JP2582274Y2 - 掛け布団 - Google Patents
掛け布団Info
- Publication number
- JP2582274Y2 JP2582274Y2 JP6111293U JP6111293U JP2582274Y2 JP 2582274 Y2 JP2582274 Y2 JP 2582274Y2 JP 6111293 U JP6111293 U JP 6111293U JP 6111293 U JP6111293 U JP 6111293U JP 2582274 Y2 JP2582274 Y2 JP 2582274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper layer
- quilt
- lower layer
- sewn
- comforter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Bedding Items (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、掛け布団に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年布団の中に詰める素材として天然繊
維素材や合成繊維素材等、多種多様である。その中でも
羊毛や羽毛等を布団内に入れる素材とする場合は、使用
による片寄りを防ぐためにキルティング加工を施すこと
が知られている。
維素材や合成繊維素材等、多種多様である。その中でも
羊毛や羽毛等を布団内に入れる素材とする場合は、使用
による片寄りを防ぐためにキルティング加工を施すこと
が知られている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の布団は
キルティング加工する際に布団の厚さ方向に一体的にキ
ルティング加工しているので、その部分の布団の厚みが
変更され保温性が布団の面全体で均一に確保できない等
の問題があった。本考案は上記した従来技術の問題点を
解決することを目的とする。
キルティング加工する際に布団の厚さ方向に一体的にキ
ルティング加工しているので、その部分の布団の厚みが
変更され保温性が布団の面全体で均一に確保できない等
の問題があった。本考案は上記した従来技術の問題点を
解決することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案の掛け布団は、狭いキルト面により縫製され所定
量の充填材を充填した上層と、前記上層よりも広いキル
ト面により縫製され、上層よりも少量の充填材を充填し
た下層と、前記上層と下層の間に設けられた中布とを備
えたことを特徴とする。
本考案の掛け布団は、狭いキルト面により縫製され所定
量の充填材を充填した上層と、前記上層よりも広いキル
ト面により縫製され、上層よりも少量の充填材を充填し
た下層と、前記上層と下層の間に設けられた中布とを備
えたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】上層は冷えた外気を完全に遮断し保温性を向上
させ、下層は人体の表面に密着しやすく、隙間ができず
均等に保温効果を与える。
させ、下層は人体の表面に密着しやすく、隙間ができず
均等に保温効果を与える。
【０００６】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１は部分縦断面斜視図であり、図２は図１におけ
るａ−ａ′縦断面図である。図３は図１におけるｂ−
ｂ′部分横断面斜視図であり、図４は図１におけるｂ−
ｂ′断面図である。この掛け布団Ｘは、綿生地または絹
を織り込んだ生地から成る布団かわ７を表生地と裏生地
として、その間に布団かわ７と同等の大きさのナイロン
タフタからなる中布４を入れて端部を一体的に縫結して
いる。そして、この掛け布団Ｘは、該中布４の上側を形
成する上層Ａと、下側を形成する下層Ｂとから構成され
ている。上層Ａと下層Ｂは夫々異なる位置に縫製加工さ
れており、上層Ａは狭いキルト面１を有し下層Ｂは上層
Ａより広いキルト面２を有している。前記中布４に上層
Ａと下層Ｂの各々のキルト面を仕切る立体マチ３ａ、３
ｂを設け、その端部を布団かわ７と縫結して縫製されて
いる。なお前記立体マチ３ａ、３ｂはナイロンメッシュ
でできている。上層Ａのキルト面１と下層Ｂのキルト面
２は夫々異なる大きさであるので、前記立体マチ３ａ、
３ｂが中布４を中心に上下同じ位置に設けられることは
なく、少しずれた位置に設けられた構造になっている。
なお掛け布団Ｘの中に充填する素材として、抗菌防臭加
工を施した羽毛を使用しており、上層Ａに充填する羽毛
量は、下層Ｂより多めに充填し、下層Ｂは上層Ａより少
なめに充填している。
る。図１は部分縦断面斜視図であり、図２は図１におけ
るａ−ａ′縦断面図である。図３は図１におけるｂ−
ｂ′部分横断面斜視図であり、図４は図１におけるｂ−
ｂ′断面図である。この掛け布団Ｘは、綿生地または絹
を織り込んだ生地から成る布団かわ７を表生地と裏生地
として、その間に布団かわ７と同等の大きさのナイロン
タフタからなる中布４を入れて端部を一体的に縫結して
いる。そして、この掛け布団Ｘは、該中布４の上側を形
成する上層Ａと、下側を形成する下層Ｂとから構成され
ている。上層Ａと下層Ｂは夫々異なる位置に縫製加工さ
れており、上層Ａは狭いキルト面１を有し下層Ｂは上層
Ａより広いキルト面２を有している。前記中布４に上層
Ａと下層Ｂの各々のキルト面を仕切る立体マチ３ａ、３
ｂを設け、その端部を布団かわ７と縫結して縫製されて
いる。なお前記立体マチ３ａ、３ｂはナイロンメッシュ
でできている。上層Ａのキルト面１と下層Ｂのキルト面
２は夫々異なる大きさであるので、前記立体マチ３ａ、
３ｂが中布４を中心に上下同じ位置に設けられることは
なく、少しずれた位置に設けられた構造になっている。
なお掛け布団Ｘの中に充填する素材として、抗菌防臭加
工を施した羽毛を使用しており、上層Ａに充填する羽毛
量は、下層Ｂより多めに充填し、下層Ｂは上層Ａより少
なめに充填している。
【０００７】前記上層Ａはキルト面１を狭くして中に充
填する羽毛量を下層Ｂより多めにしているため、外気を
遮断する。一方下層Ｂはキルト面２を広くして充填する
羽毛量を上層Ａより少なめにしているので、人体の表面
に密着しやすく、隙間を作ることがない。また掛け布団
Ｘを上層Ａと下層Ｂに分ける中布４を中心に、立体マチ
３ａ、３ｂが上下同じ位置に設けられることなく、少し
ずれた位置に設けられているため、立体マチ３ａ、３ｂ
部分からの外気の侵入を防止できる。また該掛け布団Ｘ
の内部に中布４を設けているため保温性をより向上でき
る。掛け布団Ｘの中に充填する素材は、抗菌防臭加工を
施した羽毛を使用しているので衛生面を維持することが
できる。
填する羽毛量を下層Ｂより多めにしているため、外気を
遮断する。一方下層Ｂはキルト面２を広くして充填する
羽毛量を上層Ａより少なめにしているので、人体の表面
に密着しやすく、隙間を作ることがない。また掛け布団
Ｘを上層Ａと下層Ｂに分ける中布４を中心に、立体マチ
３ａ、３ｂが上下同じ位置に設けられることなく、少し
ずれた位置に設けられているため、立体マチ３ａ、３ｂ
部分からの外気の侵入を防止できる。また該掛け布団Ｘ
の内部に中布４を設けているため保温性をより向上でき
る。掛け布団Ｘの中に充填する素材は、抗菌防臭加工を
施した羽毛を使用しているので衛生面を維持することが
できる。
【０００８】以上説明した実施例によれば、冷たい外気
は前記布団のキルト面１が狭く羽毛量の多い上層Ａによ
り遮断される。また下層Ｂはキルト面２が広く、羽毛量
が上層Ａより少ないため、人体の表面に隙間なく適切に
密着し、更に保温性を向上させることができる。また上
層Ａと下層Ｂの各々のキルト面を仕切る立体マチ３ａ、
３ｂを、夫々上下交互になる位置に設けて縫製加工し、
その間に中布４を介在させてあるため、外気の立体マチ
３ａ、３ｂからの侵入を防止できる。
は前記布団のキルト面１が狭く羽毛量の多い上層Ａによ
り遮断される。また下層Ｂはキルト面２が広く、羽毛量
が上層Ａより少ないため、人体の表面に隙間なく適切に
密着し、更に保温性を向上させることができる。また上
層Ａと下層Ｂの各々のキルト面を仕切る立体マチ３ａ、
３ｂを、夫々上下交互になる位置に設けて縫製加工し、
その間に中布４を介在させてあるため、外気の立体マチ
３ａ、３ｂからの侵入を防止できる。
【０００９】
【考案の効果】以上説明したように本考案の掛け布団
は、狭いキルト面により縫製され所定量の充填材を充填
した上層と、前記上層よりも広いキルト面により縫製さ
れ、上層よりも少量の充填材を充填した下層と、前記上
層と下層の間に設けられた中布とを備えているため、冷
えた外気を遮断し保温性を向上させ、人体の表面には均
等に保温効果を与えることができる等の効果がある。
は、狭いキルト面により縫製され所定量の充填材を充填
した上層と、前記上層よりも広いキルト面により縫製さ
れ、上層よりも少量の充填材を充填した下層と、前記上
層と下層の間に設けられた中布とを備えているため、冷
えた外気を遮断し保温性を向上させ、人体の表面には均
等に保温効果を与えることができる等の効果がある。
【図１】本考案の一実施例を示す部分断面斜視図。
【図２】図１におけるａ−ａ′縦断面図。
【図３】図１におけるｂ−ｂ′部分断面斜視図。
【図４】図１におけるｂ−ｂ′断面図。
１：キルト面、２：キルト面、３ａ，３ｂ：立体マチ、
４：中布、７：布団かわ。
４：中布、７：布団かわ。
Claims (2)
- 【請求項１】 狭いキルト面により縫製され所定量の充
填材を充填した上層と、 前記上層よりも広いキルト面により縫製され、上層より
も少量の充填材を充填した下層と、 前記上層と下層の間に設けられた中布と、 を備えたことを特徴とする掛け布団。 - 【請求項２】 前記充填材が羽毛である、 請求項１に記載の掛け布団。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111293U JP2582274Y2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 掛け布団 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6111293U JP2582274Y2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 掛け布団 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724171U JPH0724171U (ja) | 1995-05-09 |
| JP2582274Y2 true JP2582274Y2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=13161680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6111293U Expired - Lifetime JP2582274Y2 (ja) | 1993-10-20 | 1993-10-20 | 掛け布団 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2582274Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-20 JP JP6111293U patent/JP2582274Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0724171U (ja) | 1995-05-09 |
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