JPH0340189Y2 - - Google Patents

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JPH0340189Y2
JPH0340189Y2 JP1986202446U JP20244686U JPH0340189Y2 JP H0340189 Y2 JPH0340189 Y2 JP H0340189Y2 JP 1986202446 U JP1986202446 U JP 1986202446U JP 20244686 U JP20244686 U JP 20244686U JP H0340189 Y2 JPH0340189 Y2 JP H0340189Y2
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JP
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futon
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JP1986202446U
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、敷きふとんの改良に関するもので
ある。
[従来の技術及びその問題点] 従来から、第15図に示すように、ふとんの嵩
高さを保持し、クツシヨン性を得るために2枚の
ふとん半体A,Aを重ね合わせた敷きふとんが知
られている。
ところで、ふとん半体Aの周辺部は、上下側生
地を縫着するため断面弾頭形状になり、中央部分
よりもその厚さが薄くなる。そして、このふとん
半体を2枚重ね合わせた場合には、その周辺部の
薄さの影響が倍加する。すなわち、敷きふとんの
周辺部が中央部分よりも低くなり、外側に向つて
傾斜するため、敷きふとんの水平部分が減少して
身体を横たえる有効幅が実質的に減少する。更
に、就寝中に枕が上方向へずれてしまつたり、あ
るいは掛けふとんが、低くなつた敷きふとん側縁
部へずれ、掛けふとんが身体にフイツトしなくな
つたり、また掛けふとん敷きふとんの周縁部との
間に隙間が生じて寒い思いをするなどという問題
があつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記問題点を解消するために、互
い重ねられた二つのふとん半体の間であつて、か
つこれらの両側部には、上面が内側から外側にか
けて漸次高くなる傾斜面に形成されているパツト
を装着するとともに、前記二つのふとん半体の周
縁部をまち布を介して互いに止着した構成とした
ものである。
[実施例] 以下、この考案に係る敷きふとんの第1実施例
を第1図ないし第4図に基づいて説明する。第1
図はこの実施例に係る敷きふとんの一部断面斜視
図である。図中符号1はふとん半体である。ふと
ん半体1は、ニツト生地からなる側地2内に中綿
3として羊毛綿を収納し、かつ側地2と中綿3と
にキルテイング加工4が施されて形成されてい
る。
前記二つのふとん半体1,1は互いに重ねられ
ており、第3図及び第4図に示すように、この二
つのふとん半体1,1の間であつて、その周辺部
全体にわたつて略ふとんの額にあたる幅にパツト
5が装着されている。
前記パツト5は、合成綿にニードルパンチ加工
を施した硬綿からなり、第3図に示すように、横
断面形状を略鋭角二等辺三角形状に形成されてお
り、その上面が、内側から外側にかけて漸次高く
なる傾斜面に形成されている。そしてこのパツト
5の三角形状は、ふとん半体1,1の間に装着し
た場合に、第2図に示すようにふとん半体1,1
の外表面がフラツトになるように形成されてい
る。
更に、前記パツト5は、その両底角から頂角に
かけて囲い布6で包まれ、内側方向への移動を防
止されている。
前記囲い布6の端部6aは、ふとん半体1,1
の周縁部7とともにヘム加工8により縫着されて
いる。
更に前記ふとん半体1,1の周縁部7,7は、
適宜幅のパイル地からなるまち布9を介して互い
に止着されている。
上記実施例の敷きふとんによると、ふとん半体
1,1の間であつて、その周辺部に三角形状のパ
ツト5が装着されているため、ふとん半体1,1
の周辺部が外側に向つて低く傾斜することがな
く、周辺部と中央部が同一高さとなり、ふとんの
外表面がフラツトになる。しかもふとん半体1,
1の周縁部7,7は、適宜幅のまち布9で互いに
止着されているため、パツト5の厚さに応じてま
ち布9の幅を変えられるとともに、パツト5は囲
い布6とまち布9とで包み込まれているため、移
動することがない。
その結果、身体を横たえる有効幅が減少するこ
とがなく、敷きふとんの外表面を有効に使える。
更に枕が上方へずれることもなく、また掛けふと
んがふとんの側縁部へずれたり、掛けふとんと敷
きふとんとの間に、その周縁部において隙間が生
じたりすることがなくなり、寒い思いをすること
がなくなり、快適に安眠することができる。さら
に、本実施例の敷きふとんによれば、その両側部
に、上面が内側から外側にかけて漸次高くなる傾
斜面に形成されているパツト5を装着しているの
で、この敷きふとんを使用している仰臥者が寝返
りを打つて肩や足や腕などが敷きふとん外部に向
けて移動し、ふとん半体1上からはみ出しそうに
なると、パツト5の上面が、それ以上に手足等が
外側へ移動することを防止し、落下を防止できる
ので、身体の冷えを防止することができるという
利点がある。
次に、この考案の第2実施例について第5図な
いし第8図を参照して説明するが、同一構成部分
については同一符号を用いて、その説明を省略す
る。この第2実施例の敷きふとんは、両ふとん半
体1,1の間であつて、その両側縁側のみにパツ
ト10が装着されている。
前記パツト10は、横断面形状を略直角三角形
に形成されており、その斜辺部10a側を上向き
にして装着されており、その上面が、内側から外
側にかけて漸次高くなる傾斜面となつている。そ
の結果、第5図及び第6図に示すように上側のふ
とん半体1の両側の周辺部が外側に向つて高くな
つている。その他の構成は前記第1実施例と同様
である。
上記第2実施例の敷きふとんによると、パツト
10が略直角三角形状に形成され、上側のふとん
半体1の外表面の両側が、外側に向つて高くなつ
ているため、仰臥した身体を敷きふとんで包み込
む状態になり、就寝中に身体が敷きふとんの片側
にずれることがないのみならず、敷きふとんの両
側周縁部7,7に掛けふとんの両側縁の重みが加
わるため、掛けふとんの両側が中央部に寄る状態
(矢印イ)となり、その結果、掛けふとんが身体
を包みこみ、よくフイツトする。
次に、この考案の第3実施例について第12図
及び第13図を参照して説明する。この実施例の
敷きふとんは、ふとん半体1,1の間であつて、
その両側部及び頭部側にパツト12を装着したも
のである。
前記パツト12は、その横断面形状を略直角三
角形状に形成されており、その斜辺部を上向きに
して装着されており、その上面が、内側から外側
にかけて漸次高くなる傾斜面となつている。その
結果、上側のふとん半体1の両側部及び頭部は、
外側に向つて高くなつている。その他の構成は第
1実施例のものと同様である。
上記実施例の敷きふとんによると、上側のふと
ん半体1の両周辺部及び頭部側が高くなつている
ため、敷きふとんにより三方から身体が包み込ま
れる状態になるとともに、掛けふとんの両側縁部
が中央寄りになり身体にフイツトするため、保温
性が向上し、かつ枕が上方へずれることなく、枕
の高さも好みにより調節することができ、快適な
仰臥姿勢が得られる。
なお、上記実施例においては、中綿に羊毛綿を
使用したが、羊毛綿に限られるものではなく、木
綿綿や合成綿にも適用できるものである。
また、パツト5,10,11,12に合成綿を
使用したが、羊毛綿あるいは柔軟性のある合成樹
脂製の発泡体などを使用してもよい。
また、パツト5,10,11,12の厚さに合
わせて、まち布9の幅を適宜に形成すれば、周辺
部の種々の厚さを有する敷きふとんを製造でき
る。
また、パツト5,10,11,12を囲い布6
で囲まず、第11図に示すようにふとん半体1,
1の裏面側に縫着するようにしてもよい。
また、側地2やまち布9の生地は実施例のもの
に限られるものではない。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る敷きふと
んは、互いに重ねられた二つのふとん半体の間で
あつて、かつその両側部に、上面が内側から外側
にかけて漸次高くなる傾斜面となつている。パツ
トを装着するとともに、互いに止着した構成とし
たので、パツトの形状により敷きふとんの周辺部
をフラツトにしたり、外側に向つて高くでき、敷
きふとん外表面の実質的な有効幅を広くでき、あ
るいは敷きふとんの両側を高くして、身体が包み
込まれる状態にできる。
また、本考案の敷きふとんにおいては、ふとん
半体の両側部に、上面が内側から外側にかけて漸
次高くなる傾斜面に形成されているパツトを装着
しているので、敷きふとんを使用している仰臥者
が寝返りを打つて肩や足や腕などが敷きふとん外
部に向けて移動し、ふとん半体上からはみ出しそ
うになると、パツトの上面が、それ以上に手足等
が外側へ移動することを防止し、落下を防止でき
るので、身体の冷えを防止することができる。
また、ふとん半体の周縁部を、所定幅のまち布
で互いに止着するようにしたので、パツトの厚さ
に合わせてまち布を適宜幅にすることにより、各
種の周辺部の高さを有する敷きふとんを製造でき
るなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、この考案に係る敷きふ
とんの第1実施例を示すもので、第1図は一部断
面斜視図、第2図は全体の外観を示す斜視図、第
3図は第2図の−線部分の断面図、第4図は
パツトの装着部分を示す平面図、第5図ないし第
8図はこの考案の第2実施例を示すもので、第5
図はこの実施例の敷きふとんの全体外観を示す斜
視図、第6図は第5図の−線部分の断面図、
第7図はパツトの装着部分を示す平面図、第8図
は使用例を示す参考図、第9図ないし第11図は
この考案の第3実施例を示すもので、第9図は敷
きふとんの全体外観を示す斜視図、第10図はパ
ツトの装着部分を示す平面図、第11図は変形例
を示す一部断面図、第12図は従来例を示す一部
断面図である。 1……ふとん半体、5,10,11,12……
パツト、7……周縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つのふとん半体が重ねられ、互いにその周縁
    部を止着された敷きふとんにおいて、前記二つの
    ふとん半体の間であつて、かつこれらの両側部に
    は、上面が内側から外側にかけて漸次高くなる傾
    斜面に形成されているパツトが装着されるととも
    に、前記二つのふとん半体はその周縁部をまち布
    を介して互いに止着されてなることを特徴とする
    敷きふとん。
JP1986202446U 1986-12-25 1986-12-25 Expired JPH0340189Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986202446U JPH0340189Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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JP1986202446U JPH0340189Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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Publication Number Publication Date
JPS63103457U JPS63103457U (ja) 1988-07-05
JPH0340189Y2 true JPH0340189Y2 (ja) 1991-08-23

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ID=31166835

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JP1986202446U Expired JPH0340189Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59150351U (ja) * 1983-03-30 1984-10-08 フランスベッド株式会社 マツトレス

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JPS63103457U (ja) 1988-07-05

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