JP2010252470A - モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 - Google Patents

モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010252470A
JP2010252470A JP2009097677A JP2009097677A JP2010252470A JP 2010252470 A JP2010252470 A JP 2010252470A JP 2009097677 A JP2009097677 A JP 2009097677A JP 2009097677 A JP2009097677 A JP 2009097677A JP 2010252470 A JP2010252470 A JP 2010252470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
power supply
control device
current
diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009097677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5446409B2 (ja
Inventor
Shigeki Nagase
茂樹 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2009097677A priority Critical patent/JP5446409B2/ja
Publication of JP2010252470A publication Critical patent/JP2010252470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5446409B2 publication Critical patent/JP5446409B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】製造に必要な部品やコストの増大を抑えつつ電源投入時の突入電流を低減することができるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】故障発生時等にバッテリ8から過大な電流が流れるのを防止するために設けられた開閉器60が第1および第2FET61,62から構成されている。第1および第2FET61,62は、それらの寄生ダイオードが互いに逆向きとなるように直列接続されている。第1および第2FET61,62のオン・オフを制御するために両FET61,62のゲート端子に開閉制御信号Sswが与えられ、この開閉制御信号Sswは、電源投入時にはそのデューティ比が0から1へと漸増するように変化する。このような電原投入時において、サージ吸収用ツェナーダイオード72が還流ダイオードとして機能する。
【選択図】図2

Description

本発明は、直流電源の供給を受けて電動モータを駆動するモータ制御装置およびそれを用いた電動パワーステアリング装置に関するものであり、更に詳しくは、そのようなモータ制御装置への電源投入時における突入電流の低減に関する。
電動パワーステアリング装置等におけるモータ制御装置では、モータ駆動回路が故障した場合にバッテリから過大な電流が流れるのを防止すべく、バッテリとモータ駆動回路との間に開放用リレーが設けられている。モータ駆動回路が故障した場合には、この開放用リレーが開成状態(オフ状態)となるように制御され、これによりモータ駆動回路への電源供給が遮断される。
このような開放用リレーとして、従来より電磁リレーが使用されている。しかし、電磁リレーを電動パワーステアリング装置において使用した場合、近年の高出力に伴ってリレーが大型化することが問題となっている。また、高出力化に伴って開放用リレーの消費電力も増大する。
電動パワーステアリング装置の高出力化による上記問題への対策として、開放用リレーの小型化および消費電力の低減を図るべく、この開放用リレーをパワーMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ等の半導体素子で実現するという構成も提案されている。
例えば、下記の特許文献1には、電動パワーステアリング装置の故障が検出されたときにモータ駆動回路としてのブリッジ回路への通電を遮断するための開閉器(リレー)を電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)で構成するという発明が開示されている。このような開閉器として、2個のFETを直列接続し当該2つのFETにおける寄生ダイオードが互いに逆向きとなるように配置した構成の開閉器も特許文献1に記載されている。また、下記の特許文献2には、バッテリフォークリフト等の電動式パワーステアリング装置付き電動車両において、バッテリ電源電圧の異常低下時にパワーステアリング用電力供給の停止のためのステアリング電力遮断手段としてバイポーラトランジスタを使用した構成が開示されている。さらに、下記の特許文献3には、モータ駆動回路としてのブリッジ回路を構成するスイッチング素子に加熱遮断機能付きパワーMOSFETを使用し、過熱状態等の異常が検出されたときに当該ブリッジ回路の全てのパワーMOSFETを遮断して電動機への通電を停止するように構成された電動パワーステアリング制御装置が開示されている。
特開平10−167085号公報 実開昭64−1171号公報 特開平11−11331号公報
図7は、従来のモータ制御装置における駆動部の構成の一例を示す回路図である。以下、この図7を参照して従来のモータ制御装置における問題点について説明する。
バッテリ等の直流電源の供給を受けてモータを駆動するモータ制御装置は、通常、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor )等の複数個のスイッチング素子からなるブリッジ回路(図7に示すモータ駆動回路50)を備えており、それらのスイッチング素子をPWM信号(パルス幅変調信号)U,V,Wとその否定信号によってオン/オフ制御することによりモータ1を駆動する。このため、モータ1の駆動中には、直流電源としてのバッテリ8からモータ駆動回路50に流れる電流がこれらのスイッチング素子のオン/オフ動作に起因して短時間のうちに大きく変動し、電流リップルが発生する。そこで、この電流リップルを吸収して電源電圧の変動を抑制するために、モータ駆動回路の入力側において電源ラインと接地ラインとの間に大容量のコンデンサが電圧安定化コンデンサ76として接続されている。このため、モータ制御装置に電源を投入してモータ駆動を開始すると、大容量の電圧安定化コンデンサ76を急速に充電するための過大な突入電流が流れ、その結果、上記開放用リレーとして電磁リレー65が使用されている場合には当該電磁リレー65の接点が溶着するおそれがあり、また、上記開放用リレー65として半導体素子を利用したスイッチング回路が使用されている場合には当該半導体素子が焼損するおそれがあった。
このような過大な突入電流による開放用リレー65の故障を回避すべく、モータ駆動回路50への電源電圧の供給を開始する直前に電圧安定化コンデンサ76を充電するためのプリチャージ回路80を設けるという構成も従来より知られている。しかし、このようなプリチャージ回路80を設けると、モータ制御装置の製造に必要な部品が増え、コスト増を招くことになる。
そこで本発明は、製造に必要な部品やコストの増大を抑えつつ電源投入時の突入電流を低減することができるモータ制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、電圧安定化コンデンサが並列に接続された駆動回路を含み、直流電源から電源電圧の供給を受けて当該駆動回路により電動モータを駆動するモータ制御装置であって、
前記直流電源に対し寄生ダイオードが逆方向となるように前記直流電源から前記駆動回路への電流供給経路に挿入された第1の電界効果トランジスタを含む開閉手段と、
前記第1の電界効果トランジスタと前記電圧安定化コンデンサとの間に配置され、前記電圧安定化コンデンサに供給される電流を前記第1の電界効果トランジスタがオフされたときに環流させる還流ダイオードと、
前記直流電源から前記駆動回路への前記電源電圧の供給が開始されるときに、前記開閉手段がオン状態の期間を徐々に長くしつつオン状態とオフ状態とを交互に繰り返すように前記第1の電界効果トランジスタをオンおよびオフさせる開閉制御手段とを備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記開閉手段は、前記直流電源に対し寄生ダイオードが順方向となるように前記第1の電界効果トランジスタと直列に接続されて前記電流供給経路に挿入された第2の電界効果トランジスタを更に含むことを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、
前記電流供給経路のうち前記還流ダイオードと前記電圧安定化コンデンサとの間の部分に挿入されたインダクタを更に備えることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、
前記還流ダイオードは、サージ吸収用のツェナーダイオードであることを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明において、
前記還流ダイオードを寄生ダイオードとして含み、オンされたときに、前記電圧安定化コンデンサに蓄積された電荷を放電させる第3の電界効果トランジスタを更に備えることを特徴とする。
第6の発明は、車両のステアリング機構に電動モータによって操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置であって、
第1から第5の発明のいずれかの発明に係るモータ制御装置を備え、
前記モータ制御装置は、前記ステアリング機構に操舵補助力を与える電動モータを駆動することを特徴とする。
上記第1の発明に係るモータ制御装置では、直流電源から駆動回路への電源電圧の供給が開始されるときすなわち電源投入時に、開閉手段は、オン状態の期間を徐々に長くしつつオン状態とオフ状態とを交互に繰り返す。これにより、電圧安定化コンデンサの容量値が大きなものであっても、電源投入時における突入電流を緩和することができる。ここで、開閉手段は電界効果トランジスタで構成されているので、電磁リレーを使用する場合に比べて極めて高速に開閉手段をオン・オフさせることができる。このため、突入電流が十分に緩和されるように、電圧安定化コンデンサの容量値等に応じて適切に開閉手段のオンおよびオフの期間や周期を設定することができる。その結果、プリチャージ回路等の部品を別途使用しなくとも、また大型の開閉手段を使用しなくとも、突入電流による開閉手段の損傷(電界効果トランジスタの焼損)を回避することができる。また、第1の電界効果トランジスタと電圧安定化コンデンサとの間に還流ダイオードが設けられているので、電源投入時に開閉手段がオン・オフを繰り返しても電圧安定化コンデンサへの供給電流が遮断されることはない。このため、電源投入時の突入電流の経路に含まれるインダクタンス成分による逆起電力の発生が抑制される。このようにして第1の発明によれば、モータ制御装置の製造に必要な部品やコストの増大を抑えつつ電源投入時の突入電流を確実に低減することができ、また、モータ制御装置を小型化し消費電力を低減することができる。
上記第2の発明によれば、開閉手段を構成する第1および第2の電界効果トランジスタは互いに直列に接続されており、それら第1および第2の電界効果トランジスタの寄生ダイオードは互いに逆向きとなっている。このため、誤って直流電源が逆向きに接続された場合であっても過大な電流が流れることはなく、直流電源の接続誤りからモータ制御装置を保護することができる。
上記第3の発明によれば、直流電源から駆動回路へ至る電流経路に挿入されたインダクタにより、駆動回路を構成するスイッチング素子の動作中に発生するノイズの外部への流出を防止することができる。なお、既述のように還流ダイオードが設けられているので、このインダクタの挿入によって電流経路のインダンクタンス成分が増大しても、電源投入時において、そのインダクタンス成分による逆起電力の発生は抑制される。したがって、大きな逆起電力の発生による開閉手段の破損等の問題を回避しつつノイズの外部流出を十分に抑制することができる。
上記第4の発明によれば、電源投入時にサージ吸収用ツェナーダイオードが還流ダイオードとして機能するので、サージ吸収用ツェナーダイオードを有するモータ制御装置において、新たに還流ダイオードを設けることなく当該発明を実施することができる。
上記第5の発明によれば、電圧安定化コンデンサに蓄積された電荷を第3の電界効果トランジスタをオンさせることによって放電させることができ、電源投入時には、その第3の電界効果トランジスタの寄生ダイオードが還流ダイオードとして機能する。このため、必要な部品の増加を抑えつつ、電圧安定化コンデンサの放電機能を実現すると共に当該発明を実施することができる。
上記第6の発明によれば、電動パワーステアリング装置において、上記第1から第5の発明の効果を奏するモータ制御装置が使用されることにより、必要な部品やコストの増大を抑えつつ電源投入時の突入電流を確実に低減できるので、故障時等の異常検出時に電源供給を遮断するための開閉手段の大型化やコストの増大を抑えつつ電動パワーステアリング装置を高出力化することが可能となる。
本発明に係るモータ制御装置を用いた電動パワーステアリング装置の構成を、それに関連する車両の構成と共に示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るモータ制御装置の構成を示す図である。 上記実施形態における開閉制御信号を示す波形図である。 上記実施形態の第1の変形例における駆動部の構成を示す回路図である。 上記実施形態の第2の変形例における駆動部の構成を示す回路図である。 上記実施形態の第3の変形例における駆動部の構成を示す回路図である。 従来のモータ制御装置における駆動部の構成の一例を示す回路図である。
<1.電動パワーステアリング装置>
図1は、本発明に係るモータ制御装置を用いた電動パワーステアリング装置の構成を、それに関連する車両の構成と共に示す概略図である。この電動パワーステアリング装置は、ブラシレスモータ1、減速機2、トルクセンサ3、車速センサ4、位置検出センサ5、および、モータ制御装置としての電子制御ユニット(ECU)10を備えたコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置である。
図1に示すように、ステアリングシャフト102の一端にはハンドル(ステアリングホイール)101が固着されており、ステアリングシャフト102の他端はラックピニオン機構103を介してラック軸104に連結されている。ラック軸104の両端は、タイロッドおよびナックルアームからなる連結部材105を介して車輪106に連結されている。運転者がハンドル101を回転させると、ステアリングシャフト102は回転し、これに伴いラック軸104は往復運動を行う。ラック軸104の往復運動に伴い、車輪106の向きが変わる。
電動パワーステアリング装置は、運転者の負荷を軽減するために、以下に示す操舵補助を行う。トルクセンサ3は、ハンドル101の操作によってステアリングシャフト102に加えられる操舵トルクTsを検出する。車速センサ4は、車速Sを検出する。位置検出センサ5は、ブラシレスモータ1のロータの回転位置Pを検出する。
ECU10は、車載バッテリ8から電力の供給を受け、操舵トルクTs、車速Sおよび回転位置Pに基づきブラシレスモータ1を駆動する。ブラシレスモータ1は、ECU10によって駆動されると、操舵補助力を発生させる。減速機2は、ブラシレスモータ1とステアリングシャフト102との間に設けられる。ブラシレスモータ1で発生した操舵補助力は、減速機2を介して、ステアリングシャフト102を回転させるように作用する。
この結果、ステアリングシャフト102は、ハンドル101に加えられる操舵トルクと、ブラシレスモータ1で発生した操舵補助力の両方によって回転する。このように電動パワーステアリング装置は、ブラシレスモータ1で発生した操舵補助力を車両のステアリング機構に与えることにより操舵補助を行う。
<2.モータ制御装置>
<2.1 モータ制御装置の構成>
図2は、本発明の一実施形態に係るモータ制御装置の構成を示すブロック図である。このモータ制御装置は、ECU10を用いて構成されており、u相、v相およびw相の3相巻線を有するブラシレスモータ1を駆動する。ECU10は、駆動部11と制御部12とからなる。駆動部11は、モータ駆動回路50、電流検出用抵抗51、リレー65、電圧安定化コンデンサ76、インダクタ74、サージ吸収用ツェナーダイオード72、および、開閉器60とを備えており、制御部12は、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」と略称する)20、3相/PWM(Pulse Width Modulation)変調器40、および、電流検出回路14を備えている。
ECU10には、トルクセンサ3から出力された操舵トルクTs、車速センサ4から出力された車速S、および、位置検出センサ5から出力された回転位置Pが入力される。マイコン20は、ブラシレスモータ1の駆動に用いられる電圧指令値Du,Dv,Dwを求める制御手段として機能する。マイコン20の機能の詳細については、後述する。
3相/PWM変調器40は、マイコン20で求めた3相の電圧指令値Du,Dv,Dwに応じたデューティ比を有する3種類のPWM信号(図2に示すU,V,W)を生成する。モータ駆動回路50は、スイッチング素子として6個のMOS−FETを含むPWM電圧形インバータである。6個のMOS−FETは、3種類のPWM信号U,V,Wとその否定信号によって制御される。すなわち、モータ駆動回路50において各相に対し2個ずつMOS−FETが割り当てられており、当該2個のMOS−FETは互いに直列に接続されてスイッチング素子対をなし、このようなスイッチング素子対が電源端子と接地端子との間に相数だけ並列に接続されることによりインバータが構成される。そして、各相に対応する2個のMOS−FET(スイッチング素子対)の接続点Nu,Nv,Nwは、インバータにおける当該相の出力端としてブラシレスモータ1に接続される。ただし、インバータにおけるu相,v相,w相の出力端のうちu相およびv相の出力端Nu,Nvはリレー65を介してモータ1に接続されている。
通常の動作時には、リレー65は閉成状態(オン状態)であって、インバータとしてのモータ駆動回路50において各相に2個ずつ対応するMOS−FETの導通状態が当該相に対応する2つのPWM信号(互いに反転関係にある2つのPWM信号)によって制御され、これによりu相、v相、w相の出力端Nu,Nv,Nwに得られる電圧が、それぞれu相電圧、v相電圧およびw相電圧としてブラシレスモータ1に印加される。このようにしてブラシレスモータ1に電圧が印加されることにより、モータ駆動回路50からu相電流、v相電流およびw相電流がブラシレスモータ1に供給される。
モータ駆動回路50とバッテリ8の負極側電源ライン(以下「接地ライン」という)Lgとの間には電流検出用抵抗51が挿入されている。電流検出回路14は、この抵抗51の両端間の電圧に基づきモータ駆動回路50からモータ1への供給電流を検出し、その供給電流の大きさを示す電流検出値Imを出力する。この電流検出値Imはマイコン20に入力される。
マイコン20は、ECU10に内蔵されたメモリ(図示せず)に格納されたプログラムを実行することにより、モータ1の制御のための機能単位として、モータ駆動制御部21、過電流判定部22、故障検出判定部24、および、開閉制御部26をソフトウェア的に実現している。なお、過電流判定部22、故障検出判定部24、および、開閉制御部26はハードウェア的に実現してもよい。
モータ駆動制御部21は、操舵トルクTs、車速S、回転位置P、および電流検出値Imを受け取り、これらに基づき既述の電圧指令値Du,Dv,Dwを生成する。より詳しくは、モータ駆動制御部21は、操舵トルクTsおよび車速Sに基づきモータ1に流すべき電流の目標値Itを決定し、その目標値Itとモータ1のロータの回転位置Pに基づきモータの回路方程式に従って上記電圧指令値Du,Dv,Dwを求める。このとき、そのモータ回路方程式に使用されるパラメータが電流検出値Imに基づき修正される。また、これに代えて、上記電流目標値Itのq軸成分と上記電流検出値Imのq軸成分との差および上記電流目標値Itのd軸成分と上記電流検出値Imのd軸成分との差をそれぞれ打ち消すためにモータに印加すべき電圧の値を上記電圧指令値Du,Dv,Dwとして求めてもよい。すなわち、電流フィードバック制御によってモータ1が駆動されるように上記電圧指令値Du,Dv,Dwを求めてもよい。なお、この場合、電流検出用抵抗51と電流検出回路14を用いてモータ1への供給電流を検出する代わりに、モータ1に供給される3相の電流のうち2相または3相を個別に検出し、それら検出結果に基づいてモータ1に流れる電流のq軸およびd軸成分を算出するようにしてもよい。
モータ駆動制御部21によって生成された上記電圧指令値Du,Dv,Dwは、マイコン20から出力される。3相/PWM変調器40は、これらの電圧指令値Du,Dv,Dwに基づきPWM信号U,V,Wとその否定信号を生成する。既述のように、モータ駆動回路50は、これらの信号によって、スイッチング素子としての6個のMOS−FETの導通状態(オン/オフ)を制御されることで、上記電圧指令値Du,Dv,Dwに相当する電圧をモータ1に印加する。これにより、モータ駆動回路50からモータ1に電流が供給され、モータ1は操舵トルクTsおよび車速Sに応じた操舵補助力を発生させる。
過電流判定部22は、電流検出回路14により得られた電流検出値Imに基づき、モータ駆動回路50に流れる全電流(以下「トータル電流」という)が所定の許容値を超えているか否か、すなわち過電流とは見なされないトータル電流の最大値Imaxを超えているか否かを判定し、その判定結果に応じてHレベル(ハイレベル)またはLレベル(ローレベル)の信号を過電流検出信号Socとして出力する。例えば電源ラインLpがモータ線に短絡する等によりトータル電流が当該許容値Imaxよりも大きくなると、過電流検出信号SocはHレベルとなる。
故障検出判定部24は、トルクセンサ3により得られた操舵トルクTsおよび電流検出回路14により得られた電流検出値Imに基づき、故障の有無を示す故障検出信号Sfを出力する。この故障検出信号Sfは、例えば、操舵トルクTsの値がトルクセンサ3の中立点近傍であるにも拘わらずトータル電流が所定電流値Iaよりも大きい場合にHレベルとなり、それ以外の場合にLレベルとなる信号である。ここで所定電流値Iaは、操舵トルクTsがトルク中立点近傍となる状態での正常動作時におけるトータル電流の最大値に相当する。
開閉制御部26は、上記の過電流検出信号Socおよび故障検出信号Sfを受け取り、これらの信号Soc,Sfに基づき、開閉制御信号Sswを出力する。この開閉制御信号Sswは駆動部11における開閉器60に与えられる。この開閉制御信号Sswの詳細は後述する。
また、開閉制御部26は、過電流検出信号Socおよび故障検出信号Sfの少なくとも一方がHレベルであればHレベルとなり、過電流検出信号Socおよび故障検出信号Sfが共にLレベルであればLレベルとなる信号を、リレー制御信号Srとして出力する。このリレー制御信号Srは、リレー65のためのリレー駆動回路(不図示)に与えられる。このリレー駆動回路は、リレー制御信号SrがLレベルのときにはリレー65を駆動しない。このとき、モータ駆動回路50からモータ1への電流供給が可能となる。一方、リレー制御信号SrがHレベルのときはリレー65を駆動する。これにより、モータ駆動回路50からモータ1への電流供給が遮断される。
<2.2 モータ駆動回路への電源供給のための構成と動作>
図2に示すように、駆動部11は、モータ駆動回路50への電源電圧の供給/遮断を制御するために上記開閉器60を備えている。また駆動部11は、モータ駆動回路50への電源電圧の供給を適切に行うために、モータ駆動回路50に並列に接続された電圧安定化コンデンサ76を備えると共に、サージ吸収用ツェナーダイオード72を備えている。このツェナーダイオード72のカソードはバッテリ8の正極側電源ライン(以下、単に「電源ライン」という)Lpに接続され、アノードは接地ラインLgに接続されている。さらに、電源ラインLpのうちツェナーダイオード72と電圧安定化コンデンサ76との間の部分には、ノイズ防止用のインダクタ74が挿入されている。
開閉器60は、上記電源ラインLpのうちバッテリ8とインダクタ74との間の部分に挿入されており、第1の電界効果トランジスタ(以下「第1FET」という)61と第2の電界効果トランジスタ(以下「第2FET」という)62とから構成されている。第1および第2FET61,62は、それらの寄生ダイオード61d,62dが互いに逆向きとなるように直列接続されている。すなわち、バッテリ8に対し第1FET61の寄生ダイオード61dが逆方向となり第2FET62の寄生ダイオード62dが順方向となるように、第1FETと第2FETとが互いに直列に接続されている。そして、第1および第2FET61,62のゲート端子には、開閉制御部26によって生成される開閉制御信号Sswが(必要に応じ所定のインタフェース回路を介して)与えられる。
上記のような構成によれば、モータ制御装置の動作中において、過電流判定部22により過電流が検出されるか、または、故障検出判定部24によって故障が検出されることにより、過電流検出信号Socおよび故障検出信号Sfの一方または双方がHレベルになると、開閉制御信号SswがHレベルからLレベルへと変化する。これにより、上記第1および第2FET61,62は共にオフ状態、すなわち開閉器60が開成状態となる。その結果、バッテリ8から過大な電流が流れるのが防止される。また、このとき既述のように、リレー信号SrがHレベルとなってリレー65も開成状態となるので、モータ駆動回路50からモータ1への電流供給も遮断される。
これに対し、過電流検出信号Socおよび故障検出信号Sfが共にLレベルであって、バッテリ8から開閉器60およびインダクタ74を介してモータ駆動回路50に対して電源電圧の供給が開始されるとき(以下「電源投入時」という)の動作は、以下のようになる。なお以下では、電源投入の直前において電圧安定化コンデンサ76は放電状態であって電荷を蓄積していないものとする。
従来のように、開閉器60が開成状態(オフ状態)から閉成状態(オン状態)へと変化してオン状態をそのまま維持すると、電圧安定化コンデンサ76の容量値が大きいので、過大な突入電流が流れて第1および第2FET61,62が焼損するおそれがある。これに対し本実施形態では、電源投入時には、開閉制御信号Sswが図3に示すように変化する。すなわち、開閉制御信号Sswは、HレベルとLレベルとの間で交互に繰り返し変化し、かつ、この変化の期間においてHレベルの期間が徐々に長くなって所定期間後には連続的にHレベルとなる。典型的には、開閉制御信号Sswは、Hレベル期間の割合を示すデューティ比が0から1に向かって漸増する電圧信号として開閉制御部26により生成される(以下では、電源投入時において開閉制御信号Sswのデューティ比が0から1に向かって漸増するものとして説明する)。
このような開閉制御信号Sswによれば、電源投入時(典型的には、図示しないイグニションスイッチがオンされてECU10を含む電動パワーステアリング装置が起動されたとき)において、開閉器60すなわち第1および第2FET61,62は、オン状態とオフ状態とを交互に繰り返し、かつ、その繰り返しにおいてオン状態の期間(オン期間)が徐々に長くなり所定期間後には連続的にオン状態となる。このようにして、第1および第2FET61,62がオンとオフを繰り返すことにより、過大な突入電流が発生せず、開閉器60すなわち第1および第2FET61,62を流れる電流値の変化が従来よりも小さくなって、電圧安定化コンデンサ76は従来よりも緩やかに電源電圧(バッテリ8の電圧)に充電される。したがって、開閉器60を構成する第1および第2FET61,62が突入電流によって焼損することはない。
また、図3に示すように開閉制御信号Sswのデューティ比が変化する期間のうち、開閉制御信号SswがHレベルの期間T1,T3,T5,T7では、バッテリ8から開閉器60およびインダクタ74を介して電圧安定化コンデンサ76(およびモータ駆動回路50)へと電流が流れ、開閉制御信号SswがLレベルの期間T2,T4,T6,T8では開閉器60によってバッテリ8からの電流供給が遮断される。しかし、開閉器60と電圧安定化コンデンサ76との間にインダクタ74が挿入されていることから、電圧安定化コンデンサ76等へ向かう電流は急激には0にならず、ツェナーダイオード72→インダクタ74→電圧安定化コンデンサ76→ツェナーダイオード72という経路で循環電流Icirが流れ、電圧安定化コンデンサ76への充電が継続する。すなわち、上記期間T2,T4,T6,T8においてサージ吸収用ツェナーダイオード72は還流ダイオードとして機能する。これにより、インダクタ74が大きなインダクタンス値を有していても、バッテリ8からの電流供給が開閉器60によって遮断されたときに大きな逆起電力が発生することはない。
<3.効果>
上記のように本実施形態によれば、故障発生時等の異常検出時に直流電源としてのバッテリ8から過大な電流が流れるのを防止するための開閉器60がFETで実現されており、電源投入時には、開閉制御信号Sswのデューティ比が0〜1に向かって漸増するので(図3)、電圧安定化コンデンサ76の容量値が大きなものであっても、突入電流を緩和することができる。ここで、開閉器60はFETで構成されているので、電磁リレーを使用する場合に比べて極めて高速に開閉器60のオン・オフを制御することができる(スイッチング速度は例えば数十ナノ秒〜数百ナノ秒程度)。このため、突入電流が十分に緩和されるように電圧安定化コンデンサ76の容量値やインダクタ74のインダクタンス値に応じて適切に開閉器60のオン・オフの期間や周期を設定することができる。その結果、プリチャージ回路等の部品を別途使用しなくとも、また大型の開閉器を使用しなくとも、突入電流による開閉器の損傷(開閉器を構成するFETの焼損)を回避することができる。また、このときの開閉器60のオン・オフ動作時におけるオフ期間においてサージ吸収用ツェナーダイオード72が還流ダイオードとして機能するので、その突入電流の経路がノイズ防止用インダクタ74等のような大きなインダクタンス成分を含む場合であっても、逆起電力の発生が抑制される。
このようにして本実施形態によれば、モータ制御装置の製造に必要な部品やコストの増大を抑えつつ電源投入時の突入電流を確実に低減することができ、これによりモータ制御装置の品質を向上させることができる。また、モータ制御装置を小型化し消費電力を低減することも可能となる。
また上記実施形態では、開閉器60を構成する第1および第2FET61,62は、それらの寄生ダイオード61d,62dが互いに逆向きとなるように接続されているので(図2)、誤ってバッテリ8が逆向きに接続された場合であっても過大な電流が流れることはなく、バッテリ8の接続誤りからモータ制御装置を保護することができる。
さらに上記実施形態では、電源投入時にサージ吸収用ツェナーダイオード72が還流ダイオードとして機能するので、サージ吸収用ツェナーダイオード72を有するモータ制御装置であれば新たに還流ダイオードを設ける必要はない。
さらにまた、上記実施形態に係るモータ制御装置をECUとして使用する電動パワーステアリング装置では、必要な部品やコストの増大を抑えつつ電源投入時の突入電流を確実に低減できるので、故障時等に電流供給を遮断するために設けられる開閉手段の大型化やコストの増大を抑えつつ電動パワーステアリング装置を高出力化することが可能となる。
<4.変形例>
<4.1 第1の変形例>
上記実施形態における駆動部11では、図2に示すように、開閉器60を構成する2個のFET61,62は、バッテリ8に近い方の第1FET61の寄生ダイオード61dがバッテリ8に対し逆方向となり、バッテリ8から遠い方の第2FET62の寄生ダイオード62dがバッテリ8に対し順方向となるように接続されているが、開閉器60の構成はこれに限定されない。例えば、このような構成に代えて、バッテリ8に近い方の第1FET61の寄生ダイオード61dがバッテリ8に対し順方向となり、バッテリ8から遠い方の第2FET62の寄生ダイオード62dがバッテリ8に対し逆方向となるように、第1および第2FET61,62を接続してもよい。すなわち、駆動部11の構成として図4に示すような構成を採用してもよい。この構成では、図2に示す開閉器60に代えて、図4に示す開閉器60Bが使用されており、この構成を採用したモータ制御装置も上記実施形態と同様の効果を奏する。
<4.2 第2の変形例>
また、上記実施形態における駆動部11(図2)では、開閉器60が2個のFET61,62で構成されているが、これに代えて、図5に示すように、バッテリ8に対し順方向の寄生ダイオード62dを含む第2FET62を省略(短絡除去)し、バッテリ8に対し逆方向の寄生ダイオード61dを含む第1FET61のみで開閉器が構成されてもよい。この場合、電源投入時における開閉器60Cのオフ期間T2,T4,T6,T8(図3参照)には、ツェナーダイオード72→インダクタ74→電圧安定化コンデンサ76→ツェナーダイオード72という経路で循環電流Icirが流れる。なお、この場合、誤ってバッテリ8が逆向きに接続されると過大な電流が流れるので、バッテリ8の誤接続を防止するような手段を別途設けるのが好ましい。
<4.3 第3の変形例>
さらに、上記実施形態における駆動部11(図2)では、電源投入時(における開閉器60のオフ期間)にサージ吸収用ツェナーダイオード72が還流ダイオードとして機能するが、この還流ダイオードとして他のダイオードを使用してもよく、この還流ダイオードはツェナーダイオードである必要はない。例えば、サージ吸収用ツェナーダイオード72に代えて又はこれと共に、図6に示すように、電圧安定化コンデンサ76に蓄積された電荷を放電させるための第3の電界効果トランジスタ(以下「放電用FET」という)73を設けてもよい。この場合、放電用FET73は、その寄生ダイオード73dのカソード(およびドレイン端子)が第2FET62とインダクタ74との接続点に接続され、ソース端子が接地ラインLgに接続される。これにより、寄生ダイオード73dは電源投入時において還流ダイオードとして機能する。すなわち、電源投入時における開閉器60のオフ期間T2,T4,T6,T8(図3参照)には、寄生ダイオード73d→インダクタ74→電圧安定化コンデンサ76→寄生ダイオード73dという経路で循環電流Icirが流れる。
なお、既述の第1および第2の変形例(図4、図5)においても、図6に示す構成と同様に、サージ吸収用ツェナーダイオード72に代えて又はこれと共に、還流ダイオードとして機能しうる寄生ダイオード73dを含む放電用FET73を使用してもよい。このような放電用FET73を備える構成を採用した場合、その放電用FET73のオンおよびオフを制御するための制御信号は、例えばマイコン20において生成される。また、図6に示す構成において、開閉器60に代えて図4に示す開閉器60Bを使用してもよい。
<4.4 他の変形例>
上記実施形態およびその変形例に係るモータ制御装置は、3相ブラシレスモータ1を駆動するための装置であるが、本発明はこれに限定されるものではない。以上の説明から明らかなように、本発明は、3相以外の相数のブラシレスモータやブラシ付きモータ等、他の種類の電動モータを駆動するためのモータ制御装置にも適用可能である。
また、上記実施形態およびその変形例では、バッテリ8からモータ駆動回路50への電流供給のための経路としての電源ラインLpにインダクタ74が挿入されているが、このようなインダクタ74が部品として使用されていない場合であっても本発明の適用が可能である。この場合においても、電源ラインLp等の電流経路はインダクタンス成分を含むので、電流投入時において還流ダイオードとして機能する素子が必要となる。
なお本発明は、上述したコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置だけでなく、ピニオンアシスト型やラックアシスト型の電動パワーステアリング装置にも適用できる。また、本発明は、電動パワーステアリング装置以外のモータ制御装置にも適用できる。
1…ブラシレスモータ、10…ECU(モータ制御装置)、60,60B,60C…開閉器(開閉手段)、61…第1FET(第1の電界効果トランジスタ)、62…第2FET(第2の電界効果トランジスタ)、61d,62d…寄生ダイオード、72…サージ吸収用ツェナーダイオード、73…放電用FET(第3の電界効果トランジスタ)、73d…寄生ダイオード、74…インダクタ、76…電圧安定化コンデンサ、Lp…電源ライン(電流供給経路)、Lg…接地ライン(電流供給経路)。

Claims (6)

  1. 電圧安定化コンデンサが並列に接続された駆動回路を含み、直流電源から電源電圧の供給を受けて当該駆動回路により電動モータを駆動するモータ制御装置であって、
    前記直流電源に対し寄生ダイオードが逆方向となるように前記直流電源から前記駆動回路への電流供給経路に挿入された第1の電界効果トランジスタを含む開閉手段と、
    前記第1の電界効果トランジスタと前記電圧安定化コンデンサとの間に配置され、前記電圧安定化コンデンサに供給される電流を前記第1の電界効果トランジスタがオフされたときに環流させる還流ダイオードと、
    前記直流電源から前記駆動回路への前記電源電圧の供給が開始されるときに、前記開閉手段がオン状態の期間を徐々に長くしつつオン状態とオフ状態とを交互に繰り返すように前記第1の電界効果トランジスタをオンおよびオフさせる開閉制御手段と
    を備えることを特徴とする、モータ制御装置。
  2. 前記開閉手段は、前記直流電源に対し寄生ダイオードが順方向となるように前記第1の電界効果トランジスタと直列に接続されて前記電流供給経路に挿入された第2の電界効果トランジスタを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記電流供給経路のうち前記還流ダイオードと前記電圧安定化コンデンサとの間の部分に挿入されたインダクタを更に備えることを特徴とする、請求項1に記載のモータ制御装置。
  4. 前記還流ダイオードは、サージ吸収用のツェナーダイオードであることを特徴とする、請求項1に記載のモータ制御装置。
  5. 前記還流ダイオードを寄生ダイオードとして含み、オンされたときに、前記電圧安定化コンデンサに蓄積された電荷を放電させる第3の電界効果トランジスタを更に備えることを特徴とする、請求項1に記載のモータ制御装置。
  6. 車両のステアリング機構に電動モータによって操舵補助力を与える電動パワーステアリング装置であって、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のモータ制御装置を備え、
    前記モータ制御装置は、前記ステアリング機構に操舵補助力を与える電動モータを駆動することを特徴とする、電動パワーステアリング装置。
JP2009097677A 2009-04-14 2009-04-14 モータ制御装置および電動パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP5446409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009097677A JP5446409B2 (ja) 2009-04-14 2009-04-14 モータ制御装置および電動パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009097677A JP5446409B2 (ja) 2009-04-14 2009-04-14 モータ制御装置および電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010252470A true JP2010252470A (ja) 2010-11-04
JP5446409B2 JP5446409B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=43314166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009097677A Expired - Fee Related JP5446409B2 (ja) 2009-04-14 2009-04-14 モータ制御装置および電動パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5446409B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012139021A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Denso Corp モータ制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
EP2502803A1 (en) * 2011-02-23 2012-09-26 JTEKT Corporation Controller for electrical power steering apparatus
WO2013031389A1 (ja) * 2011-08-31 2013-03-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 キャパシタプリチャージ回路、モータ駆動システム、電動パワーステアリングシステム、エアバッグシステム
CN103023010A (zh) * 2011-09-20 2013-04-03 日立汽车系统株式会社 车载用控制装置
JP2013159289A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
CN103296939A (zh) * 2012-02-29 2013-09-11 株式会社电装 电动机驱动设备
JP2014045576A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Denso Corp 電動機駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP2014087195A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Denso Corp 車両用回転電機
CN103872958A (zh) * 2012-12-12 2014-06-18 丰田自动车株式会社 Ac电动机的控制系统
CN104426342A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 英飞凌科技股份有限公司 电容器的充电
JP2015216776A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 株式会社ジェイテクト モータ制御装置
KR20150145539A (ko) * 2014-06-20 2015-12-30 주식회사 만도 전동식 파워 스티어링 시스템의 모터 구동 회로
JPWO2015097805A1 (ja) * 2013-12-26 2017-03-23 三菱電機エンジニアリング株式会社 高周波整流回路用自動整合回路
WO2018042657A1 (ja) * 2016-09-05 2018-03-08 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
JP2020065420A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 新電元工業株式会社 電源装置、及び突入電流防止回路

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149780A (ja) * 1983-02-09 1984-08-27 Toshiba Corp モ−タ駆動装置
JPS62221893A (ja) * 1986-03-19 1987-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タの駆動装置
JPH0582807A (ja) * 1991-09-20 1993-04-02 Hitachi Ltd 定電圧ダイオード及びそれを用いた電力変換装置並びに定電圧ダイオードの製造方法
JP2004242418A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Honda Motor Co Ltd モータ駆動装置
JP2007015428A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Toyota Motor Corp バッテリ劣化検出装置
JP2007145208A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149780A (ja) * 1983-02-09 1984-08-27 Toshiba Corp モ−タ駆動装置
JPS62221893A (ja) * 1986-03-19 1987-09-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タの駆動装置
JPH0582807A (ja) * 1991-09-20 1993-04-02 Hitachi Ltd 定電圧ダイオード及びそれを用いた電力変換装置並びに定電圧ダイオードの製造方法
JP2004242418A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Honda Motor Co Ltd モータ駆動装置
JP2007015428A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Toyota Motor Corp バッテリ劣化検出装置
JP2007145208A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子制御装置

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012139021A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Denso Corp モータ制御装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
US8786228B2 (en) 2011-02-23 2014-07-22 Jtekt Corporation Controller for electrical power steering apparatus
EP2502803A1 (en) * 2011-02-23 2012-09-26 JTEKT Corporation Controller for electrical power steering apparatus
US20140210393A1 (en) * 2011-08-21 2014-07-31 Hitachi Automotive System, Ltd. Capacitor precharge circuit, motor drive system, electric power steering system and airbag system
WO2013031389A1 (ja) * 2011-08-31 2013-03-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 キャパシタプリチャージ回路、モータ駆動システム、電動パワーステアリングシステム、エアバッグシステム
JP2013051847A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Hitachi Automotive Systems Ltd キャパシタプリチャージ回路、モータ駆動システム、電動パワーステアリングシステム、エアバッグシステム
CN103765744A (zh) * 2011-08-31 2014-04-30 日立汽车系统株式会社 电容器预充电电路、电动机驱动系统、电动助力转向系统、气囊系统
CN103023010A (zh) * 2011-09-20 2013-04-03 日立汽车系统株式会社 车载用控制装置
US9126495B2 (en) 2011-09-20 2015-09-08 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Electronic control unit for automobile
CN103023010B (zh) * 2011-09-20 2015-08-12 日立汽车系统株式会社 车载用控制装置
JP2013159289A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
CN103296939A (zh) * 2012-02-29 2013-09-11 株式会社电装 电动机驱动设备
JP2013183462A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Denso Corp 電動機駆動装置
JP2014045576A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Denso Corp 電動機駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP2014087195A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Denso Corp 車両用回転電機
CN103872958A (zh) * 2012-12-12 2014-06-18 丰田自动车株式会社 Ac电动机的控制系统
US9931947B2 (en) 2013-08-30 2018-04-03 Infineon Technologies Ag Charging a capacitor
CN104426342A (zh) * 2013-08-30 2015-03-18 英飞凌科技股份有限公司 电容器的充电
CN104426342B (zh) * 2013-08-30 2018-12-14 英飞凌科技股份有限公司 电容器的充电
JPWO2015097805A1 (ja) * 2013-12-26 2017-03-23 三菱電機エンジニアリング株式会社 高周波整流回路用自動整合回路
JP2015216776A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 株式会社ジェイテクト モータ制御装置
KR20150145539A (ko) * 2014-06-20 2015-12-30 주식회사 만도 전동식 파워 스티어링 시스템의 모터 구동 회로
WO2018042657A1 (ja) * 2016-09-05 2018-03-08 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
JPWO2018042657A1 (ja) * 2016-09-05 2019-06-24 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
JP2020065420A (ja) * 2018-10-19 2020-04-23 新電元工業株式会社 電源装置、及び突入電流防止回路
JP7145726B2 (ja) 2018-10-19 2022-10-03 新電元工業株式会社 電源装置、及び突入電流防止回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP5446409B2 (ja) 2014-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5446409B2 (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
KR100863390B1 (ko) 모터 구동 회로의 지락 검출 장치
JP5579495B2 (ja) モータ駆動装置
US9371087B2 (en) Power conversion device and electric power steering device using the same
US10742137B2 (en) Power conversion device, motor drive unit, and electric power steering device
JP6709325B2 (ja) モータシステム
JP5761546B2 (ja) モータ制御装置
JP2008001257A (ja) パワーステアリング装置
JP7014183B2 (ja) 電力変換装置、モータ駆動ユニットおよび電動パワーステアリング装置
US10829147B2 (en) Power conversion device, motor drive unit, and electric power steering device
US20200274461A1 (en) Electric power conversion device, motor driver, and electric power steering device
US20140229066A1 (en) Electronic control device for electric power steering apparatus
JP2008295122A (ja) モータ制御装置及びこれを用いた電動パワーステアリング制御装置
US11095233B2 (en) Electric power conversion apparatus, motor drive unit and electric motion power steering apparatus
US20180241302A1 (en) Inverter circuit, motor controller, and power steering system
WO2018142829A1 (ja) モータ駆動装置、および電動パワーステアリング装置
JP2018160972A (ja) モータ駆動回路の制御装置及びモータ駆動回路の診断方法
JP5574155B2 (ja) モータ制御装置
US11420672B2 (en) Power conversion device, motor drive unit, and electric power steering device
JP2018152973A (ja) 電力変換回路、モータ制御装置及びパワーステアリング装置
JP5458954B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2015154573A (ja) 駆動装置
JP2018152972A (ja) 電力変換回路、モータ制御装置及びパワーステアリング装置
JP2004168128A (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120321

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5446409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees