JP2012139021A - モータ制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 - Google Patents

モータ制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で、電源リレーに生じた故障を迅速かつ確実に検出可能なモータ制御装置および電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】電源リレー30は、バッテリ80とインバータ部20とを接続する電源線3に設けられ、第1FET31および第2FET32からなる。第1FET31と第2FET32とは、互いの寄生ダイオードの極性が逆向きとなるよう直列に接続されている。電源線3のうち第2FET32とインバータ部20との間にコンデンサ40が接続され、第1FET31と第2FET32との間に電圧センサ50が設けられている。マイコン70は、チャージ回路60によりコンデンサ40に電荷をチャージした後、第1FET31および第2FET32をオンまたはオフに制御しつつ電圧センサ50により検出した電圧に基づき電源リレー30の短絡故障または断線故障を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置に関する。
従来、電源からモータに供給される電力を遮断または許容する電源リレーを、FET等の半導体スイッチング素子により構成したモータ制御装置が知られている。特許文献1に記載されたモータ制御装置では、互いの寄生ダイオードの極性が逆向きとなるよう2つのスイッチング素子を直列に接続することにより電源リレーを構成している。また、このモータ制御装置は、電源リレーとモータとの間に設けられモータに駆動電力を供給する駆動回路、ならびに、第1電圧センサおよび第2電圧センサの2つの電圧センサを備えている。第1電圧センサは、電源リレーを構成する2つのスイッチング素子のうち電源側のスイッチング素子である第1FETの出力側の電圧を検出する。第2電圧センサは、第1FETの駆動回路側のスイッチング素子である第2FETの出力側の電圧を検出する。そして、モータの駆動制御開始前のイニシャルチェックにおいて、第1FETおよび第2FETをオン/オフ制御し、このとき第1電圧センサおよび第2電圧センサにより検出した電圧に基づき第1FETおよび第2FETの短絡故障または断線故障を検出している。
特開2010−74915号公報
特許文献1のモータ制御装置では、第1FETおよび第2FETの短絡故障または断線故障を検出するのに、物理的な構成としては上述のように2つの電圧センサを必要とし、処理的な構成としては最大4つのステップを実行する必要がある。そのため、構成が複雑になるとともに故障の検出に要する時間が増大するおそれがある。
また、特許文献1のモータ制御装置の構成では、第2FETの短絡故障または断線故障を検出するためには、事前に、第2FETと駆動回路との間に設けられたコンデンサに電荷をチャージしておく必要がある。よって、第1FETをオン制御することでコンデンサに電荷がチャージされるステップ(第2ステップ)の後でなければ、第2FETの短絡故障または断線故障を検出するステップを実行することができない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、電源リレーに生じた故障を迅速かつ確実に検出可能なモータ制御装置および電動パワーステアリング装置を提供することにある。
請求項1に記載されたモータ制御装置の発明は、駆動回路と電源リレーとコンデンサと電圧検出手段とチャージ手段と制御部とを備える。駆動回路は、電源の電源電圧に基づきモータに駆動電力を供給する。電源リレーは、電源と駆動回路とを接続する電源線に設けられ、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子からなる。第1スイッチング素子は、寄生ダイオードの極性が電源側を向くよう電源線に設けられている。第2スイッチング素子は、寄生ダイオードの極性が駆動回路側を向くよう第1スイッチング素子の駆動回路側に設けられている。すなわち、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とは、互いの寄生ダイオードの極性が逆向きとなるよう直列に接続されている。電源リレーは、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の作動により電源線を流れる電流を遮断または許容する。コンデンサは、一端が電源線のうち第2スイッチング素子と駆動回路との間に接続されている。電圧検出手段は、電源線のうち第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との間に設けられ、第1スイッチング素子の第2スイッチング素子側の電圧を検出する。チャージ手段は、電圧をコンデンサに印加することでコンデンサに電荷をチャージ可能である。制御部は、駆動回路を制御することでモータの駆動を制御する。また、制御部は、電源リレーの作動を制御することで電源線を流れる電流を遮断または許容する。さらに、制御部は、チャージ手段の作動を制御することでコンデンサに電荷をチャージする。
そして、本発明では、制御部は、チャージ手段の作動を制御することでコンデンサに電荷をチャージした後、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子が共にオフとなるよう制御し、このとき電圧検出手段により検出した電圧に基づき第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のうち少なくとも一方の短絡故障を検出する第1ステップを実行する。
例えば、制御部は、第1ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0であった場合、「電源リレーを構成する第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のいずれにも短絡故障は生じていない」つまり「電源リレーに短絡故障は生じていない」と判定する。一方、第1ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0でなかった場合、「電源リレーを構成する第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のうち少なくとも一方に短絡故障が生じている」つまり「電源リレーに短絡故障が生じている」と判定する。このように、制御部は、第1ステップを実行することにより、電源リレーの短絡故障を検出可能である。
また、制御部は、第1ステップの実行により第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のいずれにも短絡故障が検出されなかった場合、第1スイッチング素子がオフとなるよう、かつ、第2スイッチング素子がオンとなるよう制御し、このとき電圧検出手段により検出した電圧に基づき第2スイッチング素子の断線故障を検出する第2ステップを実行する。
例えば、制御部は、第2ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0でなかった場合、第2スイッチング素子に断線故障は生じていないと判定する。一方、第2ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0であった場合、第2スイッチング素子に断線故障が生じていると判定する。
さらに、制御部は、第2ステップの実行により第2スイッチング素子の断線故障が検出されなかった場合、第1スイッチング素子がオンとなるよう、かつ、第2スイッチング素子がオフとなるよう制御し、このとき電圧検出手段により検出した電圧に基づき第1スイッチング素子の断線故障を検出する第3ステップを実行する。
例えば、制御部は、第3ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0でなかった場合、第1スイッチング素子に断線故障は生じていないと判定する。一方、第3ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0であった場合、第1スイッチング素子に断線故障が生じていると判定する。このように、制御部は、第1ステップの後、第2ステップおよび第3ステップを実行することにより、電源リレーの断線故障を検出可能である。
上述のように、本発明では、最大3つのステップを実行することにより、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の短絡故障または断線故障を検出可能である。また、各ステップにおいては、電圧検出手段で検出した電圧が「0」か「0以外」かを判定することにより各スイッチング素子の短絡故障または断線故障を検出可能である。また、物理的な構成としては、チャージ手段を必要とするものの、電源リレーの短絡故障または断線故障を検出するために必要な電圧検出手段は1つである。したがって、本発明は、比較的簡単な構成で、電源リレーに生じた故障を迅速かつ確実に検出可能である。
請求項2に記載されたモータ制御装置の発明は、駆動回路と電源リレーとコンデンサと電圧検出手段とチャージ手段と制御部とを備える。駆動回路は、電源の電源電圧に基づきモータに駆動電力を供給する。電源リレーは、電源と駆動回路とを接続する電源線に設けられ、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子からなる。第1スイッチング素子は、寄生ダイオードの極性が電源側を向くよう電源線に設けられている。第2スイッチング素子は、寄生ダイオードの極性が駆動回路側を向くよう第1スイッチング素子の駆動回路側に設けられている。すなわち、第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とは、互いの寄生ダイオードの極性が逆向きとなるよう直列に接続されている。電源リレーは、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の作動により電源線を流れる電流を遮断または許容する。コンデンサは、一端が電源線のうち第2スイッチング素子と駆動回路との間に接続されている。電圧検出手段は、電源線のうち第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との間に設けられ、第1スイッチング素子の第2スイッチング素子側の電圧を検出する。チャージ手段は、電圧をコンデンサに印加することでコンデンサに電荷をチャージ可能である。制御部は、駆動回路を制御することでモータの駆動を制御する。また、制御部は、電源リレーの作動を制御することで電源線を流れる電流を遮断または許容する。さらに、制御部は、チャージ手段の作動を制御することでコンデンサに電荷をチャージする。
そして、本発明では、制御部は、チャージ手段の作動を制御することでコンデンサに電荷をチャージした後、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子が共にオフとなるよう制御し、このとき電圧検出手段により検出した電圧に基づき第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のうち少なくとも一方の短絡故障を検出する第1ステップを実行する。
例えば、制御部は、第1ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0であった場合、「電源リレーを構成する第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のいずれにも短絡故障は生じていない」つまり「電源リレーに短絡故障は生じていない」と判定する。一方、第1ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0でなかった場合、「電源リレーを構成する第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のうち少なくとも一方に短絡故障が生じている」つまり「電源リレーに短絡故障が生じている」と判定する。このように、制御部は、第1ステップを実行することにより、電源リレーの短絡故障を検出可能である。
また、制御部は、第1ステップの実行により第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のいずれにも短絡故障が検出されなかった場合、第1スイッチング素子がオンとなるよう、かつ、第2スイッチング素子がオフとなるよう制御し、このとき電圧検出手段により検出した電圧に基づき第1スイッチング素子の断線故障を検出する第2ステップを実行する。
例えば、制御部は、第2ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0でなかった場合、第1スイッチング素子に断線故障は生じていないと判定する。一方、第2ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0であった場合、第1スイッチング素子に断線故障が生じていると判定する。
さらに、制御部は、第2ステップの実行により第1スイッチング素子の断線故障が検出されなかった場合、第1スイッチング素子がオフとなるよう、かつ、第2スイッチング素子がオンとなるよう制御し、このとき電圧検出手段により検出した電圧に基づき第2スイッチング素子の断線故障を検出する第3ステップを実行する。
例えば、制御部は、第3ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0でなかった場合、第2スイッチング素子に断線故障は生じていないと判定する。一方、第2ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が0であった場合、第2スイッチング素子に断線故障が生じていると判定する。このように、制御部は、第1ステップの後、第2ステップおよび第3ステップを実行することにより、電源リレーの断線故障を検出可能である。
上述のように、本発明では、最大3つのステップを実行することにより、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の短絡故障または断線故障を検出可能である。また、各ステップにおいては、電圧検出手段で検出した電圧が「0」か「0以外」かを判定することにより各スイッチング素子の短絡故障または断線故障を検出可能である。また、物理的な構成としては、チャージ手段を必要とするものの、電源リレーの短絡故障または断線故障を検出するために必要な電圧検出手段は1つである。したがって、本発明は、請求項1に記載の発明と同様、比較的簡単な構成で、電源リレーに生じた故障を迅速かつ確実に検出可能である。
請求項3に記載の発明では、チャージ手段は、電源電圧とは異なる電圧をコンデンサに印加することでコンデンサに電荷をチャージ可能である。これにより、制御部は、第1ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧に基づき第1スイッチング素子または第2スイッチング素子のどちらに短絡故障が生じているかを判別可能である。
例えば、第1ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧が電源電圧に相当する電圧であった場合、第1スイッチング素子に短絡故障が生じていると判定することができる。一方、第1ステップにおいて電圧検出手段により検出した電圧がコンデンサのチャージ電圧に相当する電圧であった場合、第2スイッチング素子に短絡故障が生じていると判定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータ制御装置と、操舵に関するアシストトルクを出力する前記モータと、を備える電動パワーステアリング装置の発明である。上述のように、請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータ制御装置では、電源リレーに生じた故障を迅速かつ確実に検出可能である。よって、モータ制御装置の電源リレーに故障が生じた場合にモータの駆動制御を中止する必要がある電動パワーステアリング装置に対し、本発明は特に好適である。
本発明の第1実施形態によるモータ制御装置を示す概略図。 本発明の第1実施形態によるモータ制御装置を適用した電動パワーステアリング装置およびステアリングシステムを示す模式図。 本発明の第1実施形態によるモータ制御装置の故障検出処理を説明するための図。 本発明の第2実施形態によるモータ制御装置の故障検出処理を説明するための図。
以下、本発明によるモータ制御装置を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるモータ制御装置を図1に示す。モータ制御装置1は、モータ10を駆動制御するものである。モータ制御装置1は、モータ10とともに、例えば車両のステアリング操作(操舵)をアシストするための電動パワーステアリング装置に採用される。
図2は、モータ制御装置1を採用する電動パワーステアリング装置2を備えたステアリングシステム90の全体構成を示す図である。ステアリングシャフト92の先端にはピニオンギア96が設けられており、ピニオンギア96はラック軸97に噛み合っている。ラック軸97の両端には、タイロッド等を介して一対の車輪98が回転可能に連結されている。これにより、運転者がハンドル91を回転させると、ハンドル91に接続されたステアリングシャフト92が回転し、ステアリングシャフト92の回転運動は、ピニオンギア96によってラック軸97の直線運動に変換され、ラック軸97の直線運動変位に応じた角度となるよう一対の車輪98が操舵される。
電動パワーステアリング装置2は、操舵に関するアシストトルクを出力するモータ10、モータ10の回転を減速してステアリングシャフト92に伝える減速ギア89、および、モータ制御装置1を備える。
ここで、モータ10は、3相ブラシレスモータであり、図示しないロータおよびステータを有している。ロータは、円板状の部材であり、その表面に永久磁石が貼り付けられ、磁極を有している。ステータは、ロータを内部に収容するとともに、回転可能に支持している。ステータは、径内方向へ所定角度毎に突出する突出部を有し、この突出部に図1に示すUコイル11、Vコイル12、および、Wコイル13が巻回されている。Uコイル11、Vコイル12、および、Wコイル13は、それぞれU相、V相、および、W相に対応する巻線であり、全体で巻線組18を構成している。モータ10には、回転位置を検出する位置センサ79が設けられている。
ハンドル91に接続されたステアリングシャフト92には、操舵トルクを検出するためのトルクセンサ94が設けられている。
モータ制御装置1には、位置センサ79、トルクセンサ94、および、車速を検出する車速センサ95等が接続されている。モータ制御装置1は、位置センサ79により検出したモータ10の回転位置、トルクセンサ94により検出した操舵トルク、および、車速センサ95により検出した車速等に基づき、モータ10の回転を制御する。モータ10は、減速ギア89を正逆回転させる。この構成により、電動パワーステアリング装置2は、ハンドル91の操舵を補助するためのアシストトルクをモータ10により発生し、ステアリングシャフト92に伝達する。電動パワーステアリング装置2は、所謂コラム式の電動パワーステアリング装置である。
次に、モータ制御装置1の構成について説明する。図1に示すように、モータ制御装置1は、駆動回路としてのインバータ部20、電源リレー30、コンデンサ40、電圧検出手段としての電圧センサ50、チャージ手段としてのチャージ回路60、および、制御部としてのマイコン70等を備えている。
インバータ部20は、3相インバータであり、巻線組18のUコイル11、Vコイル12、Wコイル13のそれぞれへの通電を切り替えるべく、6つのスイッチング素子21〜26がブリッジ接続されている。スイッチング素子21〜26は、本実施形態においては、電界効果トランジスタの一種であるMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)である。以下、スイッチング素子21〜26を、FET21〜26という。
3つのFET21〜23は、ドレインが、電源としてのバッテリ80の正極側に接続される電源線3に結線されている。また、FET21〜23のソースが、それぞれFET24〜26のドレインに接続されている。FET24〜26のソースは、グランドに接続されている。図1に示すように、対になっているFET21とFET24との接続点は、Uコイル11の一端に接続している。また対になっているFET22とFET25との接続点は、Vコイル12の一端に接続している。さらにまた、対になっているFET23とFET26との接続点は、Wコイル13の一端に接続している。
このように、本実施形態では、モータ制御装置1は、1つの系統のインバータ(インバータ部20)を有している。インバータ部20は、後述するマイコン70により、その作動が制御され、バッテリ80からモータ10へ供給する電力を、モータ10が回転可能なよう変換する。なお、本実施形態では、バッテリ80の電圧、すなわち電源電圧Vbは、約12Vに設定されている。
電源リレー30は、バッテリ80とインバータ部20とを接続する電源線3に設けられている。電源リレー30は、第1スイッチング素子としての第1FET31、および、第2スイッチング素子としての第2FET32からなる。第1FET31および第2FET32は、FET21〜26と同様、MOSFETである。
第1FET31は、その寄生ダイオードの極性(順方向)がバッテリ80側を向くよう電源線3に設けられている。そのため、第1FET31がオフ状態のとき、バッテリ80からインバータ部20側へ電流が流れることはない。第2FET32は、その寄生ダイオードの極性(順方向)がインバータ部20側を向くよう第1FET31のインバータ部20側に設けられている。そのため、第2FET32がオフ状態のとき、インバータ部20からバッテリ80側へ電流が流れることはない。このように、第1FET31と第2FET32とは、互いの寄生ダイオードの極性が逆向きとなるよう直列に接続されている。
電源リレー30は、後述するマイコン70によりオンまたはオフに制御されることで、バッテリ80とインバータ部20およびモータ10との間の電流の流れを遮断または許容する。本実施形態では、電源リレー30は、所謂ノーマリーオープンタイプの電源リレーであり、マイコン70からのオン指令がないときは第1FET31および第2FET32がオープン状態(オフ状態)のため前記電流の流れを遮断し、マイコン70からのオン指令があったときは第1FET31および第2FET32がクローズ状態(オン状態)となるため前記電流の流れを許容する。
コンデンサ40は、一端が電源線3のうち第2FET32(電源リレー30)とインバータ部20(FET21)との間に接続され、他端がグランドに接続されている。コンデンサ40は、電荷を蓄えることで、モータ10の駆動時、FET21〜26への電力供給を補助したり、バッテリ80からモータ10へ電力を供給する際に生じるリップル電流を抑制したりする。
電圧センサ50は、電源線3のうち第1FET31と第2FET32との間に設けられ、第1FET31の第2FET32側の電圧を検出する。より具体的には、電圧センサ50は、電源線3のうち第1FET31と第2FET32との間の箇所P1(図1参照)の電圧を検出する。なお、本実施形態では、電源線3のうち第1FET31と電圧センサ50との間には、プルダウン抵抗51が接続されている。
チャージ回路60は、バッテリ80と、電源線3のうち第2FET32とインバータ部20との間の箇所と、を接続する導線4に設けられている。チャージ回路60は、後述するマイコン70により、その作動が制御され、バッテリ80の電力を電源線3のうち第2FET32とインバータ部20との間に供給可能である。これにより、チャージ回路60は、電圧をコンデンサ40に印加することでコンデンサ40に電荷をチャージ可能である。本実施形態では、バッテリ80の電源電圧Vbは約12Vであるが、チャージ回路60は、バッテリ80の電圧を約5Vに下げてコンデンサ40に印加する。そのため、チャージ回路60によりコンデンサ40に電荷がチャージされると、コンデンサ40の両端の電圧、すなわちチャージ電圧Vcは、約5Vとなる。
マイコン70は、集積回路等を有する小型のコンピュータであり、モータ制御装置1の種々の部品および検出手段等に接続している。マイコン70の記憶部にはプログラムが格納されており、マイコン70は、当該プログラムに従い種々の処理を実行するとともに接続先の部品等の作動を制御する。
マイコン70は、電源リレー30(第1FET31および第2FET32)、FET21〜26のそれぞれに接続している。図1では、図が煩雑になることを避けるため、マイコン70とFET21〜26との接続線については省略している。また、マイコン70には図示しないイグニッション電源が接続されている。車両の運転者がイグニッションキーをオンにすると、イグニッション電源からマイコン70に電力が供給され、マイコン70による種々の処理が開始される。
本実施形態では、マイコン70が電源リレー30に対しオン指令を送っていないときは、電源リレー30はオープン状態(オフ状態)のため、バッテリ80とインバータ部20およびモータ10との間の電流の流れは遮断されている。一方、マイコン70は、電源リレー30にオン指令を送ることにより電源リレー30がクローズ状態(オン状態)となるよう制御することで前記電流の流れを許容する。このように、マイコン70は、電源リレー30の作動を制御することにより、前記電流の流れを遮断または許容する。
また、マイコン70は、電源リレー30により前記電流の流れが許容されているとき、FET21〜26のオンおよびオフを切り替えることで、バッテリ80からの直流電流を相毎に位相の異なる正弦波電流に変換し、各相のコイル(Uコイル11、Vコイル12、および、Wコイル13)に流す。これにより、モータ10が回転する。マイコン70は、PWM制御により、モータ10のトルクおよび回転数を調節する。このように、マイコン70は、FET21〜26のオンおよびオフを切り替えることでモータ10の回転を制御する。
また、マイコン70は、チャージ回路60に接続している。マイコン70は、チャージ回路60の作動を制御することにより、任意のタイミングで任意の期間、コンデンサ40に電荷をチャージすることができる。
さらに、マイコン70は、電圧センサ50に接続している。これにより、マイコン70には、電圧センサ50によって検出される電圧に関する信号が入力される。そのため、マイコン70は、電源線3のうち第1FET31と第2FET32との間の箇所P1の電圧を検出可能である(図1参照)。
次に、本実施形態のモータ制御装置1のマイコン70による電源リレー30の故障検出処理について、図1および3に基づき説明する。
マイコン70は、運転者がイグニッションキーをオンにすることによりイグニッション電源から電力が供給されると、電源リレー30の故障検出処理を開始する。すなわち、電源リレー30の故障検出処理は、モータ10の駆動制御開始前のイニシャルチェックに含まれる。
マイコン70は、電源リレー30の故障検出処理を開始すると、まず、チャージ回路60の作動を制御することでコンデンサ40に電荷をチャージする。これにより、コンデンサ40の両端の電圧Vcは約5Vとなる。
(ステップ1)
マイコン70は、コンデンサ40に電荷をチャージした後、第1ステップとしてのステップ1を実行する。ステップ1では、マイコン70は、第1FET31および第2FET32が共にオフとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき、第1FET31および第2FET32の少なくとも一方に短絡故障が生じていないか否かを判定する。
第1FET31および第2FET32が共にオフ制御されている場合、第1FET31または第2FET32に短絡故障が生じていない限り、バッテリ80から電流が第1FET31を経由してプルダウン抵抗51に流れることはなく、また、コンデンサ40にチャージされた電荷が第2FET32を経由してプルダウン抵抗51に流れることもない。そのため、第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障が生じていなければ、ステップ1で電圧センサ50により検出する箇所P1(第1FET31と第2FET32との間)の電圧は0となるはずである。
よって、図3のステップ1の欄に示すように、マイコン70は、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が0であった場合、「電源リレー30を構成する第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障は生じていない(正常)」つまり「電源リレー30に短絡故障は生じていない」と判定する。
一方、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が0ではなく、電源電圧Vb(約12V)であった場合、「第1FET31に短絡故障が生じている」と判定する。電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が0ではなく、チャージ電圧Vc(約5V)であった場合は、「第2FET32に短絡故障が生じている」と判定する。このように、マイコン70は、ステップ1を実行することにより、電源リレー30の短絡故障を検出可能である。また、電圧センサ50により検出した電圧値に基づき、第1FET31または第2FET32のどちらに短絡故障が生じているかを判別することができる。マイコン70は、ステップ1で電源リレー30の短絡故障を検出した場合、故障検出処理を抜け、以降のモータ制御装置1によるモータ10の駆動制御を中止する。
(ステップ2)
マイコン70は、ステップ1の実行により第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障が検出されなかった場合、第2ステップとしてのステップ2を実行する。ステップ2では、マイコン70は、第1FET31がオフとなるよう、かつ、第2FET32がオンとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき、第2FET32に断線故障が生じていないか否かを判定する。
第2FET32がオン制御された場合、第2FET32に断線故障が生じていない限り第2FET32はオン状態となり、コンデンサ40にチャージされていた電荷は第2FET32を経由してプルダウン抵抗51に流れる。そのため、第2FET32に断線故障が生じていなければ、ステップ2で電圧センサ50により検出する箇所P1の電圧はチャージ電圧Vc(約5V)となるはずである。
よって、図3のステップ2の欄に示すように、マイコン70は、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧がチャージ電圧Vcであった場合、「第2FET32に断線故障は生じていない(正常)」と判定する。一方、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧がチャージ電圧Vcではなく、0であった場合、「第2FET32に断線故障が生じている」と判定する。マイコン70は、ステップ2で電源リレー30(第2FET32)の断線故障を検出した場合、故障検出処理を抜け、以降のモータ制御装置1によるモータ10の駆動制御を中止する。
(ステップ3)
マイコン70は、ステップ2の実行により第2FET32の断線故障が検出されなかった場合、第3ステップとしてのステップ3を実行する。ステップ3では、マイコン70は、第1FET31がオンとなるよう、かつ、第2FET32がオフとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき、第1FET31に断線故障が生じていないか否かを判定する。
第1FET31がオン制御された場合、第1FET31に断線故障が生じていない限り第1FET31はオン状態となり、バッテリ80から電流が第1FET31を経由してプルダウン抵抗51に流れる。そのため、第1FET31に断線故障が生じていなければ、ステップ3で電圧センサ50により検出する箇所P1の電圧は電源電圧Vb(約12V)となるはずである。
よって、図3のステップ3の欄に示すように、マイコン70は、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が電源電圧Vbであった場合、「第1FET31に断線故障は生じていない(正常)」と判定する。一方、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が電源電圧Vbではなく、0であった場合、「第1FET31に断線故障が生じている」と判定する。マイコン70は、ステップ3で電源リレー30(第1FET31)の断線故障を検出した場合、故障検出処理を抜け、以降のモータ制御装置1によるモータ10の駆動制御を中止する。
このように、マイコン70は、ステップ1の後、ステップ2およびステップ3を実行することにより、電源リレー30の断線故障を検出可能である。
以上がマイコン70による電源リレー30の故障検出処理である。マイコン70は、故障検出処理(ステップ1〜3)で電源リレー30の短絡故障または断線故障が検出されなかった場合、電源リレー30は正常であると判断し、その後、モータ制御装置1によるモータ10の駆動制御を開始する。これにより、電動パワーステアリング装置2による操舵のアシストが開始される。
なお、本実施形態では、マイコン70は、ステップ1において第1FET31または第2FET32の短絡故障を検出した場合、ステップ2において第2FET32の断線故障を検出した場合、および、ステップ3において第1FET31の断線故障を検出した場合、第1FET31または第2FET32の故障に関する情報をダイアグ情報として記憶するとともに、電動パワーステアリング装置2の電源リレー30が故障していることを運転者に通知する。
なお、図3では、参考として、各ステップにおける、電源線3のうち第2FET32とコンデンサ40との間の箇所P2(図1参照)の電圧についても示している。
ステップ1では、第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障は生じていない場合(正常)、または、第2FET32のみに短絡故障が生じている場合、箇所P2の電圧はチャージ電圧Vc(約5V)となるはずである。一方、第1FET31のみに短絡故障が生じている場合、バッテリ80側の電流が第1FET31、および、第2FET32の寄生ダイオードを経由して箇所P2を流れるため、このときの箇所P2の電圧は、電源電圧Vbよりやや低い電圧Vb’となるはずである。
ステップ2では、第2FET32に断線故障が生じていない場合(正常)、および、第2FET32に断線故障が生じている場合のいずれの場合であっても、箇所P2の電圧は、チャージ電圧Vcとなるはずである。
ステップ3では、第1FET31に断線故障が生じていない場合(正常)、バッテリ80側の電流が第1FET31、および、第2FET32の寄生ダイオードを経由して箇所P2を流れるため、このときの箇所P2の電圧は、電源電圧Vbよりやや低い電圧Vb’となるはずである。一方、第1FET31に断線故障が生じている場合、箇所P2の電圧はチャージ電圧Vc(約5V)となるはずである。
このように、箇所P2の電圧は、各ステップにおいて第1FET31および第2FET32の故障状態に応じて変化し得る。しかしながら、本実施形態では、箇所P1の電圧を検出することのみで各ステップにおける第1FET31および第2FET32の故障状態を判別可能である(図3参照)。よって、箇所P1の電圧のみを検出すればよいため、電圧センサは1つ(電圧センサ50)設けるだけでよい。
以上説明したように、本実施形態では、マイコン70は、チャージ回路60の作動を制御することでコンデンサ40に電荷をチャージした後、第1FET31および第2FET32が共にオフとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき第1FET31および第2FET32のうち少なくとも一方の短絡故障を検出するステップ1を実行する。
例えば、マイコン70は、ステップ1において電圧センサ50により検出した電圧が0であった場合、「電源リレー30を構成する第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障は生じていない」つまり「電源リレー30に短絡故障は生じていない」と判定する。一方、ステップ1において電圧センサ50により検出した電圧が0でなかった場合、「電源リレー30を構成する第1FET31および第2FET32のうち少なくとも一方に短絡故障が生じている」つまり「電源リレー30に短絡故障が生じている」と判定する。このように、マイコン70は、ステップ1を実行することにより、電源リレー30の短絡故障を検出可能である。
また、マイコン70は、ステップ1の実行により第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障が検出されなかった場合、第1FET31がオフとなるよう、かつ、第2FET32がオンとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき第2FET32の断線故障を検出するステップ2を実行する。
例えば、マイコン70は、ステップ2において電圧センサ50により検出した電圧が0でなかった場合、第2FET32に断線故障は生じていないと判定する。一方、ステップ2において電圧センサ50により検出した電圧が0であった場合、第2FET32に断線故障が生じていると判定する。
さらに、マイコン70は、ステップ2の実行により第2FET32の断線故障が検出されなかった場合、第1FET31がオンとなるよう、かつ、第2FET32がオフとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき第1FET31の断線故障を検出するステップ3を実行する。
例えば、マイコン70は、ステップ3において電圧センサ50により検出した電圧が0でなかった場合、第1FET31に断線故障は生じていないと判定する。一方、ステップ3において電圧センサ50により検出した電圧が0であった場合、第1FET31に断線故障が生じていると判定する。このように、マイコン70は、ステップ1の後、ステップ2およびステップ3を実行することにより、電源リレー30の断線故障を検出可能である。
上述のように、本実施形態では、最大3つのステップを実行することにより、第1FET31および第2FET32の短絡故障または断線故障を検出可能である。また、各ステップにおいては、電圧センサ50で検出した電圧が「0」か「0以外」かを判定することにより各スイッチング素子(第1FET31および第2FET32)の短絡故障または断線故障を検出可能である。また、物理的な構成としては、チャージ回路60を必要とするものの、電源リレー30(第1FET31および第2FET32)の短絡故障または断線故障を検出するために必要な電圧センサ50は1つである。したがって、本実施形態は、比較的簡単な構成で、電源リレー30に生じた故障を迅速かつ確実に検出可能である。
また、本実施形態では、チャージ回路60は、バッテリ80の電源電圧(Vb:約12V)とは異なる電圧(Vc:約5V)をコンデンサ40に印加することでコンデンサ40に電荷をチャージ可能である。これにより、マイコン70は、ステップ1において電圧センサ50により検出した電圧に基づき第1FET31または第2FET32のどちらに短絡故障が生じているかを判別可能である。
例えば、ステップ1において電圧センサ50により検出した電圧が電源電圧Vbに相当する電圧(約12V)であった場合、第1FET31に短絡故障が生じていると判定することができる。一方、ステップ1において電圧センサ50により検出した電圧がコンデンサ40のチャージ電圧Vcに相当する電圧(約5V)であった場合、第2FET32に短絡故障が生じていると判定することができる。
上述では本実施形態によるモータ制御装置1を電動パワーステアリング装置2に適用する例を示した。モータ制御装置1は、電源リレー30に生じた故障を迅速かつ確実に検出可能である。よって、モータ制御装置1の電源リレー30に故障が生じた場合にモータ10の駆動制御を中止する必要がある電動パワーステアリング装置2に対し、本実施形態は特に好適である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態によるモータ制御装置は、物理的な構成は第1実施形態と同様である。ただし、マイコン70による電源リレー30の故障検出処理の仕方が第1実施形態と異なる。
以下、第2実施形態のマイコン70による電源リレー30の故障検出処理について、図1および4に基づき説明する。
マイコン70は、第1実施形態と同様、運転者がイグニッションキーをオンにすることによりイグニッション電源から電力が供給されると、電源リレー30の故障検出処理を開始する。
マイコン70は、電源リレー30の故障検出処理を開始すると、まず、チャージ回路60の作動を制御することでコンデンサ40に電荷をチャージする。これにより、コンデンサ40の両端の電圧Vcは約5Vとなる。
(ステップ1)
マイコン70は、コンデンサ40に電荷をチャージした後、第1ステップとしてのステップ1を実行する。ステップ1では、マイコン70は、第1FET31および第2FET32が共にオフとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき、第1FET31および第2FET32の少なくとも一方に短絡故障が生じていないか否かを判定する。
第1FET31および第2FET32が共にオフ制御されている場合、第1FET31または第2FET32に短絡故障が生じていない限り、バッテリ80から電流が第1FET31を経由してプルダウン抵抗51に流れることはなく、また、コンデンサ40にチャージされた電荷が第2FET32を経由してプルダウン抵抗51に流れることもない。そのため、第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障が生じていなければ、ステップ1で電圧センサ50により検出する箇所P1(第1FET31と第2FET32との間)の電圧は0となるはずである。
よって、図4のステップ1の欄に示すように、マイコン70は、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が0であった場合、「電源リレー30を構成する第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障は生じていない(正常)」つまり「電源リレー30に短絡故障は生じていない」と判定する。
一方、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が0ではなく、電源電圧Vb(約12V)であった場合、「第1FET31に短絡故障が生じている」と判定する。電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が0ではなく、チャージ電圧Vc(約5V)であった場合は、「第2FET32に短絡故障が生じている」と判定する。このように、マイコン70は、ステップ1を実行することにより、電源リレー30の短絡故障を検出可能である。また、電圧センサ50により検出した電圧値に基づき、第1FET31または第2FET32のどちらに短絡故障が生じているかを判別することができる。マイコン70は、ステップ1で電源リレー30の短絡故障を検出した場合、故障検出処理を抜け、以降のモータ制御装置1によるモータ10の駆動制御を中止する。
(ステップ2)
マイコン70は、ステップ1の実行により第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障が検出されなかった場合、第2ステップとしてのステップ2を実行する。ステップ2では、マイコン70は、第1FET31がオンとなるよう、かつ、第2FET32がオフとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき、第1FET31に断線故障が生じていないか否かを判定する。
第1FET31がオン制御された場合、第1FET31に断線故障が生じていない限り第1FET31はオン状態となり、バッテリ80から電流が第1FET31を経由してプルダウン抵抗51に流れる。そのため、第1FET31に断線故障が生じていなければ、ステップ3で電圧センサ50により検出する箇所P1の電圧は電源電圧Vb(約12V)となるはずである。
よって、図4のステップ2の欄に示すように、マイコン70は、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が電源電圧Vbであった場合、「第1FET31に断線故障は生じていない(正常)」と判定する。一方、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧が電源電圧Vbではなく、0であった場合、「第1FET31に断線故障が生じている」と判定する。マイコン70は、ステップ2で電源リレー30(第1FET31)の断線故障を検出した場合、故障検出処理を抜け、以降のモータ制御装置1によるモータ10の駆動制御を中止する。
なお、ステップ2において第1FET31がオン制御されると、第2FET32がオフ制御されていても、バッテリ80側の電流が第1FET31、および、第2FET32の寄生ダイオードを経由して流れ、コンデンサ40に電荷がチャージされる。これにより、ステップ2以降、コンデンサ40の両端の電圧は、電源電圧Vbよりやや低い電圧Vb’となる。
(ステップ3)
マイコン70は、ステップ2の実行により第1FET31の断線故障が検出されなかった場合、第3ステップとしてのステップ3を実行する。ステップ3では、マイコン70は、第1FET31がオフとなるよう、かつ、第2FET32がオンとなるよう制御し、このとき電圧センサ50により検出した電圧に基づき、第2FET32に断線故障が生じていないか否かを判定する。
第2FET32がオン制御された場合、第2FET32に断線故障が生じていない限り第2FET32はオン状態となり、コンデンサ40にチャージされていた電荷は第2FET32を経由してプルダウン抵抗51に流れる。上述のように、本実施形態では、ステップ2以降は、コンデンサ40の両端の電圧はVb’となっている。そのため、第2FET32に断線故障が生じていなければ、ステップ2で電圧センサ50により検出する箇所P1の電圧はVb’となるはずである。
よって、図4のステップ3の欄に示すように、マイコン70は、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧がVb’であった場合、「第2FET32に断線故障は生じていない(正常)」と判定する。一方、電圧センサ50により検出した箇所P1の電圧がVb’ではなく、0であった場合、「第2FET32に断線故障が生じている」と判定する。マイコン70は、ステップ3で電源リレー30(第2FET32)の断線故障を検出した場合、故障検出処理を抜け、以降のモータ制御装置1によるモータ10の駆動制御を中止する。
このように、マイコン70は、ステップ1の後、ステップ2およびステップ3を実行することにより、電源リレー30の断線故障を検出可能である。
以上が第2実施形態のマイコン70による電源リレー30の故障検出処理である。マイコン70は、故障検出処理(ステップ1〜3)で電源リレー30の短絡故障または断線故障が検出されなかった場合、電源リレー30は正常であると判断し、その後、モータ制御装置1によるモータ10の駆動制御を開始する。これにより、電動パワーステアリング装置2による操舵のアシストが開始される。
なお、本実施形態では、マイコン70は、ステップ1において第1FET31または第2FET32の短絡故障を検出した場合、ステップ2において第1FET31の断線故障を検出した場合、および、ステップ3において第2FET32の断線故障を検出した場合、第1FET31または第2FET32の故障に関する情報をダイアグ情報として記憶するとともに、電動パワーステアリング装置2の電源リレー30が故障していることを運転者に通知する。
なお、図4では、参考として、各ステップにおける、電源線3のうち第2FET32とコンデンサ40との間の箇所P2(図1参照)の電圧についても示している。
ステップ1では、第1FET31および第2FET32のいずれにも短絡故障は生じていない場合(正常)、または、第2FET32のみに短絡故障が生じている場合、箇所P2の電圧はチャージ電圧Vc(約5V)となるはずである。一方、第1FET31のみに短絡故障が生じている場合、バッテリ80側の電流が第1FET31、および、第2FET32の寄生ダイオードを経由して箇所P2を流れるため、このときの箇所P2の電圧は、電源電圧Vbよりやや低い電圧Vb’となるはずである。
ステップ2では、第1FET31に断線故障が生じていない場合(正常)、バッテリ80側の電流が第1FET31、および、第2FET32の寄生ダイオードを経由して箇所P2を流れるため、このときの箇所P2の電圧は、電源電圧Vbよりやや低い電圧Vb’となるはずである。一方、第1FET31に断線故障が生じている場合、箇所P2の電圧はチャージ電圧Vc(約5V)となるはずである。
ステップ3では、第2FET32に断線故障が生じていない場合(正常)、ステップ2以降コンデンサ40の両端の電圧がVb’となっているため、箇所P2の電圧は、Vb’となるはずである。一方、第2FET32に断線故障が生じている場合、箇所P2の電圧はチャージ電圧Vc(約5V)となるはずである。
このように、箇所P2の電圧は、各ステップにおいて第1FET31および第2FET32の故障状態に応じて変化し得る。しかしながら、本実施形態では、箇所P1の電圧を検出することのみで各ステップにおける第1FET31および第2FET32の故障状態を判別可能である(図4参照)。よって、第1実施形態と同様、箇所P1の電圧のみを検出すればよいため、電圧センサは1つ(電圧センサ50)設けるだけでよい。
以上説明したように、第2実施形態では、第1実施形態と故障検出処理の仕方が異なるものの、第1実施形態と同様、最大3つのステップを実行することにより、第1FET31および第2FET32の短絡故障または断線故障を検出可能である。したがって、本実施形態は、第1実施形態と同様、比較的簡単な構成で、電源リレー30に生じた故障を迅速かつ確実に検出可能である。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、チャージ回路60が、バッテリ80の電源電圧Vb(約12V)とは異なる電圧(約5V)をコンデンサ40に印加することでコンデンサ40に電荷をチャージする例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、チャージ回路60は、バッテリ80の電源電圧Vb(約12V)と同じ電圧(約12V)をコンデンサ40に印加することでコンデンサ40に電荷をチャージすることとしてもよい。この場合、ステップ1において第1FET31または第2FET32のどちらに短絡故障が生じているかは判別できないものの、第1FET31および第2FET32の少なくとも一方に短絡故障が生じていること(電源リレー30に短絡故障が生じていること)については検出可能である。
また、上述の実施形態では、モータ制御装置を3相ブラシレスモータの制御に用いる例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、モータ制御装置を3相以外のブラシレスモータの制御に用いてもよい。また、ブラシレスモータに限らず、ブラシ付きモータ等他のモータの制御に用いてもよい。
また、上述の実施形態では、モータ制御装置は、1系統の駆動回路(インバータ部)を備える例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、モータ制御装置は、駆動回路を複数系統備えることとしてもよい。
また、上述の実施形態では、電源リレーを構成する第1スイッチング素子および第2スイッチング素子としてMOSFETを用いる例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子として、寄生ダイオードを含むスイッチング素子であれば、MOSFET以外の半導体スイッチング素子を用いることとしてもよい。
また、上述の実施形態では、マイコン70により電源リレーの故障検出処理を行う例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、マイコン以外のコンピュータ等の演算処理装置により前記故障検出処理を行うことととしてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、モータ制御装置を、車両のラック軸にアシストトルクを与えるラック式の電動パワーステアリング装置に適用してもよい。
さらに、本発明は、電動パワーステアリング装置用のモータ以外のモータを制御するモータ制御装置として適用することもできる。
このように、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
1 ・・・・モータ制御装置
3 ・・・・電源線
10 ・・・モータ
20 ・・・インバータ部(駆動回路)
30 ・・・電源リレー
31 ・・・第1FET(第1スイッチング素子)
32 ・・・第2FET(第2スイッチング素子)
40 ・・・コンデンサ
50 ・・・電圧センサ(電圧検出手段)
60 ・・・チャージ回路(チャージ手段)
70 ・・・マイコン(制御部)
80 ・・・バッテリ(電源)

Claims (4)

  1. 電源の電源電圧に基づきモータに駆動電力を供給する駆動回路と、
    前記電源と前記駆動回路とを接続する電源線に設けられ、寄生ダイオードの極性が前記電源側を向くよう前記電源線に設けられる第1スイッチング素子、および、寄生ダイオードの極性が前記駆動回路側を向くよう前記第1スイッチング素子の前記駆動回路側に設けられる第2スイッチング素子からなり、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子の作動により前記電源線を流れる電流を遮断または許容する電源リレーと、
    一端が前記電源線のうち前記第2スイッチング素子と前記駆動回路との間に接続されるコンデンサと、
    前記電源線のうち前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との間に設けられ、前記第1スイッチング素子の前記第2スイッチング素子側の電圧を検出する電圧検出手段と、
    電圧を前記コンデンサに印加することで前記コンデンサに電荷をチャージ可能なチャージ手段と、
    前記駆動回路を制御することで前記モータの駆動を制御し、前記電源リレーの作動を制御することで前記電源線を流れる電流を遮断または許容し、前記チャージ手段の作動を制御することで前記コンデンサに電荷をチャージする制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記チャージ手段の作動を制御することで前記コンデンサに電荷をチャージした後、
    前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子が共にオフとなるよう制御し、このとき前記電圧検出手段により検出した電圧に基づき前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のうち少なくとも一方の短絡故障を検出する第1ステップを実行し、
    前記第1ステップの実行により前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のいずれにも短絡故障が検出されなかった場合、前記第1スイッチング素子がオフとなるよう、かつ、前記第2スイッチング素子がオンとなるよう制御し、このとき前記電圧検出手段により検出した電圧に基づき前記第2スイッチング素子の断線故障を検出する第2ステップを実行し、
    前記第2ステップの実行により前記第2スイッチング素子の断線故障が検出されなかった場合、前記第1スイッチング素子がオンとなるよう、かつ、前記第2スイッチング素子がオフとなるよう制御し、このとき前記電圧検出手段により検出した電圧に基づき前記第1スイッチング素子の断線故障を検出する第3ステップを実行することにより、
    前記電源リレーの短絡故障または断線故障を検出可能であることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 電源の電源電圧に基づきモータに駆動電力を供給する駆動回路と、
    前記電源と前記駆動回路とを接続する電源線に設けられ、寄生ダイオードの極性が前記電源側を向くよう前記電源線に設けられる第1スイッチング素子、および、寄生ダイオードの極性が前記駆動回路側を向くよう前記第1スイッチング素子の前記駆動回路側に設けられる第2スイッチング素子からなり、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子の作動により前記電源線を流れる電流を遮断または許容する電源リレーと、
    一端が前記電源線のうち前記第2スイッチング素子と前記駆動回路との間に接続されるコンデンサと、
    前記電源線のうち前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との間に設けられ、前記第1スイッチング素子の前記第2スイッチング素子側の電圧を検出する電圧検出手段と、
    電圧を前記コンデンサに印加することで前記コンデンサに電荷をチャージ可能なチャージ手段と、
    前記駆動回路を制御することで前記モータの駆動を制御し、前記電源リレーの作動を制御することで前記電源線を流れる電流を遮断または許容し、前記チャージ手段の作動を制御することで前記コンデンサに電荷をチャージする制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記チャージ手段の作動を制御することで前記コンデンサに電荷をチャージした後、
    前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子が共にオフとなるよう制御し、このとき前記電圧検出手段により検出した電圧に基づき前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のうち少なくとも一方の短絡故障を検出する第1ステップを実行し、
    前記第1ステップの実行により前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のいずれにも短絡故障が検出されなかった場合、前記第1スイッチング素子がオンとなるよう、かつ、前記第2スイッチング素子がオフとなるよう制御し、このとき前記電圧検出手段により検出した電圧に基づき前記第1スイッチング素子の断線故障を検出する第2ステップを実行し、
    前記第2ステップの実行により前記第1スイッチング素子の断線故障が検出されなかった場合、前記第1スイッチング素子がオフとなるよう、かつ、前記第2スイッチング素子がオンとなるよう制御し、このとき前記電圧検出手段により検出した電圧に基づき前記第2スイッチング素子の断線故障を検出する第3ステップを実行することにより、
    前記電源リレーの短絡故障または断線故障を検出可能であることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 前記チャージ手段は、前記電源電圧とは異なる電圧を前記コンデンサに印加することで前記コンデンサに電荷をチャージ可能であり、
    前記制御部は、前記第1ステップにおいて前記電圧検出手段により検出した電圧に基づき前記第1スイッチング素子または前記第2スイッチング素子のどちらに短絡故障が生じているかを判別可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータ制御装置と、
    操舵に関するアシストトルクを出力する前記モータと、を備える電動パワーステアリング装置。
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