JP2001029211A - アンダーカーペット - Google Patents

アンダーカーペット

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JP2001029211A
JP2001029211A JP11202473A JP20247399A JP2001029211A JP 2001029211 A JP2001029211 A JP 2001029211A JP 11202473 A JP11202473 A JP 11202473A JP 20247399 A JP20247399 A JP 20247399A JP 2001029211 A JP2001029211 A JP 2001029211A
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JP
Japan
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cushioning
cloth
undercarpet
carpet
lining
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Pending
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JP11202473A
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English (en)
Inventor
Shiro Ishiyama
史郎 石山
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、住宅の居間のフロアー上に敷いて
使用するカーペット等の下敷きとして使用し、カーペッ
ト等とフロアーとの滑りを防止するアンダーカーペット
に関する。 【解決手段】クッション性を有する緩衝材を挟んで、上
面に滑り止め加工を施した表地と、下面に滑り止め加工
を施した裏地とをそれぞれ積層し、これら積層体を、キ
ルティングまたは接着にて一体積層してなるアンダーカ
ーペット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の居間のフロ
ーリング上で使用されるカーペットや、玄関の上がり口
に敷く玄関マット、風呂場の出入り口床面に敷くバスマ
ット、或いは台所の流し台の前に敷くキッチンマット等
の敷物の下に敷いて、これらの敷物と床面での滑りを防
止するアンダーカペットに関する。
【0002】従来、住宅における居間のフローリング上
には、インテリアとして、また直接その上に座ったり寝
ころがったりした場合に体が痛くなく、感触を良くする
ために、カーペットが使用されている。また同様に、玄
関の上がり口では玄関マットが使用され、風呂場の出入
り口ではバスマット、台所の流し台の前ではキッチンマ
ットなど、それぞれの床面上に適した敷物が使用されて
いる。
【0003】このような目的で使用される住宅床上の敷
物は、単に床面上に置いてあるだけでは、玄関マット、
バスマット、キッチンマットのような小さく軽いもので
は、床面上で敷物が滑り易く、歩行のたびに敷いた位置
がずれて見栄えが悪くなったり、滑って転んだりし易い
問題があった。また、居間に使用するカーペットのよう
に比較的大きな敷物であっても、居住者が頻繁に歩行を
したり、動きが激しいために、部分的にずれ動いたり、
捲り挙げられたりし易く、歩行者が滑ったり、つまずい
たりする虞があった。
【0004】このような点に鑑み、実用新案登録第30
32041号考案や特願平7−258744号発明に見
られるように、敷物の下面に滑り止め加工を施し、滑り
にくい構造とした考案、発明が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
7−258744号発明にあっては、裏面には滑り止め
加工が施されてはいるものの、上面は合成樹脂シートで
あり、実用新案登録第3032041号考案にあって
も、裏面には滑り止め加工が施されてはいるものの、上
面は綿、化学繊維等からなる不織布であり、これらの上
面に敷設するカーペット等の間においては滑り止め効果
が不十分であり、敷物が動いたり、捲れたりする虞があ
った。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、アンダーカーペットの上に敷く敷物いかんにかか
わらず、床面との間においても、敷物との間においても
滑りにくく、安定した状態に敷物を設置することができ
るアンダーカーペットを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のアンダーカーペットは、クッション性を有する緩衝材
を挟んで、上面側に滑り止め加工を施した表地と、下面
側に滑り止め加工を施した裏地とをそれぞれ積層し、こ
れら積層体をキルティングにて一体積層してなることを
特徴とするアンダーカーペットである。また、請求項2
に記載のアンダーカーペットは、クッション性を有する
緩衝材を挟んで、上面側に滑り止め加工を施した表地
と、下面側に滑り止め加工を施した裏地とをそれぞれ積
層し、これら積層体を接着にて一体積層してなることを
特徴とするアンダーカーペットである。
【0008】
【発明の実施の形態】図面実施例に従って説明をする。
図1は、本発明のアンダーカーペットの一実施例を示す
斜視図である。図2は、図1に示すアンダーカーペット
のA−A線部分拡大断面図である。図3は、本発明の他
の実施例であるアンダーカーペットの図1A−A線に該
当する部分の部分拡大断面図である。
【0009】この図1、図2に示したアンダーカーペッ
ト(1)は、クッション性を有する緩衝材(6)を挟ん
で、上面側に滑り止め加工(3)を施した表地(2)
と、下面側に滑り止め加工(3)を施した裏地(7)と
をそれぞれ積層し、これら積層体をキルティング(5)
にて一体積層し、四方周辺を縁材(4)を介して縫着一
体化してなることを特徴とするアンダーカーペット
(1)である。また、図3に示す実施例では、クッショ
ン性を有する緩衝材(6)を挟んで、上面側に滑り止め
加工(3)を施した表地(2)と、下面側に滑り止め加
工(3)を施した裏地(7)とをそれぞれ積層し、これ
ら積層体をそれぞれ接着し、この積層体の四方周辺を縁
材(4)を介して縫着一体化してなることを特徴とする
アンダーカーペット(1)である。
【0010】クッション性を有する緩衝材(6)は、ク
ッション性、緩衝性、遮音性に優れた嵩高のものが好ま
しく、軟質ポリウレタンフォーム等の合成樹脂フォーム
やラバーフォームなどの他、ポリエステル綿等の綿材を
圧縮して板状に形成した硬綿やフェルト等が使用でき
る。厚さは、良好なクッション性や、折り畳み、収納、
持ち運び等の取り扱い性から、下敷き物としての適度の
厚さを考慮して、緩衝材(6)として5〜30mm程度
のものが適当である。
【0011】表地(2)及び裏地(7)は、生地に滑り
止め加工(3)を施したものであり、生地としては綿、
ウール、合成繊維などからなる不織布、織布など、摩擦
に対して強度を有するものが好ましい。表地(2)及び
裏地(7)は、それぞれの生地は同一のものでも良い
が、異なる種類の生地の組み合わせであっても良い。
【0012】滑り止め加工(3)は、合成樹脂エラスト
マーやポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂、ゴムなど比
較的摩擦抵抗の大きい樹脂を生地上に施すことによって
行うものであり、図1〜図3に示した実施例では、表地
(2)及び裏地(7)の生地上に突起状に点在させて施
している。滑り止め加工(3)は、これらの実施例のよ
うに生地上に突起状に点在させる構成だけでなく、滑り
止め材を生地上に多数の直線列状に配設したり、あるい
は格子状に配設したりしても良く、又、生地上に全面加
工しても良く、特にその配設形状に限定されるものでは
無い。また、表地(2)と裏地(7)に施す滑り止め加
工(3)の構成は、表地(2)と裏地(7)で同一構成
であっても良いが、表地(2)と裏地(7)で別構成の
組み合わせを取っても良い。
【0013】図1、図2に示した実施例の場合、クッシ
ョン性を有する緩衝材(6)を挟んで表地(2)と裏地
(7)を積層し、これら積層体を、表地(2)から裏地
(7)まで縫糸によりキルティング(5)をすることに
より積層一体化している。キルティング(5)は、図1
実施例に示すような直線縫いの他、円形や楕円形、その
他適宜装飾形状に施して良く、キルティング幅は緩衝材
(6)が表地(2)と裏地(7)の間で動いたり、偏っ
たりしない範囲で自由に設定することが出来る。そし
て、これらの積層体の四方周辺に、表地(2)の上面及
び裏地(7)の下面が被さるようにして縁材(4)を囲
繞し、縁材(4)の上下被覆部分を縫い糸(9)により
縫着しているものである。縁材(4)は比較的強度があ
るシート材であれば何でも良いが、表地(2)および裏
地(7)とのバランスの点から、織物等が好ましい。
【0014】図3に示した実施例の場合、クッション性
を有する緩衝材(6)を挟んで、上面側に表地(2)を
積層し、下面側に裏地(7)を積層し、接着剤(8)を
施して接着積層一体化させたものである。接着剤は表地
(2)と裏地(7)の裏面、あるいは緩衝材(6)の表
面に全面的に施して接着しても良いが、部分的に施して
接着接合させても良い。また、緩衝材(6)が軟質ポリ
ウレタンフォームのように熱溶融性を有するものの場合
は、緩衝材(6)の表面を加熱溶融させて接着性を有す
る表面とし、その上に表地(2)及び裏地(7)を積層
し、加圧冷却して溶融樹脂を固化させ接着一体化させ
る、例えばフレームラミネート法によっても良い。そし
て、図1、図2実施例と同様に、これらの積層体の四方
周辺に、表地(2)の上面及び裏地(7)の下面に被さ
るようにして縁材(4)を囲繞し、縁材(4)の上下被
覆部分を縫い糸(9)により縫着してなるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明のアンダーカーペットは以上の通
りであり、アンダーカーペットの表裏両面に、滑り止め
加工が施された表地及び裏地が積層されているため、裏
面においてはフローリングとの間で滑りにくく、表面に
おいてはその上に敷く敷物との間で滑りにくいので、ア
ンダーカーペットの上に敷く敷物は、フローリングに対
して滑らず、安定した状態に保てるものである。更に、
クッション性を有する緩衝材が表裏面材の間に介在して
いるため、敷物使用中に、部分的に荷重が掛かると緩衝
材が部分的に沈み込み、その部分で裏面に荷重がより多
く掛かるようになるので、滑り止め効果は更に大きくな
るものである。
【0016】また、緩衝材の存在により、クッション性
に優れて敷物使用の感触も良く、保温性、防音性にも優
れているので、住宅のフローリング敷物のアンダーカー
ペットとして極めて好適なものである。
【0017】請求項1記載のアンダーカーペットでは、
表地、緩衝材および裏地がキルティングにて一体積層さ
れているため、表地と緩衝材、および裏地と緩衝材のそ
れぞれの間には空隙が形成され、保温性はより良好とな
る。請求項2記載のアンダーカーペットでは、表地と緩
衝材、および裏地と緩衝材とがそれぞれ接着剤にて一体
積層されているため、アンダーカーペットの表裏面は平
滑になっており、その上に敷く敷物が安定した状態で敷
き易く、取り扱い易い。
【0018】本発明のアンダーカーペットは以上のよう
に、上に敷く敷物の滑り止め効果が大きく、クッション
性、防音性にすぐれているので、住宅のフローリング上
に敷く敷物のアンダーカーペットとして好適なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンダーカーペットの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1に示すアンダーカーペットのA−A線部分
拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施例であるアンダーカーペット
の図1A−A線に該当する部分の部分拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 アンダーカーペット 2 表地 3 滑り止め加工 4 縁材 5 キルティング 6 緩衝材 7 裏地

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション性を有する緩衝材を挟んで、
    上面側に滑り止め加工を施した表地と、下面側に滑り止
    め加工を施した裏地とをそれぞれ積層し、これら積層体
    をキルティングにて一体積層してなることを特徴とする
    アンダーカーペット。
  2. 【請求項2】 クッション性を有する緩衝材を挟んで、
    上面側に滑り止め加工を施した表地と、下面側に滑り止
    め加工を施した裏地とをそれぞれ積層し、これら積層体
    を接着にて一体積層してなることを特徴とするアンダー
    カーペット。
JP11202473A 1999-07-16 1999-07-16 アンダーカーペット Pending JP2001029211A (ja)

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JP11202473A JP2001029211A (ja) 1999-07-16 1999-07-16 アンダーカーペット

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004027142A1 (ja) * 2002-09-20 2004-04-01 Tajima Incorporated Pvc系素材の滑り止めバッキング材を裏面に設けた置き敷き床タイル
JP2015042190A (ja) * 2013-08-24 2015-03-05 住江織物株式会社 ラグ用クッション材
KR200477397Y1 (ko) * 2012-12-31 2015-06-04 엄원당 침구용 패드

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