JPH0736530Y2 - 羽毛布団 - Google Patents
羽毛布団Info
- Publication number
- JPH0736530Y2 JPH0736530Y2 JP1989025440U JP2544089U JPH0736530Y2 JP H0736530 Y2 JPH0736530 Y2 JP H0736530Y2 JP 1989025440 U JP1989025440 U JP 1989025440U JP 2544089 U JP2544089 U JP 2544089U JP H0736530 Y2 JPH0736530 Y2 JP H0736530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duvet
- piece
- head
- feathers
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bedding Items (AREA)
Description
本考案は、実際に着用時の保温性能を向上させた羽毛布
団に関するものである。
団に関するものである。
羽毛布団は軽く且つ保温性に優れているので、近年普及
度の向上が著しい。しかしながら、羽毛独特の軽いとい
う特徴が就寝中の身体への布団の密着を悪くしたり、位
置ずれを起こし易いという問題点もあり、これが、羽毛
布団にその保温能力を100％発揮させるのを妨げてい
る。
度の向上が著しい。しかしながら、羽毛独特の軽いとい
う特徴が就寝中の身体への布団の密着を悪くしたり、位
置ずれを起こし易いという問題点もあり、これが、羽毛
布団にその保温能力を100％発揮させるのを妨げてい
る。
そこで本考案の目的は、上述のような従来の羽毛布団の
実用上の問題点を解決し、従来の羽毛布団よりも暖かく
就寝できる羽毛布団を提供することにある。
実用上の問題点を解決し、従来の羽毛布団よりも暖かく
就寝できる羽毛布団を提供することにある。
上下の側地に上下端縁を縫着した襠布により構成した小
区画或いは、上下側地を通してキルトをすることにより
構成した小区画内に羽毛を封入してなる、長方形の布団
本体の短辺の一方に、三日月形の表側地と裏側地とより
なる袋体内に羽毛を封入してなる足部布団片の、前記短
辺の長さと等しい長さの弧状部分の側地をその弧状部分
において接合し、他方の短辺に、三日月形の表側地と裏
側地とよりなる袋体内に羽毛を封入してなる頭部布団片
の、前記短辺の長さと等しい長さの弧状部分の側地をそ
の弧状部分において接合し、頭部布団片の直線部分中央
に切り欠きを設けた。直線部分中央に切り欠きを設けた
ものを弧状部分において縫着した。
区画或いは、上下側地を通してキルトをすることにより
構成した小区画内に羽毛を封入してなる、長方形の布団
本体の短辺の一方に、三日月形の表側地と裏側地とより
なる袋体内に羽毛を封入してなる足部布団片の、前記短
辺の長さと等しい長さの弧状部分の側地をその弧状部分
において接合し、他方の短辺に、三日月形の表側地と裏
側地とよりなる袋体内に羽毛を封入してなる頭部布団片
の、前記短辺の長さと等しい長さの弧状部分の側地をそ
の弧状部分において接合し、頭部布団片の直線部分中央
に切り欠きを設けた。直線部分中央に切り欠きを設けた
ものを弧状部分において縫着した。
本考案の羽毛布団は、頭部布団片が接合された部分を頭
側にし、首から上を頭部布団片の切り欠き部分より出し
て着用する。 着用状態において、頭部布団片は肩口部分を覆い、また
足部布団片は足先部分の布団が持ち上がってでき易い隙
間を閉鎖する。
側にし、首から上を頭部布団片の切り欠き部分より出し
て着用する。 着用状態において、頭部布団片は肩口部分を覆い、また
足部布団片は足先部分の布団が持ち上がってでき易い隙
間を閉鎖する。
本考案実施例の構成片を展開図で示した第２図におい
て、１は通常の羽毛布団と異なるところのない平面形状
長方形の羽毛布団からなる本体部分で、上下側地11,12
の間に適宜間隔で襠布13を縦方向横方向に交差し、襠布
13の上下端縁14,15のそれぞれを上側地11,下側地12に縫
着して小区画室16を形成し、その内部に羽毛17を封入し
てなるもの、或いは上下側地11,12よりなる袋体内に羽
毛17を封入し、上下側地11,12を通してキルト18してな
るものである。足部布団片２は三日月形の表側地21と裏
側地22とよりなる袋体内に羽毛23を封入してなり、側地
21,22の弧状部分３の長さは本体部分１の短辺4aの長さ
に等しい。また、頭部布団片５は、足部布団片２と同様
に、三日月形の表側地51と裏側地52とよりなる袋体内に
羽毛53を封入してなり、側地51,52の弧状部分６の長さ
は本体部分１の短辺4bの長さが等しいが、直線部分７の
中央に半円状の切り欠き８を有する。 なお、二つの布団片2,5は、何れも羽毛が充填された布
団構造のものであるが、羽毛素材や厚さなどの点で本体
部分１と全く同一構造のものである必要はなく、保温性
を損ねることがない程度に羽毛の封入量を少なくし２ド
レープ性を一層高め、或いは襠布の間隔を狭くして羽毛
の移動を極力少なくするなどするのが好ましい。 本考案の羽毛布団は、上記本体部分１の短辺4aに足部布
団片２の弧状部分３を縫着し、反対側短辺4bに頭部布団
片５の弧状部分６を縫着してなるものであり、直線状の
短辺4a,4bに弧状部分3,6がそれぞれが縫着されてなるも
のであることにより、この羽毛布団は、第１図に示した
ようにかまぼこ形のものである。勿論、そのような立体
的形状を自ら保持し得るわけではないが、支持体があれ
ばかまぼこ形を、たるみなしに、かつ切り欠き８の部分
以外は床との間に隙間を生じることなしにとることがで
きる。 この布団を着用し就寝する際は、頭部布団片５で肩口を
覆い、切り欠き８の部分から首を出す。 首を出す切り欠き部分８は、上記例では半円状である
が、ここは首だけを出すのに適当な切り欠きであればど
のような形状であってもよい。また、二つの布団片の弧
状部分3,6が完全な円弧状である必要はなく、中央部付
近が直線状またはそれに近い緩い曲率のものであっても
よい。 上記布団を使用するときは、頭部を切り欠きから出すこ
とにより、頭部の周囲に、頭部布団片５が位置すること
になる。頭部布団片５は、布団１を水平状態に持ち上げ
たとすると、垂直状態に垂下しているものであるため
に、本考案布団を掛け布団として上記状態で使用すると
きは、頭部布団片５が頭部の周囲にアコーデオン状態に
堆積することにより肩を含めた頭部の周囲を密封状態に
する。この密封状態は寝返り等により身体を動かしても
アコーデオン状態に重なっている布団がその動きに従っ
て上下するだけで敷布団と掛布団との間に隙間が生ずる
ことなく暖かさを保つことが出来る。
て、１は通常の羽毛布団と異なるところのない平面形状
長方形の羽毛布団からなる本体部分で、上下側地11,12
の間に適宜間隔で襠布13を縦方向横方向に交差し、襠布
13の上下端縁14,15のそれぞれを上側地11,下側地12に縫
着して小区画室16を形成し、その内部に羽毛17を封入し
てなるもの、或いは上下側地11,12よりなる袋体内に羽
毛17を封入し、上下側地11,12を通してキルト18してな
るものである。足部布団片２は三日月形の表側地21と裏
側地22とよりなる袋体内に羽毛23を封入してなり、側地
21,22の弧状部分３の長さは本体部分１の短辺4aの長さ
に等しい。また、頭部布団片５は、足部布団片２と同様
に、三日月形の表側地51と裏側地52とよりなる袋体内に
羽毛53を封入してなり、側地51,52の弧状部分６の長さ
は本体部分１の短辺4bの長さが等しいが、直線部分７の
中央に半円状の切り欠き８を有する。 なお、二つの布団片2,5は、何れも羽毛が充填された布
団構造のものであるが、羽毛素材や厚さなどの点で本体
部分１と全く同一構造のものである必要はなく、保温性
を損ねることがない程度に羽毛の封入量を少なくし２ド
レープ性を一層高め、或いは襠布の間隔を狭くして羽毛
の移動を極力少なくするなどするのが好ましい。 本考案の羽毛布団は、上記本体部分１の短辺4aに足部布
団片２の弧状部分３を縫着し、反対側短辺4bに頭部布団
片５の弧状部分６を縫着してなるものであり、直線状の
短辺4a,4bに弧状部分3,6がそれぞれが縫着されてなるも
のであることにより、この羽毛布団は、第１図に示した
ようにかまぼこ形のものである。勿論、そのような立体
的形状を自ら保持し得るわけではないが、支持体があれ
ばかまぼこ形を、たるみなしに、かつ切り欠き８の部分
以外は床との間に隙間を生じることなしにとることがで
きる。 この布団を着用し就寝する際は、頭部布団片５で肩口を
覆い、切り欠き８の部分から首を出す。 首を出す切り欠き部分８は、上記例では半円状である
が、ここは首だけを出すのに適当な切り欠きであればど
のような形状であってもよい。また、二つの布団片の弧
状部分3,6が完全な円弧状である必要はなく、中央部付
近が直線状またはそれに近い緩い曲率のものであっても
よい。 上記布団を使用するときは、頭部を切り欠きから出すこ
とにより、頭部の周囲に、頭部布団片５が位置すること
になる。頭部布団片５は、布団１を水平状態に持ち上げ
たとすると、垂直状態に垂下しているものであるため
に、本考案布団を掛け布団として上記状態で使用すると
きは、頭部布団片５が頭部の周囲にアコーデオン状態に
堆積することにより肩を含めた頭部の周囲を密封状態に
する。この密封状態は寝返り等により身体を動かしても
アコーデオン状態に重なっている布団がその動きに従っ
て上下するだけで敷布団と掛布団との間に隙間が生ずる
ことなく暖かさを保つことが出来る。
本考案の羽毛布団は、長方形の布団本体の短辺の一方
に、該短辺の長さと等しい長さの弧状部分を有する弓形
の足部布団片をその弧状部分において接合し、他方の短
辺に、該短辺の長さと等しい長さの弧状部分を有する弓
形の頭部布団片をその弧状部分において接合し、頭部布
団片の直線部分中央に切り欠きを設けたため、切り欠き
の部分から首を出して着用すると、首の周囲に頭部布団
片がアコーデオン状に堆積し、肩口の部分は頭部布団片
で覆われ、また足先の部分も、頭部布団片と同様にアコ
ーデオン状に堆積した足部布団片のため、敷布団と掛布
団とは密閉状態を呈する。そのため、本体部分が寝がえ
りなどにより少々持ち上がっても、アコーデオン状に堆
積した頭部及び足部布団片がその持ち上がりに従うため
に敷布団と掛布団との間に隙間を生じない。また、この
ような着用状態がこの布団にとっても自然な形状である
ため、寝返りを打っても身体から布団が離れにくい。こ
れらの特長により、本考案の羽毛布団はその保温性能を
100％発揮して暖かい安眠を保証する優れたものであ
る。
に、該短辺の長さと等しい長さの弧状部分を有する弓形
の足部布団片をその弧状部分において接合し、他方の短
辺に、該短辺の長さと等しい長さの弧状部分を有する弓
形の頭部布団片をその弧状部分において接合し、頭部布
団片の直線部分中央に切り欠きを設けたため、切り欠き
の部分から首を出して着用すると、首の周囲に頭部布団
片がアコーデオン状に堆積し、肩口の部分は頭部布団片
で覆われ、また足先の部分も、頭部布団片と同様にアコ
ーデオン状に堆積した足部布団片のため、敷布団と掛布
団とは密閉状態を呈する。そのため、本体部分が寝がえ
りなどにより少々持ち上がっても、アコーデオン状に堆
積した頭部及び足部布団片がその持ち上がりに従うため
に敷布団と掛布団との間に隙間を生じない。また、この
ような着用状態がこの布団にとっても自然な形状である
ため、寝返りを打っても身体から布団が離れにくい。こ
れらの特長により、本考案の羽毛布団はその保温性能を
100％発揮して暖かい安眠を保証する優れたものであ
る。
第１図は本考案の羽毛布団の一例を示す斜視図、第２図
は第１図の羽毛布団の構成片展開図、第３図は布団の一
部断面を示し、Ａは襠布を用いた布団、Ｂはキルトした
布団である。 １…本体部分,2…足部布団片,3,4…弧状部分,4a,4b…短
辺,5…頭部布団片,8…切り欠き 11…上側地,12…下側地,13…襠布,14…上端縁,15…下端
縁,16…小区画室,17,23…羽毛,18…キルト,21,51…表側
地、22,52…裏側地
は第１図の羽毛布団の構成片展開図、第３図は布団の一
部断面を示し、Ａは襠布を用いた布団、Ｂはキルトした
布団である。 １…本体部分,2…足部布団片,3,4…弧状部分,4a,4b…短
辺,5…頭部布団片,8…切り欠き 11…上側地,12…下側地,13…襠布,14…上端縁,15…下端
縁,16…小区画室,17,23…羽毛,18…キルト,21,51…表側
地、22,52…裏側地
フロントページの続き (56)参考文献 実願昭60−185192号（実開昭62−92766 号）の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム（ＪＰ, Ｕ) 実願昭53−176983号（実開昭55−93377 号）の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム（ＪＰ, Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】上下の側地に上下端縁を縫着した襠布によ
り構成した小区画或いは、上下側地を通してキルトをす
ることにより構成した小区画内に羽毛を封入してなる、
長方形の布団本体の短辺の一方に、三日月形の表側地と
裏側地とよりなる袋体内に羽毛を封入してなる足部布団
片の、前記短辺の長さと等しい長さの弧状部分の側地を
その弧状部分において接合し、他方の短辺に、三日月形
の表側地と裏側地とよりなる袋体内に羽毛を封入してな
る頭部布団片の、前記短辺の長さと等しい長さの弧状部
分の側地をその弧状部分において接合し、頭部布団片の
直線部分中央に切り欠きを設けてなる羽毛布団。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989025440U JPH0736530Y2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 羽毛布団 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989025440U JPH0736530Y2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 羽毛布団 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02119074U JPH02119074U (ja) | 1990-09-25 |
| JPH0736530Y2 true JPH0736530Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31246182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989025440U Expired - Lifetime JPH0736530Y2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 羽毛布団 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0736530Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5593377U (ja) * | 1978-12-22 | 1980-06-27 | ||
| JPS6292766U (ja) * | 1985-12-01 | 1987-06-13 |
-
1989
- 1989-03-06 JP JP1989025440U patent/JPH0736530Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02119074U (ja) | 1990-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |