、健康上及び使用感共に極めて良好な敷きふ
とんが得られる。
更に、第1ふとん半体1の下面には羊毛硬綿を
収納した硬目の第2ふとん半体4が配置されると
ともに、第1ふとん半体1と第2ふとん半体4と
は互いにキルテイング加工7により互いに密接し
て縫着されているため、第1ふとん半体1は、第
2ふとん半体4により張設された状態になり、第
1ふとん半体1が縮んで、その実質面積が減少す
るということはない。
また、第2ふとん半体4と第3ふとん半体11
との間に補強部材16が配置されているため、仰
臥した場合に背骨が直線状になる理想的な寝姿勢
を得るのに更に効果があるとともに、敷きふとん
全体としてもへたりがなくなり、保型性がよく、
長期間の使用に耐えられる。さらに、本実施例に
おいては、第2ふとん半体4の下側に補強部材1
6を配置しているとともに、補強部材16を、弾
力性のある羊毛硬綿から構成しているために、使
用者の背中や腰部には、補強部材16の存在がほ
とんど感知されない。このため、使用者に違和感
を感じさせることなしに、補強部材16によつて
使用者の腰部を支持して、腰部の沈み込みを防止
することができる。すなわち、長年の使用によつ
て第1ふとん半体1がへたつた場合であつても、
肩部等のように重量があつて神経の敏感な部位
は、第1・第2・第3ふとん半体1,4,11の
3層によつて支持されるので、比較的柔らかく支
持されることになつて、寝心地が良く、腰部にお
いては沈み込みが少なくて腰痛等を引き起こしに
くいという利点がある。
また、この敷きふとんは、第1、第2、第3及
び補強部材16からなる実質4層構造となつてい
るため、保温性が極めてよい。
また、まち布18に突条19が形成されるとと
もに、この突条19にヘム加工20が施されてい
るため、外部からみた場合、3個のヘム加工部が
見られ、3層構造の敷きふとんであることが明確
になるとともに、豪華さが増し、商品価値が向上
する。
なお、第4図に示すように、第1、第2、第
3、及び補強部材16との間を小片の面フアスナ
などの止着具21で連設すると、横方向の互いの
ずれが防止でき、更に保型性が向上する。
また、上記各ふとん半体の中綿の種類は上記実
施例のものに限られるものではなく、合成綿、あ
るいは木綿綿などであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案に係る敷きふと
んは、第2ふとん半体の中綿として硬綿を用いて
おり、かつ、第2ふとん半体と第3ふとん半体と
の間には、腰部が位置する部位に補強部材を配置
しているので、腰部の沈み込みを有効に防止する
ことができて、腰痛等を防止することができる。
一方、肩や背中は、3層構造をなす第1・第2・
第3ふとん半体によつて支持されているので、十
分なクツシヨンが与えられており、たとえ第1ふ
とん半体がへたつたとしても寝心地に優れてい
る。このように、本考案によれば、腰痛の防止と
クツシヨン性の向上という相反する要求を同時に
満足させることができるという効果を有する。さ
らに、補強部材を、第2ふとん半体と第3ふとん
半体との間に配置するとともに、弾力性のある羊
毛硬綿から構成したので、使用者に違和感を感じ
させることなしに、補強部材によつて使用者の腰
部を支持して、腰部の沈み込みを防止することが
できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この考案の実施例に係
る敷きふとんを示すもので、第1図は一部破断斜
視図、第2図は第1図−線部分の一部断面
図、第3図はこの敷きふとんの平面図、第4図は
各ふとん半体を止着具で止着した状態を示す一部
断面図である。 1……第1ふとん半体、2……側地、4……キ
ルテイング、4……第2ふとん半体、7……キル
テイング、11……第3ふとん半体、15……補
強部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 順次第1ふとん半体と第2ふとん半体と第3ふ
    とん半体とが重ね合わされ、前記各ふとん半体
    は、その周縁部を互いに止着されてなり、前記第
    2ふとん半体の中綿として硬綿を用いており、前
    記第2ふとん半体と第3ふとん半体との間には、
    使用者が仰臥した状態において腰部が位置する部
    位に補強部材が配置されており、この補強部材は
    羊毛硬綿であることを特徴とする敷きふとん。
JP1987008953U 1987-01-24 1987-01-24 Expired JPH0221973Y2 (ja)

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JPS63117343U JPS63117343U (ja) 1988-07-29
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JPS63117343U (ja) 1988-07-29

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